JPS60184522A - 硬化性樹脂組成物 - Google Patents

硬化性樹脂組成物

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JPS60184522A
JPS60184522A JP4021984A JP4021984A JPS60184522A JP S60184522 A JPS60184522 A JP S60184522A JP 4021984 A JP4021984 A JP 4021984A JP 4021984 A JP4021984 A JP 4021984A JP S60184522 A JPS60184522 A JP S60184522A
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杜夫 岳
Hidenori Kanehara
秀憲 金原
Mitsuo Ejiri
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、成形性、耐熱性、接着性などに優れた硬化物
を与える硬化性樹脂組成物に関するもので、詳しくは、
A1分子中にN−マレイミド基を2個以上含有する多官
能性マレイミドと6−置換グヤナミン(6−置換−2,
4−ジアミノ−L3,5トリアジン)とを重量比99.
9 : 1〜70:30で加熱予備反応させた組成物と
B0分子中にシアナト基を2個以上含有する多官能性シ
アン酸エステル又は該シアン酸エステルプレポリマーと
を重量比 A : B=90: 10−1 : 99で
混合し、必要に応じて加熱反応させてなる硬化性樹脂組
成物である。
従来、多官能性シアン酸エステル類と多官能性マレイミ
ド類とを必須成分とする硬化性樹脂組成物は、耐熱性、
耐薬品性、接着性、耐湿性等には優れたものであるが、
多官能性マレイミド類を多量に含む樹脂組成物は、多官
能性マレイミド成分が溶剤溶解性に劣るため、より高濃
度の実用性に優れた均一な樹脂溶液を得ることが出来ず
、作業性に劣るものであった。
多官能性シアン酸エステル類と多官能性マレイミド類と
の組成物に、多官能性アミン類を硬化剤として使用する
方法は、多官能性アミンと多官能性マレイミドや多官能
性シアン酸エステルとが容易に反応し保存安定性に劣り
、又、これらの予備反応は多官能性マレイミド類と多官
能性アミン類との反応が急速であり、かつ、多官能性シ
アン酸エステルと多官能性アミンとの反応でイミン炭酸
エステル結合が形成されるため、硬化物の耐熱性や未硬
化組成物の保存安定性が劣る。さらに、通常使用されて
いるアミン化合物は毒性の問題があった。
本発明者らは以上のような欠点を解消すべく鋭意研究を
重ねた結果、多官能性マレイミド類と6=置換グアナミ
ン、特にヘンゾグアナミンとを加熱反応してなるプレポ
リマーと多官能性シアン酸エステル類とを組み合せるこ
とにより、極めて低毒性の、耐熱性、耐湿性、耐薬品性
、電気特性、機械的強度などに優れ、かつ加工において
作業性の良好な耐熱性樹脂組成物を得ることに成功し、
本発明に至った。
以下、本発明にづいて説明する。
本発明の多官能性マレイミドとして好適なものは下記一
般式+1)で表される化合物である。
(式中、R1は2価以上、通常5価以下の芳香族または
脂環族性有機基、Xl、ガは水素、ハロゲン、またはア
ルキル基であり、nは通常2〜5の整数である。) 上式で表されるマレイミド類は無水マレイン酸類とアミ
ノ基を2〜5個含有するポリアミン類とを反応させマレ
アミド酸を調整し、次いでマレアミド酸を脱水環化させ
るそれ自体公知の方法で製造することができる。用いる
ポリアミン類は芳香族ポリアミンであることが最終樹脂
の耐熱性等の点で好ましいが、樹脂の可撓性や柔軟性が
望ましい場合には、脂環族アミンを単独或いは組合せで
使用してもよい。また、ポリアミン類は第一級アミンで
あることが反応性の点で望ましいが、第二級アミンも使
用できる。好適なアミン類としては、メタまたはバラフ
ェニレンジアミン、メタまたはパラキシリレンジアミン
、1.4−または1.3−シクロヘキサンジアミン、ヘ
キサヒドロキシリレンジアミン、4.イージアミノビフ
