JPS60172747A - 往復動機関における一軸バランサ−装置 - Google Patents
往復動機関における一軸バランサ−装置Info
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- JPS60172747A JPS60172747A JP2784584A JP2784584A JPS60172747A JP S60172747 A JPS60172747 A JP S60172747A JP 2784584 A JP2784584 A JP 2784584A JP 2784584 A JP2784584 A JP 2784584A JP S60172747 A JPS60172747 A JP S60172747A
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- Japan
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- balancer
- gear
- shaft
- elliptical
- crank
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 6
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 241001071861 Lethrinus genivittatus Species 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/22—Compensation of inertia forces
- F16F15/26—Compensation of inertia forces of crankshaft systems using solid masses, other than the ordinary pistons, moving with the system, i.e. masses connected through a kinematic mechanism or gear system
- F16F15/264—Rotating balancer shafts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本件発明は、往復動機関における一軸バランサー機構に
関するものである。
関するものである。
一般にピストンの往復動をクランク軸にて回転運動に変
える往復動機関においては、ピストン、コネクティング
ロッド、クランク軸等の往復動部の移動により発生する
慣性力または、慣性偶力に□より大きな振動が発生する
のである。
える往復動機関においては、ピストン、コネクティング
ロッド、クランク軸等の往復動部の移動により発生する
慣性力または、慣性偶力に□より大きな振動が発生する
のである。
この慣性力に対して釣り合いをとるべ(往復運動部の動
きと逆方向に動くバランサーをバランサー軸上に設けて
いるのである。
きと逆方向に動くバランサーをバランサー軸上に設けて
いるのである。
本発明は一軸より成るバランサーの駆動を、非等速運動
を行なう楕円ギヤや、偏心ギヤにて行い、バランサーを
非等速回転させて、従来の円ギヤにより駆動されていた
バランサー装置ではとれなかった慣性力の高次成分の力
に対してもバランスを得で、振動の少ないエンジンとし
た1、ものである。
を行なう楕円ギヤや、偏心ギヤにて行い、バランサーを
非等速回転させて、従来の円ギヤにより駆動されていた
バランサー装置ではとれなかった慣性力の高次成分の力
に対してもバランスを得で、振動の少ないエンジンとし
た1、ものである。
(ロ)従来技術 ゛
同一出願人により、特願昭58−213032号とし、
二輪バランサー装置においで、楕円ギヤや、偏心んギヤ
等の非等速伝達装置を介装した装置が出願されている。
二輪バランサー装置においで、楕円ギヤや、偏心んギヤ
等の非等速伝達装置を介装した装置が出願されている。
この先願の場合には、バランサー軸を2本設けて、逆回
転するバランサーを設けたので、慣性力の二次成分をも
釣り合わずことができていたのである。
転するバランサーを設けたので、慣性力の二次成分をも
釣り合わずことができていたのである。
