JPH0217389Y2 - - Google Patents

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JPH0217389Y2
JPH0217389Y2 JP1982125816U JP12581682U JPH0217389Y2 JP H0217389 Y2 JPH0217389 Y2 JP H0217389Y2 JP 1982125816 U JP1982125816 U JP 1982125816U JP 12581682 U JP12581682 U JP 12581682U JP H0217389 Y2 JPH0217389 Y2 JP H0217389Y2
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JP
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arc extinguishing
circuit breaker
parallel
extinguishing chamber
capacitor
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JP1982125816U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガス遮断器、特に、消弧室と、消弧
室に並列に設けられたキヤパシターとを有する三
相一括形ガス遮断器に関するものである。
従来の三相一括形ガス遮断器は、並列キヤパシ
ターを備えていない形式のものが一般的であつた
が、要求される遮断電流が、近年益々、大電流化
する傾向にあり、これに対処するために、各消弧
室にはこれと並列にキヤパシターが設けられるよ
うになつた。
すなわち、並列キヤパシターを備えていない形
成のものは、その横断面で示すと、第3図のとお
りであつて、通常各相から分岐する他機器への接
続導体15が設けられるために、消弧室9,1
0,11の配置は、各消弧室9,10,11の軸
心9a,10a,11aを各頂点とし、かつ、接
続導体15の導出側の頂点9a,11a間を底辺
とする二等辺三角形を形成するように、配設され
る。
これに対して、各消弧室9,10,11にキヤ
パシターを並列設置する場合には、従来にあつて
は、第4図に示すように、消弧室9,10,11
のそれぞれの外周全周に均一にキヤパシター12
b,13b,14bを一点鎖線で示すようにリン
グ状に設置されていた。
従来の並列キヤパシターを備えている装置は、
上記のように構成されているので、並列キヤパシ
ターを設置しない場合と同等の絶縁性能を確保さ
せるためには、各相の消弧室とキヤパシターとの
絶縁距離はもちろん、各相のキヤパシター間の絶
縁距離も、また、各相のキヤパシターとタンク2
bとの絶縁距離も確保することが必要であり、従
つて、キヤパシターを有しない消弧室9,10,
11の軸心9a,10a,11a間隔に比べて、
リング状のキヤパシターを有する消弧室の軸心9
a,10a,11a間隔は大きくなり、また、軸
心9a,10a,11aからタンク2bまでの距
離も大きくなる。その結果、タンク2bは相当に
大形化せざるを得なかつた。
このように、各消弧室にキヤパシターを並列設
置することは、これらを収納するタンクが大形と
なり、従つて、それに封入される絶縁性ガス量も
多量となり、これらが相伴つて、ガス遮断器の経
済性を悪化させていた。
本考案は、このような並列設置のキヤパシター
付加による欠点を除去し、キヤパシター付加によ
つても、より小形であつて経済的なガス遮断器、
ひいては、ガス絶縁開閉装置を得ることを、その
目的とするものである。
本考案は、この目的を達成するために、ガス遮
断器のタンクの軸心方向より見て、三相分の消弧
室及び並列設置のキヤパシターのそれぞれの各軸
心がそれぞれ二等辺三角形の頂点を形成するよう
に配設することを特徴とするものである。
以下、本考案をその一実施例を示す添付図面第
1図及び第2図に基づいて説明する。
図において、符号1は遮断器、2は遮断部を封
入しているタンク、3は遮断部の遮断動作を行わ
せる操作部、4及び5は遮断器1と接続した機器
とを連結するための接続フランジ、6,7及び8
は三相分の遮断部であつて、9,10及び11は
それぞれの消弧室、12,13及び14は各消弧
室9,10,11に並列に接続設置されたキヤパ
シター、15及び16は接続フランジ4,5を貫
通して図示されていない接続機器の電気機器と各
遮断部6,7,8とを電気的に接続する接続導
体、17,18及び19は遮断部6,7,8を支
持する支持絶縁物である。
また、このように構成される消弧室9,10,
11、及び、キヤパシター12,13,14は、
これらのタンク2の軸心方向から見た場合には、
第2図に示すように配設されている。すなわち、
各消弧室9,10,11の軸心9a,10a,1
1aは9a−11aを底辺とする二等辺三角形と
形成し、また、キヤパシター12,13,14の
軸心12a,13a,14aは12a−14aを
底辺とする二等辺三角形を形成している。なお、
符号9b,10b,11bは消弧室9,10,1