ェニル、ビス(4−アミノフェニル)メタン、ビス(4
−アミノフェニル)エーテル、ビス(4−アミノフェニ
ル)スルボン、ビス(4−アミノ−3−メチルフェニル
)メタン、ビス(4−アミノ−3,5−ジメチルフェニ
ル)メタン、ビス(4−アミノフェニル)シクロヘキサ
ン、2,2−ビス(4−アミノフェニル)プロパン、2
,2−ビス(4−アミノ−3−メチルフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−アミノ−3−クロロフェニル)
プロパン、ビス(4−アミノ−3−クロロフェニル)メ
タン、2.2〜ビス(4−アミノ−3,5−ジブロモフ
ェニル)プロパン、ビス(4−アミノフェニル)フェニ
ルメタン、3,4−ジアミノフェニル−4′−アミノフ
ェニルメタン、1.1−ビス(4−アミノフェニル)−
1−フェニルエタン、およびs−)リアジン環をもった
メラミン類、アニリンとホルマリンとを反応させてベン
ゼン環をメチレン結合で結んだポリアミン類等である。
本発明の6−置換グアナミンとは、グアナミンの6位置
のHが、フェニル、メチル、ブチル、メトキシ、ベンジ
ロキシなどの基に置換された化合物であり、特に、フェ
ニル基の場合、通常の芳香族ジアミンなどに比較して低
毒性である。
本発明の多官能性シアン酸エステルとして好適なものは
、下記一般式(3) %式%(3) (式中のmは2以上、通常5以下の整数であり、R2は
芳香族の有機基であって、上記シアナト基は該有機基の
芳香環に結合しているもの) で表される化合物である。具体的に例示すれば1.3−
又は1,4−ジシアナトベンゼン、1,3.5−トリシ
アナトベンゼン、1.3−.1.4−.1.G−,1,
8−,2,61又は2.7−ジシアナトナフタレン、1
,3.6−トリシアナトナフタレン、4,4′−ジアミ
ノフェニル、ビス(4−ジアミノフェニル)メタン、2
12−ビス(4−シアナトフェニル)プロパン、2,2
−ビス(3,5−ジクロロ−4−シアナトフェニル)プ
ロパン、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−シアナ
トフェニル)プロパン、ビス(4−シアナトフェニル)
エーテル、ビス(4−シアナトフェニル)チオエーテル
、ビス(4−シアナトフェニル)スルホン、トリス(4
−シアナトフェニル)ホスファイト、トリス(4−シア
ナトフェニル)ホスフェート、およびノボラックとハロ
ゲン化シアンとの反応により得られるシアン酸エステル
などである。これらのほかに特公昭41−1928 、
同43−18468、同44−4791 、同45−1
1712、同46−41112、同47−26853お
よび特開昭51−63149などに記載のシアン酸エス
テルも用いうる。
また、上述した多官能性シアン酸エステルを鉱酸、ルイ
ス酸、炭酸ナトリウム或いは塩化リチウム等の塩類、ト
リブチルボスフィン等のリン酸エステル類などの存在下
に重合させて得られるプレポリマーとして用いることが
できる。
これらのプレポリマーは、前記シアン酸エステル中のシ
アン基が三量化することによって形成されるsym −
)リアジン環を、一般に分子中に有している。本発明に
おいては、数平均分子量300〜6,000の前記プレ
ポリマーを用いるのが好ましい。
以上の成分を必須成分として本発明の硬化性樹脂組成物
は調整される。
本発明の硬化性樹脂組成物中に於いて、多官能性マレイ
ミドと6−置換グアナミンとの予備反応は、多官能性マ
レイミドと6−置換グアナミンとを重量比で99.10
.1〜70:30、好ましくは99’、5: 0.5〜
85:15の範囲、温度60〜2゜0°C1好ましくは
80〜180’cでゲル化に至らない範囲の時間、好ま
しくは1o分〜20時間反応させる。
反応に際しては、必要に応じてマレイミド基の不飽和二
重結合のラジカル重合を押さえる為、ハイドロキノン、
タージャリーブデルカテコール、ハイドロキノンモノメ
チルエーテルなどのラジカル重合禁止剤を添加して反応
させる方法、更に溶剤中で反応させる方法も好ましい。
このような溶剤としては、多官能性マレゴミ1ド類と6
−置換グアナミンとを熔解する化合物が良く、具体的に
