JPH0512805Y2 - - Google Patents

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JPH0512805Y2
JPH0512805Y2 JP7142086U JP7142086U JPH0512805Y2 JP H0512805 Y2 JPH0512805 Y2 JP H0512805Y2 JP 7142086 U JP7142086 U JP 7142086U JP 7142086 U JP7142086 U JP 7142086U JP H0512805 Y2 JPH0512805 Y2 JP H0512805Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、減圧弁と圧力逃し弁とを一体に組込
んだ減圧・逃し弁において、それの逃し弁を手動
で開閉する手動開閉装置に関する。
[従来の技術] 減圧弁と圧力逃し弁とは通常別々に製作される
が、使用するときは、それらを対にして一緒に使
用する場合が多く、そのため、減圧弁と圧力逃し
弁とが一体に組込まれているものが望まれてい
る。
しかし、実用化されたものはなく、特に、筒状
弁を用いた減圧弁にあつては、逃し弁を組込むこ
とが困難なことから知られていない。
そこで、本考案の出願人は、この要望に応える
ために筒状弁式の減圧・逃し弁を開発し、特願昭
60−295779号として出願した特開昭62−155383号
公報として公開されている。この筒状弁式の減
圧・逃し弁は、第1図に示している如く、弁箱1
内に、一端側の開放口20が一次室wに突入し他
端側の開放口21が二次室yに突入する減圧用の
筒状弁2を、それの一端側に形設した環状の弁2
aが二次室y内に装設せる減圧用弁座3aに対し
離接する方向に可動に設け、その筒状弁2の他端
側には、二次室y側の圧力を感知して作動する感
圧板4を離接自在に連繋し、その連繋部位には、
筒状弁2の他端側にあつては逃し弁用の弁座2b
を設け、感圧板4側にあつてはその弁座2bと対
向する部位に、筒状弁2の外周を取り囲んで該感
圧板4を貫通する逃し弁用の弁口4aを開設する
とともに、その弁口4aの周囲に前記弁座2bに
対して離接自在に対向する逃し弁用の弁4bを装
設し、感圧板4の前記二次室yに対して外面に位
置する外面側と弁箱1との間に該感圧板4を二次
室y側に押出す減圧用のバネF1を設け、かつ、
筒状弁2の外周と逃し弁用の弁4bとの間に逃し
弁用のバネF2を設けて、これにより、筒状弁2
の一端側の減圧弁用の弁2aと一次室w側の減圧
弁用の弁座3aとで構成される減圧弁aと、筒状
弁2の他端部と感圧板4との連繋部に設けられる
逃し弁用の弁座2bと逃し弁用の弁4bとで構成
される逃し弁bとを具備する筒状弁式の減圧・逃
し弁Aを構成しているものである。
この筒状弁式の減圧・逃し弁Aは、二次室y側
の圧力が減圧用のバネF1により設定される設定
圧力より高くなつてくると、感圧板4が一次室w
側に押出されることで、筒状弁2が減圧弁aの開
度を狭めるよう動いて二次室y側に流入する流体
の量を落し、それにより二次室y側の圧力の上昇
を抑え、二次室y側の圧力が低下してくると感圧
板4が二次室y側に押込まれて、筒状弁2が減圧
弁aの開度を拡げるように動いて二次室y側に流
入する流体の量を増大させて二次室y側の圧力の
低下を抑え、これによつて所定の減圧作用を行な
う。また、二次室y側の圧力が異常に高くなつた
ときには、筒状弁2が第2図に示している如く減
圧弁aを閉じて動かなくなつた状態において、感
圧板4がさらに一次室w側に押出されることで、
逃し弁bが開放して二次側の圧力を逃し口となつ
ている逃し弁用の弁口4aから、バネケース5に
形設してある開放口5aを介して外部に二次側の
圧力を逃すようになつて、減圧弁aと逃し弁bと
の両方の機能を具備するようにしてある。
[考案が解決しようとする課題] 上述の如く構成せる筒状弁式の減圧・逃し弁A
