JP3372984B2 - ブッシングシールド装置 - Google Patents
ブッシングシールド装置Info
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- H01F27/04—Leading of conductors or axles through casings, e.g. for tap-changing arrangements
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変圧器、リアクトル等の
静止誘導器のブッシングシールド装置に係り、特に分割
された複数の静止誘導器における各巻線間の接続リード
線とブッシングとの接続部用のブッシングシールド装置
に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、変圧器は大容量、大型化の傾向に
あり、例えば500kV級送電に使用される変圧器は単
器容量が一相当たり1500/3MVA〜2000/3
MVAにもなり、輸送上の寸法の制約から単相器を2〜
3分割した単位変圧器が採用されている。また、次期送
電電圧として計画されている1000kV級の送電用変
圧器においては、単器容量が一相当たり3000/3M
VA以上にもなるので、この場合も単相器を2〜3分割
した単相変圧器からなる構造となる。 【0003】このような単位変圧器の巻線からのリード
線と、各単位変圧器の中間に配設されるブッシングの端
子との接続部には、電界緩和用として表面を絶縁被覆し
た静電シールドが取り付けられているが、電圧が高い場
合には、この静電シールドの外側を多重の絶縁バーリア
で覆っている。 【0004】例えば、特公昭63−42841号公報記
載のブッシングシールド装置は図2に示すように、端部
に曲率を持たせた内径寸法、外径寸法とも変わらない円
筒状の静電シールドの表面に絶縁被覆を施した構造を採
用している。すなわち、この従来のブッシングシールド
装置において、ブッシング2を収納したブッシングポケ
ット3は接続ダクト4を介して単位変圧器1,1と接続
されている。また、単位変圧器1,1の巻線(図示せ
ず)からの接続シード線51,52は、ブッシング2の
下端においてブッシング導体10とT字状に接続されて
いる。この接続部とブッシング2の下部を電気的に保護
するため、上部静電シールド6および下部静電シールド
7が取付けられている。これらの静電シールド6,7の
外側には、絶縁バーリア8が設けられている。なお、9
はリード絶縁バーリア、11はブッシング金具である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】このような構造の静電
シールド6,7を使用した従来技術では、静電シールド
の外径の大きさに比べて静電シールドの端部曲率が小さ
いため、ブッシング2と反対側の静電シールド6,7の
端部には電界が大きく集中する。従って、必然的に静電
シールド6,7の表面のシールド絶縁被覆厚を増大する
とか、また静電シールド外側の絶縁バーリア8の枚数を
増大するなどの必要性が生じ、絶縁構造の複雑化が生じ
る。 【0006】また、この端部の曲率を大きくして静電シ
ールド端部の電界強度を下げることも考えられるが、そ
の場合には静電シールドの外径寸法を非常に大きくする
必要がある。その結果、静電シールド6,7とブッシン
グポケット3間の電界強度が大きくなるため、ブッシン
グポケット径の拡大、あるいは静電シールドの外側の絶
縁バーリア8の枚数増大による絶縁構造の複雑化が生じ
る。 【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、静電シールドの外径寸法が小さいに
もかかわらず端部電界集中が小さく、かつ静電シールド
の外側の絶縁バーリア枚数の少ない絶縁構造のブッシン
グシールド装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、単相静止誘導器を少なくとも2台に分割し
た単位静止誘導器相互間を、絶縁被覆を施したリード線
を内蔵したダクトにより連結し、前記リード線により前
記単位静止誘導器の巻線と前記ダクトの中間部に設置し
たブッシングとを電気的に接続し、この接続部の周囲に
電界緩和用の静電シールドを設けたブッシングシールド
装置において、前記静電シールドを前記リード線に対し
てブッシング側とブッシングとは反対側の2つに分割
し、ブッシングとは反対側の前記静電シールド端部の内
周部にリング状静電シールドを配置し、前記リング状静
電シールドの口径を、前記静電シールドにおける前記リ
ード線に対向する側の端部の口径よりも小さくしたこと
を特徴とするものである。 【0009】 【作用】上記したような構成を有する本発明において
