JPS6110854Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6110854Y2 JPS6110854Y2 JP11279282U JP11279282U JPS6110854Y2 JP S6110854 Y2 JPS6110854 Y2 JP S6110854Y2 JP 11279282 U JP11279282 U JP 11279282U JP 11279282 U JP11279282 U JP 11279282U JP S6110854 Y2 JPS6110854 Y2 JP S6110854Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- welding torch
- windshield
- torch
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 47
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 1
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003517 fume Substances 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は強風時でもその溶接作業を可能にする
大電流ミグ溶接機の溶接トーチ風防装置に関する
ものである。
大電流ミグ溶接機の溶接トーチ風防装置に関する
ものである。
LNG船等の建造の際に使用されている大電流
ミグ溶接機は、不活性ガスを使用するため、風に
対して非常に弱い性質をもつており、風のある日
には溶接できず、風速約1から2m/sec以下の
場合にのみ使用可能であるという問題があつた。
ミグ溶接機は、不活性ガスを使用するため、風に
対して非常に弱い性質をもつており、風のある日
には溶接できず、風速約1から2m/sec以下の
場合にのみ使用可能であるという問題があつた。
即ち、風のある状態で溶接を行なうと、風によ
りガスシールドが乱れ、ビード外観が非常にきた
ないしわしわの状態となり、この状態をパツカリ
ングと称しており、これを防止するためには溶接
トーチの被溶接母材周囲をかこむことが考えられ
る。
りガスシールドが乱れ、ビード外観が非常にきた
ないしわしわの状態となり、この状態をパツカリ
ングと称しており、これを防止するためには溶接
トーチの被溶接母材周囲をかこむことが考えられ
る。
しかしながら、溶接トーチの周囲を完全にかこ
むと、ヒユームがその内部でこもり、アークが観
察できなくなる。一方、上方から風が吹くことは
少なく、かつ、その影響が少ないことから、上部
はかこむ必要のないことも判明した。
むと、ヒユームがその内部でこもり、アークが観
察できなくなる。一方、上方から風が吹くことは
少なく、かつ、その影響が少ないことから、上部
はかこむ必要のないことも判明した。
また、アークは溶接トーチの前面、即ち、溶接
機の進行方向から観察することが最善であり、周
囲をかこつた場合、前面に遮光ガラスの窓を設け
る必要があり、かつ、その遮光ガラスにはスパツ
ターが附着しないようにすることが必要である。
機の進行方向から観察することが最善であり、周
囲をかこつた場合、前面に遮光ガラスの窓を設け
る必要があり、かつ、その遮光ガラスにはスパツ
ターが附着しないようにすることが必要である。
そこで本考案は、前記のごとき大電流ミグ溶接
機が、強風時においても良好な溶接作業を行ない
うる溶接トーチ風防装置を提供することを目的と
してなされたものである。
機が、強風時においても良好な溶接作業を行ない
うる溶接トーチ風防装置を提供することを目的と
してなされたものである。
即ち、本考案の溶接トーチ風防装置は、被溶接
母材上を移動しながら溶接トーチで溶接を行なう
大電流ミグ溶接機のキヤリツジに、該溶接トーチ
の該被溶接母材上の外周をかこむ風防ケースを取
付けると共に、その風防ケースの前面に、トーチ
観察用の遮光ガラスを有し、かつ該遮光ガラスの
直後に下方から上方に貫通するダクトを有する突
出ケースを連接することにより構成される。
母材上を移動しながら溶接トーチで溶接を行なう
大電流ミグ溶接機のキヤリツジに、該溶接トーチ
の該被溶接母材上の外周をかこむ風防ケースを取
付けると共に、その風防ケースの前面に、トーチ
観察用の遮光ガラスを有し、かつ該遮光ガラスの
直後に下方から上方に貫通するダクトを有する突
出ケースを連接することにより構成される。
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明す
るが、第1図は本考案の実施例における溶接トー
