JP2626421B2 - 溶接性に優れた高張力鋼の製造方法 - Google Patents

溶接性に優れた高張力鋼の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高い強度と良好な溶
接性とが要求される水圧鉄管、橋梁、圧力容器などの溶
接構造用高張力鋼の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に引張強さ490N/mm2以上、降伏点29
0N/mm2以上で、良好な溶接性、切欠靱性などを有する構
造用鋼を高張力鋼と称する。鋼は、C含有量の増加に伴
って強度が増大するが、一方では溶接性が低下するた
め、C含有量を低下させる代わりにC以外のMn、Si、N
i、Cr、Mo、V、Ti、Nb、Bなどの合金元素を少量添加
して溶接性、切欠靱性を悪化させることなく強度を高め
る工夫がなされている。
【0003】例えば、JIS規格溶接構造用圧延鋼材(S
M58)では、C含有量0.18%以下のSi−Mn系あるいはこれ
に少量のCr、Ni、Mo、Cu、Vなどを添加した鋼材を調質
(焼入れ、焼戻し)して、強度と靱性を確保し、一方、
炭素当量 (Ceq.)を0.44%以下に抑えて、溶接熱影響部
(以下、HAZと言う)の硬さを低下させて溶接時の割
れ感受性を改善している。なお、Ceq. は一般に下記の
式で定義される。
【0004】 Ceq. =C%+ (Mn%/6) + (Si%/24) + (Ni%/40) + (Cr%/5) + (Mo%/4) + (V%/14) また、ASTM規格のA710には、HAZの靱性を損なわ
ずに強度を上昇させるCuの析出硬化を利用した高張力鋼
が提示されている。しかしこれらはいずれも引張強さ59
0N/mm2級までの適用にとどまっている。
【0005】さらに高強度の 690〜980N/mm2級高張力鋼
では、C含有量を0.18%以下に抑え、焼入れ性を向上さ
せるMn、Ni、Cr、Mo、B、焼戻し軟化抵抗を示すMo、V
などの合金元素を少量複合含有させて、Ceq. を高くし
た鋼を調質して、高強度、高靱性を得ている。しかし、
Ceq. が高くなると溶接時の割れ感受性が高くなり、引
張強さ780N/mm2級以上の高張力鋼の溶接施工時において
は、鋼材を 100〜150℃に予熱する必要がある。
【0006】上記の引張強さ780N/mm2級以上の鋼の溶接
性を改善するため、前述のCuの析出硬化を利用した製造
法が、特開平3−260011号公報およびは特開昭62−5401
9 号公報に開示されている。これらの方法では、オース
テナイト未再結晶温度域または 900〜700 ℃の温度域で
所定値以上の累積圧下を加える、いわゆる制御圧延を行
い、オーステナイト粒を微細化してCuの析出硬化による
靱性劣化を防止し、高靱性を得ている。
【0007】しかしながら、制御圧延した後に十分な再
結晶が行われないまま直接焼入れを行うと圧延による強
度、靱性の異方性が生じる恐れがある。特に特開昭62−
54019 号公報に開示されている方法のように、Nbを積極
的に利用する場合にその傾向が顕著になる。
【0008】また、特開平3−260011号公報の方法で
は、素材鋼のCを0.05%以下とし、かつBを有害元素と
して0.002 %以下に抑えてHAZ硬さを下げて溶接割れ
感受性を改善している。そのため、多量のNi、Mo等を添
加して強度低下を補う必要があり、原料費が高くなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、引張
強さ780N/mm2級の溶接構造用高張力鋼であって、溶接前
の予熱温度を従来の 100〜150 ℃から50℃以下に低下さ
せることができる優れた溶接性を備えた鋼を、安価に、
かつ機械的性質に異方性を生じることなしに製造する方
法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、下記
(1) のまたはの化学組成の鋼を下記(2) のプロセス
で処理することを特徴とする高張力鋼の製造方法にあ
る。
【0011】(1) 素材鋼の化学組成 重量%で、C:0.06〜0.12%、Si:0.5%以下、Mn:0.5
〜1.5 %、Cu:0.7〜2.0%、Mo:0.1〜0.5 %、V:0.03
