JP2001310895A - クローラクレーン用カウンターウエイト脱着装置 - Google Patents
クローラクレーン用カウンターウエイト脱着装置Info
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- JP2001310895A JP2001310895A JP2000126829A JP2000126829A JP2001310895A JP 2001310895 A JP2001310895 A JP 2001310895A JP 2000126829 A JP2000126829 A JP 2000126829A JP 2000126829 A JP2000126829 A JP 2000126829A JP 2001310895 A JP2001310895 A JP 2001310895A
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クローラクレーンに於いて、装着時のカウン
ターウエイト重心がマストヘッドシャフトの作業姿勢時
位置よりブーム側にある機械に於いても該カウンターウ
エイトの自力着脱を可能とする。 【解決手段】 クローラクレーンの旋回フレーム42に
第1シリンダ43を枢着すると共に、該第1シリンダ4
3のロッド先端にシャフト44を取り付け、且つ、該シ
ャフト44を連結リンク45,45を介してアッパース
トラット47,47に連結し、更に、該シャフト44の
両端部に第2シリンダ48,48を吊下すると共に、該
第2シリンダ48,48の下端にカウンターウエイト4
9を係着するように構成する。而して、マスト50を下
げた後、前記第2シリンダ48にてカウンターウエイト
49を持ち上げ、次に第1シリンダ43を伸ばして、前
記カウンターウエイト49を旋回フレーム42側に引き
込み、更に、前記第2シリンダ48を伸長して前記カウ
ンターウエイト49を前記旋回フレーム42に載置す
る。
ターウエイト重心がマストヘッドシャフトの作業姿勢時
位置よりブーム側にある機械に於いても該カウンターウ
エイトの自力着脱を可能とする。 【解決手段】 クローラクレーンの旋回フレーム42に
第1シリンダ43を枢着すると共に、該第1シリンダ4
3のロッド先端にシャフト44を取り付け、且つ、該シ
ャフト44を連結リンク45,45を介してアッパース
トラット47,47に連結し、更に、該シャフト44の
両端部に第2シリンダ48,48を吊下すると共に、該
第2シリンダ48,48の下端にカウンターウエイト4
9を係着するように構成する。而して、マスト50を下
げた後、前記第2シリンダ48にてカウンターウエイト
49を持ち上げ、次に第1シリンダ43を伸ばして、前
記カウンターウエイト49を旋回フレーム42側に引き
込み、更に、前記第2シリンダ48を伸長して前記カウ
ンターウエイト49を前記旋回フレーム42に載置す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クローラクレー
ン用カウンターウエイト脱着装置に関するものであり、
特に、クローラクレーンに於いて、マストヘッド部を使
用せず複数のシリンダを使用してカウンターウエイトを
装着するように構成したクローラクレーン用カウンター
ウエイト脱着装置に関するものである。
ン用カウンターウエイト脱着装置に関するものであり、
特に、クローラクレーンに於いて、マストヘッド部を使
用せず複数のシリンダを使用してカウンターウエイトを
装着するように構成したクローラクレーン用カウンター
ウエイト脱着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種クローラクレーン用カウンタ
ーウエイト脱着装置を図4(a)、(b)に従って説明
する。図に於いて1はカウンターウエイト脱着装置であ
り、該カウンターウエイト脱着装置1はアッパーストラ
ット2上のシリンダ3と、旋回フレーム4に枢着されて
マスト5を昇降させるシリンダ6と、該マスト5のマス
トヘッド7に設けられ、且つ、マストシャフト8に軸支
されたシーブ9と、該シーブ9に掛け回されて前記シリ
ンダ3と前記カウンターウエイト10とを結ぶワイヤロ
ープ11とから構成される。而して、前記シリンダ3を
縮少し、前記ワイヤロープ11を介して前記カウンター
