JPS60192836A - 多気筒内燃機関 - Google Patents

多気筒内燃機関

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JPS60192836A
JPS60192836A JP5006884A JP5006884A JPS60192836A JP S60192836 A JPS60192836 A JP S60192836A JP 5006884 A JP5006884 A JP 5006884A JP 5006884 A JP5006884 A JP 5006884A JP S60192836 A JPS60192836 A JP S60192836A
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JP
Japan
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cylinders
crankshaft
drive shaft
clutch
shaft
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JP5006884A
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Takashi Inagaki
稲垣 剛史
Toshio Shimada
島田 俊夫
Tokuji Yoshimoto
篤司 吉本
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/712,267 priority patent/US4685428A/en
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    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24Cylinder heads
    • F02F2001/244Arrangement of valve stems in cylinder heads
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ピストンを収容するシリンダを少なくとも二
木備えた多気筒内燃機関に関する。
従来、かかる内燃機関のシリンダの配列態様から(る形
式として、一本のクランク軸の一側に複数のシリンダが
一列に配置される直列型、一本のクランク軸を中心にし
て複数のシリンダが水平面上で互いに離反方向を向くよ
う配置される水平対向型、及び一本のクランク軸を中心
にして複数のシリンダがV形に開くように配置されるV
型が知られており、直列型は機関をコンパクトに構成し
得る利点を有するものの、−次慣性力に起因する振動を
除去若しくは軽減するためには、クランク軸に付設する
バランスウェイトのほかに、特殊なバランス軸を必要と
し、全体として構造が複雑となるのみならず重量増加を
招く欠点があり、それに対し、水平対向型及びV型は、
クランク軸にバランスウェイトを付設しなくとも、ある
いは付設するだけで一次慣性力に起因する振動を除去若
しくは軽減することができるが、機関が直列より大型に
なる欠点がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、前
記水平対向型及びV型と同様に特殊なバランス軸に頼る
ことなく一次慣性力に起因する振動を除去若しくは軽減
することができ、しかも前記直列型と略同等にコンパク
トに構成することができ、その上、クランク軸からクラ
ッチを経て変速機に至る伝動軸の有効長さを狭いスペー
ス内で充分長くとることができて、トルク変動を効果的
に吸収し得るようにした前記多気筒内燃機関を提供する
ことを目的とするものである。
この目的の達成のために、本発明は、互いに離隔して平
行に配置された第1及び第2クランク軸と、これら第1
及び第2クランク軸にそれぞれコンロッドを介して連接
される第1及び第2ピストンをそれぞれ摺動自在に収容
する第1及び第2シリンダとを備え、前記第1及び第2
シリンダは前記クランク軸の軸方向に隣接配置され、こ
れら第1及び第2シリンダの間に、前記第1及び第2ク
ランク軸を同期連動させる同期装置を配設し、この同期
装置は、一方の前記シリンダの一例を通る中空の駆動軸
の内端に連結され、この駆動軸の外端にはクラッチの入
力部材を連結し、該クラッチの出力部材を、前記駆動軸
の中空部を貫通するように配設される変速入力軸に連結
したことを特徴とする。
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図において、自動二輪車Mには、その前、後
