JP2000164435A - 静止形電磁誘導機器 - Google Patents

静止形電磁誘導機器

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JP2000164435A
JP2000164435A JP10337561A JP33756198A JP2000164435A JP 2000164435 A JP2000164435 A JP 2000164435A JP 10337561 A JP10337561 A JP 10337561A JP 33756198 A JP33756198 A JP 33756198A JP 2000164435 A JP2000164435 A JP 2000164435A
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Masahiro Hamaguchi
昌弘 浜口
Tetsushi Okamoto
徹志 岡本
Hiroshi Shioda
広 塩田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静止形電磁誘導機器の絶縁性能の向上を図る
ことにより、全体として小形化を達成する。 【解決手段】 低圧側巻線14の第4の巻線L4の両端
部ならびに高圧側巻線16の第1ないし第9の巻層H1
ないしH9およびタップ巻層Tの両端部に、断面ほぼU
字形をなす絶縁部材19をそれぞれ被せるようにして施
す。この場合、絶縁部材19の比誘電率は1.5以下に
設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁性能の向上を
図るようにした静止形電磁誘導機器に関する。
【0002】
【従来の技術】静止形電磁誘導機器たる変圧器として
は、冷却媒体の種類に応じて種々のものが供されている
が、そのうちの例えばSF6ガスを冷却媒体としたガス
絶縁変圧器は、不燃性と高信頼性とを特徴にしているの
で、広く使用されている。ところが、このようなガス絶
縁変圧器においては、SF6ガスの絶縁破壊のV−t特
性(時間対電圧特性)は1μs以上でほぼフラットにな
るので、雷サージや開閉サージの印加が絶縁的に弱点と
なる。
【0003】図20は、SF6ガスを冷却媒体とした従
来のガス絶縁変圧器の巻線構成を示したものである。即
ち、従来のガス絶縁変圧器は、脚部1および継鉄部2か
らなる鉄心3の脚部1に、例えば4つの巻層からなる低
圧側巻線4と、その外側に位置して9つの巻層および1
つのタップ巻層からなる高圧側巻線5とを巻装してなる
多重円筒巻線構造にされている。尚、高圧側巻線5の最
内巻層たる第1の巻層の端部側および最外巻層たるタッ
プ巻層の端部側には、端部シールド6が施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなSF6ガス
を冷却媒体とした従来のガス絶縁変圧器においては、次
のような問題点がある。 (1)高圧側巻線5の端部には、高い電界が加わるの
で、端部シールド6を施す必要があり、また、巻線、特
に、高圧側巻線5に雷サージが印加されたときには各巻
層には大きな分担電圧が加わるので、巻層間には、大き
な絶縁距離を設ける必要があり、このような絶縁媒体た
るSF6ガスの絶縁性能の上から全体として大形化する
不具合があった。
【0005】(2)高圧側巻線5の端部側に端部シール
ド6の代りに静電シールドを施して、アース部(継鉄部
2)に対する電界を抑制することが行なわれるが、この
場合、静電シールドとアース部との間の絶縁性能が不良
となって、アース部との間に大きな絶縁距離をとる必要
があり、全体として大形化する不具合があった。
【0006】(3)高圧側巻線5の巻き始め端には口出
し用のリード線が接続されるが、このリード線とアース
部(鉄心3)との絶縁距離を大きくとる必要があり、全
体として大形化する不具合があった。
【0007】(4)巻線たる低圧側巻線4または高圧側
巻線5から引き出されたリード線が高電界側たる高圧側
巻線5の近傍を横切ることが生じるが、この場合も、リ
ード線と高圧側巻線5との絶縁距離を大きくとる必要が
あり、全体として大形化する不具合があった。
【0008】(5)リード線とリード線との接続部分、
例えば、高圧側巻線5のタップ巻層から引き出されたリ
ード線とタップ切換器から引き出されたリード線との接
