JPS60179412A - ビニル芳香族化合物―ブタジエンゴム状共重合体を用いたタイヤ - Google Patents

ビニル芳香族化合物―ブタジエンゴム状共重合体を用いたタイヤ

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JPS60179412A
JPS60179412A JP59034946A JP3494684A JPS60179412A JP S60179412 A JPS60179412 A JP S60179412A JP 59034946 A JP59034946 A JP 59034946A JP 3494684 A JP3494684 A JP 3494684A JP S60179412 A JPS60179412 A JP S60179412A
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誠志 吉田
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Akio Imai
昭夫 今井
Tomoaki Seki
関 知明
Hiroshi Furukawa
浩 古川
Yuichi Saito
斉藤 裕一
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08C19/00Chemical modification of rubber
    • C08C19/30Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule
    • C08C19/42Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with metals or metal-containing groups
    • C08C19/44Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with metals or metal-containing groups of polymers containing metal atoms exclusively at one or both ends of the skeleton

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特定の分子量以との高分子鎮をある割合で含
有する改良されたビニル芳香族化合物−ブタジェンゴム
状共重合体に関する。
詳しくは、ビニル芳香族化合物−ブタジェン共重合体中
に特定の分子量以上の高分子鎖をある割合に含有し、か
つ該重合体のガラス転移温度が一50℃以上で転移抵抗
が小さく湿潤路面での抵抗(以下ウェットグリップとい
う)が大きく、加工性の優れたビニル芳香族化合物−ブ
タジェン共重合体に関するものであるっ 近年、省エネルギーの見地から自動車の走行燃費の低減
が強く要求され、中でもタイヤの転動抵抗が1燃に化に
対して重要な膨管を及ぼす故に、その低減、数倍が当業
界の急務となっている。
タイヤの転勤に伴なう走行抵抗をタイヤの楕成要素別に
見るとトレッドゴムの占める割合が大きく、タイヤ全体
の転勤抵抗のうち一1釣4割を占めることか知られてい
る。
タイヤの転勤抵抗は車輌走行時のタイヤの繰返し変形に
伴なうエネルギー損失に起因する。転勤抵抗の低減とは
このようなエネルギー損失を低減することにほかならな
い。特にトレッドゴムの運動についてみれば、曲ケ、せ
A7断M動と圧縮運動とによるエネルギー損失を低減す
ることが必要である。これはゴムの動的粘弾性特性から
は損失もジュラス(、E、/Q及び損失コンプライアン
ス(E”/(E’)2. 但しEゞ= E’+ iE″
、 E””−複素弾性率、E′=貯蔵モジュラス、12
=−1) を低減することに相当する さらにこれらの
運動はタイヤの回転に伴なう繰返し運動であり、その周
波数はlO〜102〔H7〕である。
従って、タイヤの紅■L抵抗を低減せしめるにはlO〜
