JPS6045547B2 - ミシンの多本針切替装置 - Google Patents

ミシンの多本針切替装置

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JPS6045547B2
JPS6045547B2 JP10193580A JP10193580A JPS6045547B2 JP S6045547 B2 JPS6045547 B2 JP S6045547B2 JP 10193580 A JP10193580 A JP 10193580A JP 10193580 A JP10193580 A JP 10193580A JP S6045547 B2 JPS6045547 B2 JP S6045547B2
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needle
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needle hole
pattern
stitch
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豊 浅葉
郁朗 飯村
昇 小貫
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Juki Corp
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Tokyo Juki Industrial Co Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B73/00Casings
    • D05B73/04Lower casings
    • D05B73/12Slides; Needle plates
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2203/00Selection of machines, accessories or parts of the same kind

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は記憶装置に記憶した各縫目模様に対応する一
針ごとの針振り情報及び布送り情報またはそれらを演算
するための基礎となるパラメーターに基いて出力される
パルス信号(自動設定送りパルス)により制御回路を介
して駆動手段を制御し、選択した模様を縫製するミシン
に関し、特に切替手段の手操作により針に対向する針孔
を、多本針縫に適応するように記憶装置に記憶した針孔
情報に優先して拡大させることに関連して、記憶装置に
記憶した布送り情報又はその基礎となるパJラメーター
に基いて出力される制御回路への出力パルス(自動設定
送りパルス)に一又は複数パルスを加算するようにした
ことを特徴とする。
この種ミシンにおいて、針棒下端に二本以上の針を装着
し平行する二条以上の縫目を縫製する場S合には、一本
の針により一条の縫目を縫製する場合よりも被縫物に加
わる抵抗が大きいため、駆動手段を一本針のときと同じ
ように駆動制御しても一本針のときに較べて送りピッチ
がつまり、縫目模様の針振り方向と布送り方向の比が変
化して模様がくずれる欠点があつた。この発明は切替手
段の操作により多本針縫を選択することに関連して、記
憶装置に記憶された情報に基いて制御回路に出力される
自動設定送りパルスに一又は複数のパルスを加算して上
記従来の欠点を解消することを目的とする。
以下この発明の実施例を図面により説明する。
第1図に示すように水平アーム1の前面に固定した表示
パネル2には、各種の縫目模様を表示した複数の模様表
示部3a,3b・・・・・・3zと、それらに対応する
発光ダイオード(以下LEDとする)4a,4b・・・
・・・4zと、上記縫目模様のうち表示パネル2の左端
に集めた使用頻度の多い直線,千鳥及び大小二つのボタ