続部分には、圧着端子およびボルト、ナットなどを用い
ているので、その接続部分とアース部との絶縁距離を大
きくとる必要があり、全体として大形化する不具合があ
った。
【0009】(6)鉄心3のようにアース部に角張った
部分があると、この角張った部分と巻線或いはリード線
などの充電部との絶縁距離を大きくとる必要があり、全
体として大形化する不具合があった。
【0010】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、絶縁性能の向上を図り得て、小形
化を達成することができる静止形電磁誘導機器を提供す
るにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1または2記載の
静止形電磁誘導機器は、高電界側部分または端部に比誘
電率が1.5以下の絶縁部材を施した巻線を有すること
を特徴とする。このような構成によれば、巻線が素線の
みにて構成された場合に比し、絶縁性能が向上し、全体
の小形化を達成できる。
【0012】請求項3記載の静止形電磁誘導機器は、巻
層を構成する素線の端部に比誘電率が1.5以下の絶縁
部材を施した巻線を有することを特徴とする。このよう
な構成によれば、巻層間の絶縁性能の向上も図り得て、
一層の小形化を図ることができる。
【0013】請求項4記載の静止形電磁誘導機器は、巻
層を構成する素線の巻き始め端および巻き終り端の周囲
に比誘電率が1.5以下の絶縁部材を施した巻線を有す
ることを特徴とする。このような構成によれば、素線に
対して絶縁部材が施し易くなって、製作性がよくなり、
また、絶縁部材を素線の一部として取り扱えるので、作
業性がよくなる。
【0014】請求項5記載の静止形電磁誘導機器は、絶
縁部材を、皺を与えた状態の紙状絶縁物またはフィルム
状絶縁物から構成するところ特徴を有する。このような
構成によれば、比誘電率1.5以下の絶縁部材を容易に
得ることができる。
【0015】請求項6記載の静止形電磁誘導機器は、絶
縁部材を、皺を与えた状態の紙状絶縁物またはフィルム
状絶縁物を成形処理後に素線に施し、その周囲にテープ
状絶縁物を巻回して構成するところに特徴を有する。こ
のような構成によれば、巻層を構成する素線の巻き始め
端および巻き終り端の周囲に適切な絶縁部材を施すこと
ができる。
【0016】請求項7記載の静止形電磁誘導機器は、絶
縁部材を、電界の高い部分により厚く施すところに特徴
を有する。このような構成によれば、巻層を構成する素
線の巻き始め端および巻き終り端の周囲に最適な絶縁部
材を施すことができる。
【0017】請求項8記載の静止形電磁誘導機器は、巻
線の端部側に静電シールドを設け、この静電シールドの
対アース側部分に比誘電率が1.5以下の絶縁部材を施
したところに特徴を有する。このような構成によれば、
静電シールドの絶縁性能の向上を図り得て、静電シール
ドとアース部との間の絶縁距離を低減できるので、全体
として小形化を達成することができる。
【0018】請求項9記載の静止形電磁誘導機器は、巻
線を構成する素線の端部に比誘電率が1.5以下の絶縁
部材を施してリード線として引き出すようにしたところ
に特徴を有する。このような構成によれば、巻層の素線
をリード線として使用できるので、巻層とリード線との
接続が不要になって、製作性がよくなり、また、リード
線の絶縁性能を向上し得て、全体として小形化を図るこ
とができる。
【0019】請求項10記載の静止形電磁誘導機器は、
巻線から引き出されたリード線の高電界部側に対応する
部分の周囲に比誘電率が1.5以下の絶縁部材を施した
ところに特徴を有する。このような構成によれば、リー
ド線と高電界部分およびアース部に対する絶縁性能の向
上を図り得て、これらの間の節煙距離を低減できるの
で、全体として小形化を図ることができる。
【0020】請求項11記載の静止形電磁誘導機器は、
巻線から引き出されたリード線とこのリード線に接続さ
れたリード線との接続部分に比誘電率が1.5以下の絶
縁部材を施したところに特徴を有する。このような構成
によれば、リード線の接続部分とアース部との間の絶縁
性能の向上を図り得て、これらの間の絶縁距離を低減で
きるので、全体として小形化を図ることができる。
【0021】請求項12記載の静止形電磁誘導機器は、
巻線を有し、アース側の角張った部分に比誘電率が1.
