JPS60189109A - 絶縁電線 - Google Patents
絶縁電線Info
- Publication number
- JPS60189109A JPS60189109A JP4311184A JP4311184A JPS60189109A JP S60189109 A JPS60189109 A JP S60189109A JP 4311184 A JP4311184 A JP 4311184A JP 4311184 A JP4311184 A JP 4311184A JP S60189109 A JPS60189109 A JP S60189109A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- varnish
- insulated wire
- thermosetting
- ultraviolet
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、絶縁電線に関し、更に詳しくは導体」二に紫
外線硬化型樹脂層および熱硬化型樹脂層を有して成る絶
縁電線に関する。
外線硬化型樹脂層および熱硬化型樹脂層を有して成る絶
縁電線に関する。
従来、エナメル線製造におけるエナメル被覆は、有(幾
溶剤に(14脂を固形分20〜40%程度溶解した熱砂
化性ワニスを導体に塗布し、焼イ」けすることを7〜1
2回くり返して行なわれていた。しかし、この製法では
作業]工程が長くなり、また炉内での有機溶剤の揮発と
いう問題もあり、作業環境面でも好ましくない。
溶剤に(14脂を固形分20〜40%程度溶解した熱砂
化性ワニスを導体に塗布し、焼イ」けすることを7〜1
2回くり返して行なわれていた。しかし、この製法では
作業]工程が長くなり、また炉内での有機溶剤の揮発と
いう問題もあり、作業環境面でも好ましくない。
紫外線または電子線照射により硬化する樹脂を用いると
、1へ・2回のワニス塗布回数で厚膜が得られ、またワ
ニスが全て反応性材料から構成されるめで有機溶剤を焼
付炉内で揮発さる工程が必要でなくなるという利点があ
る。
、1へ・2回のワニス塗布回数で厚膜が得られ、またワ
ニスが全て反応性材料から構成されるめで有機溶剤を焼
付炉内で揮発さる工程が必要でなくなるという利点があ
る。
ところで、紫外線硬化法は電子硬化法に比べて、照射強
度が劣るが、設備コストが安いので、熱硬化法の代替と
して使用されつつある。しかし、紫外線は透過力が弱い
ので、多本掛にして紫外線硬化ワニスを塗布し、紫外線
ランプで硬化させる場合、どうしても導体周上で照射強
度のムラができる。特に寸法の大きい丸線、平角線およ
びその他の異形線ではこのムラがひどい。また紫外線硬
化型ワニスに用いる樹脂は二重結合を含む構造を有する
ので使用樹脂が限定され、従来のエナメル被覆に比べて
耐熱性およびその他の特性の点でやや劣っている。
度が劣るが、設備コストが安いので、熱硬化法の代替と
して使用されつつある。しかし、紫外線は透過力が弱い
ので、多本掛にして紫外線硬化ワニスを塗布し、紫外線
ランプで硬化させる場合、どうしても導体周上で照射強
度のムラができる。特に寸法の大きい丸線、平角線およ
びその他の異形線ではこのムラがひどい。また紫外線硬
化型ワニスに用いる樹脂は二重結合を含む構造を有する
ので使用樹脂が限定され、従来のエナメル被覆に比べて
耐熱性およびその他の特性の点でやや劣っている。
本発明者らは、絶縁被膜電線のエナメル被覆について鋭
意研究を行なった結果、従来の熱硬化型ワニスに紫外線
硬化ワニスを併用すると短時間で優れた特性を有する絶
縁被膜電線を製造できることを見い出し、本発明を完成
するに至った。
意研究を行なった結果、従来の熱硬化型ワニスに紫外線
硬化ワニスを併用すると短時間で優れた特性を有する絶
縁被膜電線を製造できることを見い出し、本発明を完成
するに至った。
本発明の要旨は、導体上に紫外線硬化型樹脂層および熱
硬化型樹脂層を有して成る絶縁電線に存する。
硬化型樹脂層を有して成る絶縁電線に存する。
本発明によれば、多本掛により紫外線硬化した時に見ら
れる照射強度ムラのための導体周辺の特性のバラツキは
、加熱による熱硬化反応によって解消され、また紫外線
硬化被膜の特性の低さは、熱硬化被膜によって改良され
る。
れる照射強度ムラのための導体周辺の特性のバラツキは
、加熱による熱硬化反応によって解消され、また紫外線
硬化被膜の特性の低さは、熱硬化被膜によって改良され
る。
紫外線硬化型樹脂としては、アロエックスM−61t)
0 (東亜合成化学社製)、ウレンアクリレートオリ
ゴマ−# 200 (東し社製)、A RT REεI
N −LJ N −3000(機上工業社製)、RC
Pε311(W、R,GRACE社製)などが例示でき
る。
0 (東亜合成化学社製)、ウレンアクリレートオリ
ゴマ−# 200 (東し社製)、A RT REεI
N −LJ N −3000(機上工業社製)、RC
Pε311(W、R,GRACE社製)などが例示でき
る。
熱硬化型樹脂としては、従来用いられていたもの、たと
えば、ポリエステルワニス、ポリエステルイミドワニス
、ポリアミドイミドワニスなどの有機溶剤系ワニス、水
溶性ポリイミドワニスなどの水溶性ワニスが挙げられる
。熱硬化型樹脂を溶解させる溶剤としては、これら樹脂
に通常用いられるものが使用でき、たとえば、水および
有機溶剤としてクレゾール、ナフサ、N−メチル−2−
ピロリドンなどが例示できる。ワニスの樹脂濃度は、通
常30〜50重量%である。熱硬化型樹脂のワニ又は、
従来方法と同様に塗布、焼(=jけされる。
えば、ポリエステルワニス、ポリエステルイミドワニス
、ポリアミドイミドワニスなどの有機溶剤系ワニス、水
溶性ポリイミドワニスなどの水溶性ワニスが挙げられる
