JPS60191811A - 車両用サスペンシヨン制御装置 - Google Patents

車両用サスペンシヨン制御装置

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JPS60191811A
JPS60191811A JP4754184A JP4754184A JPS60191811A JP S60191811 A JPS60191811 A JP S60191811A JP 4754184 A JP4754184 A JP 4754184A JP 4754184 A JP4754184 A JP 4754184A JP S60191811 A JPS60191811 A JP S60191811A
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JP
Japan
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steering
vehicle
damping force
variable
roll
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JP4754184A
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Takeshi Ito
健 伊藤
Toru Takahashi
徹 高橋
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/015Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両の転舵時における操縦安定性を向上さ
せることが可能な車両用サスペンション制御装置に関す
る。
〔従来技術〕
本出願人は、先に特願昭58−192220により、第
1図に示すような車両用サスペンション制御装置を提案
済みである。ずなわち、1は車速検出器であって、車速
に比例したパルス周期のパルス信号D I)を出力する
。2は操舵角検出器であって、ステアリングシャフトに
取り付けた等角間隔のスリットを形成しζなるスリット
板、このスリット板のスリットを挟んで対向するフォト
インタプラタ等によって構成され、フォトインタプラタ
からステアリングシャフトの回動角に対応するパルス数
のパルス信号Dθを出力すると共に、ステアリングシャ
フトの回動方向及び中立位置を表す検出信号DIを出力
する。
3は制御装置であって、タイマ4a及びカウンタ4bを
内蔵したマイクロコンピュータ4で構成され、車速検出
器1の車速検出信号DPと、操舵角検出器2の検出信号
Dθ及びDIとが入力インターフェイス4Cを介して供
給されている。この制御装置3は、所定時間毎に車速検
出器1の検出信号D J)のパルス間隔をタイマ4aで
計測して車速に相当する車速変数Vとして順次更新記憶
すると共に、操舵角検出器2の操舵角検出信号Dθをカ
ウンタ4bでa1数し、且つ検出信号DIによってカウ
ンタ4bの加算計数又は減算計数及び中立状態を表ずリ
セット状態を制御するごとにより、ステアリングシャフ
トの回動角即ち操舵角を算出し、これを操舵角変数θと
して順次更新記憶し、これら車速変数■及び操舵角変数
θが夫々所定値以上となったときに、車両の前輪側及び
後輪側に配設された捩り剛性可変スタビライザ6のロー
ル剛性を高める制御信号CSを駆動回路5に出力するよ
うに構成されている。したがって、車速及び操舵角が所
定設定値以上となったときに、車両のローリングを抑制
するようにして、ロールステアを小さくし、車両のステ
ア特性をニュートラルステアに近づけるように制御し、
転舵時の操縦安定性を確保するようにしている。
しかしながら、このような車両用サスペンションジョン
制御装置にあっては、tll−に車両の車速及び操舵角
が所定設定値以上となったときに、捩り剛性可変スタビ
ライザのロール剛性を高めるように制御しているだけで
あるため請求心加速度と旋回半径比との関係を示す第2
図の実験結果から明らかなように請求心加速度が小さい
範囲では、捩り剛性可変スタビライザ6のロール剛性が
低い状態では、実線図示の曲線Xで示す如く車両がアン
ダステア化しており、この状態から車速及び操舵角が所
定値以上となったときに、捩り剛性可変スタビライザの
ロール剛性を高めることにより、点線図示の曲線Yで示
す如く車両のステア特性をニュートラル化することが可
能であるが請求心加速度が大きくなると、ステア特性に
対して荷重移動によるステア効果の影響が支配的となる
ので、ステア特性をニュートラル化して操縦安定性を確
保すると共に、限界性能を向上させるまでには敗らなか
った。
〔発明の目的〕
この発明は、このような課題に着目してなされたもので
あり、ステア特性に対し荷重移動によるステア効果が支
配的となる高求心加速度領域においては車両の前後のロ
ール剛性分担率を制御するか又はその制御に加えて減衰
力可変ショックアブソーバの減衰力を高める制御を行う
ことにより、ステア特性をニュートラル化すると共に、