〜 0.1%、sol.Al:0.005〜0.1 %、N:0.0060%以下、
B:0.0003〜0.0015%、Ti:0.005〜0.025 %を含有し、
残部Feおよび不可避不純物からなり、かつ下記 (I)式で
表される溶接割れ感受性指数PCMが0.23以下。
【0012】 PCM=C%+{(Mn%+Cr%+Cu%)/20}+(Si%/30)+(Ni%/60) +(Mo%/15)+(V%/10)+5B% ・・・(I) 上記の成分に加えて更に重量%でNi:1.0%以下、C
r:0.5%以下、Nb:0.05%以下およびCa:0.0005〜0.005
0%の1種以上を含有し、前記 CMが0.23以下。
【0013】(2) プロセス 上記またはの化学組成の鋼 (連続鋳造鋳片またはイ
ンゴットから分塊圧延した鋼片) を 900〜1150℃に加熱
して熱間圧延を行った後、一旦 400℃以下に冷却し、次
いで Ac3点以上の温度に再加熱して焼入れし、Ac1 点以
下の温度で焼戻しする。
【0014】
【作用】本発明は、上記の素材鋼の化学組成と熱間圧延
から焼戻しまでの条件を適切に定めたことの総合的な効
果として前記の目的を達成するのであるが、本発明方法
の主な特徴を列挙するが次のとおりである。
【0015】(イ) Cによる焼入れ性上昇と、Cuの析出硬
化を利用して強度を高め、高価なNi、Moの添加量を少な
くする。
【0016】(ロ) HAZ硬化元素であるBの含有量を抑
制し、溶接割れ感受性指数(以下、PCM と言う)が0.2
3%以下になるように合金元素添加を制限して溶接性を
改善する。
【0017】(ハ) 熱間圧延の加熱温度の制限と、微量Ti
の添加によりオーステナイト粒の粗大化を防止して靱性
を高め、焼入れ、焼戻しの熱処理をオフライン処理で行
うことにより圧延による強度、靱性の異方性の発生を防
止する。
【0018】まず、素材鋼の化学組成を前記のように定
めた理由を説明する。以下、成分含有量の%は重量%を
意味する。
【0019】C:鋼の焼入性を向上させて強度を高める
効果がある。本発明では、溶接性の改善あるいは経済性
向上のため、焼入性を上げて強度を高めるB、Ni、Moの
添加量を低く抑えており、これによる強度低下を補う必
要があるので、Cを0.06%以上を含有させる。
【0020】一方、Cが0.12%を超えると溶接割れ感受
性が高くなる。そこでCの範囲を0.06〜0.12%に限定し
た。
【0021】Si:脱酸および強度上昇に有効な元素であ
るが、 0.5%を超えると島状マルテンサイトの生成が促
進され靱性が劣化するので、上限を 0.5%とした。
【0022】Mn:鋼の焼入性を向上させ強度、靱性を確
保する上で重要な元素であるため、 0.5%以上含有させ
る。一方 1.5%を超えると焼戻し脆性が大きくなり、溶
接性が劣化するなどの問題を生じる。このため、Mnの範
囲を 0.5〜1.5 %に限定した。
【0023】Cu:焼戻し処理時の析出硬化によって溶接
性をほとんど劣化させることなく高強度化を達成できる
ため本発明の重要な添加元素である。前述のように、本
発明鋼はB、Ni、Moなどの強度上昇元素の含有量を抑制
しており、これによる強度低下を補い高強度を確保する
には 0.7%以上の添加が必要である。しかし、Cuの含有
量が 2.0%を超えると析出硬化による強度上昇効果が飽
和し、逆に靱性が大きく劣化する。したがって、Cuの範
囲は 0.7〜2.0 %に限定した。
【0024】Mo:焼入性を向上させ強度確保に有効であ
るが、多量の添加は溶接性を損なうことおよび高価な元
素であることから、その含有量を 0.1〜0.5 %とした。
【0025】V:強度確保のため0.03%以上の含有を必
要とするが、 0.1%を超えると溶接性劣化を招くので上
限を 0.1%とした。
【0026】sol.Al:鋼の脱酸および細粒化のためにso
l.Alとして0.005 %は必要であるが、 0.1%を超えると
鋼の清浄性を損なう。
【0027】N:鋼中に多量に存在するとHAZ靱性を
損なうこと、およびBと結合して焼入性向上に有効なso
l.Bを低減させることから、上限を0.0060%とした。
【0028】B:極微量で鋼の焼入性を著しく向上させ
強度上昇に大きく寄与する成分であるが、HAZの硬化
