JPS6019271B2 - 電子ミシンの制御装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はマイク。

コンピューター（以下マイコンとする）の記憶回路に各
模様に対応する一針ごとの縫目情報又はその基礎となる
パラメーター及びその他関連するプログラムを予め記憶
し、ミシン上軸の一回転に同期して一針ごとに縫目情報
を直接又は演算処理して出力し、その情報を針振り及び
布送りを司どろパルスモーターの制御回路に入力して所
定の模様を形成する電子ミシンに関し、特に手操作によ
りセット・リセット可能としたワンポィント選択手段と
して、模様単位縫いプログラムをミシン回転中にセット
することによりその模様の縫目情報の最終に関連してミ
シンの停止信号を発生し、またミシン停止中に模様単位
縫いプログラムをセットすることによりその縫目情報の
先頭からプログラムを実行すると共に、縫目情報の最終
に関連してミシンの停止信号を発生するように構成した
ことを特徴とする。従来のこの様な電子ミシンにおいて
は、ワンポィント選択手段に縫目情報の先頭を指定する
ような機能がないため、模様単位の模様（以下ワンポィ
ント模様とする）を縫製している途中で糸切れが生ずる
などしてそのワンポィント選漢を始めから縫い直す場合
には、模様選択手段によりその模様を選び直す必要があ
るが、模様を選び直すとワンポィント選択手段がリセッ
トされるので、模様を選び直した後にもう一度ワンポィ
ント選択手段をセット操作しなければならず、もし模様
を選び直すのを忘れると先に止めた模様の途中から縫い
始め、またワンポィント選択手段のセット操作を忘れる
と、連続縫いのプログラムがセットされてワンポィント
模様が得られない欠点があったが、この発明はワンポィ
ント選択手段にそれをミシンの停止中に操作したときに
のみ縫目情報の先頭を指定する機能を持たせて上記欠点
を解消することを目的とする。

以下この発明の実施例を図面により説明する。

第１図に示すように水平アーム１の前面上方部に表示パ
ネル２を固定し、この表示パネル２には各種の縫目模様
を表示した複数の模様表示部３ａ，３ｂ……３ｚを水平
直線に沿って配列すると共に、各模様表示部３ａ，３ｂ
…・・・３ｚに対応して上方に発光ダイオード（以下Ｌ
ＥＤとする）４ａ，４ｂ・・・・・・４ｚを配列する。
上記の模様のうち使用頻度の多い直線、千鳥及び大小二
つのボタン孔かがりの４種の縫目模様は表示パネル２の
左方部に集めて配列すると共に、これら４種の表示部３
ａ・…・・３ｄに対応して下方に個別選択ボタン５ａ・
・・・・・５ｄを配列し、また表示パネル２の下方部中
央には全部の模様を表示の配列順に選択するための早送
り用のシフト選択ボタン６ａと遅送り用のシフト選択ボ
タン６ｂを設置する。

表示パネル２の右端部には各模様表示部３ａ・・・…３
ｚに表示した縫目模様の一模様単位の模様（ワンポィン
ト模様）縫か又は連続模様縫かを選択するためのワンポ
イント選択ボタン７と、それに対応するＬＥＤ８を設置
する直立８同部９の前面には、針振り量を調節するため
の振りダイヤル１０とその調節を有効にするか無効にす
るかを選択するための押しボタン１１及び布送り量を調
節するための送りダイヤル１２とその調節を有効にする
か無効にするかを選択するための押しボタン１３並びに
上記各押しボタン１１，１３に対応するＬＥＤ１４，１
５を設置する。

