JP2008188377A - 電気掃除機用吸込具と電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で圧損が少ない電気掃除機用吸込具を提供する。
【解決手段】底面に第1の吸入口23を有する第1吸込具11と、底面に第2の吸入口15を有すると共に第1吸込具11に着脱自在に装着される第2吸込具10を備え、第2吸込具10を第1吸込具11に装着した時に、第2の吸入口15が第1の吸入口23の上方に位置すると共に、第1の吸入口23と第2の吸入口15が連通するもので、第2吸込具10を第1吸込具11に装着した時、第1の吸入口23と第2の吸入口15が上下方向で直接連通すると共に、第1の吸入口23と第2の吸入口15との間の吸い込み通路が短縮されるので、空気圧損が少なくなり塵埃吸引性能が向上すると共に、大きな塵埃も電気掃除機用吸込具内3で引っ掛かりにくく、更に、第1の吸入口と第2の吸入口とが位置的に重なっているので、電気掃除機用吸込具3の奥行き寸法が小さくなり、小型化できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、第1吸込具と、その第1吸込具に着脱自在に装着される第2吸込具からなる電気掃除機用吸込具と、それを用いた電気掃除機に関するものである。
従来のこの種の電気掃除機用吸込具として、図7、図8に示されるようなものがあった。(例えば、特許文献1参照)。図7は、前記特許文献1に記載された従来の電気掃除機用吸込具の斜視図、図8は、同電気掃除機用吸込具の断面図である。
図7、8において、従来の電気掃除機用吸込具101は、床面の塵埃を吸引するための第1吸込具102と、第1吸込具102より小型でしかも第1吸込具102に着脱自在に装着される第2吸込具103から構成されている。第1吸込具102の底面前側には、床面の塵埃を吸引するための第1の吸入口104が設けられ、第1吸込具102の後方には、上向きの開口部105を有すると共に第2吸込具103が着脱自在に装着される装着部106が設けられ、第1の吸入口104と開口部105とは、連通している。107は、装着部106に装着された第2吸込具103を保持する操作レバーで、それを下方に足などで押すことにより、保持が解除され、第2吸込具103を第1吸込具102の装着部106から取り外す事ができるようになっている。
第2吸込具103は、家具などを清掃するときに用いられるもので、底面に第2の吸入口108を有し、上方後部に傾動自在に取着され電気掃除機(図示せず)に連通接続された延長管109に接続される接続パイプ110を備え、第2吸込具103を、第1吸込具102の装着部106に装着すると、開口部105と第2の吸入口108とが連通するようになっている。
以上のように構成された上記従来の電気掃除機用吸込具101の動作、作用は以下の通りである。
延長管109に接続した第2吸込具103を、第1吸込具102の後方に設けた装着部106に装着し、電気掃除機を運転すると、電気掃除機に内蔵された電動送風機(図示せず)による吸引力が、第1吸込具102の底面前側に位置する第1の吸入口104に作用し、床面上の塵埃が空気と共に、その第1の吸入口104から流入し、第1吸込具102の後方上部に位置する装着部106に装着された第2吸込具103の第2の吸入口108、延長管109を経て電気掃除機に内蔵された集塵室(図示せず)に至り、そこで塵埃が捕捉される。
次に、家具や階段等の狭い場所を掃除する場合は、延長管109に第2吸込具103を接続したままで、操作レバー107を足で踏むと、操作レバー107による第2吸込具103の保持が解除されるので、延長管109を持ち上げると、第2吸込具103は、簡単に装着部106から外れ、直ちに家具などの掃除ができる。
従来の他の電気掃除機用吸込具の例として、図9〜11に示されるようなものがあった(例えば、特許文献2参照)。
図9は、従来の他の電気掃除機用吸込具の斜視図、図10は、同電気掃除機用吸込具の断面図、図11は、同電気掃除機用吸込具の第2吸込具の断面図である。
図9〜11において、従来の電気掃除機用吸込具115は、床面の塵埃を吸引するための第1吸込具116と、第1吸込具116より小型でしかも第1吸込具116に着脱自在に装着される第2吸込具117から構成されている。
