JPH0917259A - 直流用ブッシング - Google Patents
直流用ブッシングInfo
- Publication number
- JPH0917259A JPH0917259A JP16536895A JP16536895A JPH0917259A JP H0917259 A JPH0917259 A JP H0917259A JP 16536895 A JP16536895 A JP 16536895A JP 16536895 A JP16536895 A JP 16536895A JP H0917259 A JPH0917259 A JP H0917259A
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- JP
- Japan
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- bushing
- barriers
- insulating
- oil
- direct current
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電位集中を緩和し、耐電圧を向上させた直流
用ブッシングを提供する。 【構成】 ブッシング1の油中端子部2から油中碍管1
aおよび絶縁リード線3にかけて、それぞれ径の異なる
複数個の絶縁バリア20,21,22が同心円筒状に配
設されている。また、この絶縁バリアは、最も内側に配
設される絶縁バリア20の厚さが一番薄く、外側に順次
配設される絶縁バリア21,22ほどその厚さが厚くな
るように構成されている。なお、前記絶縁バリア20,
21,22の沿面方向の長さは、従来型と同様に、油中
碍管1aの傾斜に合うように、外側の絶縁バリアほどそ
の沿面方向の長さL1 ,L2 ,L3 が長く、内側の絶縁
バリアほどその沿面方向の長さが短くなるように構成さ
れている。
用ブッシングを提供する。 【構成】 ブッシング1の油中端子部2から油中碍管1
aおよび絶縁リード線3にかけて、それぞれ径の異なる
複数個の絶縁バリア20,21,22が同心円筒状に配
設されている。また、この絶縁バリアは、最も内側に配
設される絶縁バリア20の厚さが一番薄く、外側に順次
配設される絶縁バリア21,22ほどその厚さが厚くな
るように構成されている。なお、前記絶縁バリア20,
21,22の沿面方向の長さは、従来型と同様に、油中
碍管1aの傾斜に合うように、外側の絶縁バリアほどそ
の沿面方向の長さL1 ,L2 ,L3 が長く、内側の絶縁
バリアほどその沿面方向の長さが短くなるように構成さ
れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油入電気機器のブッシン
グに係り、特に、直流電圧の高いところに使用する直流
用ブッシングに関するものである。
グに係り、特に、直流電圧の高いところに使用する直流
用ブッシングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量・長距離送電等、系統運用
上多くのメリットを有する直流送電が多方面で使用され
ている。この様な直流送電においては、交流を直流に、
あるいは直流を交流に変換するための交直変換所が必要
であり、この交直変換所内の構成要素である変換器用変
圧器・直流リアクトルには、直流送電用のブッシングが
必要となる。
上多くのメリットを有する直流送電が多方面で使用され
ている。この様な直流送電においては、交流を直流に、
あるいは直流を交流に変換するための交直変換所が必要
であり、この交直変換所内の構成要素である変換器用変
圧器・直流リアクトルには、直流送電用のブッシングが
必要となる。
【0003】この様な直流用ブッシングの油中シールド
においては、その周囲に絶縁紙を巻回することにより絶
縁補強している。しかし、一般に、交流電圧は材料の誘
電率の逆比にしたがって分布するのに対して、直流電圧
は材料の抵抗比にしたがって分布するので、交流と直流
では電位分布に違いが生じる。すなわち、直流電圧を印
加した場合、油と絶縁紙では絶縁紙の方が絶縁抵抗が高
いので、油中シールドの周囲に巻回した絶縁紙に電位が
ほとんど分担されるため、油中碍管と油中シールド間の
ギャップ部に電位が集中することになっていた。
においては、その周囲に絶縁紙を巻回することにより絶
縁補強している。しかし、一般に、交流電圧は材料の誘
電率の逆比にしたがって分布するのに対して、直流電圧
は材料の抵抗比にしたがって分布するので、交流と直流
では電位分布に違いが生じる。すなわち、直流電圧を印
