JPS60192832A - 多気筒内燃機関 - Google Patents
多気筒内燃機関Info
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- JPS60192832A JPS60192832A JP5006384A JP5006384A JPS60192832A JP S60192832 A JPS60192832 A JP S60192832A JP 5006384 A JP5006384 A JP 5006384A JP 5006384 A JP5006384 A JP 5006384A JP S60192832 A JPS60192832 A JP S60192832A
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- cylinders
- engine
- crankshaft
- central block
- crankshafts
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- F02B73/00—Combinations of two or more engines, not otherwise provided for
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
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- F02B75/18—Multi-cylinder engines
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- F02B75/225—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement having two or more crankshafts
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- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F2001/244—Arrangement of valve stems in cylinder heads
- F02F2001/245—Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated at an angle with the cylinder axis
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ピストンを収容するシリンダを少なくとも二
本備えた多気筒内燃機関に関する。
本備えた多気筒内燃機関に関する。
従来、かかる内燃機関のシリンダの配列態様からくる形
式として、一本のクランク軸の一例に複数のシリンダが
一列に配置される直列型、一本のクランク軸を中心にし
て複数のシリンダが水平面上で互いに離反方向を向くよ
うに配置される水平対向型、及び一本のクランク軸を中
心にして複数のシリンダがV型に開くように配置される
V形が知られており、直列型は機関をコンパクトに構成
し得る利点を有するものの、−次慣性力に起因する振動
を除去若しくは軽減するためには、クランク軸に付設す
るバランスウェイトのほかに、特殊なバランス軸を必要
とし、全体として構造が複雑となるのみならず重量増加
を招く欠点があり、それに対し、水平対向型及びV型は
、クランク軸にバランスウェイトを付設しなくとも、あ
るいは付設するだけで一次慣性力に起因する振動を除去
若しくは軽減することができるが、機関が直列型より大
型になる欠点がある。
式として、一本のクランク軸の一例に複数のシリンダが
一列に配置される直列型、一本のクランク軸を中心にし
て複数のシリンダが水平面上で互いに離反方向を向くよ
うに配置される水平対向型、及び一本のクランク軸を中
心にして複数のシリンダがV型に開くように配置される
V形が知られており、直列型は機関をコンパクトに構成
し得る利点を有するものの、−次慣性力に起因する振動
を除去若しくは軽減するためには、クランク軸に付設す
るバランスウェイトのほかに、特殊なバランス軸を必要
とし、全体として構造が複雑となるのみならず重量増加
を招く欠点があり、それに対し、水平対向型及びV型は
、クランク軸にバランスウェイトを付設しなくとも、あ
るいは付設するだけで一次慣性力に起因する振動を除去
若しくは軽減することができるが、機関が直列型より大
型になる欠点がある。
そこで本発明は、前記水平対向型及びv型と同様に特殊
なバランス軸に頼ることなく一次慣性力に起因する振動
を除去若しくは軽減することができ、しかも前記直列型
と略同等にコンパクトに構成することができ、その上構
造が簡単な前記多気筒内燃機関を提供することを目的と
するものである。
なバランス軸に頼ることなく一次慣性力に起因する振動
を除去若しくは軽減することができ、しかも前記直列型
と略同等にコンパクトに構成することができ、その上構
造が簡単な前記多気筒内燃機関を提供することを目的と
するものである。
この目的の達成のために、本発明は、互いに離隔して平
行に配設される第1及び第2クランク軸と、これら第1
及び第2クランク軸にそれぞれコンロッドを介して連接
される第1及び第2ピストンと、これら第1及び第2ピ
ストンをそれぞれ摺動自在に収容する第1及び第2シリ
ンダとを備え、前記両クランク軸は同期回転するように
連動され、前記第1及び第2シリンダは前記クランク軸
の軸方向に隣接配置され、この両シリンダが形成される
中央ブロックと、この中央ブロックの両側面に結着され
る一対の側ブロックとよりエンジン本体を構成し、前記
各側ブロックには、前記中央ブロックと協働して一方の
系の前記クランク軸を収容支持するクランクケースと、
他方の系の前記シリンダに連なる燃焼室を画成するシリ
ンダヘッドとを一体に形成したことを特徴とする。
行に配設される第1及び第2クランク軸と、これら第1
及び第2クランク軸にそれぞれコンロッドを介して連接
される第1及び第2ピストンと、これら第1及び第2ピ
ストンをそれぞれ摺動自在に収容する第1及び第2シリ
ンダとを備え、前記両クランク軸は同期回転するように
連動され、前記第1及び第2シリンダは前記クランク軸
の軸方向に隣接配置され、この両シリンダが形成される
中央ブロックと、この中央ブロックの両側面に結着され
る一対の側ブロックとよりエンジン本体を構成し、前記
各側ブロックには、前記中央ブロックと協働して一方の
系の前記クランク軸を収容支持するクランクケースと、
他方の系の前記シリンダに連なる燃焼室を画成するシリ
ンダヘッドとを一体に形成したことを特徴とする。
