JPS60184665A - 圧力容器用低合金鋼 - Google Patents
圧力容器用低合金鋼Info
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- JPS60184665A JPS60184665A JP59039628A JP3962884A JPS60184665A JP S60184665 A JPS60184665 A JP S60184665A JP 59039628 A JP59039628 A JP 59039628A JP 3962884 A JP3962884 A JP 3962884A JP S60184665 A JPS60184665 A JP S60184665A
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- JP
- Japan
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- steel
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- alloy steel
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/24—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with vanadium
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/22—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with molybdenum or tungsten
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は圧力容器用低合金鋼に関し、詳しくは焼入れ+
21、fII i’AA強度、靭1([、溶接性及び耐
水素侵食性にずくれるのみならず、焼戻し脆化温度域に
−J青)る使用後においζもずくれた靭性を有し、従っ
て、+l’++ /l!λj!’11圧水素雰囲気[・
圧水用雰囲気石炭液化装置等の圧力容器に好適であるC
r−Mo低合金鋼に関する。
21、fII i’AA強度、靭1([、溶接性及び耐
水素侵食性にずくれるのみならず、焼戻し脆化温度域に
−J青)る使用後においζもずくれた靭性を有し、従っ
て、+l’++ /l!λj!’11圧水素雰囲気[・
圧水用雰囲気石炭液化装置等の圧力容器に好適であるC
r−Mo低合金鋼に関する。
従来より石油J″n時装置のようなini 温i1’b
圧の水素雰囲気十で使用される圧力容器には、Cr −
M 。
圧の水素雰囲気十で使用される圧力容器には、Cr −
M 。
14が広く使用されている。しかし、近年、石油に代わ
るエネルギー源が注目され、例えば、石炭の液化が検n
Jされ、実験が進められているが、この石炭の液化の場
合には、従来の石油精製に比較して、反応がより高@高
圧で行なわれるために、そのための反応容器にはより高
いクリープ破断強度が要求される。また、圧力容器は経
済性の面から大型化、厚肉化の傾向にあり、これらは焼
入れ時の冷却速度の減少や応力除去焼鈍の長時間化を招
いて、鋼材に高い高温強度を与えることが困難となるの
みならず、累月コストの増加及び重量増加に伴う製造コ
ストや輸送コストの上昇を余儀なくされる。更に、石炭
の液化の操業条件は、例えば、450°C以上であるが
、この温度域は所謂焼戻し2脆化部度域に相当するため
、使用中に靭性が劣化する。
るエネルギー源が注目され、例えば、石炭の液化が検n
Jされ、実験が進められているが、この石炭の液化の場
合には、従来の石油精製に比較して、反応がより高@高
圧で行なわれるために、そのための反応容器にはより高
いクリープ破断強度が要求される。また、圧力容器は経
済性の面から大型化、厚肉化の傾向にあり、これらは焼
入れ時の冷却速度の減少や応力除去焼鈍の長時間化を招
いて、鋼材に高い高温強度を与えることが困難となるの
みならず、累月コストの増加及び重量増加に伴う製造コ
ストや輸送コストの上昇を余儀なくされる。更に、石炭
の液化の操業条件は、例えば、450°C以上であるが
、この温度域は所謂焼戻し2脆化部度域に相当するため
、使用中に靭性が劣化する。
上記したような問題を解決するために、例えば特公昭5
7−57946号公報には、Cr−M。
