JPS60193315A - 直流油入電気機器 - Google Patents
直流油入電気機器Info
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- JPS60193315A JPS60193315A JP4819084A JP4819084A JPS60193315A JP S60193315 A JPS60193315 A JP S60193315A JP 4819084 A JP4819084 A JP 4819084A JP 4819084 A JP4819084 A JP 4819084A JP S60193315 A JPS60193315 A JP S60193315A
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- insulating
- oil
- bushing
- purrier
- electrical equipment
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/32—Insulating of coils, windings, or parts thereof
- H01F27/324—Insulation between coil and core, between different winding sections, around the coil; Other insulation structures
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は直流油入電気機器に係り、特にブッシング下部
櫨二おける絶縁高圧リード線との接続部近傍の絶縁構造
）：関する。
櫨二おける絶縁高圧リード線との接続部近傍の絶縁構造
）：関する。
最近、線路の建設費が安く、大電力長距離送電に有利で
あるなどの利点から、直流送電の開発が進められている
。この直流送電設備のうち直流油入電気機器、例えば直
流送電用の変圧器は従来から油入絶縁された構造が多く
用いられている。このような油入絶縁された構造は、交
流送電用の変圧器を基本として、直流送電用の変圧器特
有の絶縁問題を解決しながら構造設計されている。
あるなどの利点から、直流送電の開発が進められている
。この直流送電設備のうち直流油入電気機器、例えば直
流送電用の変圧器は従来から油入絶縁された構造が多く
用いられている。このような油入絶縁された構造は、交
流送電用の変圧器を基本として、直流送電用の変圧器特
有の絶縁問題を解決しながら構造設計されている。
しかし、近年直流送電電圧の増加、送電容量の増大がみ
られ、直ｂｉＥ送電用の変圧器においても、これらに対
処するため種々の工夫をしながら高電圧、大容鼠の変圧
器が検討されている。この場合、大きな問題点として高
電圧化にともなう直流耐電圧の問題がある。
られ、直ｂｉＥ送電用の変圧器においても、これらに対
処するため種々の工夫をしながら高電圧、大容鼠の変圧
器が検討されている。この場合、大きな問題点として高
電圧化にともなう直流耐電圧の問題がある。
周知のように直流電圧は、材料の抵抗率（二よって電圧
分布が決定されるものである。これは交流電圧のように
材料の誘電率によって電位分布が決定される場合に比べ
、電圧分布に大きな違いが生じる。また材料の強さをみ
ると、直流電圧の場合においては絶縁油は油浸紙に比し
て極めて弱い。
分布が決定されるものである。これは交流電圧のように
材料の誘電率によって電位分布が決定される場合に比べ
、電圧分布に大きな違いが生じる。また材料の強さをみ
ると、直流電圧の場合においては絶縁油は油浸紙に比し
て極めて弱い。
一方交流電圧の場合、絶縁油と油浸紙はほぼ同じか、油
浸−紙の方が若干強い特性を示している。絶縁油の直流
耐電圧は交流耐電圧より低く、油浸紙の直流耐電圧は交
