JPS60172748A - 多気筒往復動機関における2軸バランサ−装置 - Google Patents
多気筒往復動機関における2軸バランサ−装置Info
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- JPS60172748A JPS60172748A JP2784684A JP2784684A JPS60172748A JP S60172748 A JPS60172748 A JP S60172748A JP 2784684 A JP2784684 A JP 2784684A JP 2784684 A JP2784684 A JP 2784684A JP S60172748 A JPS60172748 A JP S60172748A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/22—Compensation of inertia forces
- F16F15/26—Compensation of inertia forces of crankshaft systems using solid masses, other than the ordinary pistons, moving with the system, i.e. masses connected through a kinematic mechanism or gear system
- F16F15/264—Rotating balancer shafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本件発明は多気筒往復動機関における2軸バランサー装
置に関するものである。
置に関するものである。
一般にピストンの往復動をクランク軸にて、回転運動に
換える往復動機関においては、ピストン、コネクティン
グロッド、クランク軸等の往復動部の移動により発生す
る慣性力と慣性偶力により大きな振動が発生するのであ
る。この慣性力に対して釣り合いをとるべく、往復運動
部の動きと逆方向に動くバランサーを2軸上に設けて、
慣性力のピストン軸方向の成分及びピストン軸と直角方
向の成分゛をバランスさせているのである。
換える往復動機関においては、ピストン、コネクティン
グロッド、クランク軸等の往復動部の移動により発生す
る慣性力と慣性偶力により大きな振動が発生するのであ
る。この慣性力に対して釣り合いをとるべく、往復運動
部の動きと逆方向に動くバランサーを2軸上に設けて、
慣性力のピストン軸方向の成分及びピストン軸と直角方
向の成分゛をバランスさせているのである。
本件発明においてはそれだけではなく、慣性偶力につい
てもバランスすべく構成したものである。
てもバランスすべく構成したものである。
(ロ)従来技術
同一出願人の出願として、特願昭58−213032号
があり、同様に2軸より成るバランサー軸の駆動に楕円
ギヤ、又は偏心ギヤ等の角速度、角加速度がクランク軸
に対して変化する非等速運動を行なう回転系を介装した
ものである。
があり、同様に2軸より成るバランサー軸の駆動に楕円
ギヤ、又は偏心ギヤ等の角速度、角加速度がクランク軸
に対して変化する非等速運動を行なう回転系を介装した
ものである。
この従来の場合には、このバランサー軸の非等速運動に
より発生する慣性力により、往復運動部の慣性力の高次
成分とバランスをとるように構成したのである。
より発生する慣性力により、往復運動部の慣性力の高次
成分とバランスをとるように構成したのである。
(ハ)発明の目的
本件発明はこの従来技術により、慣性力の高次成分をバ
ランスさせた上で、更にクランク軸の位置と、楕円ギヤ
の初期噛み合い位置の位相を工夫することにより、往復
運動部で発生する慣性偶力に対しても最適な釣り合いを
得るように構成したものである。
ランスさせた上で、更にクランク軸の位置と、楕円ギヤ
の初期噛み合い位置の位相を工夫することにより、往復
運動部で発生する慣性偶力に対しても最適な釣り合いを
得るように構成したものである。
即ち、楕円ギヤ又は偏心ギヤの初期噛み合い位置の位相
により、バランサーで発生する力の一次、二次成分の位
相が変更できるのである。これを利用して、多気筒機関
例えば3気筒機関の2軸バランサーに応用して、偶力低
減に多大な効果を得たのである。
により、バランサーで発生する力の一次、二次成分の位
相が変更できるのである。これを利用して、多気筒機関
例えば3気筒機関の2軸バランサーに応用して、偶力低
減に多大な効果を得たのである。
