JP2716123B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2716123B2
JP2716123B2 JP5609587A JP5609587A JP2716123B2 JP 2716123 B2 JP2716123 B2 JP 2716123B2 JP 5609587 A JP5609587 A JP 5609587A JP 5609587 A JP5609587 A JP 5609587A JP 2716123 B2 JP2716123 B2 JP 2716123B2
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博史 西村
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアプライト形電気掃除機に関するものであ
る。 従来の技術 従来のこの種の電気掃除機は、第6図のような構成の
ものが一般的であった。以下、その構成について図面を
参照しながら説明する。 第6図において、1はハンドル体で、下部には回動軸
2を有し、上部にはハンドル3を配設し、回動軸2に回
動自在に軸支した床ノズル4は前方下面に吸込口5を形
成している。6はハンドル体1の下端に取付けられたロ
ーラで、ハンドル体1が床面に対し垂直に位置した状態
において、回動軸2より後方に位置するように配置され
る。つまり、ハンドル体1の実使用状態(第6図の実
線)のときに回動軸2の中心の垂直下方にローラ6がき
て、このとき、回動軸2の中心が床面より最も遠い距離
になり、床ノズル4が前側に傾いた状態となって吸込口
5はA1寸法の如く掃除状態を成し、ハンドル体1を垂直
に立てかけると(第6図の仮想線)、上記のように、ロ
ーラ6は回動軸2の中心より後方になり、回動軸2の中
心は床面より最も近い距離となって床ノズル4が後方に
傾き、吸込口5はA2寸法の如く前方が浮き上り状態を成
し、ハンドル体1を立てかけたままで放置しても吸込口
5が密閉されることがないため、ファンモータの故障を
防止したり、また床ノズル4に回転ブラシを配設した掃
除機の場合などは、ブラシが床面から離れてカーペット
を傷めることがないなどのようにしたものであった。 発明が解決しようとする問題点 このような従来の電気掃除機では、通常の掃除をする
のに適した角度のときに、回動軸2の中心が床面から最
も遠い距離となり、吸込口5の床面に近接するように設
定されているため、第7図に示すように、たとえばベッ
ドの下などを掃除するときなどのようにハンドル体1を
およそ水平状態で使用すると、ローラ6は回動軸2の床
面に対する垂直線上より前方に移動し、回動軸2の中心
と床面との距離はハンドル体1が垂直状態であったとき
と同じように最も近い距離となってしまい、垂直状態と
したときと同様に床ノズル4が後方に傾き、吸込口5が
A2寸法の如くなって前方が浮き上がる結果、掃除ができ
ない状態となってしまう問題点を有していた。 本発明はこのような問題点を解決するもので、ハンド
ル1を垂直状態にしたときは、床ノズル4の前方が浮き
上って吸込口5が床面から離れ、ハンドル体1を通常の
使用状態の角度に傾斜させたときには、吸込口5が床面
に近接し、さらにハンドル体1を傾斜させてほぼ水平状
態にしたときにも、吸込口5が床面に近接した掃除可能
な状態に設定できる電気掃除機を提供することを目的と
するものである。 問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、操作用ハンド
ルを有するハンドル体に回動自在に枢着され、前方下面
に吸込口を有する床ノズルと、前記ハンドル体の下端で
ハンドル体がほぼ垂直状態において前記枢着点より後方
に位置し、床面に接して掃除機本体を移動可能にするロ
ーラと、このローラを前記枢着点を中心に変位可能にす
る円弧状のガイドと、前記ローラとハンドル体との間に
介装され、このローラを前記ハンドル体の最下端側に付
勢するばねと、ハンドル体の傾斜により前記ローラが前
記枢着点の垂直下方位置にきたときに、このローラがそ
れ以上に前方に移動することを阻止するように床ノズル
に設けたストッパー部とを備えたものである。 作用 上記した構成により、ハンドル体が格納状態であるほ
ぼ垂直状態においては、ハンドル体と床ノズルとの枢着
点と床面との距離が最も近くなるため、床ノズルの後方