ン孔かがり4種の縫目模様の表示部3a〜3dに対応す
る個別選択ボタン5a〜5dと、全縫目模様を表示され
ている順番に選択するための早送り用のシフト選択ボタ
ン6a及び遅送り用のシフト選択ボタン6bを設置する
。直立胴部7の前面には、針棒8の振り幅を調節するた
めの振りダイヤル9と、その調節を有効にするか無効に
するかを選択するための押しボタン10及び送り歯の布
送りピッチを調節するための送りダイヤル11と、その
調節を有効にするか無効にするかを選択するための押し
ボタン12並びに上記各押しボタン10,12に対応し
上記調節が有効のときに点灯するようにしたLEDl3
,l4を設置する。
あご部15の前面にはミシンを始動・停止する,ための
始動・停止ボタン16を設置する。
第4図はミシンモーター17の動力を主軸18に伝達・
遮断するためのクラッチ装置で、主軸18に遊嵌しモー
ター17に連動するプーリ−19の軸部(図示せず)外
周とその軸部と同径にした主軸外周とに両者に跨つてコ
イル状のクラッチばね20を遊嵌し、且つその一端を主
軸18に係止し、またクラッチばね20の外周には係止
部21,22を略180ね位相をずらして放射状に突出
配置し且つクラッチばね20の他端を係止する連動体2
3を遊嵌し、常にはクラッチばねを介して主軸18がプ
ーリ−19に連動し、連動体23の回転を止めることに
よりクラッチばね20の巻径が広げられて主軸18とプ
ーリ−19との連動が遮断されるようにした周知の構成
である。
連動体23の回転・停止は電磁ソレノイド(停止ソレノ
イド)24の励磁・消磁(非励磁)により軸25を中心
に揺動する停止レバー26を介して行われ、停止レバー
26が一方の係止部21に係合するときには針棒8が最
上昇位置付近で停止し、また他方の係止部22に係合す
るときには針棒8が最下降位置付近で停止するようにな
つている。また第1図において表示パネル2の右横には
手フ操作によつて作用位置と不作用位置との二位置に移
動係止可能とした切替レバー(切替手段)27を設置す
る。第3図は後述するように上記切替レバー27の操作
に関連する針孔開閉装置で、ベッド上面に固・定した針
板28上面に布送り方向に平行する溝29を設けると共
に、溝29の底部には針棒8下端に固定した針30と対
向し且つそれに対して布送り方向との交叉方向に長い針
孔31と、溝29に平行する長孔32を上下に貫通形成
する。
この針I板28の溝29に移動可能に遊嵌したスライド
針板33には、一本針の針振り中央における直線縫にの
み適応する小孔34と多本針の直線縫及び千鳥縫いに適
応する大孔35とを針糸(図示せす)が通過可能な細い
溝を介して連通するよう移動方向に並べて且つ上下に貫
通形成すると共に、針板28の長孔32に遊嵌し且つそ
の下端を針板28下面から下方に突出するようにピン3
6を下面に固定する。そしてベッド下方において、固定
配置した電磁ソレノイド(針孔開閉ソレノイド)37を
励磁することに関連して、アンマチユアー38の電磁作
用力により軸39を中心に反時計方向に回動する第一リ
ンク40及び左方に移動する第二リンク41並びに二又
部42にスライド針板33のピン36を遊嵌し軸43を
中心に時計方向に回動する第三リンク44を介してスラ
イド針板33を後方に移動し、その小孔34を針孔31
に重合させ、また針孔開閉ソレノイド37を消磁するこ
とに関連してアンマチユアー38の弾性体(図示せず)
による弾性復帰力により上記各リンク40,41,44
を介してスライド針板33を前方に移動しその大孔35
を針孔31に重合させ、これにより針板28の針孔31
の見掛上の大きさを縮小・拡大するようになつている。
次に第2図の電気回路図の構成を作用と共に説明する。
マイクロコンピューター(以下マイコンとする)45は
記憶,演算及び入出力機能をもつた周知のものであり、
上記記憶部には模様表示部3a〜3zに表示された各模
様に対応する一針ごとの縫目情報又はその基礎となるパ
ラメーターと、たとえば模様選択、ミシンの始動・停止
、針孔の拡大・縮小、針振り及び布送りの手動設定等に