102(Hz) におけるトレッドゴムの損失モジ、ラ
ス及び損失コンプライアンスを減少せしめることが必要
である。
一方、自動車走向時の安全性の面から、タイヤに要求さ
れる重要な特性として、ウェットグリップ性能が挙げら
れる。これは降Flj時等の湿潤路面における操縦安定
性、ブレーキ性能等に関するタイヤの特性であり、タイ
ヤのトレッド表面が路面との間の接触により発生する摩
擦抵抗である。即ち、タイヤが路面から叉ける応力に刻
して時間的遅れをもった変形回復を示すことから進行方
向とは逆方向のトルクが発生し、このトルクによる抵抗
が摩擦抵抗であり、粘弾性的特性面からみれば損失係数
(tanδ)に関係づけられる。但し瀝は応力とひずみ
の位相差であり、tanδ=、 El/E /である。
さらに路面による応力の周波数は路面の凹凸に伴なう高
周波数であり、文献等(たとえばラバーケミストリーア
ンドテクノロジー(Rubber Chemistry
 and Technology)41巻4頁)によれ
ば、104〜107〔H2〕であるといわれる。
従って、タイヤのウェットグリップ性能を向上させるに
は、■04〜10’ (Hz:)にお−けるトレッドゴ
ムの損失係数を上昇せしめることが必要である。
ここで従来から広く一般的に使用されているトレッドゴ
ム配合についてみると、主に天然ゴム、ポリイソプレン
ゴム、高シス1.4ポリブタジエンゴム、スチレンブタ
ジェンゴム ・等がコム成分として用いられるが、前8
者は転勤抵抗性は優れるものの、ウエットグリッフ性能
カ低い。一方、スチレンブタジェンコムはウェットグリ
ップ性能は優れているが、転動抵抗性能が劣る。故に転
勤抵抗性能とウェットグリップ性能の相反する2性能が
両立したトレッドゴム組成物は得られず、いずれかの性
能を犠牲にするか、若しくは、上記各種ゴムを混合する
ことにより両特性のバランスをとって使用されている。
しかしながら高いウェットグリップ性能の維持と低い転
勤抵抗の保持との両立の点から見ると、近年要求されて
いる水準からははなはだ不充分であったっ本発明者等は
、従来、二律背反すると考えられていたウェットグリッ
プ性能と転勤抵抗性能について基礎的検討を進めると共
に、ロール加工性に優れた重合体の製造について、検討
を行い、特定の構造を有する重合体が高いウェットクリ
ップ性能と優れた転勤抵抗性能を兼ね備えた上に、更に
優れたロール加工性を示すことを見出して、先に特許出
願を行った。(特′fjAI857−53887号)更
に本発明者等は、高いウェットグリップ性能と優れた転
動抵抗性能を維持しつつ、実用上タイヤ製造に際して要
求される混線加工性、ロール加工性、押出加工性等の加
工性に優れた共重合体の製造について鋺怠検創を進めた
結果以下に述べる如き重合体であれは、ウェットグリッ
プ性能と転勤抵抗性能を高水準に維持しつつ、加工性を
着しく改良し得ることを見出して、本発明に到達した。
即ち、本発明の共重合体は亀液重合法によって製造され
るビニル芳香族化合物とフタジエンとのコム状共重合体
であって、該共1合体のガラス転移温度が一50℃以上
であって、かつ該共重合体中に3官能性あるいは4官能
性結合剤で変性された高分子鎖を含み、かつ高速液体ク
ロマトグラフィーから得られる該共重合体の分子量分布
において低分子量側のピーク位置の標準ポリスチレン換
算の分子1tの5倍以上の標準ポリスチレン換算の分子
量を有する高分子鋭が至高分子鎖に対して3重態%以上
23重鼠7o未満存在することを特徴とするゴム状共重
合体である。
ここで該共重合体のガラス転移温度が一50℃未満であ
れば、ウェットグリップ性能が低下する故に好ましくな
い。このカラス転移温度は重合体のミクロ構造、即ち、
1,2−ビニル結合量及びビニル芳香族化合物の結合量
で決定され、この結合量が増すにつれて、ガラス転移温
度も上昇する。
さらに高速液体クロマトグラフィーから得られる該共重
合体の分子量分布(以下分子量はすべて標準ポリスチレ
ン換算の分子風を云う)において低分子量側のピーク位