ウエイト10を引き上げ、更に、前記旋回フレーム4に
枢着されたシリンダ6にてマスト5を起立させて前記カ
ウンターウエイト10を前記旋回フレーム4側に引き寄
せ、そして、前記シリンダ3を伸長すると、前記カウン
ターウエイト10は前記旋回フレーム4上に載置され
る。尚、該カウンターウエイト10は適宜手段で固定さ
れる。
ーウエイト脱着装置を図4(a)、(b)に従って説明
する。図に於いて1はカウンターウエイト脱着装置であ
り、該カウンターウエイト脱着装置1はアッパーストラ
ット2上のシリンダ3と、旋回フレーム4に枢着されて
マスト5を昇降させるシリンダ6と、該マスト5のマス
トヘッド7に設けられ、且つ、マストシャフト8に軸支
されたシーブ9と、該シーブ9に掛け回されて前記シリ
ンダ3と前記カウンターウエイト10とを結ぶワイヤロ
ープ11とから構成される。而して、前記シリンダ3を
縮少し、前記ワイヤロープ11を介して前記カウンター
ウエイト10を引き上げ、更に、前記旋回フレーム4に
枢着されたシリンダ6にてマスト5を起立させて前記カ
ウンターウエイト10を前記旋回フレーム4側に引き寄
せ、そして、前記シリンダ3を伸長すると、前記カウン
ターウエイト10は前記旋回フレーム4上に載置され
る。尚、該カウンターウエイト10は適宜手段で固定さ
れる。
【0003】又、他の従来の此種クローラクレーン用カ
ウンターウエイト脱着装置を図5に従って説明する。図
に於いて12はカウンターウエイト脱着装置であり、該
カウンターウエイト脱着装置12はブーム13を起伏操
作するワイヤロープ14と、下端を上部旋回体15に枢
着されたアッパーストラット16と、該アッパーストラ
ット16に載置されたシリンダ17と、該アッパースト
ラット16の上端に上端を連結され、且つ、下端を旋回
フレーム18に軸支されたマスト19と、該マスト19
のマストヘッド21に設けられ、且つ、マストシャフト
22に軸支されたシーブ23と、該シーブ23に掛け回
されて前記シリンダ17とカウンターウエイト24とを
結ぶワイヤロープ25とから構成される。而して、前記
シリンダ17を縮少し、前記ワイヤロープ25を介して
前記カウンターウエイト24を引き上げ、更に、前記ワ
イヤロープ14による前記ブーム13の起伏操作にて前
記マスト19を起立させ、前記カウンターウエイト24
を旋回フレーム18側に引き寄せる。(尚、この時、前
記ブーム13はバックストップ26が縮少しないように
固定しておく。)そして、前記シリンダ17を伸長する
と、前記カウンターウエイト24は前記旋回フレーム1
8上に載置される。尚、該カウンターウエイト24は適
宜手段で固定される。
ウンターウエイト脱着装置を図5に従って説明する。図
に於いて12はカウンターウエイト脱着装置であり、該
カウンターウエイト脱着装置12はブーム13を起伏操
作するワイヤロープ14と、下端を上部旋回体15に枢
着されたアッパーストラット16と、該アッパーストラ
ット16に載置されたシリンダ17と、該アッパースト
ラット16の上端に上端を連結され、且つ、下端を旋回
フレーム18に軸支されたマスト19と、該マスト19
のマストヘッド21に設けられ、且つ、マストシャフト
22に軸支されたシーブ23と、該シーブ23に掛け回
されて前記シリンダ17とカウンターウエイト24とを
結ぶワイヤロープ25とから構成される。而して、前記
シリンダ17を縮少し、前記ワイヤロープ25を介して
前記カウンターウエイト24を引き上げ、更に、前記ワ
イヤロープ14による前記ブーム13の起伏操作にて前
記マスト19を起立させ、前記カウンターウエイト24
を旋回フレーム18側に引き寄せる。(尚、この時、前
記ブーム13はバックストップ26が縮少しないように
固定しておく。)そして、前記シリンダ17を伸長する
と、前記カウンターウエイト24は前記旋回フレーム1
8上に載置される。尚、該カウンターウエイト24は適
宜手段で固定される。
【0004】更に、他の従来の此種クローラクレーン用
カウンターウエイト脱着装置を図6に従って説明する。
図に於いて27はカウンターウエイト脱着装置であり、
該カウンターウエイト脱着装置27はアッパーストラッ
ト28上端に上端を連結され、且つ、下端を旋回フレー
ム29に軸支されたリヤバックステイ30と、該リヤバ
ックステイ30を昇降させるシリンダ31と、前記リヤ