が下がり、吸込口の後方を支点として床ノズル前方が浮
き上がり、吸込口が床面から離れる。ハンドル体を通常
の使用状態まで傾斜させると、ローラが前記枢着点の垂
直下方にきて、前記枢着点と床面との距離が最も遠くな
り、この結果床ノズルの後部が上がり、吸込口の後方を
支点として床ノズルの前方が下がって吸込口が床面に近
接し、掃除可能な状態を保つ。このときローラは床ノズ
ルに設けたストッパー部で前記枢着点より前方に移動す
ることを阻止される。さらに、ベッド下の掃除のために
ハンドル体を傾斜させていくと、ローラは床ノズルのス
トッパー部により前方で移動することが阻止されている
ので、枢着点とローラの相対位置関係は同じに維持され
ながら、ローラはハンドル体に設けたガイドによりハン
ドル体とローラの相対位置が変化していく。ハンドル体
が通常使用状態の角度からほぼ水平状態になるまでの間
にあっては、ローラは枢着点を中心とする同一半径の円
弧状のガイドによってガイドされているため、床ノズル
の前方は下がったままの状態を保ち、吸込口は床面に対
して近接状態を維持して掃除可能状態が保たれる。ま
た、ローラはハンドル体の最下端側にばねで付勢されて
いるので、ハンドル体が通常使用状態からほぼ水平状態
にまで傾動する範囲においてはハンドル体に床ノズルに
対する引張力が蓄積され、ハンドルの手元の重さを軽減
できる。 実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。 第1図〜第5図において、11は下面前方にほぼ長方形
状の吸込口11aを有する床ノズルで、この吸込口11aに
は、カーペットなどの被掃除面に付着した塵埃をかき上
げる回転ブラシ12が臨み、この回転ブラシ12は床ノズル
11に回転自在に軸支されている。下端部を床ノズル11に
傾動自在に枢着したハンドル体13は下部に電動送風機14
と収塵袋15などを内蔵した箱状の収塵部16とを有し、こ
の収塵部16の上部に固着して棒状のハンドル17が延設さ
れている。 電動送風機14はその回転軸14aがハンドル体13と床ノ
ズル11との枢着点18と同心的に配設され、この回転軸14
aは床ノズル11内に突出している。回転軸14aと回転ブラ
シ12との間に張設したベルト19は電動送風機14の回転力
を回転ブラシ12に伝達している。回転ブラシ12によって
かき上げられ、吸込口11aを通って流入する塵埃を収塵
部16の収塵袋15に導くホース20は一端は床ノズル11の回
転ブラシ12に近接して開口し、他端は収塵部16に開口す
るように接続されている。したがって含塵気流は吸込口
11aからホース20を通り、塵埃だけが収塵袋15で捕獲さ
れ、清浄な空気が排気口(図示せず)から外部に放出さ
れる。 21は床ノズル11の下面において、吸込口11aの後方に
設けられた前輪で、床ノズル11の前部を支えている。22
は収塵部16の下端部でかつハンドル体13を垂直に立てた
ときに枢着点18の後方に位置するように配置したローラ
ーで、電動送風機14の回転軸14aを介して床ノズル11の
後部を支えている。またこのローラ22はハンドル体13を
通常使用状態に傾動させたときに枢着点18のほぼ垂直下
端にくるような位置に設定されている。23はローラ22の
位置を可変し得るガイドで、このガイド23はハンドル体
13を垂直に立てたときのローラ22の当初の位置すなわち
ハンドル体13の最下端側の位置から枢着点18に対応する
ほぼ水平位置まで、枢着点18を中心とし、ローラ22の中
心までの距離を半径とする円弧状に形成されている。24
はローラ22のローラ軸22aとハンドル体13との間に介装
されたばねで、ローラ22を当初の位置すなわちハンドル
体13の最下端側の位置に保つべく付勢している。また、
床ノズル11の一部にはストッパー部11bが形成され、ハ
ンドル体13を傾動させたときローラ22が枢着点18の垂直
下方位置より前方に移動するのを防止している。 上記構成において、その動作を説明する。通常使用時
は、ハンドル17を持ってハンドル体13を第3図から第4
図のように傾動させると、枢着点18は床面から最も遠い
状態となり、この状態で床ノズル11を前後に移動させる
と、吸込口11aが床面に近接または密着した状態で床面
の掃除ができる。掃除途中に机や椅子の整列などを行う
場合に第3図のようにハンドル17を垂直にして放置する
