JPS60185693A - 船舶の機関制御室 - Google Patents

船舶の機関制御室

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Publication number
JPS60185693A
JPS60185693A JP4129884A JP4129884A JPS60185693A JP S60185693 A JPS60185693 A JP S60185693A JP 4129884 A JP4129884 A JP 4129884A JP 4129884 A JP4129884 A JP 4129884A JP S60185693 A JPS60185693 A JP S60185693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
panels
panel
ceiling
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP4129884A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kato
勉 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP4129884A priority Critical patent/JPS60185693A/ja
Publication of JPS60185693A publication Critical patent/JPS60185693A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 大盤・船舶では、機関室内又はその近傍に機関制御室が
設けられるのが通常である。従来この種の機関制御室は
、外壁として例えば床(船底等)とその上方の甲板(第
2甲板等)との間に船体構造と一体的に設けられたスチ
ールウオールを有し、その内側に打設コンクリートによ
る床と木材等による内張(内壁)とを形成した構造とな
っている。このような構造は、スチールウオールの溶接
工事とその後に行われる床のセメント工事、天井の木工
工事、扉、窓、機器等の据付工事、通風ダクトや配管の
工事、電灯電線工事等の各種工事によシ完成するもので
あるが、室内は限られたスペースしかないため上記した
ような各種工事をそれぞれの専門の作業者によシ同時併
振的に行うことはできず、このためスチールウオールの
溶接作業終了後、床のセメント工事を行い、しかる後、
天井や内壁用の木工工事を行い、さらにその後上記した
各種据付、取付工事を行うというように、順次工事を行
うようにしているのが現状である。しかし、このような
方式で工事を行った場合、全体としての工事期間が長期
化するという問題があシ、一般にこのような工事は進水
から試運転までの間に行われるものであるため、工事が
長期化すると進水後試運転゛までの期間にも影響を力え
るととになる。また上述したようにこの種の室は機関室
内又はその近傍に設けられるものであるが、上記したよ
うな外壁や内壁構造を有する従来の制御室では、振動や
騒音が室内に伝わシ易いという作業環境上の問題がある
本発明はこのような従来の問題点を解消すべくなされた
もので、施工を簡単且つ短期間で行うことができ、しか
も内部への振動や騒音の伝達を適切に防止することがで
きる構造の機関制御室を提供せんとするものである。
このため本発明は、複数のパネルの組み付けによって制
御室を構成せしめるようにしたものであり、このような
パネルに内張部材やその他の必要部材を予め組み込んで
おくことによシ、各種工事の省略とこれに伴う工期の短
縮化を図るようにしたものである。
すなわち本発明は、船体床上にコンクリートを打設して
形成された床部と、該床部上に各複数枚のパネルを組み
立てて構成された壁部及び天井部とからなシ、上記各パ
ネルは、室内壁又は天井用の内張部材を有し且つ内部に
空気層を有してなることを第1の基本的特徴とする。ま
た、上記構成中の床部に換えて床部を複数のパネルによ
シ構成せしめたことを第2の基本的特徴とする。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第4図は本願第1発明の一実施例を示すも
ので、(1)は船体内の床(船底等)である。
本発明の機関制御室0)は、前記床(1)上にコンクリ
ート(5)を打設して設けられた床部(2)と、該床部
(2)上に組み立てられた複数のパネルによシ構成され
た壁部(3)及び天井部(4)とからなっている。
前記床部(2)は第2図に示すように床(1)上に直接
コンクリート(5)を打設して形成され、その上面に塩
化ビニール製等のシート部材(6)ヲ有している。この
ような床部(2)の側縁にはアングル材(7)がその1
辺を介して固定され、床部(2)内方に延出した他辺上
面に壁部用のパネル(8a) ’!i”固定し得るよう
になっている。
なお、上記アングル材(7)の他辺と床部(2)上面間
には、下記するパネル内の繊維材層と同様の吸音・断萌
用の繊維材(9)が充填されている。
壁部(3)の各面及び天井部(4)はそれぞれ幅方向複
数列のパネル(8a) (8b)からなシ、これらパネ
ル(8)を相互及び床部(2)に対してボルト・ナツト
で連結することによシ構成されている。
各パネル(8)は複数層の部材によシ構成され、内側に
室内壁又は天井用の内張部材(W) f、またその中間
に防音・防振のための空気層α◆を有している。第4図
