JP2007190110A - 塵埃収集装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】収納ボックスに掃除機を収納した状態で塵埃を収集することができる塵埃収集装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 電動送風機の吸引によって塵埃を集塵する縦型電気掃除機2と、該縦型電気掃除機2を収納する収納ボックス3とを備え、前記縦型電気掃除機2を前記収納ボックス3に収納した状態で、前記縦型電気掃除機2の吸気口12を前記収納ボックス3に形成された開口部10に臨ませ、電動送風機の駆動によって前記開口部10から塵埃を吸引するようにした。
【選択図】 図3
【解決手段】 電動送風機の吸引によって塵埃を集塵する縦型電気掃除機2と、該縦型電気掃除機2を収納する収納ボックス3とを備え、前記縦型電気掃除機2を前記収納ボックス3に収納した状態で、前記縦型電気掃除機2の吸気口12を前記収納ボックス3に形成された開口部10に臨ませ、電動送風機の駆動によって前記開口部10から塵埃を吸引するようにした。
【選択図】 図3
Description
本発明は、掃除機と掃除機を収納する収納ボックスを備えている塵埃収集装置に関する。
従来、掃除を終了した後に掃除機を収納ボックスに収納するのものが知られているが、この種の構成においては、収納ボックスに掃除機を収納した状態では、掃除機で塵埃を収集することができないという課題があった。
特開昭50−119460号公報(A47L 9/00)
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、収納ボックスに掃除機を収納した状態で塵埃を収集することができる塵埃収集装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段は、電動送風機の吸引によって塵埃を集塵する電気掃除機と、該電気掃除機を収納する収納ボックスとを備え、前記電気掃除機を前記収納ボックスに収納した状態で、前記電気掃除機の吸気口を前記収納ボックスに形成された開口部に臨ませ、前記電動送風機の駆動によって前記開口部から塵埃を吸引することを特徴とする。
また、前記収納ボックス内に前記電気掃除機を位置決めする位置決め機構を設けている。
また、前記開口部を前記収納ボックスの底面に形成し、前記開口部と前記収納ボックスの接地面との間に空間を形成してもよい。
また、前記開口部の近傍に前記収納ボックス底面から前記収納ボックスの接地面に延びるリブを形成してもよい。
また、前記電気掃除機を掃除機本体に対して屈曲自在に設けられたハンドルを有する縦型電気掃除機とし、前記縦型電気掃除機は、前記ハンドルを屈曲した状態で前記収納ボックスに収納されている。
本発明の請求項1によれば、前記電気掃除機を前記収納ボックスに収納した状態で、前記電気掃除機の吸気口を前記収納ボックスに形成された開口部に臨ませているので、前記電動送風機の駆動によって前記開口部から塵埃を吸引することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項2によれば、位置決め機構を設けることによって、前記吸気口と前記開口部との位置ずれを防止でき、確実に塵埃を前記開口部から収集することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項3によれば、前記開口部を外から見え難い位置に形成しているので外観を向上させることができるとともに、前記収納ボックスの接地面上の塵埃を隙間を介して吸い寄せることができ、塵埃の収集効率を高めることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項4によれば、前記リブを形成することによって、前記リブが吸い寄せられる塵埃を前記開口部近傍で堰き止めることができるので、塵埃の収集効率を高めることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項5によれば、収納される掃除機を屈曲自在に設けられたハンドルを有する縦型電気掃除機としているので、収納時には前記ハンドルを屈曲して収納できるので、前記収納ボックスの高さを低くすることができる等の効果を奏する。
本発明の第1の実施形態を図1乃至図5に基づいて以下に説明する。
図1は、本願発明の第1の実施形態における塵埃収集装置を前方(正面)から見た前面外観図である。図2は、同塵埃収集装置の側面断面図である。図3は、同塵埃収集装置で塵埃を収集する状態を示す側面断面図である。図4は、同塵埃収集装置の収納ボックスから電気掃除機を取り出す状態を示す図である。図5は、同塵埃収集装置の収納ボックスから電気掃除機を取り出して掃除の状態を示す図である。
1は、縦型電気掃除機2と、該縦型電気掃除機2を収納する矩形状の収納ボックス3とからなる塵埃収集装置であり、前記縦型電気掃除機2は、電動送風機及び集塵部(いずれも図示しない)を有する掃除機本体4と、該掃除機本体4下部に装着される吸込具5と、該吸込具5の後方両側に設けられた車輪と、前記掃除機本体4の上部に屈曲自在に設けられたハンドル7とから構成されている。