(ニ)発明の構成
本件発明の目的は以上の如くであり、次に本件発明の詳
細な説明すると。
細な説明すると。
第1図は本件発明の一実施例を示す往復動機関の全体の
概略図、第2図はその側面図、第3図は楕円ギヤを偏心
ギヤに変更した場合の全体の概略図、第4図はバランサ
ー軸に対するバランサーの配置を示す図面、第5図は楕
円ギヤ4・5の噛合状態を示す図面、第6図より第13
図は楕円ギヤのうち、クランク軸側楕円ギヤ4が略45
°づつ回転した状態の連続図面、第14図は、3気筒2
軸バランサーによる慣性偶力の釣り合いを示す図面であ
る。
概略図、第2図はその側面図、第3図は楕円ギヤを偏心
ギヤに変更した場合の全体の概略図、第4図はバランサ
ー軸に対するバランサーの配置を示す図面、第5図は楕
円ギヤ4・5の噛合状態を示す図面、第6図より第13
図は楕円ギヤのうち、クランク軸側楕円ギヤ4が略45
°づつ回転した状態の連続図面、第14図は、3気筒2
軸バランサーによる慣性偶力の釣り合いを示す図面であ
る。
構成の概略をまず説明すると。
本発明はバランサーの駆動に楕円ギ必又は、偏心ギヤを
用いることによりバランサー軸の角速度、角加速度がク
ランク角に対して変化し、慣性偶力の一次成分のみなら
ず、高次成分に対しても釣り合いを得るのである。
用いることによりバランサー軸の角速度、角加速度がク
ランク角に対して変化し、慣性偶力の一次成分のみなら
ず、高次成分に対しても釣り合いを得るのである。
第1図にて示す如く、クランク軸側楕円ギヤの回転中心
をO、バランサー便jの楕円ギヤの回転中心を01、両
楕円ギヤの噛合点を02とすると、0−02が最大で、
02−01が最小となる時の第1気筒のクランク位置を
、ピストン軸線に対して角度ψだけ傾けたものである。
をO、バランサー便jの楕円ギヤの回転中心を01、両
楕円ギヤの噛合点を02とすると、0−02が最大で、
02−01が最小となる時の第1気筒のクランク位置を
、ピストン軸線に対して角度ψだけ傾けたものである。
この角度ψを概ね、往復動部により発生ずる慣性偶力の
一次成分と二次成分の位相差とほぼ等しくするごとによ
り、本バランサーにおいて発生ずる慣性偶力の一次成分
と二次成分の位相差が前記慣性偶力の位相差と略等しく
なるのである。
一次成分と二次成分の位相差とほぼ等しくするごとによ
り、本バランサーにおいて発生ずる慣性偶力の一次成分
と二次成分の位相差が前記慣性偶力の位相差と略等しく
なるのである。
又、この時の第1図に示すバランスウェイト9・10の
回転角θを変えることにより発生する慣性偶力の一次成
分の位相と、バランサーにより発生ずる一次成分偶力の
位置とが第14図に示す如(、丁度打消し合う如(概ね
一致させることができるのである。
回転角θを変えることにより発生する慣性偶力の一次成
分の位相と、バランサーにより発生ずる一次成分偶力の
位置とが第14図に示す如(、丁度打消し合う如(概ね
一致させることができるのである。
例としζ、3気筒機関の慣性偶力は一次成分と二次成分
の間に、第15図の如り60°の位相差があるので、本
発明のψの値を60’ とすると、第16図の如く、バ
ランサーにより発生する偶力の一次成分、二次成分には
同等の位相差を設レノられるのである。
の間に、第15図の如り60°の位相差があるので、本
発明のψの値を60’ とすると、第16図の如く、バ
ランサーにより発生する偶力の一次成分、二次成分には
同等の位相差を設レノられるのである。
又第4図に示す如く2軸バランサーには、それぞれのハ
ランザー軸毎に、180°の位相差を持つバランサーを
設けており、合計4個のバランスウェイトとなり、これ
により3気筒全体のバランスをとっているのである。
ランザー軸毎に、180°の位相差を持つバランサーを
設けており、合計4個のバランスウェイトとなり、これ
により3気筒全体のバランスをとっているのである。
そして、本発明の如く構成することによりバランス後の
慣性偶力はバランサーなしの場合に比較し、約5%とな
り振動低減に大きな効果があるのである。
慣性偶力はバランサーなしの場合に比較し、約5%とな
り振動低減に大きな効果があるのである。
次に実施例の図面に基づいて、具体的に説明すると。
第1図、第2図において、内燃機関等のシリンダー内を
、ピストン1が往復動する。−ゝス、トン1はピストン
ピン14を介して、コネクティングロッド2に連結され
る。
、ピストン1が往復動する。−ゝス、トン1はピストン
ピン14を介して、コネクティングロッド2に連結され
る。
コネクティングロッド2はクランクシャフト3に軸受を
