JPS60238451A - 圧力容器用高強度Ｃｒ−Ｍｏ鋼 - Google Patents
圧力容器用高強度Ｃｒ−Ｍｏ鋼Info
- Publication number
- JPS60238451A JPS60238451A JP9604384A JP9604384A JPS60238451A JP S60238451 A JPS60238451 A JP S60238451A JP 9604384 A JP9604384 A JP 9604384A JP 9604384 A JP9604384 A JP 9604384A JP S60238451 A JPS60238451 A JP S60238451A
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- rem
- high strength
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（技術分野）
石油精製プラント、石油化学プラント、石炭液化プラン
トなどの高温、高圧の水素雰囲気中で操業される装置用
材料の開発成果に関してこの明細書で述べる技術内容は
、とくにしん性、耐ＳＲ割れ性及び耐水素侵食特性を向
上した圧力容器用高強度Ｑｒ −Ｎｏ鋼を提供するとこ
ろにある。
トなどの高温、高圧の水素雰囲気中で操業される装置用
材料の開発成果に関してこの明細書で述べる技術内容は
、とくにしん性、耐ＳＲ割れ性及び耐水素侵食特性を向
上した圧力容器用高強度Ｑｒ −Ｎｏ鋼を提供するとこ
ろにある。
（背景技術）
高温、高圧の水素雰囲気中で操業される上記のプラント
の装置用材料として□ｒ −Ｎｏ ｔ１４が多用さ１れ
ている。
の装置用材料として□ｒ −Ｎｏ ｔ１４が多用さ１れ
ている。
これらのプラントにおいては効率化のために操業条件を
高温、高圧化するとともに装置を大型化する傾向にあり
、高温強度の優れたＯｒ −Ｍｏ鋼が必要になってきて
いる。
高温、高圧化するとともに装置を大型化する傾向にあり
、高温強度の優れたＯｒ −Ｍｏ鋼が必要になってきて
いる。
（従来技術）
高温強度を高めるためには析出強化型元素の添加が有効
で、たとえば特開昭５１−６９４２２号公報にはＶ 、
Ｎｂの添加、また特開昭５５−８２７５２号公報には
Ｖ添加が示されている。
で、たとえば特開昭５１−６９４２２号公報にはＶ 、
Ｎｂの添加、また特開昭５５−８２７５２号公報には
Ｖ添加が示されている。
またこれらの元素は、水素との反応に対して安定な炭化
物を形成するために高温、高圧の水素中で生じる材質劣
化すなわち水素侵食に対する抵抗性も高める効果がある
。
物を形成するために高温、高圧の水素中で生じる材質劣
化すなわち水素侵食に対する抵抗性も高める効果がある
。
しかしＶ、Ｎｂなとの元素は炭窒化物を形成し析出強化
を呈するが故にじん性や溶接性を劣化する。したがって
単にこれらの元素を添加する従来の方法では強度、じん
性、溶接性、耐水素侵食特性などの総合特性のレベルで
みるとまだ改善の余地があり、他の特性に悪影響を及ば
ずことなく対象とした特性を改善することにより安定し
て総合特性を改善することが必要であった。
を呈するが故にじん性や溶接性を劣化する。したがって
単にこれらの元素を添加する従来の方法では強度、じん
性、溶接性、耐水素侵食特性などの総合特性のレベルで
みるとまだ改善の余地があり、他の特性に悪影響を及ば
ずことなく対象とした特性を改善することにより安定し
て総合特性を改善することが必要であった。
（発想の端緒及び発明目的）
以上のような欠点を解決するため、とくに低Ｓｉ”’て
、ＲＩＭ、Ｏａの何れか一方又は双方を添加することに
よりじん性、耐ＳＲ割れ特性及び耐水素侵食特性を著し
く改善し得ることが見出された。この知見に基いて上記
の緒特性を綜合的に向上させ−・ることがこの発明の目
的である。
、ＲＩＭ、Ｏａの何れか一方又は双方を添加することに
よりじん性、耐ＳＲ割れ特性及び耐水素侵食特性を著し
く改善し得ることが見出された。この知見に基いて上記
の緒特性を綜合的に向上させ−・ることがこの発明の目
的である。
（発明の構成）
０ ： ０．０８〜０．１８ｗｔ％
Ｓｉ ＋ ０．１０ ｗｔ％未満
Ｉｎ ７０．５０〜１．Ｏｗｔ％
Ｏｒ ： ２．０〜５．０ ｗｔ％
ＭＯ： Ｏ−８〜１．５ ｗｔ％
ｖ ： ｏ、２ｏ〜 ０．５０ｗｔ％及びＮｂ ： ０
．００５〜０．０５０ｗｔ％を含み、カッＲＥＭ ：
０．００Ｘ〜０．０２０ ｗｔ％Ｏａ： ０．０００５
〜０．００８０ｗｔ％ のうちから１種以上を下記式で
示されるパラメータ［８）が０．００１０ｗｔ％未満と
なるように含有させ１残部はＦｅと不純物よりなるじん
性、耐ＳＲ割れ特性及び耐水素−・・・侵食特性に優れ
る、圧力容器用Ｏｒ−Ｍｏｌである６記 （８） ＝ Ｓ −（２，８０ａ ＋ ０．２５ ＲＥ
Ｍ ）ここにＳＯ８含有量 （ｗｔ％） ｃａ ： ｃａ含有量 （ｗｔ％） ＲＥＭ ： ＲＥＭ含有量（ｗｔ％） まずこの発明で高強度Ｏｒ −Ｍｏ ！１の成分範囲を
限定する理由は次のとおりである。
