JPH032066Y2 - - Google Patents

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JPH032066Y2
JPH032066Y2 JP7160186U JP7160186U JPH032066Y2 JP H032066 Y2 JPH032066 Y2 JP H032066Y2 JP 7160186 U JP7160186 U JP 7160186U JP 7160186 U JP7160186 U JP 7160186U JP H032066 Y2 JPH032066 Y2 JP H032066Y2
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valve seat
valve
wall
liner
flow path
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JP7160186U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は流路に配備される逆止弁に関する。
<従来の技術> 逆止弁は種々の流体器具と組合わせて流路に配
備されるが、第5図に示すように湯水混合栓Bの
水流路1に装備した場合、湯水混合栓Bの水弁1
1が閉弁している時は、水弁11と逆止弁Aとの
間は密閉状態となるので、湯のみを使用すると水
弁11と逆止弁Aとの間の水が湯の熱を受けて膨
張する。このためその体積増加により両弁11,
A間の水圧が上昇し、水弁体12は水弁座13に
強大な力で押圧されることになり、この時に水弁
11を開けようとする水弁11や逆止弁Aが故障
したり、更には本体10が破壊したりする恐れも
ある。
そこで、上記不都合を解消することができる逆
止弁が種々開発されており、代表的なものとして
例えば第4図、第5図に示す特開昭59−58281号
公報のものがある。
第4図、第5図のものについて説明すると、円
筒状に形成され、一端部に流路1内壁面を摺動す
る鍔部2及び弁座6を有するライナーaと、上記
弁座6の2次側に接離する弁体cと、該弁体cを
弁座6を押圧せしめる第1バネdと、上記鍔部2
と流路1内壁の1次側に設けられた係止リングe
との間に配設されて上記ライナーaを流路1内壁
に設けた突出段部14に押圧せしめる第2バネf
とから成つており、逆止弁Aと湯水混合栓Bの水
弁11との間の圧力が上昇すると上記ライナーa
が摺動し、上記両弁A,11の間の空間を拡げ、
圧力の上昇を吸収するものである。
しかし乍ら、このものはライナーaの摺動がそ
の一端に設けた鍔部21箇所のみによつて案内さ
れるため、ライナーaが傾いて円滑に摺しない場
合があり、逆止弁Aと水弁11の間の圧力が上昇
してもその圧力を吸収できない場合が生じる恐れ
がある。
<考案が解決しようとする問題点> 本考案が解決しようとする問題点は、ライナー
の摺動をその軸方向両端で支持して案内すること
にある。
<問題点を解決するための手段> 上記問題点を解決するために本考案が講じる技
術的手段は、筒状に形成し、その一端部外周に流
路内壁面を摺動する鍔部を、他端部外周に流路内
壁に突出周設したガイド孔内周面を摺動するガイ
ド部を、内周壁に内方へ突設した受段部を、夫々
有するランナーと、該ランナー内壁に着脱自在に
配備し、上記ガイド部側端部内壁に弁座を周設し
た筒状の弁座部材と、上記弁座の2次側に接離す
る弁体と、該弁体を上記弁座に、弁座部材を前記
受段部に、夫々押圧せしめる第1バネと、流路内
壁の前記ガイド孔の2次側に設けた係止リング
と、上記ガイド孔の段部と鍔部との間に配設し、
該鍔部を上記リングに押圧せしめる第2バネと、
を具備させることを特徴とする。
<作用> 逆止弁は2次側の圧力が上昇すると、その圧力
を受けた弁体及び弁座部材がライナーを1次側に
押圧し、ライナーが軸方向両端を流路内壁面と該
内壁面に設けたガイド孔の内周面に支持されて摺
動し、1次側に移動する。
<実施例> 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は、第5図の如く単一のレバーハン
ドルの回転運動及び梃子運動により作動するスピ
ンドル軸の回転運動及び軸方向の往復運動によつ
て冷水と熱湯との混合比や吐出量の調節を行なう
形式の湯水混合栓、即ちシングルレバー式湯水混
合栓に設けたものであり、湯水混合栓Bの本体1
0に連結され、給水、給湯配管と湯水混合栓Bの
本体10とを連絡するソケツト15に形成された
流路1に配備する。
Aは逆止弁であり、ライナーa、弁座部材b、
弁体c、第1バネd、係止リングe、第2バネf
より構成されている。
ライナーaは、軸方向両端を開口した円筒状に
形成し、下流側端部外周に流路1の内壁面を摺動
する鍔部2を有し、上流側端部に流路1内壁面に
突出周設したガイド孔3内周面を摺動するガイド
部4を有している。
鍔部2はライナーaの外周面に沿つて環状に突
出形成すると共に、その外周面には環状凹溝10
1を設け、該凹溝101にOリング102を嵌着
する。
ガイド部4は鍔部2を除くライナーaの外周面
により構成する。
ライナーa内周壁の上流側端部には受段部5を
周設し、このライナーa内部に装着する弁座部材
bの上端を係止するようになつている。
弁座部材bは、ライナーaに着脱自在に嵌入す