限界点の向上を図り、以って、前記課題を達成すること
を目的としている。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するために、この発明は、車両の前輪側
及び後輪側に夫々配設した、制御信号の人力により、ロ
ール剛性を変化させることが可能なロール剛性可変機構
付サスペンション装置と、車両重心点の心加速度を検出
する心加速度検出手段と、該求心加速度検出手段の検出
信号が入力され、これに基づき前記制御信号を出力する
制御装置とを備え、前記制御装置は、前記求心加速度検
出手段の検出値が、ローリングによるロールステア効果
がステア特性に影響する低加速度領域と横方向荷重移動
量によるステア効果がステア特性に影響する高加速度領
域との境界設定値を越えたか否かを判定する心加速度判
定手段と、該求心加速度判定手段の判定結果に基づき前
記サスペンション装置のロール剛性可変機構を制御する
前記制御信号を出力する制御手段とを有することを特徴
とする車両用サスペンション制御装置を特定発明とし、
車両の前輪側又は後輪側に配設した、第1の制御信号の
入力により、ロール剛性を変化させることが可能なロー
ル剛性可変機構及び第2の制御信号の入力により、減衰
力を変化させることが可能な減衰力可変ショソクアブソ
ーハを有するサスペンション装置と、車両重心点の心加
速度を検出する心加速度検出手段と、該求心加速度検出
手段の検出信号が入力され、これらに基づき前記第1及
び第2の制御信号を出力する制御装置とを備え、前記制
御装置は、前記求心加速度検出手段の検出値が、ローリ
ングによるロールステア効果がステア特性に影響する低
加速度領域と横方向荷重移動量によるステア効果がステ
ア特性に影響する高加速度領域との境界設定値を越えた
か否かを判定する心加速度判定手段と、該求心加速度判
定手段の判定結果が境界設定値以下であるときに、前記
ロール剛性可変機構のトータル剛性を高める第1の制御
信号を出力すると共に、前記減衰力可変ショソクアブソ
ーパの減衰力を低下させる第2の制御信号を出力し、且
つ境界設定値を越えているときに、前記前輪側のロール
剛性可変機構のロール剛性を低下させる第1の制御信号
を出力すると共に、前記減衰力可変ショソクアブソーハ
の減衰力を高める第2の制御信号を出力する制御手段と
を有することを特徴とする車両用リスペンション制御装
置を従属発明としたものである。
〔実施例〕
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第3図乃至第7図は、この発明の第1の実施例を示す図
である。
まず、構成について説明すると、第3図において、ll
a、llbは前輪、llc、lidは後輪であって、こ
れら前輪11a、llb間及び後輪11c、lid間に
夫々車両のロール変化を抑制することが可能なサスペン
ション装置としての捩り剛性可変スタビライザ12八、
12B(ロール剛性可変機構)が取り付けられている。
捩り剛性可変スタビライザ12A及び12Bは、第4図
に示す如く、1・−ジョンバー13が中央部13Cと、
その左右両端部13L、13Rとに分割され、中央部1
3Cに対して左右両端部13L。
13Rが回動自在に枢着されている。
左右両端部13L、13Rは、夫々円柱状の基部14と
、これに連接する断面長方形の板部15とから構成され
、板部15の先端部が車輪を支持するサスペンションア
ーム16L、16Rに夫々回動自在に枢着されている。
左右両端部13L。
13Rの基部の後端には2回動アーム17が一体に取り
付けられ、これら回動アーム17が連結杆18によって
連結されている。そして、右端部13Rの回動アーム7
には、ソレノイド19の作動子20が連結されている。
この場合、ソレノイド19は、図示しないが、その作動
子20に復帰スプリングが介挿され、この復帰スプリン
グによって、富時は、作動子20が収縮した状態に保持
される。したがって、この状態では、左右両端部13L
、13Rの板部15がその幅方向を水平方向とした状態
となり、その断面係数が小さくなって捩り剛性回度スタ
ビライザ12A及び12Bとしての捩り剛性が低下して
いる。その結果、車両の1、J−ル剛性を低下させるこ
とができる。
また、この状態からソレノイド19に通電して作動子2
0を最大に伸張させると、板部15が90度回動して、
その幅方向が垂直方向となり、その断面係数が大きくな
って捩りV!!J性可変スタビライヂ12Δ及び12B
としての捩り剛性が高められ、jI工両の1コール剛性
を高めることができる。そして、ソレノイド19を、制
御装置3から出力される制御信号C3A及びC3aが供
給される駆動回[2&5A及び5Bによって制御するこ
とにより、ローリングによる車両の姿勢変化を調節する
ことかできる。
而して、制御装置3には、第5図に示す如く、第1図と
同様の車速検出器1の車速検出信号DPと、操舵角検出
器2の検出信号Dθ及びDIとが供給されていると共に
請求心加速度検出手段21の検出信号DGが供給されて
いる。ここで請求心加速度検出手段21は、車体フロア
