JPS60188420A - 含ハロゲン芳香族ポリエステル - Google Patents
含ハロゲン芳香族ポリエステルInfo
- Publication number
- JPS60188420A JPS60188420A JP4376984A JP4376984A JPS60188420A JP S60188420 A JPS60188420 A JP S60188420A JP 4376984 A JP4376984 A JP 4376984A JP 4376984 A JP4376984 A JP 4376984A JP S60188420 A JPS60188420 A JP S60188420A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aromatic polyester
- dicarboxylic acid
- halogen
- aromatic
- polyester
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- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は400℃以下で溶融成形可能で、すぐれた光学
異方性、機械的性質および難燃性を有する成形品を与え
ることのできる新規な含ハロゲン芳香族ポリエステルに
関するものである。
異方性、機械的性質および難燃性を有する成形品を与え
ることのできる新規な含ハロゲン芳香族ポリエステルに
関するものである。
近年プラスチックの高性能化に対する要求がますます高
まり、種々の新規性能を有するポリマが数多く開発され
、市場に供されているが、なかでもとくに分子鎖の平管
な配列を特徴とする光学異方性の液晶ポリマがすぐれた
性質を有する点で注目されているが、この液晶ポリマと
しては全芳香族ポリエステル、たとえばテレフタル酸な
どの芳香族ジカルボン酸と核置換ハイドロキノンなどの
芳香族レオール、またはこれらとさらにp−ヒドロキシ
安息香酸などからなる芳香族ポリエステルが知られてい
る。これらのポリエステルはすぐれた光学異方性を有す
る反面、融点が高すぎて溶融成形が不可能であったり、
また弾性率に代表される機械的性質が不十分であるとい
う欠点を有しており、さらに高性能化が望まれているの
が実状である。
まり、種々の新規性能を有するポリマが数多く開発され
、市場に供されているが、なかでもとくに分子鎖の平管
な配列を特徴とする光学異方性の液晶ポリマがすぐれた
性質を有する点で注目されているが、この液晶ポリマと
しては全芳香族ポリエステル、たとえばテレフタル酸な
どの芳香族ジカルボン酸と核置換ハイドロキノンなどの
芳香族レオール、またはこれらとさらにp−ヒドロキシ
安息香酸などからなる芳香族ポリエステルが知られてい
る。これらのポリエステルはすぐれた光学異方性を有す
る反面、融点が高すぎて溶融成形が不可能であったり、
また弾性率に代表される機械的性質が不十分であるとい
う欠点を有しており、さらに高性能化が望まれているの
が実状である。
そこで本発明者らは光学異方性、溶融成形性および機械
的性質が均衡にすぐれた芳香族ポリエステルの取得を目
的として鋭意検討した結果、特定ジカルボン成分の一部
に1.2−ビス(2−クロロフェノキシ)エタン−4,
4′−ジカルボン酸および/ マtニー 1.11.2
− ヒス(2−ブロムフェノキン)エタン−4,4′−
ジカルボン酸を用い、これに特定の芳香族ジオールを反
応させて得られる含ハロゲン芳香族ポリエステルが、4
00℃以下で溶融成形可能で、すぐれた光学異方性、機
械的性質およびさらには自己消火性を有する成形品を与
え得ることを見出し、本発明に到達した。
的性質が均衡にすぐれた芳香族ポリエステルの取得を目
的として鋭意検討した結果、特定ジカルボン成分の一部
に1.2−ビス(2−クロロフェノキシ)エタン−4,
4′−ジカルボン酸および/ マtニー 1.11.2
− ヒス(2−ブロムフェノキン)エタン−4,4′−
ジカルボン酸を用い、これに特定の芳香族ジオールを反
応させて得られる含ハロゲン芳香族ポリエステルが、4
00℃以下で溶融成形可能で、すぐれた光学異方性、機