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図において、自動二輪車Mには、その前、後
輪Wf、Wr間において車体フレームに本発明の多気筒
内燃機関Eが搭載され、その際、該機関Eはダウンチュ
ーブ1dの下端部−個所aと、センタチューブトCの上
下二個所す。
、先ず第1図において、自動二輪車Mには、その前、後
輪Wf、Wr間において車体フレームに本発明の多気筒
内燃機関Eが搭載され、その際、該機関Eはダウンチュ
ーブ1dの下端部−個所aと、センタチューブトCの上
下二個所す。
Cの計3点でねし止めされる。
上記機関Eの構造を第2図ないし第5図により説明する
と、機関Eは2本のクランク軸L+22を有しており、
両クランク軸2.,2.は自動二輪車Mの長手方向軸線
から左右に等距離を存して該軸線と平行に配置され、図
示例では車両左側りのクランク軸2.を第1クランク軸
、右側Rのクランク軸2□を第2クランク軸と呼ぶこと
にする。
と、機関Eは2本のクランク軸L+22を有しており、
両クランク軸2.,2.は自動二輪車Mの長手方向軸線
から左右に等距離を存して該軸線と平行に配置され、図
示例では車両左側りのクランク軸2.を第1クランク軸
、右側Rのクランク軸2□を第2クランク軸と呼ぶこと
にする。
第1及び第2クランク軸2I、2゜には第1及び第2コ
ンロッド3..3tを介して第1及び第2ピストン48
,4□がそれぞれ連接される。これらピストン4+、4
gをそれぞれ摺動自在に収容する第1及び第2シリンダ
5+、5gは、互いに近接方向に傾斜または倒伏させる
ことにより、クランク軸21,2□の軸線方向に隣接配
置される。具体的には、両シリンダ5++52は図示例
のように略水平に配置されるか、またはX形に交差する
よう配置される。そして、図示例では第2シリンダ5□
が第1シリンダ510車両前方F側に配置される。
ンロッド3..3tを介して第1及び第2ピストン48
,4□がそれぞれ連接される。これらピストン4+、4
gをそれぞれ摺動自在に収容する第1及び第2シリンダ
5+、5gは、互いに近接方向に傾斜または倒伏させる
ことにより、クランク軸21,2□の軸線方向に隣接配
置される。具体的には、両シリンダ5++52は図示例
のように略水平に配置されるか、またはX形に交差する
よう配置される。そして、図示例では第2シリンダ5□
が第1シリンダ510車両前方F側に配置される。
機関Eの機関本体6は中央ブロック6cと、これの左右
両端にガスケット1.7を挟んで重合され複数本のボル
ト8によりそれぞれ結着される左側及び右側ブロック5
1,5rとより構成される。
両端にガスケット1.7を挟んで重合され複数本のボル
ト8によりそれぞれ結着される左側及び右側ブロック5
1,5rとより構成される。
中央ブロック6cには前記第1及び第2シリンダ5I、
5□が形成され、右側ブロック6rには第1ピストン4
.との間北第1燃焼室9Iを画成する第1シリンダへン
ド10+ と・中央ブロック6Cと協働して第2クラン
ク軸2tを収容する第2クランクケース11□とが一体
に形成され、左側ブロック61には、第2ピストン4.
との間に第2燃焼室9□を画成する第2シリンダヘソド
エo2と、中央ブロック6cと協働して第1クランク軸
2Iを収容する第1クランクケース11+ とが一体に
形成される。その際、左側及び右側ブロック611.6
rは、互換性を持つように同一形成とされる。
5□が形成され、右側ブロック6rには第1ピストン4
.との間北第1燃焼室9Iを画成する第1シリンダへン
ド10+ と・中央ブロック6Cと協働して第2クラン
ク軸2tを収容する第2クランクケース11□とが一体
に形成され、左側ブロック61には、第2ピストン4.
との間に第2燃焼室9□を画成する第2シリンダヘソド
エo2と、中央ブロック6cと協働して第1クランク軸
2Iを収容する第1クランクケース11+ とが一体に
形成される。その際、左側及び右側ブロック611.6
rは、互換性を持つように同一形成とされる。
第1クランク軸2.の支持のために、中央ブロック6c
と第1クランクケース11.との対向面には、第1クラ
ンク軸2.の両端部に装着された一対のベアリング12
..121を挟持する各一対の半月状の軸受壁13+、
131 i14..141がそれぞれ形成され、また第
2クランク軸22の支持のために、中央ブロック6cと
第2クランクケース11□との対向面には、第2クラン
ク軸2□の両端部に装着された一対のベアリング12z
、12□を挟持する各一対の半月状の軸受壁13、.1
3□ ;14□、14゜がそれぞれ形成される。
と第1クランクケース11.との対向面には、第1クラ
ンク軸2.の両端部に装着された一対のベアリング12
..121を挟持する各一対の半月状の軸受壁13+、
131 i14..141がそれぞれ形成され、また第
2クランク軸22の支持のために、中央ブロック6cと
第2クランクケース11□との対向面には、第2クラン
ク軸2□の両端部に装着された一対のベアリング12z
、12□を挟持する各一対の半月状の軸受壁13、.1
3□ ;14□、14゜がそれぞれ形成される。
各シリンダヘッド10.,10□には、対応する燃焼室
9I、9□に連なる吸気ポート15.。
9I、9□に連なる吸気ポート15.。
15□及び排気ボート16+、16gがそれぞれ形成さ
れる。その際、吸気及び排気の流れがクロスフローとな
るように、吸気ポート15..152の入口は上向きに
、また排気ポート161.16□の出口は下向きに開口
される(第2図参照)。
れる。その際、吸気及び排気の流れがクロスフローとな
るように、吸気ポート15..152の入口は上向きに
、また排気ポート161.16□の出口は下向きに開口
される(第2図参照)。
吸気ボート15+、15□の入口には気化器171.1
7□がそれぞれ装着される。これら吸気ボート15’、
、15□及び気化器17..17□は独立した二つの吸
気系ta+、is。を構成し、両数気系181.18□
間の空間19を利用して始動モータ20が、その駆動軸
20aをクランク軸2I、2□と平行して配設される。
7□がそれぞれ装着される。これら吸気ボート15’、
、15□及び気化器17..17□は独立した二つの吸
気系ta+、is。を構成し、両数気系181.18□
間の空間19を利用して始動モータ20が、その駆動軸
20aをクランク軸2I、2□と平行して配設される。
特に始動モーフ20は、両クランク軸2I、2□の軸線
間を結ぶ直線を底辺とする二等辺三角形の頂点に配置さ
れ、そして中央ブロック6Cの上面中央部に台状に形成
された設置面21に設置され、ボルト22により固定さ
れる。
間を結ぶ直線を底辺とする二等辺三角形の頂点に配置さ
れ、そして中央ブロック6Cの上面中央部に台状に形成
された設置面21に設置され、ボルト22により固定さ
れる。
吸、排気ポート15+ 、 15□ i 16. 、.