には、組込んだ逃し弁bの開閉作動を確認するた
めに、弁箱1の外部から手動操作で逃し弁bを開
閉し得る手段を組込むことが困難な問題がある。
これは、筒状弁式の減圧・逃し弁Aは、それに
組込んだ逃し弁bの開閉作動の確認を、筒状弁式
の減圧・逃し弁Aを配管に組付けた状態としてお
いて、それに通水することによつて行なうことか
ら、まず、それの筒状弁2を第1図の如く減圧弁
aを開放させた状態位置に動かし、次いで、その
状態から感圧板4を筒状弁2に対し動かして逃し
弁bを開放させることが必要で、筒状弁2と感圧
板4の両方を各別に動かさなければならず、この
ようにすることがむづかしいことによる。
本考案は、この問題を解決するためになされた
ものであつて、筒状弁式の減圧・逃し弁に、それ
の逃し弁を手動操作により開閉作動し得るように
する新たな手段を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] そして、本考案においては、この目的を達成す
るための手段として、一端側に設けた減圧用の弁
が一次室側に設けた減圧用弁座に離接自在に対向
する減圧用の筒状弁の他端側に、二次室側の圧力
を感知して作動する感圧板を離接自在に連繋し
て、その連繋部位に逃し弁用の弁と逃し弁用の弁
座とよりなる逃し弁を装設し、前記感圧板と弁箱
との間に減圧用のバネを介装し、前記筒状弁と感
圧板との間に逃し弁用のバネを介装せしめ、筒状
弁には、弁箱に対し衝合して筒状弁の一次室から
の脱出を阻止する衝合部を設けた筒状弁式の減
圧・逃し弁において、前記感圧板と弁箱との間に
その感圧板の二次室側への動きを、それにより二
次室側に動く筒状弁に設けた前記衝合部が弁箱に
対し衝合する前にストツプさせるストツパーを設
け、弁箱にはそれの外面側に装設される操作部の
操作により前記筒状弁を二次室側に強制的に移動
させる作動部材を装設してなる筒状弁式の減圧・
逃し弁における逃し弁の手動開閉装置を提起する
ものである。
[実施例] 次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面
符号は同効の構成部材については前述した第1
図,第2図のものと同一の符号を用いるものとす
る。
第3図は本考案を実施せる筒状弁式の減圧・逃
し弁Aの縦断した正面図で、同図において1は弁
箱、wは一次室、yは二次室、2は筒状弁、4は
感圧板、aは筒状弁2の一端側に設けた減圧用弁
2aと一次室w内に設けた減圧用弁座3aとより
なる減圧弁、bは筒状弁2の他端側と感圧板4と
の離接自在の連繋部に設けた逃し弁用の弁4bと
逃し弁用の弁座2bとよりなる逃し弁、F1は感
圧板4を二次室y側に押込む減圧用のバネ、F2
は筒状弁2と感圧板4との間に設けた逃し弁用の
バネ、22は筒状弁2の二次室y側への動きを一
定の位置で規制するよう該筒状弁2に設けた衝合
部、Sは感圧板4の二次室y側への動きを、その
感圧板4と一緒に動く筒状弁2の動きが衝合部2
2により規制される前にストツプさせるよう弁箱
1に設けたストツパー、5は前記バネF1,F2
を収容せしめたバネケース、6は弁箱1の外面に
装設せる手動の操作部、7はその操作部6の操作
により筒状弁2を二次室y側に強制的に移動させ
る作動部材を示している。
前記弁箱1は、それの一次室wを形成している
上部弁箱1aと二次室yを形成している下部弁箱
1bとバネケース5とがそれぞれ別体に形成して
あつて、上部弁箱1aの下面に、倒立した姿勢の
カツプ状に形成したバネケース5が止着され、そ
のバネケース5の下面側に、カツプ状に形成した
下部弁箱1bがセツトボルト10…により止着さ
れることで一体に連結する弁箱1に構成してあ
る。
前記弁箱1の一次室wを形成する上部弁箱1a
は、上面側の左右の一側に流体の入口となる接続
管部11が設けられ、上面側の他側には、圧力調
整ネジ3の組付用の筒部12が軸線方向を上下方
向に揃えて装設してある。そして、前述の減圧用