(ハ)発明の目的
これに対して本件発明は、バランサーを1個として、バ
ラン号−軸も一本とした一軸バランサー装置において、
クランク角度と、楕円ギヤの初期設定位置を改善するこ
とにより、従来−次一軸バランサーにおいてはとれなか
った慣性力または、慣性偶力の二次成分を大きく減少さ
せたものである。
ラン号−軸も一本とした一軸バランサー装置において、
クランク角度と、楕円ギヤの初期設定位置を改善するこ
とにより、従来−次一軸バランサーにおいてはとれなか
った慣性力または、慣性偶力の二次成分を大きく減少さ
せたものである。
(ニ)発明の構成
本件発明の目的は、以上の如くであり、添付の図面に示
した実施例の構成に基づいて、本件発明の詳細な構成を
説明すると。
した実施例の構成に基づいて、本件発明の詳細な構成を
説明すると。
第1図は、本件発明の一実施例を示す往復動機関の全体
の概略図。第2図は、その側面図。第3図ば楕円ギヤ4
・5の噛合状態を示す図面。第4図より第11図は、楕
円ギヤのうちクランク軸側楕円ギヤ4が略45°づつ回
転した状態の連続図面である。
の概略図。第2図は、その側面図。第3図ば楕円ギヤ4
・5の噛合状態を示す図面。第4図より第11図は、楕
円ギヤのうちクランク軸側楕円ギヤ4が略45°づつ回
転した状態の連続図面である。
第1図、第2図において、内燃機関等のシリンダー内を
ピストン1が往復動する。ピストン1はピストンピン1
4を介してコネクティングロッド2に連結される。コネ
クティングロッド2はクランクシャフト3に軸受を介し
て枢結されている。
ピストン1が往復動する。ピストン1はピストンピン1
4を介してコネクティングロッド2に連結される。コネ
クティングロッド2はクランクシャフト3に軸受を介し
て枢結されている。
クランクシャフト3の一端には、クラン−クシャフト3
の回転変動をなくし、慣性回転力を与えるフライホイー
ル13が固設されている。又、クランクシャフト3の他
端には、本件発明の要部である楕円ギヤ4が設けられて
し)る。楕円ギヤ4はアイドルギヤ軸15の楕円ギヤ5
と常時噛合している。
の回転変動をなくし、慣性回転力を与えるフライホイー
ル13が固設されている。又、クランクシャフト3の他
端には、本件発明の要部である楕円ギヤ4が設けられて
し)る。楕円ギヤ4はアイドルギヤ軸15の楕円ギヤ5
と常時噛合している。
アイドルギヤ軸15は楕円ギヤ4・5の組合せにより変
動回転をし、アイドルギヤ6がバ(ランサー軸12上の
バランサーギヤ7と噛合している。
動回転をし、アイドルギヤ6がバ(ランサー軸12上の
バランサーギヤ7と噛合している。
アイドルギヤ6と、バランサーギヤ7は同一の歯数であ
り、クランク軸3の一回転に対し、バランサー軸ギヤも
一回転するのである。
り、クランク軸3の一回転に対し、バランサー軸ギヤも
一回転するのである。
バランサーギヤ7にバランサ−9が固設されている。こ
のバランサー9の位置は、慣性力の一次成分とバランス
ずべく、ビス(・ン1と丁度逆の位置に来るようにして
いる。
のバランサー9の位置は、慣性力の一次成分とバランス
ずべく、ビス(・ン1と丁度逆の位置に来るようにして
いる。
即ち、第1図の角度θが、クランク軸が回転し上死点位
置に至った時に180°となるように決められているの
である。従来の一軸パランサー装置はこのバランサー9
による一次成分のバランスのみを行っていたのである。
置に至った時に180°となるように決められているの
である。従来の一軸パランサー装置はこのバランサー9
による一次成分のバランスのみを行っていたのである。
第13図は従来の一軸バランザー装置による慣性力の釣
り合いを示す図面である。この場合には、円形ギヤによ
りバランサーギヤを駆動し、ピストンと丁度逆の位置に
バランサー9が配置するように構成されているので、ピ
ストンの摺動方向、ffIIら、第1図のピストンのピ
ストンピン14と、クランク軸3の中心0と、バランサ
ー軸12の中心03を結ふピストン軸直交方向の慣性力
のバランスは殆んど均衡しているのである。これに対し
て、ピストン軸方向の慣性力のバランスは、残ってしま
っていたのである。そしてトータル力のRMS値が高い
山を形成するので、振動の感覚値が悪かつたのである。
り合いを示す図面である。この場合には、円形ギヤによ