置の分子量の5倍以上の分子風を有する高分子鎖の全高
分子鎖に対する存在割合が3重バt%以上28Mm%未
満であることが必要であるが、この割合が3重量%未満
又は28重態量以上である場合は、加工性が低下してロ
ール及びカレンダー加工時に良好なゴムシルトが得られ
なくなり、混線及び押出加工時にも支障をきたすっ さらζこ、該共重合体中に3官能性あるいは4官能性結
合剤で変性された高分子鎖を含むことが必要である。変
性された高分子鎖を含まない線状高分子鎖だけの場合は
、高速液体クロマトグラフィーから得られる該共重合体
の分子量分布においてピーク位置の分子量の5倍以上の
分子h3を有する高分子鎖の全高分子鎖に対する存在割
合は、つねに8N爪%未満であり、加工性が低下してロ
ール及びカレンダー加工時に良好なゴムシートが得られ
なくなる。また混線及び押出加工時にも支障−をきたす
っ該共重合体の高分子鎖のうちの86重凰%以上90重
厭%未満が8官能性あるいは4官能性の結合剤で変性さ
れた高分子鎖であることが特に好ましい。
高速液体クロマトグラフィーから得られる該共重合体の
分子量分布において低分子量側のピーク位置の分子量の
5倍以上の分子量を有する高分子鎖の全高分子鎖に対す
る存在割合は、該共重合体の製造条件、例えば重合温度
、重合槽内滞留時間、゛単量体添加速度、8官能性ある
いは4官能性結合剤の添加社等の条件を組合わせること
により制御することができる。
本発明のビニル芳香族化合物−ブタジェン共重合体は高
速液体クロマトグラフィーから得られる該共重合体の分
子量分7(」において低分子量側のピーク位置の分子量
の5倍以上の分子量を有する高分子鎮の至高分子鎖に対
する存在割合という親規の加工性を定量的に表オ)す怠
で規定されていることが特徴の1つであり、本発明より
前にはこの社によって規定されたポリマーは報告されて
いない。ムーニー粘度が高いポリマー1よ一般的に加工
性が悪いと考えられているが本発明の爪を満足する製造
条件で、製造すれは加工性の優れた共重合体が得られる
例えば低転動抵抗を示し、しかも加工性が優れた共重合
体として、ムーニー粘度(M Ll+4.100℃)6
0以上のものが、本発明により達成される。ここでムー
ニー粘度が低い方が一般的には加工性は良好であるが転
動抵抗は商くなり省燃費性能としては不満足なものとな
る。
本発明のビニル芳香族化合物−ブタジェン共重合体にお
いて、ビニル芳香族化合物としてはスチレン、スチレン
のベンゼン核[換i導体、例えばm−メチルスチレン、
p−メチルスチレン、p−44三級ブチルスチレン、あ
るいはスチレンのビニル基置換誘導体、例えばα−メチ
ルスチレン等が含まれるが、工業的規模における実施の
際の入手容易性の点からスチレンが好ましく選択される
本発明の8官能性あるいは4官能性の結合剤で変性され
た高分子鎖を含有するビニル芳香族化合物−ブタジェン
共重合体は炭化水素溶媒中で好ましくはエーテル又は第
8級アミン等のルイス塩基性化合物の存在下で、有機リ
チウム化合物を用いてビニル芳香族化合物と1.8−ブ
タジェンを共重合したのち、a官能性あるいは4官能性
の結合剤を添加し、カップリンク反応させることによっ
て得られる。この場合に結合剤で変性された高分子鎮の
含有量は活性重合末端と結合剤との電比で制御すること
ができる。これらのうち、添加する結合剤の垣は高分子
gllll当射し、結合剤0,08〜0.25当量であ
ることが特に好ましい。又、その含有量はゲル、パーミ
ェーション、クロマトグラフ(GPC)によって測定さ
れた分子組分布からめ得る。即ち、変性された高分子鎮
及び未変性の高分子鎖のそれぞれの平均分子風に相当す
るピーク高さの相対比を以ってそれぞれの高分子鎖の重
量比率と定義することができる。
本発明のビニル芳香族−ブタジエン共重合体の製造に用
いる結合剤としては、具体的に例をあげれは四塩化ケイ
素、四臭化ケイ素、四ヨウ化ケイ素、四塩化ゲルマニウ
ム、四塩化スス、メチルトリクロルシラン、ブチルトリ
クロロスズ、ヒストリクロロシリルエタン、ビストリク
ロロエタン等が好適に使用できる。