介して枢結されている。
介して枢結されている。
クランクシャツ1−3の一端には、クランクシャフト3
の回転変動を失くし、慣性回転力を与えるフライホイー
ル13が固設されている。又、クランクシャフト3の他
端には、本件発明の要部である楕円ギヤ4が設けられて
いる。楕円ギヤ4はアイドルギヤ軸15の楕円ギヤ5と
常時噛合している。
の回転変動を失くし、慣性回転力を与えるフライホイー
ル13が固設されている。又、クランクシャフト3の他
端には、本件発明の要部である楕円ギヤ4が設けられて
いる。楕円ギヤ4はアイドルギヤ軸15の楕円ギヤ5と
常時噛合している。
アイドルギヤ15は楕円ギヤ4・50組合せにより変動
回転をし、アイドルギヤ6がバランサー軸12上にバラ
ンサーギヤ7と噛合している。更にバランサーギヤ7は
もう一本のバラン号−軸11上のバランサーギヤ8と直
接噛合している。故にバランサーギヤ7と8は逆方向に
回転するのである。
回転をし、アイドルギヤ6がバランサー軸12上にバラ
ンサーギヤ7と噛合している。更にバランサーギヤ7は
もう一本のバラン号−軸11上のバランサーギヤ8と直
接噛合している。故にバランサーギヤ7と8は逆方向に
回転するのである。
また、クランク軸とバランサー軸は同一歯数の楕円ギヤ
4・5と、同一歯数の円形ギヤ6・7・8を噛合してい
るので、同じように一回転するのである。バランサーギ
ヤ軸12に第4図の如<180゜の位相差を設りて、2
11mのバランサー9a・9bが固設されている。同じ
くバラン号−ギャ軸II上にも180°の位相差を設け
て、2個のバランサー10a・10bが設けられている
。
4・5と、同一歯数の円形ギヤ6・7・8を噛合してい
るので、同じように一回転するのである。バランサーギ
ヤ軸12に第4図の如<180゜の位相差を設りて、2
11mのバランサー9a・9bが固設されている。同じ
くバラン号−ギャ軸II上にも180°の位相差を設け
て、2個のバランサー10a・10bが設けられている
。
そして、第1気筒のクランク位置角度ψを、ピストン軸
線Pに対して設定し、この角度ψを慣性力の一次成分と
、二次成分の位相差とほぼ等しくしている。例として3
気筒の場合にはψは概ね60”となる。そして、このク
ランク軸が角度ψの時のバランサー9a・10aの回転
角θを、慣性偶力の一次成分の位相と、バランサーによ
り発生する慣性偶力の一次成分の位相とが概ね等しくな
るように設置している。
線Pに対して設定し、この角度ψを慣性力の一次成分と
、二次成分の位相差とほぼ等しくしている。例として3
気筒の場合にはψは概ね60”となる。そして、このク
ランク軸が角度ψの時のバランサー9a・10aの回転
角θを、慣性偶力の一次成分の位相と、バランサーによ
り発生する慣性偶力の一次成分の位相とが概ね等しくな
るように設置している。
第3図は、第1図第2図の楕円ギヤを偏心ギヤに置き換
えたものである。
えたものである。
第6図より第13図には、クランク軸3が約45゜づつ
回転すると、バランサー軸11・12につながるアイド
ルギヤ軸15が回転してゆく状態を示している。
回転すると、バランサー軸11・12につながるアイド
ルギヤ軸15が回転してゆく状態を示している。
第6薗の状態からクランク軸が約45 回転すると、バ
ランサー軸につながるアイドルギヤ軸15は45°以上
の回転を行なう。それから徐々にクランクじく3の約4
5°の回転に対して、アイドルギヤ軸15の回転角は小
さくなり、第8図の楕円ギヤが逆向きになる近辺におい
て、アイドルギヤ軸の回転はクランク軸3の回転角的4
5°に対し、45°以下となる。又、そこから徐々にク
ランク軸3の回転に対して、アイドルギヤ軸の回転が速
くなって、ピストン第13図から第6図に戻る段階では
又、クランク軸の約45°の回転に対し、アイドルギヤ
軸は45°以上回転を行なうのである。
ランサー軸につながるアイドルギヤ軸15は45°以上
の回転を行なう。それから徐々にクランクじく3の約4
5°の回転に対して、アイドルギヤ軸15の回転角は小
さくなり、第8図の楕円ギヤが逆向きになる近辺におい
て、アイドルギヤ軸の回転はクランク軸3の回転角的4
5°に対し、45°以下となる。又、そこから徐々にク
ランク軸3の回転に対して、アイドルギヤ軸の回転が速
くなって、ピストン第13図から第6図に戻る段階では
又、クランク軸の約45°の回転に対し、アイドルギヤ
軸は45°以上回転を行なうのである。
(ホ)発明の作用
以上の如く本件発明は、クランク軸と、バランサーギヤ
軸の間に楕円ギヤや偏心ギヤの如く非等速回転系を介装