る筒状に形成すると共に、上流側端部に弁座6を
周設したものである。
弁座6は弁座部材bの内周面に沿つて環状に突
出形成すると共に、その着座部には弁体cの側周
面部が嵌まり込む段部あるいはテーパ部分を設け
る。
而して、ライナーaは、ガイド部4を有する側
の端部を上流側(1次側)に向けて流路1内に挿
入配備し、該ガイド部4をガイド孔3に摺動自在
に嵌合せしめ、鍔部2をガイド部4より下流側
(2次側)の流路1内壁に摺接せしめると共に、
前記ガイド孔3の段部103と鍔部2との間に第
2バネfを弾装し、ガイド孔3より2次側の流路
1内壁に装着した係止リングeに鍔部2を押しつ
ける。
そしてライナーaには、内部に弁座部材bをそ
の弁座6を前記受段部5に当接せしめて配備し、
2次側開口部に大略円板状に形成して中心部に弁
軸ガイド孔104、その周囲に通水孔105を設
けた弁体ガイド7を装着する。弁体cは2次側を
弁座6に対応させて弁座部材b内に配備し、背面
に一体に突設した弁軸8を弁体ガイド7の弁軸ガ
イド孔104に摺動自在に挿通する。
上記弁体cはその背面と弁体ガイド7との間に
第1バネdを弾装して弁座6に嵌合状に押しつ
け、側周面に嵌着したOリング状のシートパツキ
ン106を弁座6の段部あるいはテーパー部分に
緊接する。
この状態で弁座部材bは、両端を受段部5及び
弁体ガイド7に保持されると共に、第1バネdに
よりその弁座6を受段部に押圧してライナーa内
に収納支持される。
<考案の効果> 本考案は以上の構成であるため以下の効果を有
する。
(1) 弁座を有する弁座部材を装着したライナー
が、一端に設けた鍔部により流路内壁面に、他
端に設けたガイド部により流路内壁に設けたガ
イド孔内周面に夫々支持されて摺動するため、
ライナーは従来の如く傾いて流路に引掛るよう
なことがなく、円滑に摺動することができる。
従つてこの逆止弁は2次側の圧力が上昇した
場合、円滑かつ確実に1次側に移動してその上
昇圧を吸収し、2次側流路に接続した湯水混合
栓等の器具が逆止弁の2次側圧力の上昇により
損傷するのを確実に防止することができる。
(2) 弁座を有する弁座部材がライナー内に着脱自
在に装着されているため、ライナー又は弁座部
材の消耗等により交換の必要性がある場合、従
来の如くライナー及び弁座部材両者を交換する
ことなく、ライナー又は弁座部材のみを取り換
えるだけで済み、その交換が容易であると共に
経済的である。
(3) また弁座部材は、ライナーの摺動時に直接流
路内壁面と摩擦接触しないためその耐久性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す逆止弁の断面
図、第2図はライナーが移動した状態の断面図、
第3図は本考案逆止弁を湯水混合栓に実施した状
態の一例を示す断面図、第4図は従来の逆止弁の
一例を示す断面図、第5図は従来の逆止弁を装備
した湯水混合栓の断面図である。 図中、a:ライナー、b:弁座部材、c:弁
体、d:第1バネ、e:係止リング、f:第2バ
ネ、1:流路、2:鍔部、3:ガイド孔、4:ガ
イド部、5:受段部、6:弁座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状に形成し、その一端部外周に流路内壁面を
    摺動する鍔部を、他端部外周に流路内壁に突出周
    設したガイド孔内周面を摺動するガイド部を、内
    周壁に内方へ突設した受段部を、夫々有するラン
    ナーと、該ランナー内壁に着脱自在に配備し、上
    記ガイド部側端部内壁に弁座を周設した筒状の弁
    座部材と、上記弁座の2次側に接離する弁体と、
    該弁体を上記弁座に、弁座部材を前記受段部に、
    夫々押圧せしめる第1バネと、流路内壁の前記ガ
    イド孔の2次側に設けた係止リングと、上記ガイ
    ド孔の段部と鍔部との間に配設し、該鍔部を上記
    リングに押圧せしめる第2バネと、を備えて成る
    逆止弁。
JP7160186U 1986-05-12 1986-05-12 Expired JPH032066Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7160186U JPH032066Y2 (ja) 1986-05-12 1986-05-12

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JP7160186U JPH032066Y2 (ja) 1986-05-12 1986-05-12

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Publication Number Publication Date
JPS62183176U JPS62183176U (ja) 1987-11-20
JPH032066Y2 true JPH032066Y2 (ja) 1991-01-21

Family

ID=30914299

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JP7160186U Expired JPH032066Y2 (ja) 1986-05-12 1986-05-12

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