加した場合、油と絶縁紙では絶縁紙の方が絶縁抵抗が高
いので、油中シールドの周囲に巻回した絶縁紙に電位が
ほとんど分担されるため、油中碍管と油中シールド間の
ギャップ部に電位が集中することになっていた。
【0004】この様に、上述した様な油中シールドの周
囲に絶縁紙を巻回しただけの直流用ブッシングでは、耐
電圧が著しく低下するため、直流線路には使用すること
ができず、この点を改善するため、図3に示す様な対策
を施していた。
囲に絶縁紙を巻回しただけの直流用ブッシングでは、耐
電圧が著しく低下するため、直流線路には使用すること
ができず、この点を改善するため、図3に示す様な対策
を施していた。
【0005】すなわち、図3に示した様に、従来の直流
用ブッシングにおいては、ブッシング1の油中端子部2
から油中碍管1aおよび絶縁リード線3にかけて、それ
ぞれ径の異なる複数個の絶縁バリア4,5,6が同心円
筒状に配設されている。
用ブッシングにおいては、ブッシング1の油中端子部2
から油中碍管1aおよび絶縁リード線3にかけて、それ
ぞれ径の異なる複数個の絶縁バリア4,5,6が同心円
筒状に配設されている。
【0006】ここで、複数の絶縁バリアを同心円筒状に
配設したのは、以下の理由による。すなわち、直流電圧
は材料の抵抗比にしたがって分担されるため、ブッシン
グ下部のまわりに絶縁バリアを配置し、電位を絶縁バリ
アに分担させることにより、油中シールドとブッシング
間の油ギャップ部の電位集中を緩和することができるか
らである。なお、この場合、油中碍管1a上の電位分布
に偏りができないように、すなわち、電位を均一に絶縁
バリアに分担させるために、複数個の絶縁バリアが配設
され、油中碍管1aの傾斜に合うように、外側の絶縁バ
リアほどその沿面方向の長さ“L”が長く、内側の絶縁
バリアほどその沿面方向の長さが短くなるように構成さ
れている。また、複数個の絶縁バリア4,5,6の厚さ
はすべて同一とされている。
配設したのは、以下の理由による。すなわち、直流電圧
は材料の抵抗比にしたがって分担されるため、ブッシン
グ下部のまわりに絶縁バリアを配置し、電位を絶縁バリ
アに分担させることにより、油中シールドとブッシング
間の油ギャップ部の電位集中を緩和することができるか
らである。なお、この場合、油中碍管1a上の電位分布
に偏りができないように、すなわち、電位を均一に絶縁
バリアに分担させるために、複数個の絶縁バリアが配設
され、油中碍管1aの傾斜に合うように、外側の絶縁バ
リアほどその沿面方向の長さ“L”が長く、内側の絶縁
バリアほどその沿面方向の長さが短くなるように構成さ
れている。また、複数個の絶縁バリア4,5,6の厚さ
はすべて同一とされている。
【0007】この様に構成することにより、油中シール
ド7の周囲に巻回された絶縁紙8に分担される電位が小
さくなり、ブッシング1と油中シールド7の間の油ギャ
ップ9の電位集中が緩和され、直流耐電圧が向上すると
考えられていた。
ド7の周囲に巻回された絶縁紙8に分担される電位が小
さくなり、ブッシング1と油中シールド7の間の油ギャ
ップ9の電位集中が緩和され、直流耐電圧が向上すると
考えられていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た様な構成を有する従来の直流用ブッシングには、以下
に述べる様な問題点があった。すなわち、絶縁バリアの
貫通方向の抵抗Rは、
た様な構成を有する従来の直流用ブッシングには、以下
に述べる様な問題点があった。すなわち、絶縁バリアの
貫通方向の抵抗Rは、
【数1】R=(ρ・d)/(π・D・L) と表せ、抵抗率ρ及び厚さdに比例し、平均直径D及び
長さLに反比例する。◎したがって、従来の直流用ブッ
シングの絶縁構成では、平均直径D及び長さLの小さい
内側の絶縁バリア4ほど抵抗値が大きくなるため、図4
に示したように、内側の絶縁バリア4の電位分担が大き
くなり、油中碍管1aと油中シールド7間の油ギャップ
部9の電位集中の緩和の度合いは小さい。このため、高
電圧化が進むと、この電位集中部11が弱点となる危険
性が高く、油ギャップ部9の電位集中を大幅に緩和する
必要があった。
長さLに反比例する。◎したがって、従来の直流用ブッ
シングの絶縁構成では、平均直径D及び長さLの小さい
内側の絶縁バリア4ほど抵抗値が大きくなるため、図4
に示したように、内側の絶縁バリア4の電位分担が大き
くなり、油中碍管1aと油中シールド7間の油ギャップ
部9の電位集中の緩和の度合いは小さい。このため、高
電圧化が進むと、この電位集中部11が弱点となる危険
性が高く、油ギャップ部9の電位集中を大幅に緩和する
