JPS60178192A

JPS60178192A - カウンタウエイト着脱装置

Info

Publication number: JPS60178192A
Application number: JP3207484A
Authority: JP
Inventors: 秀明福田
Original assignee: Kato Seisakusho Co Ltd
Current assignee: Kato Seisakusho Co Ltd
Priority date: 1984-02-22
Filing date: 1984-02-22
Publication date: 1985-09-12
Also published as: JPH0375478B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、トラッククレーンなどの車両形クレーンに
備えられるカウンタウェイトを脱着するカウンタウェイ
ト着脱装置に関する。

一般に、トラッククレーンにおいては、その旋回台の後
部にカウンタウェイトを取り付け、これによりそのクレ
ーンの吊上能力を高めるようになっている。

ところで、このようなカウンタウェイトはそのクレーン
作秦に必要とされる吊上能力に応じてそのｘｉ弁−’を
可変する必要があることから、従来より上記カウンタウ
ェイトは旋回台に対して着脱可能となっている。すなわ
ち、従来では旋回台のウィンチ機構を利用し、上記カウ
ンタウェイトを吊り上げて旋回台の後部に迷着脱可能に
連結する構造となっている。

しかしながら、このようなカウンタウェイトの着＆構爺
、においては、吊υ上げワイヤのカウンタウェイトに対
する掛は回しなどに手間がかかり、カウンタウェイトの
着脱作業を迅速に行なえない不具合がある。

捷た、吊り上げワイヤを用いてカウンタウェイトを吊−
ヒげようとする境合には、−力ランタウエイトがふらつ
いたりすることなくとのカウンタウェイトを具１θぐに
吊上げる必要がある。このため、従米においては旋回台
の後部からシーブ載置台ｆｆ：眼り出し、とのシープｉ
ｌｉ’：　１１１台上にカウンタウェイトＭ１心の１１
上に位ｆ〜付けたシーブを介して吊り上げワイヤを導く
ようにしている。

このため、カウンタウェイトを必要としない場合でも、
旋回台の後方には少なくともカウンタウェイトの約半分
の長さ分、すなわちカウンタウェイトの重心ｓｒｙまで
上記シーブ載置台が張り出されていることから、この旋
回台の旋回半径がその分だけ犬となる不具合がある。

この発明は、このような事情にもとづいてなされたもの
で、その目的とするところは、旋回台の旋回半径が大幅
に増加することなく、その着脱作業を容易に行なうこと
ができるカウンタウェイト着脱装置を提供することにあ
る。

すなわちこの発明は、旋回台の後部の上下にそれぞれ基
端が枢支されて上下方向に回動可能な上側アーム並びに
下側アームを後方に張り出して設けるとともに、これら
上側アーム及び下側アームをそれぞれ連結し、その伸縮
により上側アーム及び下側アームを回動可・能な油圧シ
リンダを設けてなり、一方上記カウンクウェイトに、上
記上側アームに設けた上受部が下方から係合される上側
保合部と・上記下側アームに設けた下受部が上方から係
合される下側保合部とから成るウェイト取付部材を備え
、上記カウンタウェイトは油圧シリンダの伸張に伴う上
側及び下側アームの回動により、下側アームの下受部が
上記ウェイト取付部材の下側保合部と係合された状態で
、上側アームの上受部とウェイト取付部材の上側保合部
とが係合されることによシ、上方に持ち上げられて上記
旋回台に着脱可能に取り伺けられることを特徴とするも
のである。

却下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。

１１図には、トラッククレーンが示されており、図中１
は車体、２は旋回台、３は伸縮ブーム、４は起伏シリン
ダ、５は吊上げフック、７・・・はアラ）　ＩＪ力をそ
れぞれ示す。

そして、上記旋回台２の後部には、この発明の一実施例
に係るカウンタウェイト着脱装置ＪＯが設けられており
、以下に組２図ないし第３図を参照して上記カウンタウ
ェイト着脱装置ノ０を説明する。

上記が１・回合２の後部両側面上下にはそれぞれ一対の
上側アーム１１．１１及び下側アーム１２．１２が設け
られている。なお、図面においてにそれぞれ一方の上側
アーム１ノ及び下側アームノ２のみしか図示されていな
い。

Ｌ　Ａｌ’Ｊ各上側７゛−ムノｌｌｄその基端が枢軸１
３を介して旋回台２に枢支され、この枢軸１３回りに上
下方向に回動可能となっている。また、この実施例の場
合、各上側アーム１ノは第３図から明らかなように一組
のアームプレートＪｌａ。

