JPS5832255Y2 - 三相形ガス絶縁計器用変圧器 - Google Patents
三相形ガス絶縁計器用変圧器Info
- Publication number
- JPS5832255Y2 JPS5832255Y2 JP9428378U JP9428378U JPS5832255Y2 JP S5832255 Y2 JPS5832255 Y2 JP S5832255Y2 JP 9428378 U JP9428378 U JP 9428378U JP 9428378 U JP9428378 U JP 9428378U JP S5832255 Y2 JPS5832255 Y2 JP S5832255Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- transformer
- phase
- phase gas
- winding
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は三相形ガス絶縁計器用変圧器の改良に関する。
近年、絶縁性のすぐれたＳＦ６ガスを使用した密閉形開
閉装置において、電気機器の軽量化および不燃化をはか
るために、ガス絶縁計器用変圧器の開発がなされた。
閉装置において、電気機器の軽量化および不燃化をはか
るために、ガス絶縁計器用変圧器の開発がなされた。
従来、三相用のＳＦ６ガス絶縁計器用変圧器、すなわち
三相形ガスＰＴは第１図および第２図に示すような構造
である。
三相形ガスＰＴは第１図および第２図に示すような構造
である。
即ち、鉄心１及びこの鉄心１に巻装された一次、二次巻
線２，３を備えた変圧器要素３台Ａ、Ｂ、Ｃを放射状に
配置してＳＦ６ガスとともに圧力容器４内に収納し、各
変圧器要素Ａ、Ｂ。
線２，３を備えた変圧器要素３台Ａ、Ｂ、Ｃを放射状に
配置してＳＦ６ガスとともに圧力容器４内に収納し、各
変圧器要素Ａ、Ｂ。
Ｃの高圧側の巻線を高圧リード５を介して三相スペーサ
６に導出していた。
６に導出していた。
ところでＳＦ６ガスは電界依存性の絶縁媒体であるため
、三相ガスＰＴの構成においても高圧側と接地側の間は
電界を均一にする必要がある。
、三相ガスＰＴの構成においても高圧側と接地側の間は
電界を均一にする必要がある。
またＳＦ６ガスの比誘電率はほぼ１．０であるため、比
誘電率の高い絶縁物を高圧巻線（−次巻線）に接して設
置するとＳＦ６ガスの電気的ストレスが上昇するため、
−次巻線２にはコイイル支えを設けないのが通常のガス
ＰＴ用変圧器要素の構成である。
誘電率の高い絶縁物を高圧巻線（−次巻線）に接して設
置するとＳＦ６ガスの電気的ストレスが上昇するため、
−次巻線２にはコイイル支えを設けないのが通常のガス
ＰＴ用変圧器要素の構成である。
従って上記従来の三相形ガスＰＴのように単相形変圧器
要素３台Ａ、Ｂ、Ｃを放射状に配置した場合、例えば三
相スペーサ６が垂直となるように三相形ガスＰＴを縦方
向に配置すると、圧力容器４をどの方向に回転させても
三個の変圧器要素Ａ、Ｂ、Ｃのうち１個以上の変圧器要
素の一次巻線２が傾斜する位置に配置されることになる
。
要素３台Ａ、Ｂ、Ｃを放射状に配置した場合、例えば三
相スペーサ６が垂直となるように三相形ガスＰＴを縦方
向に配置すると、圧力容器４をどの方向に回転させても
三個の変圧器要素Ａ、Ｂ、Ｃのうち１個以上の変圧器要
素の一次巻線２が傾斜する位置に配置されることになる
。
しかし前述のように一次巻線２にはコイル支えがないの
で、−次巻線２を傾斜させると巻線がずり落ちて絶縁破
壊を生じることになる。
で、−次巻線２を傾斜させると巻線がずり落ちて絶縁破
壊を生じることになる。
従ってこの種三相ガスＰＴは垂直方向と位置にしか設置
することができないので、ガス絶縁密閉形開閉装置のレ
イアウトに制限をうける欠点がある。
することができないので、ガス絶縁密閉形開閉装置のレ
イアウトに制限をうける欠点がある。
本考案は上記のような不具合な点を除くためになされた
もので、その目的とするところはガス絶縁密閉形開閉装
置にどの方向にでも取付られるみうに改善した三相形ガ
ス絶縁計器用変圧器を提供することである。
もので、その目的とするところはガス絶縁密閉形開閉装
置にどの方向にでも取付られるみうに改善した三相形ガ
ス絶縁計器用変圧器を提供することである。
以下本考案の実施例について、第１図及び第２図と同一
部分には同一符号を付した第３図及び第４図を参照して
説明する。
部分には同一符号を付した第３図及び第４図を参照して
説明する。
鉄心１、−次巻線２、二次巻線３からなる単相形変圧器
要素Ａ、Ｂ、Ｃ３台を各変圧器要素Ａ、Ｂ、Ｃの巻線２
．３の軸方向が水平方向でかつ同一方向になるように圧
力容器４内に配置して三相形ガスＰＴを構成する。