輪Wf、Wr間において車体フレームに本発明の多気筒
内燃機関Eが搭載され、その際、該機関Eはダウンチュ
ーブldの下端部−個所aと、センタチューブ1cの上
下二個所す。
Cの計3点でねし止めされる。
上記機関Eの構造を第2図ないし第5図により説明する
と、機関Eは2本のクランク軸2.。
2□を有しており、両クランク軸2I、2□は自動二輪
車Mの長手方向軸線から左右に等距離を存して該軸線と
平行に配置され、図示例では車両左側りのクランク軸2
Iを第1クランク軸、右側Rのクランク軸2□を第2ク
ランク軸と呼ぶことにする。
第1及び第2クランク軸り、2tには第1及び第2コン
ロッドL、3gを介して第1及び第2ピストン4+、4
gがそれぞれ連接される。これらピストン41.4.を
それぞれ摺動自在に収容する第1及び第2シリンダ51
.5!は、互いに頭部を#11Mするように傾斜または
倒伏させることにより、クランク軸り、2zの軸線方向
に隣接配置される。
具体的には、両シリンダ5+、5gは図示例のように略
水平に並置されるか、またはX形に交差するよう配置さ
れる。そして、図示例では第2シリンダ5□が第1シリ
ンダ5Iの車両前方F側に配置される。
機関Eの機関本体6は中央ブロック6cと、これの左右
両端にガスケット7.7を挟んで重合され複数本のボル
ト8によりそれぞれ結着される左側及び右側ブロック6
1,6rとより構成される。
中央ブロック6Cには前記第1及び第2シリンダ5+、
5gが形成され、右側ブロック6rには第1ピストン4
.との間に第1燃焼室9Iを画成する第1シリンダヘツ
ド101と、中央ブロック6Cと協働して第2クランク
軸2.を収容する第2クランクケース11.とが一体に
形成され、左側ブロック61には、第2ピストン4□と
の間に第2燃焼室9□を画成する第2シリンダ5ソド1
02と、中央ブロック6Cと協働して第1クランク軸2
Iを収容する第1クランクケース111ζが一体に形成
される。その際、左側及び右側ブロック64!、6rは
、互換性を持つように同一形成とされる。
第1クランク軸2Iの支持のために、中央ブロック6c
と第1クランクケース11.との対向面には、第1クラ
ンク軸2Iの両端部に装着された一対のベアリング12
+、j21を挟持する各一対の半月状の軸受壁131.
131 i14..14、がそれぞれ形成され、また第
2クランク軸2=の支持のために、中央ブロック6Cと
第2クランクケースl1gとの対向面には、第2クラン
ク軸2.の両端部に装着された一対のベアリング12□
、12.を挟持する各一対の半月状の軸受壁13z・ 
13z ;14g、14□がそれぞれ形成される。
各シリンダヘッド10+、10gには、対応する燃焼室
9+、9tに連なる吸気ボート15I。
15g及び排気ボー)16+、16zがそれぞれ構成さ
れる。その際、吸気及び排気の流れがクロスフローとな
るように、吸気ポート151.152の入口は上向きに
、また排気ボート16+、16□の出口は下向きに開口
される(第2図参照)。
吸気ポート151.15□の入口には気化器17、.1
7zがそれぞれ装着される。これら吸気ボートts+、
i5g及び気化器IL、17gは独立した二つの吸気系
IL、18gを構成し、両数気系IL、18z間の空間
19を利用して始動モータ20が、その駆動軸20aを
クランク軸り、2gと平行して配設される。特に始動モ
ーフ20は、両クランク軸2+、2gの軸線間を結ぶ直
線を底辺とする二等辺三角形の頂点に配置され、そして
中央ブロック6Cの上面中央部に台状に形成された設置
面21に設置され、ポルト22により固定される。
吸、排気ボート15. 、15□ ;16+ 、 16
gをそれぞれ開閉する吸、排気弁231.232 ; 
24.。
24□は対応するシリンダヘッド10I、1ozに装着
され、これらの弁23.,23t ;24+ 。
242は弁ばね25+、25□ i26..26gによ
りそれぞれ閉弁方向に付勢されている。
各シリンダへノド10+、10□には、それとの間に動
弁室27..27□を画成するヘッドカバー28..2
B、がバッキング29.29を挟んで重合され、複数本
のボルト(図示せず)により結着される。
各動弁室271.27□において、吸、排気弁2L 、
23t ;24+ 、24□に開弁動作を与える動弁装
置301.30□がそれぞれ構成される。
即ち、クランク軸20,2□と平行に配置されたカム軸
311.31□が一対のベアリング321゜32、i3
2..32□を介してシリンダヘッド10+、10gと
ヘッドカバー281.28□との間に挟持され、カム軸
31+、31□の吸気カム311,311と吸気弁23
+ 、23gとの間に吸気ロッカアーム33i、33i
が、また排気カム31e、31eと排気弁24+、24
