JPS60185819A - ピツチ系黒鉛化繊維の製造方法 - Google Patents
ピツチ系黒鉛化繊維の製造方法Info
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- JPS60185819A JPS60185819A JP3728684A JP3728684A JPS60185819A JP S60185819 A JPS60185819 A JP S60185819A JP 3728684 A JP3728684 A JP 3728684A JP 3728684 A JP3728684 A JP 3728684A JP S60185819 A JPS60185819 A JP S60185819A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ピッチ系黒鉛化繊維の製造方法に関する。
ピッチを原料として炭素繊維を製造する方法は、原料が
安価であり、また炭化収率が高いためポリアクリロニト
リル系に比べ有利であり、さらに紡糸後の不融化、炭化
あるいは黒鉛化といった熱処理工程における処理時間を
短くすることができれば、ポリアクリロニ） ＩＪル系
に対する価格面での優位性を一層明確にすることができ
る。
安価であり、また炭化収率が高いためポリアクリロニト
リル系に比べ有利であり、さらに紡糸後の不融化、炭化
あるいは黒鉛化といった熱処理工程における処理時間を
短くすることができれば、ポリアクリロニ） ＩＪル系
に対する価格面での優位性を一層明確にすることができ
る。
これまで、不融ｆＦＳ処理時間全短縮するために各種の
触媒あるいは促進剤が検討され、金属塩、アンモニウム
塩、無機酸、ハロゲンあるいは窒素酸化物などが提案さ
れているが、不融化促進効果あるいは最終製品である炭
素繊維の物性などからみて、満足なものは未だ得られて
いない。例えば、ピッチ繊維を塩酸、硫酸あるいは硝酸
などの無機酸で接触処理したのち、不融化処理を行った
場合、不融化促進効果ヶ示すものもあるが、最終製品で
ある炭素繊維の物性を低下させてしまうという欠点があ
る。
触媒あるいは促進剤が検討され、金属塩、アンモニウム
塩、無機酸、ハロゲンあるいは窒素酸化物などが提案さ
れているが、不融化促進効果あるいは最終製品である炭
素繊維の物性などからみて、満足なものは未だ得られて
いない。例えば、ピッチ繊維を塩酸、硫酸あるいは硝酸
などの無機酸で接触処理したのち、不融化処理を行った
場合、不融化促進効果ヶ示すものもあるが、最終製品で
ある炭素繊維の物性を低下させてしまうという欠点があ
る。
一方、ピッチ系黒鉛化繊維は、炭化繊維を不活性ガス雰
囲気下、２０００〜３０００℃で熱処理することにより
製造されている。ここでいう炭ｆヒ繊維とは、ピッチ繊
維全酸化性ガス雰囲気下で処理することにより得られる
不融化繊維を、不活性ガス雰囲気下８００〜１３００℃
で熱処理することによυ得られるものであり、実質的に
酸素を含有しない繊維である。これらの不融化繊維の炭
化は、通常、不活性ガス中１〜３０’Ｃ／分程度の速度
で８００〜１３００℃程度まで昇温することにより実施
されてお択この際昇温速度を大きくすると繊維の強度の
低下を招くといわれている。しかしながらこの方法は長
時間にわたり高温を必要とするので生産性の低下全招く
のみならず経済上きわめて不利である。
囲気下、２０００〜３０００℃で熱処理することにより
製造されている。ここでいう炭ｆヒ繊維とは、ピッチ繊
維全酸化性ガス雰囲気下で処理することにより得られる