はこのパネルの断面を示すものであje、(A)が外側
、(B)が内側である。図において、Cl0A) (I
OB)はアスベスト板等によシ構成される可撓性板体、
CIIAXIIB)はゴム等からなる振動吸収用の弾性
材層、(12A)(12B)は合板、03はグラスウー
ル等の吸音・断熱用の繊維材層であシ、空気層αゆは外
側の合板(12A)と繊維材層03との間に設けられ、
また内側の可撓性板体Cl0B)、合板(12B) #
が内張部材(W)を構成している。
また各パネル(8)の内部には前記合板(12A)(1
2B)間に挾まれるようにして木材等による補強材αう
が設けられておシ、これにより各パネルの強度を硫化す
るようにしている。この補強材aυは、パネルの周辺に
沿って枠状に設けられるとともに、左右枠材間を連結し
ている。
壁部(3)を構成する各パネル(8a)は、第2図に示
すようにその上下辺にパネル端面と面一となるようにし
て溝型材αカが埋め込まれておシ、その下辺の溝型材α
ηを床部−uの前記アングル旧(7)に突き合せ、これ
をボルト・ナツトα枠で締め付は固定することによρ床
部(2)上に立設′されている。上記溝型材αηをアン
グル材(7)との間には硬質ゴム材0つが介在している
パネル(8a)の下端内側には突き合せ板翰が固定され
ておシ、この突き合せ板翰を床部の周辺に立設された板
体(ハ)に突き合せるようにしている。
また各パネル(8a)は、第3図に示すようにその左右
辺に断面縦長状で且つ溝が外側を向いた溝型材(イ)を
有している。この溝型材(イ)は各補強材αυの外側に
その一辺を接するようにして固定されている。そして、
壁部(3)の各面で隣接したパネル(8a)は、その溝
型材に)の各辺’Th’llJき合せてボルト・ナツト
σ→で締め付は固定することによ多連結される。連結さ
れた両溝型材四■の溝内に繊維材(9)が充填され、そ
の外側を板体αQで閉塞している。さらに壁部(3〕の
各面部間に形成される隅角部では10両パネル(8a)
は、各溝型材に)の1辺にアングル材(ハ)の各辺を突
き合せてボルト・ナツト(至)で締め付は固定すること
によ多連結されている。
連結きれた両溝型材に)の溝内及び別のアングル材(ハ
)を介した隅角部内に繊維材(9)が充填され、その外
側に板体0時が取付けられている。
天井部(4)を構成する各パネル(8b)にも、第2図
に示すようにその左右辺に前記パネルと同様の溝型材(
ハ)が取シ伺けられ、その各1辺を突き合せることによ
多連結される。
本実施例では壁部(3)を構成するパネル(8a)の上
端間で縦横の梁(ハ)が各複数条架設されている。すな
わち、壁部(3)を構成するパネル(8a)の上端に沿
って溝型材からなる梁(26a)を、その溝が外側を向
くようにして枠状に配設し、その−辺をパネル(8a)
の前記溝型材(171にボルト・ナツト0砂によシ締め
付は固定している。
このようにして設けられ′fc対向する梁(26a)間
にはそれぞれ数条の梁(3b) (26c)が互いに交
差するようにして架設されでいる。この梁(26b)(
26c)はH型材によ多構成さdlそのウェブ部を前記
梁(26a)に設けられたブラケット(ロ)にボルト・
ナツト(181によシ締め付は固定している。
6梁(26b) (26c)はその長手方向中間部にノ
くネル保持用のブラケット(ハ)を有している。
前記各パネル(8b)は前記梁(26bX26c)のフ
ランジ部下面に当接するようにして配設され、パネル(
8b)どうしの突き合せ部においては、突き合された溝
型材(ハ)の各−辺に固着された保持板(ハ)を、前記
ブラケット(ハ)の両側に当接せしめてボルト・ナツト
α椴で締め付は固定することによυ、また壁部のパネル
(8a)との突き合せ部においては、溝型材(ハ)の−
辺に固着された保持板(ホ)をパネル(8a)上の梁(
26a)にボルト・ナツト00により締め付は固定する
ことによシ、それぞれ梁OQに保持されている。なお、
壁部(3)の内側には、上記天井部(4)の/くネル(
8b)下面を支持すべき支持プラタン) 431が固着
されている。また上記梁(ハ)間には第1図に示すよう
に水平フレーズ(40)が張設されている。
以上のような構成において、壁部(3)及び天井5(4
)を構成する各パネル(8)は、扉、窓、灯具、通風路
その他の付属品(図示せず)が予め組み込まれて製作さ
れている。
第5図は本願第2発明の一実施例を示すもので、上述し
た発明が床部を打設コンクリートによ多構成せしめたも
のでおるのに対し、床部についてもパネルで構成せしめ
たものである。
床部(2′)は複数列のパネル(31)で構成されてい
る。このパネル(31)の本体部は、その内部にセメン
ト層(32) (パーライトセメント等)を有するとと
もに、このセメント層(32)の上部にはラテックス等
のゴム状部材層(33)が、また下部には合板(34)
が設けられている。上記パネル本体の周縁には高さが上
記ノくネル本体厚よシも大きい溝型材(35)がその上
部側を介して取付けられるとともに、左右辺の溝型材(
35)間に前記パネル本体を下部から支持する複数条の
ffi (36)が設けられている。
以上のようなパネル(31)は床(1〕上に配設された
硬質ゴム製の座部(37)北に配設されるとともに、突
き合わされた溝型材(35)どうしをボルト・ナツト0
杓により締め付は固定している。また床(1)上には前
記座部を貫くようにしてアンカーポル) (38)が固
定され、このアンカーポル) (38)を床部(2)周