をも招くため含有量の範囲を0.0003〜0.0015%とした。
【0029】Ti:オーステナイト粒の粗大化防止とHA
Zの靱性向上に有効であるため 0.005%以上の含有させ
る必要があるが、多量のTiは靱性劣化を起こすので 0.0
25%以下にした。
【0030】上記成分の外に、更に必要に応じて下記の
成分を含有させることができる。
【0031】Ni:低温靱性の向上および焼入性向上に有
効であるが、高価な元素であるため添加する場合でもそ
の含有量の上限を 1.0%とする。
【0032】Cr:焼入性を向上させるが、同時に溶接性
の劣化をも招くため 0.5%以下にした。
【0033】Nb:特にMoとの複合添加により著しい強度
上昇効果を現すが、多量に含有されるとHAZの硬化を
招くので0.05%以下に限定した。
【0034】Ca:非金属介在物の球状化により靱性の向
上、異方性の軽減に有効であるが、0.0050%を超える含
有は介在物の増大による靱性劣化につながるので0.0005
〜0.0050%に限定した。
【0035】PCM:従来から鋼材の溶接性を表す指標と
して利用されているものであり、本発明の目的である溶
接性の改善のためには極力小さい方が望ましい。しか
し、本発明方法の素材となる鋼ではPCMを0.23以下に抑
えれば、後に実施例で示すように、予熱なしで溶接して
も割れ発生のおそれはない。
【0036】つぎに、熱間圧延およびその後の熱処理に
ついて説明する。
【0037】本発明の熱間圧延は、いわゆる制御圧延で
はなく、オーステナイト単相の高温域で圧延を終了する
通常の熱間圧延である。しかし、その時に加熱温度の範
囲を900 〜1150℃とする。加熱温度が1150℃を超える
と、細粒化のためにTiを添加した鋼であってもオーステ
ナイト粒が粗大化して母材靱性が劣化するとともに、Cu
チェッキングによる鋳片表面性状の劣化を生じる。一
方、 900℃未満の低温での加熱では完全にオーステナイ
ト一相の状態で圧延が行うのが困難になり、実質的にオ
ーステナイト低温域または二相域での圧延となり、圧延
による異方性が生じやすくなる。従って、熱間圧延の仕
上温度は 850℃以上が望ましい。
【0038】熱間圧延終了後は、一旦 400℃以下の温度
域まで冷却してから再加熱して焼入れ、焼戻しを行う。
その理由は、十分に変態が行われないままに再加熱する
と混粒組織が生じやすく靱性劣化を招くからである。な
お、焼入れ温度はオーステナイト単相域からの焼入れが
行える Ac3点以上の温度とし、焼戻し温度は過度の強度
低下を避けるために Ac1以下の温度とする。
【0039】
【実施例】表1に示す化学組成の連続鋳造鋳片を、表2
に示す条件で熱間圧延し、熱間圧延後、一旦 400℃以下
まで冷却した後、表2に示す温度での焼入れ焼戻しの熱
処理を施して、板厚30〜50mmの高張力鋼板を製造した。
【0040】これらの母材の機械試験成績と溶接性とを
表2に併せて示す。なお、溶接性は入熱1.7kJ/mmの CO2
アーク溶接でY開先拘束割れ試験を行い、割れ停止に必
要な予熱温度で評価した。
【0041】実施例1は、請求項1記載の基本組成を有
する素材鋼 (表1のイ) を用いた例で、表2に示すとお
り高強度と高靱性が得られ、予熱なし (常温溶接) でも
割れの発生しない優れた溶接性が確保されている。
【0042】比較例1は同じくイの鋼を用いて、1150℃
より高い鋳片加熱温度(1250 ℃) で熱間圧延を行った例
である。イの鋼はTiを添加してオーステナイト粒を細粒
化させたにもかかわらず、熱間圧延の際の加熱温度が高
すぎる比較例1では、オーステナイト粒が粗大化し、靱
性が低下した。
【0043】比較例2は表1のロの鋼、即ち、Cを低下
させ、Cuを無添加とし、代わりに強度補償のためにNi、
Mo、CrおよびNbを添加した鋼を素材とし、本発明の条件
で熱間圧延と熱処理を行った例である。ロの鋼は、高価
な合金元素を多量添加しているにもかかわらず、Cの焼
入性向上、Cuの析出硬化が利用されないため、強度、靱
性は実施例1より低くなっている。
【0044】比較例3は、Tiを無添加とし、代わりにNb
を添加した表1のハの鋼を素材とするものである。熱間
圧延と熱処理の条件は本発明で定める範囲にあるが、Ti
添加によるオーステナイト粒の微細化効果が得られない