関連する各種のプログラム情報が記憶されている。この
マイコン45の出力ボートには、ミシンモーター17と
、針棒8を布送り方向との交叉方向に揺動するための振
りパルスモーター(ステッピング・モーター)46と、
送り歯(図示せず)を布送り方向に移動するための送り
パルスモーター47と、クラッチ装置(第4図)を制御
するための停止ソレノイド48と、針孔開閉装置(第3
図)を制御するための針孔開閉ソレノイド37と、音を
発生するブザー49と、LED群50とをそれぞれ各別
の制御回路51,52,53,54,55,56,57
を介して接続すると共に、針孔開閉ソレノイド37に接
続する回路の分岐回路にインバーター1を介して時定数
回路58を接続する。
またマイコン45の入力ボートには、電源投人中は常に
一定周波数のパルスを出力してマイコン45を動かすた
めの発振器59と、スイッチ群60と、振りパルスモー
ター46及び送りパルスモーター47の駆動のタイミン
グを取るための振り・送りパルス発生器61と、針棒8
を最上昇位置付近及び最下降位置付近で停止するように
停止ソレノイド48を励磁するタイミングを取るための
上下停止パルス発生器62とを接続する。上記の振り・
送りパルス発生器61は、第5図に示すように円周の略
半分を大径部63aとすると共に他の部分を小径部63
bとし且つ大径部63aの範囲を小径部63bの範囲よ
り僅かに小さくなるように形成して主軸18に固定した
回転板63と、針30がベッド上面から抜け上つている
間はその大径部63aに対向し、針30がベッド下方に
突刺つている間は小径部63bに対向するように回転板
63に対向配置した検出器64とから成つており、検出
器64が大径部63aに対向しているときには論理的に
高レベル(以下Hとする)の出力とし、また小径部63
bに対向しているときには論理的に低レベル(以下Lと
する)の出力とし、この立上り、立下りの信号を受けて
振りパルスモーター46と送りパルスモーター47とを
マイコン45の指令により駆動するようになつている。
同様に上下停止パルス発生器62は、第5図に示
すように回転板63と、上記検出器64よりも回転板6
3の回転方向(矢印方向)後方に配置した検出器65と
から成つており、その出力の立上りと立下り時にマイコ
ン45の指令で停止ソレノ イド48を励磁させるよう
になつている。
スイッチ群60からバッファ66に入る各線「へ,卜
,チ,l九ヌョは、図示しないが抵抗を介して電源に吊
り、常にはその電位をHにしている。またデコーダー6
7からスイッチ群60に入る各線1イ,口,ハ,二,ホ
ョは常にはHとし、且つその内の一つがマイコン45の
指令で順次Lとなるように制御されている。そしてスイ
ッチAを閉じているときに線4がLになると、上記電源
からデコーダー67に向つて線4に電流が生じるので、
線4に交叉する線(へ)がLになり、その信号はバッフ
ァ66を介してマイコン45に入力される。一方、マイ
コン45は線1イ,口,ハ,二,ホョのうち現在どの線
がLになつているかを記憶しているので、交叉する両線
が共にLとなる線の交点にあるスイッチ、すなわちこの
楊合には線4と線(へ)との交点にあるスイッチAを閉
じていることがマイコン45によつて判断され、これに
より後述するような所定のプログラムを実行するように
なつている。なお、第7図はそのプログラムのノうちこ
の発明に係る一部分を図形化したフローチャートである
。 スイッチ群39内のスイッチ■は始動・停止ボタン
16に対応し、マイコン45の初期セット状態から始動
・停止ボタン16を押してこのスイツ5チ■を閉じると
、マイコン45の指令によりミシンモーター制御回路5
1を介してミシンモーター17を始動し、もう一回閉じ
ると所定の停止プログラムに従つてソレノイド制御回路
54を介して停止ソレノイド48を励磁し、これにより
停止レOバー26を第4図のように軸25を中心に反時
計方向に回動してその先端を係止部22の回転経路内に
進入し、係止部22を停止レバー26に係合してプーリ
