JP2824698B2 - 溶接性ならびに靭性を改善した低合金耐熱鋼の製造方法 - Google Patents
溶接性ならびに靭性を改善した低合金耐熱鋼の製造方法Info
- Publication number
- JP2824698B2 JP2824698B2 JP29045590A JP29045590A JP2824698B2 JP 2824698 B2 JP2824698 B2 JP 2824698B2 JP 29045590 A JP29045590 A JP 29045590A JP 29045590 A JP29045590 A JP 29045590A JP 2824698 B2 JP2824698 B2 JP 2824698B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toughness
- steel
- temperature
- weldability
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Description
るものであり、特に350〜530℃程度の中高温域で稼働さ
れるボイラ、金属溶解炉、加熱炉、塔および槽類等の高
温機器用鋼材料である。
る引張強さ、耐力およびクリープ強度の観点からC−Mo
鋼(ASTM規格A204Bに相当する鋼)やMo−Mo鋼(同A302B
鋼に相当する鋼)が多く使用されている。
も十分でないという技術的問題があった。
22〜0.25%)のに加えて、Moを0.5%含有することか
ら、溶接熱影響部の硬化性を示すC当量Ceq=C+Si/24
+Mn/6+Cr/5+Mo/4+Ni/40+V/14で算出される値は通
常0.45以上となり、また溶接割れ感受性を示す組成パラ
メーターPcm=C+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20
+Mo/15+V/15+5Bで算出される値は通常0.30以上とな
り、溶接構造物として極めて高い値になっている。従っ
て、溶接割れ感受性が極めて高く、溶接施工時の予熱温
度を高くせざるを得ず、省エネルギーおよび溶接作業性
の点から好ましくなく、改善の必要がある。
ら高温特性、特にクリープ特性を重視するあまり、粗粒
鋼を指向しているため初期靭性そのものが極めて低い状
態にある。これに加えて、さらに機器稼働に伴う熱履歴
によるMoの炭化物の析出・凝集が、より悪い状態にして
いる。このような低初期靭性に加えて稼働中の劣化は、
なんらかの割れが存在した場合に脆性破壊につながる危
険性を常にもち、機器の安全操業の観点から好ましくな
く、改善の必要がある。
材として、溶接性ならびに使用中脆化を含めた低温靭性
を改善した低合金耐熱鋼の開発が昨今要望されている。
合金元素を低減し、これによる強度低下をNbないしはV
などの析出強化元素を添加したり、Cu,Niなどの比較的
溶接性を損なわない元素およびAl−B添加により焼入れ
性の向上効果で補うことがなされてきた。
に記載の発明がこれに相当する。しかし、これらの発明
においても溶接性ならびに靭性ともに十分な改善がなさ
れたとは言いがたい。
溶接性ならびに靭性の改善を目的として、制御圧延およ
び強制冷却の組み合わせにより低炭素当量化をはかった
ものが存在するが、高温強度が考慮されておらず、この
点で不十分である。
号公報にみられるごとく、Cr−Mo系低合金鋼の強度改善
を目的として、V,Nbを添加した鋼を圧延後急冷する方法
が存在するが、ベイナイト主体の組織における強化技術
であり、溶接性の点で十分とは言いがたい。
しつつ溶接性および靭性を改善することは困難、かつ経
済性に難点があった。そこで、本発明は従来鋼と同等な
いしそれ以上の高温強度を有し、かつ、溶接性ならびに
靭性を向上した安価な鋼材を提供することを目的とす
る。
温強度、溶接性および靭性についての研究を重ね、総合
的な検討を行った結果なされたものである。
ならびに低温割れ性に悪影響のあるCをはじめとする合
金元素を低く抑える。
要に応じてNbを添加し、細粒化による靭性の向上をはか
る。また、使用中劣化を考慮してSiを極力低く抑える。
の低下を補うために、高温加工(圧延を含む)後直接急
冷、焼もどし処理を施す。また、必要に応じてV,Nbを微
量添加し、析出強化による強度向上をはかる。
0.10%C、0.05%Si,1.2%Mn、0.4%Mo鋼(B鋼)の常
温および高温強度に及ぼす圧延後の冷却速度の影響を調
べた実験結果を示すものである。横軸の圧延後の冷却速
度は、圧延後の800℃から500℃までの平均冷却速度で示
した。
ないA鋼に比べて圧延後の焼入れ冷却速度が遅い側まで
高強度が保たれ、かつ常温強度に対する高温強度(500
℃)の落ち代が少ない。即ち、従来、耐熱鋼は高温での
安定性が重視され、焼ならし+焼もどしないしは焼なま
し処理が主流であったが、今回の実験で低C含Mo鋼の急
冷材では耐焼もどし軟化抵抗と高温に対する組織安定性
に優れていることが分かった。
さらに高温加工(圧延を含む)後の冷却速度を制限する
事によって、高温強度、溶接性および靭性のバランスの
とれた低合金耐熱鋼を開発したものである。
る。
%、Mn:0.40〜1.60%、Mo:0.15〜0.45%、Al:0.005〜0.