し、該非等速回転系の最高角速度、最高角加速度の位置
を、ピストン軸に対して角度ψだけずらし、このψの値
を往復動部における慣性偶力の一次成分二次成分の位相
差とし、この角度ψの位置におけるバランサー角度θを
調整して、慣性偶力の一次成分の位相と、バランサーに
より発生ずる一次成分偶力の位相が楯ね一致すべく構成
したので、慣性力の一次、二次高次成分と共に慣性偶力
の一次、二次成分もバランスさせることができるのであ
る。
軸の間に楕円ギヤや偏心ギヤの如く非等速回転系を介装
し、該非等速回転系の最高角速度、最高角加速度の位置
を、ピストン軸に対して角度ψだけずらし、このψの値
を往復動部における慣性偶力の一次成分二次成分の位相
差とし、この角度ψの位置におけるバランサー角度θを
調整して、慣性偶力の一次成分の位相と、バランサーに
より発生ずる一次成分偶力の位相が楯ね一致すべく構成
したので、慣性力の一次、二次高次成分と共に慣性偶力
の一次、二次成分もバランスさせることができるのであ
る。
(へ)発明の効果
以上の如く本件発明は、多気筒往復動機関において、2
軸より成るバランサー軸の駆動系統中に、楕円歯車連を
介装し、クランク軸側楕円ギヤの回転中心O、バランサ
ー軸側の楕円ギヤの回転中心O1、両楕円ギヤの噛合点
02とすると、0−02が最大、0L−02が最小とな
る点のクランク軸の位置を、上死点時のクランク位置に
対して角度ψの位置と、角度ψの位置を概ね、ピストン
・コネクティングロッド等の往復運動部で発生する慣性
偶力の一次成分と二次成分の位相差と等しくシ、又、こ
の時のバランスウェイトの回転角θは、往復運動部によ
り発生する慣性偶力の一次成分と、バランサーにより発
生する慣性偶力が一次成分の位相とが概ね等しくなるよ
うにしたので、第14図品如く、慣性偶力の二次成分ま
ソ・り良ど除去され、バランサーなしに比べ、約95%
の低減がおこなわれており、振動低減に大きな効果があ
るのである。
軸より成るバランサー軸の駆動系統中に、楕円歯車連を
介装し、クランク軸側楕円ギヤの回転中心O、バランサ
ー軸側の楕円ギヤの回転中心O1、両楕円ギヤの噛合点
02とすると、0−02が最大、0L−02が最小とな
る点のクランク軸の位置を、上死点時のクランク位置に
対して角度ψの位置と、角度ψの位置を概ね、ピストン
・コネクティングロッド等の往復運動部で発生する慣性
偶力の一次成分と二次成分の位相差と等しくシ、又、こ
の時のバランスウェイトの回転角θは、往復運動部によ
り発生する慣性偶力の一次成分と、バランサーにより発
生する慣性偶力が一次成分の位相とが概ね等しくなるよ
うにしたので、第14図品如く、慣性偶力の二次成分ま
ソ・り良ど除去され、バランサーなしに比べ、約95%
の低減がおこなわれており、振動低減に大きな効果があ
るのである。
第14図は、コネクティングロッド長L1に対するクラ
ンク半径L2の比Ll/L2=3.4であり、楕円ギヤ
4・5の離心率はε=0.07の場合である。この場合
の角度ψを、慣性偶力の位相差と等しくすることにより
、第15図に示す往復動部から発生する慣性偶力の一次
、二次成分の位相差と、第16図のバランサーから発生
ずる位相差を等しくすることができ、バランサー回転角
θを、バランサーにより発生する偶力の一次成分の位相
と、往復動部の慣性偶力の位相と等しくすることにより
、バランスさせることができるのである。
ンク半径L2の比Ll/L2=3.4であり、楕円ギヤ
4・5の離心率はε=0.07の場合である。この場合
の角度ψを、慣性偶力の位相差と等しくすることにより
、第15図に示す往復動部から発生する慣性偶力の一次
、二次成分の位相差と、第16図のバランサーから発生
ずる位相差を等しくすることができ、バランサー回転角
θを、バランサーにより発生する偶力の一次成分の位相
と、往復動部の慣性偶力の位相と等しくすることにより
、バランスさせることができるのである。
又、慣性力の一次成分、′二次成分、高次成分について
も、バランサーが非等速回転をし、角速度、角加速度を
変化させることにより、高次成分までバランスさせるこ
とができたのである。
も、バランサーが非等速回転をし、角速度、角加速度を
変化させることにより、高次成分までバランスさせるこ
とができたのである。
第1図は本件発明の一実施例を示ず往復動機関の全体の
概略図、第2図はその側面図、第3図は楕円ギヤを偏心
ギヤに変更した場合の全体の概略図、第4図はバランサ
ー軸に対するバランサーの配置を示す図面、第5図は楕
円ギヤ4・5の噛合状態を示す図面、第6図より第13
