JP2002301290A - ボビンの下糸センサー - Google Patents

ボビンの下糸センサー

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JP2002301290A
JP2002301290A JP2001109434A JP2001109434A JP2002301290A JP 2002301290 A JP2002301290 A JP 2002301290A JP 2001109434 A JP2001109434 A JP 2001109434A JP 2001109434 A JP2001109434 A JP 2001109434A JP 2002301290 A JP2002301290 A JP 2002301290A
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light
bobbin
thread
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sensor
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JP2001109434A
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English (en)
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Masahiro Doikakiuchi
雅弘 土井垣内
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】下糸巻き手段によりボビンに巻かれた糸が所定
の位置に達した場合、例えばフランジの外径に近接した
位置に糸巻き量が達したことを検出する下糸センサー
に、乱反射して受光素子に入射する光を阻止すること 【解決手段】 下糸巻き手段により糸巻きされるボビン
に対して、発光素子と受光素子を備えた下糸センサーの
うち、特に受光素子に遮光部を設けることにより、乱反
射光の入射を阻止するようにした

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンの水平釜に
収納した状態のボビンに対して下糸を自動的に巻くため
の自動下糸巻き装置に関し、特に巻かれた下糸の巻き量
が所定量に達したことを検出するボビンの下糸センサー
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動下糸巻き装置は、例えば特開
平11−47480にあるように、ミシンの内釜に自由
回転可能に収納した状態のボビンに、外方に配置した糸
巻きから引き出された下糸を係止しておき、この下糸を
係止されたボビンを下糸巻き機構により回転することに
より、ボビンに下糸を巻回するものであり、さらにこの
下糸巻き機構によりボビンに巻かれた糸量が所定量に達
した場合に、これを検出して下糸巻き機構を停止するた
めの下糸センサーが配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6はボビンに下糸T
が下糸巻き機構により所定量巻かれた状態を示す要部平
面図であり、下糸巻きセンサー100は発光素子101
と受光素子102よりなる光センサーであり、図示しな
い下糸巻き機構を作動する前は、ボビン103のフラン
ジ104内に巻かれた下糸Tが縫製の進行により減少す
ると、発光素子101から出力された検出光L10、L
20がいずれも受光素子102に入射されるようにな
る。次に下糸巻き機構を作動開始してボビン103のフ
ランジ104内に下糸Tを所定量巻きつけて下糸巻き機
構を停止すべき状態になった時に、発光素子101から
出力された検出光L10、L20のうち、検出光L20
はこの巻き付けられた糸の外周面Tに当って遮光される
ため、受光素子に達する検出光の受光量が減少して非受
光状態となったことを検出可能に構成されている。