5以下の絶縁部材を施したところに特徴を有する。この
ような構成によれば、アース側の角張った部分の絶縁性
能の向上を図り得て、その角張った部分と巻線、リード
線などの充電部(高圧部分)との間の絶縁距離を低減で
きるので、全体として小形化を図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明をガス絶縁変圧器に
適用した第1の実施例につき、図1ないし図5を参照し
て説明する。まず、図1には冷却媒体としてSF6ガス
を用いたガス絶縁変圧器の多重円筒巻線の構成が示され
ている。即ち、脚部11および継鉄部12からなる鉄心
13の脚部11に、例えば第1ないし第4の4つの巻層
L1ないしL4を同心状に配列した低圧側巻線14が巻
装されている。各巻層L1ないしL4は、導体の周囲に
絶縁被覆を施してなる素線15を上下に多数巻回してな
るもので、第1の巻層L1を構成する素線15の下端と
第2の巻層L2を構成する素線15の下端との間、第2
の巻層L2を構成する素線15の上端と第3の巻層L3
を構成する素線15の上端との間、第3の巻層L3を構
成する素線15の下端と第4の巻層L4を構成する素線
15の下端との間は、それぞれリード線で接続され、以
て、巻層L1ないしL4は直列に接続されている。
【0023】そして、ここでは、第1の巻層L1を構成
する素線15の上端、第2の巻層L2を構成する素線1
5の下端、第3の巻層L3を構成する素線15の上端お
よび第4の巻層L4を構成する素線15の下端のそれぞ
れにおける各1巻回分を巻き始め端151 とし、反対側
の端のそれぞれにおける各1巻回分を巻き終り端15n
とする。
【0024】さらに、低圧側巻線4の外側に、第1ない
し第9の9つの巻層H1ないしH9およびタップ巻層T
を同心状に配列した高圧側巻線16が巻装されている。
各巻層H1ないしH9は、導体17aの周囲に絶縁被覆
17bを施してなる素線17(図2参照)を上下に多数
巻回してなるもので、第1の巻層H1を構成する素線1
7の下端と第2の巻層H2を構成する素線17の下端と
の間、第2の巻層H2を構成する素線17の上端と第3
の巻層H3を構成する素線17の上端との間、第3の巻
層H3を構成する素線17の下端と第4の巻層H4を構
成する素線17の下端との間、第4の巻層H4を構成す
る素線17の上端と第5の巻層H5を構成する素線17
の上端との間、第5の巻層H5を構成する素線17の下
端と第6の巻層H6を構成する素線17の下端との間、
第6の巻層H6を構成する素線17の上端と第7の巻層
H7を構成する素線17の上端との間、第7の巻層H7
を構成する素線17の下端と第8の巻層H8を構成する
素線17の下端との間および第8の巻層H8を構成する
素線17の上端と第9の巻層H9を構成する素線17の
上端との間は、それぞれリード線で接続され、以て、巻
層H1ないしH9は直列に接続されている。
【0025】そして、ここでは、第1の巻層H1を構成
する素線17の上端、第2の巻層H2を構成する素線1
7の下端、第3の巻層H3を構成する素線17の上端、
第47の巻層H4を構成する素線17の下端、第5の巻
層H5を構成する素線17の上端、第6の巻層H6を構
成する素線17の下端、第7の巻層H7を構成する素線
17の上端、第8の巻層H8を構成する素線17の下端
および第9の巻層H9を構成する素線17の上端のそれ
ぞれにおける各1巻回分を巻き始め端171 とし、反対
側の端のそれぞれにおける各1巻回分を巻き終り端17
nとする。
【0026】タップ巻層Tは、導体の周囲に絶縁被覆を
施してなる素線18を上下に多数巻回してなるもので、
複数個のタップを有する。そして、このタップ巻層Tの
複数個のタップはタップ切換器にリード線を介して接続
されている。尚、高圧側巻線16の第9の巻層H9を構
成する素線17の巻き終り端17nもタップ切換器にリ
ード線を介して接続されている。
【0027】しかして、絶縁部材19は、断面ほぼU字
形をなす円環状に成形されたもので、図3に示すよう
に、皺を与えた状態所謂クレープ状態の紙状絶縁物また
はフィルム状絶縁物を1枚或いは数枚組み合わせた絶縁
物20から形成されたものである。そして、このように
構成された絶縁部材19は、低圧側巻線14の第4の巻
