JP2002186157A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JP2002186157A
JP2002186157A JP2000381568A JP2000381568A JP2002186157A JP 2002186157 A JP2002186157 A JP 2002186157A JP 2000381568 A JP2000381568 A JP 2000381568A JP 2000381568 A JP2000381568 A JP 2000381568A JP 2002186157 A JP2002186157 A JP 2002186157A
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bus
phase
conductor
conductors
connection
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JP2000381568A
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Takuya Otsuka
卓弥 大塚
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相分離母線と三相一括母線とを簡潔な構成に
より任意の相順で適切に接続できるガス絶縁開閉装置を
得る。 【解決手段】 各相母線導体を互いに間隔を置いて平行
状態に収納した三相一括母線17、前記三相一括母線の
軸方向に延在する接続タンク8、三相一括母線17の軸
線と直角方向に延在し互いに接続タンク8の延在方向に
間隔を置いて設けられた相分離母線18、三相一括母線
18の軸線と直角方向に延在して配設され、一端部をそ
れぞれ相分離母線18の各母線導体のいずれかに接続さ
れるとともに、他端部をそれぞれ三相一括母線17の各
母線導体における軸線のいずれかに対応して設けられた
複数の導体部片13a,13b,13c、導体部片13
a,13b,13cの他端部をそれぞれ三相一括母線1
7の各母線導体のいずれかと接続する複数の接続導体9
a,9b,9cを備え、前記三相一括母線と相分離母線
との接続を所定の相順で行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス絶縁開閉装
置、特に、ガス絶縁開閉装置と関連機器とを接続する母
線構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては,立地条件の制約や用地
コスト削減の観点から,ガス絶縁開閉装置全体の設置ス
ペース縮小化への要請がますます高まっている。こうし
た背景から、遮断器などを含むユニット部やブッシング
配置などのスペースの縮小化が進められており、さら
に、前記ユニット部からブッシングや変圧器、ケーブ
ル、調相機器などといったガス絶縁開閉装置と取合い接
続をする機器(取合機器)までの間を接続する分岐母線
においては、三相一括化や母線長短縮・ベローズ削減な
どによりコスト最小化を図っている。また同時に近年で
は、送電線引込部のコンパクト化といった取合機器側で
のコストダウンなどの理由により、取合機器の相順が各
箇所ごとに異なった並びとなるケースが増える傾向にあ
る。一方、標準化や保守・点検性の観点から、相分離ユ
ニット部の相順は全ユニットで同一としている。以上か
ら、取合機器の相順が複数種類ある場合は、分岐母線に
おいてその両端の異なった相順に対応すべく相順変換を
必要とする部位が生じることとなる。
【0003】図5は,特開平11−27815号公報の
図14に示された配置形態とほぼ同一であり、相分離ユ
ニットから取合機器までの間を三相一括母線で接続さ
れ、かつ取合機器の相順配置が同一でない従来の主母線
三相一括形ガス絶縁開閉装置の一例を示した平面図であ
る。同図においては、主母線1a,1bから母線用断路
器(符号なし)などを介して遮断器2に接続され、さら
にその遮断器2から線路用断路器(符号なし)などを介
して接続タンク6に接続されている。接続タンク6にお
いては、相分離母線を三相一括母線へと変換すべく枝管
や内部導体が構成され、その接続タンク6より接続され
た三相一括母線5はブッシング3や変圧器4などとの取
合機器近傍まで布設され、取合い相順と整合するよう各
相ごとの母線を引出し、ブッシング3や変圧器4に接続
されている。また、図中のA,B,Cの記号は相分離ユ
ニット部および取合機器の相順関係の例を示している。
同図においては、相分離ユニット部の相順は全ユニット
で共通であるが、ブッシング3や変圧器4などの取合機
器の相順は各回線ごとで異なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5の配置において、