りバランサーギヤを駆動し、ピストンと丁度逆の位置に
バランサー9が配置するように構成されているので、ピ
ストンの摺動方向、ffIIら、第1図のピストンのピ
ストンピン14と、クランク軸3の中心0と、バランサ
ー軸12の中心03を結ふピストン軸直交方向の慣性力
のバランスは殆んど均衡しているのである。これに対し
て、ピストン軸方向の慣性力のバランスは、残ってしま
っていたのである。そしてトータル力のRMS値が高い
山を形成するので、振動の感覚値が悪かつたのである。
本件発明においては、クランク軸側の楕円ギヤの回転中
心01、両楕円ギヤの噛合点02とすると、0−02が
最大で、01−02が最小となる時のクランク軸の位置
を上死点時のクランク位置に対して角度ψとし、ψの値
を慣性力の一次成分と二次成分の位相差と等しくしたの
で、本バランサーにおいて発生する力の一次成分と二次
成分の位相差が慣性力の位相差とほぼ等しくなり、第1
2図に示す如く、ピストン軸方向の慣性力のバランスも
成る程度とれて、ピストン軸と直角方向の慣性力のバラ
ンスも成る程度とれて、それを合成したトータル力のR
MS値が上下のンイラつきがなくなり、力のRMSがほ
ぼ一定となることにより、振動の感覚値が良くなるので
ある。 、(従来の一軸ハランサー装置の場合には、第
13図のトータル力のRMS値に示す如く、上下にハラ
つきが大となり、振動の感覚値が悪かったのであ ゛る
。
心01、両楕円ギヤの噛合点02とすると、0−02が
最大で、01−02が最小となる時のクランク軸の位置
を上死点時のクランク位置に対して角度ψとし、ψの値
を慣性力の一次成分と二次成分の位相差と等しくしたの
で、本バランサーにおいて発生する力の一次成分と二次
成分の位相差が慣性力の位相差とほぼ等しくなり、第1
2図に示す如く、ピストン軸方向の慣性力のバランスも
成る程度とれて、ピストン軸と直角方向の慣性力のバラ
ンスも成る程度とれて、それを合成したトータル力のR
MS値が上下のンイラつきがなくなり、力のRMSがほ
ぼ一定となることにより、振動の感覚値が良くなるので
ある。 、(従来の一軸ハランサー装置の場合には、第
13図のトータル力のRMS値に示す如く、上下にハラ
つきが大となり、振動の感覚値が悪かったのであ ゛る
。
本発明によるバランス後の慣性力は、従来の−軸バラン
サーの場合に比較し、約64%となり振動低減に多大な
効果がある。
サーの場合に比較し、約64%となり振動低減に多大な
効果がある。
第3図は、楕円ギヤ4・5の拡大図であり、第4図より
第11図は楕円ギヤのうち、クランク軸側楕円ギヤ4が
略45°づつ回転した状態の連結図面である。
第11図は楕円ギヤのうち、クランク軸側楕円ギヤ4が
略45°づつ回転した状態の連結図面である。
第12図は本発明のバランサー装置による慣性力の釣り
合いを示す図面、第13図は従来の一軸バランザー装置
による釣り合いを示す図面、第14図は、楕円ギヤを偏
心ギヤにした場合の図面である。
合いを示す図面、第13図は従来の一軸バランザー装置
による釣り合いを示す図面、第14図は、楕円ギヤを偏
心ギヤにした場合の図面である。
第4図の0−02が最大、01−02が最小の状態から
クランク軸3が約45′回転するとバランサー軸12に
つながるアイドルギヤ軸15は45°以上の回転を行な
うのである。それから徐々にクランク軸3の約45°の
回転に対して、アイドルギヤ軸15の回転角は小さくな
り、第8図の0−02が最小01−02が最大の状態至
る近辺において、アイドルギヤ軸の回転はクランク軸3
0回転角約45゜に対し、45°以下となるのである。
クランク軸3が約45′回転するとバランサー軸12に
つながるアイドルギヤ軸15は45°以上の回転を行な
うのである。それから徐々にクランク軸3の約45°の
回転に対して、アイドルギヤ軸15の回転角は小さくな
り、第8図の0−02が最小01−02が最大の状態至
る近辺において、アイドルギヤ軸の回転はクランク軸3
0回転角約45゜に対し、45°以下となるのである。
又、そこから徐々にクランク軸の回転に対して、アイド
ルギヤ軸の回転が速(なって、第4図の状態に戻るので
ある。即ち、第11図の状態から第4図の段階に戻る時
点では、クランク軸の約45”の回転に対して、アイド
ルギヤ軸は45°以上の回転を行なうのである。