【0004】しかしながら、ボビン103のフランジ1
04内に下糸Tが所定量巻き付けられたとき、糸が光を
反射しやすい材質や色の場合には検出光の一部L30が
巻き付けられた糸の外周面Tに当って内釜105を保持
する外釜106の内周面106a方向に反射し、さらに
この内周面106aに当った検出光L30が乱反射して
受光素子102に入射してしまうことがあり、下糸セン
サーによる糸量検出時期がずれて巻き量が過大になるこ
とがあった。また、前述のように下糸巻き機構を作動し
てボビン103のフランジ104内に下糸Tを所定量巻
き付けたとき、発光素子101から照射された検出光の
一部L40が拡散して直接外釜106の内周面106a
に当り、この内周面に当った検出光L40が乱反射して
受光素子102に入射され、同様に糸量検出時期がずれ
て巻き量が過大になることがあった。
【0005】本発明はこの点に鑑みてなされたものであ
り、下糸センサーの受光素子に入射される光から外釜の
内周面に当って乱反射されてくる検出光を遮光する遮光
部材を設けることにより、ボビンに巻かれた糸量を正確
に検出可能とするボビンの下糸センサーを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明のボビン
の下糸センサーは、ミシンベッド下方の釜内に収納され
たボビンに対して、下糸を巻く下糸巻き手段により巻か
れた糸量を検出する下糸センサーにおいて、前記ボビン
に向けて検出光を出力する発光素子と、この発光素子か
ら出力された検出光であって、ボビンに糸が所定量巻か
れる前は通過した前記検出光を受光すると共に、前記下
糸巻き手段を作動してボビンに糸が所定量巻かれるとそ
の巻かれた糸の外周面によって前記検出光が減光されて
非受光となる受光素子と、この受光素子に乱反射光が入
射することを阻止するための遮光部とを備え、受光素子
による検出光の受光または非受光に関連して糸巻き信号
を出力する光センサーと、前記光センサから糸巻き信号
が出力されることに関連して下糸巻き手段を停止する制
御手段と、を備えたものである。
【0007】また、特許請求の範囲の請求項2に記載の
本発明のボビンの下糸センサーは、ミシンベッド下方の
釜内に収納されたボビンに対して、下糸を巻く下糸巻き
手段により巻かれた糸量を検出する下糸センサーにおい
て、前記ボビンに向けて検出光を出力する発光素子と、
前記発光素子から出力された検出光であって、ボビンに
糸が所定量巻かれる前は通過した前記検出光を受光する
と共に、前記下糸巻き手段を作動してボビンに糸が所定
量巻かれるとその巻かれた糸の外周面によって前記検出
光が減光されて非受光となる第1の受光素子と、この第
1の受光素子による検出光の受光または非受光に関連し
て糸巻き信号を出力する下糸巻きセンサーと、前記発光
素子から出力された検出光であって、ミシンを作動して
ボビンに糸が所定量減少する前はその巻かれた糸の外周
面によって前記検出光が減光されて非受光となり、ミシ
ンを作動してボビンに糸が所定量に減少すると通過した
前記検出光を受光する第2の受光素子と、この第2の受
光素子による検出光の受光または非受光に関連して糸無
し信号を出力する下糸残量センサーと、この第1の受光
素子または第2の受光素子の少なくとも一方に乱反射光
が入射することを阻止するための遮光部と、を備えたも
のである。
【0008】また、特許請求の範囲の請求項3に記載の
本発明のボビンの下糸センサーは、ミシンベッド下方の
釜内に収納されたボビンに対して、下糸を巻く下糸巻き
手段により巻かれた糸量を検出する下糸センサーにおい
て、前記ボビンに向けて検出光を出力する発光素子と、
前記発光素子から出力された検出光であって、ボビンに
糸が所定量巻かれる前は通過した前記検出光を受光する
と共に、前記下糸巻き手段を作動してボビンに糸が所定
量巻かれるとその巻かれた糸の外周面によって前記検出
光が減光されて非受光となる第1の受光素子と、この第
1の受光素子による検出光の受光または非受光に関連し
て糸巻き信号を出力する下糸巻きセンサーと、前記発光