に横加速度を測定する方向に配設された加速度検出器2
2と、この加速度検出器22の検出信号DΔが供給され
る信号処理回路23とから構成されている。この場合、
信号処理回路23は、加速度検出器22の検出信号DA
中に含まれる路面状況等による比較的高周波数の振動成
分を除去するローパスフィルタ及び平滑回路で構成され
ている。
また、制御装置3は請求心加速度検出手段21からの検
出信号DCが一方の入力側に、他方の入力側に設定信号
RHが夫々供給される比較回路24を有し、その出力信
号DCHがマイクロコンピュータ4に供給されている。
ここで、比較回路24に供給される設定信号RHの設定
値は、第2図における車両のステア特性がロールステア
効果に影響される低求心加速度領域ALと、荷重移動に
よるステア効果に影響される高求心加速度領域AHとの
境界設定値例えば0.7G近傍の値に選定されている。
ここに、ロールステア効果が、車両のステア特性に影響
を与える所以は、次に説明する通りである。すなわち、
ロール角φは、静的に見ると次式%式% (1) ここで、Cは車両の諸元により決定する定数、Kfは前
輪側のロール剛性、Krは後輪側のロール剛性である。
一方、前後輪のロールステア角αf、αrは、夫々tx
f =Afφ、 αr =Arφ(Af 、 Arは前
輪側及び後輪側ロールステア係数)で表される。
そして、スールステア係数がアンダステア側に設定され
ているものとすると、ロールステア効果は、ロール角φ
に比例してアンダステアとして生じることになり、車両
の前輪側及び後輪側のトータル剛性が大きいほどアンダ
ステアが生しにくく、ニュートラルステア特性となる。
また、i!J重移動によるステア効果が、車両のステア
特性に影響を与える所以は、次に説明する通りである。
ずなわぢ、前輪側及び後輪側の荷車移動量ΔWf及びΔ
Wrは、ピッチを無視して静的に見ると、夫々次式で表
すことができる。
ここで、CI 、C2,C3ば車両の諸元による定数で
ある。
したがって、後輪側のロール分担率が大きいときには、
前輪側荷重移動量ΔWfは小さくなり、逆に後輪側荷重
移動量ΔWrは大きくなる。−力、タイヤのコーナリン
グフォースCPは、第6図に示すように、荷重に対して
非線形特性を示し、荷重移動量ΔWf 、ΔWrにより
左右輪のコーナリングフォースの和は減少する。そして
、前輪側コーナリングフォースの低下は、前輪側横すべ
り角βfを増大させ、ステア特性をアンダステア側へ、
後輪側コーナリングフォースの低下は、後輪側横ずベリ
角βrを減少させ、ステア特性をオーバステア側に人々
変化させる。
結局、後輪側のロール分担率を大きくすることにより、
イ;;工重移動によるステア特性をニュートラルステア
化或いはオーバステア化することができる。
なお、第2図は、エンジン前置き前輪駆動車を使用し、
前輪側及び後輪側のスタビライザのロール剛性を異なら
せた組合せでステア特性(JfF!回半径比)を実験し
た結果であり、この車両においては、0.7G以下では
、ロールステア効果が支配的となり、前輪側及び後輪側
のロール剛性を大きくしたときが最もニュートラルステ
アに近く、0゜7G以上では荷重移動によるステア効果
が支配的となり、前輪側ロール剛性及び後輪側ロール剛
性を高めた組合せが最もニュートラルステアに近くなる
と共に、車両がドリフトアラ1−するコーナリング限界
点も高くなることが実証された。
以上の観点に基づき、この発明では、制御装置3のマイ
クロコンピュータ4が、第7図に示す処理手順に従って
、例えば20m5ec毎に演算処理を実行するようにな
されている。
すなわち、ステップ■で第1図のマイクロコンピュータ
4と同様に所定時間毎に更新記(Ql、た車速変数■を
読み込め、その値が所定の設定値N以上であるか否かを
判定する。このとき、■≧Nであるときには、ステップ
■に移行して、第1図のマイクロコンピュータ4と同様
に所定時間毎に更新記憶した操舵角変数θを読め込み、
その値が所定の設定値M以上であるか否かを判定する。
このとき、02Mであるときには、ステップ■に移行す
る。
ステップ■では、比較回路24の出力信号DCHが論理
値“1”であるか否かを判定する。この場合の判定は、
車両の転舵による旋回状態での心加速度が境界設定値を
越えているか否かをIJ定するものであり、比較回路2
4の出力信号DCHか論理値“1”であるときには、ス
テップ■に移行する。
ステップ■では、前輪側の捩り剛性可変スタビライザ1
2Aのロール剛性を低下させる論理値“0”の制御信号
C8^を駆動回路5Aに出力すると共に、後輪側の捩り
剛性可変スタビライザ12Bのロール剛性を高める論理
値“1”の制御信号C3Bを駆動回路5Bに出力してか
ら割込処理を終了して、メインプログラムに復帰する。
また、ステップ■及びステップ■において、その判定結
果か、夫々VAN及びθくMであるときには、ステップ
■に移行して、前輪側及び後輪側の捩り剛性可変スタビ
ライザ12A及び12Bのロール剛性を共に低下させる
論理値“0”の制御信号CS^及びC3Bを夫々駆動回
路5A及び5Bに出力してから割込処理を終了し、メイ