縁の溝型材(35)に連結固定している。パネル(31
)の組み付けによ多構成された床部(2)の上面には、
塩化ビニル製等のシート部材(39)が設けられている
なお、その他の構成は第1図ないし第4図に示す実施例
のものと同様であり、壁部(3)を構成するパネル(8
a)はボルト・ナツトα樽によシ前記溝型拐(35)の
上面に締め付は固定される。
以上の如き構造の機関制御車は、その壁部(3)及び天
井部(4)全構成する各組み立てパネル(8)が内張部
材(W)を有するため、内張のための特別な工事が不要
でめシ、また窓、扉、灯具、通風路及びその他の付属品
を予めパネルに組み込んでおくことによシ、パネル(8
)の組み立てだけで機関制御室を構成せしめることがで
きるものであり、゛これによシ制御室の紙装期間を大幅
に短縮させることができる。また第5図に示すものにあ
っては、床部(2)についてもパネルによ多構成せしめ
るため、コンクリート打設の手間を省くことができ、工
事をよp簡易且つ迅速に行うことができる。例えは、従
来この種の機関制御室は天井及び壁の据付工事だけで2
0日間程度かかるのが通常であるが、第1図ないし第4
図の如き本発明の構造では5日間程度の工事期間で済む
ものである。
またこの種の8!関制御室は、機関室内又はその近傍と
いう騒音や振動が大きい条件下に設置されるものである
が、天井部(4ンや壁部(3)を構成するパネル(8ン
には空気層←乍が設けられているため、騒音や振動の室
内への伝達が適切に防止される。
以上述べた本発明によれば、従来構造のものに較べその
施工を短期間に行うことができ、しかも周囲からの騒音
や振動の伝達t5適切に防止されるという優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は平面図、第2図は第1図中n−n線に沿う縦断
面図、第3図は隅角部及びその近傍の水平断面図、第4
図はパネルの拡大断面図である。第5図は本発明の他の
実施例を示す縦断面図である。 図において、(2)(6は床部、(3)は慰物、(4)
は天井部、(5)はコンクリート、(8a) (8b)
はパネル、a1涜気層、(31)はノくネル、(32)
はセメント層、(W)は内張部材を各示す。 特許出願人 日本鋼管株式会社 発 明 者 加 藤 勉 代理人弁理士 吉 原 省 三 同 同 高 橋 清 悄1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 船体床上にコンクリートを打設して形成された
    床部と、該床部上に各複数枚のパネルを組み立てて構成
    された壁部及び天井部とからなシ、上記各パネルは、室
    内壁又は天井用の内張部材を有し且つ内部に空気層を有
    してなる船舶の機関制御室。
  2. (2) セメント層を有する複数枚のパネルを船体床上
    に固定することによりm成された床部と、該床部上に各
    複数枚のパネルを組み立てて構成された壁部及び天井部
    とからなシ、前記壁部及び天井部用のパネルは、室内壁
    又は天井用の内張部材を有し且つ内部に空気層を有して
    なる船舶の機関制御室。
JP4129884A 1984-03-06 1984-03-06 船舶の機関制御室 Pending JPS60185693A (ja)

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JP4129884A JPS60185693A (ja) 1984-03-06 1984-03-06 船舶の機関制御室

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JP4129884A JPS60185693A (ja) 1984-03-06 1984-03-06 船舶の機関制御室

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JPS60185693A true JPS60185693A (ja) 1985-09-21

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ID=12604554

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JP4129884A Pending JPS60185693A (ja) 1984-03-06 1984-03-06 船舶の機関制御室

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JP (1) JPS60185693A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63242793A (ja) * 1987-03-30 1988-10-07 ワルトシラ− メリテオリス−ス オイ 船舶および海上建設物用壁構造物
CN104908893A (zh) * 2015-06-25 2015-09-16 上海外高桥造船有限公司 用于深水半潜式钻井平台的舱室

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63242793A (ja) * 1987-03-30 1988-10-07 ワルトシラ− メリテオリス−ス オイ 船舶および海上建設物用壁構造物
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