素子から出力された検出光であって、ミシンを作動して
ボビンに糸が所定量減少する前はその巻かれた糸の外周
面によって前記検出光が減光されて非受光となり、ミシ
ンを作動してボビンに糸が所定量に減少すると通過した
前記検出光を受光する第2の受光素子と、この第2の受
光素子による検出光の受光または非受光に関連して糸無
し信号を出力する下糸残量センサーとを備え、この第1
の受光素子と第2の受光素子の配置位置を所定位置に配
置して一体化することができるセンサーカバーを設けた
ものである。
【0009】また、特許請求の範囲の請求項4に記載の
本発明のボビンの下糸センサーは、請求項3の第1の受
光素子と第2の受光素子を収納するセンサーカバーであ
って、両受光素子うち少なくとも一方の受光素子の前方
に乱反射光が入射することを阻止するための遮光部を備
えたことを特徴とする請求項3に記載のボビンの下糸セ
ンサー。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態により説明する。まず、本実施形態のミシンに装着さ
れたボビンの下糸巻きセンサーについて図1から図5に
より説明する。図1から図5は本発明に係るボビンの下
糸巻きセンサーの一実施形態を示すものであり、図1は
ボビンに下糸が所定量巻かれた状態を示す要部平面図、
図2は遮光部の一例を示す正面図、図3は遮光部の他例
を示す正面図、図4は光センサの検出回路図、図5はミ
シンの制御ブロック図である。
【0011】本実施形態のボビンの下糸巻きセンサー
は、水平釜を用いたミシンに使用されるものであり、水
平釜に装着された状態のボビンに対して自動下糸巻き装
置により糸巻きが行われるときに、所定量巻かれたこと
を検出して糸巻き動作を停止することができるようにさ
れている。
【0012】図1に示すように、本実施形態のボビンの
下糸巻きセンサー1は、検出光を出力する発光素子2
と、この検出光を受光する受光素子3(第1の受光素
子)よりなる下糸巻き光センサー4と、後述する、受光
素子3から出力される信号の受信に関連して下糸巻き機
構(図示しない)の駆動を停止する制御部(制御手段)5
とを有している。
【0013】6は水平釜であり、縫製動作時に、図示し
ない下軸に連動して図1において半時計方向へ正回転す
る外釜7を有している。この外釜7の内周面7aには外
釜の回転中心から偏心した位置にボビン収納穴8を配置
した内釜9が、外釜に対して摺動回転可能に配置され、
ミシンフレームに設けた内釜回り止め(図示しない)と
当接して停止するようになっている。このボビン収納穴
8は上方が開口部となっており、針板に装着した開閉カ
バー(図示しない)を通じて作業者が自由にボビン10
をこの収納穴に収納及び取り出し可能となっている。
【0014】このボビン10は中軸10aの両端に丸型
のフランジ10bを設けた形状になっている。前記光セ
ンサー4の発光素子2と受光素子3は、その水平釜6と
対向して両側に配置され、その検出光L1が、図1に示
すように、その水平釜6内に収納されたボビン10に巻
かれた下糸Tが前記フランジ10b内に略いっぱいにな
る所定量になったときにその下糸Tの外周面に当接して
遮光され糸巻き信号を出力するように配設されている。
【0015】また、11はボビンに巻かれた糸量が縫製
の進行により消費されて所定量まで減少したことを検出
するための下糸残量センサーである。この下糸残量セン
サー11は受光素子12(第2の受光素子)と発光素子
2とで構成される下糸残量光センサー13と、この受光
素子12からの出力信号により下糸Tが無い又は所定量
に減少したことを判別する制御部5とを備える。なお、
この受光素子12が検出する検出光を出力する発光素子
2は、前記受光素子3が検出する検出光を出力する発光
素子2と共通使用するようになっている。
【0016】この下糸残量センサー11の受光素子12
が検出する検出光L2は、下糸残量検出位置として、特
に縫製により下糸が消費されてボビンの中間軸10aに
接近した所定位置まで下糸Tの糸巻き径が減少した時
に、その糸巻きの外周面上を通過する光軸を検出して糸