コストの観点からすれば三相一括母線5は可能な限り構
造を簡素化しかつ最短とすることが望ましい。しかしな
がら、異なった相順にて両側に接続される三相一括母線
においては、相順を変換する構造が必要となるため、部
品点数が増え構造が複雑化するためにコストが増加する
こととなる。さらに、タンク内部の限られた空間で導体
の相順を変換するには、内部部品やタンク間において必
要な絶縁距離をもって導体類の捻架を行わなければなら
ず、相順を変換し終わるまでにある程度の母線長が必要
となる。条件によっては、複雑な導体捻架が必要となり
最短母線長が長大となる場合も発生し、コストアップへ
つながるという問題があった。
【0005】この発明は、相分離母線と三相一括母線と
を簡潔な構成により任意の相順で適切に接続できるガス
絶縁開閉装置を得ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るガス絶
縁開閉装置では、各相母線導体を互いに間隔を置いて平
行状態に収納した三相一括母線、前記三相一括母線の軸
方向に延在する接続タンク、前記三相一括母線の軸線と
直角方向に延在し互いに前記接続タンクの延在方向に間
隔を置いて設けられた相分離母線、前記三相一括母線の
軸線と直角方向に延在して配設され、一端部をそれぞれ
前記相分離母線の各母線導体のいずれかに接続されると
ともに、他端部をそれぞれ前記三相一括母線の各母線導
体における軸線のいずれかに対応して設けられた複数の
導体部片、前記導体部片の他端部をそれぞれ前記三相一
括母線の各母線導体のいずれかと接続する複数の接続導
体を備え、前記三相一括母線と相分離母線との接続を所
定の相順で行うようにしたものである。
【0007】第2の発明に係るガス絶縁開閉装置では、
前記導体部片の前記相分離母線における各母線導体との
関係位置を変更できる構成とすることにより、前記三相
一括母線と相分離母線との接続について相変換を行うよ
うにしたものである。
【0008】第3の発明に係るガス絶縁開閉装置では、
前記導体部片を絶縁支持する絶縁ポストを固定する絶縁
ポスト固定部を筒状に形成した前記接続タンクの周面に
設けたものである。
【0009】第4の発明に係るガス絶縁開閉装置では、
前記三相一括母線の各母線導体のいずれかに対応する前
記導体部片の他端部を異なる位置に配設するための複数
個の絶縁ポスト固定部を前記接続タンクの周面に設けた
ものである。
【0010】第5の発明に係るガス絶縁開閉装置では、
前記接続導体を前記三相一括母線の各母線導体の軸線上
に延在する直線状の導体で構成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明による実
施の形態1を、図1ないし図3にもとづいて説明する。
図1は、この発明による実施の形態1における相変換部
の内部構造図である。図2は、この発明による実施の形
態1における相変換部の各相変換ごとの内部構造図であ
る。図3は、この発明による実施の形態1におけるガス
絶縁開閉装置の形状を示す平面図である。
【0012】図において、1a,1bは主母線、2は遮
断器、3はブッシング、5は三相一括母線、7は相変換
部である。8は筒状の接続タンク、9a,9b,9cは
接続導体、10は着脱装置、11a,11b,11cは
接触子、12は絶縁ポスト、13a,13b,13cは
支持導体からなる導体部片、14は端末シールド、15
は三相スペーサ、16a,16b,16cは接続タンク
8の周面に設けられる絶縁ポスト固定部、17は三相一
括母線、18は相分離母線、19は蓋板である。
【0013】相変換部7を構成する接続タンク8は筒状
に形成され、その軸線を三相一括母線17の軸線方向に
延在して配設されている。導体部片を構成する支持導体
13a,13b,13cは、それぞれ三相一括母線17
の軸線と直角方向に延在して配設され、それぞれその一
端部には、接続部a1,b1,c1を有し、その他端部
には、接続部a2,b2,c2を有している。支持導体
13a,13b,13cの接続部a1,b1,c1は、
それぞれ相分離母線18の各母線導体に接続され、接続
部a2,b2,c2は、それぞれ三相一括母線18の各
母線導体における軸線のいずれかに対応して設けられ
て、それぞれ三相一括母線18の各母線導体のいずれか
に接続される。そして、支持導体13a,13b,13
cは、接続タンク8の周面に取り付けられた絶縁ポスト
支持部16a,16b,16cに設けられた絶縁ポスト
12により、筒状接続タンク8の延在方向において互い
に間隔して配設される。また、接続導体9a,9b,9
cは、三相一括母線17の各母線導体の軸線上にそれぞ
れ延在する直線状の導体で構成されている。
【0014】図1は、この発明による実施の形態1にお
ける相変換部の内部構造図である。同図では、タンクの