の弁座3aは、この筒部12内に栓状に螺合して
回転により上下に変位する前記圧力調整ネジ3の
下面に一体的に装着されている。また、該上部弁
箱1aの底壁13には、前記筒部12の下方に位
置する部位に、嵌合筒部14がそれの軸心線を前
記筒部12の軸心部に揃えて形設してあり、この
嵌合筒部14の内腔に、筒状に形成した前記筒状
弁2の胴部が、該筒状弁2の一端側の開放口20
を一次室w内に突入させ他端側の開放口21を二
次室y側に突入させた状態として、嵌合筒部14
との間に水密を保持せしめて上下にスライド自在
に嵌挿せしめてある。
そして、該筒状弁2の二次室y側への動きを規
制する衝合部22は、該筒状弁2の一端側の外周
に、径方向に膨出する段部に形成してあつて、そ
の段部が上部弁箱1の底壁13に設けた嵌合筒部
14の一次室w側の開口縁に衝合して筒状弁2の
動きを所定の位置で規制するようにしてある。
逆向きのカツプ状に形成せる前記バネケース5
は、それの天板に、前記上部弁箱1aの底壁13
に設けた嵌合筒部14の外周に嵌合する透孔50
が開設してあつて、この透孔50を前記嵌合筒部
14の外周に嵌合せしめた状態で、上部弁箱1a
の底壁13の下面に一体的に止着せしめてあり、
下方の開放口側の周縁には鍔部51が形設してあ
る。また、該バネケース5には、それの周壁に外
部に開放する開放口5aが、排出管を接続する接
続管として形設してある。
前記下部弁箱1bは、上面の開放口側の周縁
に、前記バネケース5の周縁に形設せる鍔部51
と対応する取付鍔部15が形設してあつて、この
取付鍔部15を前記鍔部51に重合せしめてセツ
トボルト10で閉じ合わせることで、バネケース
5の下面側に一体的に止着せしめてあるが、この
閉じ合わせの際に、前記感圧板4の周縁部を間に
挾み込んでおくことで、その感圧板4を二次室y
の上面側の開放口を蓋する状態に組付けている。
前記感圧板4は、それの軸心部位に、前述の筒
状弁2の外径より大径の逃し弁用の弁口4aが開
設してあつて、その弁口4aの口縁の二次室y側
に、逃し弁用の弁4bが環状に装設してある。
そして前記筒状弁2は、それの他端側がこの弁
口4aを貫通して二次室y側に突入し、そこに、
前記逃し弁用の弁4bに対向する逃し弁用の弁座
2bが、前述の弁口4aを二次室y側から蓋する
蓋板状に形成して取付けてある。
また、前記減圧用のバネF1は、上部弁箱1a
の底壁13下面に止着したバネケース5の天井の
内面と感圧板4に止着した押え金具40の上面と
の間に介装してあり、また逃し弁用のバネF1
は、筒状弁2の外周に形成したバネ受け段部23
と感圧板4に組付け止着した逃し弁用の弁4bと
の間に介装してある。この逃し弁用のバネF1
は、感圧板4に設けた逃し弁用の弁4bと筒状弁
2に設けた逃し弁用の弁座2bとを圧接させるに
足るバネ圧があれば足り、極く弱いバネ圧に設定
してよい。
また、前記ストツパーSは、前述の感圧板4に
止着した押え金具40に衝合部41を形設してお
き、感圧板4が二次室y側に動いていくとき、そ
れにより二次室y側に動く筒状弁2の衝合部22
が上部弁箱1aに設けた嵌合筒部14の口縁に衝
合する少し前において、この押え金具40に設け
た衝合部41と衝突して感圧板4の二次室y側へ
の動きを阻止するように配位して、前述のバネケ
ース5の内面に装設してあるが、第3図および第
4図にて鎖線に示している如く、感圧板4の二次
室y側の内面に衝突して、感圧板4の動きを筒状
弁2の動きが衝合部22により規制される前にス
トツプさせるよう下部弁箱1b内に装設する場合
がある。
操作部6は、前記圧力調整ネジ3の上面に立設
せる支杆60に、基端部を支軸61により回動自
在に軸支した操作レバー62に構成してある。
また、作動部材7は、前記圧力調整ネジ3の軸
心部位に開放した内外に透通する透孔30に、そ
の圧力調整ネジ3の厚さよりはるかに長く形成し
たロツド70を、それの外端側が前記圧力調整ネ
ジ3の上面の上方に突出し内端側が一次室w内に