05%、N:0.0010〜0.0100%を含有し、残部は実質的にFe
と不可避的不純物である鋼を、1000〜1200℃の温度域に
加熱し、加工終了を850〜970℃の温度域とし、かつ前記
温度域での加工を5%以上とし、その後Ar1点以上の温
度域から冷却速度2〜50℃/sec.の平均冷却速度で300℃
以下まで冷却した後、さらに焼もどし処理として600〜7
20℃で温度域に再加熱して冷却することを特徴とする溶
接性ならびに靭性を改善した低合金耐熱鋼の製造方法。
%、Mn:0.40〜1.60%、Mo:0.15〜0.45%、Al:0.005〜0.
05%、N:0.0010〜0.0100%を含有し、さらにV:0.02〜0.
12%、Nb:0.005〜0.04%、B:0.0003〜0.0050%の少なく
とも1種以上を含有し、残部は実質的にFeと不可避的不
純物である鋼を、1000〜1200℃の温度域に加熱し、加工
終了を850〜970℃の温度域とし、かつ前記温度域での加
工を5%以上とし、その後Ar1点以上の温度域から冷却
速度2〜50℃/sec.の平均冷却速度で300℃以下まで冷却
した後、さらに焼もどし処理として600〜720℃の温度域
に再加熱して冷却することを特徴とする溶接性ならびに
靭性を改善した低合金耐熱鋼の製造方法。
のとおりである。
要とするが、溶接性ならびに靭性を考慮すると低Cが有
利であり、その上限については好ましくは0.10%以下で
あるが、実用上それほどの悪影響の現れない0.12%を上
限した。
Al等の元素で十分なされた場合においては却って靭性に
悪影響があり、特に使用中熱履歴のごとき長時間の加熱
に対しての脆化に悪影響を及ぼすことから、経済的に低
減できる下限値として0.01%とし、上限値については好
ましくは0.1%以下であるが、靭性に悪影響が少ない範
囲として0.15%とした。
の量が増大すると溶接性を悪くする元素である。強度、
靭性および溶接性のバランスから好ましい範囲は0.6〜
1.35%であるが、下限値は強度向上効果がやや顕著にな
る0.40%とし、上限値は靭性改善効果が少なくならず、
加えて溶接性の劣化が著しくならない上限として1.60%
とした。
温強度を高める元素として必須の元素である。本発明に
おけるMoの役割は、高温加工(圧延を含む)後直接焼入
によって得られた組織を、焼もどし、応力除去焼なまし
および使用中の熱履歴においても安定に維持し、高強度
を保証するものである。その効果はMo量が多いほど顕著
であるが、その量が増大すると溶接性および靭性、特に
使用中脆化特性に悪影響が認められ、好ましい範囲は0.