不融化繊維を、不活性ガス雰囲気下８００〜１３００℃
で熱処理することによυ得られるものであり、実質的に
酸素を含有しない繊維である。これらの不融化繊維の炭
化は、通常、不活性ガス中１〜３０’Ｃ／分程度の速度
で８００〜１３００℃程度まで昇温することにより実施
されてお択この際昇温速度を大きくすると繊維の強度の
低下を招くといわれている。しかしながらこの方法は長
時間にわたり高温を必要とするので生産性の低下全招く
のみならず経済上きわめて不利である。
すなわち、ピッチ系黒鉛化繊維の製造工程において、不
融化、炭化および黒鉛化のいずれも時間短縮が課題とな
っており、なおかつこの時間短縮と製品物性の向上を両
立させる焼成工程が必要とされているのである。
融化、炭化および黒鉛化のいずれも時間短縮が課題とな
っており、なおかつこの時間短縮と製品物性の向上を両
立させる焼成工程が必要とされているのである。
本発明者らは鋭意研究の結果、炭素質ピッチを溶融紡糸
して得られるピッチ繊維をＳＯ２を０．１〜５０Ｖｏ１
％含有する酸化性ガス雰囲気下で処理して不融化、＃維
とし、該不融化繊維を不活性ガス雰囲気下４０℃／分以
上の速度で昇温し、２０００〜３０００℃で熱処理する
ことにより、焼成工程に要する時間を著しく短縮でき、
かつ優れた性能含有するピッチ系黒鉛化ｔ＆ｋが付られ
ること全見出したものである。
して得られるピッチ繊維をＳＯ２を０．１〜５０Ｖｏ１
％含有する酸化性ガス雰囲気下で処理して不融化、＃維
とし、該不融化繊維を不活性ガス雰囲気下４０℃／分以
上の速度で昇温し、２０００〜３０００℃で熱処理する
ことにより、焼成工程に要する時間を著しく短縮でき、
かつ優れた性能含有するピッチ系黒鉛化ｔ＆ｋが付られ
ること全見出したものである。
凍た、本発明者らは炭素質ピッチ全溶融紡糸してイｈら
れるピッチＭ維金ｓｏ２’ｔ ｏ、 ｉ〜５０ Ｖｏ
ｌ多含有する酸化性ガス雰囲気下で処理して不融ｆヒ繊
維とした後、該不融化繊維を不活性ガス雰囲気下４５０
〜６００℃で処理して実質的に酸素を含有する前炭化繊
維とし、該前炭化繊維全不活性ガス雰囲気下４０℃／分
以上の速度で昇温し、２０００〜３０００℃で熱処理す
ることにより、焼成工程に要する時間を著しく短縮でき
、かつ優れた性能を有するピッチ系黒鉛化繊、維が得ら
れることを併せ見出したものである。
れるピッチＭ維金ｓｏ２’ｔ ｏ、 ｉ〜５０ Ｖｏ
ｌ多含有する酸化性ガス雰囲気下で処理して不融ｆヒ繊
維とした後、該不融化繊維を不活性ガス雰囲気下４５０
〜６００℃で処理して実質的に酸素を含有する前炭化繊
維とし、該前炭化繊維全不活性ガス雰囲気下４０℃／分
以上の速度で昇温し、２０００〜３０００℃で熱処理す
ることにより、焼成工程に要する時間を著しく短縮でき
、かつ優れた性能を有するピッチ系黒鉛化繊、維が得ら
れることを併せ見出したものである。
以下に本発明を詳述する。
本発明に用いる炭素質ピッチとしてはコールタールピッ
チ、ＳＲＣなどの石炭系ピッチ、エチレンクールピッチ
、デカントオイルピッチ等の石油系ピッチあるいは合成
ピッチなど各種のピッチを包含するが、特に石油系ピッ
チが好ましい。
チ、ＳＲＣなどの石炭系ピッチ、エチレンクールピッチ
、デカントオイルピッチ等の石油系ピッチあるいは合成
ピッチなど各種のピッチを包含するが、特に石油系ピッ
チが好ましい。
前記ピッチを変性したもの、例えばテトラリンなどの水
素供与物で処理したもの、２０〜３５０Ｋｙ／ｃａの水
素加圧下に水素化したもの、熱処理により改質したもの
、溶剤抽出などの手段により改質したもの、あるいはこ
