JPH01306075A - 溶接方法 - Google Patents
溶接方法Info
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- JPH01306075A JPH01306075A JP13320988A JP13320988A JPH01306075A JP H01306075 A JPH01306075 A JP H01306075A JP 13320988 A JP13320988 A JP 13320988A JP 13320988 A JP13320988 A JP 13320988A JP H01306075 A JPH01306075 A JP H01306075A
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- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、例えばアルミ等の軽合金材をイナートガスア
ーク溶接する溶接方法に関する。
ーク溶接する溶接方法に関する。
従来の技術
例えば自動車用のアルミ合金製ピストンのイナートガス
アーク溶接方法としては、垂下特性を有する所謂ティグ
溶接と、定電圧特性を有する所謂ミグ溶接が一般に知ら
れている(自動車工学全書19巻・自動車の製造法・
(株)山海堂・昭和55年4月20日発行・P l 5
0等参照)。
アーク溶接方法としては、垂下特性を有する所謂ティグ
溶接と、定電圧特性を有する所謂ミグ溶接が一般に知ら
れている(自動車工学全書19巻・自動車の製造法・
(株)山海堂・昭和55年4月20日発行・P l 5
0等参照)。
考案が解決しようとする課題
上記従来のティグ溶接方法にあっては、溶接時間が比較
的長く、生産効率が悪い。一方、特殊アルミ合金製のワ
イヤを定速送給してトーチ内のワイヤのまわりにアルゴ
ンを流しながら溶接するミグ溶接方法の場合は、溶接ス
タート部か他の部位に比較して空気等の巻き込みが激し
いため、溶融部内にブローホールやピンホールが多く発
生する虞れがある。
的長く、生産効率が悪い。一方、特殊アルミ合金製のワ
イヤを定速送給してトーチ内のワイヤのまわりにアルゴ
ンを流しながら溶接するミグ溶接方法の場合は、溶接ス
タート部か他の部位に比較して空気等の巻き込みが激し
いため、溶融部内にブローホールやピンホールが多く発
生する虞れがある。
課題を解決するための手段及び作用
本発明は、上記従来の溶接方法の問題点に鑑みて案出さ
れたもので、例えばアルミ合金をミグ溶接する際に、テ
ィグ溶接の垂下特性を利用して母材の溶接スタート部を
予め加熱し、この溶接スター +−gtsか一定温度以
上に達した時点てミグ溶接を開始するように構成した。
れたもので、例えばアルミ合金をミグ溶接する際に、テ
ィグ溶接の垂下特性を利用して母材の溶接スタート部を
予め加熱し、この溶接スター +−gtsか一定温度以
上に達した時点てミグ溶接を開始するように構成した。
したがって、ミグ溶接開始後においても溶接スタート部
の高温化が維持されて溶融材の凝固開始時間が遅延する
。このため溶接時に溶融部内に混入あるいは発生したガ
スか溶融部内から浮き出して外部に排出され易くなる。
の高温化が維持されて溶融材の凝固開始時間が遅延する
。このため溶接時に溶融部内に混入あるいは発生したガ
スか溶融部内から浮き出して外部に排出され易くなる。
実施例
以下、本発明の一実晦例を図面に基づいて詳述する。
第1図及び第2図は本発明に係る溶接方法に供される溶
接装置の一実施例を示し、lはアルミ合金製のピストン
母材、2はLfJ材p熱用のティグ溶接機の1・−チ、
3は該トーチ2と所定角度をもって併設された溶接用の
ミグ溶接機のトーチであって、1ユ記ピストン1す材1
は2つのローラ4,4上に横臥状態で回転可能に支持さ
れている。上記ティグ溶接機のトーチ2には、電極棒と
して例えばトリウム人タングステン線材のワイヤ5か保
持されており、このワイヤ5と母材lとの間には交流電
流が通電されている。一方、ミグ溶接機のトーチ3には
、定速送給装置6を介して送り出された特殊アルミ合金
製の細経ワイヤ7が保持されており、このワイヤ7側が
マイナス(−)極に、B↓材1側がプラス(+)極に設
定されている。
接装置の一実施例を示し、lはアルミ合金製のピストン
母材、2はLfJ材p熱用のティグ溶接機の1・−チ、
