JPS631119Y2 - - Google Patents

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JPS631119Y2
JPS631119Y2 JP13038380U JP13038380U JPS631119Y2 JP S631119 Y2 JPS631119 Y2 JP S631119Y2 JP 13038380 U JP13038380 U JP 13038380U JP 13038380 U JP13038380 U JP 13038380U JP S631119 Y2 JPS631119 Y2 JP S631119Y2
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JP
Japan
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main body
ball
gas
gas passage
pressure
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Expired
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JP13038380U
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JPS5754799U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は100c.c.以下の内容積をもつ高圧ガスカ
ートリツジの口をシールする減圧機構付封板に関
し、再充填式にすると共に内部流体の放出を徐々
に行わせて既製の完成された圧力調整器を用いず
にその半成品を付加して使用することによりガス
を低圧で放出するようにしたものである。
従来、100c.c.以下のカートリツジのガス封止に
は、封板によるもの、バルブによるもの、むしに
よるもの等が知られている。ガスの取出しには封
板の場合は破壊、バルブの場合は開栓が必要であ
るが、むしの場合は通常むしピンを押すだけでよ
いので、非常に便利である。本案もこのむしの系
列に属するものである。
本案では弁体となる球を球収容室に関連配置
し、この室に開口するガス通路を通常は内部ガス
圧で球をこのパツキンに押しつけて閉止し、ガス
を取り出すときには減圧機構と封板を相対的にね
じ込んで外部からステムによりこの球をガス圧に
逆つて押し込み、球面とパツキンとの隙間を通つ
てガスを絞つた状態でかつスプリングにより設定
された圧力で徐々に放出させる。また球をパツキ
ンから押し退ける距離は、球の移動長を規制する
ストツパーの無い場合、球の自重と流体の流速と
の関係で球がステムの退散時に原状に即ちパツキ
ンと圧接する位置に戻れるように定める。これに
より、ステム押込時にガスが流出し、ステム戻し
時にガスは停止する。内部ガスを放出し終えた
ら、ガス通路を通して外部からガスを充填してや
れば、繰り返えし使用できる。
以下に本案実施の態様を図面につき詳述する。
なお図面中、同一符号は同一もしくは相応部分を
示す。
第1図で、1は本体で金属製となつており、軸
線上にカートリツジCの開口Oをシールするシー
ル面2と、この面と反対側の外面3でそれぞれ開
口するガス通路4を有し、シール面2側にこの開
口をめぐつてパツキン5の受け6を有する。パツ
キン5はナイロン、ゴムその他で構成され、弾性
を有するものとなつている。このパツキン5は軸
線上にシール面7とこれと反対側の上面8でそれ
ぞれ開口し上面8側の開口を介して本体1のガス
通路4と連通し得るガス通路9を有し、このシー
ル面7側にその円形開口縁10をめぐつて球11
の円筒状収容室12を有する。そしてこのパツキ
ン5は受け6の内径に緊密に嵌合する外径を有
し、この受け6に嵌入される。球11は鋼製が望
ましいが、特に材質を限定されるものでなく、球
弁としての性格上、真球であることが要求され
る。この球11は収容室12の内径より僅かに小
さい外径を有して室12内に遊嵌され、通常はカ
ートリツジC内の流体の圧力により円形開口縁1
0に押しつけられてガス通路9を遮断している
が、ガス通路4及び9を通つて外部からステムS
を押し込んで球11を押し下げると開口縁10と
の間が開き、内部ガスが球11と収容室12の内
壁面との遊隙で流量を絞られながらガス通路9か
ら4へ流れ、外部へ流出するようになつている。
ステムSに対する外力を取り除けば球11が流体
の力で再び開口縁10に押しつけられ、ガス通路
9を遮断する。
22はこの封板と協働する減圧機構の一例で、
ステムSを吐出口23を有するシリンダ24に内
蔵したピストン25に取付け、これをスプリング
26で押圧したもので、ステムSをガス通路4に
上端から挿入し、このシリンダ24を取付ねじ2
7によりパツキン28を介して封板1と螺合し、
その螺合位置に応じてスプリング26のガス圧を
受ける球11に対する圧力を調整する。流量制御
が球11を介してなされるので、その機構は至つ
て簡単となる。なお図面で、21は球11の移動
を制御する放射方向に設けたストツパーである。
図示の封板はカーリツジCの開口縁部に熔着さ
れ又はかしめられて圧力ガスをカーリツジC内に
