JPH0131822Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0131822Y2
JPH0131822Y2 JP19427284U JP19427284U JPH0131822Y2 JP H0131822 Y2 JPH0131822 Y2 JP H0131822Y2 JP 19427284 U JP19427284 U JP 19427284U JP 19427284 U JP19427284 U JP 19427284U JP H0131822 Y2 JPH0131822 Y2 JP H0131822Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liner
flow path
valve
guide hole
valve seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19427284U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61108572U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19427284U priority Critical patent/JPH0131822Y2/ja
Publication of JPS61108572U publication Critical patent/JPS61108572U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0131822Y2 publication Critical patent/JPH0131822Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Check Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は流路に配備される逆止弁に関する。
(従来の技術) 逆止弁は種々の流体器具と組合わせて流路に配
備されるが、第5図に示すように湯水混合栓Bの
水流路1に装備した場合、湯水混合栓Bの水弁7
が閉弁している時は水弁7と逆止弁Aとの間は密
閉状態となるので、湯のみを使用すると水弁7と
逆止弁Aとの間の水が湯の熱を受けて膨張し、そ
の体積増加で両弁間の水圧が上昇し、水弁体8は
水弁座9に強大な力で押圧されるをもつて、この
時に水弁7を開けようとすると水弁7が故障した
りし、更には本体10が破壊したり、逆止弁Aが
故障したりする恐れもある。
そこで、上記不都合を解消することができる逆
止弁が種々開発されており、代表的なものとして
例えば第4図、第5図に示す特開昭59−58281号
公報のものがある。
第4図、第5図のものについて説明すると、円
筒状に形成され、一端部に流路1内壁面を摺動す
る鍔部2及び弁座5を有するライナーaと、上記
弁座5の2次側に接離する弁体bと、弁体bを弁
座5に押しつける第1バネcと、ライナーaの鍔
部2と流路1内壁の1次側に設けられれる係止リ
ングdとの間に配設されてライナーaを流路1内
壁に設けた突出段部11に押しつける第2バネe
とからなつており、逆止弁Aと湯水混合栓Bの水
弁7との間の圧力が上昇するとライナーaが摺動
し、上記両弁A,7の間の空間を拡げ圧力の上昇
を吸収するものである。
しかし乍ら、このものはライナーの摺動がその
一端に設けた鍔部1箇所のみによつて案内される
ので、ライナーが傾むき円滑に摺動しない場合が
あり、逆止弁と水弁の間の圧力が上昇しても、そ
の圧力を吸収できない場合が生じる恐れがある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点は、ライナー
の摺動をその軸方向両端で支持して案内すること
である。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案が講ずる技
術手段は、筒状に形成され、一端部に流路内壁面
を摺動する鍔部、他端部には流路内壁に設けたガ
イド孔内周面を摺動するガイド部と弁座を夫々有
するライナーと、上記弁座の2次側に接離する弁
体と、弁座に弁体を押しつける第1バネと、流路
内壁のガイド孔の2次側に設けられる係止リング
と、上記ガイド孔の2次側周縁部とライナーの鍔
部との間に配設され上記鍔部を係止リングに押し
つける第2バネとを備えることである。
(作用) 而して、上記構成によれば逆止弁は2次側の圧
力が上昇すると、その圧力を受けた弁体がライナ
ーを一次側に押圧し、ライナーが軸方向両端を流
路内壁面と、該内壁面に設けたガイド孔の内周面
に支持されて摺動し、一次側に移動する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。
この実施例は、第5図に示すように、単一のレ
バーハンドルの回転運動及び梃子運動により作動
するスピンドル軸の回転運動及び軸方向の往復運
動によつて冷水と熱湯との混合比調節並びに吐出
量の調節を行う形式の湯水混合栓、即ちシングル
レバー式湯水混合栓に設けたものであり、湯水混
合栓Aの本体10に連結され、給水、給湯配管と
湯水混合栓Bの本体10とを連絡するソケツト1
2に形成した流路1に配備されている。
而して、逆止弁Aはライナーa、弁体b、第1
バネc、係止リングd、第2バネeにより構成さ
れており、上記ライナーaは、軸方向両端を開放
した円筒状に形成し、その一端部には流路1の内
壁面に摺動する鍔部2を外周に有し、他端部には
流路1内壁面に設けたガイド孔3内周面を摺動す
るガイド部4を外周に、弁座5を内周に夫々有し
ている。
鍔部2はライナーaの外周面に沿つて環状に突
出形成し、その外周面には環状凹溝13を設けて
Oリング14を嵌着する。
ガイド部4は鍔部1を除くライナーaの外周面
により構成する。
弁座5はライナーaの内周面に沿つて環状に突
出形成し、その着座部には弁体bの側周面部が嵌
まり込むテーパー部分を設ける。