16□をそれぞれ開閉する吸、排気弁23..23□
;24+。
16□をそれぞれ開閉する吸、排気弁23..23□
;24+。
242は対応するシリンダヘッドIQI’、Lotに装
着され、これらの弁231,23□ i24+。
着され、これらの弁231,23□ i24+。
24□は弁ばね25’、、2’5□ ;26+、26□
によりそれぞれ閉弁方向に付勢されている。
によりそれぞれ閉弁方向に付勢されている。
各シリンダヘッド10.,10□には、それとの間に動
弁室27..27□を画成するへ・ノドカバー28..
28□がバッキング29.29を挟んで重合され、複数
本のボルト(図示せず)により結着される。
弁室27..27□を画成するへ・ノドカバー28..
28□がバッキング29.29を挟んで重合され、複数
本のボルト(図示せず)により結着される。
各動弁室271.27□において、吸、排気弁2L、2
3□ ;24+、24□に開弁動作を与える動弁装置3
0I、30□がそれぞれ構成される。
3□ ;24+、24□に開弁動作を与える動弁装置3
0I、30□がそれぞれ構成される。
即ち、クランク軸2I、2゜と平行に配置されたカム軸
31+、31□が一対のヘアリング321゜32I ;
32□、32□を介してシリンダへ・ノド10+、10
□とへノドカバ−28,,2B□との間に挟持され、カ
ム軸31..31□の吸気カム31i、31iと吸気弁
23I、23□との間に吸気ロッカアーム33i、33
iが、また排気カムaie、3teと排気弁24..2
4□との間に排気ロッカアーム33e、33eがそれぞ
れ架橋するように配設される。これらロッカアーム33
i、33eは対応するヘッドカバー28.。
31+、31□が一対のヘアリング321゜32I ;
32□、32□を介してシリンダへ・ノド10+、10
□とへノドカバ−28,,2B□との間に挟持され、カ
ム軸31..31□の吸気カム31i、31iと吸気弁
23I、23□との間に吸気ロッカアーム33i、33
iが、また排気カムaie、3teと排気弁24..2
4□との間に排気ロッカアーム33e、33eがそれぞ
れ架橋するように配設される。これらロッカアーム33
i、33eは対応するヘッドカバー28.。
28□支持されたロッカ軸34i、34eに揺動自在に
支承される。ここで、第1シリンダヘツド10I側のカ
ム軸311を第1カム軸、第2シリンダヘツド102側
のカム軸311□を第2カム軸と呼ぶことにする。
支承される。ここで、第1シリンダヘツド10I側のカ
ム軸311を第1カム軸、第2シリンダヘツド102側
のカム軸311□を第2カム軸と呼ぶことにする。
機関本体6には、一方のヘッドカバー28.から他方の
ヘッドカバー28□に亘り伝動室35が両シリンダ59
.5□の間を通るように形成される。この伝動室35に
おいて、両クランク軸23.2□は互いに同期回転し得
るように同期装置36を介して連動される。同期装置3
6は、各クランク軸2.,2□にそれぞれ固着された同
径の第1及び第2駆動歯車371.37□と、これら歯
車37、.37□より大径でその両者に噛合する被動歯
車38とより構成される。
ヘッドカバー28□に亘り伝動室35が両シリンダ59
.5□の間を通るように形成される。この伝動室35に
おいて、両クランク軸23.2□は互いに同期回転し得
るように同期装置36を介して連動される。同期装置3
6は、各クランク軸2.,2□にそれぞれ固着された同
径の第1及び第2駆動歯車371.37□と、これら歯
車37、.37□より大径でその両者に噛合する被動歯
車38とより構成される。
また伝動室35において、第2クランク軸22と第1カ
ム軸311 とは第1調時装置39+を介して連動され
、さらに第1クランク軸2Iと第2カム軸312とは第
2調時装W39□を介して連動される。第1調時装置3
9.ば前記第2駆動歯車37□と、第1カム軸31.に
固着されて該駆動歯車37□に噛合する、該駆動歯車3
7□より2倍大径の調時歯車40.とより構成され、第
2調時装置39□は前記第1駆動歯車37.と、第2カ
ム軸312に固着されて該駆動歯車37+に噛合する、