バックステイ30のマストヘッド32に設けられたマス
トシャフト33に吊下されたシリンダ34とから構成さ
れる。而して、前記マストヘッド32より吊下された前
記シリンダ34を縮少し、該シリンダ34に係止された
カウンターウエイト35を引き上げ、更に、前記シリン
ダ31にて前記リヤバックステイ30を伸長させ、前記
カウンターウエイト35を前記旋回フレーム29側に引
き寄せ、そして、前記シリンダ34を伸長すると前記カ
ウンターウエイト35は前記旋回フレーム29上に載置
される。尚、該カウンターウエイト35は適宜手段で固
定される。
カウンターウエイト脱着装置を図6に従って説明する。
図に於いて27はカウンターウエイト脱着装置であり、
該カウンターウエイト脱着装置27はアッパーストラッ
ト28上端に上端を連結され、且つ、下端を旋回フレー
ム29に軸支されたリヤバックステイ30と、該リヤバ
ックステイ30を昇降させるシリンダ31と、前記リヤ
バックステイ30のマストヘッド32に設けられたマス
トシャフト33に吊下されたシリンダ34とから構成さ
れる。而して、前記マストヘッド32より吊下された前
記シリンダ34を縮少し、該シリンダ34に係止された
カウンターウエイト35を引き上げ、更に、前記シリン
ダ31にて前記リヤバックステイ30を伸長させ、前記
カウンターウエイト35を前記旋回フレーム29側に引
き寄せ、そして、前記シリンダ34を伸長すると前記カ
ウンターウエイト35は前記旋回フレーム29上に載置
される。尚、該カウンターウエイト35は適宜手段で固
定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のクローラ
クレーン用カウンターウエイト脱着装置はいずれもマス
トを伸長させ、該マストの上端に設けられたマストヘッ
ドを介してカウンターウエイトを引き寄せ、そして、該
カウンターウエイトを旋回フレームに載置させている。
従って、前記クローラクレーン用カウンターウエイト脱
着装置は、前記マストヘッドに設けられたマストヘッド
シャフトのシーブ及びマストヘッドシャフトの作業姿勢
時位置が装着時の前記カウンターウエイト重心よりも機
械前方向(ブーム側)になければ前記カウンターウエイ
ト取付位置上方までの引き寄せ動作を行うことはできな
い。このため、装着時の前記カウンターウエイトのウエ
イト重心がマストヘッドシャフトのシーブ及びマストヘ
ッドシャフトの作業姿勢時位置より前方(ブーム側)に
ある機械では自力着脱ができないという欠陥があった。
クレーン用カウンターウエイト脱着装置はいずれもマス
トを伸長させ、該マストの上端に設けられたマストヘッ
ドを介してカウンターウエイトを引き寄せ、そして、該
カウンターウエイトを旋回フレームに載置させている。
従って、前記クローラクレーン用カウンターウエイト脱
着装置は、前記マストヘッドに設けられたマストヘッド
シャフトのシーブ及びマストヘッドシャフトの作業姿勢
時位置が装着時の前記カウンターウエイト重心よりも機
械前方向(ブーム側)になければ前記カウンターウエイ
ト取付位置上方までの引き寄せ動作を行うことはできな
い。このため、装着時の前記カウンターウエイトのウエ
イト重心がマストヘッドシャフトのシーブ及びマストヘ
ッドシャフトの作業姿勢時位置より前方(ブーム側)に
ある機械では自力着脱ができないという欠陥があった。
【0006】そこで、クローラクレーンに於いて、装着
時のカウンターウエイト重心がマストヘッドシャフトの
作業姿勢時位置よりブーム側にある機械に於いても該カ
ウンターウエイトの自力着脱を可能とするために解決す
べき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課
題を解決することを目的とする。
時のカウンターウエイト重心がマストヘッドシャフトの
作業姿勢時位置よりブーム側にある機械に於いても該カ
ウンターウエイトの自力着脱を可能とするために解決す
べき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課
題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、クローラクレーンの
旋回フレームに第1シリンダを枢着すると共に、該第1
シリンダのロッド先端にシャフトを取り付け、且つ、該