。熱硬化型樹脂を溶解させる溶剤としては、これら樹脂
に通常用いられるものが使用でき、たとえば、水および
有機溶剤としてクレゾール、ナフサ、N−メチル−2−
ピロリドンなどが例示できる。ワニスの樹脂濃度は、通
常30〜50重量%である。熱硬化型樹脂のワニ又は、
従来方法と同様に塗布、焼(=jけされる。
本発明において、紫外線硬化型ワニスは、通常1〜2回
塗布照射され、熱硬化型ワニ又は、通常1〜2回塗布焼
イマ1けすればよい。この塗布固定化合計回数は、熱硬
化型ワニスだけの場合(7〜12回)に比べるとずっと
少なくなっており、製造工程が、著しく短縮される。
塗布照射され、熱硬化型ワニ又は、通常1〜2回塗布焼
イマ1けすればよい。この塗布固定化合計回数は、熱硬
化型ワニスだけの場合(7〜12回)に比べるとずっと
少なくなっており、製造工程が、著しく短縮される。
以下に実施例、試験例を示し、本発明を更に詳しく説明
する。
する。
実施例1
直径1.01の導体に、紫外線硬化型樹脂又として、ウ
レタンアクリレートオリゴマー(東し製#200)81
’1重量部、N−ビニル−ピロリドン20重量部および
光架橋剤2−ヒドロキシー2−メチル−プロピオフェノ
ン5重量部の混合物を塗布し、照射距離10cmとした
4km高圧型水銀ランプおよび集光型反射板を用いて硬
化させた(線i肝25m/分)。次いで、熱硬化型ワニ
スとして水溶性ポリイミドワニス(日東電工製X−60
0W)を1回塗布焼f;1シ、絶縁電線を得た。
レタンアクリレートオリゴマー(東し製#200)81
’1重量部、N−ビニル−ピロリドン20重量部および
光架橋剤2−ヒドロキシー2−メチル−プロピオフェノ
ン5重量部の混合物を塗布し、照射距離10cmとした
4km高圧型水銀ランプおよび集光型反射板を用いて硬
化させた(線i肝25m/分)。次いで、熱硬化型ワニ
スとして水溶性ポリイミドワニス(日東電工製X−60
0W)を1回塗布焼f;1シ、絶縁電線を得た。
実施例2
熱硬化型ワニスとしてクレゾール溶剤のポリエステルワ
ニス(東特塗料製LiLoo−2240)を用いる以外
は実施例1の手順をくり返し、絶縁電線を得た。
ニス(東特塗料製LiLoo−2240)を用いる以外
は実施例1の手順をくり返し、絶縁電線を得た。
実施例3
熱硬化型ワニスとしてポリアミドイミドワニス([1立
化成製H1−405−30)を用いる以外は実施例1の
手順をくり返し、絶縁電線を明な。
化成製H1−405−30)を用いる以外は実施例1の
手順をくり返し、絶縁電線を明な。
実施例4
寸法2.0mmX4.0mmの平角銅導体に実施例1で
用いた紫外線硬化型樹脂スを塗布し、照射距離](lc
u+とした4kw高圧型水銀ランプ2本および反射光が
導体フラット面に照射される様に配置した集光型反射板
を用いて硬化させた(線速8I11/分)。
用いた紫外線硬化型樹脂スを塗布し、照射距離](lc
u+とした4kw高圧型水銀ランプ2本および反射光が
導体フラット面に照射される様に配置した集光型反射板
を用いて硬化させた(線速8I11/分)。
次いで、熱硬化型ワニスとしてポリエステルイミドワニ
ス(口触スケネクタデイ製I Co+nid 4111
! )を1回塗布焼(iし、絶縁電線を得た。
ス(口触スケネクタデイ製I Co+nid 4111
! )を1回塗布焼(iし、絶縁電線を得た。
比較例1
熱硬化型ワニスの塗布焼付を行なわない以外は実施例1
の手順をくり返し、絶縁電線を得た。
の手順をくり返し、絶縁電線を得た。
比較例2
熱硬化型ワニスの塗布焼付を行なわない以外は実施例4
の手順をくり返し絶縁電線を得エユ。
の手順をくり返し絶縁電線を得エユ。
試験例
実施例1〜4および比較例1〜2で1;トられた絶縁電
線の種々の特性を試験した。その結果を表に示す。
線の種々の特性を試験した。その結果を表に示す。
紫外線硬化と熱硬化を(71用すると、少ない塗布硬化
回数でエナメル線として充分使用できる絶縁電線が得ら
れ、紫外線硬化のみを用いる場合の特性の低さ、ばらつ
きが解消される。
回数でエナメル線として充分使用できる絶縁電線が得ら
れ、紫外線硬化のみを用いる場合の特性の低さ、ばらつ
きが解消される。
Claims (1)
- (1)導体上に紫外線硬化型樹脂層および熱硬化型O(
脂層を有して成る絶縁電線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4311184A JPS60189109A (ja) | 1984-03-06 | 1984-03-06 | 絶縁電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4311184A JPS60189109A (ja) | 1984-03-06 | 1984-03-06 | 絶縁電線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60189109A true JPS60189109A (ja) | 1985-09-26 |
Family
ID=12654715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4311184A Pending JPS60189109A (ja) | 1984-03-06 | 1984-03-06 | 絶縁電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60189109A (ja) |
-
1984
- 1984-03-06 JP JP4311184A patent/JPS60189109A/ja active Pending
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