ンプログラムにtit 3+Tする。
さらに、ステップ■において、比較回路24の出力信号
1)CI−1が論理値“0”であるときには、ステップ
■に移行して、前輪側及び後輪側の捩り剛性可変スタビ
ライザ12A及び12Bのロール剛性を共に大きくする
論理値“1”の制御信号C3’A及びC3aを夫々駆動
回路5A及び5Bに出力してから割込処理を終了し、メ
インプログラムに復帰する。
次に、作用について説明する。例えば、車両が走行して
いる間は、制御装置3のマイクロコンピュータ4におい
て20m5e(毎に第7図に示すロール剛性制御割込処
理が実行される。
まず、車両が設定車速未満の比較的低速度で走行してい
る状態では、板金車両が転舵状態であっても車体に生じ
るロール量は僅かであり、操縦安定性に影響を与えない
ので、ステップのからステップ■に移行して、共に論理
値°“0”の制御信号CS^及びC3eを駆動回路5A
及び5Bに出力する。このため、駆動回路5A及び5B
からの励磁電流が遮断された状態となり、各捩り剛性可
変スタビライザ12A及び12Bのソレノイド19は非
付勢状態に維持され、その作動子20が収縮状態に維持
される。したがって、捩り剛性可変スタビライザ12A
及び12Bの左右両端部13L及び13Rば、その板部
15の幅方向を水平方向とした状態に設定されるので、
断面係数が小さくなり、捩り剛性が低下し、車両の前輪
側及び後輪側のロール剛性が低下された状態に維持され
る。
このように、車両の前後のロール剛性を共に低下さゼる
と、強アンダステア特性となって、車両の乗心地を確保
することができると共に、直進時の方向安定性をUfC
保することができる。
また、車速か設定値以上となると、ステップ■からステ
ップ■に移行し、そのときの操舵角θが所定設定値未l
晶である場合には、上記と同様にステップ■に移行して
車両を強アンダステア特性に制御する。
さらに、車速及び操舵角が共に所定値以上となると、ス
テップ■、■を経てステップ■に移行して、比較回路2
4の出力信号DC+7!l<論理値“′1”であるか否
かを判定する。
このとき、車両の転舵状態がロールステア’Aノ果がス
テア特性に影響を与える場合には請求心加速度検出器2
2からの検出信号DAの値が比較的小さく、これが信号
処理回路23で路面状況に対応するばね上共振周波数成
分を除去し、且つ平滑化されてその実行値でなる直流電
圧に変換される。
そして、信号処理回路23の直流電圧が比較回路24に
供給されるので、この比較回路24から論理値“0”の
出力信号が出力される。したがって、ステップ■からス
テップ■に移行して、共に論理値“1”の制御信号CS
^及びC3aを駆動回路5A及び5Bに出力する。この
ため、駆動回路5A及び5Bから所定値の励磁電流が各
捩り剛性可変スタビライザ12A及び12Bのソレノイ
ド19に出力される。このため、ソレノイド19が伺勢
状態に転換され、その作動子20が伸張状態となる。し
たがって、捩り剛性可変スタビライザ12Δ及び12B
の左右両端部13L及び13Rは、その板部15の幅方
向を垂直方向とした状態に設定されるので、断面係数が
大きくなり、捩り剛性が高められ、車両の前輪側及び後
輪側のロールレ1す性が商い状態に維持される。このよ
うに、車両の前後のロール剛性を共に高めると、ステア
特性をニュートラルステア化すると共に、車両のロール
を抑制して操縦安定性を確保することができる。
また、車両の転舵状態が荷重移動によるステア効果がス
テア特性に影響を与える場合には請求心加速度検出器2
2からの検出信号DAの値が比較的大きくなり、これが
信号処理回路23で路面状況に対応するばね上共振周波
数成分を除去し、且つ平滑化されてその実行値でなる直
流電圧に変換される。そして、信号処理回路23の直流
電圧が比較回路24に供給されるので、この比較回路2
4から論理値” l”の出力信号DCHが出力される。
このため、制御装置3は、ステップ■からステップ■に
移行して、論理値“0”の制御信号C3^及び論理値“
1”の制御信号C3aを夫々駆動回路5A及び5Bに出
力する。したがって、前輪側の捩り剛性可変スタビライ
ザ12Aの捩り剛性が低下され、且つ後輪側の捩り剛性
可変スタビライザ12Bの捩り剛性が高められるので、
後輪側のロール分担率が大きくなる。このように、後輪
側のロール分担率が大きくなると、第2図で鎖線図示の
曲線Zで示すように、高求心加速度領域A’Hでステア
特性をニュートラル化することができると共に、コーナ
リング限界点を向」ニさせることができ、高求心加速度
領域でのl榮縦安定性を向上させることができる。
次に、この発明の第2の実施例を第8図乃至第13図つ
いて説明する。
この第2の実施例は、前記第1の実施例における捩り剛
性可変スタビライザのロール剛性制御に加えて各車輪に
配設した減衰力可変ショソクアフソーハの減衰力を制御
することにより、荷重移動によるステア効果が車両のス
テア特性に形容する高求心加速度領域における操縦安定
性をより向上されるようにしたものである。
すなわち、第8図において、各車輪11a〜11d及び
車体間に夫々減衰力可変ショソクアブソーパ28a〜2