シャフトを連結リンクを介してアッパーストラットに連
結し、更に、該シャフトの両端部に第2シリンダを吊下
すると共に、該第2シリンダの下端にカウンターウエイ
トを係着するように構成したクローラクレーン用カウン
ターウエイト脱着装置を提供するものである。
するために提案されたものであり、クローラクレーンの
旋回フレームに第1シリンダを枢着すると共に、該第1
シリンダのロッド先端にシャフトを取り付け、且つ、該
シャフトを連結リンクを介してアッパーストラットに連
結し、更に、該シャフトの両端部に第2シリンダを吊下
すると共に、該第2シリンダの下端にカウンターウエイ
トを係着するように構成したクローラクレーン用カウン
ターウエイト脱着装置を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図3に従って詳述する。図1(a)、(b)に於
いて、41はカウンターウエイト脱着装置であり、該カ
ウンターウエイト脱着装置41はクローラクレーンの旋
回フレーム42に第1シリンダ43のシリンダ部を枢着
すると共に、該第1シリンダ43のロッド先端にシャフ
ト44を取り付け、且つ、該シャフト44を連結リンク
45,45を介して連結ピン46,46によりアッパー
ストラット47,47に連結し、更に、前記シャフト4
4の両端部に2本の第2シリンダ48,48を吊下する
と共に、該第2シリンダ48,48の下端にカウンター
ウエイト49を係着するように構成している。
1乃至図3に従って詳述する。図1(a)、(b)に於
いて、41はカウンターウエイト脱着装置であり、該カ
ウンターウエイト脱着装置41はクローラクレーンの旋
回フレーム42に第1シリンダ43のシリンダ部を枢着
すると共に、該第1シリンダ43のロッド先端にシャフ
ト44を取り付け、且つ、該シャフト44を連結リンク
45,45を介して連結ピン46,46によりアッパー
ストラット47,47に連結し、更に、前記シャフト4
4の両端部に2本の第2シリンダ48,48を吊下する
と共に、該第2シリンダ48,48の下端にカウンター
ウエイト49を係着するように構成している。
【0009】而して、図2(a)、(b)、(c)に示
す如く、マスト50を輸送状態まで下げた後、伸長され
た状態の第2シリンダ48,48をカウンターウエイト
49にピン51,51によって接続する。そして、前記
第2シリンダ48,48を縮小し、前記カウンターウエ
イト49を持ち上げた後、前記第1シリンダ43を伸長
すると、前記連結リンク45,45が前記連結ピン4
6,46回りに回動して前記カウンターウエイト49を
前記旋回フレーム42側に引き込む。
す如く、マスト50を輸送状態まで下げた後、伸長され
た状態の第2シリンダ48,48をカウンターウエイト
49にピン51,51によって接続する。そして、前記
第2シリンダ48,48を縮小し、前記カウンターウエ
イト49を持ち上げた後、前記第1シリンダ43を伸長
すると、前記連結リンク45,45が前記連結ピン4
6,46回りに回動して前記カウンターウエイト49を
前記旋回フレーム42側に引き込む。
【0010】次に、図3(a)、(b)、(c)に示す
如く、前記カウンターウエイト49を前記引き込み操作
により取付位置上方まで移動させた後、前記第2シリン
ダ48,48を再び伸長し、前記カウンターウエイト4
9に水平方向に設けられたピン52,52を前記旋回フ
レーム42上に鉛直方向に設けた係止片53,53に係
止させ、前記カウンターウエイト49を前記旋回フレー
ム42に装着する。そして、前記第1シリンダ43を縮
少し、前記アッパーストラット47,47を倒して前記
カウンターウエイト49に保持させた後、前記連結リン
ク45,45の前記連結ピン46,46を外し、前記連
結リンク45,45、前記第1シリンダ43及び前記第
2シリンダ48,48等からなるシリンダユニット54
を前記アッパーストラット47,47から分離する。こ
れらの作業後、前記マスト50を作業姿勢位置まで起立
させる。
如く、前記カウンターウエイト49を前記引き込み操作
により取付位置上方まで移動させた後、前記第2シリン
ダ48,48を再び伸長し、前記カウンターウエイト4
9に水平方向に設けられたピン52,52を前記旋回フ
レーム42上に鉛直方向に設けた係止片53,53に係
止させ、前記カウンターウエイト49を前記旋回フレー
