JPS622754Y2 - - Google Patents
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- JPS622754Y2 JPS622754Y2 JP18453281U JP18453281U JPS622754Y2 JP S622754 Y2 JPS622754 Y2 JP S622754Y2 JP 18453281 U JP18453281 U JP 18453281U JP 18453281 U JP18453281 U JP 18453281U JP S622754 Y2 JPS622754 Y2 JP S622754Y2
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- JP
- Japan
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- primary
- conductor
- current transformer
- conductors
- heat
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- Expired
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 38
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 5
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
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- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は一次導体付零相変流器の改良に関す
るものである。従来のこの種変流器の構成を第1
図に示す。
るものである。従来のこの種変流器の構成を第1
図に示す。
第1図において1は貫通形零相変流器を示すも
ので、周知の如く、環状に巻回された巻鉄心に二
次導体を巻回した後、全体を絶縁材でモールド成
形したものである。
ので、周知の如く、環状に巻回された巻鉄心に二
次導体を巻回した後、全体を絶縁材でモールド成
形したものである。
2A,2B,2Cは上記貫通形変流器の中央部
を貫通する一次導体で、図は三相の場合を示して
いる。3A,3B,3Cはそれぞれの導体の絶縁
部材で、これによつて絶縁された三本の絶縁電線
を等間隔に配置すると共にY字形の絶縁セパレー
タ4を各絶縁電線の間に介在させて絶縁距離を確
保している。5は変流器の取付部材である。従来
の変流器は以上のように構成されていたため、一
次導体2A,2B,2Cとそれらの絶縁部材の寸
法および絶縁セパレータ4の寸法、形状の如何に
よつては、一次導体相互間および一次導体と二次
導体との間に空気による絶縁層が介在することに
なり、この部分でコロナ放電が発生し絶縁物を劣
化して絶縁破壊に至らしめる原因となる。
を貫通する一次導体で、図は三相の場合を示して
いる。3A,3B,3Cはそれぞれの導体の絶縁
部材で、これによつて絶縁された三本の絶縁電線
を等間隔に配置すると共にY字形の絶縁セパレー
タ4を各絶縁電線の間に介在させて絶縁距離を確
保している。5は変流器の取付部材である。従来
の変流器は以上のように構成されていたため、一
次導体2A,2B,2Cとそれらの絶縁部材の寸
法および絶縁セパレータ4の寸法、形状の如何に
よつては、一次導体相互間および一次導体と二次
導体との間に空気による絶縁層が介在することに
なり、この部分でコロナ放電が発生し絶縁物を劣
化して絶縁破壊に至らしめる原因となる。
この考案はこのような欠点を解消するためにな
されたもので、複数本の一次導体の相互間および
一次導体と二次導体との間に空気絶縁層が生ずる
ことのない構成を提供するものである。
されたもので、複数本の一次導体の相互間および
一次導体と二次導体との間に空気絶縁層が生ずる
ことのない構成を提供するものである。
以下、図に示すこの考案の一実施例について説
明する。
明する。
この考案は一次導体の構成に特徴があり、第2
図に示すように、三相の一次導体2A,2B,2
Cの絶縁被覆3A,3B,3Cの外面にそれぞれ
第1の導電性熱収縮チユーブ6A,6B,6Cを
覆せて端部より順に加熱収縮させ、一次導体にそ
れぞれ密着させると共に、加熱処理した三相分の
一次導体を一括してこれら三本の導体全体に第2
の導電性熱収縮チユーブ7を覆せてこれも単線の
場合と同様に端部から順に加熱収縮させるもので
ある。
図に示すように、三相の一次導体2A,2B,2
Cの絶縁被覆3A,3B,3Cの外面にそれぞれ
第1の導電性熱収縮チユーブ6A,6B,6Cを
覆せて端部より順に加熱収縮させ、一次導体にそ
れぞれ密着させると共に、加熱処理した三相分の
一次導体を一括してこれら三本の導体全体に第2
の導電性熱収縮チユーブ7を覆せてこれも単線の
場合と同様に端部から順に加熱収縮させるもので
ある。
このような構成とすれば各相の導体が第1の導
電性熱収縮チユーブ6A,6B,6Cを介して当