械的性質およびさらには自己消火性を有する成形品を与
え得ることを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、下記構造単位(1)および(1)か
らなり構造単位(1)が芳香族ポリエステル全体の50
モル%を越え90モル%以下であること、構造単位(I
t)が芳香族ポリエステル全体の10モル%以上であり
50モル%未満であることを特徴とする溶融成形可能な
新規な含ハロゲン芳香族ポリエステルを提供するもので
ある。
らなり構造単位(1)が芳香族ポリエステル全体の50
モル%を越え90モル%以下であること、構造単位(I
t)が芳香族ポリエステル全体の10モル%以上であり
50モル%未満であることを特徴とする溶融成形可能な
新規な含ハロゲン芳香族ポリエステルを提供するもので
ある。
−EOROC−R’−Cテ ・・・(1)II II
0
から選ばれた基を示し、Xは塩素原子または臭素原子を
示す。
示す。
本発明でジカルボン酸成分として用いる1、2−ビス(
2−クロロフェノキシ)エタン−4,4′−ジカルボン
酸または1,2−ビス(2−ブロムフェノキシ)エタン
−4+47−ジカルボン酸とエチレングリコールまたは
1,4−ブタンジオールなどの脂肪3− いるが、このポリエステルは良好な難燃性を有する反面
、弾性率が劣り、等方性で光学異方性を有さない。これ
に対し、ジオール成分として特定の芳香族ジオールを用
いてなる本発明の含ハロゲン芳香族ポリエステルは良好
な難燃性を示すばかりか、光学異方性で液晶ポリマとし
ての性能を有しており、溶融成形可能で、成形品の弾性
率も極めてずくれている。
2−クロロフェノキシ)エタン−4,4′−ジカルボン
酸または1,2−ビス(2−ブロムフェノキシ)エタン
−4+47−ジカルボン酸とエチレングリコールまたは
1,4−ブタンジオールなどの脂肪3− いるが、このポリエステルは良好な難燃性を有する反面
、弾性率が劣り、等方性で光学異方性を有さない。これ
に対し、ジオール成分として特定の芳香族ジオールを用
いてなる本発明の含ハロゲン芳香族ポリエステルは良好
な難燃性を示すばかりか、光学異方性で液晶ポリマとし
ての性能を有しており、溶融成形可能で、成形品の弾性
率も極めてずくれている。
また、例えばクロルハイドロキノノとテレフタル酸から
なるポリエステルに1,2−ビス(フェノキン)エタン
−4,4′−ジカルボン酸を共重合した共重合ポリエス
テルについては特公昭55−482号公報によって公知
であるが、本発明の1,2−ビス(2−クロルフェノキ
シ)エタン−4,4′−ジカルボン酸および/または1
.2−ビス(2−ブロムフェノキシ)エタン−4,4′
−ジカルボン酸を共重合したポリエステルについては全
く新規であり、 4一 本発明の含ハロゲン芳香族ポリエステルにおいされるジ
カルボン酸成分から構成される。
なるポリエステルに1,2−ビス(フェノキン)エタン
−4,4′−ジカルボン酸を共重合した共重合ポリエス
テルについては特公昭55−482号公報によって公知
であるが、本発明の1,2−ビス(2−クロルフェノキ
シ)エタン−4,4′−ジカルボン酸および/または1
.2−ビス(2−ブロムフェノキシ)エタン−4,4′
−ジカルボン酸を共重合したポリエステルについては全
く新規であり、 4一 本発明の含ハロゲン芳香族ポリエステルにおいされるジ
カルボン酸成分から構成される。
本発明の含ハロゲン芳香族ポリエステルにおいて構造単
位(1)を構成する芳香族ジカルボン酸は下記構造式で
示される化合物から選択された少なくとも一種である・ (フェノキシ)エタン−4,4′−ジカルボン酸また、
構造単位(II)を構成する芳香族ジカルボン酸は下記
構造式で示される化合物から選択された少なくとも1種
である。
位(1)を構成する芳香族ジカルボン酸は下記構造式で
示される化合物から選択された少なくとも一種である・ (フェノキシ)エタン−4,4′−ジカルボン酸また、
構造単位(II)を構成する芳香族ジカルボン酸は下記
構造式で示される化合物から選択された少なくとも1種
である。
λ
(ただしXは塩素または臭素原子を示し、ベンゼン核の