gとの間に排気ロッカアーム33e、33eがそれぞれ
架橋するように配設される。これらロッカアーム33i
、33eは対応するヘッドカバー28.。
28を支持されたロッカ軸34i、34eに揺動自在に
支承される。ここで、第1シリンダへノド101側のカ
ム軸31.を第1カム軸、第2シリンダヘツド10を側
のカム軸311!を第2カム軸と呼ぶことにする。
機関本体6には、一方のへラドカバー281から他方の
ヘッドカバー28.に亘り伝動室35が両シリンダ5+
、5gの間を通るように形成される。この伝動室35に
おいて、両クランク軸2I、2□は互いに同期回転し得
るように同期装置36を介して連動される。同期装N3
6は、各クランク軸23.2□にそれぞれ固着され大同
径の第1及び第2駆動歯車3L、37gと、これら歯車
37I、37zより大径でその両者に噛合する被動歯車
38とより構成される。
また伝動室35において、第2クランク軸2゜と第1カ
ム軸31.とは第1調時装置39+を介して連動され、
さらに第1クランク軸21と第2カム軸31gとは第2
調時装置39□を介して連動される。第1調時装置39
.は前記第2駆動歯車37□と、第1カム軸31.に固
着されて該駆動歯車37□に噛合する、該駆動歯車37
.より2倍大径の調時歯車40.とより構成され、第2
調時装置39.は前記第1駆動歯車371 と、第2カ
ム軸31□に固着されて該駆動歯車37.に噛合する、
該駆動歯車37.より2倍大径の調時歯車408とより
構成される。したがって、第1及び第2駆動歯車37+
、37zは同期装置36及び第1.第2調時装置3L、
39zの両方の構成要素を兼ねている。
各調時装置3 L 、39gのバンクラッシュを除去す
るために、各調時歯車40.’、40tは僅かに相対回
動し得る2枚の歯車40a、40bに分割されると共に
、この両歯車40a、40b間にそれらの位相をずらす
ように弾発力を発揮する弾性部材41が介装される。
また、同期装置36と後述の駆動軸43間のトルク変動
を吸収するために、被動歯車38は規定範囲で相対回動
じ得る歯部側の外輪38aとボス側の内輪38bとに分
割されると共に、この両輪38a、38b間に所定値以
上の回転トルクを受けると変形するトルクダンパ部材4
2が介装される。
被動歯車38の内輪38bは、第2図及び第5図に示す
ように、シリンダ5+、5zの下側において伝動室36
から中央ブロック6Cの前半部を貫通してクランク軸2
1.2□と平行に延びる中空の駆動軸43の後端にスプ
ライン結合され、その前端には多板摩擦クラッチ44の
入力部材、即ちクラッチアウタ44aがスプライン結合
される。
こうしてクラッチ44は機関Eの車両前方最前部に配置
される。したがって、クラッチ44は走行風を効果的に
受けて冷却が良好に行われる。
駆動軸43は前端部をベアリング45を介して中央ブロ
ック6Cに支承され、その後端部は、その中空部に嵌合
された軸受筒46を介して後述の変速入力軸49に支承
される。
中央ブロック6Cの下面には、これとの間に変速室47
を画成するミッションケース48が結着され、変速室4
7において変速機7が構成される。
即ち、変速人、出力軸49.50がクランク軸28,2
□と平行に配設され、この両軸49,50に亘り変速比
を異にする複数段の歯車列511゜5t、・・・51n
が設けられる。
図示例では、変速入力軸49は、中央ブロック6C及び
ミッションケース48間に前後一対のベアリング52.
52’を介して挟持され、変速出力軸50はミッション
ケース48に前後一対のベアリング53.53’を介し
て支持される。
変速入力軸49は、その前端が前記駆動軸43の中空部
に嵌装された軸受筒46を貫通して駆動軸430前端面
より突出するように長く形成されており、その前端に前
記クラッチ44の出力部材、即ちクラッチインナ44b
がスプライン結合される。
ミッションケース48の後面より突出する変速出力軸5
0の後端には、自動二輪車Mの後輪駆動用プロペラ軸(
図示せず)を駆動する最終出力軸54がトルクダンパ機
構55を介して連結される。
第5図に示すように、第1クランク軸2重の後端には、
交流発電機56におけるロータ57の端板57aがテー
パ嵌合されてボルト58により固着される。
前記端板57aと中央ブロック6cとの間には、前記始
動モータ20の始動トルクを第1クランク軸21に増幅
して伝達するための始動減速装置59が配設される。該
装置59の出力歯車59aは第1クランク軸21に相対
回転自在に嵌装されると共に、ローラ式のオーバランニ
ングクラッチ60を介して前記端板57aに連結される
第3図に示すように、中央ブロック6c及びシリンダヘ
ッドio、、io□には、シリンダ51+5□及び燃焼
室91,9□をそれぞれ囲繞する水ジャケット611.