8dが配設されている。
これら減衰力可変ショックアブソーバ283〜28bの
一例は、第9図に示すように、内筒29及び外筒30に
よって構成されるシリンダ31と、その内部に摺動自在
のピストンロッド32と、シリンダ31の底部に配設さ
れた減衰力発生ボトムバルブ33とを有して構成されて
いる。ピストンロッド32は、軸方向にア・ツバピスト
ンロッド34とロアピストンロッド35とに分割されて
おり、ロアピストンロッド35には、ピストンとなる減
衰力発生メインバルブ36をバイパスして、流体室Δ及
びBを直接連通させるバイパス路37を形成する一方、
アッパピストンロッド34には、ソレノイド38とプラ
ンジャ39とを有するアクチュエータ40を内装してい
る。さらに、プランジャ39を前記バイパス路37内に
位置付けて、アクチュエータ40におけるソレノイド3
8の励磁、非励磁に応してプランジャ39を作動させ、
以って、バイパス路37を開閉して流体室A及びB間を
直接連通させたり、遮断させたりするものである。ここ
に、ソレノイド38は、駆動回路41にリード線42を
介して接続され、制御装置3からの制御信号C3sに応
してプランジャ39を作動させるさとにより、その減衰
力を例えば高、低2段階に切換制御することができる。
したがって、制御信号C3sが論理値“1″のときに減
衰力を高めて車両のロールを抑制することができる。な
お、第9図中、43.44及び45.46は、夫々縮み
側及び伸び側の各減衰力発生オリフィス、47.48は
、ノンリターンバルブ、49は、プランジャ39の復帰
スプリングである。
また、制御装置3には、第10図に示す如く、求心加速
度検出手段21の検出信号DCが供給され、これが前記
第1の実施例と同様の0.65G程度の境界設定値を表
す設定信号RHが供給された比較回路24に供給される
と共に、0.IG程度の比較的低い心加速度を表す設定
信号RLが供給された比較回路51に供給され、この比
較回路51から信号処理回路23の出力信号DGが設定
値未満のときに論理値“0”、設定値以上のときに論理
値“1”の出力信号が出力される。そして、両比較回路
24及び51の出力信号DCH及ヒD CLが夫々マイ
クロコンピュータ4に供給されていると共に、マイクロ
コンピュータ4から前輪側の捩り剛性可変スタビライザ
12A及び後輪側捩り剛性可変スクビライザ12Bの捩
り剛性を制御する制御信′;+cs^及びC3aを出力
し、且つ各車輪に夫々配設された全ての減衰力可変ショ
ソクアブソーハ288〜28dを制御する制御信号C3
sを、駆動回路41に出力する。
面して、マイクロコンピュータ4は、第11図に示す処
理手順に従って例えば20m5ec毎に演算処理を実行
する。
ずなわし、ステップ■で比較回路51の出力信号DCL
を読み込み、これが論理値“1″であるか否かを判定す
る。この場合の判定は請求心加速度検出手段21で検出
した心加速度が設定値0゜1G以上であるか否かを判定
するものであり請求心加速度が0.1G未満である状態
では、車体に対するロールを生じることがない直進状態
あるいは操舵角が少ない僅かな転舵状態であることにな
り、前記第1の実施例における車速及び操舵角が所定値
以上であるか否かを判定するステップ■及びステップ■
と同様の判定を行う。このとき、比較回路51の出力信
号DCLが論理値“1”であるときには、ステップ@に
移行して、比較回路24の出力信号DCHが論理値“1
”であるか否かを判定する。このとき、比較回路24の
出力信号DCHが論理値“1″であるときには、ステッ
プ0に移行して、前輪側の捩り剛性可変スタビライザ1
2への捩り剛性を低下させる論理値″0”の制御信号C
3P、後輪側の捩り剛性可変スタビライザ12Bの捩り
剛性を高める論理値“1″の制御信号C3a及び全での
減衰力可変ショソクアブソーハ28a〜28dの減衰力
を高める論理値“′1”の制御信号C3sを出力してか
ら割込処理を終了してメインプログラムに復帰する。
また、ステップ0において、比較回路51の出力信号D
CLが論理値“0”であるときには、ステップ■に移行
して、前輪側及び後輪側の捩り剛性可変スタビライザ1
2A及び12Bの捩り剛性を共に低下させる論理値“0
”の制御信号C3A、C3s及び全ての減衰力可変ショ
ヅクアブソーバ282〜28dの減衰力を低下させる論
理値゛0”の制御信号C5sを出力してから割込処理を
終了してメインプログラムに復帰する。
さらに、ステップ@において、比較回路24の出力信号
DCHが論理値“0”であるときには、ステップ[相]
に移行して、前輪側及び後輪側の捩り剛性可変スタビラ
イザ12A及び12Bの捩り剛性を共に高める論理値“
1”の制御信号C3A。
C3s及び全ての減衰力可変ショソクアブソーハ28a
〜28dの減衰力を低下させる論理値“0”の制御(F
’+号C3sを出力してから割込処理を終了してメイン
プログラムに復帰する。
次に、作用について説明する。例えば、車両が走行して
いる間は、制御装置3のマイクロコンピュータ4におい
て20m5ec毎に第11図に示すロール剛性制御割込
処理か実行される。
