JPS6019657B2 - マスクアライナのウエハ密着・分離機構 - Google Patents

マスクアライナのウエハ密着・分離機構

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Publication number
JPS6019657B2
JPS6019657B2 JP52149222A JP14922277A JPS6019657B2 JP S6019657 B2 JPS6019657 B2 JP S6019657B2 JP 52149222 A JP52149222 A JP 52149222A JP 14922277 A JP14922277 A JP 14922277A JP S6019657 B2 JPS6019657 B2 JP S6019657B2
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JP
Japan
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wafer
mask
close contact
adhesion
brought
Prior art date
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Expired
Application number
JP52149222A
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English (en)
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JPS5482173A (en
Inventor
弘 西塚
央 前島
清 吉田
光洋 森田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS5482173A publication Critical patent/JPS5482173A/ja
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、各種半導体菱贋を製造する場合に使用され
るマスクアラィナに関し、特にマスクアラィナにおいて
、受光用マスクに対して半導体ウェハを密着させたり、
露光用マスクから半導体ウェハを分離したりするための
ウェハ密着・分離機構の改良に関する。
従釆、この種のウェハ密着・分離機構としては、ゥェハ
チャック本体に多数の通気孔を設け、マスクに半導体ウ
ェハを密着させる際には上記通気孔から圧縮ガスを吹上
げ、マスクからゥェハを分離する際には上記通気孔を介
してウェハを吸引するものが知られている。
また、この種の機構において、マスクにウェハを密着さ
せる場合に、一層厳密な密着状態を得たいときは、ウェ
ハを取図む所定空間を減圧状態下において大気圧による
密着力補強を行なったり、あるいはゥェハチャックとマ
スクとの間に機械的外力を付加したりすることも知られ
ている。しかるに、従来のゥェハ密着・分離機構では、
かかる密着力補強手段をとってもなおマスクとゥヱハと
の間に特にウェハの周辺部で十分な密着状態を形成する
のが困難であった。
これは、発明者の研究によれば、前述の通気孔から吹出
されるガスの圧力分布がウヱハの中央部で高圧に且つウ
ェハの周辺部で低圧になるように規定されることによる
ものであると認められた。このようなマスクとウェハと
の間の不十分な密着状態は当然にマスクパターンの解像
不良をひきおこすものであり、マスクとウェハとの間に
良好な密着状態を形成できるようにするのが望ましい。
一方、マスクからウェハを分離するにあたっては、いよ
いよステイッキング現象が発生し、ウェハチャックの吸
引力だけではウェハ分離が困難なことがあった。ステイ
ッキング現象は主にゥェハ中央部を周辺部より先にマス
クから引離すためウェハ中央部とマスクとの間に減圧部
が形成されることに起因して生ずるものであることが解
明された。この発明の目的は、上述した従来技術の欠点
をなくし、マスクとウェハとの間に十分な密着状態を容
易に形成できるとともにマスクからのウェハの分離を簡
単且つスムーズに達成できる新規なウェハ密着・分離機
構を提供することにある。
この発明の特徴とするところは、露光用マスクにウェハ
を密着させる際には圧力ガスにより膨脹された形でウェ
ハを押圧すると共に、マスクからウェハを分離する際に
は排気されて収縮した形でウェハを吸着する吸盤部材を
ウェハチャツク本体のウェハ周辺部に対応した位置に付
設した点にある。吸盤部村は好ましくはゴムのようなフ
レキシブルな材料からなり、ウェハ周辺形状に対応して
連続したりング状に配置される。吸盤部材の他の配置の
仕方としてはウェハ周辺形状に対応して多数個リング状
に配置するようにしてもよい。いずれにしても、かかる
吸盤部材を配置すると、ウェハチャツクからウェハの周
辺部に作用する押圧力及び吸引力を増強させることがで
きるので、一様′にして且つ強力な密着状態を得ること
ができると共にウェハ分離作業を簡単且つ円滑になしう
るようになる。以下、添付図面を参照してこの発明の1
つの実施例を説明する。
第1図において、10は、ウェハチャツク本体であり、
これには、半導体ウェハ14の中央部に対応した位置に