流耐電圧の数倍である。このようなことから絶縁材料の
特性と電位公人の特徴を生かした直流絶縁構造の工夫が
なされて実用化されている。
浸−紙の方が若干強い特性を示している。絶縁油の直流
耐電圧は交流耐電圧より低く、油浸紙の直流耐電圧は交
流耐電圧の数倍である。このようなことから絶縁材料の
特性と電位公人の特徴を生かした直流絶縁構造の工夫が
なされて実用化されている。
しかしながら、交流電圧用の変圧器の絶縁４１Ｖ）迫上
で全く問題にならなかった構造が、直流送電用の変圧器
にｊｄいて問題になる個所がある。それは変圧器におい
て、変圧器本体のコイルと接続された絶縁高圧リード線
と油入ブッシングとの接続部あるいは絶縁シールドの周
辺部である。
で全く問題にならなかった構造が、直流送電用の変圧器
にｊｄいて問題になる個所がある。それは変圧器におい
て、変圧器本体のコイルと接続された絶縁高圧リード線
と油入ブッシングとの接続部あるいは絶縁シールドの周
辺部である。
これらの部分においては、第１図に示すように油入ブッ
シング１の油中側、すなわち下部端子２と変圧器本体コ
イル（図示しない）と接続される絶縁高圧リート線３と
を接続し、この接続部４の周辺の電界を緩和するために
絶縁シールド５を下部端子２に接続する。また油入ブッ
シング１は下部かい管６内部に絶縁コアー７３を有する
中心導体７を収納し、絶縁油８が満されている。そして
この接続部４近傍の電界分布９は点線で示すように直流
電界の集中が著しく、絶縁構造上解決すべき問題点があ
った。
シング１の油中側、すなわち下部端子２と変圧器本体コ
イル（図示しない）と接続される絶縁高圧リート線３と
を接続し、この接続部４の周辺の電界を緩和するために
絶縁シールド５を下部端子２に接続する。また油入ブッ
シング１は下部かい管６内部に絶縁コアー７３を有する
中心導体７を収納し、絶縁油８が満されている。そして
この接続部４近傍の電界分布９は点線で示すように直流
電界の集中が著しく、絶縁構造上解決すべき問題点があ
った。
本発明は上記の点を考慮してなされたもので、その目的
とするところは、直流耐電圧が優れ、簡単な絶縁構成を
有する直流油入電気機器を提供することにある。
とするところは、直流耐電圧が優れ、簡単な絶縁構成を
有する直流油入電気機器を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明によれば、ブッシン
グポケット部に取付けられたブッシングの下部端子と電
気機器本体のコイルと接続される絶縁高圧リード線との
接続部において、下部端子に絶縁シールドを設け、この
絶縁シールド及び接続部周辺を覆い、一方端を絶縁高圧
リート線に固着した第１の絶縁パーリヤを設け、この第
１の絶縁パーリヤは筒状部と傾斜部とからなり、この筒
状部及びブッシングの油中側を覆う第２の絶縁パーリヤ
を設け、こめ第２の絶縁パーリヤが筒状部と傾斜部とか
ら形成されることにより、直流耐電圧が優れ、簡単な絶
縁構成となることを特徴とする。
グポケット部に取付けられたブッシングの下部端子と電
気機器本体のコイルと接続される絶縁高圧リード線との
接続部において、下部端子に絶縁シールドを設け、この
絶縁シールド及び接続部周辺を覆い、一方端を絶縁高圧
リート線に固着した第１の絶縁パーリヤを設け、この第
１の絶縁パーリヤは筒状部と傾斜部とからなり、この筒
状部及びブッシングの油中側を覆う第２の絶縁パーリヤ
を設け、こめ第２の絶縁パーリヤが筒状部と傾斜部とか
ら形成されることにより、直流耐電圧が優れ、簡単な絶
縁構成となることを特徴とする。
第１の絶縁パーリヤの筒状部の軸方向の長さり。
が絶縁シールドの軸方向の長さＬｌのほぼ２倍となるよ
うに形成するのが好適である。
うに形成するのが好適である。
第１及び第２の絶縁パーリヤのそれぞれの傾斜部と水平
軸とのなす角度θが４５°ないし６０” ｌ：形成する
のが好適である。
軸とのなす角度θが４５°ないし６０” ｌ：形成する
のが好適である。