本発明のビニル芳香族化合物−ブタジェン共重合体は、
単独でまたは天然ゴムや合成ゴムとフレドし、必要なら
ば油展し、通常の加硫ゴム用配合剤を加え、加硫して、
タイヤ用途をはじめ、各種工業品用途。に利用できる。
本発明の利点を更に説明するために、実施例を挙げて説
明するが、本発明はこれによりは以下の条件で実施した
Il) ガラス転移点 デュポン社示差熱走査熱凰計(DSC)を用いて20℃
/分の昇温速度で測定し、転移吸熱ピークの位置から転
移温度を決定した。
(2) ロール加工性 6″ロールを50℃の温度に調節し、間隙を0.7餌、
1.0m、1.5fi、2.0鰭と変化させて、共重合
体を巻きつけてその状態を観察して以下のように評点を
つけた。
(3) バンバリー混練加工性 バンバリーで混線後の配合物の状態を以下のように評点
をつけた。
(4)押出加工性 ASTM IJ2280 (B法)により評点をつけた
。数字は、エツジの鋺さ、切れの有無を表わし、10(
優)からl(不可)までのIO段階で表記される。又、
アルファベットは表面の平滑さを表わし、A(優)から
E(不可)までの5段階で表記される。
(5)重合体中における変性された高分子鎖の割合の測
定ゲルパーミエ−ションクロマトクラフは東洋習遂製H
LC−802URを使用し、分配カラムとして103.
lO’。
10 .10 のカラムを撰択し、屈折計を検出器とし
て用いた。展り溶媒としてテトラヒドロフラン(T H
F )を用いて40°Cで重合体の分子量分布を測定し
た。変性された高分子鎖と変性されていない高分子鎮の
それぞれの平均分子量に相当するピークの高さの相対比
を以って、それぞれの高分子鎖のl量比率とした。
(6) 高速液体クロマトクラフィーから得られる共鼠
合体の分子量分布において低分子量M cy) ピー 
り位にの標準ポリスチレン換算の分子量の5倍以上の標
準ホリスチレン換算の分子風を有する高分子鎖の全高分
子鎮に対する存在割合の測定 高速液体クロマトグラフィーとして日本分光製HLC−
TWINCLE を使用、分配カラムとして5hode
x 80 Mを選択し、UV計を検出器として用いた。
展開溶媒としてテトラヒドフラン(T HF )を用いて室温で重合体の分子量分布を測定した
。低分子量側のピーク位置の標準ポリスチレン換算の分
子風の5倍以上の標準ポリスチレン換算の分子風を有す
る高分子鎮の全高分子鎮に対する存在割合を以ってl量
比率とした。
曹達製の標準ポリスチレンA−2500(k1w=2.
8>、103)、F−10(Mw=1.06x105)
、F−128(%w=1.80XIO6)を用いて、保
持時間と標準ポリスチレンのN係の検量線を作成し、こ
の検駄係により、標準ポリスチレン換算の分子風をめた
(7) ウェット・グリップ指数 厚さ6.5−*の加硫ゴムシートについて、スタンレイ
社製ポータプルスキッドレジスタンステスターを用いて
測定した。接触路面として温良20℃の水を噴霧したア
スファルト面を選定した。
(8)動的損失値 東洋ホールドウィン社製動的1休粘弾性測定器を用い、
加硫シートを初期伸長0.6%、両振巾0.1%、周波
数、1IHzにおいて、温度を変化させで測定したつ なお、加硫物を得るための配合処方及び加硫条件は以下
のとおりであった。
(配合処決J 重合体 100部 アロマ油 9部 ステアリン酸 2部 イ オ ウ 1.75 部 カーボンブラック 50部 亜鉛華 3部 加硫促進剤 1部 (加硫条件) 175℃、20分間 実施例1〜8.比較例1〜8 n −フ’ :ll−JL/ IJチウムを重合開始剤
として、テトラヒドロフラン及びヘキサンの共存下にス
チレンとブタジェンとを共重合して得られる活性重合体
溶液に四塩化ケイ素を作用せしめて結合された分岐を有
する重合体を合成した後、重合体をメタノール沈殿法に
より回収した。
重合条件及び四塩化ケイ素との反応条件をm1表に示す
。重合体の性質及び加硫物の性質を第2表に示す。
本発明の共重合体である実施例1〜8の共重合体は、ウ
ェット−グリップ指数が59と′高く、動的損失値E″