あご部１６の前面には、ミシンを始動、停止させるため
の始動・停止ボタン１７を設魔する。

第３図はミシンモーター１８の動力を主軸１９に伝達、
遮断するためのクラッチ装置で、主軸１９に遊鼓しモー
ター１８に連動するブーリー２０の鞠部（図示せず）外
周とその鞠部と同径にした主軸外周とに両者に跨ってコ
イル状のクラッチぱね２１を遊鼓し且つその一端を主軸
１９に係止し、またクラッチばね２１の外周には係止部
２２．２３を略１８ぴ位相ずらして放射状に突出配置し
且つクラッチばね２１の他端を係止する連動体２４を遊
隊し、常にはクラッチ‘まねを介して主軸１９がプーリ
ー２０１こ連動し、連動体２４の回転を止めることによ
りクラッ升まね２１の巻径が広げられて主軸１９とプー
リ−２０との運動が解放されるようにした周知の構成で
ある。連動体２４の回転・停止は電磁ソレノィド（停止
ソレノィド）２５の励磁・非励磁により軸２６を中心に
揺動する停止レバー２７を介して行われ、停止レバー２
７が一方の係止部２２に係合するときには針２８が最上
昇位置で停止し、他方の係止部２３に係合するときには
針２８が最下降位置で停止するようになっている。次に
第２図の電気回路図の構成を作用と共に説明する。

マイクロコンピューター（マイコン）２７は記憶、演算
及び入出力機能をもつ周知のものであり、上註記億部に
は模様表示部３ａ・・・・・・３ｚに表示された各模様
に対応する一針ごとの縫目情報又はその基礎となるパラ
メーターと、たとえば模様選択、始動、停止、ワンポィ
ント模様、振り及び送りの手動設定等に関連する後述の
各種プログラム情報が記憶されている。このマイコン２
７の出力ボートには、前記ミシンモーター１８と、針２
８をミシンの布送り方向との交叉方向に揺動するための
振りパルスモーター（ステッピング・モーター）２９と
、送り歯（図示せず）を布送り方向に移動するための送
りパルスモータ−３′０と、クラッチ装置を制御するた
めの前記停止ソレノイド２５と、ＬＥＤ群３２とをそれ
ぞれ各別の制御回路３３，３４，３５，３６及び３７を
介して接続し、また入力ポ−トには、電源投入中は常に
一定周波数のパルスを出力してマイコン２７を動かすた
めの発振器３８と、スイッチ群３９と、振りパルスモ−
ター２９及び送りパルスモーター３０の駆動のタイミン
グを取るための振り・送りパルス発生器４０と、針２８
を最上昇位置付近及び最下降位置付近で停止するように
停止ソレノィド２５を励磁するタイミングを取るための
上下停止パルス発生器４１とを接続する。上記振り・送
りパルス発生器４０は、第６図に示すように円周の略半
分を大径部４５ａとすると共に他の部分を４・蓬部４５
ｂとし且つ大軽部４５ａの範囲を小径部４５ｂの範囲よ
り僅かに小さくなるように形成して主軸１９に固定した
回転板４５と、針２８がベッド上面から抜け上っている
間はその大姪部４５ａに対向し、針２８がペット下方に
突刺つている間は小径部４５ｂに対向するように回転板
４５に対向配設置した検出器４６とから成っており、検
出器４６が大蓬部４５ａに対向しているときには論理的
に高レベル（以下日とする）の出力とし４・蓬部４５ｂ
に対向しているときには論理的に低レベル（以下Ｌとす
る）の出力とし、この立上りから立下りまでの間にマイ
コン２７の指令で振りパルスモーター２９と送りパルス
モーター３０が駆動されるようになっている。

同様に上下停止パルス発生器４１は、第５図に示すよう
に回転板４５と、上記検出器４６よりも回転板４５の回
転方向（矢印方向）後方に配慮した検出器４７とから成
っており、その出力の立上りを立下り時にマイコン２７
の指令で停止ソレノイド２５を励磁させるようになって
いる。上記スイッチ群３９からバッファ４２に入る各線
「へ、ト、チ、ＩＪ、ヌ」は第４図に拡大して示すよう
に抵抗Ｒを介して樋源Ｎｓに吊り、常にはその電位をＨ
‘こしている。

またデコーダー４３からスイッチ群３９に入る各線「イ
、ロ、ハ、ニ、ホ」は常には日とし、且つその内の一つ
がマイコン２７の指令で順次Ｌとなるように制御されて
いる。従って、第４図の二点鎖線のようにスイッチＡを
閉じているときに線■がＬ‘こなると、同図矢印方向に
電流が生ずるので、上記線■に交叉する線６がＬ‘こな
り、同様にスイッチＦを閉じれ‘ま線＠がＬ‘こなった
ときに線■がＬになる。