そして、このライナーaは、弁座5を有する側
の端部を上流側に向けて流路1内に挿入配備し、
ガイド部4をガイド孔3に摺動自在に嵌合せし
め、鍔部2をガイド部4より下流側の流路1内壁
に摺接せしめると共に前記ガイド孔3の2次側周
縁部6と鍔部2との間に第2バネeを弾装して、
ガイド孔3より下流側の流路1内壁に装着した係
止リングdに鍔部2を押しつける。
またライナーaはその2次側開口部に、大略円
板状に形成して中心部に弁軸ガイド孔15、その
周囲に通水孔16を設けた弁体ガイド17を装着
する。
尚、上記ガイド孔3は流路1の内壁に環状の段
部6′を突設して、該部6′より下流側の流路1よ
り小径に形成されている。
従つて上記第2バネeは実質的には段部6′背
面と鍔部2との間に弾装される。
弁体bは2次側から弁座5に対応してライナー
a内に配備し、背面に一体に突設した弁軸18を
弁体ガイド17の弁軸ガイド孔15に摺動自在に
挿通する。
上記、弁体bはその背面と弁体ガイド17との
間に第1バネcを弾装して弁座5に嵌合状に押し
つけ、側周面に嵌着したOリング状のシートパツ
キン19を弁座5のテーパー部分に緊接する。
(効果) 本考案は以上の構成であるから以下の利点を有
する。
(1)弁座を有するライナーが一端に設けた鍔部に
より流路内壁面に、他端に設けたガイド部により
流路内壁に設けたガイド孔内周面に夫々支持され
て摺動するので、ライナーは傾むいて流路に引掛
るようなことがなく、スムーズに摺動することが
できる。
従つて、この逆止弁は2次側の圧力が上昇した
場合円滑かつ確実に1次側に移動し、上昇圧力を
吸収することができ、二次側流路に接続した湯水
混合栓等の器具が逆止弁の二次側圧力の上昇によ
り損傷するのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す逆止弁の断面
図、第2図はライナーが移動した状態の断面図、
第3図は本考案逆止弁を湯水混合栓に実施した状
態の一例を示す断面図、第4図は従来の逆止弁の
一例を示す断面図、第5図は従来の逆止弁を装備
した湯水混合栓の断面図である。 図中、a:ライナー、b:弁体、c:第1バ
ネ、d:係止リング、e:第2バネ、1:流路、
2:鍔部、3:ガイド孔、4:ガイド部、5:弁
座、6:ガイド孔の2次側周縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状に形成され、一端部に流路内壁面を摺動す
    る鍔部、他端部には、流路内壁に設けたガイド孔
    内周面を摺動するガイド部と弁座を夫々有するラ
    イナーと、上記弁座の2次側に接離する弁体と、
    弁座に弁体を押しつける第1バネと、流路内壁の
    ガイド孔の2次側に設けられる係止リングと、上
    記ガイド孔の2次側周縁部とライナーの鍔部との
    間に配設され上記鍔部を係止リングに押しつける
    第2バネとを備えてなる逆止弁。
JP19427284U 1984-12-20 1984-12-20 Expired JPH0131822Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19427284U JPH0131822Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19427284U JPH0131822Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61108572U JPS61108572U (ja) 1986-07-09
JPH0131822Y2 true JPH0131822Y2 (ja) 1989-09-29

Family

ID=30751721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19427284U Expired JPH0131822Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0131822Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61108572U (ja) 1986-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6899126B2 (en) Check valve and valve arrangement comprising such a check valve
JPS62228767A (ja) 逆止弁
US3219063A (en) Valve with increased flow area
JPS6260772U (ja)
JPH0450468B2 (ja)
JPS6346307B2 (ja)
US8459303B2 (en) Valve cartridge insensitive to installation load
US5018664A (en) Thermostat having soft mounting structure
US2710023A (en) Check-unit or valve
US3556475A (en) Shutoff valve
US8109294B2 (en) Valve cartridge with integral stop
RU2200265C1 (ru) Клапан
JPH0389082A (ja) ゲート弁
JPH0131822Y2 (ja)
JPH0325462Y2 (ja)
JPH032066Y2 (ja)
JPH0214586B2 (ja)
JPH07117163B2 (ja) シールライナ
JP2706208B2 (ja) 水 栓
JP3164265B2 (ja) 湯水混合水栓
JPH11304014A (ja) ボールコック
JPH0512588B2 (ja)
JP3311618B2 (ja) シングルレバー水栓
JPH0512805Y2 (ja)
JPH043167Y2 (ja)