れらの方法を適宜組み合わせて改質したもの等の各種変
性ピッチも本発明でいう炭素質ピッチである。
素供与物で処理したもの、２０〜３５０Ｋｙ／ｃａの水
素加圧下に水素化したもの、熱処理により改質したもの
、溶剤抽出などの手段により改質したもの、あるいはこ
れらの方法を適宜組み合わせて改質したもの等の各種変
性ピッチも本発明でいう炭素質ピッチである。
すなわち、本発明の炭素質ピッチとはピッチ繊維を形成
し得る前駆体ピッチ全総称する意味に用いられる。
し得る前駆体ピッチ全総称する意味に用いられる。
本発明の炭素質ピッチは、光学的に等方性のピッチであ
ってもよいし、また光学的に異方性のピッチであっても
よい。
ってもよいし、また光学的に異方性のピッチであっても
よい。
光学的に等方性のピッチである場合、反射率が９．０〜
１１．０チの範囲内の値を示すものが好ましい。ここで
反射率とは、アクリル樹脂等の樹脂中にピッチ全包埋せ
しめたのち研磨し、反射率測定装置により空気中にて測
定される。
１１．０チの範囲内の値を示すものが好ましい。ここで
反射率とは、アクリル樹脂等の樹脂中にピッチ全包埋せ
しめたのち研磨し、反射率測定装置により空気中にて測
定される。
光学的に異方性のピッチとは、ピッチ全常圧もしくは減
圧下に窒素等の不活性ガス全通気しながら通常３４０〜
４５０ ’Ｃにて加熱処理を行うことにより得られる光
学的異方性相全含有するピッチであり、特に光学的異方
性の割合が５〜１００％のものが好ましい。
圧下に窒素等の不活性ガス全通気しながら通常３４０〜
４５０ ’Ｃにて加熱処理を行うことにより得られる光
学的異方性相全含有するピッチであり、特に光学的異方
性の割合が５〜１００％のものが好ましい。
本発明に用いる炭素質ピッチは軟化点が２４０〜４００
℃のものが好ｔＬ＜、２６０〜３００℃のものが特に好
ましい。
℃のものが好ｔＬ＜、２６０〜３００℃のものが特に好
ましい。
ピッチ繊細２は前記炭素質ピッチを公知の方法にて溶融
紡糸上行うことにより得られる。例えば、炭素質ピッチ
をその軟化点よりも３０〜８０℃高い温度にて溶融し、
直径０．１〜ｏ５喘のノズルから押し出しながら１００
〜２０００７Ｆ＋、／分で延伸することによりビツチイ
藏糸ＩＬ″に：得る。
紡糸上行うことにより得られる。例えば、炭素質ピッチ
をその軟化点よりも３０〜８０℃高い温度にて溶融し、
直径０．１〜ｏ５喘のノズルから押し出しながら１００
〜２０００７Ｆ＋、／分で延伸することによりビツチイ
藏糸ＩＬ″に：得る。
次にピッチ積卸、は、ＳＯ□全０，１〜５０ Ｖ’ｏ
１％含有する酸化性ガス雰囲気下にて不融ｆヒ処理され
る。ＳＯ□濃度は、好１しくは１〜１０Ｖｏ１％、より
好ましくは１〜５Ｖｏ１％である。
１％含有する酸化性ガス雰囲気下にて不融ｆヒ処理され
る。ＳＯ□濃度は、好１しくは１〜１０Ｖｏ１％、より
好ましくは１〜５Ｖｏ１％である。
不融化処理は通常４００℃以下において行われ、好まし
い処理温度は１５０〜３８０℃であシ、より好ましくは
２００〜３５０℃である。処理温度が低すぎる場合には
処理時間が長くなり、また処理温度が高すぎる場合には
、ピッチ繊維の融着あるいは消耗といった現象音生ずる
ため好ましくない。昇温速度は１〜ｂ ガスとしては、通常、酸素、オゾン、空気、窒素酸化物
、あるいはハロゲン等の酸化性ガスを１種あるいは２種
以上用いる。本発明においては特に酸素、空気が好まし
い。
い処理温度は１５０〜３８０℃であシ、より好ましくは
２００〜３５０℃である。処理温度が低すぎる場合には
処理時間が長くなり、また処理温度が高すぎる場合には
、ピッチ繊維の融着あるいは消耗といった現象音生ずる
