JPS6018438A - 調節式締付け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、調節式締付は装置に関する。さらに詳しくは
、本発明は、車輛のフレームまたは他の支持体に、支持
体との間にすきまが形成されるように取付けられた案内
部材と、該案内部材に沿って分布された多数の穴によっ
て決められるように、種々の位置に固定される案内部材
に沿って移動されるランナとを含む形式の締付は装置に
関する。

特に、本発明は例えば安全ベルト、または車輛座席用と
して車輛に取付けられる調節式締付は装置に関する。

車輛フレーム、または車輛座席にも取付けられかつ垂直
方向及び縦方向に取付ける点を調節できる安全ベルト用
の締付は装置は公知である。このような装置は、米国特
許第３，５２６，４３１号、ドイツ特許第２３０３２２
２号、同第２４１２２５３号、同３１３９６２４号、同
第３２１５９８０号、同第２５３０９７７号、及びスウ
ェーデン特許第３８７５３８号に記述されている。

本発明の目的は、車輛のフレーム、車輛座席、または特
に車輛用の外の支持体に取付けられる、現存技術による
装置に比べて可成り改善された調節式締付は装置を提供
するにある。

特に、本発明の１つの目的は、低質量にも拘らず高い引
張強さと変形に対する高い抵抗力をもつ安全ベルトなど
の、それ自身比較的軽量の器具の細部の部品に対して、
低重量に対するますます増大する要求に合致する極めて
低質量の締付は装置を提供するにある。

上記及び他の目的は、その中央部分に前記穴を有しかつ
前記すきまに隣接し、かつ中央部分に垂直なフランジを
有する溝形の案内部材と、スリーブの形状をもち前記部
材のまわりにスリーブの後部を前記すきま内に配置した
ランナを含み、案内部材の前記穴を通して固定すること
により、ランプの解放可能な固定を可能にするためラン
ナに少くとも１つの固定ピンを設け、かつ固定ピンと同
軸に配置されかつ前記すきま内のスリーブの前記後部に
配置された少くとも１つの穴をランナに設け、この穴を
通して固定ピンが、前記位置にランナを固定するために
押入されることによって、実施される。

本発明に係る締付は装置の好適実施例によれＣよ、ラン
ナは、案内レールの縦方向と垂直な方向に見た断面が一
般に矩形である。さらに、荷重がベルトに加えられると
き、材料強度の観点から有効である広い面積にわたって
歪を分布するレールまＡつりの前記スリーブと、レール
のフランジからフランジのリブに内方へ延びこれによっ
て極めて太きい横荷重に対しても耐えられる部分をラン
ナに設けさせることが好適であることが示されている。

この構造体をさらに強くかつある角度で配向された歪に
耐える能力を増大させるために、レールのフランジの内
側に彎曲された部分をもつランナスリーブを提供するこ
とが、本発明の１実施例によれば好適である０この場合
、スリーブは必ずしも矩形である必要はなくレールの形
状と類似の浅いＵ形を形成してもよい０また、所望の高
い強度を得るために、レールのフランジ間の空所を埋め
るための金属部材をもつスリーブを提供することも可能
である。このような場合、前記金属部材は固定ピン用の
案内穴をもつ。さもなければ、レールのフランジ間に位
置するランナの当該部分に、固定ピン用の特殊の案内部
品を設けることもできる。

さらに、固定ピンが所望の位置に保持されるように、ラ
ンナは固定ピン用の偏倚装置を具備する０位置の変化に
関連してレール上のランナの滑動を容易にさせる種々の
手段がとられる。例えば、レールの縁部を、既述の好適
実施例の場合に示したように、ナイロンまたは成る外の
プラスチック材料で造られた滑りヘリによって覆うこと
もできる。摩擦を減らす別の方法は、レーＪしとランナ
間にローラ部品を用いることで、その場合、ローラはラ
ンナ内にジャーナル軸受されることが好適である。摩擦
を減らす第３の方法は、突部をもつレールと当接滑動す
るランナの面を提供することである。

摩擦を減らす外の方法は、レールの中央部分に、すきま
に面するレールの側に縦方向の一対の突部を設け、これ
に対向してランナが滑るレールを提供することである。

上記２つの突部は、レールの２つのフランジに接近して
配設することが好適であり、これにより２つの突部と、
レールの内方の空所に向って持ち上がった中央部分の対
応部分との間の平たんな縦方向空所を形成する。これに
よに、レールの穴は中央の持ち上がり部分に形成され、
これにより穴を好適な方法でさら穴と組み合わすことか
できる。