軸方向に垂直かつ同方向の相分離枝管を有した接続タン
ク8の内部において、相分離母線18から引込まれた導
体を絶縁ポスト固定部16a,16b,16cおよび絶
縁ポスト12で保持した支持導体13a,13b,13
cで受け、その支持導体13a,13b,13cには片
側に端末シールド14が取付けられ、もう一方側には接
触子11bが取付けられており、接続タンク8の主フラ
ンジに取付られた三相スペーサ15の有する接触子11
aと前記接触子11bとで、着脱装置10を含む接続導
体9a,9b,9cをそれらの軸線が三角形状となるよ
うに配置して、三相一括母線17へと接続した構造とな
っている。
【0015】ここで、支持導体13a,13b,13c
は、各断面図の矢視X−X,Y−Y,Z−Zが示すよう
に、それぞれ(相分離母線18を上側とみると)タンク
8の左側・右側・下側から保持され、かつ他2相の導体
との絶縁距離を保ちつつ、相分離導体と同形状にて取合
っている。すなわち、支持導体13a,13b,13c
は相分離母線18と三相一括母線17との相順に合うよ
う、自由に組合せを変更することができる。したがっ
て、この支持導体13a,13b,13cの位置にあわ
せて接続導体9a,9b,9cを選定すれば、相分離母
線18と三相一括母線17のあらゆる相順関係に対し、
内部部品を全く変更することなく相順を変換できる構造
となる。
【0016】なお、図1(d)では絶縁ポスト支持部1
6aによる支持導体13aの支持状態が示されており、
絶縁ポスト支持部16b,16cを設けるための具体的
形状は図示されていないが、必要に応じ絶縁ポスト支持
部16b,16cを接続タンク8の周面に設けることが
できるようにその設置部が構成されているものである。
図1(e),図1(f)においても、同様に、必要に応
じ絶縁ポスト支持部16a,16cおよび16a,16
bを接続タンク8の周面に設けることができるようにそ
の設置部が構成されている。
【0017】図2(a)〜(c)は、図1にて示した相
変換部内の各種相変換に対する内部構造図である。図2
(a)は、図1と同構造であるが、この場合の相順関係
は同図に示したようになる。次に、図2(b)では、タ
ンクの枝管位置を変更することにより支持導体の配置が
図2(a)とはBとCとの相で入れ替わるため、三相一
括母線側の相順もBとCの相が入れ替わっている。この
とき、支持導体の位置が変わることにより接続導体の位
置も変更されるが部品としては全く変更点はない。同様
に、図2(c)では、図2(a)とはAとBの相が入れ
替わっている。また、図2(a)と対称の構造において
は、前記と同様な理由で、実質的にはAとCの相が入れ
替わるだけのものとなる。図2(b)、2(c)につい
ても上記のごとく考慮していくと、6種類全ての相順関
係において、内部部品を変更すること無く、この相変換
部内で相順を変換できることがわかる。
【0018】図3(a)〜(d)は,この発明の実施の
形態1にかかわるガス絶縁開閉装置の配置図である。同
図における符号1〜6までの各機器の配置構成について
は、従来の技術における図5と同じである。また、A,
B,Cの記号は相順関係の例を示しており、相分離ユニ
ット部と取合機器との相順並びが異なったものとした。
【0019】図3(a)、3(b)においては、ブッシ
ング部3などの取合機器が相分離ユニット延長範囲(斜
線部)上に配置されている場合において、相分離ユニッ
ト部から三相一括母線5へ接続する箇所に、この発明に
おける図1に内部構成を示す相変換部7を相分離母線の
軸方向と平行に配置したものである。すなわち、相分離
ユニット部から取合機器までの三相一括母線の長さLを
最短とした配置構造となっている。
【0020】図3(c)においては、取合機器が相分離
ユニット延長範囲(斜線部)の外側に配置されている場
合において、相分離ユニット部から三相一括母線5へ接
続する箇所に、この発明における相変換部7を相分離母
線の軸方向と直角に配置したものである。このとき、こ
の三相一括母線の引出し部から取合機器までの三相一括
母線の長さLは、内部構造上からは制約を受けず、より
短縮することが可能である。
【0021】図3(d)においては、取合機器が相分離
ユニット延長範囲(斜線部)の外側に配置されている場
合において、相分離ユニット部から三相一括母線5へ接
続する箇所に、相分離ユニット部と取合機器とを結ぶ直
線上に平行もしくは平行に近い角度で相変換部7を配置
したものである。このように配置することにより、相分
離ユニット部から取合機器までの三相一括母線の長さL
を、より短縮することが可能である。
【0022】この実施の形態1では、ブッシングや変圧
器などのガス絶縁開閉装置と取合い接続をする機器(以
後、取合機器)が設置され、それら取合機器から、主母
線に直結された相分離形の断路器・遮断器・変流器など