−19と主軸18との連動を、遮断した後にミシンモー
ター17への供給電流を遮断すると共に、ミシンの回転
慣性が消失する時間経?後に停止ソレノイド48を消磁
させるようにな―ている。
スイッチA−Dは個別選択ボタン5a〜5d&(対応し
ており、たとえば個別選択ボタン5aをi圧したときに
スイッチAを閉鎖し、これに関連してマイコン45の指
令により対応するLED5aをLED制御回路57を介
して点灯すると共に、表示した各縫目模様に対応して記
憶回路に予め訃憶している所定の自動設定縫目情報を初
期状態にセットし、始動・停止ボタン16を押して前記
スイッチ■を初期状態から閉じることにより主軸パルス
(主軸18の回転に同期して発生するパルス)に関連し
て振りパルスモーター46及び送りパルスモーター47
を駆動して所定の模様をその縫目情報の先頭から連続縫
製するようになつている。
スイッチE,Fはシフト選択ボタン6aとシフト選択ボ
タン6bに対応しており、これらのいずれか一方のシフ
ト選択ボタン6a又は6bを介してスイッチE又はFを
閉じている間はマイコン45の指令(模様選択プログラ
ム)によりLED4a〜4zの一つが順次に点灯してシ
フトすると共に、マイコン45の記憶回路もそれに対応
した縫目模様をシフト選択し、そのシフト選択ボタン6
a又は6bを放してスイッチE又はFを開けばシフトが
停止し、且つ点灯しているLED4a〜4zに対応する
模様の自動設定縫目情報及びそのプログラムが初期情態
にセットされるようになつている。
またスイッチ群60のうち、スイッチJは押しボタン1
0に対応し、スイッチKは押しボタン12に対応し、ス
イッチM,N,P,Qは振りダイヤル9に対応し、スイ
ッチR,S,T,Uは送りダイヤル11に対応している
そしてスイッチM−Qは振りダイヤル9の回動操作によ
り托通りの組合せができるようになつており、押しボタ
ン10を初期状態から一回押してスイッチJを閉じれば
LEDl3が点灯すると共に、上記スイッチM−Q状態
の組合せに対応する情報がセットされ、その情報が選択
模様に対応する自動設定縫目情報の振り情報に対して係
数として与えられ、それに基いて演算された振り情報が
マイコン45から振りパルスモーター制御回路52に出
力可能になる。
この状態から押しボタン10をもう一回押してスイッチ
Jを閉じるとスイッチM−Qの状態の組合せに対応する
上記情報はリセットされ、マイコン45からは自動設定
振り情5報が出力可能になる。 またスイッチR−Uは
送りダイヤル11の回動操作により11りの組合せがで
きるようになつており、押しボタン12を初期状態から
一回押してスイッチKを閉じればLEDl4が点灯する
と共−Oに、上記スイッチR−U状態の組合せに対応す
る情報がセットされ、その情報が自動設定情報の送り情
報に対して係数として与えられ、それに基いて演算され
た送り情報がマイコン45から送りパルスモーター制御
回路53に出力可能になる。
こ5の状態から押しボタン12をもう一回押してスイッ
チKを閉じるとスイッチR−Uの状態の組合せに対応す
る上記情報はリセットされ、マイコン45からは自動設
定送り情報が出力可能になる。 スイッチWは前記切替
レバー27に対応する二]本針スイッチであり、第1図
の状態から切替レバー27を上方(作用位置)に倒した
ときにのみ閉じるようになつている。 マイコン45の
出力ボートに接続した前記ソレノイド制御回路55には
アンド・ゲートG1を介−して位置検出器68を接続す
る。
この位置検出器68は振りパルスモーター46の出力軸
に関連配置されており、第5図に示した振り・送りパル
ス発生器61及び上下停止パルス発生器62と同様の原
理で出力軸の回動角度位置を検出し、これにより針棒8
が全揺動幅の中央に位置するときHの信号を出力し、そ
れ以外のときにはLの信号を出力するようになつている
。一方、上記アンド・ゲートG1に接続するマイコン4
5の出力ボートYの出力(針孔開閉ソレノイド駆動信号
)は針振り中央における直線模様(直線モード模様)を