隣接酸素原子に対し、オルト位に結合している。) また構造単位(1)および(M)を構成する芳香族ジオ
ールは下記構造単位で示される化合物から選択された少
なくとも1種である。
隣接酸素原子に対し、オルト位に結合している。) また構造単位(1)および(M)を構成する芳香族ジオ
ールは下記構造単位で示される化合物から選択された少
なくとも1種である。
これらのうち最も好ましい化合物は4,4′−ジヒドロ
キンビフェニル、メチルハイドロキノン、クロルハイド
ロキノンの芳香族ジオールと1.2−ビス(2−クロル
フェノキシ)エタノ−4,4′−ジカルボン酸、1.2
−ビス(2−ブロムフェノキン)エタン−4,4′−ジ
カルボン酸、テレフタル酸、1゜2−ビス(フェノキン
)エタン−4+4′−ジカルボン酸からなる芳香族ジカ
ルボン酸である。但し芳香族ジオールとして4,4′−
ジヒドロキシビフェニルを使用する際には構造単位(I
I)の芳香族ジカルボン酸としては、融点の点からテレ
フタル酸以外のジカルボン酸が好ましい。
キンビフェニル、メチルハイドロキノン、クロルハイド
ロキノンの芳香族ジオールと1.2−ビス(2−クロル
フェノキシ)エタノ−4,4′−ジカルボン酸、1.2
−ビス(2−ブロムフェノキン)エタン−4,4′−ジ
カルボン酸、テレフタル酸、1゜2−ビス(フェノキン
)エタン−4+4′−ジカルボン酸からなる芳香族ジカ
ルボン酸である。但し芳香族ジオールとして4,4′−
ジヒドロキシビフェニルを使用する際には構造単位(I
I)の芳香族ジカルボン酸としては、融点の点からテレ
フタル酸以外のジカルボン酸が好ましい。
構造単位(+)対(II)のモル比γは10/90≦r
〈50150であり好ましくは2.0 / 80〜45
155である。即ちモル比が10/90よりも小さいと
液晶開始温度が400℃以上になり、溶融流動性が不良
となったり得られる成形品の機械物性が不7− 十分であったりする。また、モル比が50150よりも
大きいと溶融流動性が不良になることがある。また他に
少割合であればイソフタル酸やヘキサヒドロテレフタル
酸などの他のンカルボン酸成分、ハイドロキノンなどの
他のジオール成分およびp−オキシ安息香酸などの芳香
族オキシカルボン酸などをさらに共重合せしめることも
可能である。
〈50150であり好ましくは2.0 / 80〜45
155である。即ちモル比が10/90よりも小さいと
液晶開始温度が400℃以上になり、溶融流動性が不良
となったり得られる成形品の機械物性が不7− 十分であったりする。また、モル比が50150よりも
大きいと溶融流動性が不良になることがある。また他に
少割合であればイソフタル酸やヘキサヒドロテレフタル
酸などの他のンカルボン酸成分、ハイドロキノンなどの
他のジオール成分およびp−オキシ安息香酸などの芳香
族オキシカルボン酸などをさらに共重合せしめることも
可能である。
また、本発明の含ハロゲン芳香族ポリエステルの溶融粘
度は50〜15. OOOポイズが好ましく特に100
〜5. OOOポイズがより好ましい。
度は50〜15. OOOポイズが好ましく特に100
〜5. OOOポイズがより好ましい。
なお、この溶融粘度は(液晶開始温度+40〜80℃)
でずり速度2.000〜4,000(1/秒)の条件下
で高化式フローテスターによって測定した値である。
でずり速度2.000〜4,000(1/秒)の条件下
で高化式フローテスターによって測定した値である。
本発明の含ハロゲン芳香族ポリエステルは従来のポリエ
ステルの重縮合法に準じて製造でき、製法についてはと
くに制限がないが、代表的な製法としては例えば次の(
1)および(2)法が挙げられる。
ステルの重縮合法に準じて製造でき、製法についてはと
くに制限がないが、代表的な製法としては例えば次の(
1)および(2)法が挙げられる。
(1) 上記芳香族じオールのジエステル化合物と上8
− 記芳香族ジカルボン酸から脱モノカルボン酸重縮合反応
により製造する方法。
− 記芳香族ジカルボン酸から脱モノカルボン酸重縮合反応
により製造する方法。
(2) 上記芳香族ジカルボン酸のレフェニルエステル
化合物と1記芳香族ジオールから脱フエノール重縮合反
応により製造する方法。