は、リング状静電シールドの存在により、ブッシングの
ない側の静電シールド端部の見かけの曲率を大きくする
ことができ、また、端部の口径の大きさに対する端部曲
率の大きさを大きくすることができることから、静電シ
ールドの外径寸法を大きくすることなく、静電シールド
端部における電界集中を大幅に緩和できる。 【0010】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を参照して説
明する。図1は本発明の一実施例の断面図である。同図
に示すように、分割された単位変圧器の巻線(図示せ
ず)からの接続リード線51,52は、ブッシング2の
下端においてブッシング導体10とT字状に接続されて
いる。この接続部とブッシング2の下部を電気的に保護
するため、上部静電シールド6,下部静電シールド7お
よびリング状静電シールド12が取付けられている。 【0011】この静電シールド6と7は一体としたほう
が静電シールドとしては機能上好ましいが、静電シール
ド6と7の表面には、電界強度の低減、絶縁破壊強度の
向上を図るためシールド絶縁被覆を設ける必要があり、
接続リード線51,52貫通用の穴部表面に絶縁物を被
覆することは困難であるので、本実施例では、静電シー
ルドは上部静電シールド6と下部静電シールド7に2分
割され、それぞれの表面にシールド絶縁被覆6a,7a
が設けられている。 【0012】静電シールド6と7の電位と接続リード線
51,52の導体電位は同電位であることから、静電シ
ールド6と7の接続リード線51,52に対向する側の
端部の電界強度は小さい。他方、上部静電シールド6に
は、このシールドと同電位のブッシング導体10が貫通
するが、静電シールド6とブッシング導体10が大きく
離れているため、静電シールド6の上部側端部には電界
が大きく集中する。さらに、下部静電シールド7の下部
端部は空間的に大きく開口していることから、この静電
シールド7の下部端部には上部静電シールド6の上部端
部よりも大きく、電界が集中する。 【0013】従って、本実施例においては、静電シール
ド6と7の各端部の形状を工夫することによってこの端
部の電界集中を緩和している。すなわち、上部静電シー
ルド6においては、ブッシング2が貫通する側の端部の
曲率を上側にいくほど小さくなるように、複数回変えな
がら内側に絞り込んで形成されている。この端部の口径
の大きさは、この静電シールドがブッシング金具11に
挿入できるように、ブッシング金具11の外径寸法より
若干大きくなっている。 【0014】一方、下部静電シールド7においては、下
部端部での電界集中が上部静電シールド6の場合よりも
大きいことから、下部静電シールド7の下部端部内周に
リング状静電シールド12を配置して下部静電シールド
7とリング状静電シールド12の組み合わせによる端部
曲率を、上部静電シールド6の場合よりも大きくしてい
る。また、リング状静電シールド12の口径はブッシン
グ2と接続リード線51,52との接続状態のチェック
やこの下部静電シールド7のブッシング下端部への取付
作業が可能な程度の大きさまで小さくなっている。 【0015】本実施例は上記したような構造であるの
で、静電シールド6,7の接続リード線51,52に対
向しない外側の端部の電界強度は大幅に低減するので、
静電シールド表面に施すシールド絶縁の厚さも小さくす
ることができる。従って、静電シールドとシールド絶縁
から構成されるブッシングシールドの製作が容易にな
る。また、シールド絶縁表面の電界強度が大幅に低減さ
れるため、静電シールドの外側に設ける絶縁バーリア8
の必要枚数を少なくすることができる。特に、この絶縁
バーリア8は所定のギャップ寸法を保持しつつ取付ける
必要があるため、絶縁バーリアの枚数が多くなるほど絶
縁作業が複雑になることから、本実施例によれば、絶縁
作業が容易となり、コンパクトなブッシングシールド装
置を得ることができる。 【0016】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、静
電シールドを接続リード線に対してブッシング側とブッ
シングと反対側の2つに分割し、この分割静電シールド
の接続リード線と反対側の端部にリング状静電シールド
を配置することにより、静電シールドの外径を大きくす
ることなく、静電シールドの端部における電界集中を大
幅に低減することができ、従って静電シールド表面に被
覆する絶縁物の厚さを小さくできるため、コンパクトな
静電シールドの製作が容易になる。また、静電シールド
の外側に配置する絶縁バーリアの枚数を少なくできるた
め、絶縁作業も容易になるという優れた効果を奏する。
その結果、本発明によれば、小形で絶縁特性に優れたブ
ッシングシールド装置の提供が可能になる。
静止誘導器のブッシングシールド装置に係り、特に分割
