JPS60192584A - ウ−ロン茶焼酎の製造方法 - Google Patents

ウ−ロン茶焼酎の製造方法

Info

Publication number
JPS60192584A
JPS60192584A JP59048550A JP4855084A JPS60192584A JP S60192584 A JPS60192584 A JP S60192584A JP 59048550 A JP59048550 A JP 59048550A JP 4855084 A JP4855084 A JP 4855084A JP S60192584 A JPS60192584 A JP S60192584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oolong tea
shochu
koji
rice
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59048550A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6155944B2 (ja
Inventor
Yuichi Morita
雄一 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP59048550A priority Critical patent/JPS60192584A/ja
Publication of JPS60192584A publication Critical patent/JPS60192584A/ja
Publication of JPS6155944B2 publication Critical patent/JPS6155944B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ウーロン茶焼酎の新規な製造方法に関する。
従来、焼酎の原料として酒粕又は、米、麦等の穀類、芋
、かんしょ、ばれいしょ等の野菜類等が広く用いられて
おり、これらの焼酎は何れも独特の臭みがあり、特に穀
類、野菜類等を原料とする焼酎においては、穀類、野菜
類等に含まれる油分がそのまま焼酎中に混入し、油臭が
強く、美味でまろやかな焼酎を得ることが困難であった
例えば、米製焼酎においては、米すなわち、糠の臭いが
強くかつ米中に含有される油分がそのまま除去されずに
焼酎中に残留し、糠臭と油臭とで口当りが悪く、しかも
法自体が荒いため、男性はもとよりのこと特に女性にと
っては飲用困難であった。
又芋焼酎においても、焼酎の味そのものに原料のさつま
芋の味がそっくりそのまま強く反映され、芋の臭いの嫌
いな人は飲用困難であった。しかも、病気等にかかって
傷んださつま芋が原料中に混入していた場合、悪臭の発
生が特に顕著であリ、この臭いを取除くことは困難であ
った。
更に蒸溜時にさつま芋中に含有される油分を除去するこ
とも困難であり、製品の焼酎中に該油分が含有され油臭
が著しく、これに慣れるまでに大変であると共に、特に
女性においては飲用困難であった。
このため、異臭がなく、味がまろやかで女性においても
飲み易く、美味な焼酎の開発が強く望まれていた。
本発明は、上記要望に応えるためになされたものであり
、焼酎の製造工程中にウーロン茶を添加し、該ウーロン
茶の醗酵作用で焼酎原料中に含有する原料臭、油臭を除
去し、まろやか、かつ美味なウーロン茶焼酎を得ること
を目的とするものである。
以下実施例にもとづいて本発明を説明すると、麹米用の
米を蒸し、蒸し上ったら一旦冷却し、この蒸し米に種麹
を混合し、一定時間経過後これを取出して製麹棚に移し
、一定の温度調整をしながらよく攪拌混合して製麹をす
る。この麹を取出して水と酵母を加えて攪拌混合し、一
定温度を保持しながら一定時間経過すると酒母すなわち
一次醪ができ上がる。
この−次醪を取出して二次仕込み容器に移すと共に米、
芋等の穀類、野菜類等を蒸した原料と水を混合し、同時
にウーロン茶を混合する。そして、一定温度を保持して
一定時間静置すると容器内で熟成が行なわれ、ウーロン
茶のエキス分が醪の醗酵作用で醪中に溶出し、このエキ