第１の絶縁パーリヤに覆われた絶縁高圧シールド線上の
取付部から下部端子までテーパー絶縁するのが好適であ
る。
取付部から下部端子までテーパー絶縁するのが好適であ
る。
第２の絶縁パーリヤの一方端はブッシングポケット部を
形成する容器内側上部に固着し、他方端は絶縁高圧リー
ト線上に固着するのが好適である。
形成する容器内側上部に固着し、他方端は絶縁高圧リー
ト線上に固着するのが好適である。
上下に２分割された少なｋとも第２の絶縁パーリヤを任
意の位置で接合して形成するのが好適である。
意の位置で接合して形成するのが好適である。
以下、本発明の直流油入電気機器の一実施例を第２図な
いし第５図を参照して説明する。直流油入電気機器には
例えば変圧器、９アクドル及びブッシングがあるが、こ
のうち直流油入変圧器について説明する。
いし第５図を参照して説明する。直流油入電気機器には
例えば変圧器、９アクドル及びブッシングがあるが、こ
のうち直流油入変圧器について説明する。
第２図において、接地容器となる変圧器タンク１１内部
に変圧器本体すなわち、鉄心１１ａに巻装されたコイル
Ｉｌｂを収納し、変圧器タンク１１に取付けられたブッ
シングポケット部１２にブッシング１３が取付けられ、
変圧器タンク１１及びブッシングポケット部１２内部に
絶縁油１１ｃが充てんされている。
に変圧器本体すなわち、鉄心１１ａに巻装されたコイル
Ｉｌｂを収納し、変圧器タンク１１に取付けられたブッ
シングポケット部１２にブッシング１３が取付けられ、
変圧器タンク１１及びブッシングポケット部１２内部に
絶縁油１１ｃが充てんされている。
またブッシング１３の下側、すなわち油中側の下部端子
１４には絶縁シールド１５が取付けられ、この下部端子
１４とコイルｆｌｂとを絶縁高圧リード線１６によって
接続する。この絶縁高圧シールド線１６と下部端子１４
の接続部１７の近傍、絶縁シールド１５の外周部及び油
中側を、後述するように内側の第１の絶縁パーリヤ１８
及び外側の第２の絶縁パーリヤ１９によって包囲するよ
うにして、両絶縁パーリヤ１８゜１９の一方端を絶縁高
圧リード線１６に取付ける。また絶縁高圧リード線１６
はリード線１６ｇと、これに例えば絶縁紙を巻回した絶
縁層１６ｂとからなっている。
１４には絶縁シールド１５が取付けられ、この下部端子
１４とコイルｆｌｂとを絶縁高圧リード線１６によって
接続する。この絶縁高圧シールド線１６と下部端子１４
の接続部１７の近傍、絶縁シールド１５の外周部及び油
中側を、後述するように内側の第１の絶縁パーリヤ１８
及び外側の第２の絶縁パーリヤ１９によって包囲するよ
うにして、両絶縁パーリヤ１８゜１９の一方端を絶縁高
圧リード線１６に取付ける。また絶縁高圧リード線１６
はリード線１６ｇと、これに例えば絶縁紙を巻回した絶
縁層１６ｂとからなっている。
また第３図において、ブッシング１１の油中側は下部か
い管２０内部に絶縁コアー２１ａを設けた中心導体を２
１が収納され、この中心導体２１は下部端子１４と接続
され、下部かい管２０内部に絶縁油２１ｂが充てんされ
ている。そしてブッシング１３の下部端子１４に絶縁シ
ールド１５が取付けられ、また変圧器本体のコイルｌｌ
ｂと接続される絶縁高圧リード線１６を下部端子１４に
取付金具１４ａを介して取付ける。そして、絶縁シール
ド１５はリング状導体１５ａの外周を絶縁部祠（＝よっ
て被覆した絶縁部材層１５ｂを形成し、ブッシング１３
の下部端子１４にリング状導体１５ａに接続されている
取付金具１５ｃを介して取付ける。
い管２０内部に絶縁コアー２１ａを設けた中心導体を２
１が収納され、この中心導体２１は下部端子１４と接続
され、下部かい管２０内部に絶縁油２１ｂが充てんされ
ている。そしてブッシング１３の下部端子１４に絶縁シ
ールド１５が取付けられ、また変圧器本体のコイルｌｌ
ｂと接続される絶縁高圧リード線１６を下部端子１４に
取付金具１４ａを介して取付ける。そして、絶縁シール