層L4の両端部および高圧側巻線16の巻層H1ないし
H9の両端部ならびにタップ巻層Tの両端部に被せられ
て接着により固定されている。この場合、各絶縁部材1
9は、対応する低圧側巻線14の第4の巻層L4の両端
部および高圧側巻線16の巻層H1ないしH9の両端部
ならびにタップ巻層Tの両端部の径に適する径に形成さ
れており、その比誘電率は1.5以下に設定されてい
る。尚、絶縁部材19の長さ寸法は、素線15、17、
18の高さ寸法の2倍以上に設定されている。
【0028】図4は、絶縁部材19の比誘電率を1.5
以下に設定した根拠を説明するための実験装置を示した
ものである。この図4において、素線21は、素線1
5、17、18を模したものであり、絶縁部材22は、
絶縁部材19を模したものであり、絶縁体23は、低圧
側巻線14および高圧側巻線16を支持する構造物を模
したものであり、素線21の周囲に絶縁部材22を一定
量巻いたものを絶縁体23の上面に置き、絶縁体23の
下面をアースした構成である。
【0029】そして、図4に示す実験装置をSF6ガス
中において、絶縁部材22として比誘電率の種々異なる
絶縁物を用いて素線21にサージ電圧を印加した絶縁破
壊電圧の実験結果を図5に示している。この図5におい
て、横軸には絶縁部材の比誘電率を示し、縦軸に絶縁破
壊電圧の割合を示す。この実験結果から、絶縁部材22
の比誘電率を1.5以下にすると、絶縁破壊電圧は変化
しないが、絶縁部材22の比誘電率を1.5超にする
と、絶縁破壊電圧は急激に変化し、例えば、絶縁部材2
2の比誘電率を4.0にすると、絶縁破壊電圧は比誘電
率が1.5のときの1/3程度になることが判明した。
【0030】したがって、本実施例によれば、比誘電率
1.5以下の絶縁部材19を、低圧側巻線14の第4の
巻層L4の両端部および高圧側巻線16の巻層H1ない
しH9の両端部ならびにタップ巻層Tの両端部に施した
ので、低圧側巻線14と高圧巻線16との間の主絶縁部
分、高圧側巻線16と継鉄部12(アース部)との間の
部分、巻層H1ないしH9の相互間(層間)部分の絶縁
性能の向上を図ることができて、これらの間の絶縁距離
を従来に比し著しく小さくすることができ、全体として
小形化を達成することができる。
【0031】そして、絶縁部材19をクレープ状の1枚
或いは複数枚の紙状絶縁物或いはフィルム状絶縁物から
なる絶縁物20で構成するようにしたので、通常の紙状
絶縁物或いはフィルム状絶縁物で構成する場合に比し密
度が極端に小さくなり、したがって、1.5以下の比誘
電率の絶縁部材19を容易に得ることができる。
【0032】図6および図7は本発明の第2の実施例で
あり、上記第1の実施例と同一部分には同一符号を付し
て示し、以下異なる部分について説明する。この第2の
実施例においては、絶縁部材19の代りに、断面ほぼL
字形なす円環状の絶縁部材24を用いたものであり、こ
の絶縁部材24は絶縁物20(図3参照)により構成さ
れ、その長さ寸法は絶縁部材19と同一に設定されてい
る。なお、この絶縁部材24の比誘電率は1.5以下に
設定されていることは勿論である。そして、絶縁部材2
4は、素線端部の電界が高い部分に施される。すなわ
ち、素線端部の電界が高い部分とは、巻層L4における
巻層H1の上端部および下端部に対向する側の上端部お
よび下端部、巻層H1における巻層L4の下端部に対向
する側の下端部、巻層H2における巻層H1の上端部に
対向する側の上端部、巻層H2およびH3の互いに対向
する側の下端部、巻層H3およびH4の互いに対向する
側の上端部、巻層H4およびH5の互いに対向する側の
下端部、巻層H5およびH6の互いに対向する側の上端
部、巻層H6およびH7の互いに対向する側の下端部、
巻層H7およびH8の互いに対向する側の上端部、巻層
H8およびH9の互いに対向する側の下端部、巻層H9
におけるタップ巻層Tの上端部に対向する側の上端部で
ある。
【0033】このような第2の実施例によれば、第1の
実施例とほぼ同様の効果が得られ、しかも、第1の実施
例に比して絶縁部材24を構成する絶縁物20の量が少
なくて済む利点がある。
【0034】図8および図9は本発明の第3の実施例で
あり、第1の実施例と同一部分には同一符号を付して示
し、以下異なる部分について説明する。この第3の実施