突入する状態に、貫通せしめて、それの外周面と
前記透孔30の内周面との間を水密に保持させて
摺動自在に嵌合し、それの内端部に、該ロツド7
0が弁箱1内に押込まれることで筒状弁2の一端
側の開放口20の内面に衝合していく衝合部71
を設け、外端部を前述の操作レバー62の支軸6
1に近い中間部位に連繋することで構成してあ
る。そして、前述の操作部6の操作レバー62を
弁箱1の外面に向け押込む方向に回動させる操作
で、該ロツド70が弁箱1内に押込まれること
で、該ロツド70の下端部に装設してある衝合部
71が筒状弁2の内腔に嵌入していき、その筒状
弁2の一端側に形成されている弁2aの内側のテ
ーパー面に衝合することによつて、その筒状弁2
を二次室y側に押込んでいくように作用する。こ
の筒状弁2を押込むロツド70のストロークは、
第5図に示している如く、筒状弁2の一端側の外
周に設けた係合段部よりなる衝合部22が、上部
弁箱1aの底壁13に設けた嵌合筒部14の開口
縁に衝合した状態とし得るように設定してある。
また、該ロツド70は、常態において第3図の如
く引上げられた状態に保持されるように、該ロツ
ド70自体または操作レバー62に連繋させて設
けるバネにより引込み方向に付勢される。
なお、図示する実施例において、16は下部弁
箱1bに形成した出口で、接続管に形成してあ
る。
なお、二次室yは、減圧・逃し弁Aをボイラー
の缶体に装着する場合にあつては、下部弁箱1b
をバネケース5の鍔部51から外して、そのバネ
ケース5の鍔部51をボイラーの缶体の周壁に開
設せる接続口に直接取付けることで、ボイラーの
缶体内が二次室となるように構成する場合があ
る。この場合は、下部弁箱1bは省略される。
このように構成せる実施例装置は次のように作
用する。
筒状弁式の減圧・逃し弁Aを配管に接続し、下
部弁箱1bの出口16の接続管につないだ配管を
閉じた状態で、上部弁箱1aに設けた入口となる
接続管部11から通水すると、それにより二次室
y側にたまつてくる流体でその二次室y側の圧力
が順次増大してくることで、感圧板4が押出され
て筒状弁2を一次室w側に押出し、減圧弁aの開
度を順次狭めていき、二次室y側の圧力が設定圧
力になつたところで、減圧弁aが閉じて第3図の
状態となる。
次に、この状態から、操作レバー62を、第3
図の状態から弁箱1の外周面に向けて押し込んで
いくと、ロツド70が押込まれることで、それの
内端部に設けた衝合部71が筒状弁2に衝合して
筒状弁2を二次室y側に移動させていく。
この筒状弁2の作動により、感圧板4はバネF
1およびF2のバネ圧により筒状弁2に追従して
二次室y側に動き、その動きはストツパーSによ
り動きが阻止されるまで続き、そのストツパーS
でストツプされる状態位置において第4図の如く
停止する。
そして、この感圧板4がストツプした第4図の
状態から、さらに操作レバー62によるロツド7
0の押込みで筒状弁2が、逃し弁用のバネF2を
押し縮めながら二次室y側に動く作動で、第5図
の如く、位置が固定された逃し弁用の弁4bから
筒状弁2に設けてある逃し弁用の弁座2bが離れ
て、逃し弁bが開放する。
そして、入口となる接続管部11から流入する
流体が、筒状弁2の二次室y側への動きで開放状
態となつた減圧弁aから筒状弁2内腔を経て二次
室y側に流入し、その流体が開放した逃し弁bか
ら外部に流出して、その流体の流出で逃し弁bの
開放作動が確認される。
次にこの状態から操作レバー62を旧の位置に
戻せば、バネF2により筒状弁2が一次室w側に
押出されることで、逃し弁bが閉塞し、その閉塞
作動は流体の流出の停止で確認されるようにな
る。
[考案の効果] 以上説明したように本考案による筒状弁式の減
圧・逃し弁における逃し弁の手動開閉装置は、一
端側に設けた減圧用の弁2aが一次室w側に設け
た減圧用弁座3aに離接自在に対向する減圧用の
筒状弁2の他端側に、二次室y側の圧力を感知し
て作動する感圧板4を離接自在に連繋して、その