該駆動歯車37.より2倍大径の調時歯車402とより
構成される。したがって、第1及び第2駆動歯車37+
、37゜は同期装置36及び第1.第2調時装置391
,39□の両方の構成要素を兼ねている。
ム軸311 とは第1調時装置39+を介して連動され
、さらに第1クランク軸2Iと第2カム軸312とは第
2調時装W39□を介して連動される。第1調時装置3
9.ば前記第2駆動歯車37□と、第1カム軸31.に
固着されて該駆動歯車37□に噛合する、該駆動歯車3
7□より2倍大径の調時歯車40.とより構成され、第
2調時装置39□は前記第1駆動歯車37.と、第2カ
ム軸312に固着されて該駆動歯車37+に噛合する、
該駆動歯車37.より2倍大径の調時歯車402とより
構成される。したがって、第1及び第2駆動歯車37+
、37゜は同期装置36及び第1.第2調時装置391
,39□の両方の構成要素を兼ねている。
各調時装置39.,39□のバンクラッシュを除去する
ために、各調時歯車40+、40zは僅かに相対回動し
得る2枚の歯車40a、40bに分割されると共に、こ
の両歯車40a、40b間にそれらの位相をずらすよう
に弾発力を発揮する弾性部材41が介装される。
ために、各調時歯車40+、40zは僅かに相対回動し
得る2枚の歯車40a、40bに分割されると共に、こ
の両歯車40a、40b間にそれらの位相をずらすよう
に弾発力を発揮する弾性部材41が介装される。
また、同期装置36と後述の駆動軸43間のトルク変動
を吸収するために、被動歯車38は規定範囲で相対回動
し得る歯部側の外輪38aとボス側の内輪38bとに分
割されると共に、この両輪38a、38b間に所定値以
上の回転トルクを受けると変形するトルクダンパ部材4
2が介装される。
を吸収するために、被動歯車38は規定範囲で相対回動
し得る歯部側の外輪38aとボス側の内輪38bとに分
割されると共に、この両輪38a、38b間に所定値以
上の回転トルクを受けると変形するトルクダンパ部材4
2が介装される。
被動歯車38の内輪38bは、第5図に示すように、伝
動室36から中央ブロック6Cの前半部を貫通してクラ
ンク軸28,2□と平行に延びる中空の駆動軸43の後
端にスプライン結合され、その前端には多板摩擦クラッ
チ44の入力部材、即ちクラッチアウタ44aがスプラ
イン結合される。こうしてクラッチ44は機関Eの車両
前方最前部に配置される。したがって、クラッチ44は
走行風を効果的に受けて冷却が良好に行われる。
動室36から中央ブロック6Cの前半部を貫通してクラ
ンク軸28,2□と平行に延びる中空の駆動軸43の後
端にスプライン結合され、その前端には多板摩擦クラッ
チ44の入力部材、即ちクラッチアウタ44aがスプラ
イン結合される。こうしてクラッチ44は機関Eの車両
前方最前部に配置される。したがって、クラッチ44は
走行風を効果的に受けて冷却が良好に行われる。
駆動軸43は前端部をベアリング45を介して中央ブロ
ック6Cに支承され、その後端部は、その中空部に嵌合
された軸受筒46を介して後述の変速入力軸49に支承
される。
ック6Cに支承され、その後端部は、その中空部に嵌合
された軸受筒46を介して後述の変速入力軸49に支承
される。
中央ブロック6Cの下面には、これとの間に変速室47
を画成するミッションケース48が結着され、変速室4
7において変速機7が構成される。
を画成するミッションケース48が結着され、変速室4
7において変速機7が構成される。
即ち、変速人、出力軸49.50がクランク軸2++2
gと平行に配設され、この両輪49.50に亘り変速比
を異にする複数段の歯車列511゜sit・・・51n
が設けられる。
gと平行に配設され、この両輪49.50に亘り変速比
を異にする複数段の歯車列511゜sit・・・51n
が設けられる。
図示例では、変速入力軸49は、中央ブロック6c及び
ミッションケース48間に前後一対のベアリング52.
52’を介して挟持され、変速出力軸50はミッション
ケース48に前後一対のベアリング53.53’を介し
て支持される。
ミッションケース48間に前後一対のベアリング52.