7−57946号公報には、Cr−M。
鋼において、Sを減少させて靭性を高めると共に、St
を減少させて脆化感受性を抑制し、更に、Siの減少に
よる高温強度の低下をVやNbの添加によって補償した
圧力容器用合金鋼が提案されているが、この鋼材におい
ても、尚その高温強度及びクリープ強度が十分に高くは
ない。
を減少させて脆化感受性を抑制し、更に、Siの減少に
よる高温強度の低下をVやNbの添加によって補償した
圧力容器用合金鋼が提案されているが、この鋼材におい
ても、尚その高温強度及びクリープ強度が十分に高くは
ない。
本発明壱らは、」1記した諸問題を解決するために鋭意
研究した結果、鋼材におけるMn及び場合によってはN
iの添加量を増加して焼入れ性を確保する一方、Siを
減少させて靭性の向上を図り、更に、従来より同種の鋼
月について知られているよりも多量の■を添加すること
によって、特に、Nb及び′1゛iから選ばれる少なく
とも1種と■とを複合添加することにより、高温強度及
びクリープ強度を著しく高め得ることを見出して、本発
明に至ったものである。
研究した結果、鋼材におけるMn及び場合によってはN
iの添加量を増加して焼入れ性を確保する一方、Siを
減少させて靭性の向上を図り、更に、従来より同種の鋼
月について知られているよりも多量の■を添加すること
によって、特に、Nb及び′1゛iから選ばれる少なく
とも1種と■とを複合添加することにより、高温強度及
びクリープ強度を著しく高め得ることを見出して、本発
明に至ったものである。
本発明による圧力容器用低合金鋼は、市川%でCO,0
5〜0.30%、 SiO,10%以下、 Mn 0.3〜1.5%、 Ni 不可避的に含まれる範囲から0.55%まで、 Cr 1.5−5.5%、 Mo0.25〜1.5%、及び V O,10%を越えて0.6%以下を含有し、残部鉄
及び不可避的不純物よりなることを特徴とする。
5〜0.30%、 SiO,10%以下、 Mn 0.3〜1.5%、 Ni 不可避的に含まれる範囲から0.55%まで、 Cr 1.5−5.5%、 Mo0.25〜1.5%、及び V O,10%を越えて0.6%以下を含有し、残部鉄
及び不可避的不純物よりなることを特徴とする。
先ず、本発明の&r41fAにおける合金元素の添加量
の限定理由を説明する。
の限定理由を説明する。
Cは、鋼材の強度確保のために少なくとも0.05%の
添加を必要とするが、過多に添加するときは、靭性及び
溶接性を劣化させるため、添加量の上限は0.30%と
する。
添加を必要とするが、過多に添加するときは、靭性及び
溶接性を劣化させるため、添加量の上限は0.30%と
する。
Mnは、鋼材の焼入れ性を確保するために0.5%以上
を添加することが必要であり、また、耐応力除去焼鈍割
れ性(耐SR割れ性)を高める作用を有するが、1.5
%を越えて添加するときは、高温強度を低下させ、また
、焼戻し脆化感受性も高め、更に、溶接性をも劣化させ
るので、上限は1゜5%とする。
を添加することが必要であり、また、耐応力除去焼鈍割
れ性(耐SR割れ性)を高める作用を有するが、1.5
%を越えて添加するときは、高温強度を低下させ、また
、焼戻し脆化感受性も高め、更に、溶接性をも劣化させ
るので、上限は1゜5%とする。
Niは、通常、鋼に不可避的不純物として微量含まれる
が、本発明においては、鋼材の靭性及び焼入れ性を改善
するために、積極的に添加してもよく、この場合、その
添加量の上限は0.55%とする。この範囲を越えて過
多に添加すると、クリーソ判i!度を低lζさ−Uるか
らである。
が、本発明においては、鋼材の靭性及び焼入れ性を改善
するために、積極的に添加してもよく、この場合、その
添加量の上限は0.55%とする。この範囲を越えて過
多に添加すると、クリーソ判i!度を低lζさ−Uるか
らである。
Crは、鋼44に耐酸化性及び耐水素侵食性を与えるた
めに少なくとも1.5%添加される。これよりも少ない
ときは、」1記効果に乏しいうえに高温強度も得られな
い。しかし、添加量が多ずぎるときは、溶接性及び加工
性を劣化させるので、その」1限を5.5%とする。
めに少なくとも1.5%添加される。これよりも少ない
ときは、」1記効果に乏しいうえに高温強度も得られな
い。しかし、添加量が多ずぎるときは、溶接性及び加工
性を劣化させるので、その」1限を5.5%とする。
Moは、鋼Hの高温強度を著しく高めるのに効果がある
ほか、耐水素浸食性をも改善する元素である。本発明に
おい′ζはかかる効果を十分に発現させるために、0.
