JPS6133336Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6133336Y2
JPS6133336Y2 JP1981187690U JP18769081U JPS6133336Y2 JP S6133336 Y2 JPS6133336 Y2 JP S6133336Y2 JP 1981187690 U JP1981187690 U JP 1981187690U JP 18769081 U JP18769081 U JP 18769081U JP S6133336 Y2 JPS6133336 Y2 JP S6133336Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
piston
faucet
lever handle
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981187690U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5891078U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18769081U priority Critical patent/JPS5891078U/ja
Publication of JPS5891078U publication Critical patent/JPS5891078U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6133336Y2 publication Critical patent/JPS6133336Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は操作部を操作した後自動的に閉弁する
自閉水栓に関する。
〔従来の技術〕
従来、レバーハンドルを備え、このレバーハン
ドル操作により開弁し、操作力を解除するごとに
より自動的に閉弁する構成の水栓として、特開昭
48−41328号公報に記されたものがある。
これは、第4図に示すように、水栓全体100
内にスプリング101により付勢され下端に弁体
102を備えたピストンロツド103を配置し、
このピストンロツド103に係合するアーム10
4を形成したレバーハンドル105を図示の閉弁
位置に付勢する付勢手段(図示せず)を備えて取
り付けたものである。そして、水栓全体100内
を摺動するピストン106の周囲にはOリング等
のパツキン107を取り付け、ピストン106と
水栓全体100によつて構成されて空間を圧力室
108として機能させている。
このような構成において、アーム104はピス
トンロツド103の上端に当接し、レバーハンド
ル105を上方に押し上げればアーム104がピ
ストンロツド103を引き上げて開弁させ、持ち
上げたレバーハンドル105を放すと、付勢手段
によつてアーム104がピストンロツド103を
圧下し、自動閉弁することができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、自動閉弁式の水栓では、付勢手段の
付勢力等により、閉弁操作にはかなり大きな力を
必要とする。これは、スプリング101の付勢力
及びピストン106と水栓本体100間に摺動摩
擦力が作用するためである。
このような操作力の強大化は、ピストン106
と水栓本体100間のパツキン107のシール圧
を大きくしていることも一因である。しかし、こ
のシール圧を大とすることは、圧力室108の機
能の面か避けられないことである。
また、Oリング等を利用したパツキン107で
はシール圧がそのまま摺動抵抗に変換されるの
で、シール圧が大きければ必然的に大きな操作力
が必要となることも明らかである。
したがつて、このように開弁操作に際して、大
きな力をレバーハンドル105に加える必要があ
り、使い勝手が悪いという問題がある。また、部
材にも過大な作用力が負荷されるので、各部材の
損傷やパツキン107の摩耗によつて圧力室10
8のシールが不充分となり、作動に支障をきたす
等の問題もある。
本考案は、このような問題に鑑みて案出された
ものであり、自閉水栓において、開弁操作が軽快
に行えしかも確実な圧力室のシールを可能とする
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、以上の目的を達成するために、梃子
作用により操作力を増幅するレバーハンドルを水
栓本体に枢着し、前記水栓本体の水流入口側と水
流出口側との間に前記レバーハンドルの押圧によ
り操作される弁機構をけ、該弁機構の弁体を前記
水流入口側に配置したケース内を摺動するピスト
ンに一体化し、前記ケース内に前記水流入口側の
流路に小通路により連通する圧力室を形成し、前
記小通路から前記圧力室内に流入する水の水圧に
より前記弁体の閉弁を行う自閉水栓において、前
記ピストンの外周面に形成した環状凹溝に断面U
字状のシール材を取り付け、該シール材は、その
断面開放側が前記弁体の閉弁方向を向いているこ
とを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を具
体的に説明する。
第1図に本考案に係る自閉水栓Aの構造が詳に
示されており、図中1は水流入口2と水流出口3
をそれぞれ有する水栓本体1、4は水流出口3へ
の通水口5を中途に開設し下端には弁座孔6と同
弁座孔6から下方に環状に突出する弁座7を有し
た水栓本体1に着脱自在に螺合固着される筒体、
8は同筒体4上部に螺着されその上端にレバーハ
ンドル9を枢支する枢支部10を有する上部筒
体、11は上記筒体4と上部筒体8とにともに螺
合される内部筒体、12はレバーハンドル9に上