図は楕円ギヤのうち、クランク軸側楕円ギヤ4が略45
°づつ回転した状態の連続図面、第14図は3気筒2軸
バランサーによる慣性偶力の釣り合いを示す図面である
。 第15図はバランサーなしの時の慣性偶力の次数解析結
果を示す表、第16図はバランサーにより発生した慣性
偶力の次数解析結果の表である。 1・・・ピストン 2・・・コネクティングロッド 3・・・クランク軸 4・5・・・楕円ギヤ 4・5・・・偏心ギヤ 6・・・アイドルギヤ 7・8・・・バランサーギヤ 9a ・9b ・10a ・10b −バランサー11
・12・・・バランサーギヤ軸 15・・・アイドルギヤ軸 P・・・ピストン軸線 出願人 ヤンマーディーゼル株式会社 代理人 弁理士 矢 野 寿 −部 第3図 第4図 手続ネIIi正書(方式) 昭和59年 6月27日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 昭和59年 特 許 願 第27846号2、発明の名
称 多気筒往復動機関における2軸ハランザー装置3、補正
をする者 事件との関係 出願人 住 所 大阪市北区茶屋町一番三二号 名 称 ヤンマーディーゼル株式会社 代表者山岡淳男 4、代理人 住 所 大阪市南区南船場1丁目11番9号長堀八千代
ビル 昭和59年5月9日(発送日も昭和59年5月29日)
6、補正の対象 7、補正の内容 (11明細書第11頁第3行目の「第15図」を「次表
1」に訂正致します。 (2)明細書第11頁第4行目の1第16図」を1次表
2」に訂正致しまず。 (3)明細書第11頁第9行目と第10行目の間に下記
の表を挿入致しまず。 [表1 表2 (4)明細書第12頁第2行目の「3気筒2軸」を「3
気筒2軸楕円ギヤ」と補正致します。 (5)明細書第12頁第4行目より第6行目の[第15
図は・・・・・・表である。」を削除致します。 (6)図面第15図・第16図を削除致しまず。 (7)図面第14図を別紙のとおり補正致します。
概略図、第2図はその側面図、第3図は楕円ギヤを偏心
ギヤに変更した場合の全体の概略図、第4図はバランサ
ー軸に対するバランサーの配置を示す図面、第5図は楕
円ギヤ4・5の噛合状態を示す図面、第6図より第13
図は楕円ギヤのうち、クランク軸側楕円ギヤ4が略45
°づつ回転した状態の連続図面、第14図は3気筒2軸
バランサーによる慣性偶力の釣り合いを示す図面である
。 第15図はバランサーなしの時の慣性偶力の次数解析結
果を示す表、第16図はバランサーにより発生した慣性
偶力の次数解析結果の表である。 1・・・ピストン 2・・・コネクティングロッド 3・・・クランク軸 4・5・・・楕円ギヤ 4・5・・・偏心ギヤ 6・・・アイドルギヤ 7・8・・・バランサーギヤ 9a ・9b ・10a ・10b −バランサー11
・12・・・バランサーギヤ軸 15・・・アイドルギヤ軸 P・・・ピストン軸線 出願人 ヤンマーディーゼル株式会社 代理人 弁理士 矢 野 寿 −部 第3図 第4図 手続ネIIi正書(方式) 昭和59年 6月27日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 昭和59年 特 許 願 第27846号2、発明の名
称 多気筒往復動機関における2軸ハランザー装置3、補正
をする者 事件との関係 出願人 住 所 大阪市北区茶屋町一番三二号 名 称 ヤンマーディーゼル株式会社 代表者山岡淳男 4、代理人 住 所 大阪市南区南船場1丁目11番9号長堀八千代
ビル 昭和59年5月9日(発送日も昭和59年5月29日)
6、補正の対象 7、補正の内容 (11明細書第11頁第3行目の「第15図」を「次表
1」に訂正致します。 (2)明細書第11頁第4行目の1第16図」を1次表
2」に訂正致しまず。 (3)明細書第11頁第9行目と第10行目の間に下記
の表を挿入致しまず。 [表1 表2 (4)明細書第12頁第2行目の「3気筒2軸」を「3
気筒2軸楕円ギヤ」と補正致します。 (5)明細書第12頁第4行目より第6行目の[第15
図は・・・・・・表である。」を削除致します。 (6)図面第15図・第16図を削除致しまず。 (7)図面第14図を別紙のとおり補正致します。
Claims (2)
- (1) 多気筒往復動機関において、z軸より成るバラ
ンサー軸の駆動系統中に楕円歯車達を介装し、クランク
軸側楕円ギヤの回転中心0、バランサー軸側の楕円ギヤ
の回転中心01、両楕円ギヤの噛合点02とすると、0
−02が最大、01−02が最小となる時のクランク軸
の位置を上死点時のクランク位置に対して角度ψの位置