巻き信号出力するように前記受光素子3と隣接配置され
ている。そして、受光素子3と受光素子12は樹脂など
により形成されたセンサカバー14によりが一体化され
ている。これによりそれぞれの受光素子3,12の配置
位置を正確に容易に位置決めすることができ、一度の取
り付け作業により容易にミシンの釜付近に取り付け可能
となっている。
【0017】図2は前記受光素子3及び受光素子12を
備えたセンサーカバー14の正面図であり、受光素子3
の前方のセンサーカバー14には受光素子3に検出光が入
射する検出光開口部14aが開口し、この検出光開口部
14aには図において右方向からに乱反射光が入射する
ことを阻止するための遮光部14bが、検出光開口部1
4aの略右半分を覆うように形成してある。
【0018】この遮光部14bの配置位置は乱反射光の
入射方向に対向するように配置するものであり、本実施
例では従来図の図6に示すように図2において右方向から
に乱反射光が入射することを前提にして遮光部14bの
配置位置が決定されており、釜やボビンの構成によって
乱反射光が本実施例以外の方向から入射する場合には、
その入射方向に対向する位置に遮光部14bを配置すれ
ば、前記効果と同様の効果を奏することができる。ま
た、受光素子12にも乱反射光が入射する場合には、受
光素子12の前方のセンサーカバー14に配置した検出
光開口部14cに対してその入射方向に対向する位置に
遮光部(図示せず)を配置すれば、前記効果と同様の効
果を奏することができる。
【0019】図3は本願発明の他の実施例を示すもので
あり、前記受光素子3に対して乱反射光が複数の方向か
ら入射する場合には、遮光部14bをそれぞれの入射方
向に対向するように配置するために、遮光部14bを検
出光開口部14aの略中心部に向けて円弧状に配置する
こともできる。受光素子12に対して乱反射光が複数の
方向から入射する場合にも遮光部14bを円弧状に配置
することは有効である。
【0020】図4は光センサ4、13共通の検出回路図
であり一方の回路図を省略してある。この図に示す通
り、可視光線または赤外線を発する発光素子2、この発
光素子2から発せられた検出光Lを検出する受光素子
3、12及び負荷抵抗15,16よりなる。前記制御部
5は、下糸巻き光センサ4による検知結果に基づいてボ
ビン10に巻かれた下糸量が所定量に達したかを判別す
るものであり、また下糸残量光センサー13により下糸
Tが無くなった又は所定量に減少したことを判別するも
のである。図1に示すように、光センサ4,13に電気
的に接続されている。そして、制御部5は、少なくとも
CPU41および適宜な容量のROM、RAMなどによ
り形成されたメモリ42を有しており、メモリには、前
記光センサ4、13から出力される前記検出信号を判別
するプログラムが格納されている。
【0021】つぎに、前述した構成からなる光センサー
4、13を備えたミシンの制御ブロック図を図5に示
す。前記光センサ4、13のセンサ出力は、制御手段5
のA/D変換器43を介してCPU41に出力される。
そして、CPU41は、A/D変換器43から送出され
る信号出力から、前記所定の判別を実行する。
【0022】制御手段5に入力される信号には、この他
ミシンで縫製する模様を選択するために他のスイッチと
独立配置され又は透明タッチスイッチで後述する表示装
置59と協働して他の模様編集等のスイッチ機能と共用
使用可能としたスイッチ群としての模様選択スイッチ5
1、ミシンの主軸に関連して装着され、ミシンの縫い速
度の検出、ミシンと同期し縫いデータの読み出し制御、
及び糸切り装置等の縫製装置の制御を行うのに必要な針
の上下位置パルス及び主軸の所定角度パルスの信号を発
生する主軸センサ52、ミシンの始動停止を指示する縫
製スタート/ストップスイッチ53、縫製終了後に自動
的に糸を切断するように糸切り装置を作動するための糸
切りスイッチ54が備えられている。
【0023】また、制御手段5から出力される信号によ
って制御される装置として、縫目形成に必要な上糸量を
