JPS60178046A - オレフイン系樹脂組成物とシリコ−ンゴムとの複合成形物 - Google Patents
オレフイン系樹脂組成物とシリコ−ンゴムとの複合成形物Info
- Publication number
- JPS60178046A JPS60178046A JP59032608A JP3260884A JPS60178046A JP S60178046 A JPS60178046 A JP S60178046A JP 59032608 A JP59032608 A JP 59032608A JP 3260884 A JP3260884 A JP 3260884A JP S60178046 A JPS60178046 A JP S60178046A
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- JP
- Japan
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- ethylene
- resin composition
- olefin resin
- silicone rubber
- copolymers
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、オレフィン系樹脂組成物と付加重合型シリコ
ーンゴムとの複合成形物に関するものである。
ーンゴムとの複合成形物に関するものである。
一般にオレフィン系樹脂、特(ニポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン−プロピレン共重合体は、低価格で
強靭性、剛性(=優れており、包装材料や医用材料とし
て広く使用されている。しかt7、これらのオレフィン
系樹脂は極性のない結晶性樹脂であり、溶剤(二はとん
ど溶解しない為、金属やプラスチックとは極めて接着し
く二くいとされてきた。
ロピレン、エチレン−プロピレン共重合体は、低価格で
強靭性、剛性(=優れており、包装材料や医用材料とし
て広く使用されている。しかt7、これらのオレフィン
系樹脂は極性のない結晶性樹脂であり、溶剤(二はとん
ど溶解しない為、金属やプラスチックとは極めて接着し
く二くいとされてきた。
そこで従来は、コロナ放電処理などの物理的処理、ある
いは重クロム酸−硫酸混液等(二よる化学的処理(:よ
って、表面酸化を行ない、カルボニル基などの極性基を
有する酸化皮膜を生成させ、これらの処理品同士をエポ
キシ−ポリアミド系、ニトリルゴム系、イソシアネート
系、シアノアクリレート系の接着剤等(=よって接着さ
せる試みがなされてきたが、いずれの場合(二も充分実
用的な接着強度の得られるものは、非常(二少ない。
いは重クロム酸−硫酸混液等(二よる化学的処理(:よ
って、表面酸化を行ない、カルボニル基などの極性基を
有する酸化皮膜を生成させ、これらの処理品同士をエポ
キシ−ポリアミド系、ニトリルゴム系、イソシアネート
系、シアノアクリレート系の接着剤等(=よって接着さ
せる試みがなされてきたが、いずれの場合(二も充分実
用的な接着強度の得られるものは、非常(二少ない。
また、この様にして表面処理したオレフィン系樹脂へ、
溶剤で希釈した別の樹脂をコーティングしても、はとん
どの場合簡単(=剥離し、複合一体化することは困難で
ある。
溶剤で希釈した別の樹脂をコーティングしても、はとん
どの場合簡単(=剥離し、複合一体化することは困難で
ある。
本発明の目的は、低価格でありながら強靭性、剛性C:
優れ、医療用具や包装材料として広く使用されているオ
レフィン系樹脂と、高価格で強度が乏しいが生体適合性
等(=優れたシリコーンゴムとを複合一体化し、熱水や
オートクレーブ処理C二対しても剥離せず耐久性のある
、主として医療用素材あるいは工業用用途等(=有益な
素材を提供すること(二ある。
優れ、医療用具や包装材料として広く使用されているオ
レフィン系樹脂と、高価格で強度が乏しいが生体適合性
等(=優れたシリコーンゴムとを複合一体化し、熱水や
オートクレーブ処理C二対しても剥離せず耐久性のある
、主として医療用素材あるいは工業用用途等(=有益な
素材を提供すること(二ある。
本発明者らは先に特願昭58−203699号等に於い
て、ある特定処方の軟質塩化ビニル樹脂(二、ある特定