例示すれば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、シクロヘキサノン、クロロホルム、ジ
メチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エ
チルアセテート、アセトニトリル、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、ジエチレングリコールジメ
チルサルフオキサイド、N−メチル−2−ヒロリドン、
トルエン、キシレン、ブチルフタレートなどが例示され
る。
この予備反応は、多官能性マレイミドの七ツマー結晶の
析出を起こさせないために、あるいは、低く押さえる為
に必要なものである。ここに、6−置換グアナミンの使
用量が30−t%を超えると、過剰の未反応アミノ基が
残存し、多官能性シアン酸エステル類と反応して、イミ
ン炭酸結合を形成し、耐熱性を劣化させ、未硬化の樹脂
組成物の保存安定性も低下させるので好ましくない。
つぎに、以上の予備反応物に多官能性シアン酸エステル
を混合もしくは通常160℃以下の温度で加熱反応させ
本発明の樹脂組成物とする。
予備反応物中の固形分と多官能性シアン酸エステルとの
使用■比については特に限定のないものであるが、通常
、予備反応物中の固形分:多官能性シアン酸エステル−
1:99〜90:10、好ましくは10:90〜80:
20の範囲で用いるのが良い。
本発明の硬化性樹脂組成物はそれ自体加熱により結合し
網状化して耐熱性樹脂となる性質を有しているが、架橋
網状化を促進する目的で、触媒を含有させて使用しても
よい。このような触媒としては、2−メチルイミダゾー
ル、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシルイ
ミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−エチル−
4=メチルイミダゾール、l−ベンジル−2−メチルイ
ミダゾール、1−プロピル−2−メチルイミダゾール、
■−シアノエチルー2−メチルイミダゾール、■−シア
ノエチルー2−エチルイミダゾール、1−シアノエチル
−2−ウンデシルイミダゾール、1−シアンエチル−2
−フェニルイミダゾール、1−シアノエチル−2−エチ
ル−4−メチルイミタソール、l−グアナミンエチル−
2−メチルイミダゾールで例示されるイミダゾール類、
さらには、これらのイミダゾール類へのカルボン酸もし
くはその無水物頬の伺加体など; N、N−ジメチルベ
ンジルアミン、N、N−ジメチルアニリン、N、N−ジ
メチルトルイジン、N、N−ジメチル−p−アニシジン
、p−ハロゲノーN、N−ジメチルアニリン、2−N−
エチルアニリノエタノール、1〜リーn−ブチルアミン
、ピリジン、キノリン、N−メチルモルホリン、トリエ
タノールアミン、(・リエチレンジアミン、N、N、N
’、I(−テトラメチルブタンジアミン、N−メチルピ
ペリジンなどの第3級アミン頬;フェノール、キシレノ
ール、クレゾール、レゾルシン、カテコール、フロログ
リシンなどのフェノール類;ナフテン酸鉛、ステアリン
酸鉛、ナフテン酸亜鉛、オクチル酸亜鉛、オレイン酸錫
、ジブチル錫マレート、ナフテン酸マンガン、ナフテン
酸コバルト、アセチルアセトン鉄などの有機金属塩; 
5nC14、ZnCl2 、AlCl3などの無機金属
塩;過酸化ベンゾイル、ラウロイルパーオキサイド、カ
プリルパートキサイド、アセチルパーオキサイド、パラ
クロロヘンシイルバーオキサイド、ジーtert−ブチ
ルーシーパーフタレートなどの過酸化物;無水マレイン
酸、無水フタル酸、無水ラウリル酸、無水ピロメリット
酸、無水トリメリット酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、
ヘキサヒドロ無水トリメリット酸、ヘキサヒドロ無水ピ
ロメリット酸などの酸無水物;さらには、アゾビスイソ
ブチルニトリルなどのアゾ化合物類などが挙げられる。
これら触媒の添加量は、一般的な意味での触媒量の範囲
で充分であり、たとえば全組成物に対して5111%以
下の量で使用されればよい。
本発明の硬化性樹脂組成物を硬化させるだめの温度は、
