JPS60194928A

JPS60194928A - 電気掃除機の床ノズル

Info

Publication number: JPS60194928A
Application number: JP5254984A
Authority: JP
Inventors: 克孝村田; 剛羽田野
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-03-19
Filing date: 1984-03-19
Publication date: 1985-10-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は一般家庭で使用される電気掃除機の床ノズルに
関するものである。

従来例の構成とその問題点従来、との種床ノズルにあって、吸塵部と平行にゴムな
どの可撓性材料よりなるリップ片を設けたものがあった
。上記リップ片は床ノズル底面と被掃除面との間隙の一
部にエアータイト部を設定して吸込気流の集中化を図り
、これによって、吸塵特性を向上する機能をもつ。

しかしながら、上記リップ片を備えた床ノズルでは、吸
込気流の集中化によって被掃除面との密着度が強くなり
操作が重くなるという大きな問題があった。特に最近の
電気掃除機では、吸込力（吸込仕事率）が強力になって
きており、上記操作性の問題はより一層深刻なものとな
っていた。

発明の目的本発明はこのような従来の欠点を解消したもので、使い
勝手のよい床ノズルを提供することを目的とするもので
ある。

発明の構成本発明の電気掃除機の床ノズルは、底面に吸塵部を有す
る床ノズル本体と、上記吸塵部と平行に配設した可撓性
材料よりなるリップ片と、これら吸塵部およびリップ片
を間に前後に設けた上下動自在なブラシ体と、上記ブラ
シ体の上下調整を行うブラシ調整体とを具備したもので
ある。したがって、ブラシ体の上下調整により高い吸塵
力を得たり、軽い操作力を得たり自由に選択できるもの
である。

実施例の説明以下その実施例を添附図面とともに説明する。

第１図〜第７図において、１は上、下ノズル部材２，３
をバンパー４を介して結合させることにより構成した床
ノズル本体で、その後方中央部は円形状に形成して吸込
継手５の略円筒部６に俯仰自在に枢設しである。γは床
ノズル本体１の吸込継手６に対する枢設点の近傍下方に
配設した移動用車輪である。また上記床ノズル本体１の
下ノズル部材３には、吸込口８およびこれより左右にの
ひるとともに、外端が開放された吸込溝９からなる吸塵
部１０と、同吸塵部１０と平イ１にその前後に位置する
スリット状開口１０’と、同じく同吸塵部１ｏと平行で
、しかも後方のスリット状開口１０′との間に位置する
ゴムなどの可撓性材料よりなるリップ片１１とが設けで
ある。そして、床ノズル本体１内には１対のブラシ体１
２並びにそれを上下動するブラシ調整体１３が設けであ
る。上記ブラシ体１２はブラシホルダー１４にブラシ１
５を束状に植設した構成であり、各ブラシホルダー１４
の両端に形成１７たガイド孔１６を上ノズル部材２より
突設したボス１７に嵌合することによって上下動自在に
保持されている。ブラシ１５はその上下動に伴ないスリ
ット状開口１１を通して床ノズル本体１の下方へ出没す
るものである。

捷たブラシ調整体１３はその主体部１８が枠状をなすと
ともに、土、下ノズル部桐２，３により左右摺動自在に
挟持されており、さらに同主体部１８の前後、左右には
カム溝１９か形成し７である。

これらカム溝１９は水平方向に三段階の高低差が生じる
ごとく設定しである。２０は各ブラシ体１２の左右より
突設され、上記カッ・溝１９にそれぞれ嵌合する軸、２
１はブラシ調整体１３の操作子で、上ノズル部材２の窓
孔２２から外方へ臨ませである。

一方、吸込継手６は曲り管状の接続部２３がその後方に
回動自在に連設されており、寸た略同ｆｉ）部６の周壁
の一部には切欠き開口２４′が形成しである。２４はこ
の略円筒部６の一側面に形成した係止凹部、２５は」−
記ブラシ調整体１３に一体形成した係止片で、これらは
相互に対向するごとく位置設定しである。上記係止片２
５はブラシ調整体１３が第２図において最右方に摺動さ
れた時のみ係止凹部２４と係合し、それ以外は離反して
いる。

２６は接続部２３に着脱自在に接続された延長管、２７
はブラシ調整体１３より一体形成されるとともに、先端
に爪２８を有する弾性片、２９は向風２８と対応して」
二本体部材２に設けた３個の凹部である。