第1吸込具116の底面前側には、床面の塵埃を吸引するための第1の吸入口118が設けられ、第1吸込具116の略中央後方には、第2吸込具117が着脱自在に装着される略凹状の装着部119が設けられている。装着部119の前部には、第1の吸入口118と連通する開口部120が設けられている。
121は、装着部119に装着された第2吸込具117を保持する操作レバーで、それを下方に足などで押すことにより、保持が解除され、第2吸込具117を第1吸込具116の装着部119から取り外す事ができるようになっている。
第2吸込具117は、第1吸込具116より小型で、家具などを清掃するときに用いられるもので、底面に第2の吸入口122を有し、前端に、第2の吸入口122より開口面積が小さく、しかも部分的に蓋体123で開閉される第3の吸入口124を備え、中央後部には、第2、第3の吸入口122、124と連通すると共に延長管(図示せず)に接続される接続パイプ125が傾動自在に設けられている。そして、第2吸込具117を、第1吸込具116の装着部119に装着すると、第1吸込具116側に設けた突起126により蓋体123が押され、第3の吸入口124が開いて開口部120と連通すると共に、第2吸込具117の底面の第2の吸入口122が、第1吸込具16の装着部119の底面で塞がれるようになっている。
以上のように構成された上記従来の電気掃除機用吸込具115の動作、作用は以下の通りである。
延長管に接続した第2吸込具117を、第1吸込具116の後部に設けた装着部119に装着すると、蓋体123が、突起126で押されて第2吸込具117の第3の吸入口124が全開し、第1の吸入口118と連通する。ここで、電気掃除機を運転すると、電気掃除機に内蔵された電動送風機(図示せず)による吸引力が、第1吸込具116の底面前側に位置する第1の吸入口118に作用し、床面上の塵埃が空気と共に、その第1の吸入口118から流入し、開口部120、第2吸込具117の前端に位置する第3の吸入口124、接続パイプ125、延長管を経て電気掃除機に内蔵された集塵室(図示せず)に至り、そこで塵埃が捕捉される。
次に、家具や階段等の狭い場所を掃除する場合は、延長管に第2吸込具117を接続した状態で、操作レバー121を足で踏むと、操作レバー121による第2吸込具117の保持が解除されるので、延長管を持ち上げると、第2吸込具117は、簡単に装着部119から外れ、蓋体123が第3の吸入口124を一部を残して閉じると共に、第2の吸入口122で、直ちに掃除を開始することができる。なお、蓋体123が第3の吸入口124の一部を残して閉じるのは、万が一、第2の吸入口122が、何らかの原因で完全に塞がれても、第3の吸入口124より外気を吸引して、電動送風機が異常過熱するのを防止するためのものである。
以上の構成により、第1吸込具116と第2吸込具117とを腰を屈めることなく切り換えることができ、被掃除面の掃除から階段等の狭い場所の掃除に簡単に切り換えることができる利便性を有している。
特開2001−314358号公報 特開2004−283216号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来の電気掃除機用吸込具の構成では、第2吸込具103が第1吸込具102に装着されたとき、第1吸込具102の第1の吸入口104が前側に位置し、第2吸込具103の第2の吸入口108が後ろ側に位置し、第1の吸入口104と第2の吸入口108とが前後方向でずれているため、吸引風がスムーズに流れず圧損が大きくなって塵埃の吸引性能が低下したり、紙くずなどかさばる塵埃が、途中で引っ掛かるなどといった課題があった。
また、第1の吸入口104と第2の吸入口108とが前後方向でずれているため、電気掃除機用吸込具101の前後方向の寸法が大きくなり、電気掃除機用吸込具101が大型化するといった課題が有った。
