JPS6018178Y2 - 圧力調理器の安全弁 - Google Patents
圧力調理器の安全弁Info
- Publication number
- JPS6018178Y2 JPS6018178Y2 JP16947780U JP16947780U JPS6018178Y2 JP S6018178 Y2 JPS6018178 Y2 JP S6018178Y2 JP 16947780 U JP16947780 U JP 16947780U JP 16947780 U JP16947780 U JP 16947780U JP S6018178 Y2 JPS6018178 Y2 JP S6018178Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- diameter portion
- pressure cooker
- safety valve
- valve stem
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は圧力釜、圧力鍋等の圧力調理器の安全弁に関す
る。
る。
このような安全弁としては、従来法のようなものが提案
されている。
されている。
すなわち、第１図に示すように、蓋１の一部に形威した
開口に案内筒２と保持体３とをバッキング４，５を介し
て互に螺合装着し、上記案内筒２の円形貫通孔２１内を
上昇、下降する円形弁軸６の下端には上記保持体３に形
威された弁シート３１を開閉する弁体７が取付けられ、
上記弁軸６の上方小径部６１には反抗バネ８が装着され
ると共に、小径部６１の上端部にはバネ８のバネ力調整
用のハネ受体９が螺合装着されている。
開口に案内筒２と保持体３とをバッキング４，５を介し
て互に螺合装着し、上記案内筒２の円形貫通孔２１内を
上昇、下降する円形弁軸６の下端には上記保持体３に形
威された弁シート３１を開閉する弁体７が取付けられ、
上記弁軸６の上方小径部６１には反抗バネ８が装着され
ると共に、小径部６１の上端部にはバネ８のバネ力調整
用のハネ受体９が螺合装着されている。
以上のような構成において、容器内の蒸気圧が異常に上
昇した際には弁体７が反抗バネ８に抗して上昇し、弁シ
ート３１が開かれる。
昇した際には弁体７が反抗バネ８に抗して上昇し、弁シ
ート３１が開かれる。
したがって、容器内の圧力は案内筒２の円形貫通孔２１
の内周壁２２と弁軸６の大径部６２の外周壁６３との間
隙を通って案内筒２の上端とバネ受体９との間より外部
へ排出され、容器内の圧力を低下させるのであるが、こ
の際、蒸気圧の排出通路の形成が、弁軸６の大径部６２
の円滑な上昇、下降動作を期待することから、上記のよ
うに貫通孔２１内周壁２２と弁軸大径部６２の外周壁６
３との僅から環状間隙をもってなされているため、両者
の寸法精度が要求され製作に手数がかかると共に、弁体
７の弁シート３１への着座位置が狂い、調理中における
容器の密閉に支障を来たすおそれがあった。
の内周壁２２と弁軸６の大径部６２の外周壁６３との間
隙を通って案内筒２の上端とバネ受体９との間より外部
へ排出され、容器内の圧力を低下させるのであるが、こ
の際、蒸気圧の排出通路の形成が、弁軸６の大径部６２
の円滑な上昇、下降動作を期待することから、上記のよ
うに貫通孔２１内周壁２２と弁軸大径部６２の外周壁６
３との僅から環状間隙をもってなされているため、両者
の寸法精度が要求され製作に手数がかかると共に、弁体
７の弁シート３１への着座位置が狂い、調理中における
容器の密閉に支障を来たすおそれがあった。
また第２図に示すように、案内筒２の円形貫通孔２１の
内周壁２２に複数の凹溝２３を縦方向に形威し、排出通
路の拡大を図ったものもあるが、これも前者を同様に寸
法精度の要求、弁体の弁シートへの着座位置の問題と共
に、内周壁への加工であるため容易でない。
内周壁２２に複数の凹溝２３を縦方向に形威し、排出通
路の拡大を図ったものもあるが、これも前者を同様に寸
法精度の要求、弁体の弁シートへの着座位置の問題と共
に、内周壁への加工であるため容易でない。
本考案は上記の点に着目して威されたもので、その目的
とするところは、弁軸の円滑な上降、下降動作、弁体の
弁シートへの着座位置の規制及び異常蒸気圧の排出通路
の拡大を図ることにある。
とするところは、弁軸の円滑な上降、下降動作、弁体の
弁シートへの着座位置の規制及び異常蒸気圧の排出通路
の拡大を図ることにある。
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第３図に示すように、弁軸６の下方大径部６２を四角形
状に形威し、案内筒２の円形貫通孔２１の内周壁２２と
弁軸大径部６２の外周壁６３との間に４個の排出通路ａ
を形成したものである。
状に形威し、案内筒２の円形貫通孔２１の内周壁２２と
弁軸大径部６２の外周壁６３との間に４個の排出通路ａ