処方の付加重合型液状シリコーンゴムを塗布し加熱する
こと(=よって、両者が強力(二接着することを突出し
ているが、さら(:研究を進める中で、オレフィン系樹
脂中Cニオルガノ水素ボリンUキサンを添加すること(
二よって、はとんど全ての付加重合型シリコーンゴムと
の接着が可能になることを見出し、鋭意検討を進めて本
発明を完成させる(−至った。
て、ある特定処方の軟質塩化ビニル樹脂(二、ある特定
処方の付加重合型液状シリコーンゴムを塗布し加熱する
こと(=よって、両者が強力(二接着することを突出し
ているが、さら(:研究を進める中で、オレフィン系樹
脂中Cニオルガノ水素ボリンUキサンを添加すること(
二よって、はとんど全ての付加重合型シリコーンゴムと
の接着が可能になることを見出し、鋭意検討を進めて本
発明を完成させる(−至った。
即ち、本発明は、オレフィン系樹脂100重量部(二対
して、オルガノ水素シロキザン単位が少くとも39 m
o1%以上であるオルガノ水素ポリシロキチンを0.0
1乃至10重11部含有する、オレフィン系樹脂組成物
と付加重合型シリコーンゴムとの複合成形物(二関する
ものである。
して、オルガノ水素シロキザン単位が少くとも39 m
o1%以上であるオルガノ水素ポリシロキチンを0.0
1乃至10重11部含有する、オレフィン系樹脂組成物
と付加重合型シリコーンゴムとの複合成形物(二関する
ものである。
本発明(二於ける付加重合型液状シリコーンゴムとは、
一般式(1)(=示されるビニル基含有のポリシロキチ
ンと、一般式(2)c二示されるオルガノ水素ポリシロ
キチン、及び白金系触媒よりなり、必要に応じて補強材
としてのシリカ等を添加したもので、加熱(二よってゴ
ム状(ニー化し得るものである。
一般式(1)(=示されるビニル基含有のポリシロキチ
ンと、一般式(2)c二示されるオルガノ水素ポリシロ
キチン、及び白金系触媒よりなり、必要に応じて補強材
としてのシリカ等を添加したもので、加熱(二よってゴ
ム状(ニー化し得るものである。
式中
式中
また、一般(二いわゆる自己接着性シリコーンゴムと云
われるものに示される成分として、エポキシ化合物、カ
ルボン酸無水物、一般式(3)(−示されるアクリロキ
ヅア#埠ル基含有のシラン又はシロキナン、あるいは不
飽和炭化水素基含有のオキシラン化合物の内、1抽以上
を含むものであっても、基本的+二KG (1)式、第
(2)式に示される成分を含んでいればなんら問題はな
く、このような接着性向上の為の成分の添加は、さら(
二相乗効果を生み出す。
われるものに示される成分として、エポキシ化合物、カ
ルボン酸無水物、一般式(3)(−示されるアクリロキ
ヅア#埠ル基含有のシラン又はシロキナン、あるいは不
飽和炭化水素基含有のオキシラン化合物の内、1抽以上
を含むものであっても、基本的+二KG (1)式、第
(2)式に示される成分を含んでいればなんら問題はな
く、このような接着性向上の為の成分の添加は、さら(
二相乗効果を生み出す。
本発明(二於けるオレフィン系樹脂組成物とは、主成分
が低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン、線状低密度ポリエチレン、ホリプロピレン
、エチレンープロピレンブロック共重合体、エチレン−
プロピレンランダム共重合体、エチレン−プロピレン−
ジエン三元共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−ビニルアルコール共ffi 合体、エチレン
−ビニルアルコール共重合体ケン化物等のエチレン系共
ル′合体、アイオノマー拉j脂、ポリブタジェン、及び
ブタジェン系共重合体等から選ばれた、単体ポリマー、
又は二種以上の混合物を主成分としており。
が低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン、線状低密度ポリエチレン、ホリプロピレン
、エチレンープロピレンブロック共重合体、エチレン−
プロピレンランダム共重合体、エチレン−プロピレン−
ジエン三元共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−ビニルアルコール共ffi 合体、エチレン
−ビニルアルコール共重合体ケン化物等のエチレン系共