された複数の静止誘導器における各巻線間の接続リード
線とブッシングとの接続部用のブッシングシールド装置
に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、変圧器は大容量、大型化の傾向に
あり、例えば500kV級送電に使用される変圧器は単
器容量が一相当たり1500/3MVA〜2000/3
MVAにもなり、輸送上の寸法の制約から単相器を2〜
3分割した単位変圧器が採用されている。また、次期送
電電圧として計画されている1000kV級の送電用変
圧器においては、単器容量が一相当たり3000/3M
VA以上にもなるので、この場合も単相器を2〜3分割
した単相変圧器からなる構造となる。 【0003】このような単位変圧器の巻線からのリード
線と、各単位変圧器の中間に配設されるブッシングの端
子との接続部には、電界緩和用として表面を絶縁被覆し
た静電シールドが取り付けられているが、電圧が高い場
合には、この静電シールドの外側を多重の絶縁バーリア
で覆っている。 【0004】例えば、特公昭63−42841号公報記
載のブッシングシールド装置は図2に示すように、端部
に曲率を持たせた内径寸法、外径寸法とも変わらない円
筒状の静電シールドの表面に絶縁被覆を施した構造を採
用している。すなわち、この従来のブッシングシールド
装置において、ブッシング2を収納したブッシングポケ
ット3は接続ダクト4を介して単位変圧器1,1と接続
されている。また、単位変圧器1,1の巻線(図示せ
ず)からの接続シード線51,52は、ブッシング2の
下端においてブッシング導体10とT字状に接続されて
いる。この接続部とブッシング2の下部を電気的に保護
するため、上部静電シールド6および下部静電シールド
7が取付けられている。これらの静電シールド6,7の
外側には、絶縁バーリア8が設けられている。なお、9
はリード絶縁バーリア、11はブッシング金具である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】このような構造の静電
シールド6,7を使用した従来技術では、静電シールド
の外径の大きさに比べて静電シールドの端部曲率が小さ
いため、ブッシング2と反対側の静電シールド6,7の
端部には電界が大きく集中する。従って、必然的に静電
シールド6,7の表面のシールド絶縁被覆厚を増大する
とか、また静電シールド外側の絶縁バーリア8の枚数を
増大するなどの必要性が生じ、絶縁構造の複雑化が生じ
る。 【0006】また、この端部の曲率を大きくして静電シ
ールド端部の電界強度を下げることも考えられるが、そ
の場合には静電シールドの外径寸法を非常に大きくする
必要がある。その結果、静電シールド6,7とブッシン
グポケット3間の電界強度が大きくなるため、ブッシン
グポケット径の拡大、あるいは静電シールドの外側の絶
縁バーリア8の枚数増大による絶縁構造の複雑化が生じ
る。 【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、静電シールドの外径寸法が小さいに
もかかわらず端部電界集中が小さく、かつ静電シールド
の外側の絶縁バーリア枚数の少ない絶縁構造のブッシン
グシールド装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、単相静止誘導器を少なくとも2台に分割し
た単位静止誘導器相互間を、絶縁被覆を施したリード線
を内蔵したダクトにより連結し、前記リード線により前
記単位静止誘導器の巻線と前記ダクトの中間部に設置し
たブッシングとを電気的に接続し、この接続部の周囲に
電界緩和用の静電シールドを設けたブッシングシールド
装置において、前記静電シールドを前記リード線に対し
てブッシング側とブッシングとは反対側の2つに分割
し、ブッシングとは反対側の前記静電シールド端部の内
周部にリング状静電シールドを配置し、前記リング状静
電シールドの口径を、前記静電シールドにおける前記リ
ード線に対向する側の端部の口径よりも小さくしたこと
を特徴とするものである。 【0009】 【作用】上記したような構成を有する本発明において
は、リング状静電シールドの存在により、ブッシングの
ない側の静電シールド端部の見かけの曲率を大きくする
ことができ、また、端部の口径の大きさに対する端部曲
率の大きさを大きくすることができることから、静電シ
ールドの外径寸法を大きくすることなく、静電シールド
端部における電界集中を大幅に緩和できる。 【0010】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を参照して説
明する。図1は本発明の一実施例の断面図である。同図
に示すように、分割された単位変圧器の巻線(図示せ
ず)からの接続リード線51,52は、ブッシング2の