ス分の醗酵作用でウーロン茶の香りの漂う醪ができ上が
る。
この醪を取出して蒸溜機にかけ、ウーロン茶焼酎が得ら
れる。このウーロン茶焼酎は、ウーロン茶の醗酵作用で
焼酎原料中に含有する原料臭、油臭を除去し、まろやか
、かつ美味で丸味のあるウーロン茶のよい香りがただよ
う焼酎である。
実施例1 16製麹米 400Kg 2、種 @ 400g 3、原料米 800Kg 4、酵 母 1,200cc 5、ウーロン茶 10Kg 6、水 1 、920文 上記の原料を用いて以下の方法でウーロン茶焼酎2.0
87文が得られた6 先ず、製麹用の米400Kgを45〜50分間水に浸漬
した後、麹ドラムで50分前後未来蒸す。
蒸し上がった米を麹ドラムの中で、45℃になるまで送
風機により冷却し、この冷却された蒸米中に種麹400
gを30分間前後を要して混合し、この種麹をかけた蒸
米を37°C〜38°Cの温度を保持するように温既調
節する。このまま17〜18時間静置した後、麹ドラム
より取出して製麹棚に移し、34〜35°Cの温度を保
持するように温度調整をし、8〜9時間経過後、製麹棚
内の麹米の温度が平均に保持されるようによく攪拌混合
し、この手入れの後、更に10時間前後経過後、製麹棚
から麹米を取出し、−次仕込の段階に移行する。
一次仕込タンクに水4805Lを入れ、その中に前記麹
米400Kgと酵母1,200ccを入れてよく攪拌混
合し、23〜24°Cに温度を保持するように温度調整
し、そのまま約−週間静置すると、醗酵に必要な酒母、
すなわち−次醪ができ上がる。
この−次醪をポンプを介して二次仕込タンクに移替え、
このタンクに蒸した原料米800Kgと水1.440文
を加えて一次醪とよく混合し、同時にウーロン茶10K
gを加えて混合する。
この二次仕込時の醪の温度を24〜25°Cになるよう
に調整し、醗酵中温度が上昇するが、醪の最高温度を3
5°Cまでに押えるように適時温度調整を行う。そして
、約2週間タンク中に静置すると熟成が終り、ウーロン
茶のエキス分の溶出した二次階ができ上がる。
この熟成中においてウーロン茶自体も醗酵し、この醗酵
に伴ってウーロン茶のエキス分が醪中によく溶出して熟
成中の醪に作用し、糠臭、油臭等の異臭を消去すると同
時にまろやかな丸味のある醪に変化する。
この一次醪をポンプを介して蒸溜機に移送し、酸中に直
接高圧蒸気を吹き込み、上方に上がった蒸気をステンレ
ス製蛇管の中を通し、外部から水により冷却して、2.
087fLのウーロン茶焼酎が得られた。
このウーロン茶焼酎は、ウーロン茶の醗酵作用で焼酎原
料中に含有する原料臭、油臭を除去し、まろやか、かつ
美味で丸味のあるウーロン茶のよい香りがただよう焼酎
である。
米製焼酎とウーロン茶焼酎の比較 ※色については、白濁と表現したが、実際は澄んでいな
く、幾分濁っていると言う意味である。これは出荷する
までには、何回も漏過し、最終的には無色透明の商品に
なるが、若干の薄茶色が残る実施例2 1、製麹米 400Kg 2、種 @ 400g 3、原料米 2.loOKg 4、酵 母 1,200cc 5、ウーロン茶 10Kg 6、水 1,710文 上記原料を用いてウーロン茶焼酎1.9721が得られ
た。
先ず、製麹用の米400Kgを45〜50分間水に浸漬
した後、麹ドラムで50分前後未来蒸す。
蒸し上がった米を麹ドラムの中で、45℃になるまで送
風機により冷却し、この冷却された蒸米中に種麹400
gを30分間前後を要して混合し、この種麹をかけた蒸
米を37℃〜38℃の温度を保持するように温度調節す
る。このまま17〜18時間静置した後、麹ドラムより
取出して製卿棚に移し、34〜35℃の温度を保持する
ように温度調整をし、8〜9時間経過後、製麹棚内の麹
米の温度が平均に保持されるようによく攪拌混合し、こ
の手入れの後、更に10時間前後経過後、製麹棚から仰
米を取出し、−次仕込の段階に移行する。
一次仕込タンクに水480文を入れ、その中に前記麹米
400Kgと酵母1,200ccを入れてよく攪拌混合
し、23〜24℃に温度を保持するように温度調整し、
そのまま約−週間静置すると、醗酵に必要な酒母すなわ
ち一次醪ができ上がる。
この−吹酸をポンプを介して二次仕込タンクに移替え、