1とキヤパシター12,13,14とをそれぞれ
並列に接続している接続導体である。そして、そ
れぞれ二等辺三角形の底辺に相当するキヤパシタ
ー12,14の軸心12aと14aとの間の距
離、すなわち、キヤパシターの軸心が形成する二
等辺三角形の底辺長さl2は、同様の消弧室9,1
1の軸心9aと11aとの間の距離、すなわち、
消弧室の軸心が形成する二等辺三角形の底辺長さ
l1より、短くなるように配設されている。
本発明は上記のように構成されるので、タンク
2内の消弧室9,10,11及びキヤパシター1
2,13,14が共に封入されているのにも拘ら
ず、消弧室9,10,11及びキヤパシター1
2,13,14を相互に相手側の配置の空間に配
置されるように各軸心をそれぞれ二等辺三角形の
頂点に位置させてコンパクトにまとめて配置する
ようにしているので、タンク2の直径を小さくす
ることができ、更に、軸心が形成する二等辺三角
形の底辺長さを、キヤパシターの底辺長さが消弧
室の底辺長さよりも小さくなるように構成したた
めに、一層タンク直径をより小さくすることがで
きて小形化することができ、従つて、経済的なガ
ス遮断器、ひいては、経済的なガス絶縁開閉装置
を得ることができるという効果を有している。
なお、上記実施例においては、消弧室及びキヤ
パシターの二等辺三角形配置の方向が同一方向に
なつているが、これに限るものではなく、逆方向
に配置しても、何ら差し支えなく、その効果も何
ら変るものでもない。
また、上記実施例は、垂直配置のガス遮断器に
ついて説明したが、もちろん、水平配置のガス遮
断器にも適用でき、その効果も何ら異なるもので
はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の説明斜視図、第2
図はその横断面によつて見た各機器の配置説明
図、第3図は並列キヤパシターを備えていない場
合の横断面による各機器の配置説明図、第4図は
並列キヤパシターを備えている場合の従来装置に
おける横断面による各機器の配置説明図である。 1……遮断器、2……タンク、6,7,8……
遮断部、9,10,11……消弧室、9a,10
a,11a……軸心、9b,10b,11b……
接続導体、12,13,14……キヤパシター、
12a,13a,14a……軸心、17,18,
19……支持絶縁物。なお、各図中、同一符号は
同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 消弧室と、消弧室に並列に設けられたキヤパ
    シターとを有する三相一括形ガス遮断器におい
    て、ガス遮断器のタンクの軸心方向より見て、
    三相分の消弧室の各軸心及び並列設置のキヤパ
    シターの各軸心がそれぞれ二等辺三角形の頂点
    を形成するように配設されていることを特徴と
    するガス遮断器。 (2) 並列設置のキヤパシターの軸心が形成する二
    等辺三角形の底辺長さが、消弧室の軸心が形成
    する二等辺三角形の底辺長さより、短くなるよ
    うに配設されている実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のガス遮断器。
JP12581682U 1982-08-18 1982-08-18 ガス遮断器 Granted JPS5928937U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12581682U JPS5928937U (ja) 1982-08-18 1982-08-18 ガス遮断器

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JP12581682U JPS5928937U (ja) 1982-08-18 1982-08-18 ガス遮断器

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Publication Number Publication Date
JPS5928937U JPS5928937U (ja) 1984-02-23
JPH0217389Y2 true JPH0217389Y2 (ja) 1990-05-15

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JP12581682U Granted JPS5928937U (ja) 1982-08-18 1982-08-18 ガス遮断器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS637175Y2 (ja) * 1984-12-31 1988-03-01

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57115140U (ja) * 1981-01-07 1982-07-16

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JPS5928937U (ja) 1984-02-23

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