本発明の上記以外の特徴、態様及び利点は、特許請求の
範囲及び好適実施例についての以下の説明から明らかに
なるであろう。

好適実施例の以下の説明において、附図が参照される。

図において、すべりレールを１で示す。レールは、２つ
のフランジ３をもつ中央部分２から成るＯ換言すれば、
レール１の断面は、浅いＵ形梁の形状である。フランジ
３の縁部とそれらの側部は、ナイロンのへ９４で覆われ
ている。レール１は第２図に示すようにねじ６によって
支持体５に取付けられる（支持体５は、例えば車輛フレ
ームのドア支柱または外の部分である）。支持体５はま
た、車輛座席や車輛フレームまたは車輛座席に結合され
たある種の構造部分である。レール１は、支持体５とレ
ール１の中央部分２との間のすきま８を形成する間隔ブ
ッシング７によって支持体５から成る距離を保っている
。レール１には、さらにその中央部分２に均等な間隔を
もつ多数の位置ぎめ穴９が設けられている。

レール１の中央部分２は、縦方向の中央持ち上がり部分
２２をもち、この部分は、実際の場合レールの全長にわ
たって延びる。穴９は、持ち上がり部分２２の範囲内に
設けられる。穴９に接近して、レールの材料はへこんで
三日月形四部２３を各穴９の上に形成しくレールが第１
．２．５図のように垂直に立てられた状態で）、すなわ
ち各穴の上縁２４は凹部２３の下縁に位置しかつ穴の下
縁２５は凹部の縁と合致しかつ持ち上がり部分２２と同
じ高さになるように形成される。持ち上がり部分２２の
両側に形成された溝は２６で示されている。これらの溝
２６は、すきま８に面するフランジ３に近い中央部分２
の両側の突部２７と対応する。

ランナを１０で示す。ランナ１０は、レール１にかぶさ
るスリーブ１１とレールのフランジ３の間のスリーブ１
１の内側の部分から成る。上記内側の部分は、固定ピン
または固定だぼ１２を含み、その前端の直径は、レール
１の穴９の直径よりも小さくかつこの締付は具の対称面
内に位置し、ピン１２の前端を固定位置の穴の中１・こ
挿入させる。

さらに、筒形の案内１３が設けられ、この案内１３は、
下向きにスリーブ１１の内側に溶接されたカラー２１内
にプレスはめられる。ピン１２は、筒形案内１３の内側
を滑動可能なフランジ１４をもつ。握りを１６で示す。

フランジ１４と筒形案内１３のカバー１５との間にはコ
イルばね１７が配設され、このばねは固定時に、位置ぎ
め穴９を通して固定ピン１２を抑圧する〇 スリーブ１１の背部１８、すなわちすきま８内に面して
延びる側部にも固定ピン１２用の穴１９が設けられる。

この締付は装置が第３図に示すように固定されるとき、
固定ピン１２の前端はレール１の中央部分の１つの穴９
とランナ１０の背部１８の穴１９の両方に挿入する。

スリーブ１１は、ランナ１０の前側に、穴２０をもち、
安全ベルトの一端の取利け、または安全ベルト引込み装
置の取付けに用いる。

ランナ１０を１つの位置から別の位置に動かすときは、
握り１６を持ち上げ、ばね１７を押して、スリーブ１１
の穴１９とレール１の穴９の両方から、固定ピン１２の
前端を引抜き、固定ピン１２のフランジ１４を筒形案内
１３の内側で滑らせる。

次にランナ１０は、スリーブ１１の背部１８を、すきま
８の区域で、レール１の背面に形成された突状部分２７
と当接滑動しながら移動する。所望の位置に達すると、
はねによってピン１２が新しい穴９内に押し入れられ、
スリーブ１１の背部１８の穴１９を貫通して固定される
。もしピン１２を２つの穴９間でその抑圧作用を止める
と、ランナ１０は、その自重で、または安全ベルトの引
込み力でレール１に沿って落下する。次いで、ピン１２
は、その下方への移動の途中で適合した最初の穴９に挿
入する。三日月形凹部２３によってピンは穴９に向って
滑らされ、穴の上縁２４を通過し、穴の下縁２５によっ
て止められ、この点で、ばね１７はピン１２をレール１
の穴９に押入し、次いでさらにスリーブ１１の背部１８
の穴［９に貫入する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の好適実施例による締付は具の平面図
、第２図は、第１図の締付は具の側面図、第３図は、第
１図のＩｌｌ　−［１に沿ってとられた断面１：レール ２：中央部分 ３：フランジ ４：ふぢ ５：支持部材 ６：ねじ ７二間隔ブソソング ８：すきま ９：位置ぎめ穴 ｌＯ二プラン ナ１ニスリーブ １２：固定ピン １３：筒形案内 １４：フランジ １５　：カバー １６：握り １７：コイルばね １８ニスリ一ブ背部 １９：穴 ２０：穴 ２１：カラー ２２：持ち上がり部分 ２３：三日月形凹部 ２４：上縁 ２５：下縁 ２６：溝部 ２７：凸部 特許出願人 ペンクト　ニリン　ウィリアム　ホーカンソン代理人 若　林　忠 図面の浄書（内′稈に変更なし） 手　続　補　正　書（自　発） 昭和５９年２月λ日 特許庁長官　殿 ■、小事件表示　昭和５９年　特許願　第１３０２０６
号２、発明の名称 調節式締伺は装置 ３、補正をする者 事件との関係　出願人 ペンクト　エリク　ウィリアム　ホーカンソン４、代理
人 住所　東京都港区赤坂１丁目９番２０号５補正命令の日
付