25%以上を添加するが、過多に添加するときは、溶接
性を低下させると共に、二lス;・上昇を招くので、そ
の上限を1.5%とする。
ほか、耐水素浸食性をも改善する元素である。本発明に
おい′ζはかかる効果を十分に発現させるために、0.
25%以上を添加するが、過多に添加するときは、溶接
性を低下させると共に、二lス;・上昇を招くので、そ
の上限を1.5%とする。
■は、本発明!14において、炭窒化物を形成して常温
及び1TIi温強度をirl+めるために必須の合金元
素であり、本発明においてはf+、 10%を越えて0
.6%以下の範囲で添加される。
及び1TIi温強度をirl+めるために必須の合金元
素であり、本発明においてはf+、 10%を越えて0
.6%以下の範囲で添加される。
本発明鋼において、■の添加量を変えたときの引張強度
(25°C)及び500°Cで1000時間加熱したと
きの破断強度(ラブチャー強度)を第1図に示す。特に
、■を0.2%以」二添加した場合に、常温強度及び高
温強度恋着しく向上することが明らかである。■添加量
が0.10%よりも少ないときは、鋼材のクリープ強度
及び高温強度の改善が不十分である。しかし、0.6%
を越えて過多に添加するときは、鋼材の靭性及び溶接性
を劣化させるので好ましくない。
(25°C)及び500°Cで1000時間加熱したと
きの破断強度(ラブチャー強度)を第1図に示す。特に
、■を0.2%以」二添加した場合に、常温強度及び高
温強度恋着しく向上することが明らかである。■添加量
が0.10%よりも少ないときは、鋼材のクリープ強度
及び高温強度の改善が不十分である。しかし、0.6%
を越えて過多に添加するときは、鋼材の靭性及び溶接性
を劣化させるので好ましくない。
本発明の鋼材においては、上記した元素に加えて、
(ア)Nb及びTiから選ばれる少なくとも1種を合計
で0.01〜0.6%、 (イ)Ca及びZrから選ばれる少なくとも1種を合計
で0.0005〜0.02%、及び/若しくは希土類元
素の少なくとも1種を0.0工〜0.2%、及び (つ)Bを0.0005〜0.02% から選ばれる少なくとも1種を添加することができる。
で0.01〜0.6%、 (イ)Ca及びZrから選ばれる少なくとも1種を合計
で0.0005〜0.02%、及び/若しくは希土類元
素の少なくとも1種を0.0工〜0.2%、及び (つ)Bを0.0005〜0.02% から選ばれる少なくとも1種を添加することができる。
Nb及びTiは、■と同様に炭窒化物を形成して、鋼材
の常温及び高温強度を著しく高めるが、待に、前記した
ように、これらの少な(とも1種をVと併用して添加す
ることによって、鋼材の常温及び高温強度を著しく向上
させる。本発明鋼においζは、Nb及び′l’ iから
選ばれる少なくとも1種を金側にて0.01〜0.6%
の範囲で添加することができる。しかし、過多に添加す
るときは、鋼の靭性及び溶接性を劣化さ−lる。
の常温及び高温強度を著しく高めるが、待に、前記した
ように、これらの少な(とも1種をVと併用して添加す
ることによって、鋼材の常温及び高温強度を著しく向上
させる。本発明鋼においζは、Nb及び′l’ iから
選ばれる少なくとも1種を金側にて0.01〜0.6%
の範囲で添加することができる。しかし、過多に添加す
るときは、鋼の靭性及び溶接性を劣化さ−lる。
第1表鋼番冒20に示ず化学組成をずjする本発明鋼と
従来の代表的なCr −M o鋼であるS^336F2
目ト1のクリープ強度を第2図に示す。また、l記調香
冒20の本発明鋼と上記S^33EiF21 Cr4及
びC(1,14%、 S i O,l O%、 M n (1,5%、 Ni i$if’;1 Cr3.0 %、 Mo Ill %、 V (1,25%、 ′ri 11.0 2%、 B O,0020%、及び 残部鉄及び不可避的不純物よりなる比較鋼につい°ζ、
その25℃における引張強度と500°Cで1000時
間加熱したときの破断強度との関係を第3図に示す。
