JPS60174791A - 新規二量体アルカロイドおよびその製法 - Google Patents

新規二量体アルカロイドおよびその製法

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JPS60174791A
JPS60174791A JP60000019A JP1985A JPS60174791A JP S60174791 A JPS60174791 A JP S60174791A JP 60000019 A JP60000019 A JP 60000019A JP 1985 A JP1985 A JP 1985A JP S60174791 A JPS60174791 A JP S60174791A
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テイボル ケベ
テイボル アーチ
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Richter Gedeon Vegyeszeti Gyar Nyrt
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D519/00Heterocyclic compounds containing more than one system of two or more relevant hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system not provided for in groups C07D453/00 or C07D455/00
    • C07D519/04Dimeric indole alkaloids, e.g. vincaleucoblastine
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、式(IF) (式中、Rはメチル基またはホルミル基である)で表わ
される新規二量体アルカロイドおよびその酸付加塩の調
製に関する。
本発明は、前記式(II)で表わされる新規化合物から
の、式(1) で表わされるビンクリスチン(vincrlstins
)の調製にも関する。
前記式(1)のビンクリスチンは、細胞増殖抑制性活性
をもつ、公知の化合物である。この化合物は、ツルニチ
ニチソウ(Vinca rosea )植物から、抽出
によシ、例えば米国特許第3,205,220号および
ハンガリー国特許第160,967号(ベルギー国特許
第773,265号に相当)各明細書の記載に従って、
得ることができる。ビンクリスチン祉、半合成法によシ
、N−デスメチルービンッラステン(マ1nblast
1n・)の形成(ハンガリー国特許第164.958号
およびその相当するベルギー国特許第793,336号
各明細書参照)によシ、または、ビンブラスチンもしく
はその酸付加塩の酸化(ハンガリー国特許第165.5
99号、その相当する米国特許第3,889,493号
、または、欧州特許第79,785号各明細書参照)に
よって調製−することもできる。
ビンブラスチンまたはその酸付加塩の酸化反応を研究し
ていた際、出発材料が塩基として存在するかもしくは酸
付加塩として存在するかによシ、または、酸化媒質とし
てプロトン性溶媒を使用するかもしくは非プロトン性溶
媒を使用するかによシ、または、適用する溶媒混合物の
プロトン性(酸性)6度によシ、各種の反応生成物が得
られることを、本発明者は見出した。出発材料として、
酸付加塩を適用する場合には、プロトン性(酸性)また
は非プロトン性溶媒の使用は、ビンクリスチンの生成を
促進する。非プロトン性溶媒中において、プロトンの不
存在下で、ビンブラスチンを遊離塩基の形で酸化する場
合には、3/ 、 7/−位トランスアンニス2−にお
ける環化化合物〔前記式(II)の新規化合物において
Rがメチル基であるもの二以下、シクロビンプラステン
と称することがある〕が得られる。この化合物社、酸付
加塩に変えることがてき、そしてこれを更に酸化するこ
とができ、こうしてRの位置にホルミル基を含む新規化
合物〔以下、シクロビンクリスチンと称することがある
〕が得られる。こうして得られる化合物は、試験管内に
おいて、ヒーラ細胞培養内で、細胞増殖抑制性活性をも
っている。
ビンブラスチンの酸化の生成物は、多くの要因に依存し
ているので、ビンクリスチンはシクロビンクリスチンと
共に得られる場合がある。この場合、これはまれにしか
起こらないが、シクロげンクリスチンをビンクリスチン
に変えることによってシクロビンクリスチン不純物を除
くことができる。これは、好ましくは、水素化ホウ素ア
ルカリ金属を使用して、シクロビンクリスチンをビンク
リスチンに還元することによって実施することができる