の機器を備えたまでの間を三相一括形のガス絶縁母線に
て接続されたガス絶縁開閉装置において、相分離母線と
三相一括母線との接続部に、相分離母線と接続するため
の3個の枝管をタンク長手方向に備えた三相一括形の接
続タンクが配置されており、その接続タンク内におい
て、相分離母線からの導体を絶縁ポストで保持した支持
導体で受け、その支持導体と三相スペーサとの間を導体
で接続して、タンクの軸方向から三相一括母線へと接続
した構造を有するガス絶縁開閉装置を提供している。
【0023】また、この実施の形態1では、相分離母線
と三相一括母線との接続部に用いる接続タンクの内部に
おいて、タンクに取付けられた絶縁ポストと三相スペー
サとで相分離母線からの導体を三相一括形導体配置に変
換し、タンク軸方向から三相一括母線へと接続する構造
とする。これにより、三相一括母線内における相順変換
のための導体捻架を行うことなく、接続タンク内の内部
部品の位置変更のみであらゆる相変換が可能となる。
【0024】この発明による実施の形態1によれば、各
相母線導体を互いに間隔を置いて平行状態に収納した三
相一括母線17、前記三相一括母線の軸方向に延在する
接続タンク8、三相一括母線17の軸線と直角方向に延
在し互いに接続タンク8の延在方向に間隔を置いて設け
られた相分離母線18、三相一括母線18の軸線と直角
方向に延在して配設され、一端部をそれぞれ相分離母線
18の各母線導体のいずれかに接続されるとともに、他
端部をそれぞれ三相一括母線17の各母線導体における
軸線のいずれかに対応して設けられた複数の導体部片1
3a,13b,13c、導体部片13a,13b,13
cの他端部をそれぞれ三相一括母線17の各母線導体の
いずれかと接続する複数の接続導体9a,9b,9cを
備え、前記三相一括母線17と相分離母線18との接続
を所定の相順で行うようにするとともに、前記導体部片
13a,13b,13cの前記相分離母線18における
各母線導体との関係位置を変更できる構成とすることに
より、前記三相一括母線17と相分離母線18との接続
について相変換を行うようにしたので、相分離母線18
と三相一括母線17とを簡潔な構成により任意の相順で
より適切に接続できるガス絶縁開閉装置を得ることがで
きる。
【0025】また、この発明による実施の形態1によれ
ば、前記導体部片13a,13b,13cを絶縁支持す
る絶縁ポスト12を固定する絶縁ポスト固定部16a,
16b,16cを筒状に形成した前記接続タンク8の周
面に設けるとともに、前記三相一括母線17の各母線導
体のいずれかに対応する前記導体部片13a,13b,
13cの他端部を異なる位置に配設するための複数個の
絶縁ポスト固定部16a,16b,16cを前記接続タ
ンク8の周面に設け得る構成にしたので、相分離母線1
8と三相一括母線17とを簡潔な構成により任意の相順
で更に容易に接続できるガス絶縁開閉装置を得ることが
できる。
【0026】実施の形態2.この発明による実施の形態
2を図4について説明する。図4(a)(b)は、この
発明の実施の形態2にかかわるガス絶縁開閉装置の配置
図である。同図における符号1〜6までの各機器の配置
構成については、従来の技術における図5と同じであ
る。また、A,B,Cの記号は相順関係の例を示してお
り、相分離ユニット部と取合機器との相順並びが異なっ
たものとした。
【0027】図4(a)においては、変圧器4などの取
合機器が相分離ユニット延長範囲(斜線部)上に配置さ
れている場合において、三相一括母線5から取合機器へ
接続する箇所に、この発明における相変換部7を相分離
母線の軸方向と平行に配置したものである。すなわち、
相分離ユニット部から取合機器までの三相一括母線の長
さLを最短とした配置構造となっている。
【0028】図4(b)においては、取合機器が相分離
ユニット延長範囲(斜線部)の外側に配置されている場
合において、三相一括母線5から取合機器へ接続する箇
所に、この発明における相変換部7を相分離母線の軸方
向と直角に配置したものである。このとき、この三相一
括母線の引出し部から相分離ユニットまでの三相一括母
線の長さLは、内部構造上からは制約を受けず、より短
縮することが可能である。以上のように、三相一括母線
から取合機器へ接続する箇所に、この発明における相変
換部を配置することにより、実施の形態1と同様な効果
を得ることができる。
【0029】この発明の実施の形態では,以上のように
構成されているので,以下に記載されるような効果を奏
する。相分離母線と三相一括母線との接続タンクに設け
られた相変換部内のみであらゆる相順変換が完了するた
め、相分離ユニット部から取合機器までの接続にあたっ
て、両者の相順に全く影響を受けずまた導体捻架を行う
母線部を必要としない三相一括母線により接続すること