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、支持体に、該支持体との間にすきまを形成するよう
   に取付けられた案内部材と、前記案内部材に沿って移動
   されかつ種々の位置に位置ぎめされるランナとを含み、
   前記位置が案内部材に沿って配置された多数の穴（９）
   によって定められる調節可能な締付は装置であって、前
   記案内部材が、前記すきま（８）に面しかつ前記穴（９
   ）が設けられた中央部分（２）をもつ溝形レール（１）
   であり、前記レールが中央部分の両側から延びるフラン
   ジ（３）を有し、かつ前記ランナが、スリーブ（１１）
   の形状をもってレールにかぶさり、前記スリーブの背部
   （１８）を前記すきま内に位置させ、かつ前記ランナか
   少くとも１つの固定ピン　（１２）を具備し、該固定ピ
   ンをレールの前記穴内に押入れることによってランナの
   解放可能な位置ぎめを可能にさせ、かつ前記すきま内の
   前記ランナの前記背部に設けられたピンと同軸の少くと
   も１つの穴（１９）を有し、前記位置に固定ピンを受入
   れることを特徴とする調節式締付は装置。 ２、　レールの縦方向長さと垂直な平面内におけるラン
   ナの断面が、一般に矩形であることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の調節式締付は装置。 ３、　ランナがレールのフランジの内側に部品（１３゜
   １４）を含み、前記フランジか極めて高い側方荷重に対
   しても抵抗できるように前記フランジの剛性を増大する
   ために配置されることを特徴とする特許請求の範囲第２
   項記載の調節式締付は装置。 ４、　ランナがレールのフランジの内側に案内手段（１
   ３，１４）を具備し、前記固定ピンを案内し、さらに前
   記ピンを偏倚するばね手段（１７）をもつことを特徴と
   する特許請求の範囲第３項記載の調節式締付は装置。 ５、　ランナの部分を形成するスリーブが、同様にフラ
   ンジ（３）の内側を囲うように内方へ折曲げられること
   を特徴とする特許請求の範囲第３項記載の調節式締付け
   ｉ置。 ６、　ランナがスリーブの内側に、レールの中央寸分と
   フランジとの間の空所を、実際には全面的に埋める部材
   を含む特許請求の範囲第３項記載の調節式締付は装置。 ７、　レール（１）が幅広で低いＵ形状をもち、レール
   の中央部分がその中央に沿いかつその各側に縦方向の持
   ち上がり部分（２２）をもち、レールの２つのフランジ
   に接続して縦方向の溝（２６）を有し、前記溝が、すき
   ま（８）に面する中央部分の両側に一対の縦方向の持ち
   上がり部分（２７）に対応する溝形凹部（２７）であり
   、かつ前記穴が前記中央持ち上がり部分（２２）に配置
   されることを特徴とする特許請求の範囲第１項から第６
   項までのいずれか１項記載の調節式締付は装置０ ８、穴が前記中央持ち上がり部分に凹設されることを特
   徴とする特許請求の範囲第７項記載の調節式締付は装置
   。 ９、穴が７、ランナがその自生１・こより−！り１コレ
   ールに沿って滑動する速度により自動的に滑り落ち、か
   つそれが移動する方向へ最も近い穴内に固定ピンが止め
   られるように、穴が前記凹部の一方の側に非対称的に配
   置されることを特徴とする特許請求の範囲第８項記載の
   調節式締付は装置０１０、ランナの背部がすきまに面す
   るレールの持ち上がり部分（２７）に隣接して配置され
   ることを特徴とする特許請求の範囲第７項記載の調節式
   締付は装置。