まず、車両が設定車速未満の比較的低速度で走行してい
る状態あるいは高車速時例えば50km/I+で走行し
ている状態で第12図(alに示す如く操舵角が小さい
区間T1では、車体に生じるロール量は僅かであり、こ
のため請求心加速度検出手段21の検出信号DCが第1
2図(blに示す如く小さな値(0,IG以下)となり
、操縦安定性に影響を与えないので、ステップ■からス
テップ■に移行して、共に論理値“0”の制御信号C3
A及びC3sを駆動回路5A及び5Bに出力すると共に
、論理値“0”の制御信号C3sを駆動回路41に出力
する。このため、前記したように、捩り剛性可変スタビ
ライザ12A及び12Bの左右側&i:を部13L及び
13Rば、その根部15の幅方向を水平方向とした状態
に設定されるので、断面係数が小さくなって、捩り剛性
が第12図(c+に示す如く、低下する。一方、駆動回
路41から励磁電流が出力されず、減衰力可変ショソク
アブソーハ282〜28dのソレノイド38は、非励磁
状態に維持される。したがって、プランジャ39が復帰
スプリング49の力によって上方に付勢された状態にあ
り、バイパス路37が開放されているので、流体室A及
びBに封入された流体がバイパス路37を通じ′ご自由
に流通することになり、減衰力可変ショックアブソーバ
28a〜28dの減衰力が第12図(dlに示す如く低
下される。その結果、車両の前輪側及び後輪側のロール
剛性が低下された状態に維持される。したがって、この
状態では、ロールレートは、第12図(e)に示す如く
極めて小さく、これに応じてロール角も第12図(f)
に示す如く零を独特する。このように、車両の前後のロ
ール剛性を共に低下させると、強アンダステア特性とな
って、車両の乗心地を確保することができると共に、直
進時の方向安定性を確保することができる。
また、この状態から第12図の区間T2で示すように第
12図(alに示す操舵角が所定値以上となると、これ
に応じて心加速度検出手段21からの検出信号が第12
図(blに示すように、設定値0.1以上となり、ステ
ップ■を経てステップ@に移行して、比較回路24の出
力信号DCHが論理値“1”であるか否かを判定する。
このとき、車両の転舵状態がロールステア効果がステア
特性に影響を与える場合には請求心加速度検出手段21
からの検出信号DGの値が比較的小さいので、前記した
ように、比較回路24がら論理値“0”の出力信号DC
Hが出力される。したがって、ステップ@からステップ
[相]に移行して、共に論理値“1”の制御信号C3A
及びC3aを駆動回路5A及び5Bに出力すると共に、
論理値“0”の制御信号C3sを駆動回路41に出力す
る。このため、各捩り剛性可変スタビライザ12A及び
12Bのロール剛性が第12図fclに示す如く、高い
状態に転換される。一方、制御信号C3sは、論理値“
O゛′を維持するため、減衰力可変シヨ’7クアブソー
ハ28a〜28dは、第12図(dlに示す如く、低減
衰力状態に保持される。このように、車両の前後のロー
ル剛性を共に高めると、ステア特性をニュートラルステ
ア化することができ、第12図+e)に示す如く、ロー
ル量−1・を抑制することにより、第12図(flに示
す如くロール角を抑制して、操縦安定性を確保すること
ができる。
また、第12図で区間T3で示すように、車両の転舵状
態が荷重移動によるステア効果がステア特性に影響を与
える場合には請求心加速度検出手段21からの検出信号
DCの値が第12図(b)に示す如く比較的大きく、比
較回路24から論理値“1゛の出力信号DCHが出力さ
れる。このため、マイクロコンピュータ4ば、ステップ
@からステップ[相]に移行して、1ili′l理値“
0”の制御信号C3A及び論理値” i ”の制御信号
C3aを夫々駆動回路5A及び5Bに出力すると共に、
論理値“1”の制御信号C3sを駆動回路41に出力す
る。したがって、第12図(C)に示す如(、前輪側の
捩り剛性可変スタビライザ12Aの捩り剛性が低下され
、且つ後輪側の捩り剛性可変スタビライザ12Bの捩り
剛性が高められる。このように、後輪側の1コ一ル分担
率が大きくなると、第2図から明らかなように、ステア
特性をニュートラル化することができると共に、コーナ
リング限界点を向上させることができ、高求心加速度領
域での操縦安定性を向」−さ・U゛ることができる。一
方、駆動回路41から所定値の励磁電流が出力されるの
で、減衰力可変ショックアブソーバ28a〜28dのソ
レノイド38が何層状態となり、プランジャ39がIM
帰ススプリング49抗して下降される。このため、バイ
パス路37が閉塞されるので、流体室A及び8間の流体
通路か減衰力発生オリフィス43゜45のみとなり、減
衰力可変ショックアブソーバ28a〜28dの減衰力が
第12図Fe)で実線図示の如く例えば標準状態(低減
衰力状態)の2倍に高められる。このように、減衰力可
変ショックアブソーバ282〜28dが高減衰力状態に
転換されると、第12図Fe)で実線図示の如く、前輪
側の捩り剛性可変スタビライザ12Aの捩り剛性を低下
さ−1たときに発生ずるロールレートを大幅に抑制する