ム42に装着する。そして、前記第1シリンダ43を縮
少し、前記アッパーストラット47,47を倒して前記
カウンターウエイト49に保持させた後、前記連結リン
ク45,45の前記連結ピン46,46を外し、前記連
結リンク45,45、前記第1シリンダ43及び前記第
2シリンダ48,48等からなるシリンダユニット54
を前記アッパーストラット47,47から分離する。こ
れらの作業後、前記マスト50を作業姿勢位置まで起立
させる。
【0011】斯くして、本発明は装着時のカウンターウ
エイト49重心が作業姿勢時の前記マスト50の上端に
設けられたマストヘッドシャフト55より旋回中心側
(ブーム側)にある機械でも、前記第1シリンダ43の
伸長と、前記連結リンク45,45の回動とにより前記
カウンターウエイト49の引き寄せが可能となり、該カ
ウンターウエイト49の自力着脱が可能となる。又、こ
れにより、前記旋回フレーム42の後端を前記カウンタ
ーウエイト49を載置するために長くする必要がなくな
り、従って、機械全体の後端半径を小さくすることがで
きコンパクトな機械の製作が可能となる。
エイト49重心が作業姿勢時の前記マスト50の上端に
設けられたマストヘッドシャフト55より旋回中心側
(ブーム側)にある機械でも、前記第1シリンダ43の
伸長と、前記連結リンク45,45の回動とにより前記
カウンターウエイト49の引き寄せが可能となり、該カ
ウンターウエイト49の自力着脱が可能となる。又、こ
れにより、前記旋回フレーム42の後端を前記カウンタ
ーウエイト49を載置するために長くする必要がなくな
り、従って、機械全体の後端半径を小さくすることがで
きコンパクトな機械の製作が可能となる。
【0012】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0013】
【発明の効果】本発明は上記一実施の形態に詳述したよ
うに、クローラクレーンの旋回フレームに第1シリンダ
を枢着すると共に、該第1シリンダのロッド先端にシャ
フトを取付け、且つ、該シャフトを連結リンクを介して
アッパーストラットに連結し、更に、該シャフトの両端
部に第2シリンダを吊下すると共に、該第2シリンダの
下端にカウンターウエイトを係着するように構成したか
ら、マストを輸送状態まで下げた後、前記第2シリンダ
にて前記カウンターウエイトを持ち上げ、次に、前記第
1シリンダを伸長して前記カウンターウエイトを手前に
引き込み、更に、前記第2シリンダを伸長して前記カウ
ンターウエイトを前記旋回フレームに装着することがで
きる。
うに、クローラクレーンの旋回フレームに第1シリンダ
を枢着すると共に、該第1シリンダのロッド先端にシャ
フトを取付け、且つ、該シャフトを連結リンクを介して
アッパーストラットに連結し、更に、該シャフトの両端
部に第2シリンダを吊下すると共に、該第2シリンダの
下端にカウンターウエイトを係着するように構成したか
ら、マストを輸送状態まで下げた後、前記第2シリンダ
にて前記カウンターウエイトを持ち上げ、次に、前記第
1シリンダを伸長して前記カウンターウエイトを手前に
引き込み、更に、前記第2シリンダを伸長して前記カウ
ンターウエイトを前記旋回フレームに装着することがで
きる。
【0014】斯くして、本発明はクローラクレーンに於
いて、装着時のカウンターウエイト重心がマストヘッド
シャフトの作業姿勢時位置よりブーム側にある機械に於
いても該カウンターウエイトの自力着脱を可能にする
等、正に著大なる効果を奏する発明である。
いて、装着時のカウンターウエイト重心がマストヘッド
シャフトの作業姿勢時位置よりブーム側にある機械に於
いても該カウンターウエイトの自力着脱を可能にする
等、正に著大なる効果を奏する発明である。
【図1】(a)本発明の一実施の形態を示し、クローラ
クレーン用カウンターウエイト脱着装置の側面図。
(b)本発明の一実施の形態を示し、カウンターウエイ
トの取付状態を示す側面図。
クレーン用カウンターウエイト脱着装置の側面図。
(b)本発明の一実施の形態を示し、カウンターウエイ
トの取付状態を示す側面図。
【図2】(a)〜(c)本発明の一実施の形態を示し、
カウンターウエイトの取付作業状態に於ける前半の経過
を示すクローラクレーンの一部側面図。
カウンターウエイトの取付作業状態に於ける前半の経過
を示すクローラクレーンの一部側面図。