ド１５はリング状導体１５ａの外周を絶縁部祠（＝よっ
て被覆した絶縁部材層１５ｂを形成し、ブッシング１３
の下部端子１４にリング状導体１５ａに接続されている
取付金具１５ｃを介して取付ける。
また、内側の第１の絶縁パーリヤ１８は繊維質絶縁部材
例えばプレスポードによって漏斗形状に形成され、絶縁
パーリヤ１８の一方端を絶縁高圧リード線１６に取付部
２２を介して固着し、この取付部２２から傾斜を形成し
た傾斜部１８ａを経て筒状部１８ｂを形成する。この筒
状部１８ｂはブッシング１３の下側の一部と接続部１７
及び絶縁シールド１５の外周部を包囲するように形成さ
れる。そして、この絶縁シールド１５の軸方向の長さ、
すなわちブッシング１３の中心導体２１の長手方向に沿
った長さをり、とし、絶縁パーリヤ１８の筒状部１８ｂ
の軸方向の長さをり。
例えばプレスポードによって漏斗形状に形成され、絶縁
パーリヤ１８の一方端を絶縁高圧リード線１６に取付部
２２を介して固着し、この取付部２２から傾斜を形成し
た傾斜部１８ａを経て筒状部１８ｂを形成する。この筒
状部１８ｂはブッシング１３の下側の一部と接続部１７
及び絶縁シールド１５の外周部を包囲するように形成さ
れる。そして、この絶縁シールド１５の軸方向の長さ、
すなわちブッシング１３の中心導体２１の長手方向に沿
った長さをり、とし、絶縁パーリヤ１８の筒状部１８ｂ
の軸方向の長さをり。
としたとき、Ｌ、中２Ｌ、となるように形成する。また
、絶縁パーリヤ１８の絶縁高圧リード線１６の取付部２
２から下部端子１４側の絶縁高圧リート線１６の絶縁層
１６ｂを傾斜を有するテーパー絶縁としたテーパー絶縁
部１６ｃを形成する。さらに取付部２２と筒状部１８ａ
の傾斜は絶縁高圧リード線１６に対して垂直な１点鎖線
で示した水平軸回と傾斜部１８ａとのなす角度０を４５
°ないし６０°に形成する。
、絶縁パーリヤ１８の絶縁高圧リード線１６の取付部２
２から下部端子１４側の絶縁高圧リート線１６の絶縁層
１６ｂを傾斜を有するテーパー絶縁としたテーパー絶縁
部１６ｃを形成する。さらに取付部２２と筒状部１８ａ
の傾斜は絶縁高圧リード線１６に対して垂直な１点鎖線
で示した水平軸回と傾斜部１８ａとのなす角度０を４５
°ないし６０°に形成する。
そして、絶縁パーリヤ１８の外側に繊維質絶縁部材例え
ばブレスポードによって漏斗形状に形成される第２の絶
縁パーリヤ１９の一方端を絶縁高圧リード線１６に取付
部部を介して固着し、この取付部５から傾斜を形成した
傾斜部１９ａを経て筒状部１９ｂを形成する。この筒状
部１９ｂはブッシング１３の下側及び第１の絶縁パーリ
ヤ１８の外側を包囲するように形成される。また筒状部
１９ｂの開放側はブッシングポケット部１２の容器１２
ａの上部内側に固着される。また傾斜部１９ａは一点鎖
線で示した水平軸２６となす角度θを４５°ないし６０
°に形成する。さらに傾斜部１９ａと筒状部１９ｂとは
例えば絶縁ボルト（図示しない）によって接合部１９ｃ
ｌ”ｌ−おいて接合される。
ばブレスポードによって漏斗形状に形成される第２の絶
縁パーリヤ１９の一方端を絶縁高圧リード線１６に取付
部部を介して固着し、この取付部５から傾斜を形成した
傾斜部１９ａを経て筒状部１９ｂを形成する。この筒状
部１９ｂはブッシング１３の下側及び第１の絶縁パーリ
ヤ１８の外側を包囲するように形成される。また筒状部
１９ｂの開放側はブッシングポケット部１２の容器１２
ａの上部内側に固着される。また傾斜部１９ａは一点鎖
線で示した水平軸２６となす角度θを４５°ないし６０
°に形成する。さらに傾斜部１９ａと筒状部１９ｂとは
例えば絶縁ボルト（図示しない）によって接合部１９ｃ
ｌ”ｌ−おいて接合される。
次に本発明の作用効果について説明する。第４図におい
て、縦軸に第３図に点線で示した下部端子１４の電界′
Ｂ１をとり、横軸に絶縁パーリヤ１８の筒状部１８ｂの
長さり、をとる。ここに横軸の目盛は絶縁シールド１５
の軸方向の長さＬｌの整数倍にとっている。そして電界