52’を介して挟持され、変速出力軸50はミッション
ケース48に前後一対のベアリング53.53’を介し
て支持される。
変速入力軸49は、その前端が前記駆動軸43の中空部
に嵌装された軸受筒46を貫通して駆動軸43の前端面
より突出するように長く形成されており、その前端に前
記クラッチ44の出力部材、即ちクラッチイノナ44b
がスプライン結合される。
に嵌装された軸受筒46を貫通して駆動軸43の前端面
より突出するように長く形成されており、その前端に前
記クラッチ44の出力部材、即ちクラッチイノナ44b
がスプライン結合される。
ミッションケース48の後面より突出する変速出力軸5
0の後端には、自動二輪車Mの後輪駆動用プロペラ軸(
図示せず)を駆動する最終出力軸54がトルクダンパ機
構55を介して連結される。
0の後端には、自動二輪車Mの後輪駆動用プロペラ軸(
図示せず)を駆動する最終出力軸54がトルクダンパ機
構55を介して連結される。
第5図に示すように、第1クランク軸21の後端には、
交流発電機56におけるロータ57の端板57aがテー
パ嵌合されてボルト58により固着される。
交流発電機56におけるロータ57の端板57aがテー
パ嵌合されてボルト58により固着される。
前記端板57aと中央ブロック6Cとの間には、前記始
動モータ20の始動トルクを第1クランク軸2Iに増幅
して伝達するための始動減速装置59が配設される。該
装置59の出力歯車59aは第1クランク軸21に相対
回転自在に嵌装されると共に、ローラ式のオーバランニ
ングクラッチ60を介して前記端板57aに連結される
。
動モータ20の始動トルクを第1クランク軸2Iに増幅
して伝達するための始動減速装置59が配設される。該
装置59の出力歯車59aは第1クランク軸21に相対
回転自在に嵌装されると共に、ローラ式のオーバランニ
ングクラッチ60を介して前記端板57aに連結される
。
第3図に示すように、中央ブロック6C及びシリンダヘ
ッド10..10□にば、シリンダ5.。
ッド10..10□にば、シリンダ5.。
52及び燃焼室り、9gをそれぞれ囲繞する水ジャケッ
ト6L、61gがそれぞれ形成されており、これら水ジ
ャケット61..61□に冷却水を供給する水ポンプ(
図示せず)を駆動するための水ポンプ駆動歯車63は、
第5図に示すように前記クラッチアウタ44aに固着さ
れる。
ト6L、61gがそれぞれ形成されており、これら水ジ
ャケット61..61□に冷却水を供給する水ポンプ(
図示せず)を駆動するための水ポンプ駆動歯車63は、
第5図に示すように前記クラッチアウタ44aに固着さ
れる。
ミッションケース48に貯留される潤滑油を吸い上げて
機関Eの各運動部に供給する油ポンプ64は、第2図に
示すようにミッションケース48に取付られており、こ
の油ポンプ64を駆動するための油ポンプ駆動歯車65
は、第5図に示すように前記被動歯車38と隣接して駆
動軸43の後端に固着される。
機関Eの各運動部に供給する油ポンプ64は、第2図に
示すようにミッションケース48に取付られており、こ
の油ポンプ64を駆動するための油ポンプ駆動歯車65
は、第5図に示すように前記被動歯車38と隣接して駆
動軸43の後端に固着される。
尚、第5図中66はクラッチ44を覆って中央ブロック
6cの前面に固着される前部カバー、66rは始動減速
装置59、発電Ia56およびトルクダンパ55を覆っ
て中央ブロック6Cの後面に固着される後部カバーであ
る。
6cの前面に固着される前部カバー、66rは始動減速
装置59、発電Ia56およびトルクダンパ55を覆っ
て中央ブロック6Cの後面に固着される後部カバーであ
る。
次にこの実施例の作用を説明する。
図示例のように第1及び第2シリンダ51゜5zが略水
平に配置される場合には、従来の水平対向型機関のよう
に、第1及び第2ピストン4.。
平に配置される場合には、従来の水平対向型機関のよう
に、第1及び第2ピストン4.。
4□が互いに反対方向に運動し、且つ第1及び第2クラ
ンク軸26,2□が同一方向に同期回転ずるよう、両ク
ランク軸2I、2□は同期袋W36を介して相互に連結
される。
ンク軸26,2□が同一方向に同期回転ずるよう、両ク
ランク軸2I、2□は同期袋W36を介して相互に連結
される。
このようにすると、従来の水平対向型機関と同様に、こ
れだけで第1及び第2ピストン4I、42系の一次慣性
力のみならず二次慣性力の全部若しくはその多くを釣り
合わせ、これら慣性力に起因する振動を除去若しくは著
しく軽減することができる。しかも、この場合は、機関
Eの左右全幅を従来の水平対向機関のそれより略2分の
1に短縮することができる。
れだけで第1及び第2ピストン4I、42系の一次慣性
力のみならず二次慣性力の全部若しくはその多くを釣り
合わせ、これら慣性力に起因する振動を除去若しくは著
しく軽減することができる。しかも、この場合は、機関
Eの左右全幅を従来の水平対向機関のそれより略2分の
1に短縮することができる。
また、第1及び第2シリンダ5+、5zがX形に交差さ
れる場合には、第1及び第2ピストン41.4tの位相
を適当に選定し、第1及び第2クランク軸2−2□の適
所にバランスウェイトを付設するだけで、従来の■型機
間と同様に一次慣性力により振動を除去若しくは著しく
軽減することができる。この場合の機関の全幅はV型機
間よりも短縮される。
れる場合には、第1及び第2ピストン41.4tの位相
を適当に選定し、第1及び第2クランク軸2−2□の適
所にバランスウェイトを付設するだけで、従来の■型機
間と同様に一次慣性力により振動を除去若しくは著しく
軽減することができる。この場合の機関の全幅はV型機
間よりも短縮される。
いま、機関Eを始動すべく始動モータ20を起動させれ
ば、その駆動軸21aの始動トルクは、始動減速装置5
9で増幅されてオーバランニングクラッチ60及びロー
タ57の端板57aを経て第1クランク軸21に伝達し