化合物と1記芳香族ジオールから脱フエノール重縮合反
応により製造する方法。
とりわけ(1)法が無触媒で重縮合反応が進行する点で
望ましく、また(2)法においては重縮合反応触媒とし
て酢酸fa 1スズ、テトラブチルチタネ−1・、酢酸
鉛および酸化アンチモン、酢酸ナトリウムなどの金属化
合物を使用することができる。
望ましく、また(2)法においては重縮合反応触媒とし
て酢酸fa 1スズ、テトラブチルチタネ−1・、酢酸
鉛および酸化アンチモン、酢酸ナトリウムなどの金属化
合物を使用することができる。
かくしてなる本発明の含ハロゲン芳香族ポリエステルは
液晶開始温度が400℃以下と低く、押出成形、射出成
形、圧縮成形、ブロー成形などの通常の溶融成形に供す
ることができ繊維、フィルム、三次元成形品、容器、ホ
ースなどに加工することが可能であり、その他の熱可塑
性ポリマと容易にブレンドすることができる。
液晶開始温度が400℃以下と低く、押出成形、射出成
形、圧縮成形、ブロー成形などの通常の溶融成形に供す
ることができ繊維、フィルム、三次元成形品、容器、ホ
ースなどに加工することが可能であり、その他の熱可塑
性ポリマと容易にブレンドすることができる。
なお成形時には本発明の含ハロゲン芳香族ポリエステル
に対し、ガラス繊維、炭素ms、アスベストなどの強化
剤、充填剤、核剤、顔料、酸化防止剤、安定剤、可塑剤
、滑剤、離型剤などの添加剤を添加して、成形品に所望
の特性を付与することができる。
に対し、ガラス繊維、炭素ms、アスベストなどの強化
剤、充填剤、核剤、顔料、酸化防止剤、安定剤、可塑剤
、滑剤、離型剤などの添加剤を添加して、成形品に所望
の特性を付与することができる。
本発明の新規な芳香族ポリエステルから得られる成形品
は400℃以下でその平行な分子配列に起因して良好な
光学異方性を有し、難燃性および機械的性質が極めてず
くれている。
は400℃以下でその平行な分子配列に起因して良好な
光学異方性を有し、難燃性および機械的性質が極めてず
くれている。
以下に実施例により本発明をさらに説明する。
実施例1
重合用試験管にクロルハイドロキノンジアセテート11
.4 s y <5×1o”モル)、1.2−ヒス(2
−クロルフェノキン)エタン−4,4′−ジカルボン酸
5.57 y (1,5xlO−2モル)、テレフタル
酸581y (3,5X10−2モル)を仕込み次の条
件で脱酢酸重縮合反応を行なった・ まず窒素ガス雰囲気下に250〜330℃で25時間反
応させた後、05胃耐4gに減圧し、さらに10時間加
熱し、重縮合を完結させたところ、理論量の96%の酢
酸5.7gが留出し銀黒色のポリマが得られた。
.4 s y <5×1o”モル)、1.2−ヒス(2
−クロルフェノキン)エタン−4,4′−ジカルボン酸
5.57 y (1,5xlO−2モル)、テレフタル
酸581y (3,5X10−2モル)を仕込み次の条
件で脱酢酸重縮合反応を行なった・ まず窒素ガス雰囲気下に250〜330℃で25時間反
応させた後、05胃耐4gに減圧し、さらに10時間加
熱し、重縮合を完結させたところ、理論量の96%の酢
酸5.7gが留出し銀黒色のポリマが得られた。
このポリマの理論構造式は次のとおりであり、このポリ
エステルの元素分析結果は表1のとおり理論値とよい一
致を示した。また赤外吸収スペクトルを測定したところ
1400.1480.1590.1735 ff−’に
特性吸収を有していた、。
エステルの元素分析結果は表1のとおり理論値とよい一
致を示した。また赤外吸収スペクトルを測定したところ
1400.1480.1590.1735 ff−’に
特性吸収を有していた、。
Cρ
n/m=3/7(モル比)
表 ま
たtごし酸素含量(%)は(100%−C%−I(%−
C6%)から算出した。また、このポリニス11− チルを偏光顕微鏡の試*1台にのせ、昇温しで融点およ
び光学異方性の確認を行なったところ、262℃以」二
で良好な光学異方性を示した。このポリマ度3100
(1/秒)で300ポイズであった。
C6%)から算出した。また、このポリニス11− チルを偏光顕微鏡の試*1台にのせ、昇温しで融点およ
び光学異方性の確認を行なったところ、262℃以」二