チ風防装置を適用した大電流ミグ溶接機の要部断
面で示す側面図、第2図は第1図の溶接トーチ風
防装置の拡大斜視図、第3図は第2図の側断面
図、第4図は第1図の溶接トーチ風防装置の取付
部の要部断面の正面図である。
るが、第1図は本考案の実施例における溶接トー
チ風防装置を適用した大電流ミグ溶接機の要部断
面で示す側面図、第2図は第1図の溶接トーチ風
防装置の拡大斜視図、第3図は第2図の側断面
図、第4図は第1図の溶接トーチ風防装置の取付
部の要部断面の正面図である。
まず、第1図に示す被溶接母材1上に設けられ
たレール2上を矢印Fの進行方向に移動しながら
溶接トーチ3により被溶接母材1の溶接を行なう
大電流ミグ溶接機4のキヤリツジ5の側部に、そ
の溶接トーチ3の被溶接母材1の外周をかこむ矩
形のアルミ製の風防ケース6を取付けており、そ
の風防ケース6の被溶接母材1に接触する下端部
の周囲には、スカート状の裏当テープ7が取り付
けられ、その上下面は解放されている。
たレール2上を矢印Fの進行方向に移動しながら
溶接トーチ3により被溶接母材1の溶接を行なう
大電流ミグ溶接機4のキヤリツジ5の側部に、そ
の溶接トーチ3の被溶接母材1の外周をかこむ矩
形のアルミ製の風防ケース6を取付けており、そ
の風防ケース6の被溶接母材1に接触する下端部
の周囲には、スカート状の裏当テープ7が取り付
けられ、その上下面は解放されている。
次に、この風防ケース6の前面には、遮光ガラ
ス8を有する突出ケース9を連接しており、その
突出ケース9の遮光ガラス8の直後には、下方か
ら上方に貫通する上下両端が開口状の筒状のダク
ト10が設けられている。
ス8を有する突出ケース9を連接しており、その
突出ケース9の遮光ガラス8の直後には、下方か
ら上方に貫通する上下両端が開口状の筒状のダク
ト10が設けられている。
上記のごとく構成された溶接トーチ風防装置で
は、その溶接トーチ3の上方及び下方を除く周囲
が風防ケース6によりかこまれており、強風の吹
いている屋外においても風の影響が溶接トーチ3
に及ばないと共に、溶接時のアークは、その前面
の遮光ガラス8を通じ、進行方行Fから観察でき
る。
は、その溶接トーチ3の上方及び下方を除く周囲
が風防ケース6によりかこまれており、強風の吹
いている屋外においても風の影響が溶接トーチ3
に及ばないと共に、溶接時のアークは、その前面
の遮光ガラス8を通じ、進行方行Fから観察でき
る。
更に、遮光ガラス8は突出ケース9に設けら
れ、かつ遮光ガラス8の直後に上下両端が開口状
のダクトを設け、このダクトの吸引作用により遮
光ガラス直後附近の汚染空気を上下に排出するよ
うにしたため、遮光ガラス8は曇らず、遮光ガラ
ス8にスパツターが付着しない。
れ、かつ遮光ガラス8の直後に上下両端が開口状
のダクトを設け、このダクトの吸引作用により遮
光ガラス直後附近の汚染空気を上下に排出するよ
うにしたため、遮光ガラス8は曇らず、遮光ガラ
ス8にスパツターが付着しない。
なお、上記本考案の実施例の溶接トーチ風防装
置を使用した大電流ミグ溶接機4で溶接作業を行
なつたところ、風速毎秒8.5mの強風のもとでも
溶接が可能になり、しかもパツカリングもなく、
良好な溶接ができることを確認ずみである。
置を使用した大電流ミグ溶接機4で溶接作業を行
なつたところ、風速毎秒8.5mの強風のもとでも
溶接が可能になり、しかもパツカリングもなく、
良好な溶接ができることを確認ずみである。
従つて、本考案を採用すれば、強風時において
も溶接作業を円滑に行なうことができ、しかもパ
ツカリングのない良好な溶接が得られ、手直し時
間が不要になり、工費と消耗品の節約がはかれる
という効果がある。
も溶接作業を円滑に行なうことができ、しかもパ
ツカリングのない良好な溶接が得られ、手直し時
間が不要になり、工費と消耗品の節約がはかれる
という効果がある。
なお、本考案はCo2溶接機に対して有効に適用
することができる。
することができる。
第1図は本考案の実施例における溶接トーチ風
防装置を適用した大電流ミグ溶接機の要部断面で
示す側面図、第2図は第1図の溶接トーチ風防装
置の拡大斜視図、第3図は第2図の側断面図、第
4図は第1図の溶接トーチ風防装置の取付部の要
部断面の正面図である。 1……被溶接母材、3……溶接トーチ、4……
大電流ミグ溶接機、5……キヤリツジ、6……風
防ケース、8……遮光ガラス、9……突出ケー
ス、10……ダクト。
防装置を適用した大電流ミグ溶接機の要部断面で
示す側面図、第2図は第1図の溶接トーチ風防装
置の拡大斜視図、第3図は第2図の側断面図、第
4図は第1図の溶接トーチ風防装置の取付部の要
部断面の正面図である。 1……被溶接母材、3……溶接トーチ、4……
