JP3030953U - Tig溶接装置 - Google Patents
Tig溶接装置Info
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- JP3030953U JP3030953U JP1996002754U JP275496U JP3030953U JP 3030953 U JP3030953 U JP 3030953U JP 1996002754 U JP1996002754 U JP 1996002754U JP 275496 U JP275496 U JP 275496U JP 3030953 U JP3030953 U JP 3030953U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 TIG溶接において、溶接電流の調整を手元
で行なう。 【解決する手段】 溶接トーチ2上に溶接電流調整器5
が設けられ、該電流調整器5は、回転式可変抵抗器50の
回転軸55に回転操作用摘み54を設け、溶接作業の際に溶
接トーチ2を握った状態で作業者の手指が届く位置に前
記電流調整器5の摘み54が露出している。
で行なう。 【解決する手段】 溶接トーチ2上に溶接電流調整器5
が設けられ、該電流調整器5は、回転式可変抵抗器50の
回転軸55に回転操作用摘み54を設け、溶接作業の際に溶
接トーチ2を握った状態で作業者の手指が届く位置に前
記電流調整器5の摘み54が露出している。
Description
【0001】
本考案は、溶接電流の調整を溶接作業位置で可能にしたTIG溶接装置に関す るものである。
【0002】
従来のTIG溶接装置は、図3に示す如く、溶接機本体(1)からケーブル(3) を介して溶接トーチ(2)が接続され、溶接電流調整器(5a)は、コード(6a)を介し て接続され或いは溶接機本体(1)に設けられている。
【0003】 TIG溶接は非消耗性の電極を用いる。そのため、トーチ(2)を貫通して消耗 性の電極線を連続して自動送給するMIG溶接に比べて、トーチ(2)の周辺部分 は小型軽量化できるため、機動性に富み広い作業範囲での溶接に適している。 従って、溶接トーチ(2)のケーブル(3)は、20mに達するものがある。
【0004】 TIG溶接は、母材の材質、厚み、初層と上層の違いにより溶接電流を調整す ることが必要である。 突合わせ、重ね、隅角、T型等、溶接継手の型の違いや、下向き、垂直、上向 きの溶接姿勢の違いによっても溶接電流を調整することが望ましい。
【0005】 ところが、電流調整器(5a)は溶接機本体(1)に取付けられ或いはトーチ(2)の ケーブル(3)よりも遥かに短いコード(6a)によって溶接機本体(1)に接続されて いるため、溶接電流の調整の都度、作業者は電流調整器(5)の位置まで移動し、 再び溶接作業位置まで戻らねばならず、この往復移動が面倒であり、移動中は溶 接作業を中断せねばならず、溶接作業能率を著しく低下させている。
【0006】 電流調整が必要であっても、電流調整器(5)とトーチ(2)までの往復移動の面 倒さのために、ついつい電流調整を怠たりがちとなる。電流調整が必要な箇所で で電流調整を怠ると、溶接部の割れ、溶け込み過小、溶け込み過大、余盛過大、 余盛過小等の溶接不良を生じる。
【0007】 本考案は、溶接作業位置にて電流調整を可能となすことにより、電流調整のた めに作業者が移動する面倒さ及び移動の間の溶接作業の中断をなくし、作業能率 を大幅に向上できるTIG溶接装置を明らかにするものである。
【0008】
本考案のTIG溶接装置は、溶接トーチ(2)上に溶接電流調整器(5)を設けて いる。 電流調整器(5)は、回転式可変抵抗器(50)の回転軸(55)に回転操作用摘み(54) を有し、溶接作業の際に溶接トーチ(2)を握った状態で作業者の手指(8)が届く 位置に前記電流調整器(5)の摘み(54)が露出していることが望ましい。
【0009】
溶接トーチ(2)上に電流調整器(5)が設けられているため、作業者は、溶接作 業位置にて溶接電流の調整ができ、従来の電流調整器(5)の位置まで移動し、再 び溶接作業位置まで戻る面倒さを開放し、又、この往復時間の溶接の中断による 時間のロスをなくして、溶接能率を大幅に向上できる。
【0010】 又、電流調整のための移動の面倒さがないため、作業者は、母材の相違、溶接 部位の相違、溶接継手の型の相違、溶接姿勢の相違等に応じて、こまめに溶接電 流を調整して、良好な溶接を行なうことができる。
【0011】
図1は、本考案の溶接装置を示している。 溶接機本体(1)から、ケーブル(3)を介して溶接トーチ(2)が接続されている 。 ケーブル(3)には、冷却水管、シールドガス管(何れも図示せず)が通ってい る。
【0012】 溶接トーチ(2)には、トーチスイッチ(4)が設けられており、該スイッチ(4) のコード(図示せず)は、ケーブル(3)の外側にケーブル(3)に沿わせて配設され 或いはケーブル(3)内に配設されている。