ｌＪａから構成されている。

一方、各下側アーム１２もまたその基端が枢軸１４を介
して旋回台２に枢支され、この枢軸１４回９に上下方向
に回動可能となっている。

また、この実施例の場合、各下側アームＪ２は第４図か
ら明らかなように、２枚のアームプレート部１２＆、１
２’Ｂを１ね合せてなる一組のアームから構成されてい
る。

そして、上下に組をなす上側アーム１１及び下側アーム
１２はそれぞれ油圧シリンダ１５゜７５（一方のみ図示
する。）により相互に連結されている。すなわち、油圧
シリンダ１５のロッドＪ６の先端部１７はビン１８を介
して上側アーム１ノの先端部に連結されており、油圧シ
リンダＪ５のシリンダ部１９の基部２０はビン２ノを介
して下側アーム１２の基部に連結されている。したがっ
て、油圧シリンダ１５が伸縮されると、各上１１１リア
ームＩノ及び各下側アーム１２は上下方向に回動される
ことに力る。なお、汁４図から明らかなように、上記シ
リンダ部Ｊ９の基部２０は二股状に形成されている。

一方、第２図中２２はウェイト取付部材を示す。このウ
ェイト取付部材２２にはその１ｔりを可変してカウンタ
ウェイト２３が取り伺は可能となっている。なお、第２
図において、上記カウンタウェイト２３は２個のウェイ
ト部２．７ａ、２３ａで示されており、これらウェイト
部２３ａ　、　２　：４　ａは連結具２４，２．４を介
して相互に連結されている。

そしで、上記ウェイト取付部側２３の上下にはそれぞれ
一対の上側ピン（上側保合部）２５．２５及び一対の下
側ビン（下側保合部）２６．２６が設けられている。こ
れら上側ピン２５．２５及び下側ビン２６．２６もまた
図面においてはそれぞれ一方のみしか図示されていない
０上記各上側ビン２５は第３図に示されるようにウェイ
ト取付部材２２から旋回台２に向って突出された二股の
ブラケット部２７に取り付けられており、また上記各下
側ビン２６は第４図に示されるように、ウェイト取付部
材２２から旋回台２に向って突出されたブラケット部４
０の両側面から突出するように設けられている。

一方、上記各上側アーム１１の先端部には第３図に示さ
れるように上記ウェイト取付部材２２のブラケット部２
７内に侵入して上ｔ１１１ビン２５に下方から係合され
る半円弧状の受け溝（受部）ｚｓ、ｚｓが形成されてお
シ、また上記各下側アームＪ２の先端部には、第４図に
示されるようにウェイト取付部材２２の下側ビン２６に
上方から係合される半円弧状の受け青（受部）２９．２
９が形成されている。

したがって、第２図に示された姿勢では、油圧シリンダ
１５．１５の伸張に伴い、上側アーム１７．１１及び下
側アーム１２．１２が回動され、各下側アームノ２の受
け溝２９が下側ビン２６と係合された状態で、各上側ア
ーム１１の受け溝２８．２８と上側ピン２５とがそれぞ
れ係合されることにより、ウェイト取付部側２２けカウ
ンタウェイト２３とともに持ち上げられ、これによυカ
ランクラエイト２３はウェイトｘ付部材２２を介して旋
回台２に連結されている。

なお、第２図中３０は上側アームＩＪＯ回動を規制する
ストッパである。また、於・回合２の下ｉｈ１には凹＝
ｖ＜　３　Ｊが形成されているとともに、ウェイドル′
伺都＊、ｔ　ｚ　２には、このウェイト取付部材２２が
旋回台２に連結された際、この旋回台２の四部、ｔノに
ωζめ込捷れる突部３２が設けられている。

さらに、この実施例では、旋回台２に、カウンタウェイ
ト２３とともにウェイト取付部側２２が連結された時、
油圧シリンダ１５．１５の油漏れなどによる不用意な上
側アームＩＩ。

１１の回動を阻止するため、上側アーム１１゜１１は第
２図及び第３図に示されるように必要に応じ固定ビン３
３，３．”ｌを介して旋回台２に固定されるようになっ
ている。

次に、上記構成による一実施例のカウンタウェイト着脱
手ｊ−を第５図及び第６図を参照して説明する。

オす、第５図においては、ウェイト取付部材２２は旋回
台２から取り外された状態で示されている。この場合、
ウェイト取付部桐２２は車体ノーヒの所定位置に載置さ
れており、この状態で、上記ウェイト数句部材２２に所
定１誦のカウンタウェイト２３が取り付けられる。

また、第５図に示された状態では、油圧シリンダ１５．
１５はそれぞれ収縮した状態にあり、これ罠より上側ア
ーム）１，１１は下方に回動されており、また下側アー
ム１２．１２は上方に回動されている。