また、上記特許文献2に記載された従来の電気掃除機用吸込具の構成では、第1の吸入口118から吸引された塵埃を含む空気が、開口面積が小さく、また前端に設けられた第3の吸入口124を経て吸引されるようになっているので、圧損が大きく、しかも蓋体123を開ける機能も必要になるため、構造が複雑になり、製造コストが上昇すると共に、吸引通路が長くなって圧損が大きくなり清掃効果が低下するという課題があった。また、開口面積が小さい第3の吸入口124を経て吸引されるようになっているので、紙くずなどの大きな塵埃が吸引通路内で引っ掛かるなどの課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、小型で、圧損が小さく、吸引性能に優れた電気掃除機用吸込具及び電気掃除機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機用吸込具は、底面に第1の吸入口を有する第1吸込具と、底面に第2の吸入口を有すると共に前記第1吸込具に着脱自在に装着される第2吸込具を備え、前記第2吸込具を前記第1吸込具に装着したときに、前記第2の吸入口は、前記第1の吸入口の上方に位置すると共に前記第1の吸入口と前記第2の吸入口が連通するもので、第2吸込具を第1吸込具に装着したとき、第1の吸入口と第2の吸入口が上下方向で直接連通すると共に、第1の吸入口と第2の吸入口との間の吸引通路が短縮されるので、空気圧損が少なくなり塵埃吸引性能が向上すると共に、紙くずなどかさばる塵埃も電気掃除機用吸込具内で引っ掛かりにくくなる。更に、第1の吸入口と第2の吸入口とが位置的に重なっているので、電気掃除機用吸込具全体の奥行き寸法が小さくなり、使い勝手が向上する。
また、本発明の電気掃除機は、電動送風機を内蔵する掃除機本体と、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込具を備えたもので、吸引性能に優れた電気掃除機を提供することができる。
本発明の電気掃除機用吸込具及び電気掃除機は、小型、安価で、圧損が小さく、塵埃吸引性能に優れたものである。
第1の発明は、底面に第1の吸入口を有する第1吸込具と、底面に第2の吸入口を有すると共に前記第1吸込具に着脱自在に装着される第2吸込具を備え、前記第2吸込具を前記第1吸込具に装着したときに、前記第2の吸入口は、前記第1の吸入口の上方に位置すると共に前記第1の吸入口と前記第2の吸入口が連通するもので、第2吸込具を第1吸込具に装着したとき、第1の吸入口と第2の吸入口が上下方向で直接連通すると共に、第1の吸入口と第2の吸入口との間の吸引通路が短縮されるので、空気圧損が少なくなり塵埃吸引性能が向上すると共に、紙くずなどかさばる塵埃も電気掃除機用吸込具内で引っ掛かりにくくなる。更に、第1の吸入口と第2の吸入口とが位置的に重なっているので、電気掃除機用吸込具全体の奥行き寸法が小さくなり、使い勝手が向上する。
第2の発明は、特に、第1の発明の第2吸込具を第1吸込具に装着したときに、第2の吸入口の前縁が、第1の吸入口の前後方向での中心より前側に位置するようにしたもので、第1吸込具で床面を掃除する際に、その床面に作用する吸引力のむらを大幅に低減することができる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の第2吸込具を第1吸込具に装着したときに、第2の吸入口の一部を閉鎖するようにしたもので、第2の吸入口の開口面積を大きくして、第2吸込具だけで掃除をする際の吸引力の適正化を図ることができると共に、吸い込み音を低減できる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の第2吸込具に第3の吸入口を設け、前記第2吸込具を第1吸込具に装着したときに、前記第3の吸入口を閉鎖するようにしたもので、第3の吸入口により、第2吸込具単体で掃除する際の吸引力の適正化が図れると共に、吸い込み音を低減できる。また、第2吸込具を第1吸込具に装着したときに、第3の吸入口が閉鎖され、そこから外気が流入することが無いので、第1吸込具で掃除する際の塵埃吸引性能を低下させることが無い。
第5の発明は、特に、第4の発明の第3の吸入口を第2吸込具の前部に設けたもので、第2吸込具単体で掃除をしている際に、第2の吸入口が被掃除面で塞がれても前部に配した第3の吸入口から外気が流入し、第2の吸入口が被掃除面に吸着して、電気掃除機用吸込具が操作しづらくなることが無い。