とし、角度ψΦ値を概ねピストン・コネクティングロッ
ド等の往復運動部で発生する慣性偶力の一次成分と、二
次成分の位相差と略等しくし、又、この時のバランスウ
ェイトの回転角θは往復運動部により発生する慣性偶力
の一次成分と、バランサーにより発生する慣性偶力の一
次成分の位相とが概ね等しくなるようにしたことを特徴
とする多気筒機関往復動機関における2軸バランサー装
置。 - (2) 特許請求の範囲第1項記載の楕円ギヤを偏心ギ
ヤにて構成したことを特徴とする多気筒往復動機関にお
ける2軸バランサー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2784684A JPS60172748A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 多気筒往復動機関における2軸バランサ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2784684A JPS60172748A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 多気筒往復動機関における2軸バランサ−装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60172748A true JPS60172748A (ja) | 1985-09-06 |
Family
ID=12232280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2784684A Pending JPS60172748A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 多気筒往復動機関における2軸バランサ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60172748A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010144857A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関におけるバランス装置 |
FR2971571A1 (fr) * | 2011-02-15 | 2012-08-17 | Renault Sas | Moteur a combustion interne equipe d'arbres d'equilibrage et procede de pilotage d'un tel moteur |
JP2013520612A (ja) * | 2010-02-25 | 2013-06-06 | ヨンヒ イ | クランク構造の動力伝達装置 |
-
1984
- 1984-02-15 JP JP2784684A patent/JPS60172748A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010144857A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関におけるバランス装置 |
JP2013520612A (ja) * | 2010-02-25 | 2013-06-06 | ヨンヒ イ | クランク構造の動力伝達装置 |
FR2971571A1 (fr) * | 2011-02-15 | 2012-08-17 | Renault Sas | Moteur a combustion interne equipe d'arbres d'equilibrage et procede de pilotage d'un tel moteur |
WO2012110722A1 (fr) * | 2011-02-15 | 2012-08-23 | Renault S.A.S. | Moteur à combustion interne équipé d'arbres d'équilibrage et procédé de pilotage d'un tel moteur |
US8783222B2 (en) | 2011-02-15 | 2014-07-22 | Renault S.A.S. | Apparatus and method of control of balance shafts in an engine |
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