例においては、絶縁部材19の代りに、絶縁部材25を
用いたものであり、この絶縁部材25は、巻層L4の巻
き始め端151 および巻き終り端15nならびに巻層H
1ないしH9の各巻き始め端171 および巻き終り端1
7nの周囲に絶縁物20(図3参照)を巻回することに
より構成されている。なお、この絶縁部材25の比誘電
率は1.5以下に設定されていることは勿論である。
【0035】このような第3の実施例によれば、第1の
実施例とほぼ同様の効果が得られ、しかも、絶縁部材2
5は、巻層L4の巻き始め端151 および巻き終り端1
5nならびに巻層H1ないしH9の各巻き始め端171
および巻き終り端17nの周囲に絶縁物20を巻回する
ことにより構成されているので、素線15、17の一部
として扱うことができ、製作性に優れたものになる。
【0036】図10は本発明の第4の実施例であり、第
3の実施例と同一部分には同一符号を付して示し、以下
異なる部分について説明する。この第4の実施例におい
ては、絶縁部材25の代りに、絶縁部材26を用いたも
のであり、この絶縁部材26は、絶縁物20(図3参
照)を用いて矩形筒状に成形、加熱処理し、端部を接着
処理して構成されたもので、素線17(15)の巻き始
め端171 (151 )および巻き終り端17n(15
n)に被せられている。なお、この絶縁部材26の比誘
電率は1.5以下に設定されていることは勿論である。
【0037】このような第4の実施例によれば、絶縁部
材26は、素線17(15)の巻き始め端171 (15
1 )および巻き終り端17n(15n)に被せるだけで
よいので、作業性がよくなり、しかも、絶縁部材26
は、後工程の巻線締め付け工程で素線17(15)に密
着して放電を形成する隙間を埋めるので、巻回方法を採
用した第3の実施例に対して絶縁性能が劣ることがな
い。
【0038】図11は本発明の第5の実施例であり、第
3の実施例と同一部分には同一符号を付して示し、以下
異なる部分について説明する。この第5の実施例におい
ては、絶縁部材25の代りに、絶縁部材27を用いたも
のであり、この絶縁部材27は、絶縁物20(図3参
照)を用いて亀甲状に成形、加熱処理されて素線17
(15)の巻き始め端171 (151 )および巻き終り
端17n(15n)に被せられた第1の絶縁物27a
と、その周囲にクレープ状の絶縁テープを巻回して施さ
れた第2の絶縁物27bとから構成されており、比誘電
率は1.5以下に設定されている。このような第5の実
施例によれば、第3の実施例よりも絶縁性能の向上を図
ることができる。
【0039】図12は本発明の第6の実施例であり、第
5の実施例と同一部分には同一符号を付して示し、以下
異なる部分について説明する。この第6の実施例におい
ては、絶縁部材27の代りに、絶縁部材28を用いたも
のであり、この絶縁部材23は、絶縁物20(図3参
照)を用いてほぼL字状に成形、加熱処理されて素線1
7(15)の巻き始め端171 (151 )および巻き終
り端17n(15n)に施された第1の絶縁物28a
と、その周囲にクレープ状の絶縁テープを巻回して施さ
れた第2の絶縁物28bとから構成されており、比誘電
率は1.5以下に設定されている。この場合、絶縁部材
28は、電界の高い側(第2の実施例で絶縁部材24が
施された側)の厚みが大となるように設定されている。
このような第6の実施例によれば、絶縁部材28により
最適な絶縁性能が得られ、しかも、第5の実施例に比し
巻線占積率のよいものとなる。
【0040】図13は本発明の第7の実施例であり、第
1の実施例と同一部分には同一符号を付して示し、以下
異なる部分について説明する。この第7の実施例におい
ては、高圧用巻線16の両端部側に静電シールド29、
29が配設されており、これによって、高圧用巻線16
の両端と鉄心13の継鉄部12(アース部)との間の電
界および低圧用巻線14の外周側両端と高圧用巻線16
の内周両端との間の電界を低減する。しかしながら、こ
のように静電シールド29、29を設けると、アース部
たる製鉄部12に対向する表面の電界が高くなり、静電
シールド29、29と継鉄部12との絶縁距離を大きく
とる必要になる。
【0041】このため、この第7の実施例においては、
静電シールド29、29の継鉄部12を対向する表面に