連繋部位に逃し弁用の弁4bと逃し弁用の弁座2
bとよりなる逃し弁bを装設し、前記感圧板4と
弁箱1との間に減圧用のバネF1を介装し、前記
筒状弁2と感圧板4との間に逃し弁用のバネF2
を介装せしめ、筒状弁2には、弁箱1に対し衝合
して筒状弁2の一次室wからの脱出を阻止する衝
合部22を設けた筒状弁式の減圧・逃し弁Aにお
いて、前記感圧板4と弁箱1との間にその感圧板
4の二次室y側への動きを、それにより二次室y
側に動く筒状弁2に設けた前記衝合部22が弁箱
1に対し衝合する前にストツプさせるストツパー
Sを設け、弁箱1にはそれの外面側に装設される
操作部6の操作により前記筒状弁2を二次室y側
に強制的に移動させる作動部材7を装設して構成
しているのであるから、弁箱1の外面に設けた操
作部7の操作により、筒状弁2の脱出を阻止する
ために該筒状弁2に設けた衝合部22が弁箱1に
対し衝合して筒状弁2の二次室y側への動きのス
トロークエンドに達する状態と、感圧板4がスト
ツパーSに接して、その感圧板4の二次室y側へ
の動きがストロークエンドに達する状態との間に
形成した差によつて、感圧板4と筒状弁2との間
に装設した逃し弁bの開閉作動が行なえるように
なり、筒状弁式の減圧・逃し弁Aに、それの逃し
弁bを手動操作で開閉し得る手段が組込めるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は筒状弁式の減圧・逃し弁の縦断正面
図、第2図は同上の作用の説明図、第3図は本考
案を実施せる筒状弁式の減圧・逃し弁の縦断正面
図、第4図および第5図は同上の作用の説明図で
ある。 図面符号の説明、A……減圧・逃し弁、S……
ストツパー、F1,F2……バネ、a……減圧
弁、b……逃し弁、w……一次室、y……二次
室、1……弁箱、1a……上部弁箱、1b……下
部弁箱、10……セツトボルト、11……接続管
部、12……筒部、13……底壁、14……嵌合
筒部、15……取付鍔部、16……出口、2……
筒状弁、2a……減圧用の弁、2b……弁座、2
0,21……開放口、22……衝合部、23……
バネ受け段部、3……圧力調整ネジ、3a……減
圧用の弁座、3a……減圧用の弁座、30……透
孔、4……感圧板、4a……逃し弁用の弁口、4
b……逃し弁用の弁、40……押え金具、41…
…衝合部、5……バネケース、5a……開放口、
50……透孔、51……鍔部、6……操作部、6
0……支杆、61……支軸、62……操作レバ
ー、7……作動部材、70……ロツド、71……
衝合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端側に設けた減圧用の弁2aが一次室w側に
    設けた減圧用弁座3aに離接自在に対向する減圧
    用の筒状弁2の他端側に、二次室y側の圧力を感
    知して作動する感圧板4を離接自在に連繋して、
    その連繋部位に逃し弁用の弁4bと逃し弁用の弁
    座2bとよりなる逃し弁bを装設し、前記感圧板
    4と弁箱1との間に減圧用のバネF1を介装し、
    前記筒状弁2と感圧板4との間に逃し弁用のバネ
    F2を介装せしめ、筒状弁2には、弁箱1に対し
    衝合して筒状弁2の一次室wからの脱出を阻止す
    る衝合部22を設けた筒状弁式の減圧・逃し弁A
    において、前記感圧板4と弁箱1との間にその感
    圧板4の二次室y側への動きを、それにより二次
    室y側に動く筒状弁2に設けた前記衝合部22が
    弁箱1に対し衝合する前にストツプさせるストツ
    パーSを設け、弁箱1にはそれの外面側に装設さ
    れる操作部6の操作により前記筒状弁2を二次室
    y側に強制的に移動させる作動部材7を装設して
    なる筒状弁式の減圧・逃し弁における逃し弁の手
    動開閉装置。
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