必要があった。
【0009】本発明は、上述した様な従来技術の問題点
を解消するために提案されたもので、その目的は、特定
部位への電位集中を緩和し、耐電圧を向上させた直流用
ブッシングを提供することにある。
を解消するために提案されたもので、その目的は、特定
部位への電位集中を緩和し、耐電圧を向上させた直流用
ブッシングを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、碍管内部軸方向に中心導体を配置し、この中心導体
の一側端部に設けられた端子部と前記碍管内面間に電界
緩和用シールドを取り付け、さらに、このシールドの外
周囲にそれぞれ径の異なる複数個の絶縁バリアを同心円
筒状に形成して成る直流用ブッシングにおいて、前記同
心円筒状に形成された複数個の絶縁バリアの抵抗値を、
内側の絶縁バリアから外側の絶縁バリアへ、漸増するよ
うに設定したことを特徴とするものである。
は、碍管内部軸方向に中心導体を配置し、この中心導体
の一側端部に設けられた端子部と前記碍管内面間に電界
緩和用シールドを取り付け、さらに、このシールドの外
周囲にそれぞれ径の異なる複数個の絶縁バリアを同心円
筒状に形成して成る直流用ブッシングにおいて、前記同
心円筒状に形成された複数個の絶縁バリアの抵抗値を、
内側の絶縁バリアから外側の絶縁バリアへ、漸増するよ
うに設定したことを特徴とするものである。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の直流用ブッシングにおいて、前記同心円筒状に配設さ
れた複数個の絶縁バリアが、内側に配設される絶縁バリ
アほどその厚さが薄く、外側に配設される絶縁バリアほ
どその厚さが厚くなるように構成したものであることを
特徴とするものである。
の直流用ブッシングにおいて、前記同心円筒状に配設さ
れた複数個の絶縁バリアが、内側に配設される絶縁バリ
アほどその厚さが薄く、外側に配設される絶縁バリアほ
どその厚さが厚くなるように構成したものであることを
特徴とするものである。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の直流用ブッシングにおいて、前記同心
円筒状に配設された複数個の絶縁バリアが、内側に配設
される絶縁バリアほどその抵抗率が小さく、外側に配設
される絶縁バリアほどその抵抗率が大きくなるように構
成したものであることを特徴とするものである。
請求項2に記載の直流用ブッシングにおいて、前記同心
円筒状に配設された複数個の絶縁バリアが、内側に配設
される絶縁バリアほどその抵抗率が小さく、外側に配設
される絶縁バリアほどその抵抗率が大きくなるように構
成したものであることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】以上のような構成を有する本発明においては、
絶縁バリアの貫通方向の抵抗値が内側のものほど小さ
く、外側のものほど大きくなるように構成することによ
り、外側の絶縁バリアほど電位分担が大きくなるため、
油中シールドの周囲に巻回された絶縁紙の電位分担が小
さくなる。また、電位が絶縁バリアになめらかに移行す
るため、ブッシングの油中碍管表面の電位分布が均一に
なり、油ギャップ部にかかる直流電位集中を緩和し、直
流電圧に対する絶縁性能を向上させることができる。
絶縁バリアの貫通方向の抵抗値が内側のものほど小さ
く、外側のものほど大きくなるように構成することによ
り、外側の絶縁バリアほど電位分担が大きくなるため、
油中シールドの周囲に巻回された絶縁紙の電位分担が小
さくなる。また、電位が絶縁バリアになめらかに移行す
るため、ブッシングの油中碍管表面の電位分布が均一に
なり、油ギャップ部にかかる直流電位集中を緩和し、直
流電圧に対する絶縁性能を向上させることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2を参
照して具体的に説明する。なお、図3及び図4に示した
従来型と同一の部材には同一の符号を付して、説明は省
略する。
照して具体的に説明する。なお、図3及び図4に示した
従来型と同一の部材には同一の符号を付して、説明は省
略する。
【0015】本実施例においては、図1に示した様に、
ブッシング1の油中端子部2から油中碍管1aおよび絶
縁リード線3にかけて、それぞれ径の異なる複数個の絶
縁バリア20,21,22が同心円筒状に配設されてい
る。また、この絶縁バリアは、最も内側に配設される絶
縁バリア20の厚さが一番薄く、外側に順次配設される
絶縁バリア21,22ほどその厚さが厚くなるように構