封止する。ガスを取り出すときは吐出口23を開
き、減圧機構22をねじ込み、ステムSを押し込
んで球11を開口縁10から離してやる。すると
ガスは球11と収容室12の壁面との遊隙を通
り、球と開口縁10との隙間を通つて流量を絞ら
れ、ガス通路9から4に流れ、圧力調整されて外
部に流出する。ステムSに対する外力を除けばガ
ス圧により球11が開口縁10に圧接するので、
ガスは遮断され、流出が止まる。ガスを補充する
場合はガス通路4からガスを圧入すれば、球11
が開口縁10から離れ、流出の場合と逆にガスが
カートリツジC内に圧入される。
第2図はパツキン25が一部でパツキン受け6
の内径に密接に嵌合し、球11の収容室12の一
部又は全部が受け6の外部に突き出た場合で、球
11は内部ガス圧により収容室12に圧入されて
室12の壁面と周面で圧接し、ガスを封止する。
即ちこの場合は本願出願人が先に出願した実願昭
55−106497号の弁桿大径部8aに似た作用を球1
1が果す。更に球11が押し込まれれば球11が
開口縁20に圧接して通路9を閉じ、合計2ケ所
でガスを遮断するので、ガス洩れの防止が一層確
実となる。
第3図は第1図の変形で、封板が熔接式の場
合、その熔接の際発生する熱が本体1内を伝つて
パツキン5を焼損したり溶融したりして変形する
のを防ぐため、パツキン5の熔接個所との距離を
遠くした場合で、図面ではパツキン5の受け6を
下方にずらした状態を示したが、上方にずらして
もよい。
本考案によれば本体のガス通路のシール面側開
口をめぐつてパツキン受けを設け、この通路に連
通するガス通路を有しそのシール面側開口をめぐ
つて球収容室を有するパツキンを本体の受けに密
嵌し、球をこの収容室に関連して配置した封板に
吐出口付きシリンダとスプリングに押圧されるス
テム付きピストンを備えこのステムを本体のガス
通路にその上端開口から挿入してこの本体に気密
にその螺合位置に応じてスプリングの圧力を調整
する減圧機構を螺合したので、内部ガス圧を利用
して球によりガスシールをなすことができ、ガス
流出も球とパツキンとの細隙を通して行うので緩
徐となり、従つて低圧を必要とする例えばエアゾ
ル容器等に用いるガスカートリツジ等に最適で、
圧力設定も減圧機構と封板との相対的螺合位置の
調整で可能であり、しかも減圧機構の一部の作用
をこのシールが果しているためその機構そのもの
も簡易化し得る等、種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる封板の具体例を使用状
態で示す切断側面図、第2図は同封板の別の態様
の切断側面図、第3図は第1図の変形で、熔接式
封板の場合の熱伝導対策を施した構成を示す図で
ある。 1……本体、2……シール面、C……カートリ
ツジ、O……開口、3……外面、4……ガス通
路、5……パツキン、6……受け、7……シール
面、8……上面、9……ガス通路、10……開口
縁、11……球、12……収容室、25……パツ
キン、20……開口縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸線上にガス通路が貫通しその下端の開口をめ
    ぐつてパツキン受けを有する本体と、吐出口付シ
    リンダとスプリングに押圧されるステム付きピス
    トンを備えこのステムを本体のガス通路にその上
    端開口から挿入してこの本体に気密に螺合されそ
    の螺合位置に応じてスプリングの圧力を調整する
    減圧機構と、軸線上にガス通路が貫通しその上端
    開口で本体のガス通路下端と連通し下端のシール
    両側開口をめぐつて球収容室を有し本体のパツキ
    ン受けの内径に緊密に嵌合するパツキンと、球収
    容室に関連配置されてステム端と当接し本体の吐
    出口の開閉により減圧機構の作用で内部流体を設
    定圧力で徐々に放出する球より成る減圧機構付封
    板。
JP13038380U 1980-09-16 1980-09-16 Expired JPS631119Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13038380U JPS631119Y2 (ja) 1980-09-16 1980-09-16

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JP13038380U JPS631119Y2 (ja) 1980-09-16 1980-09-16

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JPS5754799U JPS5754799U (ja) 1982-03-30
JPS631119Y2 true JPS631119Y2 (ja) 1988-01-12

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ID=29490703

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JPS5754799U (ja) 1982-03-30

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