第6の発明は、電動送風機を内蔵する掃除機本体と、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込具を備えたもので、吸引性能に優れた電気掃除機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における電気掃除機用吸込具を接続した電気掃除機の全体斜視図、図2(a)は、同電気掃除機用吸込具の平面図、(b)は、同電気掃除機用吸込具の側面図、図3(a)は、同電気掃除機用吸込具の第2吸込具の側面図、(b)は、同第2吸込具の下面図、(c)は、同第2吸込具の正面図、図4は、同第2吸込具の断面図、図5は、同電気掃除機用吸込具の断面図である(第1吸込具に第2吸込具を装着した状態)。
図1〜5において、電気掃除機1は、電動送風機(図示せず)を内蔵する掃除機本体7と、一端がホース継ぎ手5を介し掃除機本体7の前部に接続されるホース6と、ホース6の他端に設けられた手元ハンドル4に連結される延長管2と、延長管2の先端に接続される電気掃除機用吸込具3から構成されている。
吸込具3は、主に床面の清掃に用いられる第1吸込具11と、第1吸込具11に設けた収納凹部26に着脱自在に装着されると共に、家具や狭い場所の清掃に使用される第2吸込具10から構成されている。第2吸込具10は、吸気ヘッド40と、吸気ヘッド40に回動連結部8を介して回動及び傾動自在に連結されると共に延長管2に連結するための連結管9を備えている。
第1吸込具11に対する第2吸込具10の着脱は、第1吸込具11に設けられた操作レバー13を押し下げることにより、収納凹部26内に設けられた第2吸込具10を把持する保持具12の把持状態が解放されて第2吸込具10を、第1吸込具11から離脱させることができ、第2吸込具10を用いて狭い場所の掃除ができる。狭い場所の清掃後、保持具12内に第2吸込具10を載せて軽く押圧することにより、第2吸込具10は、第1吸込具11に装着され、第1吸込具11を用いて床面などの通常の被掃除面の掃除を効率よく行なうことができる。
第2吸込具10は、図3に示すように、第1吸込具11への装着方向面となる底面は略円弧状に形成され、円弧軸方向に円弧頂点部位に起毛布(起毛体)14が貼着され、その両側に第2の吸引口15が開口し、それぞれの脇にも起毛布14が貼着されている。
また、第2吸込具10の前面、すなわち前方端部に、第2の吸入口15の全開口面積より小さい第3の吸入口16が開口しており、これら第2、3の吸入口15、16は、連結管9と連通して空気流路が形成されている。
起毛布14は、シート面上に細かい毛を密集起毛させたもので、第2の吸入口15の両側を封鎖して、第2の吸入口15からの吸塵能力を向上させ、第2吸込具10の動きに応じて凹部の塵埃を掻き出し、掃除面の塵埃を第2の吸入口15に導き、掃除面を拭く作用効果を発揮すると共に、家具や掃除面を傷つけないバンパーの作用も有するものである。この第2吸込具10に適用するのに起毛布14が最も望ましいものであるが、同形状のブラシ、フェルト等を用いても良い。
尚、本実施の形態においては、第2吸込具10の第2の吸入口15は2列に設けられているが、円弧の頂点部位に1列に設け、その両側に起毛布14を配設するように構成しても良い。
第1吸込具11は、底面に横長の第1の吸入口23を形成した幅広の吸込部24と、その中央部分から後方に突出する走行部25とを設けて、平面形状が略Tの字状に形成され、図2に示すように、上面側に走行部25の後方端から吸込部24にかけて、第2吸込具10を収納する収納凹部26が形成されている。
保持具12は、第1吸込具11に形成された収納凹部26の断面形状に沿うように配設され、第2吸込具10が収納凹部26に収納された状態では、その第2吸込具10を把持し、操作レバー13を押し下げると、それに連結されたリンク機構(図示せず)により、第2吸込具10の把持を開放すると共に、第2吸込具10を上方に、持ち上げる動作をするようになっている。
収納凹部26の底部で、第1の吸入口23の上方に位置する部分には、第1の吸入口23と連通する連通口27が開口されており、収納凹部26に第2吸込具10を装着すると、第2吸込具10に形成された第2の吸入口15が連通口27の上部に位置するように配置されており、これにより、第1吸込具11の第1の吸入口23と連結管9との間が連通し、掃除機本体7への空気流路が形成される。