選択したときにHとなり、また針振り中央以外での直線
及び針振り模様(針振リモート模様)を選択したときに
Lを出力するようになつている。従つて、直線モード模
様を選択したときに針30が針ク 振り中央に位置して
いれば、アンド・ゲートG1の入力がH−Hとなり出力
にHを生ずるから、ソレノイド制御回路55を介して針
孔開閉ソレノイド37を励磁し、これによりスライド針
板33の小孔34を針板28の針孔31に重合(針孔縮
小)させるように第一リンク40、第二リンク41、第
三リンク44を介してスライド針板33を後方に移動す
るが、上記直線モード模様を選択しても針30が針振り
中央に位置しなければ、アンド・ゲートG1の入力がH
上となるので針孔開閉ソレノイド37は消磁したままに
なり、スライド針板33はその大孔35を針孔31に重
合(針孔拡大)している状態から移動しない。前記の時
定数回路58は、針孔開閉ソレノイド37の消磁に関連
してスライド針板33がその小孔34を針孔31に重合
している状態から大孔35を針孔31に重合させるに要
する正常時の移動時間よりも僅かに長い遅延時間が設定
されており、その出力部をナンド・ゲートG2の一方の
入力部に接続している。
またナンド・ゲートG2は他方の入出力部にスライド針
板検出器69を接続すると共に、出力部にトライステー
ト・バッファXを接続する。上記スライド針板検出器6
9は第3図に示すように第三リンク44に対向配置しス
ライド針板33の小孔34を針孔31に重合したときに
のみ出力がHとなり、それ以外のときには出力がLとな
るようにしてある。
従つて直線モード模様の選択状態において針振リモート
模様を選択してから時定数回路58の遅延時間が経過し
てもスライド針板33が生常に移動せず、その大孔35
が針孔31に重合しないときにはナンド・ゲートG2の
出力はLとなる。また上記トライステート●バッファX
は、ゲート入力がHのときに出力はハイ・インピーダン
ス状態となり、ゲート入力がLのときにのみ入力の状態
が出力部から出力されるものであつて、そのゲート端子
はデコーダー67からスイッチ群60に入る線(ホ)に
接続され、また出力端子はスイッチ群60からバッファ
66に入る線9に接続されている。
すなわちトライステート●バッファXはスイッチ群60
内にースイッチとして配置され、出力部からLを出力す
ることに関連して、換言すれば直線モード模様を選択し
た状態において針振リモート模様を選択してから上記遅
延時間が経過してもスライド針板33の大孔35が針孔
31に重合しないことに関連してマイコン45の出力ボ
ートZにHを出力し、これにより発信回路70、ブザー
制御回路56を介してブザー49が作動するようになつ
ている。 なお、第6図のタイムチャートはスライド針
板33とブザー49との上述した関係を示したものであ
る。
b 次に第7図のフローチャートを中心とした作用
を説明する。
二本針選択ルーチンについて、ミシンの回転中は切替
レバー27を作用位置に倒して二本針スイッチWを閉じ
てもマイコン45に記憶されたプロ1 グラムにより
、図示のフローを下方に通り抜けて作用の変化は起らな
い。
次にミシンの停止中に切替レバー27を介して二本針
スイッチWを閉じると、振りダイヤル9の回動操作に関
連するスイッチM−Qの組合せに対応する情報がセット
されていればその情報が二本針スイッチWの信号の立下
りに関連してリセット(振巾調整無効)され、それに代
つて針30の振巾を一定(実施例では3TW&)に固定
するための予め記憶回路に記憶されている情報がセット
される。
また自動設定送り情報のセット状態(送りダイヤル1
1の回動操作に関連するスイッチR−Uの組合せに対応
する情報のリセット状態)であればマイコン45から送
りパルスモーター制御回路53に出力される自動設定送
りパルスに1パルス又は複数パルスをマイコン45内部
の演算回路を介して加算される。
そして選択した模様が直線モード模様であればスライド
針板33の小孔34が針孔31に重合しているから、針