ため好ましくない。昇温速度は１〜ｂ ガスとしては、通常、酸素、オゾン、空気、窒素酸化物
、あるいはハロゲン等の酸化性ガスを１種あるいは２種
以上用いる。本発明においては特に酸素、空気が好まし
い。
前記不融ｆに線維は、必要に応じて不活性ガス雰囲気下
４５０〜６００℃で処理して実質的に酸素を含有する前
炭化繊維とすることができる。前炭化処理は前記温度範
囲内で実施され、その処理時間は限定されないが、通常
１０秒〜１時間、好ましぐは１分〜１０分である。また
前炭化における昇温速度は１℃／分〜２０００℃／分、
好ましくは４℃／分〜１０００ Ｃ／分である。
４５０〜６００℃で処理して実質的に酸素を含有する前
炭化繊維とすることができる。前炭化処理は前記温度範
囲内で実施され、その処理時間は限定されないが、通常
１０秒〜１時間、好ましぐは１分〜１０分である。また
前炭化における昇温速度は１℃／分〜２０００℃／分、
好ましくは４℃／分〜１０００ Ｃ／分である。
このようにしてイ４ｉられた不融化繊維あるいは前炭化
繊維を４０℃／分以上の速度で昇温し不活性ガス雰囲気
下２０００〜３０００℃で熱処理することにより黒鉛化
繊維が得られる。本発明においては、不融化繊維あるい
は実質的に酸素を含有する前炭化繊維を４０℃／分以上
の速度で２０００〜３０００℃のυ１定温度１で昇温し
、所定時間熱処理することにより高強度のピッチ系黒鉛
化繊維が得られるのであり、実質的に酸素全含有しない
、いわゆる炭化繊維’ＩＨ１２０００〜３０００℃で熱
処理しても得られる黒鉛化繊維の強度は本発明の方法に
より得られる繊維には及はない。ここでいう実質的に酸
素を含有する前炭化繊維とは、酸素７１〜４０重量％、
好ましくは、３〜１０重量膚重量子含有維である。黒鉛
化処理時間は１秒〜１時間、好捷しくは５秒〜１０分間
である。黒鉛化温度１での昇温速度は４０℃／分以上、
好ましくは１００℃／分以上、更に好ましくは５００℃
／分以上、最も好捷しくけ１．０００℃／分以上である
。
繊維を４０℃／分以上の速度で昇温し不活性ガス雰囲気
下２０００〜３０００℃で熱処理することにより黒鉛化
繊維が得られる。本発明においては、不融化繊維あるい
は実質的に酸素を含有する前炭化繊維を４０℃／分以上
の速度で２０００〜３０００℃のυ１定温度１で昇温し
、所定時間熱処理することにより高強度のピッチ系黒鉛
化繊維が得られるのであり、実質的に酸素全含有しない
、いわゆる炭化繊維’ＩＨ１２０００〜３０００℃で熱
処理しても得られる黒鉛化繊維の強度は本発明の方法に
より得られる繊維には及はない。ここでいう実質的に酸
素を含有する前炭化繊維とは、酸素７１〜４０重量％、
好ましくは、３〜１０重量膚重量子含有維である。黒鉛
化処理時間は１秒〜１時間、好捷しくは５秒〜１０分間
である。黒鉛化温度１での昇温速度は４０℃／分以上、
好ましくは１００℃／分以上、更に好ましくは５００℃
／分以上、最も好捷しくけ１．０００℃／分以上である
。
昇温速度が４０℃／分未満のＳ＠、あるいは不融ｆヒ繊
維全一旦炭化轍維となし、炭化繊維全黒鉛化する場合に
は優れた物性の黒鉛化繊維を得ることができない。
維全一旦炭化轍維となし、炭化繊維全黒鉛化する場合に
は優れた物性の黒鉛化繊維を得ることができない。
以下に実施例および比較例をあげ本発明全具体的に説明
するが、本発明はこれら実施例に制限されるものではな
い。
するが、本発明はこれら実施例に制限されるものではな
い。
実施例 １゜
光学的異方性相全８０％含有し、軟化点が２８０℃であ
る石油系前駆体ピッチを溶融紡糸し、平均糸径１３μの