で良好な光学異方性を示した。このポリマ度3100
(1/秒)で300ポイズであった。
高弾性率であった。このポリマを示差走査熱量計(パー
キンエルマー■型)で測定したところガラス転移温度1
17℃、融点297℃、降温結晶化温度242℃であっ
た。また比較の為、フェニルハイドロキノンとテレフタ
ル酸からなるポリエステルを特公昭58−40976号
公報に従って重合したポリマの紡出糸の弾性率を測定し
たところ30℃で20 C;Paと低かった。また、ク
ロルノ1イドロキノノと1,2−ビス(フェノキシ)エ
タン−12− 4,47−ジカルボン酸からのポリエステルを特公昭5
5−482号公報に従って重合したポリマの紡出糸の弾
性率は30℃で12 GPaと低かった。
キンエルマー■型)で測定したところガラス転移温度1
17℃、融点297℃、降温結晶化温度242℃であっ
た。また比較の為、フェニルハイドロキノンとテレフタ
ル酸からなるポリエステルを特公昭58−40976号
公報に従って重合したポリマの紡出糸の弾性率を測定し
たところ30℃で20 C;Paと低かった。また、ク
ロルノ1イドロキノノと1,2−ビス(フェノキシ)エ
タン−12− 4,47−ジカルボン酸からのポリエステルを特公昭5
5−482号公報に従って重合したポリマの紡出糸の弾
性率は30℃で12 GPaと低かった。
実施例2
実施例1のクロルハイドロキノンジアセテ−1・11、
48 y (5xlO−2モル)の代りにメチルハイド
ロキノンレアセテート10.45 F (5X10−2
モル)を使用し1,2−ビス(2−クロルフェノキシ)
エタン−4,4′−ジカルボン酸5.571 (1,5
X10−2モル)、テレフタル酸5.81 y (3,
5xlO−2モル)を仕込み、実施例1と同様に250
〜320℃で3.0時間反応後0.5 llHg減圧下
でさらに1時間反応させ理論量の97%の酢酸5.8g
が留出し茶色のポリマが得られた。
48 y (5xlO−2モル)の代りにメチルハイド
ロキノンレアセテート10.45 F (5X10−2
モル)を使用し1,2−ビス(2−クロルフェノキシ)
エタン−4,4′−ジカルボン酸5.571 (1,5
X10−2モル)、テレフタル酸5.81 y (3,
5xlO−2モル)を仕込み、実施例1と同様に250
〜320℃で3.0時間反応後0.5 llHg減圧下
でさらに1時間反応させ理論量の97%の酢酸5.8g
が留出し茶色のポリマが得られた。
このポリマの理論構造式は次の通りであり、このポリエ
ステルの元素分析結果は表2のとおり理論値とよい一致
を示した。また赤外吸収スペクトルは1500.160
0.1740 as−’に特性吸収を有していた。
ステルの元素分析結果は表2のとおり理論値とよい一致
を示した。また赤外吸収スペクトルは1500.160
0.1740 as−’に特性吸収を有していた。
n/m=3/7 (モル比)
ただし酸素含量(%)は(100%−0%−H%−04
%)から算出した。また、このポリエステルを偏光顕微
鏡で光学異方性の確認を行なったところ245℃以上で
良好な光学異方性を示しjコ。
%)から算出した。また、このポリエステルを偏光顕微
鏡で光学異方性の確認を行なったところ245℃以上で
良好な光学異方性を示しjコ。
また、このポリマを紡糸温度305℃で実施例1のよう
に紡糸して0.0451131Φの紡出糸を得た。
に紡糸して0.0451131Φの紡出糸を得た。
この溶融粘度は305℃、ずり速度3000 (1i秒
)で200ポイズであった。この紡出糸をレオパイブロ
ンDDV−1−EAを用いて弾性率を測定したところ3
0℃で68GPaと高弾性率であつtこ。
)で200ポイズであった。この紡出糸をレオパイブロ
ンDDV−1−EAを用いて弾性率を測定したところ3
0℃で68GPaと高弾性率であつtこ。
このポリマを示差走査熱量言4(パーキンエルマー■型
)で測定したところガラス転移温度128℃、融点28
7℃、降温結晶化温度215℃であった。
)で測定したところガラス転移温度128℃、融点28
7℃、降温結晶化温度215℃であった。
実施例3〜5
クロルハイ1ζロキノノ長アセテ−+−(1) 、メチ
ルハイドロキノンジアセテ−+・(If) 、フェニル