8は、前記収納ボックス3の前面開口をする前扉で、手掛部9に手を掛けて前記前扉8を前方に引くと、図4に示すように前記前扉8が開き、前記収納ボックス3に収納された前記縦型電気掃除機2を取り出すことができるようになっている。
10は、前記収納ボックス3の底面11前方側に形成された開口部で、前記縦型電気掃除機2が前記収納ボックス3に収納された状態では、前記吸込具5の底面に形成された吸気口12が前記開口部10に臨むようになっている。また、前記開口部10は、前記収納ボックス3の接地面Pから凹むように形成されているので、図2に示すように前記開口部10と前記収納ボックス3の接地面Pとの間には空間Sが形成されるようになっている。よって、前記縦型電気掃除機2が前記収納ボックス3に収納された状態でも、前記縦型電気掃除機2を起動させると、接地面P上にある塵埃は電動送風機(図示しない)の吸引によって空間Sに吸い寄せられ、更に前記開口部10を通過して前記吸気口12へ吸い込まれ、前記縦型電気掃除機2の集塵部(図示しない)に収集されるようになっている。
13、14は、前記縦型電気掃除機2を前記収納ボックス3内で所定の位置に位置決めするために設けられた2つのストッパーで、一方の前記ストッパー13は、前記収納ボックス3の底面11から上方に向かって延びるように形成され、前記車輪6に当接させて前記縦型電気掃除機2の下方部分を位置決めし、他方の前記ストッパー14は、前記収納ボックス3の後面から前方に向かって延びるように形成され、前記掃除機本体4の上方に設けられた円弧状の把持部15に当接させ、前記縦型電気掃除機2の上方部分を位置決めするようになっている。よって、2つの前記ストッパー13、14にて前記縦型電気掃除機2を前記収納ボックス3の所定の位置に収納することができるため、前記開口部10と前記吸込具5の吸気口12との位置ずれを防止できる構成となっている。
16は、前記開口部10の後方縁部に前記収納ボックス3の底面11から接地面Pに向けて延びるように形成されたリブで、図2に示すように先端が前方に向けて傾斜している。該リブ16を形成することによって、図3に示すように吸い寄せられた塵埃を前記開口部10近傍で堰き止めることができるので、隙間S内で塵埃を収集し収集効率を高めることができる構成となっている。
17は、前記前扉8に形成され、且つ前記手掛部9の下側に形成されたスイッチ操作用の挿入孔で、該挿入孔17は、前記縦型電気掃除機2を前記収納ボックス3に収納し前記前扉8を閉じた状態の時、前記縦型電気掃除機2の電動送風機を駆動させるスイッチ18と略同じ高さの位置に形成されているので、図2に示すように前記挿入孔17から指を挿入し前記スイッチ18のON・OFF操作が可能であり、使用勝手の良い構成となっている。
19は、前記収納ボックス3に装着された外部電源コードで、一端は商用電源と接続でき、他端には接続部20が設けられ、前記縦型電気掃除機2に装着された本体コード21と接続できるようになっている。
上記の塵埃収集装置1の動作について説明すると、前記縦型電気掃除機2を前記収納ボックス3に収納した状態で、前記スイッチ18をONすると、電動送風機が起動し吸引力により接地面P上の塵埃は前記空間Sに吸い寄せられる。吸い寄せられた塵埃は、前記リブ16で堰き止められて前記空間S内に収集され、前記開口部10及び前記吸気口12を通って前記縦型電気掃除機2の集塵部に収集される。このとき前記リブ16が傾斜しているので塵埃を前記吸気口12へ吸い上げ易くなっており、塵埃の吸い残しを抑制することができる。そして、前記収納ボックス3から離れた位置にある塵埃については、箒やモップ等で前記空間Sの近傍に集めておけば自動的に前記吸気口12へ吸い上げられ収集することができ、掃除効率が向上する。また、前記開口部10が前記収納ボックス3の底面11に形成されているので、前記開口部10が外から見え難く前記塵埃収集装置1の外観を向上させることができる。また、前記収納ボックス3は矩形状の箱体なので、前記塵埃収集装置1を幅の狭い隙間に設置することができ、インテリア性も向上させることができる。
前記縦型電気掃除機2を単独で使用する場合は、図5に示すように前記前扉8を開いて前記収納ボックス3から前記縦型電気掃除機2を取り出せば、任意の場所に移動して掃除することでき掃除効率が向上する。また、前記収納ボックス3に車輪を設けておけば、前記塵埃収集装置1を簡単に移動することができる。
次に、本発明の第2の実施形態を図6乃至図8に基づいて以下に説明する。
図6は、本願発明の第2の実施形態における塵埃収集装置を前方(正面)から見た前面外観図である。図7は、同塵埃収集装置で塵埃を収集する状態を示す側面断面図である。図8は、同塵埃収集装置の収納ボックスから電気掃除機を取り出す状態を示す図である。尚、前述した第1の実施形態と同一構成については同一番号を付与して説明を省略する。