従って、本発明によれば、式(II) OH (式中、Rはメチル基またはホルミル基である)で表わ
される二量体アルカロイドおよびその酸付加塩を製造す
るにあたシ、式(1) ロム(vl)または重クロム酸塩またはクロム酸アルコ
ールエステルによって酸化し、こうして得られる式(I
t) (ここで、Rはメチル基であるものとする〕で表
わされる化合物を酸付加塩に変え、そして場合によシ、
得られる酸付加塩を前記酸化剤によって更に酸化し、そ
して場合によシ、こうして得られる式(It) (ここ
で、Rはホルミル基であるものとする〕で表わされる化
合物を酸付加塩に変えることからなる前記式(II)で
表わされる二量体アルカロイドおよびその酸付加塩の製
法が提供される。
更に、本発明によれば、式(1) で表わされるビンクリスチンを製造するにあたシ、(a
、)式(II) OH (式中、Rはメチル基である) で表わされる化合物またはその酸付加塩を、無関係溶媒
中で、酸化クロム(Vl)または重クロム酸塩またはク
ロム酸アルコールエステルによって酸化し、こうして得
られる式(II) [ここで、Rはホルミル基であるも
のとする〕で表わされる化合物を水素化ホウ素によって
還元し、そして、こうして得られる式(1)で表わされ
るビンクリスチンを単離するか、または、 (a2)式(II) ′(式中、Rはホルミル基である) で表わされる化合物を水素化ホウ素によって還元し、そ
して、こうして得られる式(1)で表わされるビンクリ
スチンを単離する ことからなる、前記式中で表わされるビンクリスチンの
製法が提供される。
本発明によれば、式(II)の新規二量体アルカロイド
は、式1)のビンブラスチンから調製される。出発材料
は、塩基の形で適用する。
本発明で使用する無関係溶媒中、出発材料を良好に溶解
する溶媒である。塩素化炭化水素、主に社ジクロロメタ
ン屯しくけクロロホルム、更にはエーテル溶媒もしくは
それと塩素化炭化水素との混合物を使用するのが好まし
い。溶解を促進するために、場合によシ、炭素原子2〜
10個の脂肪族カルゼン酸、主に酢酸もしくはプロピオ
ン酸、または弱芳香族P例えば安息香酸を適用すること
ができる。
ビンブラスチンは、前記の溶媒または溶媒混合物中で酸
化する。酸化剤として、酸化クロム(イ)、重クロム酸
塩、または炭素原子4〜6個のアルカノール好ましくは
t−ブタノールもしくはt−アミルアルコールをもつク
ロム化合物エステルを使用する。
酸化クロム(vI)を酸化剤として使用する場合には、
これを無水酢酸の存在下で使用し、酸化を一10℃以下
、好ましくは一30℃〜−65℃において実施する。
重クロム酸塩を酸化剤として使用する場合には、これを
酸の存在下で適用し、酸化を一10℃以下、好ましくは
一30℃〜−60℃において実施する。
酸化クロム(イ)のエステル、好ましくはクロム酸ジ(
t−ブチル)iたは(t−アミル)を酸化。
剤として使用する場合には、反応を一10℃〜+10℃
で実施する。
酸化反応が完了した後で、反応混合物の声を8〜10に
調整し、この際、反応混合物の温度が上昇しないように
注意する。
反応生成物はシクロビンブラスチンでiす、これを抽出
および蒸発によって単離し、そして必要ならばカラムク
ロマトグラフィーで精製し、続いて酸付加塩好ましくは
硫酸塩(エタノール中硫酸を加えることによる)に変え
る。
シクロビンブラスチンは、前記の酸化方法によって、シ
クロビンクリスチンに変えることができる。この反応は
約20分間で完了する。この反応の完了後に、−を8〜
10に調整し、その際、反応混合物の温度が上昇しない
ように注意し、その後、反応混合物を放置して約10℃
に暖める。こりして得られる生成物を抽出および蒸発に
よって単離し、そして必要ならば、カラムクロマトグラ
フィーで精製し、そして所望によp1酸付加塩に変える
本発明によれば、ビンクリスチンは、式(■)のシクロ
ビンクリスチンの還元によって調製する。前記の還元は
、適当な有機溶媒好ましくは低級脂肪族カルがン酸中で
、水素化ホウ素アルカリ金属、シアノ水素化ホウ素また
は水素化ホウ素トリアセトキシナトリウムによって実施
する。反応は雰囲気温度において実施し、こうして得ら
れる生成物は、抽出および蒸発によって過剰の還元剤を
除去し“後1・1離す6・ 以]、う71゜例1:3’
、7’−シクロビンブラスチン硫酸塩から新らしく遊離
の形にしたビンブラスチン塩基0.50.9 (0,6
ミリモル)を、無水2塩化メタン(100d)と氷酢酸
(12mJ)との混合物中に溶解する。こうして得られ
る溶液を一55℃に冷却し、この温度において、この溶
液中に、同じく一55℃に冷却した無水酢酸(47mJ
)中の酸化クロム(Vl)0.25g(2,5Mリモル
)の溶液を、激しくかきまぜながら、約5分間の間に、
滴加する。反応混合物を一40℃でかきまぜ、反応の監