絶縁物20(図3参照)からなる絶縁部材30を施すよ
うにしたものであり、絶縁部材30の比誘電率は1.5
以下に設定されていることは勿論である。これにより、
静電シールド29、29と継鉄部12との間の絶縁性能
の向上を図ることができ、全体として小形化を達成する
ことができる。なお、低圧用巻線14および高圧用巻線
16には、第1の実施例と同様に絶縁部材19も施され
ているので、第1の実施例と同様の効果も合わせて得ら
れる。
【0042】図14および図15は、本発明の第8の実
施例であり、第3の実施例と同一部部には後逸符号を付
して示し、以下異なる部分について説明する。この第8
の実施例においては、高圧用巻線16の第1の巻層H1
の絶縁部材25を施した巻き始め端171 を予め長く形
成しておいて、素線17を巻回するときに巻き始め端1
71 から引き出してリード線31としたものである。
【0043】このような第8の実施例によれば、巻層H
1の巻き始め端171 に別途リード線を接続しなくても
よく、また、リード線31を素線17の一部として取り
扱うことができるので、作業性がよいものとなる。しか
も、リード線31は絶縁部材35により絶縁性能の向上
を図ることができるので、リード線31とアース部たる
継鉄部12との間の絶縁距離を小さくできるので、それ
だけ全体として小形化を達成することができる。
【0044】図16は本発明の第9の実施例であり、第
1の実施例と同一部分には同一符号を付して示し、以下
異なる部分について説明する。ガス絶縁変圧器において
は、各種のリード線が配置されており、その中には、例
えば、低圧側巻線14(図1参照)から引き出されて高
電界側たる高圧側巻線16に対応するリード線32もあ
る。このような場合、リード線32と高圧側巻線16と
の間の絶縁距離を大きくとる必要があり、全体として大
形化する不具合がある。
【0045】このため、この第9の実施例においては、
リード線32の高圧側巻線16に対応する部位の周囲に
絶縁物20(図3参照)からなる絶縁部材33を施すよ
うにしたものであり、絶縁部材30の比誘電率は1.5
以下に設定されていることは勿論である。これにより、
リード線32と高圧側巻線16との間の絶縁性能の向上
を図ることができ、全体として小形化を達成することが
できる。なお、低圧用巻線14および高圧用巻線16に
は、第1の実施例と同様に絶縁部材19も施されている
ので、第1の実施例と同様の効果も合わせて得られる。
【0046】図17は本発明の第10の実施例であり、
第1の実施例と同一部分には同一符号を付して示し、以
下異なる部分について説明する。今、説明の便宜上、図
1を参照するに、ガス絶縁変圧器においては、2本のリ
ード線が接続される場合があり、例えば、タップ巻層T
のタップから引き出されたリード線34とタップ切換器
から引き出されたリード線35とを接続する場合もあ
る。このような場合、リード線34、35の各先端部に
圧着端子36、37を取付け、その圧着端子36、37
をボルト38およびナット39で接続固定し、以て、リ
ード接続部40を構成するものである。このような構成
では、リード接続部40とアース部との間の絶縁距離を
大きくとる必要があり、全体として大形化する不具合が
ある。
【0047】このため、この第10の実施例において
は、リード接続部40にこれを覆うようにして絶縁物2
0(図3参照)からなる絶縁部材41を施すようにした
ものであり、絶縁部材41の比誘電率は1.5以下に設
定されていることは勿論である。これにより、リード接
続部40とアース部との間の絶縁性能の向上を図ること
ができ、全体として小形化を達成することができる。な
お、低圧用巻線14および高圧用巻線16には、絶縁部
材19も施されているので、第1の実施例と同様の効果
も合わせて得られる。
【0048】図18は本発明の第11の実施例であり、
第1の実施例と同一部分には同一符号を付して示し、以
下異なる部分について説明する。今、説明の便宜上、図
1を参照するに、ガス絶縁変圧器においては、アース部
に角張った部分が多々あり、例えば、鉄心13の脚部1
1は、多数の珪素鋼板を断面ができるだけ円形状をなす
ように積層するため、角張った部分たる多数のエッジ部
11aを有する形態となる。このエッジ部11aの先端