ことができ、第12図(flで実線図示の如くロール角
の変化率を小さくしてステア特性切り換え時の操縦安定
性を確保することができる。なお、減衰力可変ショック
アブソーバ282〜28dの減衰力を第12図(dlで
点線図示の如く標準時の3倍に高めたときには、ロール
レー1−及びロール角は、夫に第12図(Ql及びif
)で点線図示の如く、ロール抑制効果をより向上させる
ことができる。
因に、区間T3で減衰力可変ショックアブソーバ28a
〜28dの減衰力を第12図(dlで鎖線図示の如く、
転換することなく標準状態に維持しているものとすれば
、操縦安定性の点では問題とならないが、前輪側の捩り
剛性可変スタビライザ12Δの1灰/)[411性を低
下させた時点で、ロールレー1〜が第12図(e)で鎖
線図示の如く、急激に増加すると共に、lJ−ル角の変
化率が第12図(flで鎖線図示の如く、大きくなり操
縦者に違和感を与えるおそれかあるが、この第2の実施
例では、そのようなおそれを確実に防止することができ
る。
なお、上記第1及び第2の実施例においては、車両のロ
ール角変化を抑制するロール剛性可変機購として、捩り
剛性可変スタビライザ12A、12 +3を通用した場
合について説明したが、これに限定されるものではなく
、第13図に示すような、ばね定数を変化させるエアス
プリング装置60を)商用するようにしてもよい。
ずなわら、第13図におけるエアスプリング装置60は
、ショックアブソーバ61と、このショックアブソーバ
61の上部に一体に形成され且つ上十方向に伸l1ii
 ’ljJ能な空気室62とから構成されている。そし
て、このエアスプリング装置60が車両にショックアブ
ソーバ61のピストン四ノド63の上端及び空気室62
の上端を車体側の部相に取り(=Jりると共に、ショッ
クアブソーバ61の下端を市軸側の部伺に取り付けるこ
とにより、装着されている。
ここで、開閉弁64が閉している場合には、エアスプリ
ング装置60のばね定数は、空気室62の容積のみによ
って決定される。一方間閉弁64を開いて空気室62と
リザーバクンクロ5とを連通させると、空気室62の容
積にリザーバクンクロ5の容積を加えた容積によって、
エアスプリング装置60のばね定数が決定される。した
かつて、開閉弁64を開閉することにより、このエアス
プリング装置60の空気ばねのばね定数を第、小2段階
にリノ換制御することができる。そして、このばね定数
の制御は、制御装置3からの制御信号C5sが供給され
た駆動回路41によりなされ、制御信号C3sが論理値
” 1 ”のときに、開閉弁64を閉状態とし、ばね定
数を大きくし、一方、制御信号C3sが論理値“0”の
ときに、開閉弁64を開状感として、ばね定数を小さく
することによりなされる。
なお、第14図中、66は、ゴム等の弾性体、67は、
空気通路、68は、他のエアスプリング装置60に連通
ずる通路、69は、吸排気弁、70は、空気供給装置で
ある。
また、上記各実施例においては請求心加速度検出手段2
1を請求心加速度検出器22を使用して構成した場合に
ついて説明したが、車速V及び操舵角θとから下記(3
)式に基づく演算処理を行って心加速度Gを推定するよ
うにしてもよい。但し心加速度の増加に伴い旋回半径が
大きくなるの一乙この分を補正する必要がある。この方
法によると、特に旋回状態の検出について、路面がらの
外乱の9習を受益Uるごとがなく、正確な心加速度Gを
算出することができる利点がある。
ここで、Nはオーバーオールギヤレシオ、Lはホイール
ヘースである。
さらに、制御装置3としては、上記構成に限定されるも
のではな(、マイクロコンピュータに代えて他の比較回
路、論理回路等の電子回路によって構成することもでき
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、特定発明によれば請求心加速度が
、車両のステア特性がロールステア9)JWにより影響
される低求心加速度領域及び荷重移動量によるl」−ル
効果により9習される高求心加速度領域の双方において
、車両をニュートラルステア特性に維持するようにした
ので、車両の操縦安定性を向上させることができると共
に、コーナリング限界を高めることができるという〃ノ
果が得られる。
また、従属発明によれば、上記特定発明の構成に、減衰
力を変化させることが可能な減衰力可変ショックアブソ
ーバを付加し、このショックアブソーバの減衰力を高求
心加速度領域で高めるようにしたので、低求心加速度領
域及び高求心加速度領域の境界設定値におけるロール制
御を、ロールレー1−の発生を抑制して行うことができ
、操縦者に不安感、不快感を与えることなく、車両のス
テア特性を良好に維持すると共に、コーナリング限界を
向上させることができるという効果がiqられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例を示すブロック図、第2図は、この発
明の詳細な説明に供する心加速度と旋回半径比との関係
を示すグラフ、第3図は、この発明の第1の実施例を示
す概略構成図、第4図は、この発明に適用しi#る捩り