3は該トーチ2と所定角度をもって併設された溶接用の
ミグ溶接機のトーチであって、1ユ記ピストン1す材1
は2つのローラ4,4上に横臥状態で回転可能に支持さ
れている。上記ティグ溶接機のトーチ2には、電極棒と
して例えばトリウム人タングステン線材のワイヤ5か保
持されており、このワイヤ5と母材lとの間には交流電
流が通電されている。一方、ミグ溶接機のトーチ3には
、定速送給装置6を介して送り出された特殊アルミ合金
製の細経ワイヤ7が保持されており、このワイヤ7側が
マイナス(−)極に、B↓材1側がプラス(+)極に設
定されている。
そして、母材1の1−ツブ溝部la付近をミグ溶接する
際には、まずティグ溶接機のトーチ2のワイヤ5先端を
トップ溝部1aに近接して通電すると、ワイヤ2と母材
lとの間に同一量の電気が流れて母材l側に熱が吸収さ
れる。このため、トップ溝部18周辺が自動的に加熱さ
れて直ちに高温となる。続いて、トップ溝部1a周辺が
例えば180’C以上に達した時点でミグ溶接機のトー
チ3のワイヤ7先端をトップ溝1aの溶接個所に接近さ
せて、例えば電流110A、電圧16V、速度を一周6
0秒間の条件下で溶接を開始すれば、トップ溝部1aの
溶接個所は上述の予熱によって高’LFjr化が維持さ
れているため、溶融部の凝固開始時間が遅延する。した
がって、溶接開始時に溶融部に混入あるいは発生したガ
スが溶融部内から浮1−して外部に速やかに排出される
。このため、熔融部内でのブローポールやピンホール等
の発生が十分に防止される。
際には、まずティグ溶接機のトーチ2のワイヤ5先端を
トップ溝部1aに近接して通電すると、ワイヤ2と母材
lとの間に同一量の電気が流れて母材l側に熱が吸収さ
れる。このため、トップ溝部18周辺が自動的に加熱さ
れて直ちに高温となる。続いて、トップ溝部1a周辺が
例えば180’C以上に達した時点でミグ溶接機のトー
チ3のワイヤ7先端をトップ溝1aの溶接個所に接近さ
せて、例えば電流110A、電圧16V、速度を一周6
0秒間の条件下で溶接を開始すれば、トップ溝部1aの
溶接個所は上述の予熱によって高’LFjr化が維持さ
れているため、溶融部の凝固開始時間が遅延する。した
がって、溶接開始時に溶融部に混入あるいは発生したガ
スが溶融部内から浮1−して外部に速やかに排出される
。このため、熔融部内でのブローポールやピンホール等
の発生が十分に防止される。
また、ティグ溶接機を溶接ではなく予熱用として使用し
、溶接はミグ溶接機を用いるため、溶接時間の短縮化か
図れ、作業能率も向上する。
、溶接はミグ溶接機を用いるため、溶接時間の短縮化か
図れ、作業能率も向上する。
尚、上記実施例では、溶接個所の予熱手段としてティグ
溶接機を用いているが、これに限定されず他のアーク溶
接機を用いることも可能である。
溶接機を用いているが、これに限定されず他のアーク溶
接機を用いることも可能である。
また、ミグ溶接では、母材1側を一極、ワイヤ7側を十
極に設定しているが、両極を逆さにすることも可能であ
り、これによってワイヤ7の溶融速度の増大、スプレー
移行及びクリーニング作用を得ることができ、溶接性と
作業性の向」二か図れる。
極に設定しているが、両極を逆さにすることも可能であ
り、これによってワイヤ7の溶融速度の増大、スプレー
移行及びクリーニング作用を得ることができ、溶接性と
作業性の向」二か図れる。
発明の効果
以−)1の説明で明らかなように、本発明に係る溶接方
法によれば、母材の溶接スタート部を予めア−り熱によ
り加熱し、1−分に高温になった時点でミグ溶接を行う
ようにしたため、溶接開始後における溶融材の凝固時間
が遅延して溶融状態が暫時維持される。このため、溶融
部内に混入あるいは発生した空気やガス等の気泡がl:
;2−卜シて外部に排出され易くなる。この結果、ブロ
ーホールやピンホール等の発生が十分に防止され、製品
の品質の向上が図れる。
法によれば、母材の溶接スタート部を予めア−り熱によ
り加熱し、1−分に高温になった時点でミグ溶接を行う
ようにしたため、溶接開始後における溶融材の凝固時間
が遅延して溶融状態が暫時維持される。このため、溶融
部内に混入あるいは発生した空気やガス等の気泡がl:
;2−卜シて外部に排出され易くなる。この結果、ブロ
ーホールやピンホール等の発生が十分に防止され、製品
の品質の向上が図れる。
しかも、2つの溶接機を併用した溶接の自動化により製
造作業能率の向上が図れる。