従来の代表的なCr −M o鋼であるS^336F2
目ト1のクリープ強度を第2図に示す。また、l記調香
冒20の本発明鋼と上記S^33EiF21 Cr4及
びC(1,14%、 S i O,l O%、 M n (1,5%、 Ni i$if’;1 Cr3.0 %、 Mo Ill %、 V (1,25%、 ′ri 11.0 2%、 B O,0020%、及び 残部鉄及び不可避的不純物よりなる比較鋼につい°ζ、
その25℃における引張強度と500°Cで1000時
間加熱したときの破断強度との関係を第3図に示す。
本発明鋼は非常に大きいクリープ強度を有すると共に、
常温強度が同じとき、従来鋼及び比較鋼に比べて著しく
大きい高温強度を有し、実用的にすぐれている。
常温強度が同じとき、従来鋼及び比較鋼に比べて著しく
大きい高温強度を有し、実用的にすぐれている。
Ca%’Zr及び希土類元素は、これらが硫化物形成元
素であるため、鋼中の固/8Sを減少さ−Uることによ
り、鋼の溶接割れ感受性を著しく低下させる。この効果
を有効に発現させるために、Ca及びZrについては、
その少なくとも1種を合計にて0.0005〜0.02
%の範囲で添加することが必要である。一方、希土類元
素の添加量範囲は0、O1〜0.2 ’%の範囲が好適
である。しかし、これらの元素を上記範囲を越えて過多
に添加すれば、鋼の清浄度が悪くなり、靭性が低下する
。
素であるため、鋼中の固/8Sを減少さ−Uることによ
り、鋼の溶接割れ感受性を著しく低下させる。この効果
を有効に発現させるために、Ca及びZrについては、
その少なくとも1種を合計にて0.0005〜0.02
%の範囲で添加することが必要である。一方、希土類元
素の添加量範囲は0、O1〜0.2 ’%の範囲が好適
である。しかし、これらの元素を上記範囲を越えて過多
に添加すれば、鋼の清浄度が悪くなり、靭性が低下する
。
また、Bは鋼の焼入れの向上のために添加されるが、本
発明によれば、13を′1゛iと(jl用七すして、そ
の効果を自効に発現さ一ロるごとがてきる。Bの添加6
1範囲はO,(l Ofl 5〜0.02%が好適であ
る。
発明によれば、13を′1゛iと(jl用七すして、そ
の効果を自効に発現さ一ロるごとがてきる。Bの添加6
1範囲はO,(l Ofl 5〜0.02%が好適であ
る。
本発明による鋼を製造するには、常法に従って溶製、造
塊し、熱間圧延し、この後又は引き続いて同様に熱処理
を行なえばよい。
塊し、熱間圧延し、この後又は引き続いて同様に熱処理
を行なえばよい。
本発明鋼によれば、以上のように、Mn及び場合によっ
てはNiの添加量を増加して焼入れ性を6゛IC保し、
Siを減少させて靭性の向上を図ると共に、従来より同
種の銅相について知られているよりも多量の■を好まし
くはNI)及びT iから選ばれる少なくとも1種と(
jl用添加することによって、高メ1−11強度及びク
リープ強度を著しく高めることができ、更に、前記した
よ・)に、ずくれた耐水素侵食性、溶接性を有するのみ
ならず、焼戻しl1fa化温度域にj月ノる使用後にも
すぐれた靭性を有するので、水素雰囲気下、高温高圧で
使用される圧力容器用調料とし゛ζ好適である。
てはNiの添加量を増加して焼入れ性を6゛IC保し、
Siを減少させて靭性の向上を図ると共に、従来より同
種の銅相について知られているよりも多量の■を好まし
くはNI)及びT iから選ばれる少なくとも1種と(
jl用添加することによって、高メ1−11強度及びク
リープ強度を著しく高めることができ、更に、前記した
よ・)に、ずくれた耐水素侵食性、溶接性を有するのみ
ならず、焼戻しl1fa化温度域にj月ノる使用後にも
すぐれた靭性を有するので、水素雰囲気下、高温高圧で
使用される圧力容器用調料とし゛ζ好適である。
以Fに実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例
第1表に示す化学組成を有する鋼をそれぞれ高周波真空
