JPH057115B2 - - Google Patents
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- JPH057115B2 JPH057115B2 JP58200602A JP20060283A JPH057115B2 JP H057115 B2 JPH057115 B2 JP H057115B2 JP 58200602 A JP58200602 A JP 58200602A JP 20060283 A JP20060283 A JP 20060283A JP H057115 B2 JPH057115 B2 JP H057115B2
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- Japan
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- welding
- groove
- tank side
- side plate
- plate
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテイグ（TIG）溶接、プラズマ・アー
ク溶接等によるタンク側板の溶接方法に関するも
のである。
ク溶接等によるタンク側板の溶接方法に関するも
のである。
従来、円筒型タンクの側板の周継手に対して
は、第１図に示すようなタンデム２極電極を用い
たサブマージアーク溶接法が実用化され施工され
ている。すなわち、タンク側板ａの溶接部に予め
フラツクスｂを散布しておき二本のワイヤ電極ｃ
をフラツクスｂ中に挿入してアーク溶接するもの
である。該タンデム２極サブマージアーク溶接法
は、溶接能率が高い利点がある。
は、第１図に示すようなタンデム２極電極を用い
たサブマージアーク溶接法が実用化され施工され
ている。すなわち、タンク側板ａの溶接部に予め
フラツクスｂを散布しておき二本のワイヤ電極ｃ
をフラツクスｂ中に挿入してアーク溶接するもの
である。該タンデム２極サブマージアーク溶接法
は、溶接能率が高い利点がある。
しかし、該タンデム２極サブマージアーク溶接
法は、アークと溶融プールが散布されたフラツク
スに覆われて見えないため、溶接スラグｄを除去
するまで表面形状や溶接状態がわからず、溶接の
適否を確かめつつ溶接することができない。その
ため、第２図イに示すようにビードｅがタンク側
板ａの一方に片寄つたり、或は第２図ロに示すよ
うにタンク側板ａが溶接されない状態が生じやす
い欠点があつた。
法は、アークと溶融プールが散布されたフラツク
スに覆われて見えないため、溶接スラグｄを除去
するまで表面形状や溶接状態がわからず、溶接の
適否を確かめつつ溶接することができない。その
ため、第２図イに示すようにビードｅがタンク側
板ａの一方に片寄つたり、或は第２図ロに示すよ
うにタンク側板ａが溶接されない状態が生じやす
い欠点があつた。
本発明は上述の従来の欠点を除去することを目
的とし、タンク側板の下板の上方にタンク側板の
上板を間〓を有して保持することにより両者間の
間〓に開先を形成し、該開先の両側部にテイグア
ーク溶接機やプラズマ・アーク溶接機等の可視式
溶接機を夫々配置し、各可視式溶接機を開先に沿
つて周方向に移動させつつ両可視式溶接機で開先
の両側を同時に自動溶接することを特徴とするタ
ンク側板の溶接方法にかかるものである。
的とし、タンク側板の下板の上方にタンク側板の
上板を間〓を有して保持することにより両者間の
間〓に開先を形成し、該開先の両側部にテイグア
ーク溶接機やプラズマ・アーク溶接機等の可視式
溶接機を夫々配置し、各可視式溶接機を開先に沿
つて周方向に移動させつつ両可視式溶接機で開先
の両側を同時に自動溶接することを特徴とするタ
ンク側板の溶接方法にかかるものである。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
する。
第３図は本発明を実施するための装置の配置例
を示すもので、１は円筒型タンク側板の下板、２
は所要の開先形状を有する円筒型タンク側板の上
板であり、両者１，２は所要のルート間隔で位置
固定してある。該上板１の上端に跨つて走行する
ゴンドラ（図示せず）内の円筒型タンクの内側及
び外側にテイグアーク溶接用トーチ３，３及びフ
イラーメタル４，４を夫々所要の角度で取り付け
てある。
を示すもので、１は円筒型タンク側板の下板、２
は所要の開先形状を有する円筒型タンク側板の上
板であり、両者１，２は所要のルート間隔で位置
固定してある。該上板１の上端に跨つて走行する
ゴンドラ（図示せず）内の円筒型タンクの内側及
び外側にテイグアーク溶接用トーチ３，３及びフ
イラーメタル４，４を夫々所要の角度で取り付け
てある。
テイグアーク電極としてはトリウム入りタング
ステン電極すなわちトリタン電極５を使用する。
ステン電極すなわちトリタン電極５を使用する。
又、フイラーメタル４としては、タンク側板の
厚さや、材質にもよるが、1.2〜1.6φのものを使
用するのが好ましい。
厚さや、材質にもよるが、1.2〜1.6φのものを使
用するのが好ましい。
トリタン電極５，５及びフイラーメタル４，４
を所要に角度に取り付けた後、ガスノズルからの
アルゴン、ヘリウム等の不活性ガス雰囲気中でト
リタン電極５，５と母材である下板１及び上板２
との間にアークを発生させ、完全監視下でフイラ
ーメタル４，４を溶かしつつ２極両側溶接をす
る。溶接装置は上板２の上側に跨つて走行するゴ
ンドラ内に搭載されているので、該ゴンドラが上
板２に沿つて走行することにより、第４図に示す
ように上板２と下板１とは周方向に連続的に自動
溶接される。
を所要に角度に取り付けた後、ガスノズルからの
アルゴン、ヘリウム等の不活性ガス雰囲気中でト
リタン電極５，５と母材である下板１及び上板２
との間にアークを発生させ、完全監視下でフイラ
ーメタル４，４を溶かしつつ２極両側溶接をす
る。溶接装置は上板２の上側に跨つて走行するゴ
ンドラ内に搭載されているので、該ゴンドラが上
板２に沿つて走行することにより、第４図に示す
ように上板２と下板１とは周方向に連続的に自動
溶接される。
テイグアーク溶接は、不活性ガス気流中での溶
接のためフラツクスを必要としないので、溶接部
を透視することができ、又溶込みがよく、開先も
せまくすることができる。
接のためフラツクスを必要としないので、溶接部
を透視することができ、又溶込みがよく、開先も
せまくすることができる。
なお、本発明のタンク側板の溶接方法はテイグ
アーク溶接を例にとつて説明したが可視式の溶接
法例えばプラズマ・アーク溶接等であれば適用で
きること等、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
アーク溶接を例にとつて説明したが可視式の溶接
法例えばプラズマ・アーク溶接等であれば適用で
きること等、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
以上述べたように本発明のタンク側板の溶接方