そしてこの信号はバッファ４２を介してマイコン２７に
入力される。一方、マイコン２７は線「イ、ロ、ハ、ニ
、ホ」のうち現在どの線がＬになっているかを記憶して
いるので、上記の前者の場合には線■と線６との交点に
あるスイッチＡが閉鎖されていることをマイコン２７に
よって判断され、また後者の場合には線＠と線■との交
点にあるスイッチＦが閉鎖されていることをマイコン２
７によって判断され、これにより後述するように所定の
プログラムを実行するようになっている。なお、第６，
７図はそのプログラムを図形化したフローチャートであ
る。スイッチ群３９内のスイッチＷは始動・停止ボタン
１７に対応し、マイコン２７の、初期セット状態から始
動・停止ボタン１７を押してこのスイッチＷを閉じると
、マイコン２７の指令によりミシンモーター制御回路３
３を介してミシンモーター１８を始動し、もう一回閉じ
ると第７図の停止ルーチンに従ってソレノィド制御回路
３６を介して停止ソレノィド２５を励磁し、これにより
停止レバー２７を第３図のように軸２６を中心に反時計
万向に回動してその先端を係止部２３の回転経路内に進
入し、係止部２３を停止レバー２７に係合してプーリ−
２０と主軸１９との運動を遮断した後にミシンモーター
１８への供Ｖ給電流を遮断すると共に、ミシンの回転慣
性が消失する時間経過後に停止ソレノイド２５を消磁さ
せるようになっている。

スイッチＡ〜Ｄは個別選択ボタン５ａ〜５ｄに対応して
おり、たとえば個別選択ボタン５ａを押圧したときにス
イッチＡを閉鎖し、これに関連してマイコン２７の指令
により第６図に示すように、手動設定及びワンポィント
模様縫いに関連するＬＥＤ１４，１５及び８を消灯し、
手動モードフラグをリセットすると共に、スイッチＡに
対応する模様がワンポィント・モード模様（大小二つの
ボタン孔かがり、ボタン付け及び閏止めの各模様を意味
し、これらは他の模様と区別して記憶されている）でな
ければワンポイント・モード・フラグ及びパターン・エ
ンド停止・フラグをリセットし、ワンポィント・モード
模様であればＬＥＤ８を点灯し、且つワンポィント・モ
ード・フラグ及びパターン・エンド停止・フラグを共に
セットする。

そしてスイッチＡにより模様を選択したときには、模様
発生イニシャル・セット・ルーチンによりその選択した
模様に対応する自動設定縫目情報及びプログラムが初期
状態にセットされる。なお、このとき対応するＬＥＤ４
ａがマイコン２７の指令によりＬＥＤ制御回路３７を介
して点灯すると共に、始動・停止ボタン１７を押して前
記スイッチＷを閉じればセットされたプログラムに従っ
て所定の模様がその縫目情報の先頭から連続縫製される
。スイッチＥ，Ｆはシフト選択ボタン６ａとシフト選択
ボタン６ｂに対応しており、これらのいずれか一方のシ
フト選択ボタン６ａ又は６ｂを介してスイッチＥ又はＦ
を閉じている間はマイコン２７の指令（模様選択ルーチ
ン）によりＬＥＤ４ａ〜４２の一つが順次に点灯してシ
フトすると共に、マイコン２７の記憶回路もそれに対応
した縫目模様をシフト選択し、そのシフト選択ボタン６
ａ又は６ｂを放してスイッチＥ又はＦを開けばシフトが
停止し、且つ模様発生イニシャル・セット・ルーチンに
より、点灯しているＬＥＤ（４ａ〜４ｚ）に対応する模
様の自動設定縫目情報及びそのプログラムが初期状態に
セットされる。

なお、この模様選択に関する詳細な構成・作用はこの出
願に係る出願人が出願した持顕昭５５一７０６球号と同
様であるから、その明細書及び図面を参照されたい。ま
たスイッチ群３９のうち、スイッチＧは押しボタン１１
に対応し、スイッチ１は押しボタン１３に対応し、スイ
ッチＪ，Ｋ，Ｍは振りダイヤル１川こ対応し、スイッチ
Ｎ，Ｐ．Ｑは送りダイヤル１２に対応している。