ルギヤ軸の回転が速(なって、第4図の状態に戻るので
ある。即ち、第11図の状態から第4図の段階に戻る時
点では、クランク軸の約45”の回転に対して、アイド
ルギヤ軸は45°以上の回転を行なうのである。
(ホ)発明の作用
本件発明の構成は以上の如くであり、次に作用の説明を
すると。
すると。
第1図、第2図において、従来の一輪形のバランサー装
置の場合には、楕円ギヤ4・5が普通の円形ギヤである
ので、この円形ギヤ4・5からは慣性力が生じなかった
のである。
置の場合には、楕円ギヤ4・5が普通の円形ギヤである
ので、この円形ギヤ4・5からは慣性力が生じなかった
のである。
故に、ピストン1、コネクティングロッド2、クランク
軸30回転移動系により発生するピスト′軸方向0慣性
力成分F゛と・’?X)″′C,M直交方向の慣性力成
分Fyにバランスするバランサー9を、バランサーギヤ
に設けていたのである。しかし慣性力成分FxとFyは
大きさが相違するので一個のバランサー9のみでは両方
にバランスさせる慣性力を発生することは出来ず、結果
として、第13図の如くピストン軸と直角方向の慣性力
成分FVにバランスするバランサーにするとピストン軸
方向の慣性力成分Fxのバランスできない部分が残って
いたのである。
軸30回転移動系により発生するピスト′軸方向0慣性
力成分F゛と・’?X)″′C,M直交方向の慣性力成
分Fyにバランスするバランサー9を、バランサーギヤ
に設けていたのである。しかし慣性力成分FxとFyは
大きさが相違するので一個のバランサー9のみでは両方
にバランスさせる慣性力を発生することは出来ず、結果
として、第13図の如くピストン軸と直角方向の慣性力
成分FVにバランスするバランサーにするとピストン軸
方向の慣性力成分Fxのバランスできない部分が残って
いたのである。
この従来例に対して、本件発明はピストン軸の方向に対
して、角度aだけ傾斜した0−01軸線上に、M量の偏
心した楕円ギヤ連4・5を設けたのである。そしてこの
楕円ギヤ連の回転による慣性力が0−O1軸線上に対し
て、軸線方向と、軸線と直角方向とに分力可能な力を発
生ずるのである。
して、角度aだけ傾斜した0−01軸線上に、M量の偏
心した楕円ギヤ連4・5を設けたのである。そしてこの
楕円ギヤ連の回転による慣性力が0−O1軸線上に対し
て、軸線方向と、軸線と直角方向とに分力可能な力を発
生ずるのである。
そして、この楕円ギヤの噛合状態が0−02が最大、0
2−01が最小と、最も重心がピストンの位置に対して
遠くなる状態のクランク軸のピストン軸に対する角度ψ
を、−次成分と二次成分の位相差と等しくしたので、ピ
ストン1、コネクティングロッド2系により発生する慣
性力の二次成分、−次成分と、楕円ギヤにより発生する
慣性力の一次成分、二次成分がバランスして、バランサ
ー9だけではとれなかったピストン軸方向慣性力の非バ
ランス成分と成る程度バランスさせることができたので
ある。これが第12図の山の低(なったピストン軸方向
のバランス後の慣性力である。
2−01が最小と、最も重心がピストンの位置に対して
遠くなる状態のクランク軸のピストン軸に対する角度ψ
を、−次成分と二次成分の位相差と等しくしたので、ピ
ストン1、コネクティングロッド2系により発生する慣
性力の二次成分、−次成分と、楕円ギヤにより発生する
慣性力の一次成分、二次成分がバランスして、バランサ
ー9だけではとれなかったピストン軸方向慣性力の非バ
ランス成分と成る程度バランスさせることができたので
ある。これが第12図の山の低(なったピストン軸方向
のバランス後の慣性力である。
しかし、楕円ギヤによるピストン軸直交方向の慣性力成
分が卑われるので、これが点線により示されているので
ある。両者の非バランス慣性力のトータル力のRMS値
は、従来の場合よりも小となるのである。
分が卑われるので、これが点線により示されているので
ある。両者の非バランス慣性力のトータル力のRMS値
は、従来の場合よりも小となるのである。
又、楕円ギヤ4・5によりバランサー9の角速度、角加
速度を変化させることによりバランサ−9が最適な不規
則回転をし、慣性力の一次、二次成分だけではなく、高
次成分をも取り去ることができたのである。
速度を変化させることによりバランサ−9が最適な不規
則回転をし、慣性力の一次、二次成分だけではなく、高
