JPH0210768Y2 - - Google Patents

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JPH0210768Y2
JPH0210768Y2 JP11810783U JP11810783U JPH0210768Y2 JP H0210768 Y2 JPH0210768 Y2 JP H0210768Y2 JP 11810783 U JP11810783 U JP 11810783U JP 11810783 U JP11810783 U JP 11810783U JP H0210768 Y2 JPH0210768 Y2 JP H0210768Y2
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JP
Japan
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rod
copper
aluminum
conductor
forced cooling
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JP11810783U
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JPS6028424U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、内部冷媒通路となるアルミニウム管
の外周へ銅線を撚合せた銅導体を配置した導体を
用いてなる強制冷却ケーブルの終端接続部に関す
る。
[考案の技術的背景とその問題点] 近年、大容量電力ケーブルとして開発された強
制冷却ケーブルは、一般に第1図に示すように、
内部冷媒通路1となるアルミニウム管2の外周へ
銅線を撚合せた銅導体3を配置してケーブル導体
を構成し、その外周へ絶縁層4を設け、さらにそ
の外側に外部冷媒通路5となる空隙を形成させて
金属シース6を被覆して構成されている。
このような強制冷却ケーブルの終端接続部にお
いては、導体を電流の損失がないように引きだ
し、冷媒を内部冷媒通路1から外部冷媒通路5へ
気密に循環させ得る導体接続端部が必要となつて
くるが、導体引出棒を銅棒で構成した場合にはア
ルミニウム管との溶接が困難であり、またアルミ
ニウム棒で構成した場合にはアルミニウム棒自体
の電気抵抗が大きくまたがい管から露出した部分
の腐蝕の問題があるため、未だそのような導体接
続端部は提案されていない。
[考案の目的] 本考案はかかる従来の事情に対処してなされた
もので、上記問題のない良好な特性を有する強制
冷却ケーブルの終端接続部を提供しようとするも
のである。
[考案の概要] すなわち本考案の強制冷却ケーブルの終端接続
部は、内部冷媒通路となるアルミニウム管上に銅
線を撚合せた銅導体を設けてなる強制冷却ケーブ
ルの導体を、がい管を貫通する導体引出棒の下端
部に接続してなる強制冷却ケーブルの終端接続部
において、前記導体引出棒が、がい管を貫通する
銅棒と、この銅棒の下端に摩擦圧接されたアルミ
ニウム棒とで構成され、このアルミニウム管のほ
ぼ中央部にその下端から前記銅棒を通り前記がい
管内と連通する如く冷媒循環通路が形成され、該
冷媒循環通路には段剥処理によつて露出された前
記強制冷却ケーブルのアルミニウム管が挿入され
て前記アルミニウム棒と溶接され、前記銅棒と前
記強制冷却ケーブルの銅導体外周間にはこれらに
跨つて接続銅スリーブが嵌挿され、この接続銅ス
リーブが前記銅棒および銅導体位置でそれぞれ圧
縮または溶接されていることを特徴としている。
[考案の実施例] 以下本考案の詳細を図面に示す一実施例につい
て説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す縦断面図であ
る。第1図と共通する部分には同一符号を付して
いる。
第2図において、本考案の特徴をなす導体引出
棒7は、がい管8を貫通する銅棒9と、この銅棒
9の下端に摩擦圧接されたアルミニウム棒10と
で構成され、アルミニウム管10のほぼ中心部に
はアルミニウム棒10の下端から銅棒9を通り、
がい管8内に連通する如く冷媒循環通路11が形
成されている。
一方、内部冷却通路1となるアルミニウム管2
上に銅導体3を設けてなる強制冷却ケーブルは段
剥処理によつてアルミニウム管2が露出されてい
る。
しかして、露出されたアルミニウム管2は冷媒
循環通路11内へ挿入され、アルミニウム棒10
の端部位置で溶接されている。
また、銅棒9の外周には強制冷却ケーブルの銅
導体3間に跨つて接続銅スリーブ12が装着さ
れ、銅棒9および銅導体3位置において、接続銅
スリーブ12が外方から圧縮され、これにより、
両者が電気的、機械的に接続される。なお、両者
の接続は溶接で行なつてもよく、また冷媒循環通
路11内にはアルミニウム管2に跨つて補強鋼管
13を挿入してもよい。
以上のように構成された導体接続端部は、さら
にその外側にがい管8および上部覆14を密嵌す
ることにより、気密な冷媒循環通路が形成され
る。
なお本考案において、銅棒9の一端にアルミニ
ウム棒10を摩擦圧接し、これに同材質のアルミ
ニウム管2に挿入して溶接するようにしたのは、
そのような溶接が通常の方法で無理なく容易に行
なうことができるからであり、銅棒9と銅導体3
間を接続銅スリーブにより接続したのは銅どうし
の接続により電気抵抗の低下を極力小さくできる
からである。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の強制冷却ケーブル
の終端接続部によれば、導体引出棒と銅導体とが
電流損失なく接続され、また冷媒が気密に循環さ
れるように構成したので、良好な特性を有する強
制冷却ケーブルの終端接続部を形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は強制冷却ケーブルの一実施例を示す縦
断面図、第2図は本考案の一実施例を示す縦断面
図である。 1……内部冷媒通路、2……アルミニウム管、
3……銅導体、4……絶縁層、5……外部冷媒通
路、6……金属シース、7……導体引出棒、8…
…がい管、9……銅棒、10……アルミニウム
棒、11……冷媒循環通路、12……接続銅スリ
ーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部冷媒通路となるアルミニウム管上に銅線を
    撚合せた銅導体を設けてなる強制冷却ケーブルの
    導体を、がい管を貫通する導体引出棒の下端部に
    接続してなる強制冷却ケーブルの終端接続部にお
    いて、前記導体引出棒が、がい管を貫通する銅棒
    と、この銅棒の下端に摩擦圧接されたアルミニウ
    ム棒とで構成され、このアルミニウム棒のほぼ中
    心部にその下端から前記銅棒を通り前記がい管内
    と連通する如く冷媒循環通路が形成され、該冷媒
    循環通路には段剥処理によつて露出された前記強
    制冷却ケーブルのアルミニウム管が挿入されて前
    記アルミニウム棒と溶接され、前記銅棒と前記強
    制冷却ケーブルの銅導体外周間にはこれらに跨つ
    て接続銅スリーブが嵌挿され、この接続銅スリー
    ブが前記銅棒および銅導体位置でそれぞれ圧縮ま
    たは溶接されていることを特徴とする強制冷却ケ
    ーブルの終端接続部。
JP11810783U 1983-07-29 1983-07-29 強制冷却ケ−ブルの終端接続部 Granted JPS6028424U (ja)

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JP11810783U JPS6028424U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 強制冷却ケ−ブルの終端接続部

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Publication Number Publication Date
JPS6028424U JPS6028424U (ja) 1985-02-26
JPH0210768Y2 true JPH0210768Y2 (ja) 1990-03-16

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JP11810783U Granted JPS6028424U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 強制冷却ケ−ブルの終端接続部

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