大電流ミグ溶接機、5……キヤリツジ、6……風
防ケース、8……遮光ガラス、9……突出ケー
ス、10……ダクト。
Claims (1)
- 被溶接母材上を移動しながら溶接トーチで溶接
を行なう大電流ミグ溶接機のキヤリツジに、該溶
接トーチの該被溶接母材上の外周をかこむ風防ケ
ースを取付けると共に、その風防ケースの前面
に、トーチ観察用の遮光ガラスを有し、かつ該遮
光ガラスの直後に下方から上方に貫通し、かつ上
下両端が開口状のダクトを有する突出ケースを連
接したことを特徴とする大電流ミグ溶接機の溶接
トーチ風防装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11279282U JPS5920972U (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | 大電流ミグ溶接機の溶接ト−チ風防装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11279282U JPS5920972U (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | 大電流ミグ溶接機の溶接ト−チ風防装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5920972U JPS5920972U (ja) | 1984-02-08 |
JPS6110854Y2 true JPS6110854Y2 (ja) | 1986-04-07 |
Family
ID=30261345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11279282U Granted JPS5920972U (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | 大電流ミグ溶接機の溶接ト−チ風防装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920972U (ja) |
-
1982
- 1982-07-27 JP JP11279282U patent/JPS5920972U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5920972U (ja) | 1984-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5393948A (en) | Open faced trailing welding shield | |
JPS6110854Y2 (ja) | ||
CA2062908C (en) | Laminar barrier inerting for leading and/or trailing shield in welding application | |
JPS6120394B2 (ja) | ||
JP2978082B2 (ja) | ガスシールドアーク溶接装置 | |
JP7491559B2 (ja) | ガスシールドアーク溶接装置及び溶接方法 | |
US6772933B2 (en) | Welding shield system | |
JP3079798B2 (ja) | 梁の溶接方法 | |
JPS5573479A (en) | Tandem system high speed arc welding method | |
JPH1034331A (ja) | 曲面板のガスシールド溶接装置 | |
JPS60210Y2 (ja) | 防風用衝立装置 | |
JPS601901Y2 (ja) | ヘリ継手用tig溶接ト−チ | |
JPS5927978Y2 (ja) | ガスシ−ルドア−ク溶接用治具 | |
US5257732A (en) | Laminar barrier inert fluid shield apparatus | |
JP2766671B2 (ja) | 水中立向溶接方法 | |
JPH0731888Y2 (ja) | 極薄材重ね継手溶接装置 | |
JPH057115B2 (ja) | ||
JPS6438177U (ja) | ||
JPH0221194Y2 (ja) | ||
JPS6096363A (ja) | スパツタ−飛散防止カバ− | |
JP2588449Y2 (ja) | 鉄骨現場溶接の防風装置 | |
JPS5927982Y2 (ja) | 電縫造管用内面側ガスシ−ルド装置 | |
JPS6245824Y2 (ja) | ||
JPH0144225Y2 (ja) | ||
JPH06574U (ja) | 溶接トーチ |