成されている。
ブッシング1の油中端子部2から油中碍管1aおよび絶
縁リード線3にかけて、それぞれ径の異なる複数個の絶
縁バリア20,21,22が同心円筒状に配設されてい
る。また、この絶縁バリアは、最も内側に配設される絶
縁バリア20の厚さが一番薄く、外側に順次配設される
絶縁バリア21,22ほどその厚さが厚くなるように構
成されている。
【0016】なお、前記絶縁バリア20,21,22の
沿面方向の長さL1 ,L2 ,L3 は、従来型と同様に、
油中碍管1aの傾斜に合うように、外側の絶縁バリアほ
どその沿面方向の長さが長く、内側の絶縁バリアほどそ
の沿面方向の長さが短くなるように構成されている。ま
た、絶縁バリアの材質は、絶縁油よりも高抵抗を有する
ものであれば特に限定されない。さらに、本実施例に用
いられる複数の絶縁バリアは、その抵抗率がほぼ同一と
されている。
沿面方向の長さL1 ,L2 ,L3 は、従来型と同様に、
油中碍管1aの傾斜に合うように、外側の絶縁バリアほ
どその沿面方向の長さが長く、内側の絶縁バリアほどそ
の沿面方向の長さが短くなるように構成されている。ま
た、絶縁バリアの材質は、絶縁油よりも高抵抗を有する
ものであれば特に限定されない。さらに、本実施例に用
いられる複数の絶縁バリアは、その抵抗率がほぼ同一と
されている。
【0017】ここで、同心円筒状に配設された複数の絶
縁バリアの厚さを、外側に配設されるものほど厚くした
のは、以下の理由による。すなわち、上述した様に、絶
縁バリアの貫通方向の抵抗Rは、
縁バリアの厚さを、外側に配設されるものほど厚くした
のは、以下の理由による。すなわち、上述した様に、絶
縁バリアの貫通方向の抵抗Rは、
【数2】R=(ρ・d)/(π・D・L) と表せ、抵抗率ρ及び厚さdに比例し、平均直径D及び
長さLに反比例する。また、外側の絶縁バリアほど平均
直径Dと長さLが大きくなるので、抵抗Rを大きくする
ためには、上式より、抵抗率ρを大きくするか、厚さd
を大きくする必要があるからである。
長さLに反比例する。また、外側の絶縁バリアほど平均
直径Dと長さLが大きくなるので、抵抗Rを大きくする
ためには、上式より、抵抗率ρを大きくするか、厚さd
を大きくする必要があるからである。
【0018】この様な構成を有する本実施例の直流用ブ
ッシングの電位分布は、図2に示した様になる。すなわ
ち、外側に配設される絶縁バリアほどその厚さを厚くし
たことにより、ブッシング1の沿面の等電位線12が均
一になり、絶縁バリア20,21,22に電位が均等に
分担されるため、油中シールド7の絶縁紙8の電位分担
が小さくなり、電位集中部11の電位集中が緩和され、
耐電圧を大幅に向上させることができる。
ッシングの電位分布は、図2に示した様になる。すなわ
ち、外側に配設される絶縁バリアほどその厚さを厚くし
たことにより、ブッシング1の沿面の等電位線12が均
一になり、絶縁バリア20,21,22に電位が均等に
分担されるため、油中シールド7の絶縁紙8の電位分担
が小さくなり、電位集中部11の電位集中が緩和され、
耐電圧を大幅に向上させることができる。
【0019】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく、同心円筒状に配設される複数の絶縁バ
リアの厚さはほぼ同一にして、各絶縁バリアの抵抗率を
変化させても良い。すなわち、最も内側に配設される絶
縁バリアの抵抗率が一番小さく、外側に順次配設される
絶縁バリアほど、その抵抗率が大きくなるように構成し
ても良い。この場合も、絶縁バリアの沿面方向の長さ
は、内側のものほど短く、外側のものほど長くなるよう
に構成する。
るものではなく、同心円筒状に配設される複数の絶縁バ
リアの厚さはほぼ同一にして、各絶縁バリアの抵抗率を
変化させても良い。すなわち、最も内側に配設される絶
縁バリアの抵抗率が一番小さく、外側に順次配設される
絶縁バリアほど、その抵抗率が大きくなるように構成し
ても良い。この場合も、絶縁バリアの沿面方向の長さ
は、内側のものほど短く、外側のものほど長くなるよう
に構成する。
【0020】また、図1に示した実施例では、絶縁バリ
アが3個の場合を示しているが、絶縁バリアの個数は特
に限定されないことはいうまでもない。
アが3個の場合を示しているが、絶縁バリアの個数は特
に限定されないことはいうまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、絶縁
バリアの貫通方向の抵抗値を内側のものほど小さく、外
側のものほど大きくなるように構成することにより、特