ため、オーステナイト粒が粗大化し、実施例1より靱性
が低い。
【0045】比較例4は請求項1記載の組成範囲にある
が、PCMが 0.23 を超える鋼 (表1のニ) を素材とし、
本発明の条件で熱間圧延と熱処理を施した例である。こ
の例では、溶接割れ感受性が高く、溶接施工時には 100
℃以上の予熱を必要とする。
【0046】表2の実施例2、3、4および5は、いず
れも請求項2記載の化学組成を有する表1のホ、ト、リ
またはヌを素材とした例である。
【0047】実施例2で用いたホの鋼は、基本成分に加
えてNiとCrが添加されている。比較例5は表1のへの
鋼、即ち、組成範囲は鋼ホと同様に本発明で定める範囲
にあるがPCMが0.25と高すぎる鋼を素材としている。こ
の比較例5は強度、靱性は実施例2と差はないが、溶接
性が悪く、溶接施工時の予熱を省略することはできな
い。これに対し、実施例2は高強度、高靱性が得られ、
常温溶接も可能である。
【0048】実施例3はNbを添加した表1の鋼トを素材
とし、比較例6は、実施例3の素材鋼に対して、Cuを低
くして代わりにCrを添加し、Cを上限値まで高めて強
度、靱性確保を図った鋼チを素材としている。比較例6
では実施例3と同様の強度、靱性が得られたが、素材の
CMが0.25と高過ぎために溶接性が悪く、溶接施工時の
予熱を省略することはできない。
【0049】実施例4と比較例7は、基本組成にNiとNb
を添加した表1のリの鋼を素材としたものである。ただ
し、比較例7では、熱間圧延時の加熱温度を1200℃と高
くした。この場合、素材鋼がTiを含むにもかかわらずオ
ーステナイト粒で粗大化し靱性が低下した。これに対
し、加熱温度を低く抑えた実施例4では高強度、高靱性
が得られ、優れた溶接性も確保されている。
【0050】実施例5は、基本組成にNbとCaを添加した
表1のヌの鋼を素材とした例である。前述の実施例3と
同等の高強度、高靱性および優れた溶接性が得られた。
【0051】なお、実施例、比較例とも熱間圧延はオー
ステナイト単相の高温域で圧延を終了させたので、機械
的性質に異方性は認められなかった。
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】
【発明の効果】本発明方法によれば、一般に高強度化の
ために使用されている高価な合金元素の添加量を少なく
して、高強度、高靱性でしかも溶接性が優れた高張力鋼
を製造することができる。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量%で、C:0.06〜0.12%、Si:0.5%以
    下、Mn:0.5〜1.5 %、Cu:0.7〜 2.0%、Mo:0.1〜0.5
    %、V:0.03〜 0.1%、sol.Al:0.005〜 0.1%、N:0.
    0060%以下、B:0.0003〜0.0015%、Ti:0.005〜0.025
    %を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、かつ
    下記 (I)式で表される溶接割れ感受性指数PCMが0.23以
    下である鋼を 900〜1150℃に加熱して熱間圧延を行った
    後、一旦、400 ℃以下に冷却し、次いで Ac3点以上に再
    加熱して焼入れし、Ac1 点以下の温度で焼戻しすること
    を特徴とする溶接性に優れた高張力鋼の製造方法。 PCM=C%+{(Mn%+Cr%+Cu%)/20}+(Si%/30)+(Ni%/60) +(Mo%/15)+(V%/10)+5B% ・・・(I)
  2. 【請求項2】請求項1記載の成分に加えて更に重量%
    で、Ni:1.0%以下、Cr:0.5%以下、Nb:0.05%以下およ
    びCa:0.0005〜0.0050%の中の1種以上を含有し、前記
    CMが0.23以下である鋼を 900〜1150℃に加熱して熱間
    圧延を行った後、一旦、400 ℃以下に冷却し、次いで A
    c3点以上に再加熱して焼入れし、Ac1 点以下の温度で焼
    戻しすることを特徴とする溶接性に優れた高張力鋼の製
    造方法。
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