視をTLC(吸着剤ニジリカグル60F254゜溶出剤
:CH2Ct2/MeOH=20:2、生成物のR4〉
出発材料のnl )によって行なう。反応が完了(約2
〜6時間)した後で、この溶液に、濃水酸化アンモニウ
ム水溶液100m/と氷100gとの混合物を加え、こ
うして得られる反応混合物を、外部冷却下で10分間、
そして雰囲気温度下で更に10分間かきまぜ、無水酢酸
を分解させる。各相を分離してから、水性層を2塩化メ
タン(2X20d)で抽出し、組合せた有機相をアンモ
ニア水溶液2×30a/で、そして水2 X 20 m
lで洗い、そして乾燥した後で、真空下で蒸発させる。
こうして粗生成物0.45.fが得られ、これをカラム
クロマトグラフィー(吸着斉層シリカrル0.04〜0
.063調、カラム直径15關、カラム長200酎、2
塩化メタン中、0.596メタノール含有2塩化メタン
で展開、1チメタノール含有2塩化メタンで溶出)によ
って精製する。
収1:3’、7’−シクロビンプラスチy0.12II
(24%) IR(KBr): 740. 1030.1210−1
250.1370゜1430、1460.1500.1
620゜1740、2900.3400crn−’、M
S(os/e): 822(M+14)、 808(M
、100)、777゜749、661.650.649
.648゜647、541.540.524.379゜
353、352.309.308.283゜282、2
81.272.268.154゜144、140.13
5.122.121゜107.93,44、 H−NMR(CDCt51100MH2):δ042.
 0.95(2Xt、6.C’H,)、 2.05(s
、3゜0COCH3)、 2.72(1,3,N−CH
,)、 3.68゜3.78(3Xt、9.C02CH
,,0C)I、)I 5.2(d#1゜C15H)、 
5.5(s+1sc17)I)、 5.88(dd、L
C,4H)、 6.15(@、1.C42H)16.8
8(1111C9H) 17.1−7.5(me 4 
+ 09 + −012* H)、13cm■(CDC
2x ): δ7.27. 7.66、 21.04. 30.93
. 32.24゜32.77.36.74.37.34
.38,49.39.65゜4295.43.75.5
1.22,52.19,52A6゜53.13.55.
97,56.13,61.04.63.54゜67.4
0,71.05.71.59,765B、79.60゜
8357+ 94.58. 120.76.120.9
3゜121.37. 123.16. 123.88,
125.82゜127.53. 130.70. 14
7.81. 15229゜153.61. 158.8
1. 170.74. 172.01゜174.24.
 183.64゜ 例2 : 3’ 、 7’−シクロビンクリスチン無水
メタノール(1d)中のシクロビンブラスチン80Iv
’の溶液を、1係硫酸メタノール溶液によって酸性にし
て−=4とし、無水エーテルを加えることによって硫酸
塩を沈澱させ、真空中で乾かすと、アルコールを含まな
いシクロビンブラスチン硫酸塩(無定形、融点255〜
260℃)80■が得られる。
こうして得られる硫酸塩801W(0,09モル)を、
無水2塩化メタ7(20m/りと氷酢酸(2d)との混
合物中に溶解する。こうして得られる溶液を一55℃に
冷却し、この温度において、この溶液中に、無水酢酸3
,2コ中に溶解した酸化クロム(Vl)40+vを加え
る。反応混合物を、この温度で、20分間かきまぜる。
反応混合物の−を、−50℃において、濃アンモニア水
溶液と氷16Iとの混合物に工って9に調整し、その後
反応混合物を放置して+10℃に暖める。各相を分離し
た後で、水性層を2塩化メタン(3X15m、/)で洗
う。乾燥後、得られる溶液を真空中で蒸発させる。こう
して、粗生成物67ダが得られる。得られる生成物を、
予備層クロマトグラフィー(エーテル/ベンゼン/エタ
ノール/ジエチルアミン100:5:5:5の混合物)
で精製する。低R。
値をもつ帯域から、シクロビンクリスチンを分離する。
我社:21119(29チ) 融点:214〜219℃(無定形) C46■54N40.。(822)、 〔α)、=−133°(e=t 、 cuct、)、〔
α)546=−166°(c=1.CHCL3)、IR
(KBr): 760.1030. 1200−125
0.1320゜1370、1430. 1460. 1
500゜1600、1610.1660. 1740゜
2800、3400−3450crn。
’H−NMR(CDCts、100R11Hz):δ0
.51 0.9(2Xt、6.CH,)12.0(s、
1゜0COCH5)、 3B’l、3.73. 3.8
5(3xs。
9、C02CH5,0CH5)、 4.70(m、1.