そしてスイッチＪ，Ｋ，Ｍは振りダイヤル１０の回鰯操
作により８通りの組合せができるようになっており、第
７図に示すようにもし押しボタン１１を初期状態（手勤
モ‐ド・フラグ・リセット状態）から一回押してスイッ
チＧを閉じればＬＥＤ１４が点灯すると共に、上記スイ
ッチＪ〜Ｍの状態の組合せに対応する情報がセットされ
、その情報が選択模様に対応する自動設定縫目情報の振
り情報に対して係数として与えられ、それに基いて演算
された振り情報がマイコン２７から振りパルスモーター
制御回路３４に出力可能になり、且つ手鰯モード・フラ
グはセットされる。この状態から押しボタン１１をもう
一回押してスイッチＧを閉じると手鰯モード・フラグは
リセットし、スイッチＪ〜Ｍの状態の組合せに対応する
上記振り状報がリセットされ、マイコン２７からは自動
設定の振り情報が出力可能になると共に、也Ｄ１４は消
灯する。またスイッチＮ，Ｐ，Ｑは送りダイヤル１２の
回鰯操作により８通りのスイッチ状態の組合せができる
ようになっており、スイッチＧと同機にもし押しボタン
１３を初期状態から一回押してスイッチ１を閉じればＬ
ＥＤ１５が点灯すると共に、これらスイッチＮ〜Ｑの状
態の組合せに対応する情報がセットされ、その情報が選
択模様に対応する自動設定縫目情報の送り情報に対して
係数として与えられ、それに基いて演算された送り情報
がマイコン２７から送りパルスモーター制御回路３５に
出力可能になる。この状態から押しボタン１３をもう一
回押してスイッチ１を閉じるとスイッチＮ〜Ｑの状態の
組合せに対応する送り情報がリセットされ、マイコン２
７からは自動設定の送り情報が出力可能になると共に、
ＬＥＤ１５は消灯する。スイッチＸはワンポィント選択
ボタン７に対応するワンポイントスィツチであり、第６
図に示すようにこの選択ボタン７を初期状態（ヮンポィ
ント・モード・フラグ・リセット状態）から一回閉じる
と、そのとき選択模様がワンポィント・モード模様でな
ければ、模様発生イニシャル・セット・ルーチンは通ら
ずにＬＥＤ８が点灯すると共にワンポイント・モード・
フラグがセットされる。

そしてスイッチＸを閉じたときがミシンの停止中であれ
ばそのままパターン・エンド停止フラグをセットする。
また、この状態からスイッチＸをもう一回閉じるとＬＥ
Ｄ８が消灯すると共に、ワンポイント・モード・フラグ
へリセットするようになつている。上記スイッチＸを初
期状態から一回閉じたときに選択模様がボタン孔かがり
等のワンポィント・モード模様であれば、その模様を選
択したときにすでにＬＥＤ８が点灯し且つワンポィント
・モード・フラグもセットされているので、ここでは新
らたに模様発生イニシャル・セット・ルーチンにより選
択模様に対応する自動設定縫目情報及びプログラムがミ
シンの回転・停止中のいずれの場合にも初期状態にセッ
トされる。

またワンポイント・モード模様のときにはスイッチ×を
もう一回閉じてもＬＥＤ８は消灯せず、パターン・エン
ド停止フラグもリセットしない。

なお、上記のパターン・エンド停止フラグは、ミシンを
模様の最終針で上停止させる目的のためにあり、このフ
ラグがセットされていれば、その模様単位の最終針で上
下停止パルス発生器４１から上停止信号が出力した時に
始動・停止ボタン１７をもう一回押したときと同様に停
止ソレノィド２５を励磁し、これにより停止部２２が停
止レバー２７に係合してプーリー２０と主軸１９との連
動を遮断した後にミシンモーター１８への供給電流を遮
断すると共に、ミシンの回転慣性が消失する時間経過後
に停止ソレノィド２５を消磁させるようになつている。
ワンポィント模様縫いが終るとＬＥＤ８が消灯すると共
に、ワンポイント・モード・フラグはリセツトされ、通
常の連続縫いのプログラムがセットされるが、ボタン孔
かがり、ボタン付及び閉止め等のワンポィント・モード
模様の場合には、その模様を縫い終ってもＬＥＤ８は消
灯せず、ワンポィントのプログラムは自動的に再セット
され、従ってこれらの模様は模様を選びなおごずに始動
・停止ボタンを押すだけで繰返し縫製可能となる。