6’1mがそれぞれ形成されており、これら水ジャケッ
ト611.61□に冷却水を供給する水ポンプ(図示せ
ず)を駆動するための水ポンプ駆動歯車63は、第5図
に示すように前記クラッチアウタ44aに固着される。
ミッションケース48に貯留される潤滑油を吸い上げて
機関Eの各運動部に供給する油ポンプ64は、第2図に
示すようにミッションケース48に取付られており、こ
の油ポンプ64を駆動するための油ポンプ駆動歯車65
は、第5図に示すように前記被動歯車38と隣接して駆
動軸43の後端に固着される。
尚、第5図中66はクラッチ44を覆って中央ブロック
6Cの前面に固着される前部カバー、66rは始動減速
装置59、発電機56およびトルクダンパ55を覆って
中央ブロック6cの後面に固着される後部カバーである
次にこの実施例の作用を説明する。
図示例のように第1及び第2シリンダ5I。
5、が略水平に配置される場合には、従来の水平対向型
機関のように、第1及び第2ピストン41+4tが互い
に反対方向に運動し、且つ第1及び第2クランク軸21
.2□が同一方向に同期回転するよう、両クランク軸2
1.2□は同期装置36を介して相互に連結される。
このようにすると、従来の水平対向型機関と同様に、こ
れだけで第1及び第2ピストン4I、4、系の一次慣性
力のみならず二次慣性力の全部若しくはその多(を釣り
合わせ、これら慣性力に起因する振動を除去若しくは著
しく軽減することができる。しかも、この場合は、機関
Eの左右全幅を従来の水平対向機関のそれより略2分の
1に短縮することができる。
また、第1及び第2シリンダ5+、5−がX形に交差さ
れる場合には、第1及び第2ピストン41,4.の位相
を適当に選定し、第1及び第2クランクl1b21.2
□の適所にバランスウェイトを付設するだけで、従来の
V型機間と同様に一次慣性力により振動を除去若しくは
著しく軽減することができる。この場合の機関の全幅は
V型機間よりも短縮される。
いま、機関Eを始動すべく始動モータ20を起動させれ
ば、その駆動軸21aの始動トルクは、始動減速装置5
9で増幅されてオーバランニングクラッチ60及びロー
 タ57の端板57aを経て第1クランク軸2Iに伝達
し、更に同期装置36を介して第2クランク軸22には
伝達し、両クランク軸25,2□を同時にクランキング
するので、機関Eを始動することができる。
機関Eが始動され、第1クランク軸2Iが始動減速装置
59の出力歯車59aよりも速く回転するようになると
、オーバランニングクラッチ60は遮断状態となり、第
1クランク軸2.から始動モータ20へのトルクの逆伝
達は防止される。
上記始動モータ20は、前述のように両クランク軸21
.2□の軸線間を結ぶ直線を底辺とする二等辺三角形の
頂点に位置するように配置されるので、比較的重量の大
きい始動モータ20が機関Eの重心の直上位置を占める
ことになり、車載時の機関Eの左右の重量バランスは確
保される。
機関Eの運転中、第1及び第2クランク軸2++2□は
同期装置36、即ち第1及び第2駆動歯車371.37
.及び被動歯車38に介して同期回転しつつ、各駆動歯
車3L、37zより被動歯車38を減速駆動し、その回
転トルクは駆動軸43へと導かれる。
ところで、同期装置36は、両シリンダ5.。
5□がそれぞれ反対側のクランク軸21,2□の端部に
近接するも、これらシリンダ5+、5zに何隻干渉され
ることなく両りランク軸2+、2z間を同期連動させる
ことができる。また同期装置36の大径の被動歯車38
はシリンダ5..5゜0下側に配設される駆動軸43に
固着されるので、各クランク軸21.2zの出力を各シ
リンダ5重。
52に何隻邪魔されることなく外部に取出すことができ
、しかもその際、同期装置36は減速装置として機能す
る。
駆動軸43に導かれた回転トルクはクラッチ44、変速
入力軸49へと順次伝達し、そして複数段の歯車列51
1〜51nのうちの選択された1つの歯車列を経て変速
出力軸50及び最終出力軸54に伝達し、更に図示しな
いプロペラ軸を介して自動二輪車Mの後輪Wrに伝達し
、これを駆動する。この間に生じる比較的大きいトルク
変動は、トルクダンパ機構55の緩衝作用及び駆動軸4