制御手段5で計算し相当する上糸量を駆動モータ55a
で繰り出し、縫目形成に適宜のタイミングで供給するソ
レノイド55bを備えた上糸繰出機構55と、本体送り
装置を不使用とし刺繍モードに設定した場合において読
み出された縫いデータにより制御手段5から出力される
XY送り量に従って刺繍枠を2次元移動するように駆動
するXYモータ56a、56bを備えた刺繍装置56
と、縫製スタートスイッチのスタート・ストップの指令
に従い設定された縫い速度で主軸を通じて針や釜を駆動
・停止するように制御手段5で制御されるミシンモータ
57と、読み出された縫いデータの針振り量に従い上下
動する針と同期して針棒を左右に振る針振りモータ58
と、選択される模様及び選択模様の表示や、模様編集機
能の表示、ミシンの操作説明表示、及び透明タッチパネ
ルスイッチの裏面でそのスイッチ形状図形やスイッチ名
称機能の文字を表示する等を行う表示装置59と、前記
刺繍装置56を不使用にして本体の送りモードを有効に
した場合において、上下する針と同期して送りモータ6
0aを駆動することにより送り歯を前後送り運動または
横送り運動して布を送る布送り機構60が備えられてい
る。
【0024】61は水平釜6に収納された状態のボビン
10に対して下糸Tを自動的に巻くための自動下糸巻き
機構(下糸巻き手段)であり、この自動下糸巻き機構
は、ミシン上方に配置した糸巻きから引き出され上下動
する天秤及び針を通じて上糸として消費される糸を、係
止部材により水平釜6に収納された状態のボビン10に
係止するものと、下糸専用糸巻きを設けこれを同様にボ
ビンに係止するものとがある。
【0025】ボビン10に糸が無くなったことを判別し
た時に、自動的に、または手動によりスイッチ操作を行
なうと、アクチュエータが作動して外釜とボビンを機構
的に連結され、次にミシンモータ(下糸巻きモータ)が
作動して外釜を正回転すると前記機構的な連結によりボ
ビンも回転駆動することにより、前記係止された糸がボ
ビンに巻かれるものである。糸巻き終了すると糸切り部
が作動して自動糸切りされ、ミシンモータが駆動すると
ボビンに巻かれたこの新たな下糸Tにより縫目形成が行
なわれるようになっている。
【0026】62は針棒切り外し機構であり、主軸と針
棒の連結を切り外して、ミシンモータ駆動時に針を上位
置、または下位置に停止可能とするものである。63は
糸切り装置であり、アクチュエータを作動して可動メス
を下軸に連動させ、ミシンモータを駆動すると可動メス
が切断すべき糸を捕捉して固定メスに案内し、糸を切断
するように構成されている。
【0027】本実施形態の作用について図1により説明
する。下糸Tがボビン10に充分に巻かれている時は、
下糸Tの外周径が大きいために、下糸残量センサー11
の受光素子12が検出すべき検出光L2が遮光状態とな
り、受光素子12は最小電流を出力している。次に、ス
タートスイッチ53が操作されてミシンモータ57が作
動して縫製が行われるようになると、発光素子2が点灯
し、前記ボビン10に巻かれた下糸Tが消費されてボビ
ン10に巻回された下糸Tの外周径が順次小さくなって
いく。ボビン10に巻回された下糸Tの外周径が、ボビ
ン10の中軸10a付近までくると、受光素子12に検
出光L2が徐々に入射しはじめ、出力電流が増大し始め
る。
【0028】そしてこの受光素子12の出力信号が所定
の閾値に達する値(糸無し信号)になるとボビンに下糸
Tが少なくなった又は無くなったことを制御部5が判断
して、縫製を終らせ、または作業者に警告する。このと
き、外釜7や内釜9などに乱反射して受光素子12に検
出光L2以外の光が異なる入射角度で入射する場合に
は、予めこの角度に対向する遮蔽部を受光素子12の前
面に配置することで、糸が残っている状態で糸無しの誤
検知をすることを防止できる。
【0029】また、制御部5による受光素子12の出力
電流を判別する検出時期を主軸センサ52から出力され
る所定の主軸回転位置とすることにより、下糸Tが減少
したときに検出光L2を確実に検出することができる。
ボビン10に下糸Tが無くなったまたは所定量に減少し