30を二本装着してミシンを運転したときにそれらの針
30がスライド針板33の上面に衝突しないように、マ
イコン45の出力ボートYの出力をLとし、上述したよ
うに針孔開閉ソレノイド37を消磁させてスライド針板
33の大孔35を針孔31に重合させるが、直線モード
模様でなければすでに上記大孔35が針孔31に対向し
ているのでスライド針板33はそのままである。 上述
とは反対に二本針スイッチWを開くと、もしそれがミシ
ンの回転中であれば作用の変化は起らず、またミシンの
停止中であれば二本針スイッチwの信号の立上りに関連
してその選択模様に対応する自動設定縫目情報(振り情
報及び送り情報)がセットされ、且つ選択模様が直線モ
ード模様であればスライド針板33の小孔34を針孔3
1に重合するようにマイコン45の出力ボートYの出力
は所定のプログラムによりLからHに変更される。
スライド針板不良ルーチンについて、二本針スイッチW
を閉じた状態において、針孔開閉ソレノイド37を消磁
してから所定の遅延時間が経過したにもかかわらずスラ
イド針板33の大孔35が針孔31に重合しないときに
はトライステート・バッファXの出力に針孔異状信号と
してのLを生じ、そのL出力の立下りに関連してミシン
モーター17への供給電流を遮断し、始動・停止ボタン
16(スイッチVの信号)の操作を無効にすると共に、
マイコン45の出力ボートzの出力をHにしてブザー4
9を鳴らす。
またこの状態から二本針スイッチWを開くか、スライド
針板33が所定位置に移動してその大孔35が針孔31
に重合すれば上記の針孔異状信号Lが消えるので、その
立上りに関連してマイコン45の指令によりミシンモー
ター17への電流供給を可能にし始動・停止ボタン16
の操作を有効にすると共に、マイコン45の出力ボート
zの出力をLにしてブザー49の作動を停止する。
なお、二本針スイッチWを開いた状態(切替レバー27
の不作用位置)において、針振リモート模様を選択して
縫製している際中に縫糸が引掛つてスライド針板33が
移動し、大孔35が針孔31に重合している状態から小
孔34が針孔31に重合したときにもスライド針板検出
器69の出力がLからHに変り、トライステート●バッ
ファXの出力に針孔異状信号Lを生じるので、その信号
の立下りに関連してミシンモーター17への供給電流が
遮断しミシンは停止する。二本針トラブル●ルーチンに
ついて、二本針スイッチWを閉じた状態において、その
ときの選択模様が二本針禁止模様(ボタン孔かがり縫、
ボタン付縫、ひも付縫、しつけ縫、三ツ巻縫、強化縫、
コンシール・ファスナー付縫等を二本針禁止模様とし、
これらはその他の模様と区別して記憶回路に記憶されて
いる)であればマイコン45の指令によりミシンモータ
ー17の供給電流を遮断して始動・停止ボタン16の操
作を無効にすると共に、二本針禁止フラグをセットし且
つブザー49を作動する。
またこの状態から二本針禁止模様以外の模様を選び直せ
ば、先にセットされた二本針禁止フラグをリセットする
と共に、ミシンモーター17の電流供給を可能にして始
動・停止ボタン16の操作を有効にし、且つブザー49
の作動を停止させる。 以上のようにこの発明は、針孔
が直線縫に適応する状態のときには切替手段の操作に関
連して針孔を千鳥縫に適応するように選択模様に対応す
る針孔情報に優先して駆動手段を作動すると共に、フ針
孔を千鳥縫に適応するように切替手段を操作することに
関連して選択模様に対応する自動設定布送りパルスに1
又は複数パルスを加算するよう構成したから、針棒下端
に二本以上の針を装着して縫製する場合に選択模様が直
線モード模様であつ7ても切替手段を操作すれば縫製可
能になると共に、このとき送りピッチが自動的に補正さ
れるので縫目ピッチは一本針縫の縫目ピッチと略等しく
なり、所定の縫目模様を正確に縫製できる効果がある。
なお、この発明の上記実施例では針振り、送り、スラ
イド針板、模様選択等に関連する各種の情報及びプログ
ラムをマイクロコンピューターの記憶回路(例えばR.