Ｅ、と筒状部１８ｂの長さり、との関係は、絶縁バーリ
ヤ１個のときは点線で示した曲線■となり、また絶縁バ
ーリヤ２個のとき点線で示した曲線■のようになる。電
界Ｂｌは絶縁パーリヤ１８の筒状部１８ｂの軸方向の長
さが長いほど低減され、また絶縁パーリヤ１個のときの
曲線■、２個のときの曲線Ｈに示すように絶縁パーリヤ
１個より２個設けた方が電界Ｂ、が低減されることがわ
かる。また電界Ｂ１は曲線■の＠印の点でほぼ５０％ま
で低減される。
て、縦軸に第３図に点線で示した下部端子１４の電界′
Ｂ１をとり、横軸に絶縁パーリヤ１８の筒状部１８ｂの
長さり、をとる。ここに横軸の目盛は絶縁シールド１５
の軸方向の長さＬｌの整数倍にとっている。そして電界
Ｅ、と筒状部１８ｂの長さり、との関係は、絶縁バーリ
ヤ１個のときは点線で示した曲線■となり、また絶縁バ
ーリヤ２個のとき点線で示した曲線■のようになる。電
界Ｂｌは絶縁パーリヤ１８の筒状部１８ｂの軸方向の長
さが長いほど低減され、また絶縁パーリヤ１個のときの
曲線■、２個のときの曲線Ｈに示すように絶縁パーリヤ
１個より２個設けた方が電界Ｂ、が低減されることがわ
かる。また電界Ｂ１は曲線■の＠印の点でほぼ５０％ま
で低減される。
また、第５図において、縦軸に第３図に点線で示した絶
縁高圧９−Ｆ線１６の電界Ｅ、をとり、横軸に絶縁パー
リヤ１８ 、１９の傾斜部１８ｇ、１９ａが水平軸オ、
２６となす角度０をとる。そして電界Ｅ、と角度θとの
関係は、絶縁パーリヤ１個の場合は実線で示した曲線■
となり、絶縁パーリヤ２個の場合は点線で示した曲線■
のようになる。電界Ｅ、は絶縁高圧リード線′Ｊ６の表
面の電界であり、絶縁パーリヤ１８ 、１９の傾斜部１
８ａ 、 １９ｍと水平軸オ、２６とのなす角度Ｏが大
きくなる程低減され、さらに絶縁パーリヤが１個の曲線
Ｉより２個の曲線■の方が電界Ｅ、が低減される。絶縁
パーリヤ２個の曲線■に示す△印の点（二おいて電界Ｅ
μはぼ５０％に低減される。
縁高圧９−Ｆ線１６の電界Ｅ、をとり、横軸に絶縁パー
リヤ１８ 、１９の傾斜部１８ｇ、１９ａが水平軸オ、
２６となす角度０をとる。そして電界Ｅ、と角度θとの
関係は、絶縁パーリヤ１個の場合は実線で示した曲線■
となり、絶縁パーリヤ２個の場合は点線で示した曲線■
のようになる。電界Ｅ、は絶縁高圧リード線′Ｊ６の表
面の電界であり、絶縁パーリヤ１８ 、１９の傾斜部１
８ａ 、 １９ｍと水平軸オ、２６とのなす角度Ｏが大
きくなる程低減され、さらに絶縁パーリヤが１個の曲線
Ｉより２個の曲線■の方が電界Ｅ、が低減される。絶縁
パーリヤ２個の曲線■に示す△印の点（二おいて電界Ｅ
μはぼ５０％に低減される。
また、第３図に示す絶縁高圧９−Ｆ線１６のテーパー絶
縁部１６ｃは、絶縁パーリヤ１８の内部に位置している
関係上、絶縁は多くを必要としない。反対にこのテーパ
ー絶縁部１６ｃの絶縁が強固すぎると、絶縁パー９ヤ１
８の内部にもかかわらず大きな電位分担が生じる。そし
て、このことが絶縁パーリヤの絶縁効果を低減させるこ
とになるため、強固すぎる絶縁はよくない絶縁形状とい
える。従って工作性がよく、絶縁パーリヤの絶縁能力に
影響しない形状、すなわち絶縁高圧リード線１６の絶縁
パーリヤ１８の取付部２２からブッシング下部端子１４
までをデーパ−絶縁としたことが絶縁性の向上につなが
っている。
縁部１６ｃは、絶縁パーリヤ１８の内部に位置している
関係上、絶縁は多くを必要としない。反対にこのテーパ
ー絶縁部１６ｃの絶縁が強固すぎると、絶縁パー９ヤ１
８の内部にもかかわらず大きな電位分担が生じる。そし
て、このことが絶縁パーリヤの絶縁効果を低減させるこ
とになるため、強固すぎる絶縁はよくない絶縁形状とい
える。従って工作性がよく、絶縁パーリヤの絶縁能力に
影響しない形状、すなわち絶縁高圧リード線１６の絶縁
パーリヤ１８の取付部２２からブッシング下部端子１４
までをデーパ−絶縁としたことが絶縁性の向上につなが