このタンクに蒸した原料芋2.loOKgと水1,23
0Qを加えて一次醪とよく混合し、同時にウーロン茶1
0Kgを加えて混合する。
この二次仕込時の醪の温度を24〜25℃になるように
調整し、醗酵中湿度が上昇するが、醪の最高温度を35
℃までに押えるように適時温度調整を行う。そして約2
週間タンク中に静置すると熟成が終り、ウーロン茶のエ
キス分の溶出した一次醪ができ上がる。
この熟成中においてウーロン茶自体も醗酵し。
この醗酵に伴って、ウーロン茶のエキス分が酸中によく
溶出して熟成中の醪に作用し、芋臭、油臭等の異臭を消
去すると同時にまらやかな丸味のある醪に変化する。
この一次醪をポンプを介して蒸溜機に移送し、酸中に直
接高圧蒸気を吹き込み、上方に上がった蒸気をステンレ
ス製蛇管の中を通し、外部から水により冷却して、1.
972fLのウーロン茶焼酎が得られた。
このウーロン茶焼酎は、ウーロン茶の醗酵作用で焼酎原
料中に含有する原料臭、油臭を除去し、まろやか、かつ
美味で丸味のあるウーロン茶のよい香りがただよう焼酎
である。
革製焼酎とウーロン茶焼酎の比較 ※色については、白濁と表現したが、実際は澄んでいな
く、幾分濁っていると言う意味である。これは出荷する
までには何回も漏過し、最終的には無色透明の商品にな
るが、若干の薄茶色が残る。
特 許 出 罪 人 森 1) 雄 −手続補正書 1、事件の表示 昭和59年特許願第48550号 2 発明の名称 ウーロン茶焼酎の製造方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 鹿児島県加世田市唐仁原6139番地 森田雄− 4代理人 東京都港区虎ノ門2−5−2 自 発 特許請求の範囲 製麹用の米を蒸しだ後種麹をかけ一定時間、一定温度層
下で静置した後製麹棚に移しよく攪拌混合して一屋時間
一定温度下で静置して一次階とし、この−次階に米と水
を加えてよく攪拌混合し同時にウーロン茶、を加えて攪
拌混合して二次階とし、この二次階を所定時間静置して
ウーロン茶のエキス分が溶出するまで熟成せしめ、熟成
した二次階を蒸溜して焼酎を得るようにしたウーロン茶
焼酎の製造方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 製麹用の米を蒸した後種麹をかけ、一定時間、一定温度
    下で静置した後、製麹棚に移し、よく攪拌混合して一定
    時間一定温度下で製麹し、この麹米を一次仕込タンクに
    移して水と酵母を加えてよく攪拌混合し、一定時間一定
    温度下で静置して一次階とし、この−次階を二次仕込タ
    ンクに移して米、芋等の穀類、野菜類等を蒸した原料と
    水を加えてよく攪拌混合し、同時にウーロン茶を加えて
    攪拌混合し、この二次仕込時の醪の温度を24〜25°
    Cになるように調整すると共に醪の最高温度を35℃以
    上にならないように調整してウーロン茶の醗酵を促進し
    、上記温度下において約二週間静置してウーロン茶のエ
    キス分が溶出した二次階を熟成し、この二次階を既知の
    蒸溜機で蒸溜したことを特徴とするウーロン茶焼酎の製
    造方法。
JP59048550A 1984-03-14 1984-03-14 ウ−ロン茶焼酎の製造方法 Granted JPS60192584A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59048550A JPS60192584A (ja) 1984-03-14 1984-03-14 ウ−ロン茶焼酎の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59048550A JPS60192584A (ja) 1984-03-14 1984-03-14 ウ−ロン茶焼酎の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60192584A true JPS60192584A (ja) 1985-10-01
JPS6155944B2 JPS6155944B2 (ja) 1986-11-29