なお、本実施の形態では、第2吸込具10を第1吸込具11に装着したときに、第2の吸入口15の前縁15aが、第1の吸入口23の前後方向での中心CLより前側に位置するようにしている。更に、第2の吸入口15の前後方向での幅W1は、第1の吸入口23の前後方向での幅W2より大きく設定すると共に、第2吸込具10を第1吸込具11に装着したときに、図5に示すように、第2の吸入口15の一部を閉鎖するようにしている。
収納凹部26に第2吸込具10が装着されると、図5に示すように、第3の吸入口16が、収納凹部26の前壁26aによって閉じられ、外気が第3の吸入口16より流入しないようにしている。
第1吸込具11に形成された収納凹部26は、第2吸込具10の高さ方向寸法と略同等の深さに形成されており、これに第2吸込具10を収容すると、図2(b)に示すように、第1吸込具11の上面から第2吸込具10が少し出るのみで、家具の下などに第1吸込具11を容易に挿入できる扁平な吸込具3を構成することができる。また、第1吸込具11の高さは、図2に示すように収納凹部26の両側に小回り車輪36を配設したことによっても高さ減少の効果が得られる。
前述したように、第2吸込具10の、吸気ヘッド40と連結管9との間には左右方向に回動自在に連結する回動連結部8が設けられており、第2吸込具10が第1吸込具11に装着された状態では、図1に示すように連結管9に延長管2を介して連結された手元ハンドル4の上げ下げ動作に対応して、連結管9は、回動連結部8に対し上下回動する。
また、手元ハンドル4を回動させる動き、即ち第1吸込具11の進路方向を左右いずれかの方向に変更するハンドル操作がなされるときには、進路方向に手元ハンドル4を回動させる動きが自然になされるので、回動連結部8に回動力が加わると、第1吸込具11の後方側に回動連結部8があるため、軸の回動方向に第1吸込具11が回動する動きが働き、スムーズに第1吸込具11の進路変更がなされる。
第2吸込具10を第1吸込具11から離脱した状態では、第2吸込具10の吸気ヘッド40が自由に左右に回動すると扱い難くなるので、第2吸込具10を第1吸込具11から離脱した時に、吸気ヘッド40の回動をロックする回動ロック手段(図示せず)を第2吸込具10に内蔵し、第2吸込具10を第1吸込具11に装着したときに、第1吸込具11に設けた突起(図示せず)で、回動ロック手段による吸気ヘッド40の回動ロックを解除するようにすれば、より使用勝手の良い吸込具3を提供することができる。
以上のように構成された本実施の形態における吸込具3によれば、第2吸込具10を第1吸込具11に装着した状態では、幅広の第1吸込具11により一般的な電気掃除機と同様に被掃除面の掃除を効率よく行なうことができ、第1吸込具11が入らないような狭い場所や階段などを掃除する場合など、必要に応じて操作レバー13を足踏みすると、腰を屈めることなく第1吸込具11から第2吸込具10を離脱させることができ、第2吸込具10だけを用いた掃除ができるので、先端ノズルを付け替える面倒な作業は解消される。
また、第2吸込具10を離脱した第1吸込具11は、被掃除面にあるので、第2吸込具10だけを用いての掃除が終わったら、その第2吸込具10を第1吸込具11に押し入れると即座に、通常の床掃除に移ることができる。
また、第2吸込具10を第1吸込具11に装着したとき、第2の吸入口15が第1の吸入口23の上方に位置して、第1の吸入口23と第2の吸入口15が上下方向で直接連通すると共に、第1の吸入口23と第2の吸入口15との間の吸引通路が短縮されるので、空気圧損が少なくなり塵埃吸引性能が向上すると共に、紙くずなどかさばる塵埃も吸込具3内で引っ掛かりにくくなる。更に、第1の吸入口23と第2の吸入口15とが位置的に重なっているので、吸込具3全体の奥行き寸法が小さくなり、使い勝手が向上する。
また、第2吸込具10を第1吸込具11に装着したときに、第2の吸入口15の前縁15aを、第1の吸入口23の前後方向での中心CLより前側に位置させているので、第1吸込具11で床面を掃除する際に、その床面に作用する吸引力のむらを大幅に低減することができる。
また、第2吸込具10を第1吸込具11に装着したときに、第2の吸入口15の一部を閉鎖するようにしたので、第2の吸入口15の開口面積を大きくして、第2吸込具10だけで掃除をする際の吸引力の適正化を図ることができると共に、吸い込み音を低減できる。