、更に同期装置36を介して第2クランク軸2□には伝
達し、両クランク軸20,2□を同時にクランキングす
るので、機関Eを始動することができる。
ば、その駆動軸21aの始動トルクは、始動減速装置5
9で増幅されてオーバランニングクラッチ60及びロー
タ57の端板57aを経て第1クランク軸21に伝達し
、更に同期装置36を介して第2クランク軸2□には伝
達し、両クランク軸20,2□を同時にクランキングす
るので、機関Eを始動することができる。
機関Eが始動され、第1クランク軸21が始動減速装置
59の出力歯車59aよりも速く回転するようになると
、オーバランニングクラッチ60は遮断状態となり、第
1クランク軸2.から始動モータ20へのトルクの逆伝
達は防止される。
59の出力歯車59aよりも速く回転するようになると
、オーバランニングクラッチ60は遮断状態となり、第
1クランク軸2.から始動モータ20へのトルクの逆伝
達は防止される。
上記始動モータ20は、前述のように両クランク軸21
,2□の軸線間を結ぶ直線を底辺とする二等辺三角形の
頂点に位置するように配置されるので、比較的重量の大
きい始動モータ20が機関Eの重心の直上位置を占める
ことになり、車載時の機関Eの左右の重量バランスは確
保される。
,2□の軸線間を結ぶ直線を底辺とする二等辺三角形の
頂点に位置するように配置されるので、比較的重量の大
きい始動モータ20が機関Eの重心の直上位置を占める
ことになり、車載時の機関Eの左右の重量バランスは確
保される。
機関Eの運転中、第1及び第2クランク軸2.。
2!は同期回転して、それぞれの駆動歯車371゜37
、を介し被動歯車38を減速駆動する。この被動歯車3
8の回転トルクは駆動軸43、クラッチ44、変速入力
軸49へと順次伝達し、そして複数段の歯車列51+〜
51nのうちの選択された1つの歯車列を経て変速出力
軸50及び最終出力軸54に伝達し、更に図示しないプ
リベラ軸を介して自動二輪車Mの後輪Wrに伝達し、こ
れを駆動する。この間に生じる比較的大きいトルク変動
は、トルクダンパ機構55の緩衝作用及び駆動軸43及
び変速入力軸49の捩り作用により吸収される。
、を介し被動歯車38を減速駆動する。この被動歯車3
8の回転トルクは駆動軸43、クラッチ44、変速入力
軸49へと順次伝達し、そして複数段の歯車列51+〜
51nのうちの選択された1つの歯車列を経て変速出力
軸50及び最終出力軸54に伝達し、更に図示しないプ
リベラ軸を介して自動二輪車Mの後輪Wrに伝達し、こ
れを駆動する。この間に生じる比較的大きいトルク変動
は、トルクダンパ機構55の緩衝作用及び駆動軸43及
び変速入力軸49の捩り作用により吸収される。
特に、駆動軸43及び変速入力軸49は、中央ブロック
6Cの前半分を貫通するように長く形成され、且つ互い
に嵌合されると共に前端部においてクラッチ44により
連結されるので、実質的には、中央ブロック6Cの貫通
区間の距離の2倍のに相当する長い伝動軸を構成し、効
果的な捩り作用を発揮することができる。
6Cの前半分を貫通するように長く形成され、且つ互い
に嵌合されると共に前端部においてクラッチ44により
連結されるので、実質的には、中央ブロック6Cの貫通
区間の距離の2倍のに相当する長い伝動軸を構成し、効
果的な捩り作用を発揮することができる。
上記変速人、出力軸49.50及び歯車列5L〜51n
より構成される変速機Tは中央プロ・ツク6Cの真下に
配設されるので、この変速機Tが重置物であっても、車
載時の機関Eの左右バランスを崩すことはなく、しかも
変速機Tは機関Eの左右に張出すこともないので、自動
二輪車Mの左右のバンク動作を拘束することもない。
より構成される変速機Tは中央プロ・ツク6Cの真下に
配設されるので、この変速機Tが重置物であっても、車
載時の機関Eの左右バランスを崩すことはなく、しかも
変速機Tは機関Eの左右に張出すこともないので、自動
二輪車Mの左右のバンク動作を拘束することもない。
また、第1及び第2クランク軸28.2gは第1及び第
2調時装置391,39.を介して互いに反対の系の第
2及び第1カム軸312,311を回転し、これにより
両動弁装置30+、30□を作動して吸、排気弁231
,24.123g。
2調時装置391,39.を介して互いに反対の系の第
2及び第1カム軸312,311を回転し、これにより
両動弁装置30+、30□を作動して吸、排気弁231
,24.123g。
24、を開閉する。
ところで、調時装置3L、39□によりそれぞれ連動さ
れる第1クランク軸2.と第2カム軸311、並びに第
2クランク軸2.と第1カム軸31、の各軸間距離は、
前述のような両シリンダ!>、、5.の配列により、同
系のクランク軸とカム間の軸間距離より短くなっており
、それだけ各調時装置39..39□を小型に構成し得
ると共に弁の開閉タイミングの誤差を小さくすることが
できる。
れる第1クランク軸2.と第2カム軸311、並びに第
2クランク軸2.と第1カム軸31、の各軸間距離は、
前述のような両シリンダ!>、、5.の配列により、同
系のクランク軸とカム間の軸間距離より短くなっており
、それだけ各調時装置39..39□を小型に構成し得
ると共に弁の開閉タイミングの誤差を小さくすることが
できる。
尚、図示例では同期袋W36及び調時装置39、、39
2を歯車式に構成したが、チェノまたはベルト式にする
こともできる。また同期装置36は、場合によっては両
クランク軸2.,2□を反対方向に回転させるように構
成することもある。
2を歯車式に構成したが、チェノまたはベルト式にする
こともできる。また同期装置36は、場合によっては両
クランク軸2.,2□を反対方向に回転させるように構
成することもある。
以上のように本発明によれば、互いに離隔して平行に配
設された第1及び第2クランク軸と、これら第1及び第
2クランク軸にそれぞれコンロッドを介して連接される