炉で溶製し、鋼塊とした後、鍛造圧延し°ζ鋼板とした
。次いで、950〜1050℃でオーステナイト化後、
800〜500℃の温度域をlO℃/秒の平均冷却速度
にて冷却し、675°Cで焼戻しし、次いで、690℃
に25時間加熱する溶接後熱処理を与えた。このように
して得られた本発明鋼、従来鋼及び比較鋼の機械的性質
及び溶接性を第2表に示す。
炉で溶製し、鋼塊とした後、鍛造圧延し°ζ鋼板とした
。次いで、950〜1050℃でオーステナイト化後、
800〜500℃の温度域をlO℃/秒の平均冷却速度
にて冷却し、675°Cで焼戻しし、次いで、690℃
に25時間加熱する溶接後熱処理を与えた。このように
して得られた本発明鋼、従来鋼及び比較鋼の機械的性質
及び溶接性を第2表に示す。
鋼1及び2は従来の代表的なCr−Mo鋼であり、常温
強度、高温強度、靭性いずれにも劣る。
強度、高温強度、靭性いずれにも劣る。
比較鋼である鋼3は、M n Filが本発明にて規定
する範囲よりも少ないために、焼入れ性が悪い。また、
m4は、Ni量が過多であるために、クリープ強度が改
善されていない。
する範囲よりも少ないために、焼入れ性が悪い。また、
m4は、Ni量が過多であるために、クリープ強度が改
善されていない。
一方、鋼5乃至21は本発明鋼を示す。一般に本発明鋼
は常温強度、高温強度及びクリープ強度にずくれている
ことが認められる。鋼8はVを多量に含有するため、溶
接性は他の本発明鋼に比較して劣るものの従来鋼レベル
であり、他方、高温強度及びクリープ強度は著しく改善
されている。
は常温強度、高温強度及びクリープ強度にずくれている
ことが認められる。鋼8はVを多量に含有するため、溶
接性は他の本発明鋼に比較して劣るものの従来鋼レベル
であり、他方、高温強度及びクリープ強度は著しく改善
されている。
鋼9.10.11及び20はNb及びTiから選ばれる
少なくとも1種を■と共に複合添加した鋼であって、高
温強度及びクリープ強度が著しく改冴されている。
少なくとも1種を■と共に複合添加した鋼であって、高
温強度及びクリープ強度が著しく改冴されている。
鋼16はBを含有し、高温強度及びクリープ強度が改善
されている。また、Ca、Zr及び/又はCeを添加し
た本発明鋼は、高温強度及びクリープ強度に加えて、溶
接性の改善が顕著である。
されている。また、Ca、Zr及び/又はCeを添加し
た本発明鋼は、高温強度及びクリープ強度に加えて、溶
接性の改善が顕著である。
第1図は本発明鋼におIJる■含有量と機械的性質の関
係を示すグラフ、第2図は本発明鋼のクリープ強度を従
来鋼及び比較鋼のそれと比較して示すグラフ、第3図は
本発明鋼、従来鋼及び比較tliilについて、常温強
度と高温強度との関係を示すグラフである。 VシE’7”((”’−1(九) 第2図 P= T(zo+Lyt)xto−’
係を示すグラフ、第2図は本発明鋼のクリープ強度を従
来鋼及び比較鋼のそれと比較して示すグラフ、第3図は
本発明鋼、従来鋼及び比較tliilについて、常温強
度と高温強度との関係を示すグラフである。 VシE’7”((”’−1(九) 第2図 P= T(zo+Lyt)xto−’
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11重量%で CO,05〜0.30%、 SiO,10%以下、 Mn 0.3〜1.5%、 Ni 不可避的に含まれる範囲から0.55%まで、 Cr 1.5〜5.5%、 Mo0.25〜1.5%、及び V O,10%を越えて0.6%以下を含有し、残部鉄
及び不可避的不純物よりなることを特徴とする圧力容器
用低合金鋼。 (2)重量%で CO,05〜0.30%、 SiO,10%以下、 Mn O,3〜1.5%、 Ni 不可避的に含まれる範囲から0.55%まで、 Cr 1.5〜5.5%、 Mo0.25〜1.5%、 v o、io%を越えて0.6%以下、及びNb及びT
iから選ばれる少なくとも1種を合計で0.01〜0.