ハイドロキノノジアセテート[相]、4.4’−ジアセ
トキシビフェニル(ト)、2.6i;アセトキンナフタ
リンα)からなる芳香族ジオール成分と1,2−ビス(
2−クロルフェノキシ)エタノ−4,4’−;カルボッ
酸(1’D、112−ビス(2−プロムフエノキソ)エ
タン−4+47−ジカルボン酸(1’1D11,2−ビ
ス(フェノキン)エタン−4,4′−ジカルボン酸4’
ll) 、テレフタル酸■からなる芳香族ジカルボン酸
成分とを各々表3に−15− 示すごとく組合せて芳香族ジオール成分−芳香族?カル
ボン酸成分−0,5X10−2モルとなるように重合用
試験管に仕込み実施例1.2と同様に重縮合反応を行な
った。得られたポリマの光学異方性の確認を行なったと
ころ表3のように本発明のポリエステル(実験庸1〜5
)はいずれも良好な光学異方性と流動性を示すことがわ
かった。
ルハイドロキノンジアセテ−+・(If) 、フェニル
ハイドロキノノジアセテート[相]、4.4’−ジアセ
トキシビフェニル(ト)、2.6i;アセトキンナフタ
リンα)からなる芳香族ジオール成分と1,2−ビス(
2−クロルフェノキシ)エタノ−4,4’−;カルボッ
酸(1’D、112−ビス(2−プロムフエノキソ)エ
タン−4+47−ジカルボン酸(1’1D11,2−ビ
ス(フェノキン)エタン−4,4′−ジカルボン酸4’
ll) 、テレフタル酸■からなる芳香族ジカルボン酸
成分とを各々表3に−15− 示すごとく組合せて芳香族ジオール成分−芳香族?カル
ボン酸成分−0,5X10−2モルとなるように重合用
試験管に仕込み実施例1.2と同様に重縮合反応を行な
った。得られたポリマの光学異方性の確認を行なったと
ころ表3のように本発明のポリエステル(実験庸1〜5
)はいずれも良好な光学異方性と流動性を示すことがわ
かった。
これに対し本発明以外のポリエステル(実験篇6〜11
)は溶融粘度がいずれも高く流動性が不良であっIこ。
)は溶融粘度がいずれも高く流動性が不良であっIこ。
16−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 次式(1)および(II)の各々で示される構造単位(
1)および(1)からなり前記構造単位(1)が全体の
50モル%を越え90モル%以下であること並びに前記
構造単位(1)が芳香族ポリエステル全体の10モル%
以上であり50モル%未満であることを特徴とする溶融
成形可能な含ハロゲン芳香族ポリエステル。 −eOROc−R′−Cチ ・・・(1)111 0 から選ばれた基を示し、Xは塩素原子または臭素原子を
示す)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4376984A JPS60188420A (ja) | 1984-03-09 | 1984-03-09 | 含ハロゲン芳香族ポリエステル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4376984A JPS60188420A (ja) | 1984-03-09 | 1984-03-09 | 含ハロゲン芳香族ポリエステル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60188420A true JPS60188420A (ja) | 1985-09-25 |
Family
ID=12672953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4376984A Pending JPS60188420A (ja) | 1984-03-09 | 1984-03-09 | 含ハロゲン芳香族ポリエステル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60188420A (ja) |
-
1984
- 1984-03-09 JP JP4376984A patent/JPS60188420A/ja active Pending
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