下端においてブッシング導体10とT字状に接続されて
いる。この接続部とブッシング2の下部を電気的に保護
するため、上部静電シールド6,下部静電シールド7お
よびリング状静電シールド12が取付けられている。 【0011】この静電シールド6と7は一体としたほう
が静電シールドとしては機能上好ましいが、静電シール
ド6と7の表面には、電界強度の低減、絶縁破壊強度の
向上を図るためシールド絶縁被覆を設ける必要があり、
接続リード線51,52貫通用の穴部表面に絶縁物を被
覆することは困難であるので、本実施例では、静電シー
ルドは上部静電シールド6と下部静電シールド7に2分
割され、それぞれの表面にシールド絶縁被覆6a,7a
が設けられている。 【0012】静電シールド6と7の電位と接続リード線
51,52の導体電位は同電位であることから、静電シ
ールド6と7の接続リード線51,52に対向する側の
端部の電界強度は小さい。他方、上部静電シールド6に
は、このシールドと同電位のブッシング導体10が貫通
するが、静電シールド6とブッシング導体10が大きく
離れているため、静電シールド6の上部側端部には電界
が大きく集中する。さらに、下部静電シールド7の下部
端部は空間的に大きく開口していることから、この静電
シールド7の下部端部には上部静電シールド6の上部端
部よりも大きく、電界が集中する。 【0013】従って、本実施例においては、静電シール
ド6と7の各端部の形状を工夫することによってこの端
部の電界集中を緩和している。すなわち、上部静電シー
ルド6においては、ブッシング2が貫通する側の端部の
曲率を上側にいくほど小さくなるように、複数回変えな
がら内側に絞り込んで形成されている。この端部の口径
の大きさは、この静電シールドがブッシング金具11に
挿入できるように、ブッシング金具11の外径寸法より
若干大きくなっている。 【0014】一方、下部静電シールド7においては、下
部端部での電界集中が上部静電シールド6の場合よりも
大きいことから、下部静電シールド7の下部端部内周に
リング状静電シールド12を配置して下部静電シールド
7とリング状静電シールド12の組み合わせによる端部
曲率を、上部静電シールド6の場合よりも大きくしてい
る。また、リング状静電シールド12の口径はブッシン
グ2と接続リード線51,52との接続状態のチェック
やこの下部静電シールド7のブッシング下端部への取付
作業が可能な程度の大きさまで小さくなっている。 【0015】本実施例は上記したような構造であるの
で、静電シールド6,7の接続リード線51,52に対
向しない外側の端部の電界強度は大幅に低減するので、
静電シールド表面に施すシールド絶縁の厚さも小さくす
ることができる。従って、静電シールドとシールド絶縁
から構成されるブッシングシールドの製作が容易にな
る。また、シールド絶縁表面の電界強度が大幅に低減さ
れるため、静電シールドの外側に設ける絶縁バーリア8
の必要枚数を少なくすることができる。特に、この絶縁
バーリア8は所定のギャップ寸法を保持しつつ取付ける
必要があるため、絶縁バーリアの枚数が多くなるほど絶
縁作業が複雑になることから、本実施例によれば、絶縁
作業が容易となり、コンパクトなブッシングシールド装
置を得ることができる。 【0016】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、静
電シールドを接続リード線に対してブッシング側とブッ
シングと反対側の2つに分割し、この分割静電シールド
の接続リード線と反対側の端部にリング状静電シールド
を配置することにより、静電シールドの外径を大きくす
ることなく、静電シールドの端部における電界集中を大
幅に低減することができ、従って静電シールド表面に被
覆する絶縁物の厚さを小さくできるため、コンパクトな
静電シールドの製作が容易になる。また、静電シールド
の外側に配置する絶縁バーリアの枚数を少なくできるた
め、絶縁作業も容易になるという優れた効果を奏する。
その結果、本発明によれば、小形で絶縁特性に優れたブ
ッシングシールド装置の提供が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブッシングシールド装置の一実施例を
示す断面図。 【図2】従来のブッシングシールド装置の一例を示す断
面図。 【符号の説明】 1…単位変圧器タンク 2…ブッシング 3…ブッシングポケット 4…接続ダクト 51,52…接続リード線 6…上部静電シールド 7…下部静電シールド 8…ブッシング絶縁バーリア 9…リード絶縁バーリア 10…ブッシング導体 11…ブッシング金具 12…リング状静電シールド
示す断面図。 【図2】従来のブッシングシールド装置の一例を示す断