c2H)。
5.15(m、Lc17H)+ 5.35(cLLC,
5H)。
5.90(dd、IIC,4H)16.55(!1,1
.C2−またはC,2H)、 7.4−7.1(m、4
.C2,−CIIIHおよびC2−またはCt2H)+
7.50(m、1.C,2,H)18.0および8.7
5(b 、 a 、 1 、N−CHo)、”C−NM
R(CDC15”) : δ7.25.7.55.20..Q4,30.06゜3
2.20.32.79,36.69.37.33゜39
.69,40.90.42.38.49.97゜50.
34,52.68.52.84.52.96゜53.1
0,56.16,56.39,60.96゜63.68
.65.63.71.03.71.49゜71.53,
72.38,75.87,76.74゜77.14.7
8.42.79.7B、95.56゜120.77.1
21.15,122.50゜122、’)5. 123
.69. 124.22゜126−08,127.67
、 130.15゜130.34,140.59. 1
47.83゜153.40. 158.66.1604
7゜160.51. 160.60. 170.06゜
17045、 170.53. 17343゜182.
73、 MS(叩/e): 836(M+14)、823. 8
22(M)、 805゜792.791(100)、7
89,764,763゜673.664,663,66
2,605,603゜583.555,554,551
,393,352゜315.5,315,154,14
4,140゜136.135,124,122,121
,44゜一方、ビンクリスチンからは、3′、7′−シ
クロビンクリスチンも得られる。生成物は、上記生成物
と同じ特性を示す。
前記の調製は以下のようにして行なう。
硫酸塩から遊離の形にしたビンクリスチン塩基450即
、(0,54ミリモル)を、無水2塩化メタン(100
ゴ)と氷酢酸(25#L/)とメタノール(1iQとの
混合物中に溶解する。こうして得られる溶液を一50℃
に冷却し、この温度において、同じく一50℃忙冷却し
た無水酢l!!2(3oIILl)中の酸化り”ム(■
)0.25#(2,5ミリモル)の溶液を、約5分間の
間に、滴加する。酸化反応の監視をTLC(吸着剤: 
Merek Klese1ge160F254、溶出剤
: CH2Cl2/M@0H=20 : 2、生成物の
Rf〉出発材料のRf)によって行なう。酸化剤の添加
が終了してから、反応混合物を放置して一20℃に暖め
、出発材料のTLCスポットが消失するまで(約5〜7
時間)、前記の温度に維持する。反応の終了後、濃水酸
化アンモニウム水溶液70mノと氷70.9との混合物
を前記溶液に注いで、−50℃に冷却する。こうして得
られる反応混合物を前記温度下で10分間そして雰囲気
温度下で更に約10分間かきまぜ、無水酢酸を分解させ
る。各相を分離してから、水性層を2塩化メタン(3X
20ml)で抽出し、組合せた有機相(1:1)を濃水
酸化アンモニウム水溶液と水との1:1混合物(2X2
51d)で、そして水(2x2om/)で洗い、そして
乾燥(Mgso4) した後で、真空下で蒸発させる。
こうして得られる粗生成“物をカラムクロマトグラフィ
ー(吸着剤ニジリカl’k O,063〜0.2 mm
、カラム直径20m、カラム長150圃、2塩化メタン
中、5係メタノール含有2塩化メタンで展開、1係メタ
ノール含有2塩化メタンで続いて3チメタノール含有2
塩化メタンで溶出)によってN製する。
収量: 3’ 、 7’−シクロビンクリスチンo、2
4g(53チ) 例3:ビンクリスチン 無水氷酢酸5rnl!中のシクロビンクリスチン53#
(0,061モル)の溶液に、過剰の水素化ホウ素ナト
リウム(約40ダ)を、雰囲気温度下で、滴加する。反
応をTLC(Merek Kieae1ge160F2
54、出発材料のRf )生成物のRf )で制御する
。反応終了後(25℃で約2〜3時間)、溶液を氷水上
に注ぎ、濃水酸化アンモニウム水溶液でアルカリ性にし
てpH9とし、続いて2塩化メタン2X20rFLlで
抽出する。−緒にした有機相を水2X15dで洗い、乾
かしくMg5O4) 、そして真空下で蒸発させる。得
られる粗生成物を予備クロマトグラフ4 (Kiesi
elgel PF254+!164)で精製する。
収量:ビンクリスチン40#(75%)融点:220〜
223℃(無定形)。得られる生成物のすべての特性は
、天然物質の特性と同じである。
IR(KBr): 720.1020.1120.12
00−1240゜1330、1360.1450.15