また、第2吸込具10に第3の吸入口16を設けたので、第2吸込具10単体で掃除する際の吸引力の適正化が図れる。さらに、第2吸込具10を第1吸込具11に装着したときに、第3の吸入口16を閉鎖することにより、そこから外気が流入することが無いので、第1吸込具11で掃除する際の塵埃吸引性能を低下させることが無い。
また、第3の吸入口16を第2吸込具10の前部に設けたことにより、第2吸込具10単体で掃除をしている際に、第2の吸入口15が被掃除面で塞がれても前部に配した第3の吸入口16から外気が流入し、第2の吸入口15が被掃除面に吸着して、吸込具3が操作しづらくなることが無い。
更に、第2吸込具10を第1吸込具11から離脱した状態で使用する時は、第2の吸入口15の形成面が円弧状に形成されているので、図6に示すように、掃除面に対して自由な角度状態が得られ、特に、図6(b)に示すように、壁面や家具の立ち上がりのコーナー部分にも第2の吸入口15の吸気が作用してコーナー部分の塵埃を確実に吸引除去することができる。
また、小回り車輪36を、第2吸込具10に設けた回動連結部8の回動支点より後方に配設しているので、手元ハンドル4の操作により、第2吸込具10を第1吸込具11に装着するとき、小回り車輪36を支点として第1吸込具11が立ち上がったり、前方に走行してしまうことがなく、非常に使用勝手が良い。
また、電動送風機(図示せず)を内蔵する掃除機本体に上記実施の形態における吸込具3を連通接続することにより、吸引性能に優れた電気掃除機を提供することができる。
なお、上記実施の形態では、吸込具3を、ホース6、延長管2が連結される床移動型の電気掃除機1に使用した例で説明したが、本発明は、特にその形態に限定されるものでは無く、手元ハンドル付きの小型掃除機で、本体に短い管路で吸込具を取り付けたハンドクリーナと称される電気掃除機に上記吸込具3を接続してもよく、それにより、ハンドクリーナとしての機能を向上させることができる。
以上のように、本発明に係る電気掃除機用吸込具は、小型で、圧損が少なく塵埃吸引性能に優れたもので、家庭用、業務用、店舗用などといった各種電気掃除機に適用することができるものである。
本発明の第1の実施の形態における電気掃除機用吸込具を接続した電気掃除機の全体斜視図 (a)同電気掃除機用吸込具の平面図、(b)同電気掃除機用吸込具の側面図 (a)同電気掃除機用吸込具の第2吸込具の側面図、(b)同第2吸込具の下面図、(c)同第2吸込具の正面図 同第2吸込具の断面図 同電気掃除機用吸込具の断面図 同第2吸込具によるコーナー部の吸塵を説明する概略図 従来の電気掃除機用吸込具の斜視図 同電気掃除機用吸込具の断面図 従来の他の例を示す電気掃除機用吸込具の斜視図 同電気掃除機用吸込具の断面図 同電気掃除機用吸込具の第2吸込具の断面図
符号の説明
1 電気掃除機
3 電気掃除機用吸込具(吸込具)
7 掃除機本体
8 回動連結部(回動連結手段)
9 連結管(管路)
10 第2吸込具
11 第1吸込具
15 第2の吸入口
16 第3の吸入口
23 第1の吸入口

Claims (6)

  1. 底面に第1の吸入口を有する第1吸込具と、底面に第2の吸入口を有すると共に前記第1吸込具に着脱自在に装着される第2吸込具を備え、前記第2吸込具を前記第1吸込具に装着したときに、前記第2の吸入口は、前記第1の吸入口の上方に位置すると共に前記第1の吸入口と前記第2の吸入口が連通する電気掃除機用吸込具。
  2. 第2吸込具を第1吸込具に装着したときに、第2の吸入口の前縁が、第1の吸入口の前後方向での中心より前側に位置するようにした請求項1に記載の電気掃除機用吸込具。
  3. 第2吸込具を第1吸込具に装着したときに、第2の吸入口の一部を閉鎖するようにした請求項1又は2に記載の電気掃除機用吸込具。
  4. 第2吸込具に第3の吸入口を設け、前記第2吸込具を第1吸込具に装着したときに、前記第3の吸入口を閉鎖するようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込具。
  5. 第3の吸入口を第2吸込具の前部に設けた請求項4に記載の電気掃除機用吸込具。
  6. 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込具を備えた電気掃除機。
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