たことを判別した時に、制御部5は自動的に、または手
動により下糸巻き機構61の作動開始スイッチ操作を行
なうと、ミシン上方に配置した糸巻きから引き出され上
下動する天秤及び針を通じて上糸として消費される糸
を、係止部材により水平釜6に収納された状態のボビン
10に係止するか、下糸専用糸巻きを設けこれを同様に
ボビン10に係止するかを、自動的に判別して実行す
る。
【0030】刺繍縫い時は下糸専用糸によりボビン10
に下糸Tを供給することが有利であり、また直線やジグ
ザグ縫いなどの実用縫い時は上糸と同じ糸を下糸Tにす
るために、上糸をボビン10に巻く方が都合がいい場合
が多い。さらに作業者が選択するできるように事前に設
定スイッチを設けて、ボビン10に巻き付ける下糸Tを
選択できるようにしておくこも可能である。
【0031】次に、針棒切り外し機構62を作動して針
棒と主軸との連結を切り外して針棒を所定位置に停止す
る。この停止位置は、上糸をボビンに供給する場合は針
棒を下位置で停止して、針を通じてボビンに糸を引き出
しやすくし、また、下糸専用糸をボビンに供給する場合
は上位置に停止する。次に、下糸巻き機構61のアクチ
ュエータ(図示せず)が作動して外釜の回転をボビンに
伝達する駆動ギヤが連結される。その後下糸巻きモータ
としてのミシンモータ57が作動して外釜7を正回転す
るとボビン10も回転駆動することにより、前記係止さ
れた糸が下糸としてボビン10に巻かれるものである。
【0032】このミシンモータ57が作動すると、下糸
巻きセンサ1の発光素子2が点灯し、発光素子2から出
力された検出光L1が直接受光素子3に達するため、受
光素子3の出力信号が最大値となって制御部5に入るの
で、制御部5は下糸Tの巻き量が所定量に達していない
ことを判断してミシンモータ57の作動を継続する制御
を行なう。これにより、前記ボビン10に巻回された下
糸Tの外周径が順次大きくなっていく。
【0033】ボビンに巻回された下糸Tの外周径が、図
1に示すように、ボビン10のフランジ10bの外方近
くまで巻かれる所定の位置までくると、受光素子3に達
する検出光L1が徐々に減少し始め、出力電流が徐々に
低下してくる。そしてこの受光素子3の出力電流が所定
の閾値まで減少する値(糸巻き信号)になると、制御部
5はボビンに下糸Tが所定量巻かれたことを判断して、
ミシンモータ57の作動を自動停止させ、または作業者
に終了したことを表示手段又はブザー等で告知する。
【0034】このとき、外釜7や内釜9などに乱反射し
て受光素子3に検出光L1以外の光が検出光L1と異な
る入射角度で入射する場合には、予めこの角度に対向す
る遮蔽部14bを受光素子3の前面に配置することで、
糸巻きが所定値に達して検出光L1が巻かれた糸の外周
面で遮光されて受光素子3に入射されなくなったとき
も、乱反射光が入射して糸巻き終了を誤検知することを
防止することができる。
【0035】また、制御部5による受光素子3の出力電
流を判別する検出時期を主軸センサ52から出力される
所定の主軸回転位置とすることにより、下糸Tが所定量
巻かれたときに検出光L1の減少を確実に検出すること
ができる。このようにして、ミシンモータ57の作動を
停止させた後は、糸切り装置63が作動して自動糸切り
され、さらに針棒切り外し装置62を駆動して主軸と針
棒の連結操作が自動的に行なわれる。
【0036】作業者はスタートスイッチ53を操作する
ことによりミシンモータ57が作動して前回ミシンが停
止した位置から縫製を再開することができる。また、刺
繍縫いの場合には下糸巻き装置が停止すると直ちにミシ
ンモータ57を立ちあげて刺繍縫いを続行することによ
り、長時間かかるような刺繍縫いを無人で行なうことが
でき、長時間ミシンを監視するために拘束されることか
ら開放される。
【0037】また、本発明は、前記各実施形態に限定さ
れるものではなく、必要に応じて種々変更することがで
きる。例えば、受光素子3を検出する検出光L1はボビ
ン内で略一杯に巻かれるような所定位置を検出するよう
にしているが、巻き量の検出を中量、または少量を検出