ル′合体、アイオノマー拉j脂、ポリブタジェン、及び
ブタジェン系共重合体等から選ばれた、単体ポリマー、
又は二種以上の混合物を主成分としており。
分子内(二不飽和二重結合を比較的多く含有しているも
のが好ましい。
のが好ましい。
例えばポリエチレンは、本来第(4)式(二本すような
CH2の直鎖状の分子構造を有しているが、重合条件等
(二よって第(5)式、第(6)式、及び第(7)式の
ような不飽和二重結合が分子鎖中(−生成している場合
が多い。高密度ポリエチレンの場合でも、末端ビニル基
が赤外スペクトルから確認されていることも周知であり
、このような不飽和二重結合が多く残留していることが
好ましい。
CH2の直鎖状の分子構造を有しているが、重合条件等
(二よって第(5)式、第(6)式、及び第(7)式の
ような不飽和二重結合が分子鎖中(−生成している場合
が多い。高密度ポリエチレンの場合でも、末端ビニル基
が赤外スペクトルから確認されていることも周知であり
、このような不飽和二重結合が多く残留していることが
好ましい。
\CH,10H”\。H= CH,(5)この様な不飽
和二重結合を含有するオレフィン系J64 ll旧二、
オルノJノ水素ポリシロキサンが添加されたものが、本
発明に於けるオレフィン系樹脂組成物である。
和二重結合を含有するオレフィン系J64 ll旧二、
オルノJノ水素ポリシロキサンが添加されたものが、本
発明に於けるオレフィン系樹脂組成物である。
オルガノ水素ボリシロギサンとは、一般式(8)(二本
されるオルカッ水素ンロギシ基含有のポリシロキサンで
あって、オルガノ水素ンロキサン単位を少くとも30
mo1%以上、好ましくは4Q mo1%以上含有する
ものである。さらに、一般式(9)に示される、該分子
中にビニル基等の不飽和炭化水素基を含有するオルガノ
水素ボリンロキチンの様なものも使用することができる
。
されるオルカッ水素ンロギシ基含有のポリシロキサンで
あって、オルガノ水素ンロキサン単位を少くとも30
mo1%以上、好ましくは4Q mo1%以上含有する
ものである。さらに、一般式(9)に示される、該分子
中にビニル基等の不飽和炭化水素基を含有するオルガノ
水素ボリンロキチンの様なものも使用することができる
。
式中
式中
これら一般式(8)、及び(9);二示されるオルガノ
水素ポリシロキサンの、オレフィン系樹脂に対スる添加
量はオルガノ水素シロキシ基の含有率(二よって異なる
が、一般(ニオレフイン系樹脂100重量部(二対して
、0.01乃至10重量部、好ましくは05乃至5.0
重t71部が最適であって、0.01重量部未満では接
着力が不十分であり、又10重間部を越えると滑性が強
くなり過ぎて加工が困難となったり、著しく白化したり
する場合がある。
水素ポリシロキサンの、オレフィン系樹脂に対スる添加
量はオルガノ水素シロキシ基の含有率(二よって異なる
が、一般(ニオレフイン系樹脂100重量部(二対して
、0.01乃至10重量部、好ましくは05乃至5.0
重t71部が最適であって、0.01重量部未満では接
着力が不十分であり、又10重間部を越えると滑性が強
くなり過ぎて加工が困難となったり、著しく白化したり
する場合がある。
本発明(二於ける接着の機構は、基本的(二は本発明者
らの先願特許である特願昭58−203699号等で推
定している、軟η塩化ビニル系樹脂とシリコーンゴムと
の接着機構とほぼ同様であると考えられる。即ち、オレ
フィン系樹脂組成物中(=存在するオレフィン系樹脂、
及び/又はオルガノ水素ポリシロキサン中の不飽和炭化
水素基への、付加重合型油状シリコーンゴム中のヒドロ
シリル基の付加反応、及びオレフィン系樹脂組成物中に
存在するオルガノ水素ポリシロキサン中のヒドロシリル
基の、付加重合型液状シリコーンゴム中の不飽和炭化水
素基への付加反応(二よる接着と考えられイ従来の様(
二極性基の導入による接着ではなく付加反応を利用した
接着である為、その接着力は極めて強力である。
らの先願特許である特願昭58−203699号等で推
定している、軟η塩化ビニル系樹脂とシリコーンゴムと
の接着機構とほぼ同様であると考えられる。即ち、オレ
フィン系樹脂組成物中(=存在するオレフィン系樹脂、
及び/又はオルガノ水素ポリシロキサン中の不飽和炭化
水素基への、付加重合型油状シリコーンゴム中のヒドロ