3及び変速入力軸49の捩り作用により吸収される。
特に、駆動軸43及び変速入力軸49ば、中央ブロック
6cの前半分を貫通するように長く形成され、且つ互い
に嵌合されると共に前端部においてクラッチ44により
連結されるので、実質的には、中央ブロック6cの貫通
区間の距離の2倍のに相当する長い伝動軸を構成し、効
果的な捩り作用を発揮することができる。
上記変速人、出力軸49.50及び歯車列51゜〜51
nより構成される変速8!Tは中央ブロック6Cの真下
に配設されるので、この変速taTが重量物であっても
、車載時の機関Eの左右バランスを崩すことはなく、し
かも変速機Tは機関Eの左右に張出すこともないので、
自動二輪車Mの左右のバンク動作を拘束することもない
また、第1及び第2クランク軸23,2□は第1及び第
2調時装置39+、39□を介して互いに反対の系の第
2及び第1カム軸31z、311を回転し、これにより
両動弁装置3L、30gを作動して吸、排気弁23+、
24+ ;23g。
24□を開閉する。 。
ところで、調時袋2391.39gによりそれぞれ連動
される第1クランク軸21と第2カム軸315、並びに
第2クランク軸2□と第1カム軸31、の各軸間距離は
、前述のような両シリンダ51.5□の配列により、同
系のクランク軸とカム間の軸間距離より短くなっており
、それだけ各調時装置3L、39gを小型に構成し得る
と共に弁の開閉タイミングの誤差を小さくすることがで
きる。
尚、図示例では同期装置36及び調時装置39ヨ、39
□を歯車式に構成したが、チェノまたはベルト式にする
こともできる。また同期装置36は、場合によっては両
クランク軸2.’、2aを反対方向に回転させるように
構成することもある。
以上のように本発明によれば、互いに離隔して平行に配
設される第1及び第2クランク軸と、これら第1及び第
2クランク軸にそれぞれコンロッドを介して連接される
第1及び第2ピストンと、これら第1及び第2ピストン
をそれぞれ摺動自在に収容する第1及び第2シリンダと
を備え、前記第1及び第2シリンダは前記クランク軸の
軸方向に隣接配置され、前記第1及び第2クランク軸は
同期装置を介して同期連動されるので、従来の水平対向
型やV型機間と同様に、特殊なバランス軸を設けずとも
一次慣性力に起因する振動を除去若しくは軽減すること
ができ、しかも機関をコンパクトに構成することができ
る。
また、前記同期装置は前記両シリンダ間に配設されると
共に、一方のシリンダの一例を通る駆動軸の内端に連結
され、その外端にクラッチの入力部材を連結したので、
同期装置が動力伝達機能を発揮して、両クランク軸の出
力を各シリンダに干渉されることなく駆動軸を介してク
ラッチに伝達することができ、したがって駆動軸を駆動
するための伝動装置を特に設ける必要もなく、構造の簡
素化と更なるコンパクト化を図ることができ、しかも、
シリンダの外側位置を占める前記クラッチは、シリンダ
の発生熱の影響を受けることが少ないから、その耐久性
の向上を図る上で好都合である。
さらに、上記のように外側位置のクラッチを駆動すべく
シリンダの一側を通るように配設された前記駆動軸は中
空に形成され、その中空部に前記、クラッチの出力部材
に連結される変速入力軸を配置したので、駆動軸及び変
速入力軸の同心部分は一方のシリンダの側部空間を利用
して長(配設され、しかも、その同心部分は、クラッチ
と協働してその同心区間の2倍の長さに相当する伝動軸
を構成することになり、したがって、捩じり機能を発揮
してトルク変動を効果的に吸収するこができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
の多気筒内燃機関を搭載し自動二輪車の側面図、第2図
は上記機関の横断背面図、第3図は第2図のm−m線断
面図、第4図は第3図の■−■線断面図、第5図は上記
機関の縦断展開図である。 E・・・内燃機関、T・・・変速機、M・・・自動二輪
車、25,2□・・・第1、第2クランク軸、3□、3
□・・・第1、第2コンロツド、4..4□・・・第1
.第2ピストン、51.5□・・・第1.第2シリンダ
、6・・・機関本体、6c・・・中央ブロック、6r・
・・右側ブロック、61・・・左側ブロック、10..