硬化剤や触媒の有無、組成成分の種類などによっても変
化するが、通常100〜250℃の範囲で選ばれればよ
い。この組成物は種々の用途に用いられるが、成形品、
積層品、接着構造物等の装造に用いられる場合には、加
熱硬化に際して圧力を加えることが好ましく、一般的に
言って1〜500 kg / c+a、好ましくは5〜
15Q kg / cnTの範囲内で適宜選ばれる。
本発明の硬化性樹脂組成物には、組成物本来の特°性が
損なわれない範囲で、所望に応じて種々の添加物を配合
することが出来る。これらの添加物としては、天然また
は合成の熱硬化性もしくは熱可塑性の樹脂類およびその
低分子量物、繊維質補強材、充填材、染料、顔料、増粘
剤、滑剤、力・ノブリング剤、難燃剤など公知の各種添
加剤が含まれ、所望に応じて適宜組合せて用いられる。
ここに熱可塑性樹脂類もしくはその低分子量化合物とし
ては、例えば、ポリビニルホルマール、ポリビニルアセ
クール、ポリビニルブチラールなどのポリビニルアセク
ール樹脂;熱可塑性ポリウレタン樹脂;ポリブタジェン
、ブタジェン−アクリロニトリル共重合体、ポリクロロ
プレン、ブタジェン−スチレン共重合体、ポリイソプレ
ン、ブチルゴム、天然ゴムなどの無架橋(無加硫)のゴ
ム頬;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポ
リ−4〜メチルペンテン−1、ポリ塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン樹脂、ポリスチレン、ポリビニルトルエン、ポ
リビニルフェノール、AS樹脂、ABS樹脂、MBS樹
脂、ポリ−4−フン化エチレン、フン化エチレン−プロ
ピレン共重合体、4−フン化エチレン−〇−フフ化エチ
レン共重合体、フッ化ビニリデンなどのビニル化合物重
合体頬;ポリカーボネート、ポリエステルカーボネート
、ポリフェニレンエーテル、ポリスルホン、ポリエステ
ル、ポリエーテルサルホン、ポリアミド、ポリアトイミ
ド、ポリエステルイミド、ポリフェニレンサルファイド
などの樹脂類並びにこれらの熱可塑性樹脂の低重合物で
ある分子量が1万以下、通常、千〜数千の低分子量重合
体(プレポリマー)を挙げらことができる。
以下、実施例、比較例によって本発明をさらに具体的に
説明する。尚、実施例、比較例中の部は特に断らない限
り重量部である。
実施例−1 ビス(4〜マレイミドフエニル)メタノ9フ01gおよ
びN,N−ジメチルホルムアミド429gを混合し、1
20°Cで7時間加熱反応し、プレポリマー溶液を得た
。このプレポリマー溶液に2,2−ヒス(4−シアナト
フェニル)プロパンを150℃で1時間予備反応させた
プレポリマー 5388とN,N−ジメチルポルムアミ
ド829gを加え、80℃で1時間混合した後、冷却し
て褐色透明な樹脂溶液を得た。
この樹脂溶液に触媒として、オクチル酸亜鉛0、6g、
ジクミルパーオキサイド1.2gを添加混合し、厚みQ
 、’1IIvaのガラス織布に含浸し加熱乾燥してB
−stageプリプレグとした。
このプリプレグ 8枚の両側に厚み35μの電解銅箔を
重ね、温度180℃、圧力50kg/cfflで120
分間積層成形し、更に240℃で24時間後硬化した。
得られた銅張積層板の試験結果を第1表に示した。
実施例−2 ビス(4−マレイミドフェニル)メタン900gベンゾ
グアナミン100gおよびN−メチルピロリドン429
gを混合し、120°Cで2時間加熱反応し、プレポリ
マー溶液を得た。このプレポリマー溶液に2,2−ビス
(4−シアナトフェニル)プロパン250gとジメチル
アセトアミド594gを加え、100℃で30分間混合
した後、冷却して褐色透明(at25℃)な樹脂溶液を
得た。
この樹脂液を用いる他は実施例−1と同様にして銅張積
層板を得、試験した。
試験結果を第1表に示した。
実施例−3 ビス(4−マレイミドフェニル)メタン990g、ベン
ゾグアナミン10 p,およびハイドロキノン1gを混
合し、165℃で15分間加熱反応し、プレポリマーを
得、これに2.2−ビス(4−シアナトフェニル)プロ
パン1000 gを添加し、140℃で1時間予備反応
させ、冷却した。