次成分をも取り去ることができたのである。
以上の如く本件発明は、往復動機関において、−軸より
成るバランサー軸の駆動系統中に楕円歯車連を介装し、
クランク軸側楕円ギヤの回転中心0、バランサー軸側の
楕円ギヤの回転中心01、両楕円ギヤの噛合点02、と
すると、01−02が最小となる時のクランク軸の位置
を上死点時のクランク位置に対して角度ψの位置とし、
角度ψの値を概ね慣性力の一次成分と二次成分の位相差
と等しくしたので第12図に示す如く、二次成分まで除
去され、従来の一軸ハランサー装置に比較して、約36
%低減されており、振動低減に大きな効果が認められる
のである。又、第12図と第13図との比較により判る
如く、力の絶対値は本発明の場合は、はぼ一定となり、
振動の感覚値も良くなるのである。
成るバランサー軸の駆動系統中に楕円歯車連を介装し、
クランク軸側楕円ギヤの回転中心0、バランサー軸側の
楕円ギヤの回転中心01、両楕円ギヤの噛合点02、と
すると、01−02が最小となる時のクランク軸の位置
を上死点時のクランク位置に対して角度ψの位置とし、
角度ψの値を概ね慣性力の一次成分と二次成分の位相差
と等しくしたので第12図に示す如く、二次成分まで除
去され、従来の一軸ハランサー装置に比較して、約36
%低減されており、振動低減に大きな効果が認められる
のである。又、第12図と第13図との比較により判る
如く、力の絶対値は本発明の場合は、はぼ一定となり、
振動の感覚値も良くなるのである。
第1図は本件発明の一実施例を示す往復動機関の全体の
概略図、第2図はその側面図、第3図は楕円ギヤ4・5
の噛合状態を示す図面、第4図より第1I図は、楕円ギ
ヤのうち一クランク軸側楕円ギヤ4が略45°づつ回転
した状態の連続図面、第12図は本発明のバランサー装
置による慣性力の釣り合いを示す図面、第13図は従来
の一軸ハランサー装置による釣り合いを示す図面、第1
4図は楕円ギヤを偏心ギヤにした場合の図面である。 ■・・・ピストン 2・・・コネクティングロッド3・
・・クランク軸 4・5・・・楕円ギヤ7・・・バラン
サーギヤ 9・・・バランサー12・・・バランザー軸 出願人 ヤンマーディーゼル株式会社 代理人 弁理士 矢 野 寿 −部 手続補正書(方式) 1.事件の表示 昭和59年 特 許 願 第27845号2、発明の名
称 往復動機関における一軸バランサー装置3、補正をする
者 。 事件との関係 出願人 住 所 大阪市北区茶屋町一番三二号 名 称 ヤンマーディーゼル株式会社 代表者山岡淳男 4、代理人 住 所 大阪市南区南船場1丁目11番9号長堀八千代
ビル 昭和59年5月9日(発送日:昭和59年5月29日)
6、補正の対象 7、補正の内容 fl+明細書第7頁第7行目より第9行目の「第12図
は・・・・・・示す図面」を「第12図は本発明の楕円
又は偏心−軸ハランサーによる慣性力の釣り合いを示す
図面、第13図は従来の一軸バランサー装置による慣性
力の釣り合いを示す図面」に補正致します。 (2)明細吉第11頁第14行目より第17行目の「第
12図は・・・・−・示す図面」を「第12図は本発明
の楕円又は偏心−軸パランサーによる慣性力の釣り合い
を示す図面、第13図は従来の一軸ハランサー装置によ
る慣性力の釣り合いを示す図面」に補正致します。 (3)図面第12図・第13図を別紙のとおり補正致し
まず。
概略図、第2図はその側面図、第3図は楕円ギヤ4・5
の噛合状態を示す図面、第4図より第1I図は、楕円ギ
ヤのうち一クランク軸側楕円ギヤ4が略45°づつ回転
した状態の連続図面、第12図は本発明のバランサー装
置による慣性力の釣り合いを示す図面、第13図は従来
の一軸ハランサー装置による釣り合いを示す図面、第1
4図は楕円ギヤを偏心ギヤにした場合の図面である。 ■・・・ピストン 2・・・コネクティングロッド3・
・・クランク軸 4・5・・・楕円ギヤ7・・・バラン
サーギヤ 9・・・バランサー12・・・バランザー軸 出願人 ヤンマーディーゼル株式会社 代理人 弁理士 矢 野 寿 −部 手続補正書(方式) 1.事件の表示 昭和59年 特 許 願 第27845号2、発明の名
称 往復動機関における一軸バランサー装置3、補正をする
者 。 事件との関係 出願人 住 所 大阪市北区茶屋町一番三二号 名 称 ヤンマーディーゼル株式会社 代表者山岡淳男 4、代理人 住 所 大阪市南区南船場1丁目11番9号長堀八千代