要素Ａ、Ｂ、Ｃ３台を各変圧器要素Ａ、Ｂ、Ｃの巻線２
．３の軸方向が水平方向でかつ同一方向になるように圧
力容器４内に配置して三相形ガスＰＴを構成する。
尚、５は各変圧器要素Ａ、Ｂ、Ｃの高圧側の巻線から導
出された高圧リード、６は各高圧リード５を支持しガス
絶縁密閉形開閉装置に接続される三相スペーサ、７は巻
線の外周に配設された高圧シールド電極、８は高圧側と
接地側との間に配置された接地シールド電極である。
出された高圧リード、６は各高圧リード５を支持しガス
絶縁密閉形開閉装置に接続される三相スペーサ、７は巻
線の外周に配設された高圧シールド電極、８は高圧側と
接地側との間に配置された接地シールド電極である。
このように変圧器要素Ａ、Ｂ、Ｃを配列すれば、図中の
矢印１０に示す回転方向に圧力容器４を回転させても、
各変圧器要素Ａ、Ｂ、Ｃの一次巻線２は常に水平方向に
保持されるので、−次巻線２がずり落ちることはない。
矢印１０に示す回転方向に圧力容器４を回転させても、
各変圧器要素Ａ、Ｂ、Ｃの一次巻線２は常に水平方向に
保持されるので、−次巻線２がずり落ちることはない。
従って三相形ガスＰＴを垂直、水平、倒立等任意の角度
でガス絶縁密閉形開閉装置に取付けることができるので
、ガス絶縁密閉形開閉装置のレイアウトが容易となる。
でガス絶縁密閉形開閉装置に取付けることができるので
、ガス絶縁密閉形開閉装置のレイアウトが容易となる。
第１図は従来の三相形ガス絶縁計器用変圧器の横断面図
、第２図は第１図のＡ−Ａ線に沿った縦断面図、第３図
は本考案による三相形ガス絶縁計器用変圧器の横断面図
、第４図は第３図の縦断面図である。 １・・・・・・鉄心、２・・・・・・−次巻線、３・・
・・・・二次巻線、４・・・・・・圧力容器、５・・・
・・・高圧リード、６・・・・・・三相スペーサ、７・
・・・・・高圧シールド電極、８・・・・・・接地シー
ルド電極、１０・・・・・・回転方向。
、第２図は第１図のＡ−Ａ線に沿った縦断面図、第３図
は本考案による三相形ガス絶縁計器用変圧器の横断面図
、第４図は第３図の縦断面図である。 １・・・・・・鉄心、２・・・・・・−次巻線、３・・
・・・・二次巻線、４・・・・・・圧力容器、５・・・
・・・高圧リード、６・・・・・・三相スペーサ、７・
・・・・・高圧シールド電極、８・・・・・・接地シー
ルド電極、１０・・・・・・回転方向。
Claims (1)
- 鉄心及びこの鉄心に巻装された一次巻線、二次巻線を備
えた変圧器要素を複数個圧力容器内に絶縁ガスとともに
収納したものにおいて、前記複数個の変圧器要素を、各
変圧器要素の巻線の軸方向が水平方向でかつ同一方向と
なるように配置したことを特徴とする三相形ガス絶縁計
器用変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9428378U JPS5832255Y2 (ja) | 1978-07-08 | 1978-07-08 | 三相形ガス絶縁計器用変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9428378U JPS5832255Y2 (ja) | 1978-07-08 | 1978-07-08 | 三相形ガス絶縁計器用変圧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5512629U JPS5512629U (ja) | 1980-01-26 |
| JPS5832255Y2 true JPS5832255Y2 (ja) | 1983-07-18 |
Family
ID=29026136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9428378U Expired JPS5832255Y2 (ja) | 1978-07-08 | 1978-07-08 | 三相形ガス絶縁計器用変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5832255Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60175968U (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-21 | エヌオーケー株式会社 | コントロ−ルバルブ |
-
1978
- 1978-07-08 JP JP9428378U patent/JPS5832255Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5512629U (ja) | 1980-01-26 |
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