．００５〜０．０５０ｗｔ％を含み、カッＲＥＭ ：
０．００Ｘ〜０．０２０ ｗｔ％Ｏａ： ０．０００５
〜０．００８０ｗｔ％ のうちから１種以上を下記式で
示されるパラメータ［８）が０．００１０ｗｔ％未満と
なるように含有させ１残部はＦｅと不純物よりなるじん
性、耐ＳＲ割れ特性及び耐水素−・・・侵食特性に優れ
る、圧力容器用Ｏｒ−Ｍｏｌである６記 （８） ＝ Ｓ −（２，８０ａ ＋ ０．２５ ＲＥ
Ｍ ）ここにＳＯ８含有量 （ｗｔ％） ｃａ ： ｃａ含有量 （ｗｔ％） ＲＥＭ ： ＲＥＭ含有量（ｗｔ％） まずこの発明で高強度Ｏｒ −Ｍｏ ！１の成分範囲を
限定する理由は次のとおりである。
Ｃ：強度確保のために最低０．０８％は必要であるが、
じん性、溶接性を劣化させるので０．１８％以下とする
。
じん性、溶接性を劣化させるので０．１８％以下とする
。
Ｓｉ：引張強度を高めるがクリープ破断強度、耐焼もど
じぜい化特性、耐水素侵食特性を劣化させるので０．１
０％未満とした。
じぜい化特性、耐水素侵食特性を劣化させるので０．１
０％未満とした。
Ｍｎ：焼入性を高め強度を高めるために最低０．０５％
は必要であるが、焼もどしぜい化感受性を高めるので１
．０％以下とした。
は必要であるが、焼もどしぜい化感受性を高めるので１
．０％以下とした。
Ｃｒ：強度、耐酸化性、耐水素侵食特性を改善するため
に最低２．０％は必要であるが、クリープ破断強度を低
下するので５．０％以下とした。
に最低２．０％は必要であるが、クリープ破断強度を低
下するので５．０％以下とした。
・ ＭＯ＝強度を高めるために最低０．８％は必要であ
るが、溶接性やじん性を劣化するので１．５％以下とし
た。
るが、溶接性やじん性を劣化するので１．５％以下とし
た。
Ｖ；高温強度を高めるために最低０．２０％は必要であ
るが、じん性や溶接性を劣化するので０．５０・％以下
とした。
るが、じん性や溶接性を劣化するので０．５０・％以下
とした。
Ｎｂ ： Ｓ Ｒ割れ感受性を高めることなく高温強度
を増加するために０．００５〜０．０５０％の添加が必
要である。０．００５％未満の場合は上記の効果が得ら
れず、０．０５０％をこえて添加しても高温強度の増加
はそれほど期待できず、じん性とくにＨＡＺのじん性が
劣化する。また大型鋼塊の製作時は巨大なＮｂの炭窒化
物が晶出してじん性を劣化させる。
を増加するために０．００５〜０．０５０％の添加が必
要である。０．００５％未満の場合は上記の効果が得ら
れず、０．０５０％をこえて添加しても高温強度の増加
はそれほど期待できず、じん性とくにＨＡＺのじん性が
劣化する。また大型鋼塊の製作時は巨大なＮｂの炭窒化
物が晶出してじん性を劣化させる。
上記のＶ及びＮｂにつきクリープ破断強度の低下しゃす
いａｒを多く含む鋼に対しては、より多量に添加するの
が好ましい。
いａｒを多く含む鋼に対しては、より多量に添加するの
が好ましい。
Ｏａ：鋼中Ｓを硫化物として固定し、じん性を改善する
とともに耐ＳＲ割れ感受性を低下させる。
とともに耐ＳＲ割れ感受性を低下させる。
このために最低０．０００５％は必要であるが多すぎ１
ると清浄性を失い、じん性が劣化するのでｏ、ｏｏａ。
ると清浄性を失い、じん性が劣化するのでｏ、ｏｏａ。
％以下とした。
ＲＥＭｊ Ｏａと同様の効罪を呈する点でａａと同一の
作用効果が次の含有量範囲０．００１〜０・０２０％で
もたらされる。
作用効果が次の含有量範囲０．００１〜０・０２０％で
もたらされる。
以上のＯａ、ＲＥＭのＳＲ割れ感受性の低減効果は次式
で示すパラメータ［８） ＝ ８− （ｏ、８０ａ ＋
０−２５ ＲＥＭ ）が０．００１０％未満になっては
じめて発揮される。
で示すパラメータ［８） ＝ ８− （ｏ、８０ａ ＋
０−２５ ＲＥＭ ）が０．００１０％未満になっては
じめて発揮される。
ＲＥＭは又、耐水素侵食特性をも改善する作用を有し、
より厳しい水素雰囲気下で使用される場合には水素侵食
を防止するのに有効である。この理由はＲＥＭはＳだけ
でなくＰも化合物として固定するためと考えられる。
より厳しい水素雰囲気下で使用される場合には水素侵食
を防止するのに有効である。この理由はＲＥＭはＳだけ
でなくＰも化合物として固定するためと考えられる。
この発明の圧力容器用Ｏｒ −ＭＯ鋼は次の段階を経て
製造する。
製造する。
鋼塊
↓
熱間圧延あるいは熱間鍛造
↓
焼ならし、焼入れ、焼ならし十焼入れ、あるいは焼なら
し十焼もどし十焼入れ ↓ 焼もどし この発明の鋼は鋼塊を熱間圧延あるいは熱間鍛造あるい
は両者により加工した後、必要に応じて焼ならしゃ焼も
どしなどを含む前処理を施し、最、、。
し十焼もどし十焼入れ ↓ 焼もどし この発明の鋼は鋼塊を熱間圧延あるいは熱間鍛造あるい
は両者により加工した後、必要に応じて焼ならしゃ焼も
どしなどを含む前処理を施し、最、、。
終的に焼ならし、焼ならし一焼もどし、焼入れ一焼もど
しなどの調質処理を行う通常の圧力容器用鋼材に施され
る製造工程を経た場合にすぐれた特性を有する。
しなどの調質処理を行う通常の圧力容器用鋼材に施され
る製造工程を経た場合にすぐれた特性を有する。