ことがしばしば発生するが、このとき枢着点18は床面と
最も近くなり、前輪21を支点として床ノズル11の前方が
浮き上る。すると吸込口11aが床面から離れ、回転ブラ
シ12が床面に接触しなくなるため、同一場所で長時間放
置してもカーペットを傷めたり、吸込口の密閉状態のた
めに起る電動送風機14の損傷なども防げる。また、ベッ
ドの下などの奥まった所を掃除する場合は、ハンドル体
13を第5図に示すようにほぼ水平状態まで倒して行う
が、このときにローラ22は床ノズル11のストッパー部11
bにより枢着点18のほぼ垂直下方で保持される。つま
り、ハンドル体13が通常使用状態からほぼ水平状態まで
の間においては、枢着点18とローラ22の相対位置は変化
せず、ハンドル体13とローラ22の相対位置のみがガイド
23に沿って変化し、床ノズル11は床面に対し同一状態に
保たれ、掃除可能状態を保持する。このとき、ローラ22
は第2図に示すようにばね24により当初の位置すなわち
ハンドル体13の最下端側の位置を保つべく前方に付勢さ
れているため、ローラ22が床ノズル11のストッパー部11
bに当接してからハンドル体13がほぼ水平状態になるま
での間は、ハンドル体13に床ノズル11に対する引張力が
蓄積され、つまり、ばね24のバネ荷重と枢着点18からロ
ーラ22の中心までの距離をかけ合せた荷重分だけハンド
ル17の手元の重さを軽減するわけである。これはハンド
ル17の位置が床面に近づくにつれて軽減の度合が増加
し、無理な姿勢になるにしたがって手元の重さが軽減さ
れるという効果を有している。 なお、本実施例においては、吸込口に臨んで回転ブラ
シを有し、かつ吸引装置を内蔵した、いわゆるアップラ
イト型電気掃除機について述べたが、回転ブラシがな
く、吸込口だげのものについても、また吸引装置が別の
機器に設けられ、これをホースなどで連結するタイプの
ものについても適用できることは言うまでもない。また
本実施例においては、床ノズルの下面に前輪を設けた
が、必ずしも車輪でなくてもよく、床ノズルが傾動する
支点になればよく、なめらかな曲面でもよい。 発明の効果 以上述べたように本発明によれば、ハンドル体を通常
使用状態からほぼ水平状態までの間においては、枢着点
とローラの相対位置は変化しないので、床ノズルと床面
の関係を同一の掃除可能状態に設定できるものである。
またハンドルが床面に近づくにしたがって、ばねの引張
力によりハンドルの手元荷重が軽減され、使用に不便な
ハンドル体の水平状態にあっても優れた操作性が得られ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す電気掃除機の一部切欠
側面図、第2図は同電気掃除機の要部斜視図、第3図〜
第5図はそれぞれ同電気掃除機の格納状態、通常使用状
態およびベッド下などの掃除状態の動作説明図、第6図
および第7図はそれぞれ従来例の電気掃除機の構成と動
作を説明する側面図である。 11……床ノズル、11a……吸込口、11b……ストッパー
部、12……回転ブラシ、13……ハンドル体、14……電動
送風機、14a……回転軸、16……収塵部、17……ハンド
ル、18……枢着点、21……前輪、22……ローラ、23……
ガイド、24……バネ。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.操作用ハンドルを有するハンドル体に回動自在に枢
    着され、前方下面に吸込口を有する床ノズルと、前記ハ
    ンドル体の下端でハンドル体がほぼ垂直状態において前
    記枢着点より後方に位置し、床面に接して掃除機本体を
    移動可能にするローラと、このローラを前記枢着点を中
    心に変位可能にする円弧状のガイドと、前記ローラとハ
    ンドル体との間に介装され、このローラを前記ハンドル
    体の最下端側に付勢するばねと、前記ローラが前記枢着
    点の垂直下方位置より前方に移動することを阻止するよ
    うに床ノズルに設けたストッパー部とを有する電気掃除
    機。 2.床ノズルの吸込口後方の支点部に前輪を配設した特
    許請求の範囲第1項記載の電気掃除機。 3.床ノズルの吸込口に回転ブラシを配設した特許請求
    の範囲第1項記載の電気掃除機。
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