ビル 昭和59年5月9日(発送日:昭和59年5月29日)
6、補正の対象 7、補正の内容 fl+明細書第7頁第7行目より第9行目の「第12図
は・・・・・・示す図面」を「第12図は本発明の楕円
又は偏心−軸ハランサーによる慣性力の釣り合いを示す
図面、第13図は従来の一軸バランサー装置による慣性
力の釣り合いを示す図面」に補正致します。 (2)明細吉第11頁第14行目より第17行目の「第
12図は・・・・−・示す図面」を「第12図は本発明
の楕円又は偏心−軸パランサーによる慣性力の釣り合い
を示す図面、第13図は従来の一軸ハランサー装置によ
る慣性力の釣り合いを示す図面」に補正致します。 (3)図面第12図・第13図を別紙のとおり補正致し
まず。
Claims (2)
- (1)往復動機関において、−軸より成るバラン号−軸
の駆動系統中に楕円歯車達を介装し、クランク軸側楕円
ギヤの回転中心0、バランサー軸側の楕円ギヤの回転中
心016、両楕円ギヤの噛合点02、とすると、01−
02が最小となる時のクランク軸の位置を上死点時のク
ランク位置に対して角度ψの位置とし、角度ψΦ値を概
ね慣性力の一次成分と二次成分の位相差と等しくしたこ
とを特徴とする往復動機関における一軸バラン号−装置
。 - (2) 特許請求の範囲第1項の記載の楕円ギヤを偏心
ギヤにて構成したことを特徴とする往復動機関における
一軸バランサー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2784584A JPS60172747A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 往復動機関における一軸バランサ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2784584A JPS60172747A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 往復動機関における一軸バランサ−装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60172747A true JPS60172747A (ja) | 1985-09-06 |
Family
ID=12232250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2784584A Pending JPS60172747A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 往復動機関における一軸バランサ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60172747A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020071676A (ko) * | 2001-03-07 | 2002-09-13 | 오동수 | 왕복기관의 크랭크 순간 변속기 |
US20150068337A1 (en) * | 2012-04-13 | 2015-03-12 | Irek Abudarovich Galeev | Internal combustion engine |
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1984
- 1984-02-15 JP JP2784584A patent/JPS60172747A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20020071676A (ko) * | 2001-03-07 | 2002-09-13 | 오동수 | 왕복기관의 크랭크 순간 변속기 |
US20150068337A1 (en) * | 2012-04-13 | 2015-03-12 | Irek Abudarovich Galeev | Internal combustion engine |
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