っている。
以上説明したように本発明によれば、ブッシングの油中
側の下部端子と絶縁高圧リート線との接続部周囲に第１
の絶縁パーリヤを設け、さらにその外側にブッシングの
油中側も含めて覆う第２の絶縁パーリヤを設けることに
より、従来の絶縁構成の場合より約２倍の直流絶縁強度
を有する絶縁構造とすることができ、直流耐電圧が優れ
、構造が簡単な直流油入電気機器を提供することができ
る。
側の下部端子と絶縁高圧リート線との接続部周囲に第１
の絶縁パーリヤを設け、さらにその外側にブッシングの
油中側も含めて覆う第２の絶縁パーリヤを設けることに
より、従来の絶縁構成の場合より約２倍の直流絶縁強度
を有する絶縁構造とすることができ、直流耐電圧が優れ
、構造が簡単な直流油入電気機器を提供することができ
る。
第１図は従来の直流油入変圧器のブッシングの接続部を
示す一部断面正面図及び電界分布図、第２図は本発明の
直流仙人変圧器の一部断面側面図、ｆ５３１ｇは第２図
のブッシングの油中側付近の縦断面図、第４図は第３図
の電界Ｅ１と筒状部の長さり。 との関係を示す線図、第５図は第３図の電界Ｅ、と傾斜
部の角度θとの関係を示す線図である。 １１・・・変圧器タンク、１１ａ・・・鉄ｌら１゜１１
ｂ・・づイル、 ｌＩＣ−・・絶縁油。 １２・・・ブッシングポケット部。 １３−−ブッシング、 １４・・・下部端子。 １５・・・絶縁シールド。 １６・・・絶縁高圧リート線、１６ａ・・・リード線。 １６ｂ・−絶縁層、１６Ｃ・・・テーノ（−絶縁部。 １７・・・接続部、１８・・・第１の絶縁）（−リヤ。 １９・・・第２の絶縁パーリヤ。 １８ａ、１９ａ−傾斜部、 １８ｂ、１９ｂ・・・筒状
部。 １９ｃ・・・接合部、 ２２ 、２５・・・取付部。 囚、２６・・・水平軸。 Ｌ、・・・絶縁シールドの軸方向の長さ。 Ｌ、・・・第１の絶縁パーリヤの筒状部の軸方向の長さ
。 Ｅｌ ｅ Ｒ１・・・電界。 θ・・・傾斜部と水平軸とのなす角度。 代理人 弁理士 井 上 −男 第 １ 図 第 ２ 図 第 ３ 図 ０ Ｌｔ ＺＬＩ ３Ｌ１ ４−Ｌｔ 方ＩΦ六色＾４バーリヤ０βＨズ１ｐωｉ覧さＬ２０
４３° ７；０１ デぴ
示す一部断面正面図及び電界分布図、第２図は本発明の
直流仙人変圧器の一部断面側面図、ｆ５３１ｇは第２図
のブッシングの油中側付近の縦断面図、第４図は第３図
の電界Ｅ１と筒状部の長さり。 との関係を示す線図、第５図は第３図の電界Ｅ、と傾斜
部の角度θとの関係を示す線図である。 １１・・・変圧器タンク、１１ａ・・・鉄ｌら１゜１１
ｂ・・づイル、 ｌＩＣ−・・絶縁油。 １２・・・ブッシングポケット部。 １３−−ブッシング、 １４・・・下部端子。 １５・・・絶縁シールド。 １６・・・絶縁高圧リート線、１６ａ・・・リード線。 １６ｂ・−絶縁層、１６Ｃ・・・テーノ（−絶縁部。 １７・・・接続部、１８・・・第１の絶縁）（−リヤ。 １９・・・第２の絶縁パーリヤ。 １８ａ、１９ａ−傾斜部、 １８ｂ、１９ｂ・・・筒状
部。 １９ｃ・・・接合部、 ２２ 、２５・・・取付部。 囚、２６・・・水平軸。 Ｌ、・・・絶縁シールドの軸方向の長さ。 Ｌ、・・・第１の絶縁パーリヤの筒状部の軸方向の長さ
。 Ｅｌ ｅ Ｒ１・・・電界。 θ・・・傾斜部と水平軸とのなす角度。 代理人 弁理士 井 上 −男 第 １ 図 第 ２ 図 第 ３ 図 ０ Ｌｔ ＺＬＩ ３Ｌ１ ４−Ｌｔ 方ＩΦ六色＾４バーリヤ０βＨズ１ｐωｉ覧さＬ２０
４３° ７；０１ デぴ
Claims (6)
- （１） ブッシングポケット部に取付けられたブッシン
グの下部端子と電気機器本体のコイルと接続する絶縁高
圧リード線との接続部を備えた直流油入電気機器におい
て、絶縁高圧リード線の外周部とブッシングの下部端子
に設けられた絶縁シールドの外周部に位置し、一方何を
前記絶縁高圧リード線ｌ：取付部を介して取付け、第１
の筒状部と第１の傾斜部とからなる第１の絶縁パー９ヤ