」−記の構成において、被掃除面よりの塵埃は、吸込口
８およＯ・これより左右にのびる吸込溝９を介して床ノ
ズル本体１内に流入し、その後吸込継手５→接船二部２
３→延長管２６と流動して電気掃除機に至るものである
。

次に被掃除面に応じたブラシ体１２の調整について述へ
る。−１ず被掃除面が第５図のようにじゅうたんである
場合には、操作子２１を介してブラ、−ノミ１ｌｌｎケ
／−１−ｗｑ　ノー介自　ワ　民ハ　笛　ａ　ＩＶＩ　
（Ｉ）ブ；づ；ケ台−ド　で羽で重力させる。しかるに
、軸２０がそのカム溝１９の最高位に案内されてブラシ
体１２のブラ／１５は第５図のように下本体部拐３内に
没するようになる。

との状態で、リップ片１１はじゅうたん面と弾接して吸
塵部１０の後方を閉じる形態をとり、したがって、吸込
方向が側方および前方に規制されて、強力な吸込気流か
得られるものである。

またたたみなどを掃除する場合で、しかも強い吸引力を
得たい場合はブラシ調整体１３を右方へ摺動させてその
カム溝１９の中高位に軸２０を案内する。ここで、ブラ
シ体１２のブラシ１５はリップ片２６の高さと略同じ位
置まで突出し、第６図の状態となるものである。そして
、ここでもリップ片２６がたたみ上面に接しているため
、強い吸込力が得られるものである。

さらに、たたみなどの掃除の際弱い吸込力として操作力
を軽くしたい場合は、もう一段プラン調整体１３を右方
へ摺動し、そのカム溝１９の低位に軸２０を案内し、こ
れにより、第７図に示すごとくリップ片２６よすも下方
へブラシ１５を突出させる。第７図の状態ではたたみ上
面よりリップ２６が浮上がるようになるため、吸塵部１
０へは全周より空気が分散吸引され、床ノズル本体１が
たたみに吸着される力も弱くなるものである。

ところで、ブラシ１６が第５図、第６図に示す状態にあ
って、床ノズル本体１は吸込継手６に対して俯仰自在で
あり、被掃除面との平行度を保つようにしている。しか
し、床ノズル本体１の俯仰構成はブラシ１６が長く突出
した第７図のもとでは好寸しいことではない。すなわち
、第７図では床ノズル本体１がブラシ１５によってのみ
保持されており、したがって、底ノズル本体１を前進さ
せるべく延長管２６に押力を加えた場合、その力で後部
のブラシ１５が曲がって上記床ノズル本体１が前止がり
状となり、逆に後退させる場合は被掃除面と平行な状態
捷で戻る。このことから、床ノズル本体１がその前後動
に応じてぐらつくものである。しかるに、本実施例では
、ブラシ１５の突出量を最大とすべくブラシ調整体１３
を最右端まで摺動させたとき、それと一体の係止片２５
が係止凹部２４に係合し、吸込継手５に対して床ノズル
本体１を固定化するもので、そのため、」二記のぐらつ
きは防止されることになる。

またブラシ調整体１３は摺動自在であるが、」二記３つ
のポジションでは、その弾性片２７の爪２８が凹部２９
の一つとそれぞれ弾接して位置保持が図られるようにし
である。

発明の効果このように本発明は、リップ片に対してブラシ体を上下
動するようにしたので、その時々に適した効果的な掃除
ができるとともに、必要に応じて被掃除面に対する吸着
力を弱くして操作性を著しく高めることができるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す床ノズルの上方斜視図、
第２図は」ニノズル部材を外した状態での上面図、第３
図は要部分解斜視図、第４ｉ７は同要部正断面図、第５
図〜第７図は動作説明のだめの側断面図である。１・・・・・床ノズル本体、１０・・・吸塵部、１１−
・・・リップ片、１２・・・・・・ブラシ体、１３・・
・・・フ゛ラシ調整体。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名〈第１図（

Claims

【特許請求の範囲】

底面に吸塵部を有する床ノズル本体と、上記吸塵部と平
行に配設した可撓性材料よりなるリップ片と、これら吸
塵部およびリップ片を間に前後に設けた上下動自在なブ
ラシ体と、上記ブラシ体の上下調整を行うブラシ調整体
とを具備した電気掃除機の床ノズル。