第1の実施形態では、前記縦型電気掃除機2の前面が前記収納ボックス3の前面開口側になるよう収納し、且つ前記ハンドル7を延ばした状態で収納したが、第2の実施形態では、図7及び図8に示すように前記縦型電気掃除機2の後面が前記収納ボックス3の前面開口側になるよう収納され、且つ前記ハンドル7を屈曲させた状態で収納される。この時、前記ストッパー13は前記吸込具5の前面を当接させて前記縦型電気掃除機2の位置決めをしている。また、前記挿入孔17から前記スイッチ18が突出しているので、この収納状態(ハンドル7を屈曲した状態)でも第1の実施形態と同様、前記スイッチ18のON・OFF操作が可能であり、使用勝手の良い構成となっている。
上記の構成、即ち前記ハンドル7を屈曲した状態で前記収納ボックス3に収納することによって、前記収納ボックス3の高さを低くすることができインテリア性を更に向上させることができる。また、前記縦型電気掃除機2を単独で使用する場合、掃除の進行方向の状態で前記収納ボックス3から前記縦型電気掃除機2を取り出すことができるので、使用者は前記縦型電気掃除機2を持ち替える動作が不要であり、使い勝手を向上させることができる。
1 塵埃収集装置
2 縦型電気掃除機
3 収納ボックス
12 吸気口
13 ストッパー(位置決め機構)
14 ストッパー(位置決め機構)
11 底面
16 リブ
4 掃除機本体
7 ハンドル
2 縦型電気掃除機
3 収納ボックス
12 吸気口
13 ストッパー(位置決め機構)
14 ストッパー(位置決め機構)
11 底面
16 リブ
4 掃除機本体
7 ハンドル
Claims (5)
- 電動送風機の吸引によって塵埃を集塵する電気掃除機と、該電気掃除機を収納する収納ボックスとを備え、
前記電気掃除機を前記収納ボックスに収納した状態で、前記電気掃除機の吸気口を前記収納ボックスに形成された開口部に臨ませ、前記電動送風機の駆動によって前記開口部から塵埃を吸引することを特徴とする塵埃収集装置。 - 前記収納ボックス内に前記電気掃除機を位置決めする位置決め機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の塵埃収集装置。
- 前記開口部を前記収納ボックスの底面に形成し、前記開口部と前記収納ボックスの接地面との間に空間を形成したことを特徴とする請求項1記載の塵埃収集装置。
- 前記開口部の近傍に前記収納ボックス底面から前記収納ボックスの接地面に延びるリブを形成したことを特徴とする請求項3記載の塵埃収集装置。
- 前記電気掃除機を掃除機本体に対して屈曲自在に設けられたハンドルを有する縦型電気掃除機とし、前記縦型電気掃除機は、前記ハンドルを屈曲した状態で前記収納ボックスに収納されることを特徴とする請求項3記載の塵埃収集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009403A JP2007190110A (ja) | 2006-01-18 | 2006-01-18 | 塵埃収集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009403A JP2007190110A (ja) | 2006-01-18 | 2006-01-18 | 塵埃収集装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007190110A true JP2007190110A (ja) | 2007-08-02 |
Family
ID=38446259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006009403A Withdrawn JP2007190110A (ja) | 2006-01-18 | 2006-01-18 | 塵埃収集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007190110A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013244368A (ja) * | 2012-05-29 | 2013-12-09 | Daiken Corp | 掃除機収納ユニット |
JP2014131529A (ja) * | 2013-01-04 | 2014-07-17 | Shoshiro Ikeda | 掃除機用電気ちりとりアダプター |
JP5688483B1 (ja) * | 2014-04-14 | 2015-03-25 | 淳 箕浦 | 除挨器 |
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USD941758S1 (en) | 2018-05-17 | 2022-01-25 | Iris Ohyama Inc. | Battery charger for a vacuum cleaner |
-
2006
- 2006-01-18 JP JP2006009403A patent/JP2007190110A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7287095B2 (ja) | 2019-05-08 | 2023-06-06 | 三菱電機株式会社 | 電気掃除機システム |
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