第1及び第2ピストンと、これら第1及び第2ピストン
をそれぞれ摺動自在に収容する第1及び第2シリンダと
を備え、前記両クランク軸は同期回転するように連動さ
れ、前記第1及び第2シリンダは前記クランク軸の軸方
向に隣接配置されるもので、従来の水平型やV型機間と
同様に、特殊なバランス軸を設けずとも一次慣性力に起
因する振動を除去若しくは軽減することができ、しかも
従来の直列型機関と略同等にコンパクトに構成すること
ができ、その結果振動が少なく、しかも軽量、コンパク
トな多気筒内燃機関を得ることができる。
設された第1及び第2クランク軸と、これら第1及び第
2クランク軸にそれぞれコンロッドを介して連接される
第1及び第2ピストンと、これら第1及び第2ピストン
をそれぞれ摺動自在に収容する第1及び第2シリンダと
を備え、前記両クランク軸は同期回転するように連動さ
れ、前記第1及び第2シリンダは前記クランク軸の軸方
向に隣接配置されるもので、従来の水平型やV型機間と
同様に、特殊なバランス軸を設けずとも一次慣性力に起
因する振動を除去若しくは軽減することができ、しかも
従来の直列型機関と略同等にコンパクトに構成すること
ができ、その結果振動が少なく、しかも軽量、コンパク
トな多気筒内燃機関を得ることができる。
また、前記両シリンダが形成される中央ブロックと、こ
の中央ブロックの両側面に結着される一対の側ブロック
とよりエンジン本体を構成し、前記各側ブロックには、
前記中央ブロックと協働して一方の系の前記クランク軸
を収容支持するクランクケースと、他方の系の前記シリ
ンダに連なる燃焼室を画成するシリンダヘッドとを一体
に形成したので、両シリンダが頭部を互いに反対方向に
向かせた配列となるも、他系のクランクケース及びシリ
ンダヘッドの一体化により、機関本体の部品点数は比較
的少なくて済み、機関の構造簡素化に著しい効果がある
。
の中央ブロックの両側面に結着される一対の側ブロック
とよりエンジン本体を構成し、前記各側ブロックには、
前記中央ブロックと協働して一方の系の前記クランク軸
を収容支持するクランクケースと、他方の系の前記シリ
ンダに連なる燃焼室を画成するシリンダヘッドとを一体
に形成したので、両シリンダが頭部を互いに反対方向に
向かせた配列となるも、他系のクランクケース及びシリ
ンダヘッドの一体化により、機関本体の部品点数は比較
的少なくて済み、機関の構造簡素化に著しい効果がある
。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
のO,H,C型多気筒内燃機関を搭載した自動二輪車の
側面図、第2図は上記機関の横断背面図、第3図は第2
図のIII−I線断面図、第4図は第3図のIV−IV
断面図、第5図は上記機関の縦断面展開図である。 E・・・内燃機関、M・・・自動二輪車、T・・・変速
機、2I、2□・・・第1.第2クランク軸、31.3
2・・・第1.第2コンロツド、41.4□・・・第1
゜第2ピストン、5+、5g・・・第1.第2シリンダ
、6・・・機関本体、6c・・・中央ブロック、6β・
・・左側ブロック、6r・・・右側ブロック、91.9
□・・・第1、第2燃焼室、10.、io、・・・第1
.第2クランクケース、1gg、t3g・・・軸受壁、
14.。 142・・・軸受壁、371,372・・・第1.第2
駆動歯車 手続補正書(7幻 特許庁長官 殿 1、事件の表示 特願昭59−50063号 2、発明の名称 多気筒内燃機関 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 (532)本田技研工業株式会社4、代理人 住所 東京都港区新橋四丁目4番5号 5、補正命令の日付 昭和59年6月6日(発送日:昭和59年6月26日)
6、補正の対象 手続令甫正書(自発) 特許庁長官 殿 1、事件の表示 特願昭59−、50063号 2、発明の名称 多気筒内燃機関 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 (532)本田技研工業株式会社4、代理人 住所 東京都港区新橋四丁目4番5号 第1ニジムラビル ・105 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 補正の内容 1.明細書第2頁第4行〜第3頁第8行、「従来・・・
・・・る。」とあるを下記の通り訂正する。 記 「本発明は、一般の水平対向型やV型機間と同様に特殊
なバランス軸に頼ることなく少なくとも一次慣性力に起
因する振動を除去若しくは軽減することができ、しかも
上記機関よりもコンパクトに構成することができ、その
上構造が簡単な前記多気筒内燃機関を提供することを目
的とするものである。」 2、明細書第7頁第15行、 「−り20」・・・とあるを、 「−夕20」・・・と訂正する。 3、明細書第9頁第9行、 ・・・「311□」・・・とあるを、 ・・・「31□」・・・と訂正する。 4、明細書第10頁第8行、 「2倍大径の」・・・とあるを、 「歯数が2倍多い」・・・と訂正する。 5、明細書第10頁第11行、 ・・・「2倍大径の」・・・とあるを、・・・「歯数が
2倍多い」・・・と訂正する。 6、明細書第12頁第4行、 ・・・「変速機7」・・・とあるを、 ・・・「変速機T」・・・と訂正する。 7、明細書第14頁第10行、 ・・・「66」・・・とあるを、 ・・・r66fJ・・・と訂正する。 8、明細書筒15頁末行、 ・・・r21aJ・・・とあるを、 ・・・r20aJ・・・と訂正する。 以 上
のO,H,C型多気筒内燃機関を搭載した自動二輪車の
側面図、第2図は上記機関の横断背面図、第3図は第2
図のIII−I線断面図、第4図は第3図のIV−IV
断面図、第5図は上記機関の縦断面展開図である。 E・・・内燃機関、M・・・自動二輪車、T・・・変速
機、2I、2□・・・第1.第2クランク軸、31.3