シリル基の付加反応、及びオレフィン系樹脂組成物中に
存在するオルガノ水素ポリシロキサン中のヒドロシリル
基の、付加重合型液状シリコーンゴム中の不飽和炭化水
素基への付加反応(二よる接着と考えられイ従来の様(
二極性基の導入による接着ではなく付加反応を利用した
接着である為、その接着力は極めて強力である。
本発明に於けるオレフィン系樹脂組成物中のオレフィン
系樹脂(:於いて、添加される添加剤は特口制限されな
いが、酸化防止剤としてのBHT、亜リン酸エステル、
メルカプタン系化合物、有機ジスルフィド系化合物、あ
るいは光安定剤としての有機スズ系化合物等は1本発明
(=於ける付加反応の阻害要因(二なる傾向がある為、
それらの使用(=於いては添加量を可能な限り減少させ
ることが好ましい。
系樹脂(:於いて、添加される添加剤は特口制限されな
いが、酸化防止剤としてのBHT、亜リン酸エステル、
メルカプタン系化合物、有機ジスルフィド系化合物、あ
るいは光安定剤としての有機スズ系化合物等は1本発明
(=於ける付加反応の阻害要因(二なる傾向がある為、
それらの使用(=於いては添加量を可能な限り減少させ
ることが好ましい。
本発明(二於けるシリコーンゴムとオレフィン系樹脂と
の複合成形物の製造方法は特(二限定しないが、付加重
合型液状シリコーンゴム、又は該付加重合型液状シリコ
ーンゴムなトルエン、ヘキサン等の溶媒に溶解させた溶
液を、予じめ成形されたオレフィン系樹脂組成物からな
る成形品の表面に、ディッピング法、スプレー法等の方
法でコーティングし、40乃至130℃、好ましくは実
用り熱斐形しない最高の温度で、3分乃至5時間、好ま
しくは10分乃至2時間かけて加熱するものである。
の複合成形物の製造方法は特(二限定しないが、付加重
合型液状シリコーンゴム、又は該付加重合型液状シリコ
ーンゴムなトルエン、ヘキサン等の溶媒に溶解させた溶
液を、予じめ成形されたオレフィン系樹脂組成物からな
る成形品の表面に、ディッピング法、スプレー法等の方
法でコーティングし、40乃至130℃、好ましくは実
用り熱斐形しない最高の温度で、3分乃至5時間、好ま
しくは10分乃至2時間かけて加熱するものである。
本発明に於けるオレフィン系樹脂組成物とシリコーンゴ
ムとの複合成形物は、例えば医療分野C二於いては、カ
ニューラをはじめ、血智カテーテル等の血液関連医療用
具、尿管カテーテル等の泌尿器関連医療用具など(二l
]広く応用でき、シリコーンのもつ抗血栓性、組織適合
性と、オレフィン系樹脂のもつ強靭性、腰の強さなどの
長所を両立した、優れた複合成形物を提供する。また、
本複合成形物は医療分野のみならず、シリコーンゴムの
無毒性、耐熱水性等を利用して、レトルト包装等の包装
材料、あるいは工業用途といった巾広い分野(二応用が
可能である。
ムとの複合成形物は、例えば医療分野C二於いては、カ
ニューラをはじめ、血智カテーテル等の血液関連医療用
具、尿管カテーテル等の泌尿器関連医療用具など(二l
]広く応用でき、シリコーンのもつ抗血栓性、組織適合
性と、オレフィン系樹脂のもつ強靭性、腰の強さなどの
長所を両立した、優れた複合成形物を提供する。また、
本複合成形物は医療分野のみならず、シリコーンゴムの
無毒性、耐熱水性等を利用して、レトルト包装等の包装
材料、あるいは工業用途といった巾広い分野(二応用が
可能である。
以下、実施例によって本発明の詳細な説明する。
実施例1
オルガノ水素ポリシロキサン/f61として、25℃ζ
二於ける粘度が約5008であり、1分子中のメチル水
素ンロキチン単位が約60mo1%であるメチル水素ポ
リシロキサンを70重量%含有するn−へキチン溶液を
調整した。又、分子内にビニル基を有するオルガノ水素
ポリシロキサン/162として、第鱈式(二示すポリシ
ロキサンを70重量%含有するn−へブタン溶液を調整
した。
二於ける粘度が約5008であり、1分子中のメチル水
素ンロキチン単位が約60mo1%であるメチル水素ポ
リシロキサンを70重量%含有するn−へキチン溶液を
調整した。又、分子内にビニル基を有するオルガノ水素
ポリシロキサン/162として、第鱈式(二示すポリシ
ロキサンを70重量%含有するn−へブタン溶液を調整
した。
一方、低密度ポリエチレン(住友化学工業■製F 10
1 ) 、エチレン−プロピレン共重合体(住友化学工