20〜0.35%であるが、下限値は高温強度改善効果がやや
顕著になる0.15%とし、上限値は溶接性および使用中脆
化が問題とならない上限値の0.45%とした。
にSiを極力低く抑えた鋼では必須の添加元素であり、か
つ細粒化効果により靭性を改善するが、その量が多くな
ると介在物が生じ却って靭性を低下させる。好ましい範
囲は0.015〜0.035%であるが、下限値は脱酸が十分なさ
れ靭性改善効果が現れる下限値の0.005%とし、上限値
は靭性が問題とならない上限値の0.05%とした。また、
Alは本発明において必要に応じて添加する元素の1つで
あるBを含む場合、Nを固定しBの効果を高める効果が
ある。
低下させる元素である。また、適量のNは鋼中のAlとAl
Nを形成し、細粒化をとおして靭性向上に効果がある。
好ましい範囲は0.0030〜0.0060%であるが、下限値は細
粒化による靭性改善が期待できる必要量の下限値である
0.0010%とし、上限値は強度上昇に伴う靭性低下および
B添加の場合にBNを形成することによるBの効果を損な
わない上限値である0.0100とした。
工(圧延を含む)後直接焼入れ、焼もどし処理すること
により、極く微量添加で高温強度を顕著に改善する効果
があり、同時に靭性を低下させる傾向が認められ、添加
する場合の好ましい範囲は0.03〜0.08%であるが、下限
値は強度向上効果が顕著となる0.02%とし、上限値は靭
性が問題となならない上限値の0.12%とした。
同様、高温加工(圧延を含む)後直接焼入れ、焼もどし
処理することにより、極く微量添加で高温強度を顕著に
改善する効果があると同時に、細粒化効果により靭性も
改善する。しかし、その量が増大すると、却って強度。
靭性を低下させる。添加する場合の好ましい範囲は0.01
5〜0.030%であるが、下限値は強度向上効果が現われる
0.005%とし、上限値は添加することによって却って強
度ならびに靭性が低下しない範囲の上限である0.04%と
した。
である。その効果としては、従来高張力鋼のごときマル
テンサイトまたはベイナイト主体の組織を持つ鋼の焼入
れ性向上のために添加されていた元素であるが、最近焼
ならしを施す高温用鋼にも適用され、その効果が確認さ
れている。添加する場合の好ましい範囲は0.0005〜0.00
15%であるが、上限値は焼入性効果が現れる下限値の0.
0003%とし、上限値はB化合物が生成することによる焼
入性が低下しない上限値である0.0050%とした。
それに続く処理条件を限定する理由は以下のとおりであ
る。
し、かつ良好な加工性が得られる下限温度の1000℃を下
限値に定め、上限温度はオーステナイト粒の粗大化が顕
著とならない上限として1200℃と定めた。
温度域での加工は強度を低減するため、また970℃を超
えた温度域での加工は靭性を低下させるためにこのよう
に限定した。
記温度範囲における加工率は5%以上が必要である。加
工率((加工前の断面積−加工後の断面積)/加工前の
断面積)は、5%未満では最終製品の結晶粒が粗大化し
靭性が悪くなるためである。
は焼もどしおよび応力除去焼鈍後の引張強さの低下が顕
著とならない2℃/sec.を下限とし、上限については10m
m厚の鋼板の水冷相当の冷却速度として50℃/sec.とし
た。
を下限値とし、引張強さの低減が顕著にならない上限温
度の720℃を上限値とした。
工ないしは温間加工および溶接加工が施されるが、適当
な応力除去焼なましを施しても構わない。
試験結果を示す。機械的性質は常温ならびに500℃の引
張特性、初期靭性ならびに500℃で3000時間加熱後の靭
性を示した。また、溶接性は斜めY型拘束割れ試験結果
を示した。
3,8,9,10,11,12,13,18,19,20,21,22,23,24,25は比較鋼
である。なお、No.1,2鋼は圧延後焼ならし工程により製
造したもので、それ以外の供試鋼は圧延後直接焼入れ、
焼もどしの開発工程により製造したもので、その条件は
加熱温度:1050℃,加工終了温度:900℃,970〜900℃での
加工率:50%とし、その後850℃から急冷したが、800℃
から500℃までの平均冷却速度は約3℃/sec.で100℃以
下まで冷却した。また焼もどし条件は670℃で1時間、
応力除去焼なまし相当処理条件は650℃で3時間であ
る。
く、溶接性が悪く、衝撃特性も低い。
が、常温および高温強度が低い。
および溶接性のすべての点で優れ、バランスのとれた鋼
材である。
nが本発明の上下限をはずれ、No.11,12はMoが本発明の
上下限をはずれる鋼であり、No.8,10は靭性ならびに溶
接性が悪く、No9,11は常温および高温強度が低く、No.1
2は溶接性が悪い。
が、常温および高温強度が低い。
靭性および溶接性のすべての点で優れ、バランスのとれ
た鋼である。
が、溶接性ならびに靭性が悪い。
24はNbが、またNo.25はBがそれぞれ本発明の上限ない
し下限をはずれる鋼であり、No.18,19は溶接性が悪く、
No.20,22,25は常温および高温強度が低く、No.21,23,24
は靭性が悪い。
Cをはじめとする合金元素を低く抑え、Alの微量添加、
また必要に応じてV,Nbを添加し、この鋼を高温加工(圧
延を含む)後直接急冷、焼もどし処理することによっ
て、強度、靭性および溶接性が同時に優れた耐熱鋼を提
供せんとするもので、工業的価値は極めて高い。
去焼なまし相当の熱処理後の常温および高温引張強さの
関係を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】重量%で、 C :0.03〜0.12% Si:0.01〜0.15% Mn:0.40〜1.60% Mo:0.15〜0.45% Al:0.005〜0.05% N :0.0010〜0.0100% を含有し、残部は実質的にFeと不可避的不純物である鋼
を、1000〜1200℃の温度域に加熱し、加工終了を850〜9
70℃の温度域とし、かつ前記温度域での加工を5%以上
とし、その後Ar1点以上の温度域から冷却速度2〜50℃/
sec.の平均冷却速度で300℃以下まで冷却した後、さら
に焼もどし処理として600〜720℃の温度域に再加熱して