得られた樹脂は粘着性の半固形(at25℃)物であっ
た。
この樹脂組成物90h 、ビスフェノールA型エポキシ
樹脂(油化シェル(l’Jj製、商品名;エピコート 
828) 100g,触媒として2−エチル−4−メチ
ルイミダゾール1g及びジクミルパーオキサイド 2g
を90°Cで混合した後、厚み0.37−の炭素繊維織
布に塗布し、130°C15分間加熱してプリプレグを
製造した。
このプリプレグは常温で粘着性のあるものであり、0°
Cで30日間の保存後も粘着性は失なわれなかった。
このプリプレグを8枚重ね、180℃、圧力5kg /
 cJで4時間積層成形し、更に240℃で24時間後
硬化した。この積層板の試験結果を第2表に示した。
比較例−1 実施例−1において、ビス(4−マレイミドフェニル)
メタン、ベンゾグアナミン、ハイドロキノンおよびN,
N−ジメチルホルムアミドの混合物の予備反応を行ねな
す、2,2−ビス(4−シアナトフェニル)プロパンと
の混合溶液を調整した。得られた樹脂溶液は室温(25
°C)て沈殿を生じるものであった。
該溶液を用い、ガラス織布に含浸する直前まで攪拌混合
して、B−stageのプリプレグを調整し、同様にし
て銅張積層板を得た。試験結果を第1表に示した。
比較例−2 ベンゾグアナミンを用いない事の他は実施例−2と同様
の方法を試みた。得られた樹脂溶液は室温で沈澱を生じ
るものであった。
該樹脂溶液を用いる他は比較例−1と同様にした結果を
第1表に示した。
比較例−3 ベンゾグアナミンを用いない事の他は実施例−3と同様
に行った。このプリプレグは常温で粘着性のあるもので
あったが、0℃で30日間の保存後は多量の結晶様物質
が見られ粘着性は失なわれた。
該プリプレグを用いる他は実施(?tl −3と同様に
した結果を第2表に示した。
第1表 第2表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 A0分子中にN−マレイミド基を2個以上含有する多官
    能性マレイミドと6−置換グアナミンとを重量比99.
    9 : 0.1〜70:30で加熱予備反応させた組成
    物と B0分子中にシアナト基を2個以上含有する多官能性シ
    アン酸エステル又は該シアン酸エステルプレポリマーと
    を重量比 A : B=90: 10〜1:99で混合
    し、必要に応じて加熱反応させてなる硬化性樹脂組成物
JP4021984A 1984-03-02 1984-03-02 硬化性樹脂組成物 Granted JPS60184522A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4021984A JPS60184522A (ja) 1984-03-02 1984-03-02 硬化性樹脂組成物
US06/706,981 US4585855A (en) 1984-03-02 1985-02-28 Process for producing curable resin composition from cyanate ester and maleimide/diamine reaction product
DE19853507609 DE3507609A1 (de) 1984-03-02 1985-03-04 Verfahren zur herstellung haertbarer harzmassen

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008163308A (ja) * 2006-12-04 2008-07-17 Hitachi Chem Co Ltd 熱硬化性樹脂組成物並びにこれを用いたプリプレグ、積層板及びプリント配線板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008163308A (ja) * 2006-12-04 2008-07-17 Hitachi Chem Co Ltd 熱硬化性樹脂組成物並びにこれを用いたプリプレグ、積層板及びプリント配線板

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