接し導体相互間に空気による絶縁層が介在しない
ためコロナ放電発生のおそれがほとんどなくなる
ものである。
電性熱収縮チユーブ6A,6B,6Cを介して当
接し導体相互間に空気による絶縁層が介在しない
ためコロナ放電発生のおそれがほとんどなくなる
ものである。
また、一次導体の電圧は各一次導体外周の絶縁
部材のみによつて分担することとなるため信頼性
も向上することになる。
部材のみによつて分担することとなるため信頼性
も向上することになる。
なお、接地が必要な場合には導電性熱収縮チユ
ーブ7に導線を巻きつけて零相変流器の取付部材
等に接続することにより容易に行なうことができ
る。
ーブ7に導線を巻きつけて零相変流器の取付部材
等に接続することにより容易に行なうことができ
る。
また、以上の実施例では三相の一次導体につい
て説明したが、一次導体が単相二導体の場合にも
支障なく実施することが可能である。
て説明したが、一次導体が単相二導体の場合にも
支障なく実施することが可能である。
この考案は上述した如く、各一次導体の絶縁被
覆の外面にそれぞれ第1の導電性熱収縮チユーブ
を覆せさらに各一次導体を一括してこれらに第2
の導電性熱収縮チユーブを覆せたので、複数本の
一次導体の相互間および一次導体と二次導体との
間に空気絶縁層が生じず、コロナの発生を防止
し、絶縁の信頼性を向上することが出来る。
覆の外面にそれぞれ第1の導電性熱収縮チユーブ
を覆せさらに各一次導体を一括してこれらに第2
の導電性熱収縮チユーブを覆せたので、複数本の
一次導体の相互間および一次導体と二次導体との
間に空気絶縁層が生じず、コロナの発生を防止
し、絶縁の信頼性を向上することが出来る。
また、第1、第2の導電性熱収縮チユーブは熱
収縮によりそれぞれ一次導体に密着するので、一
次導体の直径を従来のものと同じであるとすれば
変流器の一次導体貫通部の径を従来のものより小
さくすることが可能で、変流器を小形軽量化する
ことが可能となるものである。
収縮によりそれぞれ一次導体に密着するので、一
次導体の直径を従来のものと同じであるとすれば
変流器の一次導体貫通部の径を従来のものより小
さくすることが可能で、変流器を小形軽量化する
ことが可能となるものである。
第1図は従来の変流器を示す概略図、第2図は
この考案の一実施例を示す概略図である。 図中、2A,2B,2Cは一次導体、3A,3
B,3Cはその絶縁部材、6A,6B,6Cは第
1の導電性熱収縮チユーブ、7は第2の導電性熱
収縮チユーブである。なお、同一符号はそれぞれ
相当部分を示す。
この考案の一実施例を示す概略図である。 図中、2A,2B,2Cは一次導体、3A,3
B,3Cはその絶縁部材、6A,6B,6Cは第
1の導電性熱収縮チユーブ、7は第2の導電性熱
収縮チユーブである。なお、同一符号はそれぞれ
相当部分を示す。
Claims (1)
- 二次導体を環状に配設し、中央部に複数本の一
次導体を貫通させる貫通形零相変流器において、
各一次導体の絶縁被覆の外面にそれぞれ第1の導
電性熱収縮チユーブを覆せてそれぞれ熱収縮によ
り各一次導体に密着させると共に、さらに各一次
導体を一括してこれらに第2の導電性熱収縮チユ
ーブを覆せて熱収縮により各一次導体に密着させ
た一次導体付零相変流器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18453281U JPS5887323U (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | 一次導体付零相変流器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18453281U JPS5887323U (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | 一次導体付零相変流器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5887323U JPS5887323U (ja) | 1983-06-14 |
JPS622754Y2 true JPS622754Y2 (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=29984769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18453281U Granted JPS5887323U (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | 一次導体付零相変流器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5887323U (ja) |
-
1981
- 1981-12-09 JP JP18453281U patent/JPS5887323U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5887323U (ja) | 1983-06-14 |
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