JPS6019672B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS6019672B2
JPS6019672B2 JP51030109A JP3010976A JPS6019672B2 JP S6019672 B2 JPS6019672 B2 JP S6019672B2 JP 51030109 A JP51030109 A JP 51030109A JP 3010976 A JP3010976 A JP 3010976A JP S6019672 B2 JPS6019672 B2 JP S6019672B2
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JP
Japan
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transistor
channel
drain
gate
region
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JP51030109A
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JPS52113176A (en
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善之 高木
豪弥 江崎
健 石原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体装置に関し、NNPあるいはPPN構造
のMOS型半導体装置を提供するものである。
すなわち、本発明はMOSトランジスタにおいてソース
とドレィンを逆導電型の拡散領域とすることにより、g
m(相互コンダクタンス)の大きなトランジスタと、高
密度集積CMOS(相補型MOS)トランジスタを与え
ることを目的とする。
まず、たとえばサファイア等の絶系粛基板上に形成され
たシリコンに形成されるSOS(siliconons
apphjre)型トランジスタの従来の様造例を第1
図に示す。
以下便宜上Nチャネルトランジスタについて説明するが
Pチャネルに関しても同様である。すなわち、サファイ
ア基板1上にP型シリコンをェピタキシャル層を形成し
、必要な部分2〜4以外を除去しゲート酸化膜5を介し
てゲート6を設け、該ゲート6をマスクとしてN十拡散
を行ないソース2とドレィン4を形成する。以上により
構成されたNチャネルトランジスタの電圧・電流(Vo
o−loo)特性を第2図に示す。関値電圧(VT)以
上の電位をゲートに与え、ソースを接地し、ドレィンに
正電位Vooを与えると、ゲート爵位VGの増加にした
がいソース・ドレィン間に電流looが流れる。Voo
の増加によってlooが増加する非飽和領域AとVoD
が増加してもlooが殆んど増加しない飽和領域Bとが
ある。第3図に第1図の構造のトランジスタを用いたS
OS型CMOSの従来の構造例を示す。
サファイア基板1上にN型シリコンをヱピタキシャル形
成し、必要な部分2〜7以外を除去しNチャネルトラン
ジスタを形成するシリコン領域2,3,4にボロン等の
P型不純物をイオン注入等により拡散する。あるいは逆
にP型シリコンをェピタキシヤル形成し、Pチャネルト
ランジスタを形成するシリコン領域5,6,7にリン等
のN型不純物をィオン注入等により拡散してもよい。ゲ
ート酸化膜,8,10を介してゲート9,11を設け、
ゲート9をマスクとして領域2,4にN+拡散をゲート
11をマスクとして領域7,5にP+拡散をそれぞれほ
どこしソース・ドレィンを形成する。ソース2にVss
電極、ドレィン4および5に共通に出力電極、ソース7
にVoo電極、ゲート9および1 1に共通に入力電極
を設けると、CMOSィンバータが構成される。この第
3図のCMOSィンバー夕は独立したNチャネルとPチ
ャネルのトランジスタを形成するので集積回路面積が大
きくなるという問題がある。本発明はトランジスタある
いは集積回路に通したトランジスタおよびそれを用いた
相補型集積回路を提供するものである。
まず、本発明の一実施例にかかるSOS型トランジスタ
の一例を第4図にしたがって説明する。
サファイア等の絶縁基板1にN型のシリコン等の半導体
層をェピタキシャル形成し必要な部分12〜14以外を
除去し、ゲート絶縁膜15を介してゲート16を設け、
ソース12にN+拡散、ドレイン14にP+拡散を行な
い、ソース・ドレィン、ゲートに電極(図示せず)を設
ける。第5図にその電圧・電流(VDo−loo)特性
を示す。
すなわち、この構造において、ソース12を接地し、ド
レィン14に正電位Vo。を与えると、領域12,13
,14が各々NNPとなっているため、領域13と14
のPN接合が順方向にバイアスされVooがPN接合の
順方向耐圧(0.6V)を越えるとソース・ドレィン電
流looが流れる。ただし、領域13を薄くしておけば
ゲート電位VGがゼロの時、領域13内は空乏化されて
電子密度が低いのでドレイン電位Vooが0.6V以上
でもlooはほとんど流れない。Vcの増加に伴って、
チャネル形成部13に多数キャリャの蓄積が起こり多数
キャリアによるドレィン電流が流れやすくなり、ドレイ
ン電位が0.6V以上ならばP+N接合が順バイアスさ
れる。一定のVGに対してはV。。がVGより大きくな
ると、ドレィンとの境界付近のチャネル形成部13には
実効的にVGが負となるので空乏層が広がりlooが飽
和する複向を示す。第1図の正常のloo−Voo特性
と比較すると、looはVoollo.6Vから急激に
増加し、Voo〉VGで飽和の傾向を示すことになり、
Vo。 〉2〜3Vで従来構造の反転層によるMOSト
ランジスタよりも大きな電流を流す能力がある。以上は
Nチャネルについて説明したがPとNを逆に構成してP
チャネルを形成しても同機の特徴である。なお、以上の
説明はSOS構造としたが、SOS以外の構造でも上記
NNPあるいはPPN構造のトランジスタを得ることが
できる。本発明にかかるトランジス外まソース・ドレィ