法よれば、タンク側板の下板の上方にタンク側板
の上板を間〓を有して保持することにより両者間
の間〓に開先を形成し、該開先の両側部にテイグ
アーク溶接機やプラズマ・アーク溶接機等の可視
式溶接機を夫々配置し、各可視式溶接機を開先に
沿つて周方向に移動させつつ両可視式溶接機で開
先の両側を同時に自動溶接するようにしたので、
下記のような種々の優れた効果を発揮する。
法よれば、タンク側板の下板の上方にタンク側板
の上板を間〓を有して保持することにより両者間
の間〓に開先を形成し、該開先の両側部にテイグ
アーク溶接機やプラズマ・アーク溶接機等の可視
式溶接機を夫々配置し、各可視式溶接機を開先に
沿つて周方向に移動させつつ両可視式溶接機で開
先の両側を同時に自動溶接するようにしたので、
下記のような種々の優れた効果を発揮する。
() タンク側板の溶接時のアークプールが全て
完全監視できるので、溶接状況の諸変化に容易
に対応処置できる。従つて、美麗に整えられた
外観を持つたビードが形成でき、確実に溶接で
きる。
完全監視できるので、溶接状況の諸変化に容易
に対応処置できる。従つて、美麗に整えられた
外観を持つたビードが形成でき、確実に溶接で
きる。
() 不活性ガス（Ar、He、等）を用いたテイ
グアーク溶接法なので、母材が予熱を必要とす
るものでもその処置温度を低下させる事が出来
るなどの利点がある。
グアーク溶接法なので、母材が予熱を必要とす
るものでもその処置温度を低下させる事が出来
るなどの利点がある。
() 不活性ガス気流中で溶接するので、溶着金
属へのO2、H2、N2の吸収が減少し、溶接継手
の靭性等の劣化を防止できる。
属へのO2、H2、N2の吸収が減少し、溶接継手
の靭性等の劣化を防止できる。
() 溶込みが良いので、溶接部での融合不良等
が発生しがたく品質が向上する。
が発生しがたく品質が向上する。
() 溶込みの良い溶接法なので開先を狭くで
き、従つてフイラーメタルの使用量が減少し、
溶接コストが安価になる。
き、従つてフイラーメタルの使用量が減少し、
溶接コストが安価になる。
第１図は従来のサブマージアーク溶接法の説明
図、第２図イ，ロは従来のサブマージアーク溶接
法による溶接状態を示す図であり、イはビードの
片寄りを示す図、ロは溶接されない部分の図、第
３図は本発明の溶接法の説明図、第４図は本発明
の溶接法により溶接した溶接部の説明図である。 １は下板、２は上板、３はテイグアーク溶接用
トーチ、４はフイラーメタル、５はトリタン電極
を示す。
図、第２図イ，ロは従来のサブマージアーク溶接
法による溶接状態を示す図であり、イはビードの
片寄りを示す図、ロは溶接されない部分の図、第
３図は本発明の溶接法の説明図、第４図は本発明
の溶接法により溶接した溶接部の説明図である。 １は下板、２は上板、３はテイグアーク溶接用
トーチ、４はフイラーメタル、５はトリタン電極
を示す。
Claims (1)
- １ タンク側板の下板の上方にタンク側板の上板
を間〓を有して保持することにより両者間の間〓
に開先を形成し、該開先の両側部にテイグアーク
溶接機やプラズマ・アーク溶接機等の可視式溶接
機を夫々配置し、各可視式溶接機を開先に沿つて
周方向に移動させつつ両可視式溶接機で開先の両
側を同時に自動溶接することを特徴とするタンク
側板の溶接方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20060283A JPS6092075A (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | タンク側板の溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20060283A JPS6092075A (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | タンク側板の溶接方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6092075A JPS6092075A (ja) | 1985-05-23 |
| JPH057115B2 true JPH057115B2 (ja) | 1993-01-28 |
Family
ID=16427087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20060283A Granted JPS6092075A (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | タンク側板の溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6092075A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5225962B2 (ja) * | 2008-12-02 | 2013-07-03 | 株式会社神戸製鋼所 | 多電極ガスシールドアーク溶接方法 |
| CN102357719B (zh) * | 2011-09-13 | 2013-07-03 | 天津大学 | 一种双熔化极单电弧旁路耦合复合焊接系统及方法 |
| US20140042140A1 (en) * | 2012-08-13 | 2014-02-13 | General Electric Company | Welding process for repair of thick sections |
| CN111203660A (zh) * | 2020-01-19 | 2020-05-29 | 南京南方联成汽车零部件有限公司 | 一种新能源汽车电池盒弧焊工艺 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58103968A (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-21 | Sumikin Yousetsubou Kk | 両面同時隅肉溶接方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5121071Y2 (ja) * | 1971-12-27 | 1976-06-01 |
-
1983
- 1983-10-26 JP JP20060283A patent/JPS6092075A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58103968A (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-21 | Sumikin Yousetsubou Kk | 両面同時隅肉溶接方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6092075A (ja) | 1985-05-23 |
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