面図。 【符号の説明】 1…単位変圧器タンク 2…ブッシング 3…ブッシングポケット 4…接続ダクト 51,52…接続リード線 6…上部静電シールド 7…下部静電シールド 8…ブッシング絶縁バーリア 9…リード絶縁バーリア 10…ブッシング導体 11…ブッシング金具 12…リング状静電シールド
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】単相静止誘導器を少なくとも2台に分割し
た単位静止誘導器相互間を、絶縁被覆を施したリード線
を内蔵したダクトにより連結し、前記リード線により前
記単位静止誘導器の巻線と前記ダクトの中間部に設置し
たブッシングとを電気的に接続し、この接続部の周囲に
電界緩和用の静電シールドを設けたブッシングシールド
装置において、 前記静電シールドを前記リード線に対してブッシング側
とブッシングとは反対側の2つに分割し、ブッシングと
は反対側の前記静電シールド端部の内周部にリング状静
電シールドを配置し、前記リング状静電シールドの口径
を、前記静電シールドにおける前記リード線に対向する
側の端部の口径よりも小さくしたことを特徴とするブッ
シングシールド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6722493A JP3372984B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | ブッシングシールド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6722493A JP3372984B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | ブッシングシールド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06283062A JPH06283062A (ja) | 1994-10-07 |
JP3372984B2 true JP3372984B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=13338731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6722493A Expired - Fee Related JP3372984B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | ブッシングシールド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3372984B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104376988A (zh) * | 2014-12-09 | 2015-02-25 | 南车株洲电机有限公司 | 高压套管与高压引线的连接装置及连接方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103050221B (zh) * | 2012-12-31 | 2015-08-19 | 湖北省电力公司宜昌供电公司 | 均压耐电压冲击型空心电抗器 |
EP2846336B1 (de) * | 2013-09-10 | 2016-05-04 | Siemens Aktiengesellschaft | Verbindung von mindestens vier elektrischen Leitern |
CN107644730B (zh) * | 2016-07-21 | 2019-03-29 | 特变电工沈阳变压器集团有限公司 | 一种750kV换流变压器网侧出线装置 |
CN112666401B (zh) * | 2020-12-15 | 2022-04-29 | 广东电网有限责任公司电力科学研究院 | 变压器绝缘套管频域介电谱现场测试装置和方法 |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP6722493A patent/JP3372984B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104376988A (zh) * | 2014-12-09 | 2015-02-25 | 南车株洲电机有限公司 | 高压套管与高压引线的连接装置及连接方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06283062A (ja) | 1994-10-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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