Family

ID=12806478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59048550A Granted JPS60192584A (ja) 1984-03-14 1984-03-14 ウ−ロン茶焼酎の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60192584A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6152271A (ja) * 1984-08-22 1986-03-14 Shirahana Syuzo Kk 焼酎の製造方法
CN102143691A (zh) * 2008-08-29 2011-08-03 (株)韩国巴碧斯R&D 食用植物或食用动植物发酵物制备方法、以及由该方法制备的食用植物或食用动植物发酵物及包含该发酵物的食品
CN102199503A (zh) * 2010-03-25 2011-09-28 牛乃秀 一种普洱酒制备新方法
CN102925331A (zh) * 2012-10-26 2013-02-13 李平凡 一种茶酒及其制备方法
CN103992909A (zh) * 2014-05-30 2014-08-20 浙江农林大学天目学院 一种蟾皮酒的生产方法
WO2022137739A1 (ja) * 2020-12-25 2022-06-30 サントリーホールディングス株式会社 ジャスミン焼酎

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6152271A (ja) * 1984-08-22 1986-03-14 Shirahana Syuzo Kk 焼酎の製造方法
CN102143691A (zh) * 2008-08-29 2011-08-03 (株)韩国巴碧斯R&D 食用植物或食用动植物发酵物制备方法、以及由该方法制备的食用植物或食用动植物发酵物及包含该发酵物的食品
JP2011529702A (ja) * 2008-08-29 2011-12-15 ファービス アールアンドディー コリア カンパニー リミテッド 食用植物または食用動植物発酵物の製造方法、及びその食用植物または食用動植物発酵物、並びにその食品
US9441257B2 (en) 2008-08-29 2016-09-13 Pharvis R&D Korea Co., Ltd. Method for producing fermented edible plants or edible animal/plants, fermented edible plants or edible animal/plants produced by same, and foods containing same
CN102199503A (zh) * 2010-03-25 2011-09-28 牛乃秀 一种普洱酒制备新方法
CN102925331A (zh) * 2012-10-26 2013-02-13 李平凡 一种茶酒及其制备方法
CN103992909A (zh) * 2014-05-30 2014-08-20 浙江农林大学天目学院 一种蟾皮酒的生产方法
WO2022137739A1 (ja) * 2020-12-25 2022-06-30 サントリーホールディングス株式会社 ジャスミン焼酎

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6155944B2 (ja) 1986-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108441381A (zh) 一种浓香白酒酿造工艺
JPS60192584A (ja) ウ−ロン茶焼酎の製造方法
JPS63276477A (ja) 木犀焼酎の製造方法
CN114317184B (zh) 一种酱香型白酒及其制备方法
JPS60133872A (ja) 笹蒸留酒
KR100198094B1 (ko) 사과성분이 함유된 사과고추장의 제조방법
JPS59162870A (ja) 紅花焼酎の製造法
JP4565138B2 (ja) 酒類及びその製造方法
JPH0257172A (ja) 梅焼酎の製造法
US1720329A (en) Manufacture of fermented beverages of reduced alcohol content
JP2017169492A (ja) 焙煎麦麹の製造方法および麦焼酎の製造方法
JPS59227292A (ja) 焼酎製造法
JPS60164474A (ja) コ−ヒ−焼酎の製造法
JP2007020514A (ja) 黒大豆焼酎及びその製造方法
JPH0279965A (ja) 酒類、甘味食品の製造法
US2070794A (en) Method of treating oakwood for the aging of spirituous liquors
JPS6131079A (ja) 菜種子を原料とする焼酎の製造方法
JPS6170968A (ja) 海藻酒の製法
JP3397270B2 (ja) 酒類の製造方法
JP2020054295A (ja) アルカリ性焼酎及びその製造方法
JPS6094083A (ja) 乙類しようちゆうの香味の改善法
JPH07135954A (ja) 梅酒の製造方法
JPS6174569A (ja) 米胚芽焼酎の製造方法
JPS60234563A (ja) 高蛋白分解低臭みその製造法
JPH02154677A (ja) レモングラス焼酎の製造方法