2・・・第1.第2コンロツド、41.4□・・・第1
゜第2ピストン、5+、5g・・・第1.第2シリンダ
、6・・・機関本体、6c・・・中央ブロック、6β・
・・左側ブロック、6r・・・右側ブロック、91.9
□・・・第1、第2燃焼室、10.、io、・・・第1
.第2クランクケース、1gg、t3g・・・軸受壁、
14.。 142・・・軸受壁、371,372・・・第1.第2
駆動歯車 手続補正書(7幻 特許庁長官 殿 1、事件の表示 特願昭59−50063号 2、発明の名称 多気筒内燃機関 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 (532)本田技研工業株式会社4、代理人 住所 東京都港区新橋四丁目4番5号 5、補正命令の日付 昭和59年6月6日(発送日:昭和59年6月26日)
6、補正の対象 手続令甫正書(自発) 特許庁長官 殿 1、事件の表示 特願昭59−、50063号 2、発明の名称 多気筒内燃機関 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 (532)本田技研工業株式会社4、代理人 住所 東京都港区新橋四丁目4番5号 第1ニジムラビル ・105 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 補正の内容 1.明細書第2頁第4行〜第3頁第8行、「従来・・・
・・・る。」とあるを下記の通り訂正する。 記 「本発明は、一般の水平対向型やV型機間と同様に特殊
なバランス軸に頼ることなく少なくとも一次慣性力に起
因する振動を除去若しくは軽減することができ、しかも
上記機関よりもコンパクトに構成することができ、その
上構造が簡単な前記多気筒内燃機関を提供することを目
的とするものである。」 2、明細書第7頁第15行、 「−り20」・・・とあるを、 「−夕20」・・・と訂正する。 3、明細書第9頁第9行、 ・・・「311□」・・・とあるを、 ・・・「31□」・・・と訂正する。 4、明細書第10頁第8行、 「2倍大径の」・・・とあるを、 「歯数が2倍多い」・・・と訂正する。 5、明細書第10頁第11行、 ・・・「2倍大径の」・・・とあるを、・・・「歯数が
2倍多い」・・・と訂正する。 6、明細書第12頁第4行、 ・・・「変速機7」・・・とあるを、 ・・・「変速機T」・・・と訂正する。 7、明細書第14頁第10行、 ・・・「66」・・・とあるを、 ・・・r66fJ・・・と訂正する。 8、明細書筒15頁末行、 ・・・r21aJ・・・とあるを、 ・・・r20aJ・・・と訂正する。 以 上
Claims (1)
- 互いに離隔して平行に配設される第1及び第2クランク
軸と、これら第1及び第2クランク軸にそれぞれコンロ
ッドを介して連接される第1及び第2ピストンと、これ
ら第1及び第2ピストンをそれぞれ摺動自在に収容する
第1及び第2シリンダとを備え、前記両クランク軸は同
期回転するように連動され、前記第1及び第2シリンダ
は前記クランク軸の軸方向に隣接配置され、この両シリ
ンダが形成される中央ブロックと、この中央ブロックの
両側面に結着される一対の側ブロックとよりエンジン本
体を構成し、前記各側ブロックには、前記中央ブロック
と協働して一方の系の前記クランク軸を収容支持するク
ランクケースと、他方の系の前記シリンダに連なる燃焼
室を画成するシリンダヘッドとを一体に形成したことを
特徴とする多気筒内燃機関。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5006384A JPS60192832A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 多気筒内燃機関 |
AU39810/85A AU562848B2 (en) | 1984-03-15 | 1985-03-13 | Multi-cylinder engine |
EP85301778A EP0158453B1 (en) | 1984-03-15 | 1985-03-14 | Multi-cylinder internal combusion engine |
DE8585301778T DE3575972D1 (de) | 1984-03-15 | 1985-03-14 | Mehrzylinderbrennkraftmaschine. |
US06/712,267 US4685428A (en) | 1984-03-15 | 1985-03-15 | Multi-cylinder internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5006384A JPS60192832A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 多気筒内燃機関 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60192832A true JPS60192832A (ja) | 1985-10-01 |
Family
ID=12848535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5006384A Pending JPS60192832A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 多気筒内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60192832A (ja) |
-
1984
- 1984-03-15 JP JP5006384A patent/JPS60192832A/ja active Pending
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