【図3】(a)〜(c)本発明の一実施の形態を示し、
カウンターウエイトの取付作業状態に於ける後半の経過
を示すクローラクレーンの一部側面図。
カウンターウエイトの取付作業状態に於ける後半の経過
を示すクローラクレーンの一部側面図。
【図4】(a)、(b)従来例を示し、カウンターウエ
イトの取付作業状態の経過を示すクローラクレーンの側
面図。
イトの取付作業状態の経過を示すクローラクレーンの側
面図。
【図5】他の従来例を示し、クローラクレーン用カウン
ターウエイト取付状態を示すクローラクレーンの側面
図。
ターウエイト取付状態を示すクローラクレーンの側面
図。
【図6】更に他の従来例を示し、クローラクレーン用カ
ウンターウエイト取付装置の斜視図。
ウンターウエイト取付装置の斜視図。
【符号の説明】 41 カウンターウエイト脱着装置 42 旋回フレーム 43 第1シリンダ 44 シャフト 45 連結リンク 47 アッパーストラット 48 第2シリンダ 49 カウンターウエイト
Claims (1)
- 【請求項1】 クローラクレーンの旋回フレームに第1
シリンダを枢着すると共に、該第1シリンダのロッド先
端にシャフトを取り付け、且つ、該シャフトを連結リン
クを介してアッパーストラットに連結し、更に、該シャ
フトの両端部に第2シリンダを吊下すると共に、該第2
シリンダの下端にカウンターウエイトを係着するように
構成したことを特徴とするクローラクレーン用カウンタ
ーウエイト脱着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000126829A JP2001310895A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | クローラクレーン用カウンターウエイト脱着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000126829A JP2001310895A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | クローラクレーン用カウンターウエイト脱着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001310895A true JP2001310895A (ja) | 2001-11-06 |
Family
ID=18636524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000126829A Pending JP2001310895A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | クローラクレーン用カウンターウエイト脱着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001310895A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007091404A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd | カウンタウエイト着脱ユニット,建設機械,およびカウンタウエイトの着脱方法 |
US8434787B2 (en) | 2011-06-10 | 2013-05-07 | Caterpillar Inc. | Counterweight attachment and removal system and machine using same |
CN103832937A (zh) * | 2012-11-26 | 2014-06-04 | 徐州徐工随车起重机有限公司 | 配重机构以及起重机 |
JP2018140866A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | 住友重機械建機クレーン株式会社 | カウンタウエイト装置及び建設機械 |
CN109279521A (zh) * | 2018-12-12 | 2019-01-29 | 三汽车起重机械有限公司 | 配重移动装置及起重机 |
-
2000
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