可能とするように複数も設け、選択スイッチにより選択
可能にしてもよい。また、糸巻き量の最大値を受光素子
3で検出するようにして、中量、または少量に対応する
ミシンモータまたは主軸の回転数を予めメモリに記憶し
ておき、糸巻き中にミシンモータまたは主軸の回転数が
この設定値になった場合に糸巻き装置を自動停止するよ
うにしてもよい。また、巻く糸が太い場合には設定値と
して、例えば中量巻く前に糸巻き径が検出光L1を遮光
することがあるから、ミシンモータまたは主軸の回転数
を検出しながら、受光素子3の出力電流も監視するよう
にして、巻き過ぎを防止するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の本
発明のボビンの下糸センサーによれば、下糸巻きセンサ
ーが検出すべき糸巻き量がボビンのフランジの外径に近
接した位置にある場合には、下糸残量センサーが検出す
べきボビンの中軸付近と比較して、外釜の内側で検出光
が乱反射して受光素子に入射しやすくなり、特に糸が光
を反射しやすい性質のものである場合には乱反射光によ
り、糸巻きを巻きすぎる恐れがある。下糸巻き機構によ
りボビンに下糸を所定量に糸巻きした場合に検出する下
糸巻きセンサーに乱反射光を遮光する遮光部を設けたの
で、糸巻き量を正確に検出することができる効果を奏す
る。
【0039】また、請求項2によれば、下糸巻きセンサ
ーと下糸残量センサーとを備え、それぞれのセンサーの
受光素子が検出する検出光を発生する発光素子を共通し
て使用することで、発光素子の設置個所を狭いスペース
に納めることができる。しかし、検出光を下糸巻きセン
サーと下糸残量センサーに達するように検出光の光軸を
広げて出力することが求められるために、乱反射光が発
生して受光素子に入射しやすくなる。このため、乱反射
光が入射する少なくとも一方の受光素子にこの乱反射光
を遮光する遮光部を設けることにより、それぞれの検出
を正確に行なえるようになるという効果を奏する。
【0040】また、請求項3によれば、下糸巻きセンサ
ーと下糸残量センサーとを備え、それぞれのセンサーの
受光素子をセンサーカバーに収納してミシンに設置する
ことで、それぞれの受光素子の配置位置を正確に容易に
位置決めすることができ、一度の取り付け作業により容
易にミシンの釜付近に取り付けが行なえるようになると
いう効果を奏する。
【0041】また、請求項4によれば、下糸巻きセンサ
ーと下糸残量センサーとを備え、それぞれのセンサーの
受光素子をセンサーカバーに収納してミシンに設置する
ものにおいて、さらにこのセンサーカバーの受光素子の
前面に遮光部を形成するようにしたので、遮光部の取り
付けを簡易に、正確に行なえるようになるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るボビンの下糸センサーの一実施
形態の要部の平面図
【図2】 本発明に係るボビンの下糸センサーの遮光部
の一例を示す正面図
【図3】 本発明に係るボビンの下糸センサーの遮光部
の他例を示す正面図
【図4】 本発明に係るボビンの下糸センサーを適用し
た検出回路図
【図5】 本発明に係るボビンの下糸センサーを適用し
たミシンの制御ブロック図
【図6】 従来のボビンの下糸センサーの要部の平面図
【符号の説明】
1・・下糸巻きセンサー 2・・発光素子 3・・受光素子 4・・下糸巻き
光センサー 5・・制御部(制御手段) 6・・水平釜 7・・外釜 7a・・内周面 8・・ボビン収納穴 9・・内釜 10・・ボビン 10a・・中軸 10b・・フランジ 11・・下糸残
量センサー 12・・受光素子 13・・下糸残
量光センサー 14・・センサカバー 14a・・検出
光開口部 14b・・遮光部 14c・・検出
光開口部 52・・主軸センサ 53・・スター
ト/ストップスイッチ 61・・下糸巻き機構(下糸巻き手段)62・・針棒切
り外し機構 L1、L2・・検出光 T・・下糸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシンベッド下方に配置した釜内に収納さ