が可能となり、ガス絶縁開閉装置の縮小化および低コス
ト化が達成される。
【0030】
【発明の効果】第1の発明によれば、相分離母線と三相
一括母線とを簡潔な構成により任意の相順で適切に接続
できるガス絶縁開閉装置を得ることができる。
【0031】第2の発明によれば、相分離母線と三相一
括母線とを簡潔な構成により任意の相順でより適切に接
続できるガス絶縁開閉装置を得ることができる。
【0032】第3の発明によれば、相分離母線と三相一
括母線とを簡潔な構成により任意の相順で容易に接続で
きるガス絶縁開閉装置を得ることができる。
【0033】第4の発明によれば、相分離母線と三相一
括母線とを簡潔な構成により任意の相順で更に容易に接
続できるガス絶縁開閉装置を得ることができる。
【0034】第5の発明によれば、相分離母線と三相一
括母線とをより簡潔な構成により任意の相順で適切に接
続できるガス絶縁開閉装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施の形態1における相変換
部の内部構造図である。
【図2】 この発明による実施の形態1における相変換
部の各相変換ごとの内部構造図である。
【図3】 この発明による実施の形態1に係るガス絶縁
開閉装置の形状を示す平面図である。
【図4】 この発明による実施の形態2に係るガス絶縁
開閉装置の形状を示す平面図である。
【図5】 従来のガス絶縁開閉装置の配置構成を示す平
面図である。
【符号の説明】
1a,1b 主母線、2 遮断器、3 ブッシング、4
変圧器、5 三相一括母線、6 接続タンク、7 相
変換部、8 接続タンク、9a,9b,9c 接続導
体、10 着脱装置、11a,11b,11c 接触
子、12 絶縁ポスト、13a,13b,13c 支持
導体、14 端末シールド、15 三相スペーサ、16
絶縁ポスト固定部、17 三相一括母線、18 相分
離母線、19 蓋板。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各相母線導体を互いに間隔を置いて平行
    状態に収納した三相一括母線、前記三相一括母線の軸方
    向に延在する接続タンク、前記三相一括母線の軸線と直
    角方向に延在し互いに前記接続タンクの延在方向に間隔
    を置いて設けられた相分離母線、前記三相一括母線の軸
    線と直角方向に延在して配設され、一端部をそれぞれ前
    記相分離母線の各母線導体のいずれかに接続されるとと
    もに、他端部をそれぞれ前記三相一括母線の各母線導体
    における軸線のいずれかに対応して設けられた複数の導
    体部片、前記導体部片の他端部をそれぞれ前記三相一括
    母線の各母線導体のいずれかと接続する複数の接続導体
    を備え、前記三相一括母線と相分離母線との接続を所定
    の相順で行うようにしたことを特徴とするガス絶縁開閉
    装置。
  2. 【請求項2】 前記導体部片の前記相分離母線における
    各母線導体との関係位置を変更できる構成とすることに
    より、前記三相一括母線と相分離母線との接続について
    相変換を行うようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載のガス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記導体部片を絶縁支持する絶縁ポスト
    を固定する絶縁ポスト固定部を筒状に形成した前記接続
    タンクの周面に設けたことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載のガス絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記三相一括母線の各母線導体のいずれ
    かに対応する前記導体部片の他端部を異なる位置に配設
    するための複数個の絶縁ポスト固定部を前記接続タンク
    の周面に設けたことを特徴とする請求項3に記載のガス
    絶縁開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記接続導体を前記三相一括母線の各母
    線導体の軸線上に延在する直線状の導体で構成したこと
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    のガス絶縁開閉装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101764204B1 (ko) 2017-03-21 2017-08-02 성우전기(주) 가스 절연 모선의 유지 보수용 지그장치

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