を設け。 この第１の絶縁パーリヤ及び前記ブッシングの油中側を
覆い、第２の筒状部と第２の傾斜部とからなる第２の絶
縁パーリヤを設けたことを特徴とする直流油入電気機器
。 - （２）第１の絶縁パーリヤの第１の筒状部の軸方向の長
さが絶縁シールドの軸方向の長さのほぼ２倍となるよう
に形成した特許請求の範囲第１項記載の直流油入電気機
器。 - （３）第１及び第２の絶縁パーリヤのそれぞれの第１及
び第２の傾斜部と水平軸とのなす角度０が４５°ないし
６０″に形成した特許請求の範囲第１項゛記載の直流油
入電気機器。 - （４）第１の絶縁パーリヤに覆われた絶縁高圧シールド
線上の前記第１の絶縁パーリヤの取付部から下部端子ま
でテーパー絶縁した特許請求の範囲第１項記載の直流油
入電気機器。 - （５）第２の絶縁パーリヤの一方端がブッシングポケッ
ト部を形成する容器上部内側に固着され、他方端が絶縁
高圧リート線上に固着される特許請求の範囲第１項記載
の直流油入電気機器。 - （６）上下に２分割された少なくとも第２の絶縁パーリ
ヤが任意の位置で接合して形成された特許請求の範囲第
１項記載の直流油入電気機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4819084A JPS60193315A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 直流油入電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4819084A JPS60193315A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 直流油入電気機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60193315A true JPS60193315A (ja) | 1985-10-01 |
Family
ID=12796463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4819084A Pending JPS60193315A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 直流油入電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60193315A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109817418A (zh) * | 2017-11-21 | 2019-05-28 | 特变电工沈阳变压器集团有限公司 | 一种敞开式引线屏蔽筒连接结构 |
| EP3514810A1 (en) * | 2018-01-19 | 2019-07-24 | Siemens Aktiengesellschaft | Improved lead exit arrangement in an electrical device |
-
1984
- 1984-03-15 JP JP4819084A patent/JPS60193315A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109817418A (zh) * | 2017-11-21 | 2019-05-28 | 特变电工沈阳变压器集团有限公司 | 一种敞开式引线屏蔽筒连接结构 |
| EP3514810A1 (en) * | 2018-01-19 | 2019-07-24 | Siemens Aktiengesellschaft | Improved lead exit arrangement in an electrical device |
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