業■製S −131)、及びプロピレンホモポリマー(
住友化学工業■製ps −1012)を用意し。
1 ) 、エチレン−プロピレン共重合体(住友化学工
業■製S −131)、及びプロピレンホモポリマー(
住友化学工業■製ps −1012)を用意し。
これらの単体オレフィン系樹脂各々100重参部(二対
して、オルガノ水素ポリシロキサンA61及び腐2を各
々第1表C二本した量を添加したもの、及び比較例とし
て添加しなかったものを、各々プレンダー雀二て190
乃至220℃で約10分間混練したのち造粒した。
して、オルガノ水素ポリシロキサンA61及び腐2を各
々第1表C二本した量を添加したもの、及び比較例とし
て添加しなかったものを、各々プレンダー雀二て190
乃至220℃で約10分間混練したのち造粒した。
これらの成形拐料を各々190乃至220℃で5分間プ
レス成形し、各々厚み0.5%のシートを得た。
レス成形し、各々厚み0.5%のシートを得た。
これらのシートから20% X 50%の大きさのシー
トを2枚づつ作成し、第1表に示した市販の付加沖合型
液状シリコーンゴムな厚み1九、接触面積上下各々20
%×約25%(=なるよう(二してはさみ、 110℃
の恒温槽(二て90分間加熱し付加重合型液状シリコー
ンゴムの硬化を行なった。
トを2枚づつ作成し、第1表に示した市販の付加沖合型
液状シリコーンゴムな厚み1九、接触面積上下各々20
%×約25%(=なるよう(二してはさみ、 110℃
の恒温槽(二て90分間加熱し付加重合型液状シリコー
ンゴムの硬化を行なった。
こうして1尋られた試験片を用いて、室温で180゜の
剥離試験を行ない接着力を比較した。
剥離試験を行ない接着力を比較した。
結果は第1表(二本した通りで、本発明に於けるオレフ
ィン系樹脂組成物は、一般の市販の付加重合型液状シリ
コーンゴムと強固(=接着一体化できることが明らかで
ある。
ィン系樹脂組成物は、一般の市販の付加重合型液状シリ
コーンゴムと強固(=接着一体化できることが明らかで
ある。
実施例2
低密度ポリエチレン(住友化学工業■FIOI)100
重量部(二対して、第00式で示されるメチル水素ポリ
シロキチンの80重敞%n−へキチン溶液1.5重量部
をブレンダーにて混合した後、造粒し、4〇九押出機に
て内径5’X、外径7%の1−−ブを成形した。
重量部(二対して、第00式で示されるメチル水素ポリ
シロキチンの80重敞%n−へキチン溶液1.5重量部
をブレンダーにて混合した後、造粒し、4〇九押出機に
て内径5’X、外径7%の1−−ブを成形した。
一方、付加重合型液状シリコーンゴム((ハ越化学工業
■’JJ KE −1920)の20重口%トルエン溶
液を調整した。次に1記テエーブを1fnの長さに切断
したのち、上記液状シリコーンゴムのトルエン溶液を注
射筒で約1OCC採取し、テエープ内C二注入してテ一
一−プ内面のコーティングを行なった。
■’JJ KE −1920)の20重口%トルエン溶
液を調整した。次に1記テエーブを1fnの長さに切断
したのち、上記液状シリコーンゴムのトルエン溶液を注
射筒で約1OCC採取し、テエープ内C二注入してテ一
一−プ内面のコーティングを行なった。
〃b為で頬4シr11涜1ト賂 IIり榴、鵡山瀘−イ
100℃で2時間加熱し、外面が低密度ポリエチレン、
内面が付加重合型シリコーンゴムの二層チェーン(fエ
ーゾA)を得た。全く同様(ニして、メチル水素ポリシ
ロキチンを添加しないで、二層チェーン(比較例チェー
ン)を得た。これら二種のy−エーゾな各々5本づつ、
50%エタノール水溶液中で超音波洗浄した。
100℃で2時間加熱し、外面が低密度ポリエチレン、
内面が付加重合型シリコーンゴムの二層チェーン(fエ
ーゾA)を得た。全く同様(ニして、メチル水素ポリシ
ロキチンを添加しないで、二層チェーン(比較例チェー
ン)を得た。これら二種のy−エーゾな各々5本づつ、
50%エタノール水溶液中で超音波洗浄した。
洗浄後、合計10本のチェーンを取出し、ナイフで縦方
向(二切断し目視によって観察すると、本発明(:於け
るチェーンAは、5本全部が完全に接着一体化されてい
たのC二対し、比較例チューブ5本のうち4本c二は部
分的な剥離がみられ、その内1本はシリコーンゴム層が
ほとんどテエープ状のまま剥離しており、その接着性が