は電界が高くなるので、高圧部(充電部)との間の絶縁
距離を大きくとる必要があり、全体として大形化する不
具合がある。
【0049】このため、この第11の実施例において
は、各エッジ部11aに絶縁物20(図3参照)からな
る絶縁部材42が施され、隣接する複数のエッジ部11
aに施された絶縁部材42が絶縁テープ43で脚部11
に固定されており、絶縁部材42の比誘電率は1.5以
下に設定されていることは勿論である。
【0050】このような第11の実施例の構成によれ
ば、エッジ部11aと高圧部との間の絶縁性能の向上を
図ることができて、これらの間の絶縁距離を小さくする
ことができ、それだけ全体として小形化を達成すること
ができる。なお、低圧用巻線14および高圧用巻線16
には、絶縁部材19も施されているので、第1の実施例
と同様の効果も合わせて得られる。
【0051】しかして、上記第11の実施例では、各エ
ッジ部11aに絶縁部材42をそれぞれ施すようにした
が、図19に示す本発明の第12の実施例のように隣接
する複数のエッジ部11a(図18参照)にわたるよう
な階段状の絶縁部材44を絶縁物20(図3参照)を用
いて加熱成形し、これを脚部11の対応する部位に接着
により施すようにしてもよい。この場合、絶縁部材44
の比誘電率は1.5以下に設定されていることは勿論で
ある。
【0052】このような第12の実施例の構成によれ
ば、第11の実施例と同様の効果が得られることは勿論
であり、しかも、絶縁部材44を脚部11に接着するだ
けで施すことができるので、第11の実施例の場合に比
し、作業性がよくなる利点がある。
【0053】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例にのみ限定されるものではなく、次のような変形、拡
張が可能である。第7および第9ないし第12の実施例
では、低圧側巻線14および高圧側巻線16に絶縁部材
19を施した場合について述べたが、代りに、絶縁部材
24、25、26、27或いは28を施すようにしても
よく、さらには、このような絶縁部材19、24、2
5、26、27或いは28を施さない場合でも、各実施
例それぞれに絶縁性能の向上を図り得て、全体としての
小形化を達成することができる。
【0054】同様に、第8の実施例では、低圧側巻線1
4および高圧側巻線16に絶縁部材25を施した場合に
ついて述べたが、代りに、絶縁部材19、24、26、
27或いは28を施すようにしてもよく、さらには、こ
のような絶縁部材19、24、25、26、27或いは
28を施さない場合でも、それなりに絶縁性能の向上を
図り得て、全体としての小形化を達成することができ
る。
【0055】SF6ガスを冷却媒体としたガス絶縁変圧
器に限らず、他の絶縁ガスを冷却媒体としたガス絶縁変
圧器にも適用でき、さらには、変圧器に限らず、静止形
電磁誘導機器たるガス絶縁リアクトルにも適用すること
ができる。
【0056】
【発明の効果】以上の記述で明らかなように、本発明の
静止形電磁誘導機器は、巻線とアース部との間、巻線相
互間、巻線を構成する巻層相互間、静電シールドとアー
ス部と間、リード線とアース部との間、リード線と高電
界部との間、リード線相互の接続部とアース部との間或
いはアース部の角張った部分と高電圧部との間の絶縁性
能の向上を図ることができて、全体として小形化を達成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の巻線構成を示す図
【図2】1つの巻層の構成を示す図
【図3】絶縁物の構成を示す図
【図4】実験装置の概略的構成図
【図5】実験結果を示す図
【図6】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図7】図2相当図
【図8】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図9】図2相当図
【図10】本発明の第4の実施例を示す図2相当図
【図11】本発明の第5の実施例を示す図2相当図
【図12】本発明の第6の実施例を示す図2相当図
【図13】本発明の第7の実施例を示す図1相当図
【図14】本発明の第8の実施例を示すリード線引き出
し部分の側面図
【図15】図14のA−Aに沿う拡大断面図