剛性可変スタビライザの一例を示す斜視図、第5図は、
この発明に適用しく(する制御装置の一例を示すブロッ
ク図、第6図は、その輪荷重とコーナリングフォースと
の関係を示すグラフ、第7図は、第5図の制御装置の処
理手順を示す流れ図、第8図は、この発明の第2の実施
例を示す概略構成図、第9図は、第2の実施例に適用し
得る減衰力可変ショックアブソーバの−・例を示す断面
図、第10図は、制御装置の一例を示すブロック図、第
11図は、その制御装置の処理手順を示す流れ図、第1
2図は、第2の実施例の動作の説明に供する各部の状態
を示す波形図、第13図は、第2の実施例に適用しi4
9るエアスプリング装置の一例を示す断面図である。 1・・・・・・車速検出器、2・・・・・・操舵角検出
器、3・・・・・・制御装置、4・・・・・・マイクロ
コンピュータ、5A。 5B・・・・・・駆動回路、12A、12B・・・・・
・捩り剛性可変スタビライザ(ロール剛性可変機構)、
請求心加速度検出手段、請求心加速度検出器、23・・
・・・・信号処理回路、24・・・・・・比較回路、2
8a〜28d・・・・・・減衰力可変ショックアブソー
バ、41・・・・・・駆動回路、51・・・・・・比較
回路、60・・・・・・エアスプリング装置(ロール剛
性可変機構)。 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人 弁理士 森 哲也 代理人 弁理士 内胚 嘉昭 代理人 弁理士 清水 正 代理人 弁理士 提出 信是 第1図 ス C 第2図 ボ戊77+7灰展(G)− 第3図 11パ 第9図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 車両の前輪側及び後輪側に夫々配設した、制御
    信号の入力により、ロール剛性を変化させることが可能
    なロール剛性可変機構付サスペンション装置と、車両重
    心点の心加速度を検出する心加速度検出手段と、該求心
    加速度検出手段の検出信号が入力され、これに基づき前
    記制御信号を出力する制御装置とを備え、前記制御装置
    は、前記求心加速度検出手段の検出値が、ローリングに
    よる【」−ルステア効果がステア特性に影響する低加速
    度領域と横方向荷重移動量によるステア効果がステア特
    性に影響する高加速度領域との境界設定値を越えたか否
    かを判定する心加速度判定手段と、該求心加速度判定手
    段の判定結果に基づき前記サスペンション装置のロール
    剛性可変機構を制御する前記制御信号を出力する制御手
    段とを有することを特徴とする車両用サスペンション制
    )卸装置。
  2. (2) 前記制御信号は、前記求心加速度検出手段の検
    出値がローリングによるロールステア効果かステア特性
    に影響する低加速度領域であるときには、前記ロール剛
    性可変機構のトータル剛性を高め、求心加速度検出手段
    の検出値が横方向荷重移動量によるステア効果がステア
    特性に影響する高加速度領域では、前輪側のロール剛性
    可変機構のロール剛性を低下させる信号であることを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の車両用サスペ
    ンション制御装置。
  3. (3)車両の前輪側又は後輪側に配設した、第1の制御
    信号の入力により、ロール剛性を変化させることが可能
    なロール剛性可変機構及び第2の制御信号の入力により
    、減衰力を変化させることが可能な減衰力可変ショソク
    アブソーパを有するサスペンション装置と、車両重心点
    の心加速度を検出する心加速度検出手段と、該求心加速
    度検出手段の検出信号が入力され、これらに基づき前記
    第1及び第2の制御信号を出力する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記求心加速度検出手段の検出値が、
    ローリングによるロールステア効果がステア特性に影響
    する低加速度領域と横方向荷重移動量によるステア効果
    がステア特性に影響する高加速度領域との境界設定値を
    越えたか否かを判定する心加速度判定手段と、該求心加
    速度判定手段の判定結果が境界設定値以下であるときに
    、前記ロール剛性可変機構のトータル剛性を高める第1
    の制御信号を出力すると共に、前記減衰力可変ショック
    アブソーバの減衰力を低下さ−Uる第2の制御信号を出
    力し、且つ境界設定値を越えているときに、前記前輪側
    のロール剛性可変機構のロール剛性を低下させる第1の
    制御信号を出力すると共に、前記減衰力可変ショックア
    ブソーバの減衰力を高める第2の制御信号を出力する制
    御手段とを有することを特徴とする車両用サスペンショ
    ン制御装置。
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