ワンポィント選択ボタン７と、模様選択用の押しボタン
５ａ〜５ｄ及び６ａ，６ｂと、振り及び送り調節用の押
しボタン１１，１３との関連は、押しボタン１１，１３
により手鰯モード・フラグをセットし、これにより振り
ダイヤル１０、送りダイヤル１２の手動設定情報がセッ
トされているときに、押しボタン５ａ〜５ｄ又は６ａ〜
６ｂによって模様を選択すると、第６図に示したように
手敷モード・フラグがリセットし、これにより振りダイ
ヤル１０、送りダイヤル１２の手動設定情報がリセット
されると共に、その模様の自動設定情報がセットされ、
またワンポィント選択ボタン７により縫目情報の先頭を
指定（模様発生イニシャル・セット）してその模様単位
の始めから縫う場合には手動モード・プラグをリセット
しないように、すなわち振りダイヤル１０、送りダイヤ
ル１２の手敷設定情報はリセットされないようになって
いる。

従ってたとえばボタン孔かがり縫いの途中で糸が切断し
、それを始めから縫い直す場合に、個別選択ボタン５ｄ
を押してからミシンを始動させても、ワンポィント選択
ボタン７を押してからミシンを始動させてもどちらでも
ボタン孔かがり縫いを行うことはできるが、送りピッチ
を手敷設定している場合にワンポィント選択ボタン７で
行えば送りピッチを設定しなおす必要はなくなる。以上
のようにこの発明は、ワンポィント選択手段をミシンの
停止中に操作したときにのみ停止プログラムをセットす
る他に縫目情報の先頭を指定（イニシャル・セット）す
るように構成したので、模様を途中まで縫っていてそれ
を始めから縫い直す場合に、従来のように模様を選択し
直してからもう一度ワンポィント選択手段を操作せずに
、ワンポィント選択手段のみを操作するだけでその模様
の縫い直しが可能になるから、この種の縫い操作を簡単
にし、操作性に優れたミシンが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はミシンの斜視図、第２図は制御回路図、第３図
はクラッチ装置の斜視図、第４図は第２図の一部の拡大
図、第５図は振り、送りパルス発生器及び上下停止パル
ス発生器の説明図、第６，７図はマイクロコンピュータ
ーの内部構成及び機能を示したフローチャートである。 なお図中の５ａ〜５ｄ及び６ａ，６ｂは模様選択手段と
しての個別選択ボタンとシフト選択ボタン、７はワンポ
ィント選択手段（ボタン）、１０，１１、及び１２，１
３は手動調節手段を構成する振りダイヤルと押しボタン
及び送りダイヤルと押しボタン、２７はマイクロコンピ
ューターである。オー図 オＺ図 オ３図 オ４図 オ夕図 ォァ図 図 心 ヤ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 複数縫目からなる異なる複数の模様情報を記憶した
   記憶手段と、 任意の模様を選択した模様に対応する模
   様情報を記憶手段から読み出して出力する読み出し手段
   と、 各模様の一単位の縫製か連続縫製かを選択可能と
   し一単位の縫製の選択によりワンポイント信号を出力す
   るワンポイント選択手段と、 ミシンの駆動、停止状態
   を判別しミシンの駆動中は駆動中信号を停止中は停止中
   信号を出力する判別手段と、 ワンポイント信号、駆動
   中信号、停止中信号を入力とし、ワンポイント信号およ
   び駆動中信号の両方が入力されることにより第一信号を
   出力し、ワンポイント信号および停止中信号の両方が入
   力されることにより第二信号を出力する論理回路と、第
   一信号、第二信号およびミシンの始動指令信号を入力と
   し選択された模様に対応する模様情報を、始動指令信号
   によりその先頭から終りまで繰返し読み出して出力し停
   止指令信号により読み出しを停止すると共に、第一信号
   により模様情報の終りで読み出しを停止し、第二信号と
   始動指令信号とにより模様情報の先頭から終りまで読み
   出して出力する読み出し手段と、を備えた電子ミシンの
   制御装置。