ピッチ繊維を得た。このピッチ繊維ヶ、ＳＯ２をＺＶｏ
ｌチ含有する酸素中、１０℃／―で２７０℃まで昇温し
て不融化処理し、ついで１００℃／―で２５００℃まで
昇温し、２５００℃で１０秒間黒鉛化したところ、得ら
れた黒鉛化繊維は、平均糸径１０μ、弾性率６０ＴＯＮ
／ｍＪ、引張シ強度３３０Ｋｐ／ｍ−であった。
る石油系前駆体ピッチを溶融紡糸し、平均糸径１３μの
ピッチ繊維を得た。このピッチ繊維ヶ、ＳＯ２をＺＶｏ
ｌチ含有する酸素中、１０℃／―で２７０℃まで昇温し
て不融化処理し、ついで１００℃／―で２５００℃まで
昇温し、２５００℃で１０秒間黒鉛化したところ、得ら
れた黒鉛化繊維は、平均糸径１０μ、弾性率６０ＴＯＮ
／ｍＪ、引張シ強度３３０Ｋｐ／ｍ−であった。
比較例 １゜
実施例１の不融化繊維を、窒素中１０℃／ｉで昇温して
１０００℃で３０分炭化処理して炭素繊維全製造した。
１０００℃で３０分炭化処理して炭素繊維全製造した。
得られた炭素繊維を２５００℃で１０秒間黒鉛化したと
ころ、得られた黒鉛化繊維は、平均糸径１０μ、弾性率
５５ Ｔ ＯＮ／ｍｒｒ？、引張り強度２７（１Ｋｇ／
η＞ｒｒｌであった。
ころ、得られた黒鉛化繊維は、平均糸径１０μ、弾性率
５５ Ｔ ＯＮ／ｍｒｒ？、引張り強度２７（１Ｋｇ／
η＞ｒｒｌであった。
比較例 ２゜
実施例１のピッチ繊維を、酸素中、１０℃／−”で２７
０℃まで昇温して不融化処理し、ついで１００℃／訓で
２５００℃捷で昇温し、２５００℃で１０秒間黒鉛化し
たところ、得られた黒鉛化繊維は、平均糸径１０μ、弾
性率５５ ＴＯＮ／ｒｎ、ｎｌ、引張強度２２０ Ｋｆ
／？７？、ｎｌであった。
０℃まで昇温して不融化処理し、ついで１００℃／訓で
２５００℃捷で昇温し、２５００℃で１０秒間黒鉛化し
たところ、得られた黒鉛化繊維は、平均糸径１０μ、弾
性率５５ ＴＯＮ／ｒｎ、ｎｌ、引張強度２２０ Ｋｆ
／？７？、ｎｌであった。
実施例１と比較例１および２との比較より、本発明の方
法により製造された黒鉛化繊維は、従来法に比べすぐれ
た性能會有している。
法により製造された黒鉛化繊維は、従来法に比べすぐれ
た性能會有している。
実施例 ２゜
光学的嚢万性相を６５係含有し、軟化点が２５２℃であ
る石油系前駆体ピッチ全溶融紡糸し、平均糸径１１μの
ピッチ繊維を得た。このピッチ繊維金、ＳＯ２を５Ｖｏ
ｌ、チ含有する空気中、５℃／朗で３２０℃まで昇温し
て不融化処理し、ついで５００℃で処理して前炭素繊維
を製造した。得られた前炭素繊維は酸素全５重量％含有
しており、これを１０００℃／―で２５００℃まで昇温
し、２５００℃で６０秒間黒鉛化したところ、得られた
黒鉛化繊維は、平均糸径９μ、弾性率７０Ｔα９頒、ｔ
ｒ？ｓ引張９強度３２０Ｋｇ／ｍ−であった。
る石油系前駆体ピッチ全溶融紡糸し、平均糸径１１μの
ピッチ繊維を得た。このピッチ繊維金、ＳＯ２を５Ｖｏ
ｌ、チ含有する空気中、５℃／朗で３２０℃まで昇温し
て不融化処理し、ついで５００℃で処理して前炭素繊維
を製造した。得られた前炭素繊維は酸素全５重量％含有
しており、これを１０００℃／―で２５００℃まで昇温
し、２５００℃で６０秒間黒鉛化したところ、得られた
黒鉛化繊維は、平均糸径９μ、弾性率７０Ｔα９頒、ｔ
ｒ？ｓ引張９強度３２０Ｋｇ／ｍ−であった。
実施例 ３゜
反射率１０．３％軟化点が２７０℃の光学的に等方性の
石油系前駆体ピッチヲ溶融紡糸し、平均糸径１２μのピ
ッチ繊＝Ｗ得た。このピッチｆ＆維を、５（Ｊ２ ｋ
Ｚ Ｖｏ ｌチ含有する空気中、５℃／―で３００℃ま
で昇温して不融化処理し、ついで５００℃で処理して前