定部位への電位集中を緩和し、耐電圧を向上させた直流
用ブッシングを提供することができる。
バリアの貫通方向の抵抗値を内側のものほど小さく、外
側のものほど大きくなるように構成することにより、特
定部位への電位集中を緩和し、耐電圧を向上させた直流
用ブッシングを提供することができる。
【図1】本発明の直流用ブッシングの一実施例の構成を
示す断面図
示す断面図
【図2】図1に示した実施例における電位分布を示す図
【図3】従来の直流用ブッシングの構成を示す断面図
【図4】図3に示した従来の直流用ブッシングの電位分
布を示す図
布を示す図
1…ブッシング 1a…油中碍管 2…油中端子 3…絶縁リード 4,5,6…絶縁バリア 7…油中シールド 8…絶縁紙 9…油ギャップ 10…絶縁油 11…電位集中部 12…等電位線 20,21,22…絶縁バリア
Claims (3)
- 【請求項1】 碍管内部軸方向に中心導体を配置し、こ
の中心導体の一側端部に設けられた端子部と前記碍管内
面間に電界緩和用シールドを取り付け、さらに、このシ
ールドの外周囲にそれぞれ径の異なる複数個の絶縁バリ
アを同心円筒状に形成して成る直流用ブッシングにおい
て、 前記同心円筒状に形成された複数個の絶縁バリアの抵抗
値を、内側の絶縁バリアから外側の絶縁バリアへ、漸増
するように設定したことを特徴とする直流用ブッシン
グ。 - 【請求項2】 前記同心円筒状に配設された複数個の絶
縁バリアが、内側に配設される絶縁バリアほどその厚さ
が薄く、外側に配設される絶縁バリアほどその厚さが厚
くなるように構成したものであることを特徴とする請求
項1記載の直流用ブッシング。 - 【請求項3】 前記同心円筒状に配設された複数個の絶
縁バリアが、内側に配設される絶縁バリアほどその抵抗
率が小さく、外側に配設される絶縁バリアほどその抵抗
率が大きくなるように構成したものであることを特徴と
する請求項1または請求項2記載の直流用ブッシング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16536895A JPH0917259A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 直流用ブッシング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16536895A JPH0917259A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 直流用ブッシング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0917259A true JPH0917259A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15811049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16536895A Pending JPH0917259A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 直流用ブッシング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0917259A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101363930B1 (ko) * | 2012-09-24 | 2014-02-19 | 주식회사 상원 | 이중망 구조의 부싱용 쉴드 |
KR20140117435A (ko) * | 2012-01-26 | 2014-10-07 | 지멘스 악티엔게젤샤프트 | 전기 전도성 연결 요소를 위한 차폐 장치 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16536895A patent/JPH0917259A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140117435A (ko) * | 2012-01-26 | 2014-10-07 | 지멘스 악티엔게젤샤프트 | 전기 전도성 연결 요소를 위한 차폐 장치 |
KR101363930B1 (ko) * | 2012-09-24 | 2014-02-19 | 주식회사 상원 | 이중망 구조의 부싱용 쉴드 |
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