00゜1610、1670.1730.2900゜34
00crr1゜ ’ H−NMR(CDC15,100MHz ) :δ
0.89(m、6.0H3)、 2.07(s、3゜0
COCH3) 13.67.3.72− 3.88 (
3xs 。
9、CO2CH3,0CH3)、 4.52. 4.7
4(2xs、1.C2H)+ 5.25(slllc、
、H)1540(d、1.C15I()、 5.92(
dd、、1゜C14H)、 6.80. 6.93(2
X8.2.C,−およびCl2H)、 7.1−7.2
5(m、3.C,。
−CI 、+H’) + 7j4 (m+ 1 + C
12+H) 18.06(s、、1.■)、8.17お
よび8.76(2xa、1.ンN−CH0)、9.4(
b、m、1゜0H)° 以下余白 第1頁の続き @発明者 ラヨス サボー ノXンガリツツア : O発明者 ティポル ケベ ノ1ンガリ0発明者 ティ
ポル アーチ ノ1ンガリア、♀ 一国、 1132 ブダペスト、ビシエグラーデイ ウ
38/ベー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 式(II) (式中、Rはメチル基またはホルミル基である)で表わ
    される二量体アルカロイドおよびその酸付加塩を製造す
    るにあたり、式(7) で表わされるビンプラスチ/ヲ、無関係溶媒中で、酸化
    クロムCI′Dまたは重クロム酸塩またはクロム酸アル
    コールエステルによって酸化し、こうして得られる式0
    1) [ここで、Rはメチル基であるものとする]で表
    わされる化合物を酸付加塩に変え、そして場合により、
    得られる酸付加塩を前記酸化剤によりて更に酸化し、そ
    して場合により、こうして得られる式(■)〔ここで、
    Rはホルミル基であるものとする〕で表わされる化合物
    を酸付加塩に変えることからなる前記式(II)で表わ
    される二量体アルカロイドおよびその酸付加塩の製法。 2、無関係溶媒としてへ〇ダン化炭化水素を使用する特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 3.炭素原子2〜lO個の脂肪族カルボン酸を使用して
    溶解を促進する特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の方法。 4、 無水酢酸溶液中で酸化クロム0を使用する特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 5、酸の存在下で重クロム酸塩を使用する特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 6、クロム酸アルコールエステルトシてクロム酸ジ(t
    −ツチル)またはジ(t−アミル)を使用する特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 7、ビンクリスチンを遊離塩基の形で使用する特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 8、 式(II) (式中、Rはメチル基またはホルミル基である)で表わ
    される新規化合物およびその酸付加塩@9、式(1) で表わされるビンクリスチンを製造するにあたり(al
    )式偏) (式中、Rはメチル基である) で表わされる化合物またはその酸付加塩を、無関係溶媒
    中で、酸化クロム(Vlまたは重クロム酸塩またはクロ
    ム酸アルコールエステルによって酸化し、こうして得ら
    れる弐01)くことで、Rはホルミル基であるものとす
    る〕で表わされる化合物を水素化ホウ素によって還元し
    、そして、こうして得られる式(1)で表わされるビン
    クリスチンを単離するか、または、 (as)弐〇) (式中、Rはホルミル基である) で表わされる化合物を還元し、そして、こうして得られ
    る式(1)で表されるビンクリスチンを単離する 以下
    余白 ことからなる、前記式(I)で表わされるビンクリスチ
    ンの製法。 10、前記の工程〔a1〕または(a2)において、水
    素化ホウ素による還元をアルカンカルがン酸中で実施す
    る特許請求の範囲第9項記載の方法。 11、前記の工程(ax) tたは(a2)において、
    前記の還元を雰囲気温度で実施する特許請求の範囲第9
    項記載0方法・ I下余白
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