そして、この後、旋回台２を旋回させ、この＃回台２の
後端面がウェイト取付部材２２と対向するように位置合
せをなす。そして、この状態で、油圧シリンダ１５．１
５を伸張させると、上側アーム１１．１１及び下側アー
ム１２゜１２がそれぞれ回動されて、第６図に示される
□ように、缶受は溝２８は下方からウェイト部材２２の
各上側ビン２５に係合され、また缶受は溝２９は上方か
らウェイト部＠２２の各下側ピン２６に係合される。

そして、この後、第６図に示された状態からさらに油圧
シリンダ１５．１５を伸張させると、上側アーム１１，
１１の回動に伴ってウェイト球付部材２２カウントウェ
イト２３とともに車体Ｊ上から持ち上げられ、第２図に
示されるように上記カウンタウェイト２３は旋回台２の
後部に取り付けられる。また、このようにしてカウンタ
ウェイト２３を車体Ｊ上から持ち上げるｌｌ？１ソ、が
１回台２の各下側アームノ２の受け溝２９けウェイト数
句部杓２２の斜下側ビン２６と係合された状態にあるか
ら、カウンタウェイト２３の小心が上側ビン２５．２５
よりも後方に位置するといえども、カウンタウェイト２
３け上記上側ビン２５．２５を中心として旋回台２に向
けて不用意揺動されることはない。すなわち、ウェイト
増刊部材２２及びカウンタウェイト２３は揺動すること
なしにほぼ平行移動するように上方に向けて持ち上げら
れることに力る。

また、各下側アーム１２の受け溝２９が各下側ピン２６
に係合されていることから、これら下側ピン２６．２６
で油圧シリンダ１５．１５の伸張に伴う反力を支持する
ことができる。

なお、ｆ：！′、２図の状態からカウンタウェイト２３
を取や外す場合には、上述した作動を逆に行彦えはよい
。

上述した一実施例においては、カウンタウェイト２３と
ウェイト取付部材２２とを別体に構成したが、この発明
を実施するに際してはカウンタウェイト２３自体に上側
ビン及び下側ピンを設けるようにしてもよい。

以上説明した一実施例から既に明らかであるように、こ
の発明によれば、クレーン自体の吊上げワイヤを用いず
してカウンタウェイトの着脱を油圧シリンダの伸縮のみ
で行なうことができるので、カウンタウェイトの着脱が
頗る容易なものとなる。また、この発明のカウンタ着脱
装置は、カウンタウェイトを使用１７ないときでも）が
１回台の後方にわずかしか突出し７ないので、加回合の
旋回生仲を大幅にハ゛・Ｉｌ加させるようなことＶｊな
い。

【図面の簡単な説明】

１ｇｌ　ｉｉＹ＋　）まこの発明の一実施例を示し、第
１図ｔまトラッククレーンの１則面図、ｉ！４．２図は
第１図中■部の拡大図、第３図は穿、２図中用−ＩＩＩ
線に沿うＩＵｒ而図面第４図は第２図中ＩＶ−ＩＶ紳に
沿う断面図、紀５図及び第６図はそれぞれ作ルｊ１を訝
、明するための装置の側面図である。１１・・・上側アーム、１２・・・下側アーム、Ｊ５・
・・油圧シリンダ、２２・・・ウェイト数句部拐、２３
・・・カウンタウェイト、２５・・・上側ビン（上１１
１１保合部）、２６・・・下側ピン（Ｔ−側保合部〕、
２８・・・受は溝（上受部）、２９・・・受は溝（下受
部）。

Claims

【特許請求の範囲】

沖両形クレーンの旋回台に、カウンタウェイ）　ｆ　Ｉ
Ｊｖり外し可能に装着するカウンタウェイトｆＲｊＧｉ
’、装置において、上Ｆｈｔｋ回台の後部の」＝下にそ
わそれ基端が枢支されて上下方向に回動可能な上１則ア
ームＡトびに１側アームを存・方に張り出して設けると
ともに、これら」ニイ則アーム及び下側アームを連結し
、その件＆ｉ−１により上側アーム及び下側アームを回
動−ｉＪ能な油圧シリンダを設けてなり、一方上記カウ
ンタウエイトに、上記上側アームの先１１ｎｊに設ｒ）
だ上受部が下方から先台される上側係合部と上記下（ｊ
ｌｌｌアームの先端に設けた下受部が上方から係合され
る下側保合部とからなるウェイト取付部材を備え、上記
カウンタウェイトは、上記油圧シリンダの伸張に伴う上
側及び下側アームの回動により、下側アームの下受部が
上記ウェイト取付部桐の下側係合部と係合された状態で
、上側アームの上受部とウェイト取付部材の下側係合部
とが係合されることにより、上方に持ち上げられて上記
旋回台に着脱可能に取り付けられることを特徴とするカ
ウンタウェイト着脱装置。