【図16】本発明の第9の実施例のリード線と高圧用巻
線との位置関係を示す平面図
【図17】本発明の第10の実施例を示すリード線接続
部の断面図
【図18】本発明の第11の実施例を示す鉄心の脚部分
の平面図
【図19】本発明の第12の実施例を示す絶縁部材の側
面図
【図20】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
図面中、11は脚部、11aはエッジ部(角張った部
分)、12は継鉄部、13は鉄心(アース部)、14は
低圧側巻線、15は素線、151 は巻き始め端、15n
は巻き終り端、16は高圧側巻線、17は素線、171
は巻き始め端、17nは巻き終り端、18は素線、19
は絶縁部材、20は絶縁物、24ないし28は絶縁部
材、29は静電シールド、30は絶縁部材、31はリー
ド線、32はリード線、33は絶縁部材、34および3
5はリード線、40はリード接続部、41は絶縁部材、
42は絶縁部材、43は絶縁テープ、44は絶縁部材、
L1ないしL4は第1ないし第4の巻層、H1ないしH
9は第1ないし第9の巻層、Tはタップ巻層を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩田 広 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内 Fターム(参考) 5E043 CA03 5E044 CA04 CA07 CB03 DA04 5E058 BB17

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電界側部分に比誘電率が1.5以下の
    絶縁部材を施した巻線を有することを特徴とする静止形
    電磁誘導機器。
  2. 【請求項2】 端部に比誘電率が1.5以下の絶縁部材
    を施した巻線を有することを特徴とする静止形電磁誘導
    機器。
  3. 【請求項3】 巻層を構成する素線の端部に比誘電率が
    1.5以下の絶縁部材を施した巻線を有することを特徴
    とする静止形電磁誘導機器。
  4. 【請求項4】 巻層を構成する素線の巻き始め端および
    巻き終り端の周囲に比誘電率が1.5以下の絶縁部材を
    施した巻線を有することを特徴とする静止形電磁誘導機
    器。
  5. 【請求項5】 絶縁部材は、皺を与えた状態の紙状絶縁
    物またはフィルム状絶縁物から構成されていることを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の静止形電
    磁誘導機器。
  6. 【請求項6】 絶縁部材は、皺を与えた状態の紙状絶縁
    物またはフィルム状絶縁物を成形処理後に素線に施し、
    その周囲にテープ状絶縁物を巻回して構成されているこ
    とを特徴とする請求項4記載の静止形電磁誘導機器。
  7. 【請求項7】 絶縁部材は、電界の高い部分により厚く
    施されていることを特徴とする請求項6記載の静止形電
    磁誘導機器。
  8. 【請求項8】 巻線の端部側に静電シールドを設け、こ
    の静電シールドの対アース側部分に比誘電率が1.5以
    下の絶縁部材を施したことを特徴とする静止形電磁誘導
    機器。
  9. 【請求項9】 巻線を構成する素線の端部に比誘電率が
    1.5以下の絶縁部材を施してリード線として引き出す
    ようにしたことを特徴とする静止形電磁誘導機器。
  10. 【請求項10】 巻線から引き出されたリード線の高電
    界部側に対応する部分の周囲に比誘電率が1.5以下の
    絶縁部材を施したことを特徴とする静止形電磁誘導機
    器。
  11. 【請求項11】 巻線から引き出されたリード線とこの
    リード線に接続されたリード線との接続部分に比誘電率
    が1.5以下の絶縁部材を施したことを特徴とする静止
    形電磁誘導機器。
  12. 【請求項12】 巻線を有し、アース側の角張った部分
    に比誘電率が1.5以下の絶縁部材を施したことを特徴
    とする静止形電磁誘導機器。
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