6%を含有し、 残部鉄及び不可避的不純物よりなることを特徴とする圧
力容器用低合金鋼。 (3) 重量%で CO,05〜0.30%、 SiO,10%以下、 Mn 0.3〜r、5%、 Ni 不可避的に含まれる範囲から0.55%まで、 Cr 1.5〜5.5%、 Mo 0.25〜1.5%、 V O,10%を越えて0.6%以下、及びCa及びZ
rから選ばれる少なくとも1種を合計でo、 Oo 0
5〜0.02%、及び/若しくは希土類元素の少なくと
も1種を0.01〜0゜2%含有し、 残部鉄及び不可避的不純物よりなることを特徴とする圧
力容器用低合金鋼。 (4) 重量%で G O,05〜0.30%、 SiO,10%以下、 1’#n O,3〜1.5%、 Ni 不可避的に含まれる範囲から(1,55%まで、 Cr 1.5〜5.5%、 MoO,25〜1.5%、 V O,10%を越えて0.6%以下、及びB O,0
005〜0.02%を含イラし、残部鉄及び不可避的不
純物よりなることを特徴とする圧力容器用低合金鋼。 (5)重量%で CO,05〜0.30%、 SiO,10%以下、 Mn 0.3〜1.5%、 Ni 不可避的に含まれる範囲から0.55%まで、 Cr 1.5〜5.5%、 Mo 0.25〜1.5%、 V O,10%を越え70.6 %以下、Nb及びTi
から選ばれる少なくとも1種を合計で0.01〜0.6
%、及び Ca及びZrから選ばれる少な(とも1種を合計で0.
0005〜0.02%、及び/若しくは希土類元素の少
なくとも1種を0.01〜0゜2%含有し、 残部鉄及び不可避的不純物よりなることを特徴とする圧
力容器用低合金鋼。 (6)重量%で CO,05〜0.30%、 Si0.10%以下、 Mn O,3〜1.5%、 Ni 不可避的に含まれる範囲から0.55%まで、 Cr 1.5〜5.5%、 Mo0.25〜1.5%、 vo、10%を越えて0.6%以下、 Ca及びZrから選ばれる少なくとも1種を合計で0.
0005〜0,02%、及び/若しくは希土類元素の少
なくとも1f!を0.01〜0゜2%−1及び l3(j、 0005〜0602%を含有し、残部鉄及
び不可避的不純物よりなることを特徴とする圧力容器用
低合金鋼。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59039628A JPS60184665A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 圧力容器用低合金鋼 |
EP85301386A EP0159119B1 (en) | 1984-02-29 | 1985-02-28 | Low alloy steels for use in pressure vessels |
CA000475423A CA1243506A (en) | 1984-02-29 | 1985-02-28 | Low alloy steels for use in pressure vessel |
DE8585301386T DE3564591D1 (en) | 1984-02-29 | 1985-02-28 | Low alloy steels for use in pressure vessels |
US07/096,798 US4855106A (en) | 1984-02-29 | 1987-09-15 | Low alloy steels for use in pressure vessel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59039628A JPS60184665A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 圧力容器用低合金鋼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60184665A true JPS60184665A (ja) | 1985-09-20 |
Family
ID=12558365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59039628A Pending JPS60184665A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 圧力容器用低合金鋼 |
Country Status (5)
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