を形成したものである。
而して、その他の構成は従来例と同一である。
したがって、排出通路ａは比較的大きく形成され、異常
蒸気圧の外部への排出が迅速となり、また弁軸大径部６
２の四隅が案内筒２の円形貫通孔２１の内周壁２２に摺
接しているので、弁軸６の昇降動作にブレがなく極めて
円滑に行われると共に、弁体７の弁シート３１への着座
位置は常に正規位置に規制されるものである。
蒸気圧の外部への排出が迅速となり、また弁軸大径部６
２の四隅が案内筒２の円形貫通孔２１の内周壁２２に摺
接しているので、弁軸６の昇降動作にブレがなく極めて
円滑に行われると共に、弁体７の弁シート３１への着座
位置は常に正規位置に規制されるものである。
以上のように、本考案の安全弁は、その構成要素の一部
である弁軸の大径部を特に略四角形状に形成したので、
従来のように寸法精度に格別な考慮を要することなく、
極めて簡単な加工で異常蒸気圧の排出通路を大きく形成
することができると共に、弁軸の動作も極めて円滑にし
て、弁体の弁シートへの着座位置も規制され、安全弁と
しての機能を十分に発揮しうるものである。
である弁軸の大径部を特に略四角形状に形成したので、
従来のように寸法精度に格別な考慮を要することなく、
極めて簡単な加工で異常蒸気圧の排出通路を大きく形成
することができると共に、弁軸の動作も極めて円滑にし
て、弁体の弁シートへの着座位置も規制され、安全弁と
しての機能を十分に発揮しうるものである。
第１図は従来の安全弁の縦断面図、第２図は従来の他の
例にして、第１図のＸ−Ｘ線に相当する拡大横断面図、
第３図は本考案による安全弁の一実施例の要部にして、
第２図に対応する拡大横断面図である。 １・・・・・・蓋、２・・・・・・案内筒、３・・・・
・・保持体、３１・・・・・・弁シート、６・・・・・
・弁軸、６１・・・・・・弁軸小径部、６２・・・・・
・弁軸大径部、７・・・・・・弁体、８・・曲反抗バネ
、９・・・・・・バネ受体。
例にして、第１図のＸ−Ｘ線に相当する拡大横断面図、
第３図は本考案による安全弁の一実施例の要部にして、
第２図に対応する拡大横断面図である。 １・・・・・・蓋、２・・・・・・案内筒、３・・・・
・・保持体、３１・・・・・・弁シート、６・・・・・
・弁軸、６１・・・・・・弁軸小径部、６２・・・・・
・弁軸大径部、７・・・・・・弁体、８・・曲反抗バネ
、９・・・・・・バネ受体。
Claims (1)
- 圧力調理器の蓋の一部に形威した開口に互に螺合装着さ
れた案内筒と保持体、案内筒の円形貫通孔に昇降自由に
挿入され、保持体に形威された弁シートを開閉する弁体
を備えれ弁軸、弁軸の上方小径部に装架された反抗バネ
及び弁軸の小径部上端に位置可変に螺合されたバネ受体
とより成る安全弁において、前記弁軸の下方大径部を略
四角形状に形威し、該大径部の四隅を前記円形貫通孔の
内周壁に摺接せしめたことを特徴とする圧力調理器の安
全弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16947780U JPS6018178Y2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | 圧力調理器の安全弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16947780U JPS6018178Y2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | 圧力調理器の安全弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5794417U JPS5794417U (ja) | 1982-06-10 |
| JPS6018178Y2 true JPS6018178Y2 (ja) | 1985-06-03 |
Family
ID=29527983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16947780U Expired JPS6018178Y2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | 圧力調理器の安全弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018178Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-28 JP JP16947780U patent/JPS6018178Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5794417U (ja) | 1982-06-10 |
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