炭化繊維全製造した。得られた前炭化繊維の酸素含有率
は４．５重量係であった。この前炭化繊維を５０℃／分
で２５００℃まで昇温し黒鉛化したところ、得られた黒
鉛化繊維の物性はすＰ性率６５’ｌ’ＯＮ／ｒｎぜ、引
張り強度２６０Ｋｐ ／ ｍ ｎｌであった。
石油系前駆体ピッチヲ溶融紡糸し、平均糸径１２μのピ
ッチ繊＝Ｗ得た。このピッチｆ＆維を、５（Ｊ２ ｋ
Ｚ Ｖｏ ｌチ含有する空気中、５℃／―で３００℃ま
で昇温して不融化処理し、ついで５００℃で処理して前
炭化繊維全製造した。得られた前炭化繊維の酸素含有率
は４．５重量係であった。この前炭化繊維を５０℃／分
で２５００℃まで昇温し黒鉛化したところ、得られた黒
鉛化繊維の物性はすＰ性率６５’ｌ’ＯＮ／ｒｎぜ、引
張り強度２６０Ｋｐ ／ ｍ ｎｌであった。
実施例 ４゜
実施例１におけるピッチ繊維奢ＳＯ２を５Ｖｏｌチ含有
する酸素中５℃／胴で２８０℃寸で昇温しで不融化処理
を行い、ついで５００℃で処理して前炭化繊維を製造し
た。得られた前炭ｆヒ繊細の酸素含有率は６．０重量係
であった。この前炭化繊（１＋ ｖ３０００℃／分で２
５００℃壕で昇温し、２５００℃で３０秒間処理したと
ころ、得られた黒鉛ｆヒ繊維の物性は弾性率６０ＴＯＮ
／ｍ−１引張強度３３０Ｋｇ／？ＩｕＦ？であった。
する酸素中５℃／胴で２８０℃寸で昇温しで不融化処理
を行い、ついで５００℃で処理して前炭化繊維を製造し
た。得られた前炭ｆヒ繊細の酸素含有率は６．０重量係
であった。この前炭化繊（１＋ ｖ３０００℃／分で２
５００℃壕で昇温し、２５００℃で３０秒間処理したと
ころ、得られた黒鉛ｆヒ繊維の物性は弾性率６０ＴＯＮ
／ｍ−１引張強度３３０Ｋｇ／？ＩｕＦ？であった。
実施例 ５
実施例３における前炭化繊維を５００℃／分で２０００
℃まで昇温し、２０００℃で１分間処理したところ、弾
性率は４０ ＴＯＮ／ｒｎ ｒｌ、引張強度は２００Ｋ
ｇ／ｍ、ばてあった。
℃まで昇温し、２０００℃で１分間処理したところ、弾
性率は４０ ＴＯＮ／ｒｎ ｒｌ、引張強度は２００Ｋ
ｇ／ｍ、ばてあった。
特許出願人 日本石油株式会社
代理人 弁理士 用瀬 民泊（パ
同 弁理士 斉 藤 武 彦ｒ 、”−”’・・１゜；
５？ ；
５？ ；
Claims (4)
- （１）炭素質ピッチを溶融紡糸して得られるピッチ繊維
ｔ ＳＯ２ヲ０．１〜５０Ｖｏ１％含有する酸化性ガス
雰囲気下で処理して不融化繊維とし、該不融化繊維を不
活性ガス雰囲気下４０℃／分以上の速度で昇温し、２０
００〜３０００℃で熱処理すること全特徴とするピッチ
系黒鉛化繊維の製造方法。 - （２）酸化性ガスが酸素、オゾン、空気、窒素酸化物ま
たはハロゲンであること全特徴とする特許請求の範囲第
１項記載の方法。 - （３）炭素質ピッチを溶融紡糸して得られるピッチ繊維
を５Ｏ２ｔ０．１〜５０Ｖｏ１％含有する酸化性ガス雰
囲気で処理して不融化＠維とした後、不活性ガス雰囲気
下４５０〜６００℃で処理して実質的に酸素全含有する
前炭化繊維とし、該前炭化繊維を不活性ガス雰囲気下４
０℃／分以上の速度で昇温し、 ２０００〜３０００℃
で熱処理することを特徴とするピッチ系黒鉛化繊維の製
造方法。 - （４）酸化性ガスが酸素、オゾン、空気、窒素酸化物ま
たはハロゲンであることを特徴とする特許請求の範囲第
３項記載の方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3728684A JPS60185819A (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | ピツチ系黒鉛化繊維の製造方法 |