O.M)に記憶させたものを示したが、これら情報を磁
気テープや穿孔テープ等に記録したりまたはマトリック
ス回路により、各種のシーケンスを実行するようにして
も上述と同様の効果が得られる。
また、上記実施例では針棒及び送り歯をステッピング
モーター(パルスモーター)で駆動するものを示したが
、出力されるパルス(デジタル値)を制御回路内におい
て電圧(アナログ値)に変換(D/A変換)し、その電
圧に基いてサ−ボー・モーターを駆動制御するようにし
ても上述と同様の効果が得られる。
3 さらに、上記実施例では針孔開閉ソレノイドの
作用力によりスライド針板を往復動させるものを示した
が、針孔開閉ソレノイドの作用により他の駆動装置の作
用力をスライド針板に作用させるか否かを制御するよう
にしたものにおいても上述と4 同様の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はミシンの外観斜視図、第2図は制御回路、第
3図は針孔開閉装置の斜視図、第4図はクラッチ装置の
斜視図、第5図は振り・送りパルス発生器及び上下停止
パルス発生器の説明図、第6図はタイムチャート、第7
図はフローチャートてある。 16・・・・・・始動・停止ボタン、V・・・・・・始
動・停1スイッチ、27・・・・・切替レバー、31・
・・・・・針孔、33・・・・・スライド針板、37・
・・・・・電磁ソレノイド(作動手段)、45・ ・・
マイクロコンピューター、47・・・・・ステッピング
・モーター(駆動手段)、49・ ・・ブザー、69・
・・・・スライド針板検出器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の縫目模様に対応する模様情報を記憶した記憶
    手段と、記憶手段から模様情報を読み取つて出力する読
    み取り手段と、模様情報に基いて一縫目ごとの布送りピ
    ッチに関する布送り情報および針の振巾に関する針振り
    情報をパルス数に換算して出力する演算手段と、一縫目
    形成ごとに布送り情報および針振り情報を受けて発振器
    からの出力パルスを計数し各情報ごとに対応する数にな
    るまでその出力パルスを出力するゲート回路と、ゲート
    回路からの出力パルスを受けてその数に対応する移動量
    を布および針棒に与える布送り機構および針棒揺動機構
    とを備え、記憶手段に記憶された模様を選んで縫製可能
    としたミシンにおいて、ベット上面に設けた針孔をして
    直線縫いに適応する状態と千鳥縫いに適応する状態とに
    縮小・拡大するように二位置に移動可能としたスライド
    針板33と、各縫目模様に対応して記憶手段に記憶され
    た針孔情報を受けてスライド針板を二位置に移動するよ
    うに往復動可能とした作動手段37と、手動操作に関連
    して針孔拡大信号を出力可能とした切替手段27.Wと
    、針孔拡大信号を受けて針孔を千鳥縫いに適応する状態
    とするように針孔が直線縫いに適応する状態のときには
    記憶手段に記憶された針孔情報に優先して作動手段を作
    動し、針孔が千鳥縫いに適応する状態のときには作動手
    段を不作動とする制御回路55と、切替手段からの針孔
    拡大信号を受けて一縫目形成ごとに読み取り手段により
    読み取られた布送り情報に対応するゲート回路からの出
    力パルス数に特定パルス数を加えて布送り機構へ出力す
    る加算回路45、とを設けたことを特徴とするミシンの
    多本針切替装置。
JP10193580A 1980-07-25 1980-07-25 ミシンの多本針切替装置 Expired JPS6045547B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61281730A (ja) * 1985-06-07 1986-12-12 Matsushita Electric Works Ltd 電池式無線送信器
JPS61281731A (ja) * 1985-06-07 1986-12-12 Matsushita Electric Works Ltd 電池式無線送信器
JPH098676A (ja) * 1995-06-20 1997-01-10 Nippon Denki Musen Denshi Kk 無線通信給電システム

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JPS61281731A (ja) * 1985-06-07 1986-12-12 Matsushita Electric Works Ltd 電池式無線送信器
JPH098676A (ja) * 1995-06-20 1997-01-10 Nippon Denki Musen Denshi Kk 無線通信給電システム

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JPS5725884A (en) 1982-02-10

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