不十分、且つバラツキが大きいことが判った。
向(二切断し目視によって観察すると、本発明(:於け
るチェーンAは、5本全部が完全に接着一体化されてい
たのC二対し、比較例チューブ5本のうち4本c二は部
分的な剥離がみられ、その内1本はシリコーンゴム層が
ほとんどテエープ状のまま剥離しており、その接着性が
不十分、且つバラツキが大きいことが判った。
特許出願人 住友ベークライト株式会社怠士シス−rム
スー株遣冶J虹
スー株遣冶J虹
Claims (4)
- (1) オレフィン系樹脂100重量部(二対して、オ
ルガノ水素シロキチン単位が少くとも39mo1%以上
であるオルガノ水素ポリシロキサンを0.01乃至10
重量部含有する、オレフィン系樹脂組成物よりなる成形
品の表面(二、付加重合型シリコーンゴムの硬化層を設
けることを特長とする、オレフィン系樹脂組成物と付加
重合型シリコーンゴムとの複合成形物。 - (2)オルガノ水素ポリシロキチンが、該分子中にビニ
ル基又はアリル基を有することを特徴とする特許請求の
範囲第(11項記載のオレフィン系樹脂組感物と付加重
合型シリコーンゴムとの複合成形物。 - (3) オレフィン系樹脂が、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−α
−オレフィン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン
三元共重合体、エチレン−酢酸t’=ル共重合体、エチ
レン−ビニルアルコール共重合体、エチレン−ビニルア
ルコール共重合体ケン化物等のエチレン系共重合体、ア
イオノマー樹脂、ポリブタジェン及びブタジェン系共重
合体から選ばれた。1種又は2種以上の混合物であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のオレフ
ィン系樹脂組成物と付加重合型シリコーンゴムとの抄合
成形物。 - (4) オレフィン系樹脂が、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン−プロピレン共TJ合体、エチレン−
α−オレフィン共in体、エチレン−プロピレン−ジエ
ン三元共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−ビニルアルコール共M、合体、エチレン−ビニル
アルコール共重合体ケン化物等のエチレン系共重合体、
アイオノマー樹脂、ポリブタジェン及びブタジェン系共
重合体から選ばれた1種又は2種以上と。 上記以外の熱可塑性樹脂との混合物であることを特徴と
する特許請求の範囲第(1)項記載のオレフィン系樹脂
組成物と付加重合型シリコーンゴムとの複合成形物。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59032608A JPS60178046A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | オレフイン系樹脂組成物とシリコ−ンゴムとの複合成形物 |
EP84113150A EP0143994B1 (en) | 1983-11-01 | 1984-10-31 | Thermoplastic resin-silicone composite shaped article |
DE8484113150T DE3485414D1 (de) | 1983-11-01 | 1984-10-31 | Geformter verbundstoff aus thermoplastischen harzen und silikonen. |
US06/675,997 US4686124A (en) | 1983-12-12 | 1984-11-29 | Thermoplastic resin-silicone rubber composite shaped article |
US06/917,194 US4814231A (en) | 1983-12-12 | 1986-10-09 | Thermoplastic resin-silicone composite shaped article |
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