    れたボビンに対して、下糸を巻く下糸巻き手段により巻
    かれた糸量を検出する下糸センサーにおいて、 前記ボビンに向けて検出光を出力する発光素子と、この
    発光素子から出力された検出光であって、ボビンに糸が
    所定量巻かれる前は通過した前記検出光を受光すると共
    に、前記下糸巻き手段を作動してボビンに糸が所定量巻
    かれるとその巻かれた糸の外周面によって前記検出光が
    減光されて非受光となる受光素子と、この受光素子に乱
    反射光が入射することを阻止するための遮光部とを備
    え、受光素子による検出光の受光または非受光に関連し
    て糸巻き信号を出力する光センサーと、 前記光センサから糸巻き信号が出力されることに関連し
    て下糸巻き手段を停止する制御手段と、を備えたことを
    特徴とするボビンの下糸センサー。
  2. 【請求項2】ミシンベッド下方の釜内に収納されたボビ
    ンに対して、下糸を巻く下糸巻き手段により巻かれた糸
    量を検出する下糸センサーにおいて、 前記ボビンに向けて検出光を出力する発光素子と、前記
    発光素子から出力された検出光であって、ボビンに糸が
    所定量巻かれる前は通過した前記検出光を受光すると共
    に、前記下糸巻き手段を作動してボビンに糸が所定量巻
    かれるとその巻かれた糸の外周面によって前記検出光が
    減光されて非受光となる第1の受光素子と、この第1の
    受光素子による検出光の受光または非受光に関連して糸
    巻き信号を出力する下糸巻きセンサーと、 前記発光素子から出力された検出光であって、ミシンを
    作動してボビンに糸が所定量減少する前はその巻かれた
    糸の外周面によって前記検出光が減光されて非受光とな
    り、ミシンを作動してボビンに糸が所定量に減少すると
    通過した前記検出光を受光する第2の受光素子と、この
    第2の受光素子による検出光の受光または非受光に関連
    して糸無し信号を出力する下糸残量センサーと、 この第1の受光素子または第2の受光素子の少なくとも
    一方に乱反射光が入射することを阻止するための遮光部
    と、を備えたことを特徴とするボビンの下糸センサー。
  3. 【請求項3】ミシンベッド下方の釜内に収納されたボビ
    ンに対して、下糸を巻く下糸巻き手段により巻かれた糸
    量を検出する下糸センサーにおいて、 前記発光素子から出力された検出光であって、ボビンに
    糸が所定量巻かれる前は通過した前記検出光を受光する
    と共に、前記下糸巻き手段を作動してボビンに糸が所定
    量巻かれるとその巻かれた糸の外周面によって前記検出
    光が減光されて非受光となる第1の受光素子と、この第
    1の受光素子による検出光の受光または非受光に関連し
    て糸巻き信号を出力する下糸巻きセンサーと、 前記発光素子から出力された検出光であって、ミシンを
    作動してボビンに糸が所定量減少する前はその巻かれた
    糸の外周面によって前記検出光が減光されて非受光とな
    り、ミシンを作動してボビンに糸が所定量に減少すると
    通過した前記検出光を受光する第2の受光素子と、この
    第2の受光素子による検出光の受光または非受光に関連
    して糸無し信号を出力する下糸残量センサーとを備え、 この第1の受光素子と第2の受光素子の配置位置を所定
    位置に配置して一体化することができるセンサーカバー
    を設けたことを特徴とするボビンの下糸センサー。
  4. 【請求項4】請求項3の第1の受光素子と第2の受光素
    子を収納するセンサーカバーであって、両受光素子うち
    少なくとも一方の受光素子の前方に乱反射光が入射する
    ことを阻止するための遮光部を備えたことを特徴とする
    請求項3に記載のボビンの下糸センサー。
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