、E″/〔Eゞ〕2の値が低く、高速液体クロマトグラ
フィーから得られる共重合体の分子量分布において低分
子量側のピーク位置の分子量の5倍以上の分子量を有す
る分子鎖の全高分子鎮に対する存在割合が81龜%以上
23重鈑%未満の範囲にあり、ロール加工性、バンバリ
ー混練加工性、押出加工性等の加工性に優れている。特
に実施例2では、ムー二〜粘度が80と高く、ム〜二粘
度が高い共重合体は一般的に加工性が悪いと考えられて
いるにもかかわらず、本発明を満足すればムーニー粘度
が高くても加工性の優れた共重合体が製造できることを
示している。比較例1,2.8は、本発明の規定から外
れた共重合体の例である。即ち、比較例1゜2は高速液
体クロマトグラフィーから得られる共重合体の分子量分
布において低分子量側のピーク位置の分子量の5倍以上
の分子量を有する高分子鎮の全高分子鎖に対する存在割
合が23重重龜以上と高い共重合体の例である。この場
合には、ウェット・グリップが59 ト8 < 、M的
tk失m&’ 、 l?’/(Ex′〕20)値も低い
のであるがロール加工性、バンバリー混練加工性、押出
加工性等の加工性が劣っており、比較例1.2の共重合
体は本発明の目的には適さない共重合体である。
比較例8は、高速液体クロマトグラフィ〜から得られる
共重合体の分子量分布において低分子量側のピーク位置
の分子量の5倍以上の分子量を有する高分子鎖の全高分
子鎖に対する存在割合が3%未満と低い共重合体の例で
ある。この場合には、ウェットψグリップが59と高く
、動的損失値E II 、 I!、LJ/CEゞ〕2の
値も低いのであるがロール加工性、バンバリー混練加工
性、押出加工性等の加工性が劣っテオリ、本発明の目的
には達していない。
比較例4は高速液体クロマトグラフィーがら得られる共
重合体の分子量分布において低分子量側のピーク位置の
分子量の5倍以上の分子量を有する高分子鎖の全高分子
鎖に対する存在割合が0%である共重合体の例である。
この場合には、ウェット・グリップが59と高く、動的
損失値E“、E“/〔E 〕 の値も低いのであるがロ
ール加工性、バンバリー混線加工性、押出加工性等の加
工性が劣っており、本発明の目的には達していない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 il) 16液重合法によって製造されるビニル芳香族
    化合物とブタジェンとのゴム状共重合体であって、該共
    重合体のガラス転移温度が一60℃以上であって、かつ
    駁共重合体中に、8官能性あるいは4官能性績合剤で変
    性された高分子鎮を含み、かつ高速液体クロマトグラフ
    ィーから得られる該共重合体の分子量分布において、低
    分子社側のピーク位置の標準ポリスチレン換算の分子量
    の、6倍以上の標準ポリスチレン換算の分子量を有する
    高分子鎖の全高分子鎖に刻する存在割合が8重ムシ以上
    28重凰シ未銅であることを特徴とするゴム共重合体。 (2)前記ビニル芳香族化合物はスチレンであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の共重合体。 (3)前記共重合体の高分子鎖のうちの85重型外以上
    90重量弊未満が3官能性あるいは4官能性の結合剤で
    変性された高分子鎖であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項〜第2項のいずれかに記載の共重合体。 (4)前記共重合体の生ゴムムーニー粘度(MLl+4
    ,100℃にて測定)が60以上であるような特許請求
    範囲第1項〜第8項のいずれかに記載の共重合体。
JP59034946A 1984-02-24 1984-02-24 ビニル芳香族化合物―ブタジエンゴム状共重合体を用いたタイヤ Granted JPS60179412A (ja)

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