ン間にPN接合の順方向耐圧(0.6V)を越える電圧
が印加されないソース・ドレィン間は導通しないが、ド
レィン電位Vooが0.6Vを越えると、通常のMOS
トランジスタと同様にゲート電位VGによってドレィン
電流は制御され、且つ極めて大きな電流を得ることがで
きるので、高速動作可能なMOSトランジスタとして、
さらには通常のMOSトランジスタに比較してドレィン
電位によるドレイン電流の飽和が少ないのでアナログ分
野への応用の可能性を有するものである。
つぎに第4図のトランジスタを用いたCMOSィンバー
タの実施例を第6図に示す。
第6図において、1はサファイア基板、12,13,1
4,25,26はN型シリコンェピタキシヤル層よりな
る領域、27,29はゲート絶縁膜、28,30はゲー
トで、ソース12にはN+拡散、ドレィン14とソース
26にはP+拡散を行なう。さらに領域12にVss(
接地電位)電極を、領域14に出力電極を、領域26に
Voo(正電位)電極を、ゲート28,30共通に入力
電極をそれぞれ設けるとCMOSィンバータが完成する
。本発明にかかるィンバータは左半分がNNP構造の第
3図に示したNチャネルトランジスタで、右半分がPN
P構造の通常のPチャネルトランジスタで両者の結合に
より構成されている。
上記説明ではNチャネルトランジスタに本発明のトラン
ジスタを使用したが、逆にPチャネル側にPPN構造の
本発明トランジスタを用いNチャネル側にNPNの通常
のトランジスタを用い両者を結合してィンバータを構成
できる。
本発明にかかるCMOSトランジス外ままず第3図と第
6図の比較から明らかなように、第6図のトランジスタ
は面積が小さい。
すなわち、その分だけ集積回路においては集積度が向上
するこになる。これは第6図からわかるようにPN両チ
ャネルトランジスタのドレィンが同導電形の領域であり
、1個のドレィンで両者を兼ねられるからである。さら
に前述のようにNNP(またはPPN)構造のトランジ
スタは通常のNPN(またはPNP)トランジスタより
も大きなドレイン電流が流れるので高速性にすぐれてい
る。また、通常PチャネルのトランジスタはNチャネル
に比較して1/2〜1/3のドレィン電流しか流れない
ので、チャネルの長さと幅が同じであればPチャネルト
ランジスタのドレイン電流に規制されて全体として動作
速度が低下し、かかる不都合を避けるため、通常Pチャ
ネルトランジスタのチャネル幅を大きく設計する。
しかるに本発明にかかるトランジスタは通常のトランジ
スタよりドレイン電流が2〜3倍大きいので、特にCM
OSトランジスタのPチャネル側に応用すると、同じ設
計長でPチャネルのドレィン電流で規制されることのな
い、さらにすぐれた高速動作のトランジスタが可能とな
る。第7図に従釆のCMOSトランジスタと本発明例に
かかるCMOSトランジスタの等価回路をそれぞれa,
bに示す。
従釆の例ではPチャネルトランジスタTr,とNチャネ
ルトランジスタTr2がそのドレィンで接合され、Pチ
ャネルトランジスタTr.のソース7がVDo、Nチャ
ネルのソース2が接地Vss、両ゲート9, 11が入
力を端子V,、両ドレィン3,5が出力端子V2となっ
ている。
一方、Nチャネル側に本発明のトランジスタを用いた本
発明にかかるCMOSトランジスタではPチヤネルトラ
ンジスタTr,のドレインがPN接合(ダイオード)D
,を経て、Nチャネルに形成された抵抗変調素子Rvに
結していて、Pチャネルトランジスタのソース26がV
oo、ドレィン14が出力、抵抗変調素子Rvのもう一
端が接地Vss、Pチャネルトランジスタのゲートと抵
抗変調素子のゲートが結合させたものが入力端子V,に
印加される。以上のように本発明にかかる半導体装置は
各種の半導体装置に適用して特に高速性、高密度化の点
ですぐれた影響をおよぼすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はSOS型MOSトランジスタ従来の構造図、第
2図は第1図の素子の電圧・電流特性図、第3図はSO
S型CMOSトランジスタの従来の構造図、第7図は本
発明の一実施例にかかるSOS型MOSトランジスタの
構造図、第5図は第4図の素子の電圧・電流特性図、第
6図は本発明の実施例にかかるSOS型CMOSトラン
ジスタの構造図、第7図aは第3図の等価回路図、同b
は第6図の等価回路図である。 1…・・・サファイア基板、12,34・・・…N十領
域、13,25・・・・・・N型基板領域、14,26
,32・・・・・・P+領域、15,27,29,35
・・・・・・ゲート絶縁膜、16,28,30,36・
・・・・・ゲート、33・…・・P型基板領域。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 絶縁基板上に選択的に設けられた−導電型半導体基
    板と、上記半導体基板上にゲート絶縁膜を介して設けら
    れた第1,第2ゲートと、上記第1、第2のゲートには
    さまれた上記半導体基板に形成された上記半導体基板と
    逆導電型の高濃度の第1の領域と、上記第1のゲートを
    隔てて上記第1の領域と反対側の上記半導体基板に形成
    された上記半導体基板と同導電型の高濃度の第2の領域
    と、上記第2のゲートを隔てて上記第1の領域と反対側
    の上記半導体基板に形成された上記半導体基板と逆導電
    型の高濃度の第3の領域とを備え、上記第1、第2、第
    3の領域にそれぞれ電極を設け、上記第1、第2のゲー
    トに共通に電極を設けたことを特徴とする半導体装置。
JP51030109A 1976-03-18 1976-03-18 半導体装置 Expired JPS6019672B2 (ja)

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JPS52113176A JPS52113176A (en) 1977-09-22
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