次にこの発明の実施例をあげて従来鋼と性能を１対比す
る。
る。
（実施例）
表１に示す供試鋼に下記条件で試験を行った後の結果を
表１に併記した。
表１に併記した。
ｙ型拘束溶接（ＪＩＳＺ８１５８に準じる）↓
６９５°Ｃ）ｌｏｈｓＲ
↓
ＳＲ割れ試験（断面割れ率）
・ 本発明は高い強度を有する上にしん性、耐ＳＲ。
割れ特性及び耐水素侵食特性、全てに優れている。
（発明の効果）
この発明によれば圧力容器用Ｏｒ −ＭＯ鋼のじん、１
性、耐ＳＲ割れ性及び、耐水素侵食特性の著しい向上が
もたらされる。
性、耐ＳＲ割れ性及び、耐水素侵食特性の著しい向上が
もたらされる。
特許出願人 川崎製鉄株式金社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Ｌ Ｏ： ０．０８〜０．１８ｗｔ％ ｓｉ： ｏ、ｔ ｏ ｗｔ％未満 Ｉｎ ： ０．０５〜１．Ｏｗｔ％ Ｑｒ ： ＬＯ〜５．Ｏｗｔ％ ＭＯ： ０．８〜１．５ｗｔ％ Ｖ ： ０．２０〜０．５０ｗｔ％及びＮｂ ： ０．
００５〜０．０５０ｗｔ％を含み、かつＲＥＭ ： ０
．００１〜ｏ、ｏｇｏｗｔ％Ｏａ ： ０．０００５〜
０．００８０ｗｔ％ ノウチカら１種以上を下記式で示
されるパラメータＣ８）が０．００１０％未満となるよ
うに含有させ、残部はＦｅと不可避的不純物からなるし
ん性、耐ＳＲ割れ特性、耐水素侵食特性の優れた圧力容
器用高強度ｃｒ−Ｍｏ鋼。 記 （ｌｓ） ＝ ｓ −（ｏ、ｓ ｃａ＋ ｏ、２５ＲＥ
Ｍ ）ここにＳ：Ｓ含有量（ｖｔ％） Ｏａ ： Ｏａ含有量（ｗｔ％） ＲＥＭ ： ＲＥＭ含有量（ｗｔ％）
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9604384A JPS60238451A (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 圧力容器用高強度Ｃｒ−Ｍｏ鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9604384A JPS60238451A (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 圧力容器用高強度Ｃｒ−Ｍｏ鋼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60238451A true JPS60238451A (ja) | 1985-11-27 |
| JPH0225974B2 JPH0225974B2 (ja) | 1990-06-06 |
Family
ID=14154453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9604384A Granted JPS60238451A (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 圧力容器用高強度Ｃｒ−Ｍｏ鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60238451A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5792125A (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-08 | Nippon Steel Corp | Production of b-v-containing steel of low stress relief annealing crack sensitivity |
| JPS60184665A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-20 | Kobe Steel Ltd | 圧力容器用低合金鋼 |
-
1984
- 1984-05-14 JP JP9604384A patent/JPS60238451A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5792125A (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-08 | Nippon Steel Corp | Production of b-v-containing steel of low stress relief annealing crack sensitivity |
| JPS60184665A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-20 | Kobe Steel Ltd | 圧力容器用低合金鋼 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0225974B2 (ja) | 1990-06-06 |
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