多数の通気孔10aが形成されている。また、ウェハチ
ャツク本体10のウェハ周辺部に対応した凹部にはゴム
製のりング状吸盤部材12が装着されており、ウェハチ
ャツク本体10と吸盤部材12との間に規定される空所
には、本体10に設けた別の通気孔10bを介してガス
の流入・流出ができるようになっている。ウェハ12の
密着・分離の対象となる露光用マスク16は、適当なガ
ラス板からなり、その下面(ウェハ密着面)にはクロム
(Cr)などからなる適宜のパターンが被着されている
。マスク16の上方には、図示しない露光用光源が配置
され、ウェハ14の表面に塗布したホトレジスト剤をマ
スク16を介して照射するようになっている。ウェハ1
4は露光処理に先立ってマスク16の下面に密着され、
露光処理後にマスク14から分離される。次に、第2a
図及び第2b図を参照してウヱハ14のマスク16に対
する密着操作及びウェハ14のマスク16からの分離操
作について説明する。
密着操作時においては、第2a図に示すように、通気孔
10a及び10bに窒素(N2)からなる圧縮ガスを供
v給する。すると、通気孔10aを介して送られる圧縮
ガスによりウェハ14の中央部が周辺部に優先してマス
ク16に密着され、しかる後、通気孔10bを介して送
られる前者よりも圧力の高い圧縮ガスにより吸盤部材1
2が膨脹してウェハ14の周辺部をマスク16に押圧し
且つ密着させる。このようにウェハ中央部を優先的にマ
スク面に密着させるためには、通気孔10a,10bに
対する圧縮ガスの供給タイミングを、通気孔10aの方
を通気孔10bより優先させるようにすればよいが、か
りに双方同時に行なっても吸盤部材12の膨脹に要する
時間が遅れとして作用するので、ウェハ中央部が周辺部
より先にマスク16に押圧される。このように、ウヱハ
中央部を周辺部より先にマスク16に密着させるように
すると、ウヱハ中央部のガスが周辺側へ追いだされてか
らウェハ周辺部が密着するので、ウェハ14の中央部に
は密着を妨げるガス残り又は空所が生ずることがなくな
る。また、定常的には吸盤部材12がウェハ面に密着し
て一種の封止の作用をするので、通気孔10aからの圧
縮ガスによる圧力はウェハ14の表面に均一に作用し、
この均一圧力は吸盤部材12の押圧力と相俊ってゥェハ
14のマスク16に対する一様な密着を形成するように
作用する。以上のようにして、ウェハ14とマスク16
との間には全面的で且つ親密な密着状態が得られること
になり、このような良好な密着状態の下では、高い解像
度でマスクパターン嬢付(露光)処理を行なうことがで
きる。なお、上記の吹上密着操作時においては、密着力
を補強するため、真空又は大気圧の力や外部からの機械
力を併用してもよい。一方、マスク16からゥヱハ14
を分離する場合には、第2b図に示すように、通気孔1
0a,10bを共に真空VACをひいて排気を行なう。
この場合、通気孔10bを10aよりも先に真空で引い
た方が望ましい。すると、吸盤部材12の吸盤作用によ
りウェハ14の周辺部が優先的にマスク16から引離さ
れ、次いで全体がウェハチャツクの通常の真空力により
引離される。このように、ウヱハ14の周辺部が中央部
より先にマスク16から離れると、いわゆるステイッキ
ング現象を伴うことなくスムーズにゥェハ分離を達成す
ることができる。なお、以上の実施例の説明において、
リング状吸盤部材12を代えて、多数個の吸盤部材をウ
ェハ周辺部に対応した形でリング状に配置するようにし
てもよく、同様の作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例によるマスクアラィナの
ウヱハ密着・分離機構を示す断面図、第2a図及び第2
b図は、上記ウェハ密着・分離機構の動作を説明するた
めの部分断面図である。 10・・・・・・ウェハチャック本体、12…・・・吸
盤部材、14・・・・・・半導体ウェハ、16・…・・
露光用マスク。 界ー図 界ZA図 鰭Z〆図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 露光用マスクにウエハを密着させるときは圧縮ガス
    により膨脹された形で該ウエハを押圧すると共にマスク
    からウエハを分離するときは排気されて収縮した形で前
    記ウエハに吸着する吸盤部材をウエハチヤツク本体のウ
    エハ周辺部に対応した位置に付設し、密着時にはウエハ
    中央部と先に、しかる後周辺部を密着させ、分離時には
    周辺部を先に、しかる後中央部を分離せしめる如く成し
    たことを特徴とするマスクアライナのウエハ密着・分離
    機構。
JP52149222A 1977-12-14 1977-12-14 マスクアライナのウエハ密着・分離機構 Expired JPS6019657B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5482173A JPS5482173A (en) 1979-06-30
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JPH0340461U (ja) * 1989-08-30 1991-04-18

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