10゜・・・第1.第2シリンダヘツド、11..11
□・・・第1.第2クランクケース、23..23□・
・・吸気弁、2L、24g=排気弁、30+、30g・
・・動弁装置、31+、31g・・・カム軸、35・・
・伝動室、36・・・同期装置、37..37□・・・
第1゜第2駆動歯車、38・・・被動歯車、39..3
9゜・・・第1.第2調時装置、40+、40g・・・
調時歯車、43・・・駆動軸、44川クラツチ、49・
・・変速入力軸、50・・・変速出力軸、51+、51
n・・・歯車列 特許出願人 本田技研工業株式会社 手続ネ甫正書(方式) 1.事件の表示 特願昭59−50068号 2、発明の名称 多気筒内燃機関 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 (532)本田技研工業株式会社4、代理人 住所 東京都港区新橋四丁目4番5号 第1ニジムラビル 優105 5、補正命令の日付 昭和59年6月6日(発送日:昭和59年6月26日)
手続(甫正書印発) 特許庁長官 殿 1、事件の表示 特願昭59−50068号 2、発明の名称 多気筒内燃機関 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 (532)本田技研工業株式会社4、代理人 住所 東京都港区新橋四丁目4番5号 第1ニジムラビル 8105 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の面 補正の内容 1、明細書第2頁第4行〜第3頁第7行、「従来・・・
・・・でき、」・・・とあるを下記の通り訂正する。 記 「本発明は、一般の水平対向型やV型機間と同様に特殊
なバランス軸に顧ることなく少なくとも一次慣性力に起
因する振動を除去若しくは軽減することができ、しかも
上記機関よりもコンパクトに構成することができ、」・
・・ 2、明細書第7頁第18行、 「−り20」・・・とあるを、 「−夕20」・・・と訂正する。 3、明細書第9頁第1゛2行、 ・・・「311□」川とあるを、 ・・・r31!J・・・と訂正する。 4、明細書第10頁第11行、 「2倍大径の」・・・とあるを、 「歯数が2倍多い」・・・と訂正する。 5、明細書第10頁第14行、 ・・・「2倍大径の」・・・とあるを、・・・「歯数が
2倍多い」・・・と訂正する。 6、明細書第12頁第8行、 ・・・[変速a7J・・・とあるを、 ・・・「変速機T」・・・と訂正する。 7、明細書第14頁第14行、 ・・・「66」・・・とあるを、 ・・・r66fJ・・・と訂正する。 8、明細書第16頁4行、 ・・・r21aJ・・・とあるを、 ・・・r20aj・・・と訂正する。 以 上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互いに離隔して平行に配置された第1及び第2クランク
    軸と、これら第1及び第2クランク軸にそれぞれコ′ン
    ロッドを介して連接される第1及び第2ピストンをそれ
    ぞれ摺動自在に収容する第1及び第2シリンダとを備え
    、前記第1及び第2シリンダは前記クランク軸の軸方向
    に隣接配置され、これら第1及び第2シリンダの間に、
    前記第1及び第2クランク軸を同期連動させる同期装置
    を配設し、この同期装置は、一方の前記シリンダの一例
    を通る中空の駆動軸の内端に連結され、この駆動軸の外
    端にはクラッチの入力部材を連結し、該クラッチの出力
    部材を、前記駆動軸の中空部を貫通するように配設され
    る変速入力軸に連結したことを特徴とする、多気筒内燃
    機関。
JP5006884A 1984-03-15 1984-03-15 多気筒内燃機関 Pending JPS60192836A (ja)

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JP5006884A JPS60192836A (ja) 1984-03-15 1984-03-15 多気筒内燃機関
AU39810/85A AU562848B2 (en) 1984-03-15 1985-03-13 Multi-cylinder engine
EP85301778A EP0158453B1 (en) 1984-03-15 1985-03-14 Multi-cylinder internal combusion engine
DE8585301778T DE3575972D1 (de) 1984-03-15 1985-03-14 Mehrzylinderbrennkraftmaschine.
US06/712,267 US4685428A (en) 1984-03-15 1985-03-15 Multi-cylinder internal combustion engine

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