JPS601901Y2 - ヘリ継手用ｔｉｇ溶接ト−チ - Google Patents
ヘリ継手用ｔｉｇ溶接ト−チInfo
- Publication number
- JPS601901Y2 JPS601901Y2 JP12940279U JP12940279U JPS601901Y2 JP S601901 Y2 JPS601901 Y2 JP S601901Y2 JP 12940279 U JP12940279 U JP 12940279U JP 12940279 U JP12940279 U JP 12940279U JP S601901 Y2 JPS601901 Y2 JP S601901Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- welding torch
- shielding gas
- helical
- torch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Arc Welding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ヘリ継手溶接を行なう自動ＴＩＧ溶接トーチ
の改良に関する。
の改良に関する。
第１図に示すようなヘリ継手１を自動ＴＩＧ溶接する場
合において作業能率を向上させるためには、溶接速度を
上げる一方溶込みを良くするためにトーチ２に前進角α
０をつけなければならない。
合において作業能率を向上させるためには、溶接速度を
上げる一方溶込みを良くするためにトーチ２に前進角α
０をつけなければならない。
その結果溶接ビードのシールド領域が極端に狭まくなり
酸化した溶接ビードとなる。
酸化した溶接ビードとなる。
このため溶接後の外観検査において表面をペーパ仕上げ
しなければならない。
しなければならない。
又、シールドの関係から溶接電流や溶接速度の増大にも
限界がある。
限界がある。
本考案は、シールド性の良いヘリ継手溶接用の溶接トー
チを提供することを目的とし、更に具体的には溶接後の
検査のためのペーパ仕上げを要しない程にシールド性を
向上させることを目的とする。
チを提供することを目的とし、更に具体的には溶接後の
検査のためのペーパ仕上げを要しない程にシールド性を
向上させることを目的とする。
斯かる目的を遠戚する本考案の構成は、ヘリ継手に向け
て開口する噴射口を溶接線に沿って複数開口すると共に
ヘリ継手を左右両側から囲繞すルシールトフェンスを具
えた補助シールドガス用ノズルをＴＩＧ溶接トーチの後
部に取付け、該ノズルからシールドガスを溶接直後の溶
接ビートに向けて噴射させてシールドガス雰囲気で包み
込むようにしたことを特徴とする。
て開口する噴射口を溶接線に沿って複数開口すると共に
ヘリ継手を左右両側から囲繞すルシールトフェンスを具
えた補助シールドガス用ノズルをＴＩＧ溶接トーチの後
部に取付け、該ノズルからシールドガスを溶接直後の溶
接ビートに向けて噴射させてシールドガス雰囲気で包み
込むようにしたことを特徴とする。
以下本考案の構成を図面、第３〜４図に示す一実施例に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
第４図は本考案のＴＩＧ溶接トーチの一例を示す側面図
で内部構造を示すため大部分を断面している。
で内部構造を示すため大部分を断面している。
故国において、３はトーチ本体で従来のＴＩＧ溶接トー
チと同様に、トーチボディ４とコレットボディ５、コレ
ットチャック６、セラミックカーブ７、絶縁トーチカバ
ー８、電源ケーブルおよびシールドガスを導入するため
のチューブ９、キャップ１０並びに電極１１とから構成
されている。
チと同様に、トーチボディ４とコレットボディ５、コレ
ットチャック６、セラミックカーブ７、絶縁トーチカバ
ー８、電源ケーブルおよびシールドガスを導入するため
のチューブ９、キャップ１０並びに電極１１とから構成
されている。
コノトーチ本体３に補助シールドガス用ノズル１２の一
部を威すシールドカバー１３の筒状の装着部１４が嵌め
込まれてねじ１５て止め付けられている。
部を威すシールドカバー１３の筒状の装着部１４が嵌め
込まれてねじ１５て止め付けられている。
このシールドカバー１３にはステンレスウール１６が充
填され、チューブ１７から導入される補助シールドガス
の流れを層流に整えるように配置されている。
填され、チューブ１７から導入される補助シールドガス
の流れを層流に整えるように配置されている。
又、このシールドカバー１３の底部にはヘリ継手１を左
右両側から囲繞する筒状のシールドフェンス１８が嵌め
込まれて補助シールドガス用ノズル１２が構成されてい
る。
右両側から囲繞する筒状のシールドフェンス１８が嵌め
込まれて補助シールドガス用ノズル１２が構成されてい
る。
前記シールドフェンス１８は天井部分に穿孔された穴（
噴射口）１９を通してシールドカバー１３内のシールド
ガスを流入させ中をシールドガス雰囲気で満たすもので
、その長さＬは、溶接速度および溶接電流の大きさに応
じて決定される。
噴射口）１９を通してシールドカバー１３内のシールド
ガスを流入させ中をシールドガス雰囲気で満たすもので
、その長さＬは、溶接速度および溶接電流の大きさに応
じて決定される。
溶接速度や電流が大きくなればその長さＬも長くされる
。
。
該シールドフェンス１８は溶接トーチ３の後方（溶接方
向に向かって）に配置されており、溶接直後の溶接ビー
トを囲繞する。
向に向かって）に配置されており、溶接直後の溶接ビー
トを囲繞する。
尚、シールドフェンス１８の下端が内側に折り曲げられ
て筒状に形成されているのはシールド−ガスが母材に沿