【0013】 本考案の特徴は、上記溶接トーチ(2)に溶接電流調整器(5)を設けた点である 。 図2に示す如く、実施の溶接電流調整器(5)は、高さ約30mm、長さ約40mm、厚 み約20mmの小型中空ケース(51)内に、回転式可変抵抗器(50)を設け、該抵抗器(5 0)の回転軸(55)に円板状の摘み(54)を取付け、ケース(51)に開設したスリット(5 2)から摘み(54)の一部を臨出させている。
【0014】 可変抵抗器(50)の回転軸(55)の先端面に、指印(56)が施され、ケース(51)に開 設した孔(53)から露出させている。ケース(51)には該孔(53)の周囲に電流目盛(5 7)が印されている。
【0015】 上記電流調整器(5)は、溶接作業の際に溶接トーチ(2)を握る位置で作業者の 手指(8)が届く位置に摘み(54)が位置する様に溶接トーチ(2)に取付けられてい る。
【0016】 電流調整器(5)から延びたコード(6)は、実施例ではトーチ(2)のケーブル( 3)に沿わせて配設し、バラケない様に紐(9)で止めている。 コード(6)先端のプラグ(61)は、溶接機本体(1)のジャック(11)に差し込んで 取付けられる。
【0017】 然して、溶接トーチ(2)に電流調整器(5)が設けられているため、作業者は、 溶接作業位置にて溶接電流の調整ができ、従来の様に、電流調整器(5)の位置ま で移動し、再び溶接作業位置まで戻る面倒さから開放され、溶接作業性を大幅に 向上できる。
【0018】 実施例の様に、トーチ(2)を握った状態で、手指が届く位置に電流調整器(5) の調整摘み(54)が位置していると、トーチ(2)を握った状態で電流調整ができ、 一層便利である。
【0019】 又、電流調整のための移動の面倒さがないため、作業者は、母材の相違、溶接 部位の相違、溶接継手の型の相違、溶接姿勢の相違等に応じて、こまめに溶接電 流を調整して、良好な溶接を行なうことができる。
【0020】 本考案は、上記実施例の構成に限定されることはなく、実用新案登録請求の範 囲に記載の範囲で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】溶接装置の斜面図である。
【図2】電流調整器周辺の斜面図である。
【図3】従来の溶接装置の正面図である。
(1) 溶接機本体 (2) 溶接トーチ (3) ケーブル (5) 電流調整器 (6) コード
Claims (2)
- 【請求項1】 溶接トーチ(2)上に溶接電流調整器(5)
を設けたTIG溶接装置。 - 【請求項2】 溶接トーチ(2)上に溶接電流調整器(5)
が設けられ、該電流調整器(5)は、回転式可変抵抗器(5
0)の回転軸(55)に回転操作用摘み(54)を有しており、溶
接作業の際に溶接トーチ(2)を握った状態で作業者の手
指が届く位置に前記電流調整器(5)の摘み(54)が露出し
ていることを特徴とするTIG溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996002754U JP3030953U (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | Tig溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996002754U JP3030953U (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | Tig溶接装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3030953U true JP3030953U (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=43165922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996002754U Expired - Lifetime JP3030953U (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | Tig溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3030953U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100467183C (zh) * | 2004-01-16 | 2009-03-11 | 株式会社大亨 | 弧焊的电流控制方法 |
-
1996
- 1996-04-10 JP JP1996002754U patent/JP3030953U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100467183C (zh) * | 2004-01-16 | 2009-03-11 | 株式会社大亨 | 弧焊的电流控制方法 |
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