端を係合され内部に弁開度調整用の螺杆13を回
動自在に取付け、同螺杆13取付部の下位側を後
述するスピンドルの案内摺動部となす凹孔14を
穿設した作動筒体であり、同作動筒体12は内部
筒体11内に配設されるスプリング15によりそ
の可動方向と逆方向に付勢され支持されている。
さらに16は筒体4の下部に螺着され下端開口に
は中央に小孔17を開設した減圧板18を所要枚
数取付けて減圧効果をもたらす減圧部19を形成
し、しかも最下端にはストレーナ20を有した中
空筒体(ケース)、21は上部を作動筒体12の
凹孔14内に摺動自在に嵌装され弁座孔6を挿通
して下端にはピストン22を取付けたスピンド
ル、23′は同ピストン22下面と中空筒体16
の下部の環状突起24間に配設されるスプリン
グ、25はピストン22上面に取付けられるゴム
パツキンよりなる弁体、さらに26はピストン2
2外周に凹設された環状凹溝22aに固着されU
字状断面にて形成されてその開口部が上向き(弁
座7側)となるように配置される環状のゴムより
なるシール材であり、中空筒体16の内周壁とピ
ストン22の下面及び下部の減圧板18により区
画され内容積がピストン22の昇降により可変と
なる圧力室23を構成するものである。
上記構成よりなる自閉水栓Aの操作方法につい
て述べれば、まずレバーハンドル9の左端を手で
下方に押圧して、枢支部10を中心として同第1
図において反時計方向に回動させ、同回動により
上端が同レバーハンドル9に係合されている作動
筒体12がスプリング15に抗して下方に移動
し、同作動筒体12に取付けられた螺杆13の下
端面がスピンドル21の上端面に当接係合して、
同スピンドル21も下方に押動される。従つてス
ピンドル21の下降に伴ないピストン22が中空
筒体16内を摺動的に下方に移動して弁体25が
弁座7より開離し中空筒体16に開設される流入
口16aより水が流入して弁座口6から筒体4の
通水口5を経て水流出口3より吐出されるもので
ある。上記の開弁操作において、レバーハンドル
9はその支点となる枢支部10と同レバーハンド
ル9が作動筒体12に係合する位置、すなわち力
点間の距離よりも同力点と操作時の作用点となる
レバーハンドル9の操作部面9a間の距離が長く
なるように形成されているので、梃子の原理によ
り操作部面9aに与えられる押圧力が小さくても
作動筒体12にはその押圧力が増幅されて伝達さ
れることになり、開弁操作を軽く容易になすこと
ができる。
一方ピストン22は上記の開弁操作により中空
筒体16内を下方に移動するが、その状態の説明
図が第2図に示されており、シール材26はその
外側環状面、すなわち中空筒体16内壁に接触し
ている部分がピストン22と同中空筒体16内壁
間の間隙を同ピストン22の下降によつて圧力室
23内の水が相対的に上方に流れるようになるの
でこの流水圧により同図のように中空筒体16内
壁より離隔するように、内側にたわむような変形
をする。従つてシール材26は開弁時に中空筒体
16に接触しないので、両者の接触抵抗が零とな
り、前述のレバーハンドル9の梃子作用による効
果に加え、開弁操作がさらに一層軽い押圧力で行
うことができるものである。以上の開弁過程にお
いて圧力室23内の水はピストン22の下降によ
つて同室内にあつた水は上述のようにピストン2
2と中空筒体16の間隙より弁座孔7側へ押出さ
れて、開弁過程を終了する。
次に、レバーハンドル9への押圧を解くと上記
とは逆に小孔17から水が圧力室23内へ流入し
始め、同流入水の圧力および同室内にて容量が順
次増加する水量によりピストン22が上方に押し
上げられて弁体25がゆつくりと弁座7に密着し
て閉弁され給水を終了する。この閉弁過程におい
て、環状のシール材26は第3図に示すように、
ピストン22と中空筒体16の間隔を同ピストン
22の上昇に伴ない弁座孔7側から圧力室23内
への圧力によりシール材26の環状外側部分が外
方向に拡開して中空筒体16の内壁に密着する。
従つてピストン22と中空筒体16は共にシール
される形態となるために圧力室23内に流入して
くる水圧を完全にピストン22下面が受けてゆつ
くりとした閉弁力を保ち、しかもシール材26の
摩擦力により閉弁過程の開始から閉弁終了までの
時間が短かくならないために、一定の吐水量を確
保できるとともに、シール材26は無用な変形が
少ないので経時後においても吐出量を常時一定と
なすことができる。
また上述の開弁過程においては、レバーハンド
ル9により大きな操作力が弁体25及びピストン
22に加わることになるが、既述の如く、シール
材26は開弁時には中空筒体16とは接触してい
ないためにピストン22はスムーズに中空筒体1
6内を摺動でき、ピストン22は歪変形を生ずる
ことはなく、従つて同ピストン22に取付けられ
る弁体25も同様に変形することがないのでシー
ル材26によるシール不良や、ピストン22の摺
動不良を防止することができるものである。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の自閉水栓にお
いては、ピストンに取り付けられて圧力室をシー
ルするパツキンをU字状断面とし、その開口断面
の開放側を閉弁方向に向けて配置している。した
がつて、開弁時にはケース内面と接触しないよう
にパツキンが弾性変形し、ケース内周との摺動摩
擦が零となり、軽い操作力で開弁でき、使用勝手
の向上が可能となる。
また、レバーハンドルにより大きな開弁動作力
を加えられても、パツキンはケースに接触しない
ので、経時的な歪変形を生じることがない。した
がつて、パツキンの寿命が向上し、圧力室の機能
を損なうことなく吐水できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自閉水栓の側断面図、第
2図は閉弁時のピストン及びシール材を示す側断