って下方に逃げないようにするためである。
て筒状に形成されているのはシールド−ガスが母材に沿
って下方に逃げないようにするためである。
したがって、ヘリ継手１のＴＩＧ溶接に際しては、チュ
ーブ９からセラミックカップ７内に導入されるシールド
ガスの雰囲気中でへり継手１の溶接を開始するのと並行
してチューブ１７とシールドカバー１３を介してシール
ドフェンス１８内に導入される層流の補助シールドガス
の雰囲気で溶接直後の溶接ビードが包み込まれるので、
溶接ビードが冷却されるまで外気から完全に遮断される
。
ーブ９からセラミックカップ７内に導入されるシールド
ガスの雰囲気中でへり継手１の溶接を開始するのと並行
してチューブ１７とシールドカバー１３を介してシール
ドフェンス１８内に導入される層流の補助シールドガス
の雰囲気で溶接直後の溶接ビードが包み込まれるので、
溶接ビードが冷却されるまで外気から完全に遮断される
。
斯様に、従来のＴＩＧ溶接トーチではセラミックカップ
内のシールドガス雰囲気だけで溶接していたため溶接ト
ーチを傾けて早く溶接トーチを移動させる場合、シール
ド領域が狭くなって溶接ビードの表面が酸化されること
になりその溶接速度や溶接電流の増大に制約を受けてい
たが、補助シールドガス用ノズルをＴＩＧ溶接トーチの
後部に取付けて補助シールドガスを溶接直後の溶接ビー
ドに噴材は外気から遮断するので、溶接電流を増加し溶
接速度を高速化してもつまり溶接トーチを傾は早く移動
させても溶接ビードが酸化されることはない。
内のシールドガス雰囲気だけで溶接していたため溶接ト
ーチを傾けて早く溶接トーチを移動させる場合、シール
ド領域が狭くなって溶接ビードの表面が酸化されること
になりその溶接速度や溶接電流の増大に制約を受けてい
たが、補助シールドガス用ノズルをＴＩＧ溶接トーチの
後部に取付けて補助シールドガスを溶接直後の溶接ビー
ドに噴材は外気から遮断するので、溶接電流を増加し溶
接速度を高速化してもつまり溶接トーチを傾は早く移動
させても溶接ビードが酸化されることはない。
依って、溶接能率の向上が期待できる。又、溶接後の検
査のために溶接ビードの表面をペーパ仕上げで磨くこと
も必要としない。
査のために溶接ビードの表面をペーパ仕上げで磨くこと
も必要としない。
第１図は従来のＴＩＧ溶接トーチを示す正面図、第２図
はその右側面図である。 第３図は本考案のヘリ継手角ＴＩＧ溶接トーチを示す正
面図、第４図はその右側面図で内部構造を示すため大部
分を断面している。 図面中、１はヘリ継手、３はＴＩＧ ）−チ本体（ＴＩ
Ｇトーチ）、９は電源ケーブルおよびシールドガスの導
入用チューブ、１１は電極、１２は補助シールドガス用
ノズル、１３はシールドカバー、１４は装着部、１６は
ステンレスウール、１７はシールドガス導入用のチュー
ブ、１８はシールドフェンス、１９は穴（噴射口）であ
る。
はその右側面図である。 第３図は本考案のヘリ継手角ＴＩＧ溶接トーチを示す正
面図、第４図はその右側面図で内部構造を示すため大部
分を断面している。 図面中、１はヘリ継手、３はＴＩＧ ）−チ本体（ＴＩ
Ｇトーチ）、９は電源ケーブルおよびシールドガスの導
入用チューブ、１１は電極、１２は補助シールドガス用
ノズル、１３はシールドカバー、１４は装着部、１６は
ステンレスウール、１７はシールドガス導入用のチュー
ブ、１８はシールドフェンス、１９は穴（噴射口）であ
る。
Claims (1)
- へり継手に向けて開口する噴射口を溶接線に沿って複数
開口すると共にヘリ継手を左右両側から囲繞するシール
ドフェンスを具えた補助シールドガス用ノズルをＴＩＧ
溶接トーチの後部に取付け、該ノズルからシールドガス
を溶接直後の溶接ビートに向けて噴射させてシールドガ
ス雰囲気で包み込むようにしたことを特徴とするヘリ継
手用ＴＩＧ溶接トーチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12940279U JPS601901Y2 (ja) | 1979-09-20 | 1979-09-20 | ヘリ継手用ｔｉｇ溶接ト−チ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12940279U JPS601901Y2 (ja) | 1979-09-20 | 1979-09-20 | ヘリ継手用ｔｉｇ溶接ト−チ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5650574U JPS5650574U (ja) | 1981-05-06 |
| JPS601901Y2 true JPS601901Y2 (ja) | 1985-01-19 |
Family
ID=29361170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12940279U Expired JPS601901Y2 (ja) | 1979-09-20 | 1979-09-20 | ヘリ継手用ｔｉｇ溶接ト−チ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601901Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-20 JP JP12940279U patent/JPS601901Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5650574U (ja) | 1981-05-06 |
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