| US06/659,261 US4574077A (en) | 1983-10-14 | 1984-10-10 | Process for producing pitch based graphite fibers |
| EP84307010A EP0148560B1 (en) | 1983-10-14 | 1984-10-12 | Process for producing pitch-based graphite fibres |
| DE8484307010T DE3479139D1 (en) | 1983-10-14 | 1984-10-12 | Process for producing pitch-based graphite fibres |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3728684A JPS60185819A (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | ピツチ系黒鉛化繊維の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60185819A true JPS60185819A (ja) | 1985-09-21 |
| JPH041090B2 JPH041090B2 (ja) | 1992-01-09 |
Family
ID=12493459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3728684A Granted JPS60185819A (ja) | 1983-10-14 | 1984-03-01 | ピツチ系黒鉛化繊維の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60185819A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5834568A (ja) * | 1981-08-21 | 1983-03-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ボタン型空気電池 |
| JPS58156022A (ja) * | 1982-02-04 | 1983-09-16 | Kashima Sekiyu Kk | ピツチ系炭素繊維の炭化法 |
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1984
- 1984-03-01 JP JP3728684A patent/JPS60185819A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5834568A (ja) * | 1981-08-21 | 1983-03-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ボタン型空気電池 |
| JPS58156022A (ja) * | 1982-02-04 | 1983-09-16 | Kashima Sekiyu Kk | ピツチ系炭素繊維の炭化法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH041090B2 (ja) | 1992-01-09 |
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