造作業能率の向上が図れる。
第1図は本発明の溶接方法に供される溶接装置の一実施
例示す概略図、第2図は同溶接装置の側方からみた概略
図である。 1・・・アルミ合金ピストン母材、1a・・トップ溝部
(スタート部)2・・ティグ溶接トーチ、3・・・ミグ
溶を妾トーチ。 外2′?/1 1−・アルミ合金ピスト 1a・トップ溝部(スター 2・ティグ溶接トーチ 3 ミグ溶接トーチ / / ン母材 一ト部) 第2図
例示す概略図、第2図は同溶接装置の側方からみた概略
図である。 1・・・アルミ合金ピストン母材、1a・・トップ溝部
(スタート部)2・・ティグ溶接トーチ、3・・・ミグ
溶を妾トーチ。 外2′?/1 1−・アルミ合金ピスト 1a・トップ溝部(スター 2・ティグ溶接トーチ 3 ミグ溶接トーチ / / ン母材 一ト部) 第2図
Claims (1)
- (1)母材の溶接スタート部をアーク熱により予め自動
加熱し、上記スタート部が一定温度以上に上昇後にミグ
溶接により溶接を行うようにしたことを特徴とする溶接
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13320988A JPH01306075A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13320988A JPH01306075A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01306075A true JPH01306075A (ja) | 1989-12-11 |
Family
ID=15099283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13320988A Pending JPH01306075A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01306075A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014014828A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Mitsubishi Electric Corp | 溶接方法および溶接装置 |
JP2014208354A (ja) * | 2013-04-16 | 2014-11-06 | 川崎重工業株式会社 | アーク溶接装置 |
CN104972210A (zh) * | 2014-04-04 | 2015-10-14 | 三菱电机株式会社 | 压缩机容器的焊接方法和使用其的压缩机的制造方法 |
CN106825871A (zh) * | 2017-02-24 | 2017-06-13 | 玉林博飞商贸有限公司 | 一种铝合金的焊接工艺 |
CN110091030A (zh) * | 2019-05-24 | 2019-08-06 | 江苏格兰环境科技有限公司 | 加热炉管道用合金钢的焊接工艺 |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP13320988A patent/JPH01306075A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014014828A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Mitsubishi Electric Corp | 溶接方法および溶接装置 |
JP2014208354A (ja) * | 2013-04-16 | 2014-11-06 | 川崎重工業株式会社 | アーク溶接装置 |
CN104972210A (zh) * | 2014-04-04 | 2015-10-14 | 三菱电机株式会社 | 压缩机容器的焊接方法和使用其的压缩机的制造方法 |
CN106825871A (zh) * | 2017-02-24 | 2017-06-13 | 玉林博飞商贸有限公司 | 一种铝合金的焊接工艺 |
CN110091030A (zh) * | 2019-05-24 | 2019-08-06 | 江苏格兰环境科技有限公司 | 加热炉管道用合金钢的焊接工艺 |
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