冷却することを特徴とする溶接性ならびに靭性を改善し
た低合金耐熱鋼の製造方法。 - 【請求項2】重量%で、 V :0.02〜0.12% Nb:0.005〜0.04% B :0.0003〜0.0050% の少なくとも1種以上を含有することを特徴とする請求
項1記載の溶接性ならびに靭性を改善した低合金耐熱鋼
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29045590A JP2824698B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 溶接性ならびに靭性を改善した低合金耐熱鋼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29045590A JP2824698B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 溶接性ならびに靭性を改善した低合金耐熱鋼の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04165044A JPH04165044A (ja) | 1992-06-10 |
JP2824698B2 true JP2824698B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=17756248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29045590A Expired - Lifetime JP2824698B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 溶接性ならびに靭性を改善した低合金耐熱鋼の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2824698B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-26 JP JP29045590A patent/JP2824698B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04165044A (ja) | 1992-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5439973B2 (ja) | 優れた生産性と溶接性を兼ね備えた、pwht後の落重特性に優れた高強度厚鋼板およびその製造方法 | |
JP5659758B2 (ja) | 優れた生産性と溶接性を兼ね備えた、PWHT後の落重特性に優れたTMCP−Temper型高強度厚鋼板の製造方法 | |
JPS629646B2 (ja) | ||
JP4926447B2 (ja) | 耐溶接割れ性に優れた高張力鋼の製造方法 | |
JP5194572B2 (ja) | 耐溶接割れ性が優れた高張力鋼材の製造方法 | |
JP5089224B2 (ja) | オンライン冷却型高張力鋼板の製造方法 | |
JP6684353B2 (ja) | 低温靭性と耐水素誘起割れ性に優れた厚板鋼材、及びその製造方法 | |
JPH08176659A (ja) | 低降伏比高張力鋼の製造方法 | |
KR101546154B1 (ko) | 유정용 강관 및 그 제조 방법 | |
JP4770415B2 (ja) | 溶接性に優れた高張力厚鋼板およびその製造方法 | |
JP5130472B2 (ja) | 耐溶接割れ性が優れた高張力鋼材の製造方法 | |
JP2000319726A (ja) | 溶接性に優れた高強度鋼板の製造方法 | |
JPH07292445A (ja) | 二相ステンレスクラッド鋼およびその製造方法ならびに溶接方法 | |
JP4276341B2 (ja) | 引張強さ570〜720N/mm2の溶接熱影響部と母材の硬さ差が小さい厚鋼板およびその製造方法 | |
JP4264296B2 (ja) | 溶接部靭性、条切り特性に優れた低降伏比570MPa級高張力鋼及びその製造方法 | |
JP2680567B2 (ja) | 高強度低合金耐熱鋼 | |
JP2824698B2 (ja) | 溶接性ならびに靭性を改善した低合金耐熱鋼の製造方法 | |
JP3313440B2 (ja) | 高耐食性高強度クラッド鋼およびその製造方法 | |
JPH0387332A (ja) | 高強度低合金耐熱鋼の製造方法 | |
JPH06145787A (ja) | 溶接性に優れた高張力鋼の製造方法 | |
JP2626421B2 (ja) | 溶接性に優れた高張力鋼の製造方法 | |
JPS61166917A (ja) | 溶接性およびクリ−プ強度に優れた圧力容器用Cr−Mo鋼の製造方法 | |
JPH101737A (ja) | 高温強度と靭性に優れた低合金耐熱鋼及びその製造方法 | |
JPH06158160A (ja) | 経済性に優れた高張力調質鋼の製造方法 | |
JP2520198B2 (ja) | 高温低サイクル疲労特性と高温強度の優れた低合金耐熱鋼の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070911 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080911 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090911 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100911 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100911 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110911 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110911 |