面図、第3図は同閉弁時を示す側断面図、第4図
は従来の自閉水栓を示す一部切欠側面図である。 1:水栓本体、2:水流入口、3:水流出口、
9:レバーハンドル、16:ケース、22:ピス
トン、22a:凹溝、23:圧力室、25:弁
体、26:シール材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 梃子作用により操作力を増幅するレバーハンド
    ルを水栓本体に枢着し、前記水栓本体の水流入口
    側と水流出口側との間に前記レバーハンドルの押
    圧により操作される弁機構を設け、該弁機構の弁
    体を前記水流入口側に配置したケース内を摺動す
    るピストンに一体化し、前記ケース内に前記水流
    入口側の流路に小通路により連通する圧力室を形
    成し、前記小通路から前記圧力室内に流入する水
    の水圧により前記弁体の閉弁を行う自閉水栓にお
    いて、前記ピストンの外周面に形成した環状凹溝
    に断面U字状のシール材を取り付け、該シール材
    は、その断面開放側が前記弁体の閉弁方向を向い
    ていることを特徴とする自閉水栓。
JP18769081U 1981-12-15 1981-12-15 自閉水栓 Granted JPS5891078U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18769081U JPS5891078U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 自閉水栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18769081U JPS5891078U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 自閉水栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5891078U JPS5891078U (ja) 1983-06-20
JPS6133336Y2 true JPS6133336Y2 (ja) 1986-09-29

Family

ID=29990707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18769081U Granted JPS5891078U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 自閉水栓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5891078U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5133090B2 (ja) * 2008-02-27 2013-01-30 株式会社ショーワ パワーステアリング装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2991795A (en) * 1957-09-16 1961-07-11 Speakman Co Self closing measuring valve

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4726428U (ja) * 1971-04-16 1972-11-25
JPS54150649U (ja) * 1978-04-13 1979-10-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2991795A (en) * 1957-09-16 1961-07-11 Speakman Co Self closing measuring valve

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5891078U (ja) 1983-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2274238A1 (en) Gate assembly for a double disk gate valve
US2448429A (en) Pressure relief valve
US5505427A (en) Flushometer handle seal
CA2002747A1 (en) Gate valve with supplemental actuator
JPS6133336Y2 (ja)
JP3947392B2 (ja) リリーフバルブ
US1976851A (en) Diaphragm cock
US3756557A (en) Push button valve
US20020117641A1 (en) Flush valve dual seal gasket
JPS6047976U (ja) 漏れなく弁を閉じる弁プラグ装置
JP3551081B2 (ja) 液体容器の栓装置
JPH0324686B2 (ja)
JPH0366547B2 (ja)
JPS6319712Y2 (ja)
JPS6212428B2 (ja)
JPS582255Y2 (ja) ポンプ注液式液体容器
KR200236398Y1 (ko) 패킹누설방지링을 갖는 밸브
JPS631119Y2 (ja)
JPH0512805Y2 (ja)
JP2561466Y2 (ja) ガスコック内蔵式弁装置
JPS6145409Y2 (ja)
JPH0740798Y2 (ja) スチームトラツプ
JPH0234526Y2 (ja)
JPS5914808Y2 (ja) 圧力調整器
JPH0542302Y2 (ja)